『 酒 造 株 式 会 社 長 生 社 』
でございます。『長生社酒造株式会社』でも、『株式会社長生社酒造』でも、『株式会社長生社』でもありません。
以後、よろしくお願いします。本日はこれにて終了!チャンチャン!・・・って終わりに出来ればいいんですけどねぇ(汗)・・・ここからウダウダといろいろ書いちゃうのがこのブログの特徴ですかね(笑)。しかし、この話題に関してはあまり書ける事がないっていうのが本音です。だって、誰もその由来はちゃんと知らないみたいなんですよ。
『株式会社』の文字って、普通は固有の社名の前か後に付くじゃぁないですか。社名の文字列の中間に『株式会社』と入っている会社名なんて、他にどこかでご覧になったことありますか?社長も法務局かどこかのお役人さんに「日本でも数社しかないんじゃないか」って言われたことがあるなんて話してました。
別に会社名っていうのはどうつけてもいいわけで、株式会社なら社名のどこかへ『株式会社』と入れるのが常だと思います。「でも、途中には入れねぇだろ、途中には」っていうことなんですが、ご先祖様がつけちまったもんはどーしよーもないじゃないですか。日本にいくつもないなんて言われると、余計に気に入って使っちゃいますよ(笑)。
特に郵便や宅配便の宛名は間違っていることが多いですねぇ。きっと、我が社への宛名を書く時に、「まさかそんなことはないだろう」と気を利かせて、『株式会社』の文字を『長生社』の前か後に付け替えて書いてくれるんでしょうが、『酒造』なんていう文字もあるもんだから、こんがらがっちゃって困る人が多いんじゃないかなぁ・・・(笑)。
どうやら我が社の創業のメンバーの中に漢文に詳しい御仁がいたみたいで、発音だとか語呂だとか考慮した挙句にこの社名になったらしいです。ちなみに『長生』っていう字も、どこかの漢詩の中に出てくるものから引用しているんだそうです。そんなことじゃぁイカンのですが、それ以上の事を私はよく知らないんですよ・・・(汗)。
でも、私個人の勝手な解釈を試みるとすれば、たぶん『株式会社』って入れたかったんじゃなくて、『酒造株式会社』を名乗りたかったんだと思うんですよね。会社設立の大正9年にもそんな言葉は一般に認知はされていなかったでしょうが、「酒を造るための株式会社だ」っていう、その当時の創業者達の進取の気概を感じるんですよ。新しい風を巻き起こそうとしてたんじゃないかってね。
その時代の造り酒屋なんて、それなりの花形産業だったんじゃないんですかね。今で言ったらIT産業みたいなね。神がかり的な技を駆使して庶民の憧れの的だった清酒を醸造する様は、最先端のバイオテクノロジーさながらだったでしょう。その業界に打って出ようとした時の意志の発露として、『酒造株式会社』っていう固有の会社の在り方まで創造しようとしたんじゃないか・・・そんな風に想像してみるんです。
その創業の志を、今一度持たなくてはならない時が来ているんじゃないのかなって思うんですよ。彼らの意志を受け継ぎ、新たな日本酒の世界を創り、明るい未来につなげていくためのね。この変な社名には、そんな思いが込められているような気がするんです。
□□□ こういう社名は他にもあるんですかね □□□
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