
今月に入ってからというもの、まともに蔵の中の事が記事になってませんね(汗)。吟醸仕込みの反動だと思ってください。ブログ書く時くらい酒造りから逃れたいと思っていたりして・・・(笑)。それじゃぁイカンというわけで、今日は業務連絡系(?)の内容でいっときましょう。
現在の蔵の中での酒造りの進捗状況を説明しますと、昨年の11月に今期の造りに入ってから、もう既に22本のもろみを仕込んで、12本が搾れて酒になっています。19本目と20本目が純米大吟醸で、21〜28本目が特別純米で、それ以外は普通純米酒です。全部で40本仕込む予定です。
昨年の末に、無濾過の原酒生酒をビン詰めしたところ、蔵から蒸発するようにあっという間に売切れてしまいました。皆さん本当にありがとうございました。この原酒生酒が今年度の新酒としては、初めて商品になったものでした。しかし、量的には720mlで1000本程度ですから、大した量じゃぁなかったんです。
今日は、我が社のメイン商品である『信濃鶴普通純米』が、そろそろ新酒に切り替わろうとしていますから、そのご案内ってぇわけです。昨年の12月までで、前期の造りの純米酒は全てビン詰めしてしまいましたので、今年の1月中にビン詰めした普通純米酒から、ほぼ全て新酒になっていると思ってください。
写真ではピントが合っていませんが(汗)、レッテルの右下に『製造年月20・1』と打ってあるものからは新酒です(たぶん)。こんなに早い時期に、メインの商品が新酒に切り替わる蔵は珍しいかもしれません。普通はもっと在庫があって、春先や、もっと行くと秋口に新酒に切り替わっていくのが一般的だと思います。
これはその蔵の考え方なのでいろいろあっていいんでしょうが、我が社の場合は過去の経過から、前期の造りの酒が切れるのと新酒が搾れるのを合わせるくらいにして、在庫をあまり持たないようなやり方になっています。新酒をいきなりビン詰めするので、それまでの酒と味が変わってしまう部分もあるわけですが、新年になったら新酒になって、1年間の中でお酒の熟成具合の変化も楽しんでもらおうという、勝手な解釈でメリハリをつけています(笑)。
中身の方は、搾れて間もないお酒ですから、通常の製品のように2回火入れ(加熱殺菌)ではなくて、1回火入れになっています。タンク内での熟成がされていませんから、多少粗い味になっているかも知れませんが、新鮮なフルーティーさはより残っていると言えるかもしれませんね。
多少裏話をすれば、やはり最初の方のもろみは、その年の米に慣れていないので手綱捌きが難しい部分があって、なかなかお酒の成分を揃えられないんです。始めのうち私は少し米を溶かし過ぎてしまって、搾るまでの日数がいつもより長くかかってしまいました。品質的に問題はないと思いますが、コイツ下手だなぁって(汗)・・・まあ、この話は聞かなかったことにしといてくださいね(笑)。
お酒の出来は皆さんに評価していただくしかありませんが、相変わらず信濃鶴してます(笑)。これから他の商品も徐々に新酒に切り替わっていきますので、引き続き純米信濃鶴をよろしくお願いします!!!
□□□ あまり順位落ちてないですね □□□
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