専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

全国鑑評会2016(つづき)



イヤー、大失敗しましたね、またもや・・・(汗汗汗)。昨日のブログはおかしいと思われた方も多かったでしょうし、現におかしかったんです。全国新酒鑑評会で金賞を取れなかったからよっぽど気落ちしてるんだろうと思われたかもしれませんが、そんなこたーなくて、書きかけでアップしてあって、そのまま忘れてただけなんですよ(笑笑笑)。

昨日は夕方から隣の伊那市でイベントがあって行ってたんですけど、朝の始業前までに記事が完成しなかったのに、なんだか書き終わったような気になっていて、イベントの忙しさも相まって完全に抜け落ちちゃったっていうわけです。中途半端でもアップしてありましたから、良かったっちゃー良かったんですけどね(笑)。

さて、気を取り直して昨日の続きをいっときましょう。せっかくですから、昨日の写真に写し切れていなかった長野県の金賞ゲット蔵もご紹介しておきます。昨日と今日の写真を見て、☆マークが付いているのが受賞蔵ですから、それを全て数えると11蔵になっているはずです。本当なら、県としてはもうちょっと欲しかったところですけどね。

長生社のある伊那谷では『喜久水』さんと『夜明け前』さんが金賞で、『井の頭』さんと『今錦』さんが入賞ってことで、昨年と同じお蔵さんが金賞でしたから安定した結果ではありますが、やっぱりもうちょっと頑張ってもういくつか金賞がもらえると、県内の他の地域に対しても威張れるようになるんじゃないかと(笑)。

現代の出品酒造りにもかなりの王道があって、使用する麹菌や酵母菌にも飛び抜けた能力のあるものが使われますし、香味成分的にもある一定の幅に収まる様な造り方が必要になりますが、同じ菌を使ったとして誰でもが同じことができるわけじゃなくって、やはりそれを裏打ちする確かな技術が大切になってきます。

信濃鶴は杜氏の石頭ゆえに、実は麹菌が王道のタイプじゃなくって、腕もないのにそれで何とかいい線を狙うのはなかなかに難しい挑戦です。ま、純米だってことがより高い壁ではありますが、できないからってあきらめないで、また来年も果敢に挑戦しようと思ってます。そのうちいつかマグレ当たりが出て欲しいと思ってるんですけどねぇ(笑)。


□□□ こういうことも珍しいので昨日のブログはそのまま(笑) □□□
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コメント

なるほど

http://www.nrib.go.jp/kan/h27by/pdf/h27by_moku.pdf
信濃鶴は王道の酵母を使用していないのですね。それなのに庶民の晩酌用の値段であんなに美味しいお酒を造って頂いているとは有り難い蔵です。
全国で流通している大手の蔵も軒並み金賞を受賞しています。鑑評会用に特別に仕込んだお酒で市販酒の味に活かしているとは到底思えません。通常の造りに味を活かしている信濃鶴の方が私は好きですし、周りにも勧めます。

  • 2016/05/22(日) 08:26:55 |
  • URL |
  • 楽酒之会事務局長補佐 #vyuJhMv2
  • [ 編集 ]

なんと!

昨日の記事は、段落ひとつ分ほどの空白があって文章量が少ないし、
ランキングクリックの一行目のひと言コメントが抜けてるしで、
岳志さんのショックの大きさを感じて、どうやって励まそうかと...。
なんと、書きかけの中途半端なのがアップされちゃったのが真相なんですね。
思い込みによる失敗が増えているのは社長になって多忙を極めてるからなのか、
それとも歳のせいなのか...(^^ゞ

  • 2016/05/22(日) 09:30:53 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

鑑評会への疑問

金賞が取れなくとも、岳志さんがそれほど悲観をされず、悔しそうでもないので安心しました。
<<純米だってことがより高い壁>>は間違いのない事実ですね!
すでに市場では、純米吟醸酒の方が出荷量が多く、評判も良いのに、鑑評会の方は相変わらず、アル添の香り本位の酒が高く評価されており、市場との乖離の大きさを感じます(市場に先行して、例えば新しいタイプの酒を目指すのならいざ知らず、既に完成し、これ以上の物が生まれる可能性は薄く、消費者の方も見放し始めている)。
また、審査では相変わらずアンバーグラスを使用しているようですが、これも審査員の、級別審査があったころの、色のある酒はその品質が劣るという偏見によるものですね。
世界に通じる日本酒を目指すとき、ワインやブランディなどのように、目からの印象、香りを嗅いだ後口に含み、味と香りの調和を確かめ、余韻を楽しむなど、色も重要な要素であることを知るべきだと思いますが。

  • 2016/05/22(日) 10:32:32 |
  • URL |
  • 酒ひろし #-
  • [ 編集 ]

Re: なるほど

吟醸造りの技術をいかに普通酒造りに生かすか。
これが信濃鶴の純米大吟醸に課せられた最大の使命です。
一番飲んでいただけるお酒を一番美味しくしたいっていうのは全ての酒造家の夢だと思います。
金賞をいただければそれに越したことはないんですけどね(笑)。

  • 2016/05/22(日) 22:50:19 |
  • URL |
  • 岳志 #GMs.CvUw
  • [ 編集 ]

Re: なんと!

慰めてくれようとしてたんですね(笑)。
これしきのことでそんなに大きく落ち込んだりはしませんからご心配なく!
最近忙しさにかまけるとブログのことを完全に忘れちゃう日があるんですよね(汗)。
これは、社長業が忙しいからで、決して年をとったせいではありまへん(笑)。

  • 2016/05/22(日) 22:52:40 |
  • URL |
  • 岳志 #GMs.CvUw
  • [ 編集 ]

Re: 鑑評会への疑問

うーん、酒ひろしさんらしい、いつものままのコメントですね!
私も鑑評会がもう少し間口を広くいろんなお酒の味を評価できるようになるといいと思ってるんですけどね。
香りにしても味にしても色にしても、どうしても同じ様な幅に収まっちゃってますもんね。
信濃鶴がそこに挑戦し続けることで、何か大きなものが得られたらうれしいんですけどね。

  • 2016/05/22(日) 22:56:40 |
  • URL |
  • 岳志 #GMs.CvUw
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