
私が昔から考えている、『売れる日本酒の3条件』ってぇやつがあるんです。これは、原料だとか、デザインとか、売り方だとかの枝葉末節のことじゃありません。『味』というただ1点に関することなわけですが、これだけの条件を満たせば絶対に売れると私が思っている3条件なんです。
こいつを教えちゃっていいかなぁ。この条件を満たす酒を、誰かに先を越されて造られちゃったら悔しいなぁ。けど、これが出来ねぇから売れる酒になんないんだしなぁ。まあ、もしこの記事を読んでメガヒットな商品の開発に成功した人がいたら、私に少し特許使用料をいただくってことにしときましょうか・・・ウソウソ(笑笑笑)。
そんな大した条件じゃないんですよ、本当はね。抽象的ですから、「なんだ、そんなことか」ってな内容なんだな、これが。でも、抽象的だからこそ出来そうで出来ないし、既に出来てるような気もしちゃうんですけどね。じゃぁ、いきますよ・・・
条件その1:美味しいこと
あったりまえだぁね(笑)。でも、なかなか出来るこっちゃないんだな、これが、これが。人に美味しいと思わせるお酒の味ってどんな味なのか、ハッキリ答えられる人なんていないんじゃないですかね。
これだけ数多くの美味しいと言われているお酒が世の中に存在するんですから、美味しいにも何通りも種類があって、どれかひとつに的を絞ることなんてできません。しかし、その中の最大公約数をいかに探し出すかがポイントじゃないかな。
私の場合、完全に自分の飲みたい酒になっちまってますから、この時点で既に失格かもしれませんが(涙)、まず自分を納得させられる酒でなくっちゃ他人まで納得はさせられないでしょうねぇ。
更に、これは技術的にも、口で言う程楽なことじゃぁありません。一般的に言って、平均点以上の酒を造るだけだって相当な技術です。ここで言っている美味しいお酒っていうのは、それをはるかに凌ぐレベルだと考えています。
それじゃぁ、大吟醸を造る技術かっていうと、そうでもない。大吟醸を美味しいと言ってくれないお客さんだってたくさんいます。ですから、大吟醸はこの場合最大公約数には入ってこないような気がするんですよね。
私がここで言いたいのは、特別な美味しさじゃぁないんです。お酒の玄人が厳しい評価をするんじゃなくて、普通の人たちが飲んだ時に、そのほとんどの人が「あっ、これ美味しいね!」くらいに言ってくれればいいんです。でも、それは玄人に美味しいと言わせるのとは別の意味で、ずっと難しいことだと思います。
不味いから日本酒は売れないんだと、私は以前から考えています。まあ、これはちょっと言い過ぎにしても、そのくらい腹をくくって考えないと、新たなスタートラインに立てない気がしてるんです。過去の延長線上に未来はありませんからね。
□□□ あと2つあります □□□
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