専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

春爛漫

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ついに散り始めましたね、長生社の桜も。いくら寒い天気が続いても、そう長く花びらがくっ付いているわけにはいかないみたいですね。朝、会社に出て来てみると、花吹雪が迎えてくれて、辺りにたくさんのピンク色が散乱してました。寒い風に吹かれて、何となくいつもと違った感じではありましたけどね。

桜にとっては、暖かい気候に叩き起こされるようにして咲き始めたんだけど、起きてみたら急に寒くなって、気持ち良く背伸びをするようには咲けなかったかもしれませんね。こういう天気も珍しいのかもしれませんが、春爛漫を感じさせてくれるはずの桜が妙に寒々しかったっていうのが今年のイメージでした。

桜が散っちゃう前にっていうわけでもないんですけど、会社では久しぶりの飲み会を開催しました。これは、コシキ倒し(蒸しが終了すること)と皆造(造りが終了すること)と新入社員歓迎とお花見とその他諸々を含めた慰労会ってところですね(笑)。造りもひと段落してきたので、このタイミングっていうことになりました。

このブログでも何度も書いてますけど、かつては酒造り期間中のいろんな節目に、お祝いと称してしょっちゅう飲み会があったもんです。蔵人が入ってきた、米を初めて洗った、最初のもろみが搾れた、っていうような日にはみんなで飲んでましたね。私もその度にゲロゲロになってました(笑)。

出稼ぎできている蔵人にはあまり楽しみもなかったでしょうから、そういうことも福利厚生的に大事だったのかもしれません。まぁ、当然、毎晩の晩酌はしてましたけど、夜の仕事もありましたから、しっかりと羽目をはずして飲めるような機会がそれほどあったわけじゃないんですよね。

でも、蔵人が遠くから来なくなってからは、徐々にその頻度が下がっていきました。これは、その必要性が無くなったっていうよりも、お酒の売り上げがどんどんと落ちるもんだから、会社としてもその手の出費を抑えなくっちゃならなくなってきたっていう理由の方が、大きいでしょうね。カッコ悪い話ですけど(汗)。

とは言え、造り酒屋自身がそういうささやかなお祭りをしないなんて許されるはずがありません(笑)。世の中が自重ムードでも、自分達は自分達で造ったお酒を飲んで元気になってなくっちゃいけませんよね。社員同士のコミュニケーションをとるためにも、お酒はとってもいい潤滑油になるはずです。この日も、気分は春爛漫で楽しい飲み会になりました。

会社の食堂でみんなで一杯やって、越百に流れて蕎麦を食べて、後は私はいい子でカウンターで寝てましたが、元気のあり余った数名はその後もどこかへ行って飲んでたらしいですね。目覚めて、さて帰ろうと思ったら、若手の一人が忘れていったバッグをえっちゃんに渡されました。困ったヤツだとつぶやきながらも、かつて私も飲んでよく忘れ物をしたことを思い出しましたね(笑)。


□□□ 財布入りのバッグを忘れんなー! □□□
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コメント

一年に一度

桜もそうそう長くは持ってくれなかったんですね。
開花の期間が短いからこそ、大切に愛されるのだから。

造りを終えての呑み会は心置きなく呑めたでしょ!
新人さんを迎えて桜を眺めながらだと気分盛り上がります。
越百なら忘れ物しても安心で気が緩んじゃいますよね。(^^)

昨日の酒蔵まつりは青空とまではいかず、屋外で呑むには寒かったです。
それでも負けずに10時過ぎから16時近くまで呑んでましたけど、
途中で雨が降り始めて、屋根があるテラスに移動して呑みました。
一年に一度の祭りですから、簡単には諦めません。(笑)

  • 2013/04/14(日) 09:48:18 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 一年に一度

ここまで持ってくれれば十分っていう感じではありますけどね。
でも、やっぱり早咲きであることは確かですから、北海道もご用心あれ(笑)。
たまにしかない飲み会はとても楽しかったですね。
新人もみんなにイジられながら、たっぷり飲まされたみたいです。
まっちーさんも一年に一度を言い訳に、しっかり蔵で飲んでたみたいですね(笑)。

  • 2013/04/14(日) 15:08:14 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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