専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

火入れ(つづき)

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昨日の続きになりますが、タンクに水をかけて中の火入れされたお酒の温度を下げるっていう、非常に原始的な方法の最前線をカメラに収めておきましたからご覧ください。なんだかブレブレの写真になっちゃいましたが、太めのホースに穴を空けてそれに水を通すことでタンクの周囲にまんべんなく水がかかるっていう、考えに考え抜かれた方法です(笑)。

ホント子供だましみたいな道具ですが効果は抜群で、昨晩の10時くらいまで水をチョロチョロ流しておくだけで、温度はかなり下がってましたね。65℃がほんのりと温かいってくらいになってました。それでも、6時間くらいはかかってましたから、それなりの水の量ですけどね。こういう時には、井戸水の有難味をつくづくと感じます。

これを電気で冷やそうと思ったら、それはそれで大変な事なんじゃないですかね。電気代っていう意味でも、どういう装置を使うかっていう意味でも、かなりお金がかかる話になってきます。その手の機械があることも知ってますけど、あまり一般のお蔵さんで見かけたことはありませんね。

ですから、案外大きなお蔵さんでも同じようなことやってるかもしれませんよ(笑)。そもそもがローテク産業ですから、中でやってる仕事も昔からやってることをそのまま踏襲している場合が多くて、大手さんと言えども大した違いがないこともあるんです。当然、最新の冷やし方だって採用しておられるでしょうけどね。

まぁ、私が聞いた話では、昔はあまり急冷なんてことは考えなかったそうで、温度が高いまま放っておいたなんて聞いたことがあります。やっぱり、時代が変わればお酒に求められる味も変わってくるはずで、そういうことに対応するために、こういう末端の作業にも変遷があるんじゃないですかね。

・・・その辺のことを書こうかと思いましたが、今日は無理かな(汗)。こんな話題で珍しく続きが続きますが、また明日書くことにしましょう。あんまり期待しないで、こう御期待です(笑)。


□□□ 飲み助さんが上がってきました □□□
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