
頑固だと言われることが多いんです。意固地と言われようが、意地っ張りと言われようが構いません。女房までそういうことを言うってことは、やっぱり私は頑固なんでしょう。何と言われようが、頑固なんだから仕方がありません(笑)。
ひとつの道を決めるまでに、私は相当な時間をかけます。しかし、一旦決めちまったら、よほどのことがない限りテコでも動きません。なぜなら、その事を決めるのに自分以上に考えた人間は他にはいないと確信しているからです。
そして、一旦決めたら、徹底的にそれをやり通したいんです。ちょっとやってみて、ダメならすぐに止めればいいやっていうような考え方は大嫌いです。だから、余計に決定までの時間を長く要するわけですが、それでいいと思っています。
そうやって決めた道は、どのような分野であれ本流でなくてはなりません。わき道にそれて迷子にならないように、遅くても、トロくても、格好悪くても着実に道の真ん中を歩きたいと思っているんです。一見効率が悪そうに見えても、それがより大きな成功にたどり着ける方法だと信じています。
そういう私を、心配して、何とかしようとして、そして多少イライラして見てくれている先輩がいます。それが、私の天敵acbさんです(笑)。私は、お酒造りでも会社の経営でもいい先輩方に恵まれていると思っていますが、そんな数ある先輩の中でacbさんほどズケズケと私に意見してくる先輩は他にいません(汗)。
長生社の株主だという立場もあるでしょうし、自分の後輩だという思いもあるからでしょうが、ブログのコメントやメールでしばしばご意見をいただきます。その都度核心を突いてくるので、やり込められてカチンときても反駁の余地がない事が多いんです(涙)。何でカチンとくるかと言えば、「そりゃ確かに正しい」っていう意見だからです。だから、天敵だっちゅうとるわけですけどね(笑)。
必死になって自分の反対意見をメールしますが、「仕方のねぇヤツだなぁ」っていうくらいの攻撃力しかありません(笑)。最近話題に上ることが多いのが、信濃鶴のレッテルについてです。今日、以前にもらったメールに対して、また私の意見を書いて返信しようとしていた矢先に、acbさんのブログにその話題が・・・。
「なんて頼もしい応援団を持っているんだ」って皆さん思うでしょ?私もそう思ってますよ、本心からね。でも、必死になって抵抗して反論します。acbさんは正しいかもしれないけれど、私だって正しいかもしれないからです。もっと言えば、認めてもらいたいんでしょうね。弟が兄貴に抱くような感情でしょうか・・・。
本来であれば、こんなこと面と向かっていえるような社長じゃないんですよ、acbさんは。駒ヶ根市の企業経営者の中では、飛ぶ鳥を落とす勢いの会社を経営している、駒ヶ根版時代の寵児だと言っても過言ではないでしょう。どんなにスゲーことをやってきているのかは、彼のブログに綴ってあります。私の参考書のひとつです。
そんな社長から見れば、今の信濃鶴の有様は何も変えないという態度に見えるのかもしれませんが、この10年間の長生社の変わりようは、一般的な酒造メーカーの比ではありません。「何でそれが分からないのか」という私と、「早く気が付けよ」というacbさんとの間には、まだまだ厚い壁があるんでしょうが・・・私は頑固ですからね(笑)。
レッテルについて少し書くと、確かにダサいでしょう。現代の食卓には不似合いかもしれません。このレッテルの最初のデザイン案は、『信濃鶴』の文字がもっと現代習字風で、今様のおしゃれなものだったんです。それを、私はあえて古めかしい髭文字の『信濃鶴』に戻してもらったんです。
それには何年間も考え続けた末のいろんな思いがあるわけで、ここでは書ききれません。信濃鶴の一升瓶の中身は昔とは全く変わってしまいました。それでも私は信濃鶴100年の歴史を繋げていかなくてはなりません。90年近く使ったあの文字は、時代に迎合して変えなくてもいいと今は思っているんです。
・・・ってなことをメールしようと思ってたんですけどね(笑)。acbさん、これからも信濃鶴のちょっとしかない可能性を信じて、辛口サポーターでいてください。よろしくお願いします!
》》》》》》》》》》 【敬愛する我が天敵acbさんのブログ】
□□□ そろそろ1位が危なくなってきました □□□
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