専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

審査会



さて、実質3日間の東北営業を終えて、3泊4日の出張の最終日は、長野市の工業技術総合センターで、秋の清酒品評会の審査員のお仕事(?)でした。長野県では春にも品評会は行われるんですけど、それは全国の鑑評会の前哨戦的な意味合いで、金賞をつけたり順位を発表したりっていうことはしないんです。ですから、ある意味でこの秋が県としての正式な品評会ってことになりますかね。

ちなみに、『品評会』とか『鑑評会』とか呼び方が違いますが、成績優秀者に金賞をつけて表彰するっていうコンテストっていう形式としては同じ様なものです。でも、本来的には若干の意味の違いがあるようで、品評会は優劣を競うもので、鑑評会は専門家からの評価を受ける会っていうようなニュアンスのようですが、実体はそう変わりはありません(笑)。

それから、何度もここにも書いてますけど、私がその審査員をやってるのは、味覚がとても鋭くて評価能力が高いからっていう理由じゃなくって、県の製造技術委員っていう仕事を拝命しているからであって、特段に利き酒能力が高いわけじゃないんですけど、これまでもいろんな所で審査をしてきましたから、経験だけは豊富になってきてますね(笑)。

さて、そんな私の経験の中でも、今回の審査会はかなりハードなものとなりました。なぜかって言えば、評価点数が多かったからです(汗)。吟醸の部で約150点、純米吟醸の部で約100点の出品がありましたから、それだけでもかなりの数ですが、それを予審、決審と行いますから単純じゃありません。

今回は1回の審査点数が約50点ずつでしたから、吟醸の部の予審で3回、決審を1回、純米吟醸の部の予審が2回、決審が1回で、計7回に分けて審査を行ったんですけど、それを1日でやっちゃおうっていうんですから、時間もタイトですし疲れましたね。それでも、どのお酒も各お蔵の皆さんが心血を注いだ作品ですから、手を抜いて審査するわけにはいきません。

関東信越国税局や他県からも先生方をお呼びしての審査で、長野のお酒のレベルが年々向上しているっていう評価もいただきましたから、どのお蔵のお酒も自信を持っていいでしょう。そもそも人の嗜好の部分で、かつ紙一重みたいな違いを審査するんですから、正に勝負は時の運でもあります。それほど勝敗にはこだわらなくてもいいんじゃないかって、審査員をやってみて改めて思うんですけどね。


□□□ 信濃鶴の成績は? □□□
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コメント

お疲れさまでした!

写真の審査予定時間を見ると、朝の10時20分から夕方16時40分まで、
各回審査の間の10分休憩と昼食休憩はあるものの、
こんなに長時間にわたって意識を集中して審査するのは疲れたでしょ。
岳志さんは早朝に仙台を出発して長野市まで移動してだからなおさらです。
乗り物で移動だけって言っても疲れるんですよね。
で、肝心の信濃鶴の成績は明日の記事で発表ですか。(^^ゞ

  • 2015/09/12(土) 12:03:24 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: お疲れさまでした!

そんなに細かいところまで写真から解読してるんですか(笑)。
でも、スマホを変えてから写真の解像度はかなりアップしているはずですから、それも可能ですね。
これだけ長時間を1日で審査をするのはかなり大変です(汗)。
信濃鶴の成績は・・・どうやら、ダメだったみたいです(涙)。

  • 2015/09/12(土) 13:55:50 |
  • URL |
  • 岳志 #-
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