専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

仮設住宅



今回の東北営業の宿泊事情に関しては少し記事にも書きましたけど、4泊5日のうちの3泊は仙台に集中的に取りました。ホテルは毎度の東横インで、会員価格かつ日曜日の宿泊は安くなるので助かりましたね。仙台市内には4軒もあるんですけど、駅から一番近そうな、でも繁華街からは遠いかなっていう場所でした。別に、ここで東横インさんの宣伝をしようってわけじゃないんですけどね(笑)。

最後の1泊は、実はとても貴重な体験をさせていただいたんです。気仙沼まで行っちゃうと、もうその日のうちには帰ってこれないことは分かってましたが、ホテルなんて営業しているところがあるのか分からないし、遅くなってもとりあえず仙台あたりまで帰って来ておこうか、なんて考えていたんです。

そこへもってきて、ここでもO商店さんが助けてくれたんですけど、Oさんの住んでいる仮設住宅にひとつ使っていない部屋があるから、そこへ泊れって言ってくれたんです(汗)。ただでさえ不自由な思いをして生活なさっている状況なのに、そんなところに他人の私が入り込んだら大迷惑になるに違いありませんから、最初は当然お断りしたんですけどね。

ただ、気仙沼に入ってからの交通事情も分かりませんし、どんな行動になるのかも予測がついてませんでしたから、いざとなったらOさんに甘えるとして、とりあえずは気仙沼までは行ってみようっていうくらいの計画しかできませんでしたね。かなり行き当たりばったりの、学生時代のバックパック旅行に近い感覚で、荷物を最小限にして出かけたんです。

結局は、その日の夜はOさんやOさんのお友達たちとしっかり飲むことになって、何も考えずにご厄介をかけることになっちゃいました、スイマセンスイマセンスイマセン(汗汗汗)。私のような第三者が泊ってもいいものかどうか気が引けますし、ご家族にも気を遣わせるわけですから、本当に申し訳ないことをしました。

しかし、そんな経験はなかなか出来るもんじゃありませんし、ここまできたらOさんの言うことを聞くしかないと、仮設住宅のひと部屋に泊めていただいたんです。Oさんご家族とは別棟で、私一人が泊る分には広々と使わせていただきました。ただし、ここで家族で生活するとなると、窮屈この上ないっていうスペースでしょう。

実際には、Oさんご家族と、友人の墓参りでうかがった奥さんの仮設住宅に入れてもらったわけですが、部屋の中に少しでも生活するための道具が入ると、それだけ足の踏み場も狭くなって、洋服や靴ですら行き場を失っているようでした。全てが流されたと言っても、生活を始めれば必需品が増えてくるわけで、とてもとても通常レベルの生活からは程遠いっていう印象でしたね。

書き出すと、いくらでも書きたいことが出てきちゃって、1日分に収まりきれません(汗)。明日もうちょっと続けますね。


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コメント

仮設住宅

仮設住宅に泊まるなんて経験はなかなかできませんよね。
それだけ、Oさんも岳志さんと、もっともっと話がしたかったんだと思います。

家族が暮すとなると、それぞれのプライバシーの確保とかも大事ですけど、
それよりも生きていくことが第一で、二の次にされちゃうことも多くなるんでしょう。
単なる仕事の営業以外に、得るものの多い旅行になりましたね!

  • 2012/09/17(月) 09:17:32 |
  • URL |
  • まっちー #-
  • [ 編集 ]

Re: 仮設住宅

Oさんご家族には、本当にご無理なことをお願いしてしまいました(汗)。
夜の飲み会には盛大にお付き合いできて、これはこれで楽しかったんですけどね(笑)。
長い時間Oさんと一緒にいましたから、いろいろと聞くことができてよかったです。
あんなふうにガイド付きで被災地を回ることなんてできませんからね。
どこかで恩返ししなくっちゃならないんですけどねぇ・・・。

  • 2012/09/17(月) 10:07:31 |
  • URL |
  • 岳志 #-
  • [ 編集 ]

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