専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

裸電球

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蔵の中の恥ずかしいこと紹介のコーナーです(笑)。世の中は珍しく土曜日が祝日で、普通のサラリーマンの皆さんはいつもと変わらない週末の2連休でしょうけど、日曜月曜で2連休の長生社では、ナント今週は3連休ってことになって女房は大喜びです。蔵の若手は休日は関係ない出勤ですから、淡々と仕事してましたけどね。

で、何が恥ずかしいことなんでしょうか?恥ずかしいっていうか危ないことなんですけど、上の写真の太い梁に何かお気づきの点はありますか?裸電球を使ったことのある方なら、すぐにピンときますかね。LEDの時代に裸電球を愛しているのは、長生社のように歴史だけは立派な古い会社でしょうか(汗)。

この梁だって、ベラボーに太いってわけでもありませんけど、しっかりとした材が使ってあって、いまだに長生社の蔵を支えてくれているわけです。駒ケ根市の歴史的建造物としたら結構上位にいくんじゃないかと思われる我が社の蔵ですけど、耐震基準なんか満たしているはずもなく、歴史が古いってだけの代物なんですけどね(笑)。

その梁の所々に黒いシミのようなものが数か所付いているのがお分かりでしょう。木の節にも見えるかもしれませんが、これは焦げた跡なんです。そうです、この梁に裸電球をぶら下げる時、ちゃんとクリアランスが取ってないと、裸電球の熱で木が焦げちゃうんです。そんな火事の火種になりそうな焼け跡がこんなに付いてるなんて、とても恥ずかしくてお見せできるような写真じゃないんですけどね(汗)。

いまでは、そういうことのないように気をつけようってみんなで申し合わせてはいますが、ちょうどこの梁の下にタンクの口があって、中を掃除する時なんかに裸電球をひっかけると具合がいいもんだから、特にこの部分に焦げ跡が多いんです。1日中点灯していることもありませんから火が出るまではいかないかもしれませんけど、気を使わなくっちゃイカンでしょうね。

もしかしたら、今から何十年も前に付いた焦げ跡なのかもしれません。古い時代の電球は発熱しやすかったかもしれないしいろんな経緯があったんでしょうけど、危ないとは言え何となく愛着を感じてしまうのは、この蔵が我が家と化している私だからでしょう(笑)。もうちょっと危なくない形で、蔵で働いた痕跡を残しときたいもんです。


□□□ 裸電球なんて今の子供達は知らない? □□□
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