専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

桜祭り

IMG_0043.jpg

『鶴会』が終わって、それじゃ帰りましょうってなった時のこと・・・昨日の記事の続きですが・・・えっちゃんが「ねぇ、岳志さん、きょうお店に入ってきて何か気が付かなかった?」って聞くんです。上目遣いに私を見る目が明らかに怒ってて、こりゃ何かひと言文句が言いたいんだろうってことはすぐに分かったんですけどね(笑)。

「え???・・・いや・・・別に・・・これといったことは・・・」あの言い方からすると、本当は暖簾をくぐったとたんに、その『何か』に気が付いて、「わぁー!」って驚いてもらいたかったらしいんだけど、そうはならなかったもんだからブー垂れてるっていう大体の流れは読めたものの、その『何か』は本当に分からなかったんですよね。

で、「これよ、これ!」っていう彼女の指先を見ると、桜の造花がたくさん飾ってあったんです。私達が飲んでた座敷にも、カウンターにも。でも、それが天井に近い所だったもんだから完全に視界からは外れていて、全く意識できてなかったんです。桜のピンク色が照明の暖色に包まれて、あまり目立たなかったのも大きな敗因でしょう(笑)。

どうやら、えっちゃんの中では越百を桜祭りにしようっていう計画だったようで、この造花の花びらを2000枚だか買い込んでせっせと作ったらしいんです。これでみんなに喜んでもらえると思ったら、案外誰も気が付かない・・・私ばかりじゃなくって、他のお客さんも同じような反応だったんでしょう・・・で、腹が立つ、と(笑)。

花の数が足りないのか、照明が悪いのか、いずれにしても改良の余地ありですが、彼女とすると何としてもお客を驚かせたいようで、しばらくは寝ずに努力するかもしれません。しかし、ああやってにじり寄られると、女房に怒られているような居心地の悪さを感じるのは、今までの付き合いの深さゆえでしょうか(汗)。今度行ったら、無条件に驚いておきましょう(笑)。


□□□ ようやく駒ケ根近辺も開花宣言かな? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

FC2Ad