
久しぶりに蔵の中の話題です。ここの所いかに蔵の中の仕事をしてないかバレちまいますね(汗)。
月曜日は本来ならば会社は休業日なんですけど、酒粕の需要がこれから最盛期を迎えるこの時期に、社員総出で酒かすを小袋に詰めて製品化する作業をやるんです。これからは毎日というほど粕詰めが続くわけですが、ここで一旦ストックをある程度作っちまおうってわけなんです。
何でこの時期に酒粕がたくさん売れるのかお分かりですか?そりゃ、もちろん奈良漬を漬けるシーズンだからですね。これからお盆くらいにかけて瓜が取れてきます。それに合わせるようにして、酒粕も出ていくわけです。今は、野菜や魚の粕漬けもメジャーになってきてますから、そういった向きの需要もありますが、奈良漬のそれに比べれば微々たるもんです。
昔は、って言っても数年前までですが、造りの時期に毎日のように出てくる酒粕は、大きなタンクに入れ込んでおいて、この時期になると人が中へ入ってスコップで粕を外へ掘り出して、それをみんなで袋に詰めたんです。タンクの深さは2mくらいありますから、掘り始めはいいんですけど、底にいくに従ってタンクの外まで粕を掘り出すのは大変な作業になるんですよ、これが。
そこで、現在は写真にあるような、大きなポリの容器に1トンくらいずつに小分けして取っておいて、袋詰めの際にはそこから直に手ですくうようにしています。この容器はリフトでどこへでも運べますし、少しずつ冷蔵庫から出してこれますから、とても重宝してますね。
冷蔵庫から出してきたポリ容器に、みんなで手を突っ込んで少しずつすくいながらビニールの袋に詰めていきます。ひとつの袋に1貫目(かんめ)詰めます。1貫目ってどのくらいの重さか分かりますか?3.75kgですよ。昔の人は慣れているんでしょうけど、現代の我々には尺貫法は馴染みがないですよね(笑)。
この作業、今の世の中のことだから、うまいこと機械でできるんじゃないかと誰しも思うし、そういうものがあればぜひとも欲しいんですが・・・ないんだな、これが。そりゃとてつもなく金を積めば、作れるのかもしれませんが、どこの蔵でも手作業なんですよね。灘の大手さんでもそうじゃないんでしょうかねぇ。
さて、何で手作業なのかはちょっと後回しにして・・・ここでこのブログの読者のタッキーさんから広報のお願いを受けましたから、ここに貼り付けておきますね。新潟の地震のボランティアについてのお願いだそうです。このブログがそんなにお役に立てるとは思えませんが、少しでも力になれるのなら協力させてもらいます。なるべく早い方がいいでしょうから、今日ここでのっけてしまいます。続きはまた明日。
突然の御願いなのですが、広報を御願いできないでしょうか?私がお手伝いしている『バード・防人さん』の全防災ネットは、県外のボランティア受け入れの無いと言われる現地で実際に活動しています、信用できない団体であれば今回の状況の中で受け入れられるはずがありません。今回の新潟での地震でも、平時に建てた防災計画が機能せず、報道されている以上に現地は深刻な状態のようです。是非実際の状況を皆さんに知らせていただけないでしょうか?『寒鰤庵』さんのページに詳細が書かれています。リンク等でかまいません、多くの方に現地の生の声を聞いてほしいのです。よろしくお願い致します。
□□□ 粕詰めしたら手が痛くてキーボードがうまく打てません □□□
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