専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

囲む会(最終回)

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飲んでいる最中に、誠に失礼かとは思ったんですけど、夏川さんにサインをお願いしました。気の置けない仲間との飲み会の時に無粋なことはしたくなかったんですけど、女房と娘に何が何でもとせがまれて、わざわざ忘れたふりをして家に置いてこようとしたのに、「アナタ大事なモノ忘れてるわよ」と目ざとく見つかって、カバンに押し込まれて持ってきてたんですよね(汗)。

きっと、お勤めになっている病院でも、あの先生が夏川走介だってことはある程度バレてていろいろと気を遣われることも多いでしょうから、好きな酒を飲んでる時くらいって思ったんですけど、女房は全巻読んで感動してますし、娘は大好きな嵐のメンバーが主人公として出演している映画の原作者だってことで、両名とも今回の飲み会には多大なる期待を抱いていた模様(笑)。

それでも、お話を聞くと、東京に住んでいるならいざ知らず、信州の田舎にいて、常日頃は全く時間的余裕のない医師の生活をしているってことで、いろんな所に引っ張り出されることが少なくて良かったなんておっしゃってましたね。売れっ子作家になったら、なんやかんやと本業とは違う仕事が入ってくるんでしょう。

とにかく時間のない生活ですから、小説を書くのなんて1日に1時間程度のものなんだそうです。一冊書き上げるのにも、かなりの時間がかかるんだとか。長い時間が割ける時には、神が降りて来たようになって一気にはかどることもあるそうですが(笑)、副業でミリオンセラー作家をやるのは並大抵じゃないでしょうね。

この日一番ギクッとしたのは、夏川さんもちょっとこのブログを読まれることがあるって聞いた時ですかね(汗)。きっと、見たことがあるっていう程度なんだとは思いますが、物書きのプロフェッショナルに読んでいただくにはあまりに稚拙な文章ですから、お恥ずかしいことこの上なくって、恐縮するばかりでした。

でも、お話の中で共感したのは、夏川さんも小説を書くっていうのは本業じゃないんだけど、書くことが好きで、書くことで気持ちの休まる部分があるなんておっしゃっていたことですかね。私の場合にはちょっと本業に関係する部分もありますけど、書くこと自体は全く苦痛じゃありませんし、本業とは違う息抜きの時間っていう意味合いにもうなずけるものがありましたね。

最後に、もし『神様のカルテ4』が出版されるとしたらどういうシナリオになるのか、この日出席していたほろ酔い参加者で考えた内容を、ほんの一部だけ極極極秘にお知らせしましょう・・・どうやら、その巻には手に負えないほど石頭な蔵元杜氏が患者として登場して、何とかお酒を造り続けさせようとする主人公の治療もむなしく、最後には末期の頑固な癌で死んでしまうらしいです・・・ウソウソ(笑笑笑)。

今回の囲む会は、とてもいい経験をさせていただきました。楽しい飲み会にお邪魔させていただいた夏川さんにも、いいチャンスに声をかけてもらった十兵衛のマスターにも心から感謝申し上げます。ご一緒いただいた皆さんにも、今度は松本のどこかでお会いできるのを楽しみにいたしております。本当にありがとうございました!!!


□□□ これにてシリーズ終了? □□□
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コメント

人気作家

人気作家と一緒に呑んでお話を聞けるなんて、そうは無い機会です。
お酒が入ると、お互いに口もすべらかになるから、
緊張せずに面白い話も聞かせてもらえますよね。
奥さんとお嬢さんも同席できたら良かったですね。

田舎住まいで忙しいのを理由に引っ張り出されるのを断わるのって、
造り期間の岳志さんと同じじゃないですか!(笑)
思い出しましたけど、
「戦争を知らない子供たち」の北山修さんは精神科の医師でもあり、
ボクのふるさと利尻島の国保病院に勤務してた時期があるんですよ!
ボクが島を出て学生だった頃でしょうか。
お会いしたことはありませんけどね。

  • 2013/06/18(火) 12:37:37 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 人気作家

確かにお酒を飲みながらだと会話も弾みますよね。
私も夏川さんととても楽しくお話しすることができましたよ。
あまりオフレコみたいな話は出なかったと思いますが(笑)。
神様のカルテも松本市で撮影されてるみたいです。
十兵衛さんが使われてるのかどうかは知らないんですけど・・・。

  • 2013/06/18(火) 20:14:44 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

すみません

このブログで「神様のカルテ」系のネタが出る都度、夏川さんにチクってました(^^;)

それはともかく、是非また松本で呑みましょう!きっと、ご一緒した皆さんも楽しみにされていると思いますよ~

ところで、まっちーさんのコメントでウチの高校の大先輩(と言っても、お会いしたことはウチもないのですが)である北山修さんの名前が出てきてビックリしました。これも不思議な縁ですね。
「戦争を知らない子供たち」はもちろん、「あの素晴しい愛をもう一度」とか「風」とか、いい歌だなぁと思っています。

もっとも、ウチみたいな一介の酔っ払いとなった今では、「帰って来たヨッパライ」とか「さすらいのヨッパライ 」なども良かったりして(^^;)

> 神様のカルテも松本市で撮影されてるみたいです。
> 十兵衛さんが使われてるのかどうかは知らないんですけど・・・。

ネタバレになっちゃいますが、十兵衛さんも(お店は)登場していますよ。
夏川さんが「十兵衛さんみたいな雰囲気を持つお店で」とコダワリのコメントをしたんだそうで、映画スタッフが店主さんと交渉して、ロケ地として使われることになったようです。

  • 2013/06/20(木) 04:05:27 |
  • URL |
  • kuni@92の扉 #MAcqijD.
  • [ 編集 ]

Re: すみません

それで、夏川さんがこのブログを読んでくれてたんですね(笑)。
作家の方に読んでもらうなんてちょっとうれしいような恥ずかしいような気分でした(汗)。
また、みなさんと松本で飲める機会があるとうれしいですね。
当然十兵衛でも飲みたいですが、映画にも出てくるんですか・・・。
こりゃ、どこかで映画もちゃんと見とかないといけませんねぇ(笑)。

  • 2013/06/20(木) 07:59:13 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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