
昨日の夕方、近所に住んでいるK君が我が家にフラリとやって来ました。実は彼、先日記事にした『中央アルプス山麓の美酒を楽しむ会(仮題)』の実行委員の1人。大のお酒好きで、特にワインにはうるさいらしい。【だって、ブログまで書いてんだもんね(笑)。】
「今度ワインでも飲みましょう」なんて、声はかけてもらっていたんですが、約束通りワイン持参で遊びに来てくれたんです。彼は、リュックサックにワインを何本も詰め込んで、テイスティング用のグラスをいくつも手に下げてやってきました。とっても気合を入れて飲みに来てくれたのは分かりますが、「そりゃ飲みに行くカッコじゃないぞ、おい!」って感じでした(笑)。
持って来てくれた銘柄なんかを、私が詳しく書こうとすると間違いなくボロが出るので止めときますけど(汗)、長野県の北部でとれたぶどうを使ったものや、フランス産の本格的な特級品まで用意してくれてありました。自分じゃ何を飲んでいいか分からないし、どういう飲み比べをしたらいいのかも見当がつかないので、いい勉強になりましたよ。
最近どういうわけか、ワインを口にする機会が多いんです。そのたびに数種類の飲み比べができて、解説してくれる人もそばにいるような状況ばかりで、ちょっとばっかしワインに開眼しつつあるような気がしているのは、私だけでしょうか・・・(笑)。
『中央アルプス山麓の美酒を楽しむ会(仮題)』でもいいワインがいくつか出展されますから、彼はきっと主催者側の私が素っ頓狂なことを言い出さないように、今のうちから教育しておこうと思ってくれたに違いありません。素人以上の知識を伝授してもらいました。酔ってましたから、ちょっと・・・いやかなり忘れちゃいましたけど(笑)。
私が感じているワインと日本酒の決定的な違いは、その香味の幅広さじゃないかと思っています。どういうことかって言うと、ワインも日本酒も甘いものから辛いものまでありますが、そのレンジがワインの方が格段に広いんですよね。デザートワインのように極甘のものを除いても、日本酒のそれよりもはるかに幅が広いと思います。
それは酸味についても言えるでしょう。日本酒にも山廃系のお酒なんかはかなり酸度の高いものもありますが、それでも限度っていうものがあります。でも、ワインなんかその何倍も高い酸度のものだってありますから、いかに日本酒が狭い味の領域で美味しさを競っているか、皆さんも容易に想像できるんじゃないですかね。
ワインの香味を表現するにはありとあらゆる言葉が駆使されているように私なんか感じてしまうんですが、それもそのはず、そのくらい広大な香味の領域を言い表そうとしてるんですもんね。ワインがバラエティ豊かに醸された酒であるとすれば、日本酒は緻密に造り込まれた酒っていう印象でしょうか。
逆に、決定的に同じところは、無理がなくバランスの良いものが評価が高いっていうことでしょうか。香味に無理がないっていうのも分かりにくい表現かもしれませんが、私たち造り手の側から言えば、「丁寧に造る」、この一言に尽きるでしょう。そして、醸し出されたいくつもの香味がバランスよくまとまっていれば、美味しいと思ってもらえるんです。
昨日は、途中から「奥さんと子供も呼べー!」ってなことになって、家族中でワイワイと楽しい晩餐になりました。私も用意した信濃鶴の逸品を飲んでもらいましたよ。そこでの結論は「ワイン好きは信濃鶴を美味しいと言う確率が高い」という変な法則でしたが、これは今ブログランキング絶好調の【サンセールさん】も言っていたから、あながちウソじゃぁないかもしれません・・・。
□□□ ワイン3本、日本酒1本、ウィスキー少々でした □□□
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ですね。彼のワインもなかなかでしたに。