専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

気仙沼

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今回の東北営業では、久し振りに気仙沼のO商店さんにうかがうことができました。というよりも、震災直後にお邪魔して以来ここ数年はお会いできてなかったもんだから、今年の東北営業の主要目的としてOさんの顔を見るってことを掲げて計画を立てた面もありましたね(笑)。気仙沼と言えば、大震災の津波の被害を大きく受けた所ですから、復興の様子も目の当たりにしてきました。

詳しいことはまた明日書くとして、今日はズラっと写真を並べて簡単にご説明しておくことにしますね。いろいろ見てきましたけど、ひとつひとつしゃべり始めたら一週間分くらいの記事になっちゃいそうです(汗)。Oさんと過ごした時間も楽しかったですから、いろんな意味で思い出深い一日になりましたね。

【1枚目】学校のグランドに建てられた仮設住宅は撤去が始まってました。前回お邪魔した時には、この中に暮らしていたOさんの隣の空き部屋に泊めてもらったんでした。とても懐かしい気持ちでしたが、住居に関してはまだ問題も多いらしいです。ただ、これで子供達はようやくグランドで運動ができるようになるんでしょう。

【2枚目】O商店さんの仮設の倉庫。Oさんの住宅は完成してもうお住まいになってますが、お店の方はまだまだ手も付いていない状況で、かと言って仮設の店舗にそれほどお金をかけるわけにもいかず、お店としては動くに動けない部分が多いそうです。まだまだ、日常が戻ってきていない印象でした。

【3枚目】港のすぐ脇の、O商店の跡地。同じ場所に新店舗を構えようと建設に向けて動き出していたにもかかわらず、計画はとん挫しているんだとか。井戸も掘り直して、盛り土も入れ始めたのに中断状態みたいです。その辺の話は、また明日にしますね。

【4枚目】漁港は既に全て改修が終わっているようでした。湾岸も整備されて、漁業自体はこれまで通りの仕事ができるようになっているみたいです。Oさん所有の小さな漁船も置いてあって、漁ができる日にはOさんも海へ出ているそうです。

【5枚目】とにかく、海沿いには全て防潮堤を築くっていうことで、画面の奥に写っているような巨大なコンクリートの壁が作られつつありました。これも、国と県と市との管轄の違いで上手く進捗しない部分もあって、地元としても苦慮しているんだとか。

【6枚目】震災遺構として残される予定の学校の校舎。その周りはあまりに荒涼とした平地でしたが、そんな場所がまだそこここに見られる気仙沼でしたね。津波の恐ろしさとか、復興の難しさや、人間のひ弱さを感じざるを得ません。

【7枚目】有名な奇跡の一本松。津波の直後には残ってはいたものの、結果的には枯れてしまって、それでも復興のシンボルとして人工的に加工されて残されています。やっぱり、生きてるっていう感じはしないものの、Oさんと一緒にしみじみ見上げてきました。


□□□ 明日もうちょっと続けますね □□□
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東北グルメ

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慌ただしい日が続いてますから、東北ネタの中で一番書き易い話題をいっときましょう。それは、美味しんぼネタです(笑)。多少酒蔵ブログとは離れるものの、誰でも興味を示していただける魔法のカテゴリーと言っていいでしょうね。日本酒だってグルメの一部ですから、それほど違和感もないはずですしね。

やっぱり、私のような山猿にとって、海の幸っていうのはこれほど心惹かれるものはないわけで、仙台や気仙沼といった海沿いの街で食べる新鮮なお魚は、本当に美味しく感じるものです。その他、東北には果物も山の幸もありますから、お世辞じゃなくって、仙台の繁華街は美味しい飲食店であふれている気がしますよ。

【1枚目】仙台日本酒フェストの出展者に当日出されるお弁当。たかがお弁当と思うなかれ。毎年、そんじょそこらじゃ手に入らないようなお弁当を用意してくれます。どうやら、お取引のある飲食店さんを泣かせて作ってもらっているみたいですが(笑)、今年は『はらこ飯』ってことで、サケの炊き込みご飯にイクラをかけて食べるっていう贅沢品でした。イベント前にたらふく食べて、メッチャやる気になりましたね。

【2枚目】ちょっと見ただけじゃお分かりにならないでしょう。なぜこれが美味しい話とつながるかは、真ん中に移っている鍋をご覧いただければ理解できるかと。これは、山形名物『大芋煮会』の会場脇を通った時に撮った写真です。その数日後がお祭りだってことでしたが、写真の印象よりはるかに馬鹿デカイ鍋を、河原に備え付けるだけでも大変な仕事みたいです。一度、その芋煮を食べてみたいもんですねぇ。

【3枚目】これが一番豪華でしょうか。気仙沼のお寿司屋さんで、超豪華なお昼をご馳走になりました。奥に写っているのは、雰囲気を出すためのノンアルビールですからお間違いなく(笑)。新鮮なカツオの刺身とか、名産のフカヒレのお寿司とか、何から何まで美味しかったですよ、マジで。今年は、久し振りに気仙沼までお邪魔できました。明日は、気仙沼レポートをお届けしますね。


□□□ 結局牛タンは食べそこないました(涙) □□□
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障子



東北営業ネタがまだ残ってますが、昨日仙台から帰ってきて今朝出社してみると、杜氏部屋が、と言うよりも会社の中全部が大騒ぎ状態で、とてもまともにパソコンに向かって記事が書ける状態じゃありませんから、ちょっと今日はその惨状(?)をご報告するブログにしときましょう。ま、ご心配頂くような事態じゃないんですけどね(笑)。

私が仙台に行っている間に障子の張り替えをやろうなんていう話にはなってたんです。長生社はお察しいただければお分かりの様に、完全に古い日本家屋的構造ですから、障子やふすまがそこら中に入っていて、ふすまに関してはやりようもありませんが、障子はたまーに張り替えないとみっともないことになっていっちゃいます(汗)。

なんて言っても、本当にたまーにで、それも目に付く所くらいしか手を付けませんから、古くなって茶色がかった障子がそこここにはまってたんです。気にはなっていたものの、実用的にそれ程問題はないとなると、人間なかなか重い腰は上げないものです(汗)。今年の夏に、あまりにひどくなったところに手を付けようかなんて話にはなってたんですけどね。

そこで、実際に張り替え作業をやろうってことになって、蔵の仕事が本格化する前に少し余裕もあったもんだから話も大きくなって、社内中の障子を何とかしようってことになったんです(汗)。経理をパートで担当してくれているオジサン社員が、家の障子張りは全部自分でやってるなんて自慢するもんだから、彼に陣頭指揮を執ってもらうことに(笑)。

っていう流れの中で、私がいない間に社内の障子がすべて外されて、張られたものも、紙が外されてスケルトンになったものもそこここに置いてあって、とてもいつものパソコンでブログが書ける状態じゃなかったわけです(笑)。これまでいつも障子が入っていた場所に何もないとかなり新鮮な気分ですけど、いったいいつまでこの戦争状態が続くんでしょうか・・・。


□□□ 仙台に行ってる間に3位転落です □□□
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ブロ友



『仙台日本酒フェスト』は今年も盛会のうちに終了しました。後は、主催者と参加蔵元と参加飲食店との大懇親会が残されるばかり(笑)。私も、昨年はここでしかお会いしない蔵元さん達との話に集中してしまって、かわしまさんと何も話し込めませんでしたから、今年は徹底的に話してやろうと思って最初から彼の隣に陣取って飲み始めたんですけどね。

かわしまさんとの付き合いはもう長いことになりますが、最初はブログからのスタートだったんです。ブロ友ってわけでもなかったんですけど、当時は彼も熱心にブログを書いていて、一緒にブログランキングにエントリーしていた縁もあって、ある時、「ホラ、ちょっと飲んでみてやるから、サンプルでも送って来い!」っていうノリでオファーがあったんです(笑)。

私も面白そうな酒屋さんが仙台にいるって思ってましたから、当時はまだ県外出荷なんてしていませんでしたけど、どんな反応になるのか試しに送ってみたっていう感じでしたね。そしたら、えらく気に入ってくれたみたいで、フンガフンガ言いながらびっくりするほどたくさん鶴を仙台で売ってくれたんです。こんなに大量に商品を送って代金が回収できるのか親父が心配する程(笑)。

そして、それと時を同じくして仲良くなったのが三重県で『酒屋八兵衛』を醸していた元坂酒造のとーこ姉貴でした。もうひとり北海道のバーのマスターBOSSと4人がブログ上でつるんで大騒ぎの毎日でしたね(笑)。この時のかわしまさんとの繋がりだけが、このブログが商売的に売り上げに貢献した例だったかもしれませんが・・・(汗)。

でも、その繋がりは今でも脈々と続いていて、私にとっても宝物になってます。別に、取引の相手っていうだけの関係じゃない、なんでも話せるいい友人としてお付き合いできていると思います。ま、その後信濃鶴は大した成長もなくここまできてますけど(涙)、かわしまさんは独立してお店を持って、ドンドンと拡大路線を歩んでおられますね。

当然、とーこ姉貴もこの日はフェストに参加していて、年に1回3人で顔を合わせて飲めるこの日の懇親会は最大の楽しみなわけです。1年分の積もる話をして、大いに飲みましたね。かわしまさんととーこ姉貴は、前日も夜中の2時まで飲んでたみたいですから、十分過ぎるほど話しができたはずです(笑)。この日だって午前様になりましたが、相変わらずこの2人はお酒が強過ぎだす(汗)。


□□□ 身体壊さないでねー □□□
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仙台日本酒フェスト



今回のメインイベントだった『仙台日本酒フェスト』は、常連読者ならご承知の通り『酒のかわしま』さんの主催する利き酒会で、300人のお客さんを入れての試飲会を2回行うという、かなりハードなスケジュールのイベントですが、東北地方での日本酒イベントとしてはあまりない規模でしょうし、私たち蔵元としても気合の入る一日になりますね。

1軒の酒販店さんがこれだけの人数を集められるってことはスゴイことですし、それだけじゃなくって前売り券も即日完売状態だったっていうんだから、潜在需要とすればもっと大きいっていう理解でいいんだと思います。先行予約券みたいなのを発行して交通整理したなんておっしゃってましたが、相変わらずの人気はさすがですね。

まぁ、とにかく会が始まっちゃえば、終了時間まではしゃべりっぱなしみたいになりますし、お客さんが混んできたりすればお酒を注いでるだけで手一杯ですが、例年お会いできる方もおられますし、私達も楽しみながらの2時間半はあっという間です。2セット目の方が疲れそうなもんですが、休憩時間中にリセットがかかっているのか、案外そうでもありません(笑)。

仙台に信濃鶴の名前を広げてくれたのは間違いなくかわしまさんで、もう10年以上お世話になっているわけですけど、新しい銘柄もドンドンと出てくる中で、それなりの需要を維持していただけているのは感謝感謝以外の何物でもありません。銘酒どころの東北ですが、全国から自分達の足で集めてきたお酒を販売していくスタイルも、お客さんに広く認知されてきているんでしょうね。

これまでの地道な販売のおかげで、仙台にもそれなりの数の鶴チューが存在します(笑)。造っているこちらが恐縮するくらいに鶴を愛してくれていて、日常のお酒に加えていただいているそうです。鶴の味とコスパがこんなにも理解いただけているのもかわしまさんのおかげでしょう。信濃鶴っていう銘柄はドエラク有名だと、大いなる誤解をなさっておられた方も数名おられたりして・・・(汗)。


□□□ まだ牛たん食べてないなぁ □□□
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