専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ネパール大地震(最終回)

大地震の話からかなり逸脱して、私がかつて行ったネパールの旅行記みたいになっちゃった感のある本シリーズですが、言いたかったのは被災したネパールの方々が心配だっていう一点であって、これを機に思い出話をしようなんて考えてたわけじゃありません。事の発端が地震なんかじゃなかったらもっと面白おかしく書けたかもしれませんけど、今回はこの辺にしておきましょう。

地震で崩れ去った建物をテレビで目にする度に、レンガ造りの建物の構造のもろさを感じてますけど、新しい建物も相当な被害を受けていて、今回の地震の揺れ方が特殊だったんじゃないかなんてニュースでは言ってましたね。世界の中でも、とても特殊な地盤の上の国だと思いますから、一般的な理屈が通らない部分もあったのかもしれません。

ただ、勝手に良い方向に考えれば、首都のカトマンズは別としても、ヤムダナラ村の様な村部にある様な民家はかなり簡単な構造ではありますから、大きな建物を建て直すのとは違って、復旧にはそれほどの時間はかからないかもしれません。壊れていなければ、レンガはそのまま再利用できるでしょうしね。生活がシンプルであるが故の、再建の早さを期待したいです。

人的な被害についてはどうしようもありませんが、自力で生きていく力みたいなものは私たち日本人よりもはるかに強いと思いますから、自給自足的なサイクルが崩れていないことを望むばかりです。とは言え、一刻も早く各国からの支援が被災地に行き届くことを願わざるを得ませんけどね。国家としての統制力も試される時でしょう。

私のネパール体験はもう相当に昔のことであって、記憶としてはかなり風化してしまってはいますが、ネパールという国をほとんど知らない大方の皆さんよりは、今回の地震をとっても身近に感じてるんだと思います。だからって何ができるわけでもないんですけど、これまで行ったどの観光地よりも私の心をとらえて離さないあの山奥の村々にも、マリーゴールドのような笑顔が戻るようにこれからも心を寄せていきたいと思っています。


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コメント

再生能力

このシリーズ記事が無ければ、ニュースで大地震被害の大きさを知る程度で、
ネパールという国の実情を知らないままだったと思います。
特に山村の小さな村の生活の状況を知ることは無かったでしょう。
その意味でも今回のシリーズ記事は、お酒造りに全く関係ないにしても、
大きな意義のある記事だったと思いますよ。

なるほど、簡素な構造の住居で文明にも頼っていない分、
住居を復旧したりする再生能力は私たちよりも高いでしょうね。
自然をも味方にする、その再生能力に期待しましょう。

  • 2015/05/08(金) 12:31:13 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 再生能力

少しでもネパールのことを知っていただければと思って書きました。
私も書きながらいろいろ思い出して楽しかったです(笑)。
お酒とは全く関係ない点に関しては、大目に見てやってください(汗)。
レンガと土とで周りを囲んで、土製のかまどで煮炊きをしている家もありました。
だからって、あんまり貧しいっていう感じでもないのが不思議でしたね。

  • 2015/05/08(金) 18:39:12 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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