専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

カートン



いったい何の写真かお分かりになりますかね?何かの箱の展開図だってことは、ご覧になっているうちに見えてくると思うんですけどね。信濃鶴って字も入ってるし、商品のパッケージであることもお分かりでしょう。これは4合ビンを1本入れるための箱、専門用語としては私たちは『カートン』なんて呼んでいる代物の校正図面なんですけどね。

こんなに小さな長生社ですが、自分のブランドを持っているっていうことはとても珍しいことですし、誇りに感じているところなんですけど、商品のラベルやパッケージに関しては自分で全て考えなくっちゃならないっていう苦労は、ちょっと他の製造業では味わえないものかもしれません。

大きな企業さんみたいにそういう部分にかけられるお金がたくさんあるわけでもありませんし、専門的なノウハウを持った人材がいるわけでもありません。たぶん、どのお蔵さんも外注的に専門の業者さんにお願いする部分が大きいんだと思います。長生社でも、レッテルやパッケージに関しては数社の印刷業社さんとお付き合いさせてもらってるんですけどね。

贈答用に使われることが多いカートンですが、1本入れから3本入れくらいまでが主に使われるサイズですかね。1升ビン用も4合ビン用も必要で、銘柄名を入れなくてよければ出来合いの商品はいくらでもあるんですけど、自社の商品を入れるためのカートンとすれば、やっぱり名前入りである程度の体裁の物が必要になってきます。

実は、これまで信濃鶴のカートンは、1升ビンと4合ビンではデザインの全く違った物を使ってたんです(汗)。これは、歴史的な経緯やら、印刷屋さんとの関係やらでそうなってたんですけど、今後はどちらかに揃えないとマズいだろうってことで、今回作成を依頼して見積もってもらったってわけです。

全く初めて作るものであればあれやこれや悩みますが、これまで使っている1升ビンと同じデザインで4合ビンも作ってもらいますから、あまり難しく考えることはありません(笑)。でも、ここでの校正を見過ごして何千枚も間違った物を作っちゃっても困りますから、穴のあくほどよく見てゴーサインを出しておきました。完成はひと月後くらいですが、あまり使われる商品でもありませんから、大勢に影響はない・・・かな(汗)。


□□□ ちょっと高級になります □□□
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コメント

イメチェンはなかなか

自宅呑み用だと全く必要なくても、贈答用には無いと困ります。
貰った方も呑んでしまえば不要になって、
他のお酒を入れて贈るわけにもいかないので再利用も難しいですね。
ゴミになる宿命のものでも、
贈答用ですからそれなりに豪華に見えないとですよね。
この機会に全く違ったデザインにイメチェンってのも
なかなかできないですよね。
なんせ、ストーンヘッドですから。(^^ゞ

  • 2016/04/09(土) 16:34:02 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: イメチェンはなかなか

昔ほどカートンの需要もありませんけどね。
かつては年末商品の何分の1かはカートン入りでした(汗)。
箱詰めにえらく苦労したことを覚えてます。
イメチェンは難しいんですけど、今までよりはカッコ良くなります(笑)。

  • 2016/04/10(日) 17:59:27 |
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  • 岳志 #-
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