専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

酒税法



皆さんもニュースでご覧になったと思いますが、酒税法が少し変わったんですよね。法律が改正されると、少なからず私達の生活に影響が出るわけですけど、大きな場合にも小さな時でも、直接的なものであればあるほど国民として感心は高まるでしょう。細かな内容はさて置いても、自分の周りの何がどうなるのかだけは押さえておかなくっちゃなりません。

今回話題になっていたのは、ビールの価格についてですよね。スーパーやディスカウントストアで売られているビールは、定価から考えると相当に安くて、実は街の酒販店が問屋から仕入れる値段より安かったりするんですよね。こうなると、小さなお店ではもうマトモな勝負にはなるわきゃありませんから、これまでも是正のための勧告(?)は出されてたりしたんです。

それでも、結局は実効が上がらなくて、状況は変わらずにうやむやになってたんです。その辺のテコ入れというか強制のために、法律で罰則を設けて規制しようという意図なんだと思います。逆から見れば、ディスカウントストアだって企業努力の末に実現している価格なわけですから、言いたいことだってあるでしょうけど、日本のためになる公正な競争を考えての判断なんでしょう。

仕入れ値があって、人件費があって、販売管理費があって、その上に更に利益を乗せて販売するのが普通ですから、価格が仕入れ値以下になっているような状況が常態化しているような売り場は法律に違反してるってことになって、最高刑で販売免許を没収されちゃうってことですから、本当に死活問題です。今回はちゃんと効果が上がって、街の酒屋さんが息を吹き返せるんでしょうか。

販売価格が1割くらい上がるっていうんだから、毎日飲んでいる皆さんにとってはゆゆしき問題だと思うんですけど、これを機にビール党から日本酒党に鞍替えするなんていう諸氏が出てきてくれると、風が吹いて桶屋が儲かる図が見えてくるかもしれません(笑)。本当は、税率とか手続き的なことにだとか、他にいくつもり改正点はあるんですけど、今日は一番現金な話をお届けしました!


□□□ 日本酒に関してはあまり変わりません □□□
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