専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

ネパール大地震(その5)

ヤムダナラ村まで行くのは、かなり大変な道のりでした。詳しい位置は忘れちゃったんですけど、カトマンズからバスに数時間ゆられて、その後は歩いてしか辿り着くことができない山の上の村だったんです。相当ハードな上り坂だと、行く前から関係者には脅され続けてました。

実際に行ってみると、登山って言うほどの急坂ではなかったものの、とにかく山を登り続けて、これ以上続くと自分の体力もヤバいかなと思い始めた頃、休憩を入れて3時間から4時間くらいかかってようやく到着した記憶があります。こんな山の中に人里があるなんて、とても想像できそうもないような行程でしたね。

私達は相当に覚悟して、登山靴まではいかないにしても、トレッキングシューズみたいなのを用意して履いて行ったんですけど、山の麓まで迎えに来てくれたヤムダナラ村の子供達は、なんとペラペラのビーチサンダルみたいなのを履いていたんですよね。最初にそれを見た時には何とも肩透かしを食らったような気になったものの、山を登り始めて、それで良かったと思い直したものです。現地の子供達は、なんとも身軽でした。

少し不安な材料とすると、ネパールの山岳地帯には国境を越えて中国側から、俗に言う山賊が出没するらしくて、万が一のことがないように、ネパール側の配慮で銃を持った警備員を数名付けてくれてありました。ちょっと物々しかったんですけど、現地の子供達もいましたし、それほど緊迫した状況じゃありませんでしたけどね。

村中のマリーゴールドを使って私達のために作ってくれた首飾りを村の入り口で首にかけてもらって、私達は村の広場で行われたセレモニーで大歓迎を受けました。びっしりと隙間なく作り込まれた山腹の段々畑を抜けて、ようやくたどり着いたヤムダナラ村は、山間にぽっかりと現れた陽だまりのような村でした。


□□□ いつまでネパールシリーズが続くのかな □□□
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コメント

おはようございます

地震の直後の映像だと思うんですが、小さな家くらいある巨大な岩が斜面を転がり落ちていくのをテレビで見ました。

車が入れない道を何時間も歩いて、暗闇の中で松明?をもって識字教室へ通う女性たち・・・
そんな道が崩れて通れなくなったらそりゃ大変な事なのは想像に難しくありません・・・支援物資だって届かないでしょうし、救助隊だって簡単には来てくれないでしょうし・・・

招聘事業に一度関らせていただいたのは副委員長の時でしたが、我々とは感覚が違うってか、物を大切にして笑顔が素敵で・・・日本に来られる人って、ある程度エリート?の類に属する階級の方だって聞いた事がありますけれど、我々がいかに便利なモノに囲まれた暮らしをしているのか考えさせられた事がありました。。。

我々なんかより数倍も生きる力を持っている彼らでしょうから、きっと自分たちでなんとか工夫して復旧に向けた努力をしている!そう信じたいです。。。

岳志さんたちは、実際に現地に行かれてらっしゃいますから、自分なんかよりもっと今回の地震には思うところがあるんじゃないかと思います。

これから味噌を煮るんです・・・GW最後の大イベントっす
ではでは良い休日を!

  • 2015/05/06(水) 04:27:17 |
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  • タッキー #-
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陽だまり

話を伺うほど、よくぞこんな派遣事業を行ったものだと驚いてしまいます。
とても観光気分では参加できませんね。
山の上の村で日本では考えられないような家に泊まったと伺って、
山小屋を想像しましたが、その想像を超える建物かもしれませんね。
でも『陽だまりのような村』ってところに、
そこに暮らす人たちの温かさと優しさが伝わってきます。

今朝は早起き。
これから嫁さん、娘と一緒に函館観光に出かけます。
天気もまずまずで楽しんで来ます!

  • 2015/05/06(水) 06:27:41 |
  • URL |
  • まっちー #-
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Re: おはようございます

建物の倒壊した様子はニュースでよく見ますよね。
山の中では一体どのような状況なのかよく分かりません。
道が寸断されてしまったら山の中で孤立している集落が出てきちゃうかもしれませんよね。
私が登った道はそんな立派な道じゃなくって、寸断されるほどのものじゃないっていうか・・・。
でも、村の建物は潰れちゃってるかもしれません。

  • 2015/05/07(木) 08:12:49 |
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  • 岳志 #-
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Re: 陽だまり

こんな事業は普通の団体じゃできないでしょうね。
JICAさんの協力と駒ケ根市の本気と地元青年会議所の若い力の賜物でしょう。
山村の建物って言うのは山小屋じゃなくって、レンガのほったて小屋というイメージです。
家具なんて何も置いてないような小屋ですが生活には困らないんでしょう。
本当に生きていくための道具ってそれほど必要ないのかもしれませんね。

  • 2015/05/07(木) 08:15:56 |
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  • 岳志 #-
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