専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

忙中閑有



今回の酒造技能士養成講座のカリキュラムは実習が半分、座学が半分ってくらいですが、それをそつなくこなすのは運営側とするとなかなか容易なことではありません。工業技術総合センターの皆さんが動いてくれるから何とか形になってますが、実習を含めて人を教えるってことは、中途半端なことはできませんから大変なことだと思いますね。

この苦労が実って、長野県の酒造メーカーの技術レベルが上達してくれれば本望ですし、その結果として県産酒の評判が上がってくれればこんなに嬉しいことはありませんが、すぐに実利に結びつくわけじゃありませんから、いかに我慢して続けていけるかが大切なんだと思いますね。とは言え、私としてもずっとこのまま講師を続けるのは苦しいんですけどね(笑)。

忙しい日は本当に忙しいんです。朝から酒米を蒸して、麹室に引き込んで、種付けをして寝かせたら、今度は座学が始まって、何ということかこの日に限って税務署さん主催のコンプライアンス会議なんていうのにも出席しなくっちゃならなくて、それを途中で抜け出して私が担当する講義を2時間やって、夕方から夜中にかけては麹のお守りに入るっていう感じです(汗)。

かと思えば、翌日は私が担当する座学はなくって、逆に講座の実習生達と一緒に他の先生の講義を聞かせてもらったりなんかして、新鮮な気分で勉強させてもらえたりしましたよ。会社にいる時みたいに電話はかかってこないし、来客もないし、別に何か自分のことができるわけでもありませんけど、こんな時間の使い方ができるのは実に久し振りでしたね(笑)。

さてさて、もう一晩麹の面倒を見たら、明日は出麹です。私は、麹のパートだけ一生懸命にやれば後は無罪放免になって、酒母やらもろみやらの仕込みの実習には参加しなくても良いことになってますから、とにかく使える麹を出すのに全力投球です。2晩くらいしっかり寝られなくても、造りの時期からすれば屁でもありませんから、もう1晩は実習生達と頑張りまっせ!!!


□□□ ブログを書くのもカツカツです(汗) □□□
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