専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

入賞

昨日からの拙ブログのコメント欄をご覧になっておられる方にはご承知の通りですが、18日(なのかな?)に今年の全国新酒鑑評会の結果が公表されて、信濃鶴は入賞ってことで名前が載ってました。『入賞』は『金賞』ではなくって、分かり易く言えば『銀賞』クラスってことであって、ま、残念な結果だったってことです(涙)。

この手のコンテストの結果が全てってわけじゃありませんし、お酒の良さを測る尺度は他にもいくらでもありますが、ひとつの公的な尺度としては日本最大の最も権威ある賞だと言ってもいいでしょう。日本中の蔵人達が、この金賞を取るために大変な努力をしているのは紛れもない事実でしょうね。

これまで、ずっと我が道を行く路線を踏襲していた鶴の純米大吟醸も、今年は相当に金賞を意識した造りになっていたんですよ、実は(笑)。純米スペックで造るってことと、地元の美山錦を使うっていう点に関しては譲れませんから、その他の麹の造り方、もろみの管理、上槽方法等々、割と王道と言われるやり方を採用したりしてたんですけどね。

ですから、今期造った純米大吟醸はこれまでとは少し毛並みが違っているんですけど、それがどんな結果につながるのか楽しみにしていたものの、金賞までには至らなかったってことで失意のどん底・・・ってわけでもありませんが(笑)、昨年入賞にもならなかったところが、今年は入賞までは行ったってことで納得しときましょうかね。

私とすれば、若手3人が蔵の主力になりつつある今、是非とも彼らに自分達がやっている酒造りがしっかりと全国に通用するんだってことに自信を持ってもらいたいっていう切なる望みがあって、今回は多少金賞シフトな方向に寄せてみたんですけど、ベストな結果ってところまでは望めませんでしたね(汗)。

こちらの気持ちはさて置いて、鶴を取り巻く人達の関心事は、受賞云々よりも金賞や入賞の時に駒ケ根の裏マーケットで密造される鶴Tシャツにあったりします(汗)。これは、越百のえっちゃん達の胸先三寸ですが、もしかしたら銀の鶴Tが出回ることになるのかもしれません。そうなったら、この入賞も多少は地元の経済に貢献したってことで、価値ある受賞だと言えるのかな(笑)。


□□□ 残念残念 □□□
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コメント

更なる挑戦

入賞酒の一覧に会社名と銘柄が載るだけでも凄いことです!
搾りに袋吊りを取り入れたりして、
蔵の若手と金賞の喜びを分かち合いたい気持ちが強かったんでしょうが、
袋吊りも今期が初挑戦でしたしね。
改良すべきところを見つけて手間を惜しまず、更なる挑戦が続きますね。

今日は昔の職場仲間の集まりに参加する嫁さんの母親を送って、
朝から室蘭までドライブしました。
好天で気温も高い中、水平線が円く見える地球岬と言う名所を訪れ、
その後、室蘭、伊達、洞爺湖、ルスツの道の駅を巡って戻ってきました。
行きの室蘭までは高速を走りましたが、
峠越えも含めて300キロを運転しましたから、いささか疲れました。(^^ゞ

  • 2017/05/20(土) 18:08:46 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 更なる挑戦

300キロっていうとそれなりの距離ですが、北海道ではいくらでもありでしょうね。
やっぱり北海道の名所は規模が地球的っていう感じです(笑)。
ま、地球サイズから比べれば300キロなんて屁みたいなもんでしょうけどね。
それにしても、奥様のお母様の昔の職場仲間の集まりって、なんかすごいんじゃないんですか(笑)。

  • 2017/05/20(土) 18:39:06 |
  • URL |
  • 岳志 #-
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