専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

伊那予選

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このイベントに関してもこれまでも何回か記事にはさせていただいていると思いますが、駒ケ根市の隣の市である伊那市の商店街を会場として、地元の酒造メーカーが一堂に会した飲み歩きイベント『伊那街道呑みあるき』が週末に開催されました。日本酒メーカーばかりじゃなくって、ワインもビールもウィスキーもブースがあって、とても賑うイベントになってますね。

お酒を提供するっていうことはもういつものことなんですけど、ここ数年私達『伊那酒造協会』が取り組んでいるのが『利き酒選手権』なんです。一般のお客さんの中から興味を持っていただいた方を集めて、会場の一角で利き酒の腕試しをやってもらって、優秀な利き酒能力を持った人を見つけ出そうっていうわけです。

こんな場所でやってはいますが、この選手権は全国大会の中の、長野県予選の中の、更に伊那地方予備選みたいな位置付けで(笑)、もしも勝ち上がっていけば全国大会にまで行けるっていう夢のあるコンテストなんです。実際に、上位2名の方は交通費はこちらからお出しして、毎年県大会にまで行っていただいているんですよね。

今回、私達としてはちょっとした思い入れもあってこの選手権を開催したんですけど、実は、昨年の全国大会で優勝したのが長野県の代表の女性の方だったりしたもんだから、2匹目のどじょうを狙おうと、もしかしたらそれが自分達の地方から輩出されるんじゃないかと、淡い期待を込めて皆さんに声をかけさせていただきました(笑)。

何年か続けてやってますから、もう常連さんみたいな方もいらっしゃって、待ってましたとばかりに受け付けに並んでいただいたんですけど、そんなことを何も知らずにただイベントに参加しに来て、面白そうだからやってみようなんていうお客さんもいらっしゃって、ま、ある意味でこの会場は宝の山なのかもしれません(笑)。

きき酒の方法は、6点のお酒を最初に利いて、その後に同じ6点を順不同で利いてマッチングさせるようなやり方なんですけど、6点ものお酒をどれとどれが同じお酒なのかを言い当てるのは実はとっても大変なことです。正直に申し上げれば、たぶん私じゃ全問正解はまず不可能なんじゃないですかね(汗)。

かなり味の違う6点であれば利き分けもし易いでしょうけど、今回は同じお蔵さんの6種類の商品が出されてましたから、難易度はかなり高かったと思います。それでも、優勝の方の成績は2種類のお酒を入れ違いにしただけであとの4種類は正解でしたから、ほぼ全問正解と言ってもいいでしょうね。おめでとうございました!!!

この全国利き酒選手権伊那予選から全国大会への出場者が出てくれることを期待していますが、全国大会は10点くらいのマッチングで、大抵全問正解者が出ますからかなりのレベルじゃないと太刀打ちできません。今回勝ち残った2名の方のご健闘を祈りながら、この日のイベントも大盛況のうちに終了しましたとさ。


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コメント

聞き酒

聞き酒はどうも苦手です。
abcが正解のところをcabと答えたり、妻の元勤め先のお蔵のお酒が解答にあるとそれだけ当たったりといった感じです。口に含んだのを吐き出すのも勿体ないから呑んでしまい、感覚が鈍るんでしょうかね。まぁ、私の場合、お酒は楽しみでありますから、美味しければいいんでしょうね・・・。

  • 2014/06/15(日) 01:40:00 |
  • URL |
  • むんふー@愛知 #-
  • [ 編集 ]

お客様の好み

お客様を巻き込んでのきき酒選手権は、日本酒に関心を持っていただく意義ある催しだと思います。

一方、僕が常々やってほしいと思いながら、なかなか引き受け手が居なくて、未だに実現できていないのですが・・・。

飲み歩きの中から、好きな銘柄を書いていただこうと言うものです。
どうしても人気投票のようになりがちなのですが、(その方が参加者の盛り上がりが大きいとは思いますが)狙いは、消費者の皆さんがどんな日本酒を好まれるかを知ることです。
僕たち酒造関係者はどうしても、業界内の常識的な発想から抜け出せないので、ひょっとしたら、消費者の皆さんが好まれる酒との間にずれがあるかもしれないと思うからです。
きき当てと言う、技術的な催しも面白いのですが、お客様のお好みの傾向を探るのも、意味がある催しだと思っていますが。

  • 2014/06/15(日) 10:44:06 |
  • URL |
  • 酒ひろし #-
  • [ 編集 ]

苦手

ボクも、むんふーさんと同じで、美味しいお酒を楽しめればいいんです。
利き酒は神経を集中して感覚を研ぎ澄まさなければいけないから、
かなりのエネルギーを使いますよね。
お酒を楽しむのに、そこまでしたくないという怠け者です。(^^ゞ
その反面、利き酒能力の優れた人は尊敬しちゃいます。
微妙な違いを感じ取るだけでなく、ちゃんと覚えてるんだから、
とても人間わざとは思えません。(笑)

  • 2014/06/15(日) 15:48:01 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 聞き酒

私も利き酒は苦手なんですよ(笑)。
職業柄やらざるを得ないから訓練はしてますけどね。
そんなに気にせずにちょっと味の違いを感じるくらいでいいと思います。
そっちに気が取られ過ぎてお酒が楽しめないようじゃ面白くないですもんね。
美味しきゃいいんです、美味しきゃ(笑)。

  • 2014/06/16(月) 15:49:20 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

Re: お客様の好み

好きな銘柄を書いてもらうっていうこともやってます。
そういう人気投票も大切じゃないでしょうかね。
参加蔵のお酒を目隠しで並べて投票したりするイベントもあります。
私達とすると、その結果を知るのは少しドキドキものなんですけどね(汗)。
先日の東京の利き酒会では信濃鶴は30銘柄中2番でした。

  • 2014/06/16(月) 15:51:40 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

Re: 苦手

楽しく飲むのがお酒ですから、試験を受けているような気分じゃ面白くないですよね。
商売にするのならいざ知らず、自分の好き嫌いで飲み分けるくらいでいいんじゃないですか。
たくさんのお酒を集中して利き酒するのもかなり疲れます。
そうなると変な酔い方になったりしてね(笑)。
おっしゃるように、微妙な違いを覚えてるっていうことがすごいことなんですよね(汗)。

  • 2014/06/16(月) 15:54:22 |
  • URL |
  • 岳志 #-
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