専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

信州清酒研究会

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昨日の記事の続きになりますが、『信州清酒研究会』っていう市販酒レベルのお酒の官能審査会に行ってきました。よく新酒鑑評会とか清酒品評会とかいったコンテスト形式の審査会は話題になりますが、順番をつけたり金賞を与えたりといった勝ち負け的な評価じゃないっていうのがこの研究会の特徴でしょうか。

それを示しているのが、この日集められた審査員の顔ぶれでしょう。計20名おられたんですけど、半分が酒造業界じゃない一般から迎えられた審査員だったんですよね。そのほとんどが女性でした。当然、お酒を扱う業種の方もおられましたが、消費者目線に立った審査をしてもらいたいっていう意図が現れたメンバー構成だったんじゃないですかね。

それでも、日本酒なんて飲んだことないっていう方でも困るので(笑)、ある程度・・・というか、かなり日本酒には詳しい方の方が多くて、評価は厳しくされたんじゃないかと思います。小売業界の方、旅館の経営者、テレビ局のアナウンサー、利き酒能力抜群の主婦等々、県内のお酒を愛してくださる面々でしたね。

審査点数は60点で、全てが市販酒レベルの商品でした。詳しくは説明しきれないんですけど、価格順に並べられていて、その1本ずつの香りや味から始まって、事前に提出されているそのお酒のコンセプトとの整合性、コストパフォーマンス等について、利き酒をしながら審査をしていきました。

私はこの会の審査員は初めてだったんですけど、結構審査内容が細かくて、1本ずつにコメントも書かなくっちゃいけないし、かなり疲れましたね(汗)。私たちはそれなりに慣れてますけど、一般の方達はたくさんお酒を飲み比べるっていうだけだって大変なのに、評価内容を細々と記録しながらなんていうやり方にはご苦労されたかもしれません。

この手の審査会では、最初は全てのビンに目隠しをして銘柄が分からないように審査をしておいてから、その後に目隠しを取って種明かしって運びになるんですけど、昔は中に紛れ込んでいる県外の有名銘柄のお酒が高評価だったりしましたが、今回は県内のお酒もそういう銘柄に負けず劣らずの内容で自信が持てましたね。

写真は審査が終わった後に撮ったもので、もうレッテルが見えるようになってます。審査が終わって皆さんホッとされているところですが、自分が高評価をつけたお酒の銘柄が何だったのか興味津々で見て回っておられました。信濃鶴がお気に入りの方もいらっしゃいましたから、後ろから近づいてそっと耳元で宣伝しておきましたよ(笑)。


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コメント

利き酒能力

60点のお酒を細かく評価しながら利いていくなんて、
考えただけでも疲れちゃいます。(汗)
いつも伺う酒蔵で利き酒のまねごとをさせてもらったことがありますが、
最初はふんふんなんて、口に含んだお酒を吐き出していくものの、
そのうち間違えて、ごくりと呑みこんでしまったり、
あれ?といくつか前のお酒に戻って利きなおしたり。
結局は良く分からずしまいで、
自分の利き酒能力の無さに打ちのめされました。(^^ゞ

ついでで申し訳ないですが、
日本酒バーのブログにコメントをありがとうございました!

  • 2015/07/09(木) 12:26:07 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 利き酒能力

県とか関東信越局とかの品評会になるとその数倍の出品酒の数ですから本当に疲れますよ(汗)。
経験が浅いと最初のうちは分かっていても、そのうちに訳が分からなくなるかもしれませんね(笑)。
でも、そういう経験を積んでいくと誰でもできるようになるんですよね。
一般の方は楽しんで飲めればそれでいいと思います(笑)。
銀の雪さんにはいつかまっちーさんとお邪魔してみたいですねぇ・・・。

  • 2015/07/09(木) 17:12:58 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

利き酒

私には絶対「利き酒」は無理ですね。一旦口に入れたお酒を「ペッ」するなんてお酒の神様に叱られる気がします。

  • 2015/07/09(木) 18:54:43 |
  • URL |
  • 鳥居 慶司 #-
  • [ 編集 ]

Re: 利き酒

職業的に取り組めば「ぺっ」も許されますよ(笑)。
飲んでたら仕事になりませんからね。
飲まないでいても、少しずつ体に入って具合の悪くなる人もいます(汗)。
ま、鳥居さんは大丈夫です(笑)。

  • 2015/07/10(金) 17:33:59 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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