専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

吟醸リハビリ(おまけ)

読者の皆さんにずーっと説明しよう説明しようと思ってて、ついぞしそびれてることがあったんです。もしかしたら、皆さんも少し疑問に感じておられていたかもしれないんですけどね。それは、吟醸週間中のブログに使っていた写真についてですが、「何だこりゃ?」って思ってたりしませんでしたか(笑)。

6回分全てがタンクの中のもろみを覗き込んでいる様なアングルになってますが、正にその通りのタンクを覗き込んで撮った写真です(笑)。毎回、どんな状態のもろみなのか説明を付けようと思ってたんですけど、短い文章の中だとそれもできなくて、何となくそのままにしちゃってました、スイマセン(汗)。

とは言え、それぞれ大した内容の写真じゃないことも確かで(笑)、こんなのにいちいち説明付けてらんないもんだから、いつかまとめてご説明申し上げようと思ってたんです。一応、仕込の順を追って6枚の写真を撮り続けるのって、それなりに根気がいるんですよ。全て同じ純米大吟醸のもろみですから、一度に撮るってわけにもいきませんしね。

1月19日:純米大吟醸の酒母の様子。仕込んでから数日経って、『暖気入れ(だきいれ)』と言う酒母を加温する操作をした日の夜に泡が立ってきた時の写真です。結構モコモコして、ちょっと触ってみたくなるような泡でしょ。

1月20日:全く同じタンクの数日後の様子。元気だった泡がひいてきて、泡自体の厚みはほとんどないんだけど、同じ様な大きさの泡が並んで、これはこれできれいに見えます。この頃には、とても良い香りが酒母から立ってます。

1月21日:今回の酒母は、1個を2本の純米大吟醸の仕込みに使いました。つまり、各々の純米大吟醸の仕込みに、酒母の半分ずつを投入したってことで、この写真は最初の半分を使った残りの図です。ま、半分ってだけの写真ではあります(笑)。

1月22日:もろみは『添(そえ)』、『仲(なか)』、『留(とめ)』の3回に分けて仕込みますが、これは『添』を仕込んだ翌日の様子。『踊り(おどり)』と言われますが、ブツブツと泡が立って元気そうです。

1月23日:『仲』を仕込んだ日の夜。『仲』から大きなタンクに仕込むようになります。手が届かないので下の方の壁には米がこびりついてますが、拭くわけにもいかないのでそのままにしておくしかないんですよね(汗)。

1月24日:これが最後の『留』仕込を行った翌朝の様子。温度もちょうど良く推移して、仕込とすれば成功でしたね。これから約ひと月をかけてこのもろみが発酵して、美味しい純米大吟醸になります。ま、ここからが長いんですけどね(汗)。

ちなみに、もろみの上面に必ず影がかかりますが、これは上にかけてある布をめくっていたり、タンクの蓋をずらして置いていたりしたもんだから写ったものですが・・・こんなこと今さら説明しても、わざわざ過去の写真を見返す人もいないでしょうなぁ(笑)。


□□□ あまり意味のない記事でした(汗) □□□
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コメント

変化

仕込んでからの経過日数の違いで、もろみの状態が随分と違ってきますよね。
プクンプクンとシャボン玉のように膨らんで音を立てて弾ける様子や
泡立つ様子を見ると、もろみが生き物なことが良く分かります。
それに香りも随分と変化しますよね。
吟醸週間シリーズのもろみ写真説明を終えて、肩の荷が下りましたか?(笑)

  • 2015/01/29(木) 12:29:20 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 変化

まっちーさんは、蔵見学等で実際のもろみはご存じでしょう。
香りだって嗅いだ事があるはずです。
もし蔵の中に時期が連続したもろみが並んでいれば、もろみの変化の様子も分かるでしょう。
やっぱり百聞は一見に如かずなんですよね。
蔵見学の経験豊富(?)な方には、蔵の中の説明はしづらいです(笑)。

  • 2015/01/30(金) 00:00:53 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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