専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ブログの題名について(3)

(続き)
そうして、その年の造りは、何かこれまでと違ってしっくりしない感じはありましたが、順調に始まったかに見えました。

前杜氏と杜氏候補が新潟からやってきて、入蔵祝い(蔵人が全員集まってこれから造りが始まるというお祝い)も済み、製造計画を立て、杜氏候補にも徐々に仕事の流れを説明しながら、米洗いや蒸しの作業も始まりました。

その間、その新しい杜氏候補を見ていて、あまり他の蔵人とは積極的には交わらないタイプの人なのかなという点は気になっていましたが、仕事ができないことはないだろうという感じは受けていました。

そして、その日は来ました。

本格的にいろいろが動き始めて1週間ほどたった夕方のことでした。杜氏候補が私と前杜氏に集まってほしいと言ってきました。何だろうと思い食堂にいくと、杜氏候補は下を向きながら切り出しました。

「専務さん、今日で会社を辞めさせてほしい・・・」

「へ?」

「もう辞める準備はできとります・・・今日これから息子がここまで迎えに来るようになっとります・・・」

「は?」

青天の霹靂、寝耳に水、泣きっ面に蜂、もう滅茶苦茶。
(続く)

コメント

ででで、どうなったの?
ブログがあるったことは今も会社はあるってことだと思うけど・・・・。
それにしても「専務取締役杜氏」って普通の肩書じゃないよね。

  • 2006/10/09(月) 21:26:39 |
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Re:でででさん

会社はまだありますよ。何とかやってます。
「専務取締役杜氏」というのは、もちろん私の造語です。でも、今そんな人多いんですよ。その辺についても続きで書きますね。

  • 2006/10/10(火) 00:51:27 |
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