専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

オリ引き

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今日は、先日搾った純米大吟醸のオリ引きをしたんですけど、だからその話題をブログに載せようとしたんですけど、そう思って書き出したんですけど・・・写真が撮ってないってことに気が付いて、いきなり書きづらくなっている岳志だったりします(汗)。やっぱり、写真が1枚あるだけで書き易くなる部分もあるんですよね。

更に、オリ引きの記事は毎年書いてるもんだから、長年の読者の皆さんには目新しいことが全くないもんだから、今さら何言ってんだみたいな冷ややかな視線も感じないわけじゃないもんだから・・・だから、余計に写真で目をくらませようっていう魂胆を持ってたくせに、作業の忙しさにかまけて、片付け終わった後に気が付いても後の祭り・・・(涙)。

若干の説明をすると、信濃鶴のひとつのアイテムとして『純米大吟醸』ってのがあるんですが、この大吟醸にはもうひとつ『出品酒』としての顔もあるわけです。全く同じもろみを一緒に搾るんですけど、出品用のお酒だけは少しだけ別取りしておくんですよね。そこから、各種のコンテスト用に小分けにして出品することになります。

この手のお酒は、長生社では全て1升ビンにとっておくんですけど、搾ってから数日経つと、ビンの底にオリが沈んでくるんです。オリ酒なんていう商品もあるように、オリがあるとお酒としてダメかっていうとそんなこたぁないんですけど、出品酒としては不要なものであって、なるべく早いうちにそれを取り除かなくっちゃならないわけです。

そのやり方は各お蔵さんで様々だとは思いますが、一番ポピュラーなのがサイフォンの原理を使って、細い管で上澄みだけを吸い出す方法でしょう。その辺が写真付きだと説明が簡単なんですけど、無いものは無いんですから、是非とも読者のみなさんの頭の中で想像力を豊かにしていただきたいんですが、ま、それほど想像力がいる話でもありません(笑)。

私が長年欲しいと思っているのは、『斗ビン』ってヤツです。つまり10升入るでっかいビンなんですけど、そういうデカイ物があるとオリ引き作業が10升一度にできることになるじゃないですか。1升ビン10本を相手にするのと比べれば、非常に手間が省けると思うんですよね。

よく、『斗ビン囲い』なんていうネーミングの商品がありますが、それはそういうビンに保存しておいた特別なお酒ですよっていう意味なんですけど、長生社には1本もなくて、結構昔から憧れてたりします。そんなに高いもんでもありませんが、それほど安いわけでもありません(汗)。でも、来年は何本か買ってみようかなぁ・・・。

忙し紛れ、苦し紛れの記事になっちゃって申し訳ありませんが、とりあえずオリ引きの時に使う細い管だけはご覧いただきましょう。これを1升ビンの口から入れて、上澄みだけを吸い出すんですから、さすがローテク業界の安上がりな知恵だと思いませんか(笑)。


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コメント

えっ!そうなの?

オリ引きの記事は毎年目にしてますから、その様子は想像できます。(笑)
でも、長生社に斗ビンが無いのは初めて知った気がします。
てことは、いつも写真の撮り忘れで載ってなかったのか、
単にボクの物忘れなのか...(^^ゞ
一升瓶でのオリ引きは、かなり忙しい思いをしそうです。

なんとなくだけど、出品酒は斗ビンに入れて置くってイメージがありますから、
必需品として、是非、買いましょうよ!(^^)

  • 2014/03/02(日) 11:02:44 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: えっ!そうなの?

そうでしたっけ、斗ビンがないっていう話は初めてですか?
いやー、毎年書いてても抜けてる話題ってあるもんですね(汗)。
ま、だから平気で同じ内容のブログが毎年書けるんですけどね(笑)。
確かに一升瓶でのオリ引きは実に忙しいものがあります。
そこを楽するために、この程度の出費は仕方ないですよねぇ。

  • 2014/03/03(月) 18:03:18 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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