専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

審査員



蔵の仕事もほどほどになった今、そろそろ対外的な仕事もこなしていかなくっちゃならなくなってきました。細かい会合や飲み会はさておいて、公の仕事には出るように考えないと怒られます(汗)。最初はちょっと億劫ですけど、外で別の仕事をするのもまた楽しですから、重いコートを脱いで出掛けましょう(笑)。

ということで、今日は『長野県清酒鑑評会』の審査員として長野市までやって来ました。審査員なんて大変な重責ですが、精一杯に公正な審査に努めてきましたよ。会の性格上、どうしても順番がついちゃうんですけど、どの出品酒も各お蔵の皆さんが丹誠込めて造ったって分かってますから、適当なことはできません。

ただ、春の鑑評会は金賞とかが出るわけじゃありませんから、惜しくも賞を逃した杜氏さんから恨まれる様なことはありません(笑)。今回は、目前に控える『全国新酒鑑評会』にどのお酒を出すのか事前に審査するのが大きな目的で、お蔵の皆さんの目つきはいつになく真剣でしたよ。当然、私も同じです。

かつては、お酒の審査と結果公表は別の日に行ったんですけど、最近はそれを1日の中で済ませているもんだから、スケジュール的にはかなりタイトです(汗)。午前中のうちに審査員が約60本の利き酒を3回行って、午後は各お蔵が集まって、その結果を元に先生たちと個別に相談するわけで、ちょっとばっかし疲れましたね。

結果をどう生かすのかが一番の問題ですが、今年の鶴の成績はこれまでよりホンの少し良かったですから、全国の金賞目指して大いに励みになりましたよ。今年はなるべく金賞に近づくように多くの工程に手を加えましたから、それが着実に実を結んでいるのが実感できました。ま、金賞取らなきゃ意味ないんですけどね(汗)。

この記事は、今、帰りの車の中で書いてます。今日はずっと利き酒をしてましたから運転はできないはずなんですけど、若手をひとり連れてきてますから、彼が運転してくれてるんです。送り迎え付きの審査員なんて贅沢でしょ・・・本当は、彼も県の酒造技能士養成講座の生徒で、鑑評会の手伝いに召集されてただけなんですけどね(笑)。


□□□ 自動車で書くのは大変(汗) □□□
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コメント

60本を

3回も利き酒したら、シロウトの私だったら何が何だかわからなくなっちゃいますね(笑)

県単位のイベント、特に蔵数の多い長野なんて、全部の蔵を利き酒していたら、最後の方は舌がバカになっちゃってますので、あんまり正しい判断ができてないような気がしているんですよね。
まぁ、趣味レベルでそこまでやらんでも良い気はしているんですが(笑)

  • 2017/03/23(木) 08:56:15 |
  • URL |
  • ZEN #USldnCAg
  • [ 編集 ]

期待

スケジュールもタイトで大変な審査でしたね。
お疲れさまでした!
運転手を務めてくれた若手にとっても、
監評会の手伝いをするだけで勉強になりますね。

今期の出品酒の造りは新しい挑戦がありましたから、
期待が大きく膨らみます。
良い結果が出るように願っています。

  • 2017/03/23(木) 12:31:40 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 60本を

いやいや、ZENさんなら60本くらい利き酒できるんじゃないかな(笑)。
お酒に弱い人だと途中で飛んじゃいますけどね。
ただ、全てのお酒にずっと同じスタンスで評価をするのは難しいです。
舌の慣れもあるし、酔っぱらってきちゃうし(笑)。

  • 2017/03/23(木) 17:53:09 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

Re: 期待

若手にとってはこういう場はとても勉強になるはずです。
たとえお酒の味が利けなくても、先生方の評価の仕方を見ることもできます。
うちの若手も各蔵の杜氏さんの真剣なまなざしから得るものがあったはずです。
これで金賞も取れれば言うことなしなんですけどね(笑)。

  • 2017/03/23(木) 17:56:02 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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