専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

お品書き(つづき)

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「価格がユーロや!」という関西丸出しの突っ込みコメントもいただきましたが、案外簡単に分かっちゃったんですね、皆さん(汗)。おっしゃる通り、価格の表記がユーロ仕立てになってるお品書きだったんですよ。私は、鶴を載せていただいているメニューが日本円以外のものはこれまで見たことがありません(笑)。

内容的には日本丸出しのお品書きですが価格はユーロで書いてあるっていう、日本で出されてもユーロ圏で出されても違和感のあるメニューですよね。日本人なら円で払いたいし、ヨーロッパの人には日本語は読めないでしょう。あえて言うなら、ヨーロッパのどこかの国の日本人向け居酒屋ってことになりそうです。

種明かしをすれば、このブログにも以前書きましたが、鶴はほんの少しだけドイツに輸出されてるんです。数年前にJETROさんが長野市で開いてくれた商談会でご縁をいただいたんですけど、それ以来、ほんの少しですが継続して輸出していて、その輸出先のドイツにある居酒屋さんのメニューが昨日の写真だったんです。

あれ以来お世話になっているJETROのIさんがドイツに出張された時に、わざわざ鶴を置いてくれてある居酒屋さんに行ってくれて、私の代わりにご挨拶をしてきてくれたっていうわけです。上の写真の右のショップカードにある『串亭』さんっていうお店で、日本人の経営者、日本人の店長っていうお店のようです。

きっと、お品書きにはドイツ語表記の物もあるんでしょうね。あれは日本人が来店した時用のメニューで、まるで日本にいるような感覚になって、ドンドン飲んでもらおうっていう作戦なんだと思います(笑)。でも、Iさんが行った時には、日本人ばかりでなく現地の方もたくさんおられて繁盛していたそうですよ。

価格的には、特別純米が1.8Lで100ユーロ(約12000円)、グラスで10.8ユーロ(約1300円)ってことで、やっぱりかなりお高い設定になっちゃいますけど、鶴は元々お安いですから目が飛び出るほどの値段ってわけでもないですよね。ドイツの人達にも気軽に飲んでもらえると嬉しいんですけどね。

量的には少しでも、こんな風に扱っていただいているとなれば、これからも細く長く輸出が続いてくれることを望むばかりです。日本でまるでヒットしていないのに、ドイツでそれほどヒットするとは思えない信濃鶴ですが(笑)、地元のためにと一生懸命に造った我が子が海外で活躍してくれるなんて夢のようです。こうなると、いつかドイツに営業旅行したいと思っちゃうんですけどねぇ・・・。


□□□ ユーロのマークってあまり馴染みがないですよね □□□
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