専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

賄い



賄い(まかない)ってよく聞くじゃないですか。そう、飲食店さんなんかが、そのお店で働く人達のために出す食事みたいなもののこと。学生時代には、時給は低いんだけど賄いが食べ放題だからっていう理由で、味がいいという評判の飲食店でアルバイトしていた友人もいましたね。そういう学生も、店側からすると迷惑なのかもしれませんけど(笑)。

イメージ的には、それほどいいものってわけじゃなくって、お店で出た端材を使って手軽に作られた軽食っていう感じじゃないですか。とは言え、お店のオーナーさんの考え方によるでしょうけど、メニューに載せるほどちゃんとしたものじゃないにしても、その店における家庭の味みたいなのが表れた、ちょっと興味深い料理って感じです。

私とすると、賄い料理を食べるなんていう状況にあったことはなくて、プロの飲食店さんの裏メニュー的な世界に接する機会なんてそうはなかったんですけど、今回のイベントで信濃鶴のブースが置かれたお店、長野市の『ひ魯ひ魯(ひろひろ)』さんで頂戴したお昼の賄いは、もう一度お金を出してでも食べたいと思わせる激ウマの一品だったんですよ。

名付けるとすれば『マグロ丼』ってことなんでしょうか。メニューにある料理なのかもしれませんし、その辺はあまり詳しくは聞けませんでしたけど、とにかくマグロのドンブリなんです(笑)。トロ(だと思う)のブツ切りがたっぷり乗って、大根おろしがまぶしてあって、これでもかってほどのワサビの塊が添えてあるだけと言えばだけなんですけど、ホント美味かったなぁ。

あれは、私たち蔵元に対するサービス賄いであって、あんなのを毎日食べてるなんてことはないでしょうけど、私とすれば一生思い出に残るような賄い飯でしたね。ひ魯ひ魯さんはお料理が美味しいことで女性客も多いお店だそうですから、さもありなんと納得できるお味でした。これでお昼に元気をいただいて、夕方までのイベントに全力投球できましたよ。


□□□ 女房にこういういう話をすると後々うるさいです(笑) □□□
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