でも、だんだんと痛みの質が変わってきているようにも思いますから、きっと快方に向かっているんだと自分に言い聞かせて、明日まではやってみようと思います。明日の夕方にもっとおかしくなっているようだったら、もう一度立ち止まって自分の人生これでいいのか振り返ってみます(笑笑笑)。
こういう痛さは普段は感じない何となく気持ち悪い痛さですが、ご心配をいただいたコメントを見ると、みんなそれなりに骨折してんじゃん(笑)。そして、それなりに直っちゃってんじゃん。ってぇことは、私だって多少無理したって大丈夫なんじゃん。万が一骨折してても知らないうちにくっつくんじゃん。あー良かった!(バカでー)。
さて話は変わって、昨日整形外科からの帰りの車の中。骨折してなかったという安心感もあって、私の頭の中には家に帰ってからのいたずらの計画がむっくりと頭をもたげていました。「ひどい骨折だったことにして、ちょっと心配させてやろう、ケケケ・・・」ってね。
家に帰ると娘はお風呂に入っていて、女房が「ねぇねぇ、どうだったどうだった?」と聞いてきました。「そら来た!」とばかりに、車の中で練り上げてきた嘘八百を並べます。これはおかしいと気付かれない範囲内で、最大限の負傷を作り上げねばなりません。
「肋骨は実は2本折れていたんだ・・・」
「えぇっっっ!」
「1本は軽症なんだけど、もう1本はとってもひどいらしいんだよ」
「それで、お医者様はなんだって?」
「絶対安静1ヶ月。動いちゃいけないらしい」
「お酒の仕込みはどうするの?」
「どんなに痛くたってやるに決まってるじゃないか」
「そんなのダメよぉ・・・」
迫真の演技でした。途方に暮れている女房にいつ「ウッソピョーン」と言おうかと思っている時に、娘がお風呂から出てきました。ここでバラせばいいかと思って、娘に大真面目に話しかけます。
「お父ちゃんなぁ、肋骨がたくさん折れちゃってなぁ、もうグチャグチャ・・・」
「そんなのウソでしょ」
「えっ、もうバレてんのか」
「本当は2本折れてて、大変なことなんでしょ」
「あ、いや、そーじゃなくてな・・・」
そのうちに「ヒェーン」と泣き出す娘・・・。どうやらお風呂の中で私たちの会話に聞き耳を立てていたようでした。女房曰く、ずっと父ちゃんの怪我のことを心配していたらしい。私の迫真の演技に、やっぱり『コッセツ』という大変なことになったんだと思い込んでいたんですね。
大切なお父ちゃんの骨折という一大事に対する心配が、涙になって現れたんでしょう。ああ、父ちゃんが悪かった。こいつぁたちの悪いいたずらだったよ。許してくれ。ほおずりしながら謝ると、「ひげが痛いから、やめてっ!」と、泣き笑いの顔でピシッと拒否されました(笑)。
大人になっていく道程で、自分の知らない物事に対する得体の知れない不安をそこはかとなく感じていた、子供の頃の懐かしい心持ちに邂逅した夜でした。
□□□ そんなイタズラしてっから治んないのか? □□□
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