専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

うれしいメール

昨日迷惑メールを記事にしたので、今日はもらってうれしかったメールを皆さんにご紹介しましょう。しかし、こうやって並べてみると、意外と文章量があるんですよねぇ・・・(汗)。用意したメールを全て1日では並べられないので、今日はacbさんとブログ上でレッテルを題材にして、意見交換となった時の記事に対してのご意見を紹介します。始めの2通は酒販店の方から、3通目は信濃鶴をご愛飲くださっているブログ読者の方からです。送り主の皆さんには、許可を得てあります。

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毎日更新なさっているブログ楽しみに拝読しています。今日のタイトル「意固地よ永遠に」を読んでいる内に、貴殿の熱い気持ちが伝わってきて、何か伝えたい気持ちの高まりからメールを書いています。貴殿が敬愛する辛口サポーターacbさんのブログにも行ってみました。そこに記されていた以下の文章に一言云わせてください。

『私の考え方は、お洒落なレッテルにしちゃダメだっていう事です。そうすることで、今売れている数多くある有名銘柄と同じ印象になるからです。「ああ、また新しい酒が発掘されてきたのか」と思われないようにです。古くからの地酒が底力で這い上がって来たと思ってもらいたいからです。確かにテーブルの上に乗った時のイメージも大切で、現代の感覚に合ったものにすることも必要です。ほとんどの人はそう考えるでしょうし、私だってその考え方は分かります。でも、他と一緒じゃダメなんです。今の有名銘柄と同じことを目指してちゃダメなんです』

貴殿の考えは間違いないと私は断言したいです。貴殿が今まで時間を掛けて実現してきた事は、日本酒業界の現状では在り得ない奇跡といっても過言ではない事です。純米オンリー、地米オンリー、3アイテムだけの商品構成で成り立っている酒蔵なんて他には無いわけですから。価値あるオンリーワンだからこそ他に迎合したくない気持ちが良く解るし、やってきた事の信念がレッテルにも込められているという事なんですよね。超有名銘柄のサクセスストーリーは今更説明の必要もないでしょうが、やはり云えるべき事は、人まねじゃないオリジナル性が評価されたという事ですよね。

頑固で結構じゃないですか。貴殿が実現してきた事は並大抵ではなかったと想像していますし、その信念に共感を覚えて貴殿が醸すお酒を人に伝えたいと思う人がいるのも事実な訳です。小売店の立場の自分がなぜ信濃鶴に魅かれるかといえば、明確なポリシーに裏付けられた、他にはない個性を感じるからです。安易に他と迎合して埋没してしまう事を恐れる見識の高さに並々ならぬものを感じたのは私一人ではないでしょう。信念を貫く頑固さに精一杯の拍手を送ります。

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今回の一件については、受け取る人によってかなりの温度差があるようですが、根本に信濃鶴を応援しているという気持ちが皆様に共通しているのが解ります。

『きっと、どちらが正しいとか間違いだとかいう話じゃないんでしょう。でも、進むべき道は1本しか選べないんです。どれかを選択して、それをやりきるしかないと思います』

あなたが思うこの部分は、きっと我々業界人にしか深くは理解できないと思いますが、信濃鶴というブランドが輝くオンリーワンとして認められる為の決意をひしひしと感じます。田舎の零細な小売店ですが、精一杯応援させて頂きますので、よろしくお願い申し上げます。

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毎朝、acb社長→岳志さんとブログを拝見しております。良い師匠ですね。そして思いやりのある岳志さんですね。いろんなことがあると思いますが、切磋琢磨して長生社と岳志さんが成長される事を心から応援しております。

だからお願いです。acb社長より長生きして、弔辞を読んでください。だって当然岳志さんが若いんですから!!それで、ゆうべ晩酌しながら、酔った勢いでブログの続きのノリで、勝手ながらこんなのはどうでしょう。

「あなたのおかげでここまでこれました。でも、それはあなたの助言に忠実に従ったからではなく、あなたのいかなる辛口の助言にも素直に耳を傾け、その上で熟慮を重ね是々非々を私自身が判断した結果だと思います。しかしながら、あなたの忠告はいつも私の最終判断を良い方向に導いてくれました」と・・・。

草葉の陰で、acb社長は号泣して「岳志、俺が悪かった」と。いや、反対に「そうだろ。やっぱり俺のお陰だろ」って大笑い?

ガンマGTPが高いそうですね。あまり呑み過ぎないようにして下さいね。長生社の、信濃鶴の、そしてあなたの『想い』を、次の世代に伝えていく責任があなたの双肩にかかっているのですから。どうぞ、ご自愛下さい。

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勇気付けられるんですよ、この手のメールには。うれしいんだよなぁ・・・。それ程内容のあるブログだとは思いませんが、私の記事を読んで読者の皆さんも一緒に考えていてくれるっていう実感は、とても心強いものです。

私の記事に対する反対意見っていうのは、当然ながらめったに来ませんからね。みんなが私と同じ気持ちだなんて思っちゃいませんし、私の意見に同調してくれるからうれしいっていう事じゃありません。上のメールにもあるように、acbさんにしても読者の皆さんにしても、根本に信濃鶴を応援してくれている気持ちを感じるからです。

さてさて、皆さんのご意見を参考に、将来のシナリオを少し変えなくっちゃなりませんかねぇ・・・。そうかぁ、acbさんの方が先かぁ・・・。今から弔辞の原稿考えとかなきゃ・・・(笑笑笑)。

》》》》》》》》》》 【頑固者の話】
》》》》》》》》》》 【頑固者の話のおまけ】


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コメント

やっぱり!

おはようございます。
1位を退かれてから、毎日ワンクリック。
この位置が、読み手にも落ち着きます。
これからも、応援いたしますので・・・。読み忘れないように(笑)

  • 2008/06/12(木) 08:58:31 |
  • URL |
  • こめこめ #-
  • [ 編集 ]

意固地

最近感じるのは意固地や頑固をベースに、流れというか周囲に巻き込まれて新しいお客さんに触れたりすると、新しいチャンスを見つけることもあるんじゃないかということです。

  • 2008/06/12(木) 10:23:03 |
  • URL |
  • ヨコハマ #-
  • [ 編集 ]

>>やっぱり!

ワンクリックありがとうございます。
私も外に出ていない限りは、こめこめさんのブログを応援ポチしてますよ。
1位にずっといるのも、落ち着かない部分もあるんですよ(笑)。
2、3位にいるくらいが、気持ちがよかったりして・・・。
どっちにしても、少しは上の方にいた方がうれしいのは確かですから、お互い応援しあいましょうね!

  • 2008/06/12(木) 18:04:57 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

>>意固地

試飲会なんかをやると、その蔵のポリシーがはっきりしているお酒の方が人気が高いみたいです。
分かり易いからっていう部分もあると思いますが、その辺の頑固さも売りになっているかもしれません。
しかし、一番大事だと思うのはその頑固なポリシーに裏打ちされたお酒を飲んだ時に「美味しい」と思ってもらえるかどうかだと思います。
美味しくないんじゃぁ元も子もないんですが、いろんなこだわりを聞いて美味しいと感じることもありますから、その辺が入り組んで新しいチャンスにつながるんでしょうね。

  • 2008/06/12(木) 18:12:01 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

 岳志さん こんにちは
だめだぜ〜自分側の人達の意見ばかり聴いていちゃ・・・
このブログに来てくれるのはすでにあなたのファン
その結果が今の売り上げ!
(こりゃきつすぎたかなぁ・・・あんまりきついと抗議のメールに悩まされることになっちゃうからねぇ・・・)
まあ・・・・私にしたってラベルなんてどうでもいいんだよね・・・・ボトルも・・・
でもね 新規開拓が少しでもやりやすいようにって考えるわけですよ。
おしゃれな店に行って 「ありゃダサいね」って言われりゃ傷つくわけ・・・・・・・・・・分かる???
やっぱり売り上げの伸びが“うまさ”のバロメーターじゃないのかな?
これは唯一公正。
誰もが一定の納得をせざるを得ないし そうなれば従業員はハッピーだし 再投資して酒質を上げる事だってできるかもしれない
イタイイタイといってる 限界に近い冬場の労働も 任せる人がでてくるかもしれない・・・
あんな事言っていて 何年間 信濃鶴が続くんだい?? 
そこに不安は無いのかい???

信濃鶴ファンの皆様
毎度 岳志専務がお世話になっております。
真に 信濃鶴を考えたとき こんな意固地でどないするねん!って思いませんか?
その意固地振りを応援してどないするねん!
まあ ラベルなんてど〜〜でも良いんだけれど・・・
地元の酒として伸びて欲しいっていう気持ちからくるビジョンは 全国の誰もが知るようになること
おしゃれな店だって置きたくなる・・・・
そのためのサポートは うるさくてもしちゃうんだなぁ・・・・・
暇な時期に ゆっくり考えて 将来ビジョンと その達成方法を考えるっちゅうことも大事なのかも知らんよ

いったい 目的ってな〜に?
自分の好きな酒を 好きだといってくれる人と語ることなんかい???ってね。

今日はオープンで行きましょうね

またブログのねたにでも使って頂戴ませ

反対側にいるわけじゃないけど・・・・・全体を見たときは誰かが言うべきなんじゃないかな?

  • 2008/06/13(金) 23:48:35 |
  • URL |
  • acb #-
  • [ 編集 ]

>>acbさん

師匠!こりゃまた大量書き込みでんなぁ(笑)。
いつもメールでいただく分を、コメントでいただいたような形ですね。
このコメントを見て、「なるほどー」って思う人もいると思いますよ。
それに、acbさんが信濃鶴の内輪の人間だっていうことも分かるでしょう。
ブログ上であってもなくても、こういう会話ができる師匠なり友人を持つ事はなかなかできないことだと思います。
カチンときながらも、感謝感謝の気持ちでおります(笑)。
何度も言いますが、私は皆さんのご意見を意固地になってつっぱねているわけじゃぁありませんからね!
出来ない理由を並べてるんじゃなくて、こう思うからやらないっていう主張をしているまでです。
acbさんに勧められて何も知らなかったブログを始めたように、熟慮していいと思えば実行します。
これまでの、この業界のふがいなさゆえに、少し臆病になっている部分も否めませんが、一歩一歩着実に行きたいと思っています。
いつかacbさんをギャフンと言わせるために、今は努力しています(笑)。

  • 2008/06/17(火) 01:30:35 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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  • 2008/06/12(木) 00:39:06 |
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