専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

特純無濾過(つづき)

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さて、今回の無濾過生原酒のビン詰めについては、ひっじょーに気掛りな点がひとつ。それは、ここでも記事にした通り、冷蔵配送に関してでした。これまでずっと使ってきた、クロネコヤマトさんのクール便が使えなくなっちゃったもんだから、何とかして他の方法を考えなくっちゃならなかったわけです。

この4月からクロネコさんの料金体系が見直されて、基本の送料自体も値上がりになりましたが、オプション扱いであるクール便の価格が跳ね上がっちゃったんですよね(涙)。加えて、重さの制限もこれまでより厳しくなって、県外の酒販店さんに対して従来通りのクール便での発送が難しくなっちゃったってことです。

そして、これもここに書いた通り、今回はクール便オプションは使わずに、段ボールの中に保冷剤を入れて発送するっていう方法を試験的にやってみることにしました。そうすれば、荷送り自体は通常の発送と価格は全く同じってことになりますし、いろいろ計算してみてもそれが一番安上がりだったんですよね。

で、その発送作業の様子が上の写真なんですけど、やってみると段ボールでの荷作りも慣れてくればそれなりに簡単ですし、作業自体で困ったことは全くありませんでしたね。ただし、やっぱりこれまでに比べれば特殊な発送方法ですから、他のお蔵さんからもアドバイスを受けて、注意すべき点はいくつかありましたよ。

例えば、中に入れる保冷材は、最初はカチンカチンに凍ってますから、中で暴れるとビンを壊しちゃうことがあるみたいで、別の段ボールをビンをガードする様に中に入れるか、新聞紙なんかで巻いて入れるのがいいんだとか。今回は新聞紙で包んで入れてみましたが、とにかくビンやレッテルを傷つけないでいてくれればOKです。

もう一点言われたのは、この段ボール自体は耐水性のものだとしても、中がひんやりしていれば外側にうっすら汗をかくようなこともあって、粘着力の低いテープを梱包に使うとはがれ易いってってことでした。いつも使うテープよりは高いヤツを使っておきましたが、これもちょっとばっかしドキドキしながらの結果待ちでしたよ。

何軒かの酒販店さんに荷物が到着した後にお電話をして聞いたところによると、どうやら問題は何もなかったみたいですね・・・たぶん(汗)。段ボールもしっかりしていたし、中のビンに水滴が付いてレッテルがよれることもなかったし、ビンが割れることもなかったようです。特段の報告はありませんでしたから、とりあえずはホッとしましたね。

一番の気掛りはお酒の温度でしたが、ちょっとひんやりしていたっていうお店と、外気温とほとんど変わりがなかったっていうお店が半々くらいでしたね。保冷材が凍っているうちはそれなりに冷えてはいたんでしょうから、とりあえずこの点も及第点ってところでしょうか。今回はいろいろと苦労はしましたが、まずまず成功と言ってもいいでしょう。今日の晩は枕を高くして眠れそうです(笑)。


□□□ 昔はずっと3位だった時期もありました □□□
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コメント

情報交換

保冷剤を入れるだけじゃ済まなくて、色々とノウハウがありますね。
こういう時の情報交換は貴重です。(^^)
真冬になると、北海道便などは凍る心配もしなきゃいけなくて、
凍結防止のためにクール便を使うなんてことも聞いたことがあります。
何とか少ないコストで目的を達するために、知恵を絞るしかないですね。

  • 2014/06/21(土) 12:25:01 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 情報交換

自分じゃこのノウハウをつかめませんよね。
つかむまでにかなりの時間がかかっちゃうでしょう。
いろいろと惜しみなく教えてくれてとっても助かりましたね。
それにしても、凍結防止のためのクール便って・・・(笑笑笑)。
北海道じゃ暮せそうもありませんねぇ(汗)。

  • 2014/06/21(土) 17:47:09 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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