専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

オリ引き

IMG_20170303_185354.jpg

今年初めて斗ビンを使って吟醸を上槽してみたって話は以前ここに書きましたが、先週搾った吟醸のオリ引きの時がやってきました。オリ引きまでに1週間もかかったんじゃ、今様なやり方としては遅すぎるんですけど、これまでのやり方もありますし、まずまず想定内の時間経過と言っていいでしょう。

先日もご紹介しましたが、斗ビンは洗うのは大変だったんですよね(汗)。でも、その後お酒を入れて扱うのは楽でいいはずだってことで導入したわけですが、今回はその目論見が的を得ていたかどうかが分かる重要な確認の場のひとつでした。ま、結論を言えば、楽で良かったんですけどね(笑)。

これまでのやり方についてはここでは書きませんが、とにかく一升瓶を何本も並べてそれから順番にオリを引いてまとめていくっていう作業で、実に面倒臭くて手間のかかる仕事だったんですけど、斗ビンになったら一升瓶の10倍の量が一本のビンに入っているわけですから、とっかえひっかえの回数が10分の1になったってことになるんです。

楽でしたねぇ(笑)。これは買って良かったとお酒を採る時にも思ったんですが、今回も作業の効率アップで心労も少なくて済みましたね。ただ、手間が10分の1になったのはいいとして、オリ引きが進行するのをこれまでの10倍の時間じっとして見守らなくっちゃならないっていう、負の側面が発覚したのも事実です(汗)。

とは言え、今後はこの斗ビンを使った上槽の方法に切り替わるのは間違いなさそうで、今回購入した8本を大切に使っていこうと思います。それなりのお値段がする代物ですが、よーく考えると、吟醸を搾ってオリ引きまでのたった1週間程度のためだけに使う道具ってことなわけで、かなり投資効率は悪いんじゃないかと作業をしながら気が付いたんですけどね(笑)。


□□□ 定位置の2位に落ち着きました □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

FC2Ad