どういう状況だったかっていうと、中学3年生の進路指導の一環で、地元の各高校の校長先生が自分の学校の話を各々なさった後に、高校で活躍している先輩や、既に社会へ出て面白い仕事に就いている先輩の話を聞く会があって、その講師として呼ばれたんです。
当時の教務主任が私の中学校時代の恩師だったので、断りきれなかったんですが、お酒造りの話の他に、こんな寓話も付け加えたんです。3人の職人の話です。
『 ある旅人が、ある通りすがりの町で、せっせと同じ仕事をしている3人の職人を見かけました。
その旅人は最初の男に近寄って、何をしているのか尋ねました。すると、その男はこう答えました
「僕はこのブロックをセメントを使って積み上げているんです。ブロックが重くて大変なんですよ」
旅人は次の男にも同じ質問をしました。すると、次の男は
「私はここに塀を作っているんですよ。この辺じゃぁちょっとお目にかかれないくらいの大きな塀になりますよ」
旅人は最後の男にも同じ事を聞きました。すると
「あっしはここに病院を建ててるんでさぁ。大きくて立派な病院ができれば町の人たちもとても助かるでしょう」
3人とも同じ仕事をしているのに、どうして答えが違ってくるんでしょうか。 』
っていうような話でした。同じ仕事をしていても、その仕事に対する目的意識の違いで本人のやる気も違ってくるし、やる仕事の内容も変わってくるでしょう。だから、今皆さんが勉強している事は、明日のテストでいい点を取るためにやっているわけじゃぁなくて、将来社会に出て人の役に立つために必要なことだと思って頑張ってほしい・・・我ながらいい話をしたもんです(笑)。
現代の中学生のことですから、中には全然私の話を聞いてないなぁと思われる生徒も何人かいましたが、そんな生徒に向けても一生懸命話をしました。なぜかといえば、私も中学生時代はそんな生徒だったからです(笑)。
大人に向けて面白おかしく話をする事は、そう難しいことでもありませんが、中学生に向けて話をするというのは、いろいろと気を使って案外大変なことでした。最初で最後の経験でしたが、いい思い出になっています。
一緒に聞いていた保護者の方や先生たちのウケは良かったみたいで、後日他の中学校でも同じ話をしてくれと頼まれました。予定が合わなくて、そちらはお断りしちゃいましたけどね。それに、その中学の卒業生じゃなきゃあまり意味ないんじゃないのかな?
なんで唐突にこんな話題を取り上げたかっていうと、おんなじような話をブログ師匠のページで見つけちゃったからです【石切り場のお話】。私は最初にどこでこの話を聞いたのかは忘れてしまいましたが、いろんなところで取り上げられているお話なんでしょうね。
娘にこの話をしてみましたが・・・上の空でした(涙)。
□□□ 瞬間的に1位復活してました □□□
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