専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

10000時間

10000時間の法則っていうのを聞いたことがあります。世界と渡り合えるトップクラスのなんらかの技量を会得しようとしたら、それには10000時間の習熟が必要だっていうんです。職人の技術だったり、楽器の演奏だったり、いろいろ考えられると思うんですけど、とにかく10000時間が必要なんだそうです。

先日吟醸の麹を造ってる時に、ふとこの話が頭をよぎって、もしかしたらこの麹室に滞在してる時間だったら10000時間を超えたんじゃないかって思ったんですよね。麹造りの技術か、はたまたお酒造りの技術か、とにかく10000時間を超えてるようだったら世界トップクラスになっているのかもしれません(笑)。

私が麹を造るようになって20年は経ってます。その年々での違いは無視するとして、年に100回くらいは麹の引込みをしたとして、引込みやら手入れやら掃除やらで麹室に滞在した時間を1日5時間とすると、20×100×5=10000時間となって、既に私は世界のトップクラスだっていうことになってました(笑笑笑)。

本当は、10000時間になるように数を組み合わせただけなんですけど(笑)、まぁ、あながちそんなにでたらめな数字でもないかもしれません。引込み回数も、今年なんかは80回くらいですけど、かつては110回くらいのことだってあったんですから、平均するとそんなものかもしれませんしね。

そーかー、オレもついに世界のトップクラスかー(笑)・・・でも、それなら、どーしてこんなに悩みが多いんだろうなー・・・バッチリ上手くいったと思えることなんて年に数回くらいのもんだしー・・・どうやら10000時間の法則はオレには当てはまらないのかもしんねーなー・・・ま、こんな計算すること自体、まだまだ二流ってことかぁ・・・(涙)。


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