専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

大物洗い

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蔵の仕事には洗濯物は付き物です。毎日いろんな布類を使いますから、使い終わった後には当然それをきれいにしなくっちゃならないってことになって、毎日洗濯をすることになるわけです。大きい物から小さい物までいろいろありますが、基本的にはデッカイ業務用の洗濯機で一緒に洗っちゃいます。

物干し場は蔵の南向きの屋根の上にあるんですけど、お天気の悪い日以外はいつも何か干されてますね。快晴で暖かい日には絶好の日向ぼっこ向けの場所になるんですけど、忙しく飛び回っていますから、ゆっくりとはしてられませんね(汗)。忙中閑ありで、寸刻を惜しんで深呼吸するくらいが関の山です(笑)。

大きな物干し場があるっていうことは、たくさんの洗濯物を干さなくっちゃならないっていう理由もさることながら、大きな布を干すためのスペースが必要だっていう意味でもあります。大きな布だってたくさん使いますから、それが問題なく干せるだけの広さは確保しとかなくっちゃなりませんからね。

写真にあるのが、たぶん蔵で使う布としては一番大きな物だと思います。麹室で蒸米を広げる時に使いますが、6メートル×3メートルくらいの大きさかな。たくさんの蒸米を薄く広く広げることもありますから、いくら大きくても困ることはないんですけど、この布は設置してある機械に合わせて作られた専用品です。

ご覧になってお分かりのように、布って言っても化学繊維の物でスケスケの感じです。化繊の布は蒸米がくっつくことがなくて扱い易く、蔵の中ではたくさん使われてます。そういう使用上の利点以外にも、干す時にもいい点がいくつかあるんです。これだけデカイんですから、ひとりで干すのが大変なのは仕方ありませんけどね。

ひとつは乾き易いっていうことでしょう。どうして乾き易いのか科学的に説明しろって言われると困りますが、化学的な繊維は芯まで水が入り込んじゃうことがなくって、水はけがいいってことなんですかね(汗)。とにかく、ある程度の天気なら、短時間干しておくだけでも大抵乾いちゃいます。

もう一点、私が密かに楽だと思っているのは、化繊は目が詰まってないもんだから、風通しがいいって言うか、風でバタついて飛ばされちゃうようなことが少ないんですよね。普通の目の詰まった布は風をもろに受けて、大きければ大きいほど弱い風でも強くあおられるもんだから、洗濯バサミなんて物ともせずぶっ飛ばして地べたをさすらっていることがあるんですよね(涙)。

ですから、大物を干す時には風が強いかどうかはとても大きな注意点なわけで、いくら快晴でも風があるようだったらあおられ易そうな布は蔵の中に干すことにしてます。これまで何度洗い直しの憂き目に遭ったか分かりませんが、化学繊維のものはその対象になることが少ないですから、保温目的で使うような布以外は新しいタイプがいいと思ってるんですけどね。


□□□ ひとりで干すにはコツが必要です □□□
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コメント

早起き

澄んだ青空の下で陽を浴びて気持ち良さそうです。
なるほど、布一枚をとっても、その用途に合った特性があるんですね。
化繊は軽いのはもちろんでしょうけど、確かに乾きやすそうだもの。

さて、今朝は早起きしましたけど、嫁さんと京都旅行に出発です。
新千歳空港を朝8時5分に出発の便なので、寝坊してはいられません。(^^ゞ
京都の紅葉はほとんど終わってるようだけど、まだ観られる所もあるそう。
火曜日までの3泊4日を楽しんできます♪ (^^)

  • 2013/12/07(土) 05:13:04 |
  • URL |
  • まっちー #-
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Re: 早起き

いーないーな、京都までお出かけですか!!!
まだまだ関西方面は紅葉はしっかり残ってるんじゃないですか。
どの辺を回られるのか分かりませんが、きっと風情のある京都を楽しめると思います。
美味しいものだってお食べるなるんだろうから、羨ましいことこの上なし!!!
旅行中はコメントは気にしなくてもいいですから、しっかりと楽しんでくださいねー(笑)。

  • 2013/12/07(土) 17:26:58 |
  • URL |
  • 岳志 #-
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