専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

商談室

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昨日、鶴の酒粕の商談に行った記事を書きましたが、アポを取った時間通りには到着したものの、担当の方の仕事が立て込んでいたようでしばらく玄関先で待ってたんです。その間も、次々に業者と思われる人が来社して、その担当と思われる社員が奥から出てきて、商談室に入っていってお話を始めてたんですよね。

この会社は商談事が毎日頻繁にあるからでしょう、玄関の脇に商談用のスペースが10個くらいに仕切られて用意されているんです。完全な個室じゃなくって、間仕切り用のボードで仕切られた空間に、それぞれ机と椅子が用意されているっていう感じ。ですから、お話の内容は基本的には筒抜け状態で、待っている間に興味深く聞き耳を立ててました(笑)。

たぶん新潟からだと思われる鮮魚の業者さん。いろいろな魚の売り込みをかけておられるようでしたが、スーパーさん側とすると欲しい魚は決まっているようで、その種類と量がうまく噛み合っていない様子。決まった種類の鮮魚の相当量を安定的に供給するってことは、難しいことなんでしょうねぇ。

片や、お弁当関係の商材を作っておられる業者さんは、新しく開発しているおむすびについて意見交換なさっておられました。海苔は後から巻くパリパリしたのが良いのか、最初から巻き付けてあるしっとりしたのが美味しいのか、いろいろ宿題を出されていたようで、実際の商品化にはもうちょっとっていう雰囲気でしたね。

その他の業者さんも、現物を持ち込んで、それを見ながらお話されてるみたいで、スーパーにおける商品開発の現場を垣間見た思いでした。先程の鮮魚の業者さんなんか、抱えきれないほどの段ボール箱やらトレーやらを持ち込んでおられましたが、街の小売店とは少し違った方向でのやり取りが新鮮でしたね。

鶴の酒粕も、今ではあまり言われることはなくなりましたが、商品構成とかパッケージとか長年かけてここまで来ていて、例えば500グラムの酒粕はこのスーパーさんのご要望によって作り始めた商品だったんですよね。こんな物にもそれなりの歴史があるんだと、改めて思い出してました。


□□□ 長い間1位になってますねぇ □□□
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コメント

割り切り

その商談室での話には、かなりの機密事項もありそうですが、
筒抜けなんですね。(汗)
部屋数が必要で、完全防音は予算的にも難しいでしょうから、
それなら筒抜けも致し方なしって割り切りでしょうか。
そんな場所に一日いたら、面白い情報が仕入れられそうです。
やり手の仕入れ担当さんと組めば、
さらに売れる商品にブラッシュアップできる可能性もありますね!

  • 2017/06/24(土) 10:52:45 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 割り切り

確かに、機密事項に関してはあそこで話さない方がいいでしょうねぇ(笑)。
皆が商談に一生懸命で他の話なんて聞いてないっていう前提での商談室ってことでしょう。
でも、どの業者さんも大手のスーパーさんでの取り扱いを増やそうと一生懸命でしたね。
心の中で「がんばれ!!!」って応援してましたよ(笑)。

  • 2017/06/24(土) 15:33:05 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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