
昨日、つづきにしますだなんて書いちゃったもんだから何となく書き始めてるんですが、やっぱり哲学だの思想だのなんていう話は書きづらいもんですね。私としては、「これでもベストセラー作家とほんのちょっと知り合いなんですよ」って自慢したかっただけなんですけどね・・・(涙)。
そしたら、追い討ちをかけるように、「うーむ、話しの内容が高尚過ぎて、誰もつっこめませんよ」ってなコメントをMr.Xなる人物からもらって、これ以上自分の理解を超えた内容を書くのをあきらめました(笑)。Mr.Xはたぶん仙台在住で、最近うるめいわししか食べていない、一風変わった男だと見当をつけてるんですが・・・。
それでも、ひとことだけ言っておきたいことがあります。それは昨日も話に出た老子や荘子についての先生の著書は、スンゲー面白いってぇことです。本をいただいたから言うんじゃありませんよ。全然難しい内容じゃないんです。全て口語調で書かれていて読みやすいし、言わんとしている部分も素直に胸に落ちます。
『自分の歩く部分以外の地面を、歩くのに役に立たないからといって全て削り取ってしまったら、足の裏以外の地面の無い断崖の上を歩かなければならないが、それでは足がすくんでしまってとても歩けない。役に立たないと思う使わない地面こそ大切なのだよ』っていうような奇抜な発想で、様々な思想を説いているんです。
もともと荘子の内容なんかは、そういった落語のネタにも使われるような話が多いんだそうですが、それを分かり易くコンパクトな文章にまとめてあります。私が近年読んだ本の中で一番面白かったと言っても過言ではありません。
私が普段考えることに似た部分もあったりして、よけいに共感が持てるのかもしれませんね。私の場合には、思想と呼べるほどのエッセンスにはできないわけですが、「オレと同じ様なことを考えてんだから、荘子っていう男もたいしたもんだぁ」って思いながら読んでました(笑笑笑)。
それは言い過ぎとしても(汗)、現代にも全く通用する考え方がそこにはあるっていうことだと思うんです。あまりに抽象化されてしまうと、思想や哲学なんて現実世界に合うように展開するのは頭のいい人じゃないととても無理でしょうが、なるほどと分かってみると、案外自分の身の回りのことを言っているだけだったりするのかもしれません。
そういうことを凡人に対して、分かり易く通訳していたのが老子や荘子だったんでしょうね。2400年も前の人とはいえ、人間の歴史なんて短いけれど、それでも偉大なものだと思わされます。
》》》》》》》》》》 【たぶん彼がMr.X】
》》》》》》》》》》 【彼女はMr.Xの手先らしい】
□□□ 写真は私がいただいた先生のお描きになった書画 □□□
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