専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

毎日毎日

何にもなくても慌ただしい造りの時期なのに、それに輪をかけてドタバタしている毎日を振り返ってみると、よくも飽きずに同じことを繰り返しているもんだっていう、感慨と驚きと嘲笑が入り混じったような気持ちになります(笑)。毎日毎日毎日毎日、酒造りが全てっていう生き方がカッコいいとは思えませんけどね(汗)。

いつもの造りの時期とは違った、今の私の頭で考えるからっていう部分もあると思いますけど、普通の人の生活ではもっといろいろとバラエティに富んだイベントが発生しそうなもんなのに、粛々と、本当に粛々と酒を造り続けるだけっていう生活は、ある意味で、修行僧の超ストイックなそれに酷似しているような気分にさえなります。

で、この修行の後に何か得られるのかって言えば、当然生産物としてのお酒や酒粕はできますけど、精神的には忍耐力が付くってことくらいかもしれません(笑)。人間が麹菌や酵母菌を操っているのか、逆に彼らに奉仕させられているのか分かりませんが、そういうミクロな生物と一緒に過ごそうとすれば、単純なことの途切れない繰り返しになるのは理にかなった帰結なのかもしれませんね。

苦しそうに見えるそんな生活も、どっぷり漬かっちゃえばそれほど苦しいばかりでもありません(笑)。小さなお蔵さんではどこでも最少の人数で仕事をしようとするもんだから、誰かにしわ寄せがいっちゃったりしますけど、もうちょっと人足的に余裕があれば、それなりに楽しく過ごせると思います。実際私も、かつて蔵に何人か泊まり込んでいた時分には、夜の仕事もなんだか楽しかった思い出がありますね。

そういう生活のどこに起伏をつけてリズムを出していくのか、新しい方向をどうやって模索するのか、改善点の発見をいかにして行うか等々に意識して取り組んでいけば、何も考えずに同じことを繰り返しているのとは全く違った地平が見えてくるはずです。そういうことを意識しようと心掛けるには、今の私はチト忙し過ぎるんですけどね(汗)。


□□□ もうちょっと頑張るぞー! □□□
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コメント

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  • 2015/02/11(水) 10:55:40 |
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合わせる

仕事と言うのは大きく見ると、毎日毎日の繰り返しですよね。
細かく見ると日々変化する状況に対処しなきゃいけなくて、
やることが違ってきますけどね。
中でも、もの造りの仕事は同じ作業の繰り返しが多いんでしょうけど、
生き物が相手なだけに、その違いや変化に合わせて行かなければなりません。
サラリーマンが上役の顔色を伺うのと似てますかね。
ま、全然違うでしょうが。(笑)

昨夜、先月から札幌公演が始まった劇団四季のミュージカル
「キャッツ」を観てきました。
もう30年以上も前に新宿での公演を観て以来、もう4~5回も観てますけど、
いつも、わくわくドキドキ楽しい気持ちにさせてもらえます。

  • 2015/02/11(水) 12:07:25 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 合わせる

そうですか、サラリーマンも生き物相手の職業だったんですね(笑)。
上役っていう生き物は扱いづらそうですよねぇ・・・。
毎日毎日繰り返しって言っても、同じことは繰り返せないんですよね。
絶対にどこか違ってくるから面白いんじゃないですかね。
キャッツをそんなに何度もご覧になってるなんて、まっちーさん文化人?(笑)
私はニューヨークで観ましたが、話の内容は全然分かりませんでした(汗)。

  • 2015/02/11(水) 23:02:56 |
  • URL |
  • 岳志 #-
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