専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

酒粕詰め



ここに来て、酒粕詰めに追われています(汗)。毎年のことではあるんですけど、我が社ではお盆前に酒粕の出荷がピークをむかえるんです。この時期に出荷されるのには完全なる季節的要因があって、奈良漬に使われる瓜が市場に出回るからっていう理由のみです(笑)。キュウリもそうですが、この暑い時期によく採れて、農協でもスーパーでも店頭にズラッと並んでますよ。

ちょっと前までは、天候不順だからそれほど収穫はないだろうなんて話も出てたんですよね。ところが、ここへ来て急に採れ始めたみたいで(笑)、酒粕の注文も突然増えてきたような感があります。酒粕を配達したら、「あと、その倍持って来て!」って追加されるくらいに、これまでかなり控えめに注文が出されてきてた様子がうかがえますね。

漬けること自体はまだまだ先になさるご家庭も多いですが、それに少し先んじて主要原料である酒粕を準備しておくようにしますから、やはりお盆前のこの時期が最盛期っていうような流れになりますね。そうは言っても、漬物なんてしないご家庭の方が多くなってますから、かつてのことを思えば蔵から出ていく酒粕の量は少なくなってきてるのが現状なんですけどね(汗)。

少し前までの売り場は街中のお酒屋さんだったんです。それが、今ではほとんどお酒屋さんでは酒粕は売れなくなって、スーパー系のお店がメインになってますね。その傾向は本当に顕著になってきていて、こうも劇的に変わるものかと思っちゃうほどです。スーパーの生鮮品と一緒に買われるお客さんがほとんどになってきたってことでしょう。

酒粕自体の使われ方も変化してきているようで、奈良漬はしないけど野菜やら魚やらを漬けて楽しむ方が増えてきていて、それに伴って私たちが出荷する酒粕も3kg入りの大きな袋じゃなくって、500g入りの小袋が少しずつ多くなってきてます。小さな袋に詰めるのはとても手がかかりますから、メーカーとすれば大袋の方がありがたいっていうのが本音ですけどね(笑)。

そんなこんなで、今年も酒粕完売を目指して社員一同で袋詰めに精を出しているところで、私も久し振りに若手たちと一緒に袋詰めを手伝いました。事務所で社長仕事をしているより、黙々と袋詰めをしている現場の方が好きですね(笑)。お盆前にどこまで売り切れるかが勝負ですから、何としても頑張って受注量はこなしちゃいたいもんです。


□□□ やっぱり2位が定位置? □□□
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