専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

本番本番本番本番

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いつまで、こんなふざけたタイトルを続けるつもりなんでしょうか(笑)。まぁ、大きな山を乗り越えた後の息抜きだと思って大目に見ていただきたいわけですが、今回の吟醸月間は書こうと思ったらいくらでもシリーズが続けられるくらいに、いろいろと話題があった吟醸造りだったですね。

あまりに専門的になりますから記事にはしませんけど、どこか別のお蔵の杜氏さんなんかとだったらずっと話し続けられるくらいに面白い造りではありました。最終的にいい結果だったりなんかしたら今後ブログネタにすることもあるかもしれませんが、まだそれらが成功だったのかどうか判断できませんから、ここでは書かないことにします(笑)。

このシリーズの最後として分かり易いお話をすれば、先日も出てきた斗ビンですが、コイツだけは絶対に作業が楽になると思ってたんです。つまり、これまで一升ビンに1本ずつ手作業で搾れた吟醸を採ってたわけですが、斗ビンにすればその10倍入れられるんですから、しばらくは放っておけるし、ビンの準備だって楽だと思ってたんです。

あにはからんや、これが意外に曲者だったんですよね(汗)。採ってる時には確かに楽ちんでした。しかし、このビンを準備するのが実は手間だったんです。入り口が小さくて図体が大きいですから中にブラシを突っ込んで洗うわけにもいかず、洗ビン剤等を入れて一晩置くみたいなことしかできないんですけど、入れた後にゆすいだりするのも大きいから大変でしたね。コツンとやったらすぐに割れそうだし。

更に、考えていただければお分かりの様に、例えば今回8本斗ビンを購入しましたが、8本洗おうと思ったら、薬剤を8本分用意するなんてあまりに大量だからできませんから、1本分の量を用意しておいて、1日ずつ次のビンへ次のビンへと注ぎ直していったんです。そうなると全部洗うのに8日はかかるってことになるじゃないですか(汗)。

一升ビンだったら会社にある洗ビン機で半自動で洗っちゃえますから数時間もあれば用意できますが、使う時はいいんだけど使うまでが大変だってのはやってみて初めて気が付いたことでした。この程度だったらいいんですけど、もっと笑えない話だってあったわけで、ここに書いていいものかどうか今後熟慮しておきますね(笑)。


□□□ いい勉強になりました □□□
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本番本番本番

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ようやく、この本番シリーズも終わりになります。今日で2本目の純米大吟醸も上槽を迎えて、明日搾り終えれば今年の吟醸月間のメイン業務は終了ってことになります。まだまだ、オリ引きとか火入れとかの作業は残ってはいますが、まぁここまでくればほぼ肩の荷が下りたと言ってもいいでしょう。

仕込みから上槽まで、ここまで気を張っていたことも珍しいんじゃないかと思える程でしたから、後はしばらく腑抜けているかもしれません(笑)。と言っても、残る仕込みはあと1週間しかないんですよね。今年は例年よりも早く上がれる予定ですが、売れてるお蔵さんはそんなこと言ってるわきゃないんですから、そんなに自慢できる話じゃありません(汗)。

さて、この袋吊りの上槽でこんなに気疲れしたひとつの理由が、『袋が破けんじゃねーか』症候群にかかっていたことです。数日前に、酒袋に水を入れて実験した写真をアップしましたが、その後にもろみも入れて実験してみたんですけど、ナントその時に実験で使った酒袋の底の縫い目が破れて上手くいかなかったんですよね(汗)。

酒袋は100枚くらい準備してあって、その中のたまたま手にした1枚がそんな状況になっちゃったもんだから、もしかしたら長生社にある酒袋は全て古くなっちゃっていて、袋吊りに使える強度がないんじゃないのかっていう恐怖感があったんです。私が入社する前から使っている酒袋ですから、もう30年以上は使っているはず(汗)。

結果的には、本番では1枚も破けることなく普通に使えたんですけどね。そんじゃ最初の1枚がたまたま100分の1の確率で不良品を手にしたのかってことになるんですけど、「そんな事ってあるかー?」と思う反面、神様が「最後まで気を抜くんじゃねーぞ」と忠告してくれたのかもしれないと、運の強さを自覚した本番でした(笑)。


□□□ ちょくちょく1位になってます □□□
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本番本番

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なんでこんなに面倒臭いことするかなぁ・・・と思わざるを得ない吟醸造りですが(笑)、全てはお酒の品質のためであって、「良いと言われることは全てやってみる」っていうスタンスではあるものの、やろうと思ってもできることとできないことがありますし、造り手のこだわりから曲げられない流儀もあったりなんかしてね。

当然、ストーンヘッド然としている私としては、どこまで自分のやりたいことを押し通すかが大問題になります(笑)。これまでも、やってはみたいもののいろいろな制約から実行不可能なこともあって、良いと言われることは長生社の範囲内で全てやってきたつもりでしたが、やっぱり井の中の蛙的な部分はあったと思いますね。分かっちゃいましたけどね(汗)。

で、大海に泳ぎ出てみたら相当に大変だったわけですが、意外と楽しかったり、実は楽だったり、とても勉強になったりすることも多くて、この歳になってこの達成感も悪くないんじゃないかと思ってたりします(笑)。ちょっと危険水域まで近付き過ぎて、寿命を縮めた面もあったかもしれませんけどね(汗)。

このチャレンジ精神に火をつけたのは、とにもかくにも蔵の若造達だったと言っていいでしょう。何とか彼らに自分達の頑張りがこんな風にお酒に影響するんだっていう様を体感してもらいたかったし、あわよくばいい成績を収めて自分たちがやっていることが間違いじゃないんだと実感してもらいたいわけです。

逆に、彼らがいたからこそできたことだとも言えるでしょう。これやれあれやれと次々に言われて、疲れ知らずに身体を動かせられる実行部隊がいないと、新たな挑戦なんて中途半端に終わっちゃうでしょうね。まだまだ未熟者の集団ですが、彼らがやり切ったってことが今回の吟醸造りの一番の収穫なのかもしれません。


□□□ 私の収穫はこのワンクリック(笑) □□□
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本番

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ついにこの時がやってきました。新たな挑戦をいくつも体験して、積極果敢に攻めまくった吟醸月間が終わりを迎えようとしています。今日1本目の純米大吟醸を上槽して、たぶん明後日に2本目に手を付けることになるんじゃないかな。慣れない事ばかりで、いくつ壁を乗り越えてきたのか、今となっては既に懐かしい(笑)。

ちょっとまだテンパってはいますから、また後日談を書くことがあるかもしれませんけど、今日はホッとした心境で思いつくままにキーボードを打っていて、ある種の達成感に浸っていると言ってもいいでしょう。とにかく初心者的にいろいろ勉強させてもらって、初心者的に発見をして、初心者的にビクビクしていたひと月半でした(笑)。

こんなに長い間酒造りをしているっていうのに、まだまだやってない事っていろいろあるんだなぁと思わされましたね。麹造りから始まって、丹精込めたもろみを上槽するまでの間に、話には聞いて知ったようなつもりになっていても、いざやろうとすると分からないことだらけで、案外難しかったり案外簡単だったり。

ここであんまり気を抜くと残りのもろみで大失敗しそうですから、とりあえず今日のところは無難に着地できたっていうご報告のみにしておきますね。首吊りならぬ袋吊りでの上槽も、まずまず処女作としては上出来だったかな。一番の問題は搾れたお酒の品質ですが・・・これが意外と良かったりして・・・(笑)。


□□□ 夜中でも雫がしたたり落ちてます □□□
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準備準備

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いやー、昨日のコメント欄での皆さんのご指摘の通り、『首吊り』はイカンですな(汗)。『袋吊り』ってことで昨日の記事は訂正お願いします(笑)。『雫取り』っていうご意見もありましたが、これは多分に商品名的な表現で、あまり業界用語として一般的でない部分もありますから、とりあえずこれからは袋吊りで統一していきたいと思います。

で、とにかく、準備作業が忙しくて、これほど上槽の準備に頭を使った年もそうはないんじゃないかと思うくらいです(笑)。新しいことをやるには、どうしても経験不足な点があるわけですから、試行錯誤しながら人にも意見を聞きながら進めることになります。結局は、自分のやり方を見つけていくしかないんですけどね。

上の写真は、今年新たに買った斗ビンです。1斗っていうのは10升のことで18リッターになりますが、そんなビンは今では日本じゃ作ってないようで、これはイタリア(?)かどこかから輸入された物のようです。当然、日本の尺貫法になんて対応してるわけじゃありませんから20リッターくらいの容量のようですけどね(笑)。

これまで長生社では一升瓶にお酒を採っていたんですけど、今年は出品用には一部この斗ビンを使ってみようと思ってます。オリ引き等の作業が楽になるのと、大きな容器の方がいい熟成になるなんていうご意見もあるみたいですから、いろんな意味で楽しみにしてるんですけど、どうやって洗ったらいいもんか分からずに、同業者にも教えを請いましたよ(笑)。

ちょっと、新しいことを詰め込み過ぎて、今年の吟醸造りは私としては青息吐息でここまで来ました(汗)。後は搾りを待つばかりですが、失敗のないように祈りながら、でも初体験にトラブルは付き物ですから、若い連中と勉強しながら、それを楽しむくらいの寛容さで臨みたいと思ってるんですけどね(笑)。


□□□ 明日上槽かな □□□
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準備

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ここ数日ちょっとテンパってて、昨日は昨日でエクセルがおかしくなっちゃったりして、あまりに余裕がありません(汗)。忙しいのは常ですから取り立てて「あー!忙しー!」とか思ったりもしないんですけど、夜中までブログの記事が書けてないと「今日って、忙しかったんだなぁ・・・」と独りごちたりして(笑)。

頭も身体もテンパっている要因のひとつは、吟醸の上槽が近づいてるってことです。今年の吟醸造りは蔵のみんなでかなり入れ込んできてますから、なんとしてもいい結果になるように最後の最後まで手を抜かないで頑張ろうと思ってるんですよね。仕込みから上槽に至るまで、そこかしこに新しい挑戦がありますから、緊張感もハンパないです。

上の写真に写っているのは、酒袋(さかぶくろ)というお酒を搾る時に使う濾布でできた袋ですが、ここでやっているのはちょっとした事前準備で、実際にお酒のもろみを入れているの図ではありません。例年と違ったやり方で上槽しようと思ってますから、どんなふうになるんだかちょっとばっかり実験しているわけです。

お酒造りに多少知識のある読者の方は、吟醸の上槽の時に『首吊り』というやり方があるのを御存じかと思いますが、長生社ではずっと首吊りではなくって、袋を横に寝かせたやり方で搾ってきたんです。それを、今年は首吊りでやってみようと思っているわけで、どんなふうに酒袋が膨らむのかの基礎データを蓄積しているの図なんですよね(笑)。

新しいことに挑戦するのは実に楽しいんですけど、その分それに費やすエネルギーはこれまでよりも大きなものになりますから、あんまり挑戦し過ぎるのも健康に良くないかもしれません(笑)。でも、やれるだけやって力を出し尽くせたら、大いなる経験値を得ることができるはずですから、若いパワーと一緒に頑張りますよ。


□□□ 吟醸の仕込みの時より忙しい? □□□
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気分転換

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こんなことに時間は割いてられないんである。でも、大事な大事なエクセルが動かないんである。ひとつのファイルだけなんだけど、データを書き込んでセーブしようとするとブッ飛んで上の写真のメッセージを出して黙り込んじゃうんである。いろいろやってみても結果は同じで、大変に大変に困っているんである(涙)。

何かに追われながら生きている時に(笑)、突然つまらないことでつまずいて先に進めなくなるっていうのは精神衛生上まことによろしくなくって、とりあえず避けて通れる問題なら放っておくんですが、そうはいかない重要な仕事に関係があるとなると、なんとしてもその壁を乗り越えなくっちゃなりません。

コンピュータ関係のトラブルは、詳しい人が傍にいればいいんですけど、ひとりでにっちもさっちもいかなくなるとどうしようもありませんね(涙)。グーグル先生に聞いたらかえって余計に分からなくなったり、自分の症状がどれに該当するのかすら理解できてないってことになるともうお手上げです。

何年か前にこういう症状になったことがあったんですよねぇ・・・でも、どーやって解決したのかもう覚えてないし・・・(涙)。新しいファイルを作って、そこにこれまでのシートをコピーでもすればいいのかな?あれこれやってテンパっているもんだから、ブログを書いてても気もそぞろです。

ま、気を取り直して、もうちょっと頑張ってみます。考えあぐねて疲れちゃったもんだからブログでも書いてみようと思い立ちましたが、真夜中の気分転換にお付き合いいただきまして、ありがとうございました(笑)。


□□□ 明日までに何とかなるかな □□□
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HBBF(おまけ)

今回のHBBF(はと・バス・美酒・フェス)で一番良かったことは、地元のアルコール飲料を通じて大いにこの地の宣伝ができたことであり、長生社とすれば多くのお客様に信濃鶴の背景と共にその味を知っていただいたことであり、お客様をお迎えするのは大変だったんですけど苦労した甲斐のあった事業でした。

それと共に、こんなツアーをお迎えするのが初めてだったっていうこともありますが、事務所で鶴をお買い上げいただいたお客様が意外と多かったのもとっても有り難いことでしたね。ゲンキンな話で申し訳ないんですけど、対応した女房達も忙しかったほどに予想外の売り上げだったみたいです(笑)。

4合ビンで20本近く売れたって言ってましたから、33人のお客様の半分以上は買ってくれたっていう計算になります。ご夫婦やカップルなどの二人一組のお客様が多かったって聞きましたから、グループ分けして考えればほとんどのグループが鶴をお土産にしてくださったっていうことで、これも感謝感謝だったわけです。

1日目のディナーでは大吟醸をメインに、2日目の蔵見学では純米無濾過生原酒をメインに試飲していただいたんですけど、その両方ともが売れたみたいで、前日の大吟醸も当日の無濾過もそれなりに好評だったのかもしれません。特に無濾過は10本も売れたそうですから、蔵で飲むお酒がいかに美味しく感じられるか分かろうってもんです(笑)。

観光蔵としてお客様にたくさん寄っていただいて、その場での店売りが総出荷量の半分以上だなんていうお蔵さんの話を聞いたことがありますが、そういう商売の仕方もありなのかもしれませんね。駒ケ根高原には観光のお客さんが多いわけですから、高原に蔵を移転でもすれば意外といけるかも(笑)。

とにかくいろいろと発見が多かった今回のHBBF。蔵の見学を定常化するっていうことはとてもできそうにありませんが、マルスウィスキーさんや南信州ビールさんや養命酒さん達と共に、地元向けばかりじゃない、県外に向けての情報発信の在り方を今後とも模索していかなくっちゃならないのかもしれませんね。


□□□ スマホが壊れて写真が撮れないわけじゃありません □□□
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HBBF(2日目)

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『HBBF(はと・バス・美酒・フェス)』の2日目は、各メーカーさんの工場見学ってことになってました。もうねぇ、養命酒さんとかマルスウィスキーさんとかの工場に比べると、その大きさも近代化度合いも綺麗さも格段に下回っちゃう長生社の蔵なもんだから、ここは開き直って古さを強調する路線でご案内しましたよ(笑)。

分かってはいたことですが、大勢のお客さんをお迎えするってことはやっぱり大変なことで、仕込み続行中の蔵の中を整頓したり掃除したりするのにかなり時間がかかりましたね。それでも、意外とこんな時期に蔵の大掃除をするなんて状況はなかったですから、きれいさっぱりとした感じになって良かった良かった(笑)。

初日のディナーでは私がお話させてもらいましたが、今日の見学は時間的には麹室等での作業の時間帯だったもんだから、案内の係は女房にやってもらうことになってました。と言っても、見学に試飲に小売販売もあるかもしれない中で、我が社に割り振られたのは1時間もないくらいでしたから、本当に駆け足でのご案内だったんですけどね(汗)。

私も、麹室の中から半分裸のような格好でご挨拶しましたが(汗)、30人以上の方が一度に蔵に入るなんていうことはこれまでなかったくらいですから、私的には満員電車の中にいるような錯覚に陥りましたね(笑)。今後、こんなにたくさんの見学者が一度に2階に上るなんていうことは、もうないかもしれませんねぇ。

女房曰く、どのお客さんもしっかりと話を聞いてくださったみたいで、昨日の私同様に説明し甲斐があったなんて言ってましたね。アルコールが好きだとか興味があるとかいう方達ばかりのはずですからさもありなんなんですけど、お行儀良く回っていただけたようで、誘導係としては大助かりだったみたいです。

とは言え、こんな時期ですし、本当なら蔵見学はお断りしているくらいですから、実際にはかなり制限されたエリアしかご覧いただけませんでした。何か事故があってもいけませんから、かなり慎重に見学ルートを設定させてもらったんですけどね。でも、せっかくの機会ですし、わざわざ駒ケ根までお越しいただいた皆さんに、今できる限りの見学をしていただけたと思います。

女房にこんなことをさせるのは初めての事でしたが、手渡し用の資料を手書きで書いてみたりして、案外楽しんでたかも(笑)。天気も良く、皆さんきっとご無事にお帰りになったことだと思います。東京にお帰りになっても、伊那谷のお酒とビールとワインとウィスキーと養命酒を飲んで下さいねー!!!


□□□ スマホのバッテリ切れで写真がありません(涙) □□□
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HBBF

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『HBBF』とは何か?『はと・バス・美酒・フェス』のことです(笑)。先日記事にしましたけど、信じられないことにあのはとバスさんがツアーを組んで、実際に30人以上の参加者が集まって、本当にその皆さんが本日駒ケ根に来てくださいました。たぶん、今回が最初で最後になるんでしょうけど(?)、記念すべきHBBFであります。

1日目は、ここだけは美酒フェスとは無関係の山梨のワイナリーによって、夕方に駒ケ根到着。その夜が美酒フェスのディナーってことになってました。どうやらとてもスムーズに事が運んで、予定よりは早く駒ケ根入りしたもんだから、皆さん会が始まる前には温泉に入って、準備万端でスタートを迎えられたようです。

いつもの美酒フェスと同じ進行ってことで、私たちメーカーは打ち合わせもほとんどせずに、全く普段通りに始まったって感じでしたね。ただ、いつもだったらほとんど知ったような顔の方々なのが、都会からお越しになった知らない顔ばかりだったってのが、多少の緊張感をスタッフ側に与えていたかもしれません(笑)。

私もちょうど麹の手入れの時間ではありましたが、それはちょっと放っておいて(笑)、時間ギリギリに会場に入って信濃鶴の説明だけさせていただきました。本当なら、その後に皆さんとお話ししたかったんですけど、何せ蔵には仕事が待ってるってことで泣く泣く引き上げてきました。明日は蔵にお越しいただきますから、もう一度お会いすることはできるんですけどね。

10分程度の話でしたが、やっぱりこんなツアーに参加しようっていう気持ちのある方々だけあって、しっかりとこっちの話に耳を傾けていただいて、私も時間を作って説明させてもらった甲斐がありましたね。常連のお客さんが多いと、もう毎年の話になっちゃって、飲んだり食べたりの方が忙しくなっちゃいますからね(笑)。

どんな皆さんが参加されたのか興味があったんですけど、思っていたよりも年齢層は若くて、半分くらいは女性でしたね。美味しい料理と地元のお酒と、そのお酒を造っている工場見学の組み合わせなんて意外に面白いと思ってもらえるのかもしれません。帰りに、玄関先に停車しているはとバスを見ましたが、こんなでっかいバスで明日長生社まで来れるのかチト不安になったりして・・・(汗)。


□□□ 蔵見学のご報告はまた明日 □□□
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A重油

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工場で使うボイラーっていうものを触ったことがある方はどれくらいおられるでしょう?家庭用のボイラーは多くのお宅にあるかもしれませんが、それの何十倍もあるようなデッカイやつは、当然オフィスには不要ですし、大量の蒸気が必要な工場レベルじゃないと置いてないんじゃないですかね。

今や、かなりの、イヤほとんどの酒蔵にはボイラーがあるんじゃないでしょうか。昔は大釜を煮立たせて、その上にコシキを載せてお米を蒸したんですけど、今ではボイラーで蒸気を作って、その蒸気をコシキに使うお蔵さんがほとんどだと思います。かく言う長生社でも1トンサイズのボイラーが2台あるんですけどね。

上の写真の様に、機械物がダーンと映っていると、「ハハーン、長生社じゃまた何か機械が壊れたんだな」と推測なさる読者も多いかもしれませんが(笑)、今回はどこかが壊れたとかいう話じゃござーません。ちなみに、ここに映っているのは、ボイラーに重油を供給するためのポンプですけどね。

で、壊れたんじゃないけど動かなくなって四苦八苦したってのが今日の話題で、なんで動かなくなったかっていうと、ボイラーの燃料であるA重油を切らすという基本的な大失態をしでかしたからです(汗)。どんな優秀なボイラーも燃料がなければ動くわけなくって、そんな基本的なことができないような酒蔵なんてダメ蔵確定ですが、ブログネタとすると面白いですから、ご批判承知でまたも暴露しておきます(笑)。

言い訳しておくと、重油タンクのインジケーターが動いてなくて、中味が少ないことを見逃しちゃったってわけなんですけど、どのくらいの期間でなくなるのか押さえておけばこういうことにはならなかったと反省してます。お米を蒸している間にボイラーが止まっちゃって、慌てて燃料屋さんに来てもらって何とかなりましたけど、命が縮まりましたよ(汗)。

燃料であるA重油を切らしちゃうと、その配管の中が全て空になっちゃいますから、タンクに重油を入れてもボイラーは動きません。少なくともウチのようなタイプのヤツは重油ポンプを直に手動で回して吸引してやらないと、いつまで経ってもちゃんと着火してくれないんですよね(汗)。こういう経験はあまり積みたくないもんですけど、トラブル時の対処の仕方だけは割とよく知っている社長さんもいいんじゃないかと・・・(笑)。


□□□ 定期的に給油してもらおうかな □□□
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ドタバタ

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「アナタも忙しいわねぇ・・・」と女房がボソッとつぶやくくらい、なんだか慌ただし過ぎる毎日です(涙)。本当に、余裕も何もあったもんじゃなくて、いったい自分がどれくらいパニクってるのかもよく分からないくらいです。あんまり自分で忙しいと思ってないなら、それはそれで幸せですけどね(笑)。

蔵の仕事にばかりかまけていると、社長業務もやってくれと女房に叱られるんですけど、その女房殿でさえ仕方ないと思ってくれるくらいにドタバタしてるんでしょう。今週末には、例のはとバスツアーなんかもあって、その準備もいろいろしていかなくっちゃならないんですけど、そこまで手が回ってませんな(汗)。

いくらいろんな仕事が詰まっていても、その優先順位に従って、手を付ける順番なり組み合わせを柔軟に入れ替えることができればやり易くなる部分もあるんでしょうが、とにかく根幹にお酒造りの流れがあって、それはもう麹菌や酵母菌の生き方にこちらが合わせて仕事をしていかなくっちゃならないわけですから、これを先にやるっていうような自由度がほとんどないんですよね(汗)。

その流れの隙間に別の仕事を埋め込んでいこうと計画してあっても、ちょっとしたトラブルでもあれば全てはおじゃんです(涙)。そして、綿密に計画してあった日ほど、こちらの考え及ばない事件が発生して、その場しのぎの綱渡りってことになります。なりますが、今までにその綱渡りが渡り切れないってことがないんだから、人生なんて何とかなるもんなんですねぇ(笑)。

ドタバタの1日が終わってホッとした夕方、外に出るとまだ明るいじゃないですか。だんだん日も長くなってきて、春ももうすぐそこまで来ているのかもしれません。この慌ただしさもあともう少し。今年は仕込みの終了が少し早い予定ですから、残りのドタバタを楽しみながらコシキ倒しを心待ちにすることにしましょう。


□□□ ドタバタもブログも楽しいからやってられます □□□
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バレンタイン

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もうこの歳になれば、バレンタインデーなんてどーでもいーのである。娘から送られてくるはずもなく、身の周りにそんな事に気を遣う年頃の女性がいるわけでもなく、女房がしぶしぶ義理チョコを買ってくる程度(笑)。目の前の酒造りに血眼で、世情のあれこれには全く惑わされない生活をしております。

とは言え、バレンタインデーになんにもチョコを食べないっていうのもチト寂しいものがあるじゃないですか。ほんのひとつまみでいいから食べとかないと気が収まらない部分もありますよね。だって、ハロウィンとかと違って、たぶん私が小さい頃からのお祭りだったでしょうから、この歳になっても身に浸み込んでいる風習ではあります。

話は飛びますが、『恵方巻き』なるものもなんだか最近つとに有名になってきましたが、ちょっと前までそんなの聞いたこともありませんでしたけど、業界の罠にはまった感も無きにしも非ず。でも、関西の方では昔からの風習だったらしいですね。やっぱり、仕掛けをしていかないと新たな消費は生まれないんでしょうねぇ・・・。

閑話休題。チョコレートは夏の間は全く食べたいとも思わないのに、冬の造りの時期には目の前にあったらバクバク食べちゃうくらいに、割と好きになります。どうしてそんな嗜好の変化がおきるのか分かりませんが、身体を使う頻度が高くなったり、汗をたくさんかく作業が多いからなんでしょうかね。

長生社でもお茶の時間に女房がチョコレートケーキをみんなに振る舞ってましたけど、よーく考えてみるとそのケーキを買っているのは私のお財布からなのかもしれません(汗)。ホワイトデーのお返し分も買わなくっちゃならないとなると、私ひとりで行って来いの経費をかけているわけで、完全にしてやられてますな(笑)。


□□□ 写真は女房からの頂き物 □□□
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朝焼け

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蔵で生活していると、結構な頻度で素晴らしい朝焼けにお目にかかります。これは、信州の山奥にはきれいな空が当たり前のようにあるっていう条件と、トイレが外にあるもんだから、朝起きてから必ず何回かは外に出て空を見上げる機会があるっていう条件が重なって、ため息をつきながらじっと佇むことになる確率が高くなるってことなんでしょうね・・・

・・・ハイ、スイマセンスイマセンスイマセン、昨日の記事の出だしをそのまま丸ごとパクりました(笑)。でも、夜景にしても朝焼けにしても、人気の少ない時間帯に自分だけで眺める空はとてもきれいに感じるってことに間違いはないでしょうね。昼間ってあんまりそういう感動は少ない気がしますから、朝か夜でないとダメなのかもしれません。

それとも、もしかすると、私が昼間は蔵の中で走り回っているもんだから、そういう景色に見とれているヒマがないってことなのかもしれませんけど、でもやっぱり早朝や夜遅くのひとりだけの時間にひとりだけでそれを見るってことは重要な要素なんじゃないですかね。自分と向き合うっていうか、素直に自分の声を聴くっていうかね。

ちょうどスマホにこんな写真が残ってたもんだから、いきなり昨日の続き記事になっちゃいましたが、別段言いたいことがあるわけじゃありません(汗)。コメントもたくさんいただきましたし、皆さんにもいろいろ思うところがあるんだろうから、それに呼応する記事を書かなくっちゃと思ったような次第(笑)。

ただ不思議なのは、昨日の写真も今日の写真もズームなんて使ってないはずなのに、明らかに月の大きさが違って映ってるじゃないですか?こりゃ一体どーゆーことなんでしょうか?被写体の輝度によって何か変わるとか?それとも、ひょっとして、月って朝になるとしぼんでいくとか?(笑)。


□□□ いつも実のないブログでスイマセン(汗) □□□
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夜景

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蔵で生活していると、結構な頻度で素晴らしい夜景にお目にかかります。これは、信州の山奥にはきれいな夜空が当たり前のようにあるっていう条件と、トイレが外にあるもんだから、夜のうちに必ず何回かは外に出て空を見上げる機会があるっていう条件が重なって、ため息をつきながらじっと佇むことになる確率が高くなるってことなんでしょうね。

標高が高いから空に近いだろうし、空気が澄んでいて綺麗だろうし、東京のようなきらびやかな照明もないっていう好条件が整ってますから、都会の人達はビックリするくらいかもしれません。私の娘も帰ってきた時には、名古屋とは全く違う駒ケ根の星のきれいさに今更のように驚いてます(笑)。

意外と、地元にもあまり夜空を見上げない人もいて、自分がたまたま見つけたとてもきれいな夜空の話をしれくれますが、もし毎日見上げていればしょっちゅうそんな光景を目にすることができるってことに気が付いてないのかもしれませんね。かく言う私だって、こんな生活してなきゃ、あまり気に留めてなかったと思います(笑)。

空が晴れていて星が綺麗なこともあるし、雲が多いんだけどその雲の印影が月明かりで幻想的なこともあるし、月はないんだけど雪明りで風景が見えることもあるし、昼間は蔵の中を飛び回っていますけど、夜は多少余裕がある私の気を静めてくれるような一幅の絵画に出会うのはうれしいもんです。

先日は、スマホでもしっかり撮れるほど月が煌々としていて、空に大きな照明がぶら下がっているかと思う程明るかったですね。これが太陽の反射光だとはとても考えられないまぶしさですが、その光を浴びているだけで、ムクムクと体が盛り上がって、ニョキニョキと体毛が生えて、ガバッと口が裂けて狼男になるんじゃないかと・・・(笑)。


□□□ お月様にワンクリック! □□□
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裸電球(つづき)

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期せずして昨日のブログの続きになりますが、皆さんから非常にご心配をいただいたコメントを頂戴してスイマセンでした(汗)。いろいろと思い当たる節がおありのようで、ご忠告下さいまして、誠にありがとうございます。今後とも絶対に火事になんてならないように、また事故が起きないように気を付けますね!

昨日の写真の場所はちょっと特別な場所で、下にあるのは仕込みタンクでもありませんし、過分なご心配をおかけしてしまいましたね。でも、お酒が入るタンクであることも事実ですから、不慮の事故も当然考えておかなくっちゃならなくて、やっぱりブログの記事にするのなんてお恥ずかしいばかりのネタでした(汗)。

基本的には蔵の中は蛍光灯です(笑)。裸電球だけの蔵なんて暗くて仕方ないでしょうね。スポット的に照らしたい場所で裸電球を使ってます。破損して破片がもろみの中になんか入ることのないように、そうなっても大丈夫な場所につり下げるようにみんなで申し合わせてるんですけどね。

それに、上の写真のような囲いの付いた形のものを使っていて、簡単に壊れることはありませんし、この電球自体も揺れや振動に強い特別なタイプです。工事現場かなんかで使われるもののようですが、ホームセンターに売ってたのを買ってきました。まずまず備えはしてありますから、少しは安心なさってくださいね(笑)。

LEDを使ってあるのにしたいんですけど、なかなかにお高いじゃないですか(汗)。安全安心のためにはそんなこと言ってられませんが、その辺も徐々に考えていきたいです。今日はご心配頂いた皆さんのために、補足のブログにしました。これからは、あんまり恥ずかしネタに頼らないようにしますね(笑)。


□□□ 蛍光灯はタンクからは離れた天井にあります □□□
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裸電球

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蔵の中の恥ずかしいこと紹介のコーナーです(笑)。世の中は珍しく土曜日が祝日で、普通のサラリーマンの皆さんはいつもと変わらない週末の2連休でしょうけど、日曜月曜で2連休の長生社では、ナント今週は3連休ってことになって女房は大喜びです。蔵の若手は休日は関係ない出勤ですから、淡々と仕事してましたけどね。

で、何が恥ずかしいことなんでしょうか?恥ずかしいっていうか危ないことなんですけど、上の写真の太い梁に何かお気づきの点はありますか?裸電球を使ったことのある方なら、すぐにピンときますかね。LEDの時代に裸電球を愛しているのは、長生社のように歴史だけは立派な古い会社でしょうか(汗)。

この梁だって、ベラボーに太いってわけでもありませんけど、しっかりとした材が使ってあって、いまだに長生社の蔵を支えてくれているわけです。駒ケ根市の歴史的建造物としたら結構上位にいくんじゃないかと思われる我が社の蔵ですけど、耐震基準なんか満たしているはずもなく、歴史が古いってだけの代物なんですけどね(笑)。

その梁の所々に黒いシミのようなものが数か所付いているのがお分かりでしょう。木の節にも見えるかもしれませんが、これは焦げた跡なんです。そうです、この梁に裸電球をぶら下げる時、ちゃんとクリアランスが取ってないと、裸電球の熱で木が焦げちゃうんです。そんな火事の火種になりそうな焼け跡がこんなに付いてるなんて、とても恥ずかしくてお見せできるような写真じゃないんですけどね(汗)。

いまでは、そういうことのないように気をつけようってみんなで申し合わせてはいますが、ちょうどこの梁の下にタンクの口があって、中を掃除する時なんかに裸電球をひっかけると具合がいいもんだから、特にこの部分に焦げ跡が多いんです。1日中点灯していることもありませんから火が出るまではいかないかもしれませんけど、気を使わなくっちゃイカンでしょうね。

もしかしたら、今から何十年も前に付いた焦げ跡なのかもしれません。古い時代の電球は発熱しやすかったかもしれないしいろんな経緯があったんでしょうけど、危ないとは言え何となく愛着を感じてしまうのは、この蔵が我が家と化している私だからでしょう(笑)。もうちょっと危なくない形で、蔵で働いた痕跡を残しときたいもんです。


□□□ 裸電球なんて今の子供達は知らない? □□□
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税務調査

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お酒造りは楽しいのである。そのことだけやってられれば幸せなのである。しかし、社長業もやらなくっちゃならないのである。社長の雑務は、人と会うとかは面白いんだけど、その他はあんまり面白くないんである。例えば、いろんな調査が来たら、それに回答しなくっちゃならなくて、めんどー臭かったりするんだな、これが(涙)。

お酒造りの仕事だけだって時間がショートしがちなのに、なんやかんやと社長仕事も入ってきて、それをやらないわけにはいきませんから、何とか時間を工面するんですけど、それじゃ間に合わないってことが往々にしてあります(汗)。蔵の若手がいろいろやってくれてますから、昨年に比べれば余裕はあるとは思うんですけどねぇ。

時間に余裕があるうちは手を付けませんから(笑)、机の上に置きっぱなしっていうか、他の書類に紛れて頭の中から消え去っていたりしますけど、優秀な秘書である女房殿から締め切りがいついつだって怒られてしぶしぶ書類を掘り起こして手を付けてみて、意外と手間のかかる調査だったってことに気が付いて泣きそうになったりして(汗)。

税務署から届いた酒造業の経営実態調査みたいな調査ですが、決算内容を全て記入するくらいのボリュームがあって、とっても細かくて難しいんです(汗)。貸借対照表や損益計算書くらいならまだしも、製造原価にまで話が及ぶと、決算書類そのままってわけにもいかなくてそれなりに頭を使います。

あと数日で締め切りですから、なんとしてもやっちゃわないと社長失格・・・やっちゃっても失格気味ですが(汗)・・・になっちゃいます。世の社長さん達って偉いなぁと思いながら電卓とにらめっこしていて、ブログ書いてる余裕がなくなりつつある現在の生活に危機感を抱きつつ、ちゃっかりブログに逃げてたりします(笑)。


□□□ 飲み助さん復活しました □□□
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地籍調査

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『地籍調査』ってお聞きになったことあるでしょうか?歴史を紐解けば『太閤検地』が日本で最初の地籍調査だったなんて聞きましたけど、どこからどこまでが誰の土地で、その使用用途は何かってことを調べる、行政レベルでの土地に関する調査ってことでいいでしょうか。今、全国的に行われているんだそうです。

土地ってことは財産ってことでもあって、これまでだってしっかりと定められていたはずなんですけど、文明の利器のGPSのデータなんかも利用して、これからずっと使える詳細なものを作成するんだそうです。大災害時にも自分の所有地がすぐに割り出せるようになってないと、復興に大いに影響するんでしょうね。

駒ケ根市でもそういう調査を本人立ち合いの下に続けていて、私も調査に同行したことがあって、全ての所有者の詳細な区割りをくまなく調べ上げるのがどれくらい大変かある程度分かってましたが、今回一部のエリアについて調査が完了したってことで市役所から連絡がきたんです。

そのエリアは、私の自宅や会社のある場所じゃなくって、かつての古い蔵があった所で、まだ我が家が所有していますから、今回の調査の結果の確認をしに市役所まで行ってこなくっちゃならなかったんです。仕込みが終わった午後の時間に少しだけってつもりで出掛けたんですけど、確認作業はかなり大変で予想外に時間を取りましたね(汗)。

今から100年も前に、『田沢酒店』として『天竜正宗』の銘柄を造っていた場所で、きっと当時の建物があった状態を元に区分けされてるんでしょうけど、一区画の大きな敷地なのに中がエラク細分化されていて、そこへもってきてかつてその敷地内を川が流れていた形跡があって、余計にぐちゃぐちゃになってましたね(汗)。

そこに新たに酒蔵を立てるなんてことには絶対にならないでしょうけど(笑)、万が一そんなことになれば結構厄介らしいです(汗)。ご先祖様たちの歴史ある場所ですから何か有効利用できればいいんですけど、仕込み最中の追いまくられた頭ではそんなことを考える余裕もなくって、慌てて帰ってきたんですけどねぇ・・・。


□□□ 微妙に1位だったりします(笑) □□□
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はとバス

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今頃こんな記事を書いても遅いんですけど、正直言って私もよく認識していなかったし、この忙しい時期に考えていられなかった部分もあって、昨日観光協会の担当者が来てくれて打ち合わせをして、改めて事の重大さに気が付いてタジタジしているっていうホットな話題をお届けしましょう(汗)。

『中央アルプス山麓美酒フェスタ』は毎年駒ケ根市で開催されていて、大盛況イベントのひとつになっているってことはこのブログにもその度に書いてますが、基本的には地元の人向けに開催しているわけで、それを観光のお客さん向けにやってみたらどうかっていう話は、もうかなり前から出ていたんですよね。

で、駒ケ根市の観光協会でそれを実現すべく動いていたようなんですけど、ナントかの有名な『はとバス』さんのツアーとして企画してもらって、マジで実施されることになったんです(汗)。どこまで実現可能性があるのか半信半疑でしたけど、本当にツアーとして発売されちゃって、もうかなり席は埋まっているようなんですよ。

マルスウィスキー、マルスワイン、南信州ビール、養命酒、信濃鶴・・・と、こんな山奥の片田舎でこれほどの種類のアルコール飲料が造られている場所はそうはないってことで、その魅力をアピールしようと始まったフェスタですが、見方によっては県外のお客さんにも興味を持ってもらえる、この地域ならではの特徴のはずです。

これまでやってきたのと同じように、お酒と料理のマリアージュを楽しむコース料理を出すディナーを醸造元の説明付きで開催するっていうのに加えて、翌日にはそれらのメーカーの工場見学ができるツアーっていうことになっています。普段は長生社の蔵はお見せしてないんですけど、とにかく今回はお客さんが来ちゃうみたいです(汗)。

業界トップのはとバスさんが乗り出してくれたっていうことに大きな意味があるらしいんですけど、お客さんが集まらないとどうしようもありませんが、既に8割方が売れてるみたいですから、評判も上々のようです。40人近いお客さんの蔵見学なんて長生社ではやったことがありませんし、これが最初で最後になるかもしれませんけど(笑)、今からどうしようかと頭を悩ませているところです。


□□□ もう少しは余裕があるみたいです □□□
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火入れ(つづきのつづき)

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どこまでお話してたんでしたっけ?火入れ作業にも時代の変遷があるってあたりからでいいですか?ま、時代の変遷って言ったって、技術的な進歩みたいなものには見放された感のある業界ですから、とりあえず昔からのやり方自体はほとんど変わってないっていう前提でお話しますけどね(笑)。

ひとつ私が実感するのが、火入れをする時期についてでしょうか。昔・・・って言っても、私が杜氏役をやるようになった、たった20年ほど前の話ですけど、長生社ではこんな時期に火入れなんてやってませんでしたね。そんじゃいつ頃かっていうと、お酒を全部造り終わった3月や4月の仕事だったように記憶しています。

つまり、全部造り終わって全部をブレンドして酒質を合わせてから、ようやく火入れしてましたね。これは、全てを均一にするっていう目的と、お酒を熟させるために生で置いておく期間が長かったっていう2つの側面があったように思います。いかにしてお酒を熟成させるかってことを、昔の杜氏さん達は常に考えてましたね。

ですから、造りの途中のこんな時期に、できた酒だけでも火入れしてしまおうなんて考えもしませんでした。なぜ、現代では火入れの時期が早くなってきているかって言うと、基本的にはお酒をあまり熟させずにフレッシュを良しとする風潮からじゃないですかね。なるべく早く火入れをして、鮮度を残したお酒の方が現代では好まれるってわけです。

前回お話した、火入れしたお酒を可及的速やかに冷却するっていうくだりも、私はやったことはありませんが、熱いタンクに更にむしろを巻いて温度が冷えないようにして一晩置いたなんて聞いたことがあります。そうすることで、熟成を早めたいっていう狙いからですが、今そんなことをしたらあまりいい評価を受けないお酒になるかもしれません。

その時代その時代で、国の研究機関の指導も変わってきたんでしょうし、何よりもそれが時代のニーズだったってことでしょうから、割に短い時間の中でお酒の嗜好も変わってきてるってわけです。熟成かフレッシュか、甘口か辛口か、多量に飲むのか少量なのか、火入れ作業ひとつ取ってみても、少しずつ対応が変わってきているんですよね。


□□□ 変な写真でスイマセン(汗) □□□
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ドコモショップ

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えーっと、本当なら『火入れ』の話題の続きを書こうと思ってたんですけど、えらく時間がショートしちゃって、今日は落ち着いて書いてる時間が無くなっちゃいましたから、続きは明日にしましょう。こうやって、毎日殴り書きしているように見えて、実は心が落ち着いてないとこんなブログでも書けないんですよ(笑)。

今日は、思うところあってドコモショップに行ってきました。夕方に少し時間があったもんだから、思い立ったが吉日で予定外の行動ではありましたけど駆け込んだんです。ちょっといろいろやってみて、上手くいったらまたここでご報告しますが、何を企んでいるのかについては企業ヘメツにしときますね(笑)。

月曜日は長生社は休みで、蔵の仕事も完了し次第切り上げることにしていて、今日は4時頃にはみんな帰っちゃったんです。だもんだから急きょそんなことになったんですけど、私が行けるような時間ってドコモショップさんはいつでも激込みなんですよね(汗)。2時間待ちですなんていう看板が下がってることもあって、とても気軽に行けなかったんです。

4時なら空いてるかもしれないと思ったのは正解で、少しは待ちましたけど対応は早くしていただけました。とは言え、ああいう契約だの何だのってエラク面倒臭くて、私もちょっと込み入ったことを相談したりなんかしたもんだからそれでも時間を食って、なんとショップ滞在時間は2時間半でした(汗)。

もうねぇ、対応してくれたのがカワイイ女性だったからイヤになりませんでしたけど(笑)、夕方の麹の手入れの時間に間に合わなくなっちゃって慌てました(汗)。私の後にも次から次へとお客さんが来店して、ドコモさんを始めこういう業界はまだまだ好況なんだと思いましたね。これだけの時間を費やした価値があったのかどうか、ちょっとこれから勉強しなくっちゃ・・・。


□□□ 2位に転落かな? □□□
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火入れ(つづき)

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昨日の続きになりますが、タンクに水をかけて中の火入れされたお酒の温度を下げるっていう、非常に原始的な方法の最前線をカメラに収めておきましたからご覧ください。なんだかブレブレの写真になっちゃいましたが、太めのホースに穴を空けてそれに水を通すことでタンクの周囲にまんべんなく水がかかるっていう、考えに考え抜かれた方法です(笑)。

ホント子供だましみたいな道具ですが効果は抜群で、昨晩の10時くらいまで水をチョロチョロ流しておくだけで、温度はかなり下がってましたね。65℃がほんのりと温かいってくらいになってました。それでも、6時間くらいはかかってましたから、それなりの水の量ですけどね。こういう時には、井戸水の有難味をつくづくと感じます。

これを電気で冷やそうと思ったら、それはそれで大変な事なんじゃないですかね。電気代っていう意味でも、どういう装置を使うかっていう意味でも、かなりお金がかかる話になってきます。その手の機械があることも知ってますけど、あまり一般のお蔵さんで見かけたことはありませんね。

ですから、案外大きなお蔵さんでも同じようなことやってるかもしれませんよ(笑)。そもそもがローテク産業ですから、中でやってる仕事も昔からやってることをそのまま踏襲している場合が多くて、大手さんと言えども大した違いがないこともあるんです。当然、最新の冷やし方だって採用しておられるでしょうけどね。

まぁ、私が聞いた話では、昔はあまり急冷なんてことは考えなかったそうで、温度が高いまま放っておいたなんて聞いたことがあります。やっぱり、時代が変わればお酒に求められる味も変わってくるはずで、そういうことに対応するために、こういう末端の作業にも変遷があるんじゃないですかね。

・・・その辺のことを書こうかと思いましたが、今日は無理かな(汗)。こんな話題で珍しく続きが続きますが、また明日書くことにしましょう。あんまり期待しないで、こう御期待です(笑)。


□□□ 飲み助さんが上がってきました □□□
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火入れ

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ブログでは酒造りの一面を単発的に記事にしますから、何となくその作業だけが行われているような感覚になるかもしれませんが、当然のことながら全ての作業は並行して行われているわけで、いろんな仕事がとっかえひっかえ一日の中で同時進行しているってことは、賢明なる読者の皆さんにはご理解いただいていると思います(笑)。

しかししかし、冬の初めに麹を造って、麹ができたらそれを使ってもろみをドーンと仕込んで、冬の間にずーっと発酵を続けて、春先になったら全部いっぺんに搾って、それを加熱殺菌したり生で貯蔵したりして、お酒は一発の工程で春に完成するもんだと思い込んでおられる人って案外多かったりします(笑)。

もろみは何十本にも分けて何ヶ月もかけて仕込むんですから、いろいろな仕事がそのもろみの本数分、少しずつズレながら行われているわけで、全ての仕事とは言いませんが、酒造の工程にかかわる仕事は毎日あるってことです。麹を造ることも、もろみを仕込むことも、もろみを搾ることも全て重層的に日々行われてるんですよね。

で、お酒造りの最後の工程と言ってもいい加熱殺菌の作業・・・これを『火入れ(ひいれ)』って言います・・・が蔵の中で始まりました。まだまだ仕込み作業も真っ最中ですが、それと同時に最終工程の火入れもしていかなくっちゃなりません。そんなことやってるから、頭の中がこんがらがって、「忙しい!忙しい!」って連呼することになるわけです(笑)。

やってることは単純で、Aのタンクに入っているお酒を65℃くらいまで加熱してBのタンクに入れて、一杯になったら密閉して、可及的速やかに冷却します。65℃の液体が大量にあるんですから、実は危険な仕事だったりします。何かあったら、お酒のことはいいから自分の身を守るように蔵の若手にも言ってるんですけど、何かがあったら困ります(汗)。

冷却するのもとっても原始的な方法で、タンクの上部から水をかけるだけ(笑)。水温で下げるんじゃなくって、水が蒸発する時の潜熱で冷やすのが原理ってことで、少しだけ水を流してタンクの周りから湯気がモウモウと立ち上がるくらいがいいみたいですね。この写真は何となく上手く撮れてませんけど(汗)、これでもモウモウとしてんですよ(笑)。


□□□ しばらく1位にいますね □□□
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修理

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ネタがない時には・・・机の周りをぐるっと見回してみる・・・酒造りなんてそう数のある職業じゃないから何か珍しい物もあるはず・・・ネタになりそうな物を探すんだけど、あまり大っぴらにできない話題もあるし(笑)・・・夕方の頭は結構疲れていたりするから、ネタが目に入っていてもネタと認識できない場合もあったりして・・・。

・・・で、見つけたのが写真のデジタル温度計(笑)。本体があって、そこから1メートルくらいのコードが出ていて、その先に温度センサーが付いてるっていう構造になってます。いろんな使い方もできるでしょうけど、これは麹の温度を測るためってことで発売されているタイプです。長生社にはいくつかあるんですけどね。

こいつが先日麹室の中で落としたら表示がおかしくなっちゃって、壊れたってことで修理に出すために包装しかけているところです。デジタル温度計は思ったよりも誤差が大きくて、どのくらいバイアスがあるのか分かった上で使うようにしないと意外と大きく違ってたりするんですが、今回はそんなもんじゃなくって全然表示が狂っちゃったんですけどね(汗)。

蔵の中にはたくさん温度計がありますけど、今やアナログとデジタルじゃ、デジタルの方が多いんじゃないかと思うくらいになってますね。ホームセンターなんかにも当たり前のようにデジタル表示の物が売ってたりしますが、これはそんな安物じゃなくって(笑)、かなりのお値段がする専門品です。

とは言え、1万円台で買えるんじゃなかったかな?その値段にしては正確だっていう謳い文句でしたが、まぁまぁ安心して使えるレベルなんじゃないかと思います。本当に昔に買った初期の頃のデジタル温度計もまだあるんですけど、それは8万円とかしたんだそうな(汗)。デッカイ箱型ですが、精度は今のやつよりいいんだそうで、いざという時には使ってたりします。

心配なのは、修理費がいくらになるかってことです。こういう物って、案外直すよりも新しいのを買った方が安くついたりしますからね(汗)。見積もった時点で連絡が入るでしょうけど、もし新品買うより高いなんてことになったらどーしましょうか…そういうのに限って、中の基盤が丸ごと交換されてるだけだったりして(笑)。


□□□ 飲み助さんがえらく下まで行っちゃいました □□□
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管理図

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もろみを仕込んでタンクの中で発酵が始まってしまえば、後は人間のできることは限られてきます。『麹と酒母は造るもの、もろみはできるもの』なんていう言い方をする杜氏さんもおられるように、麹と酒母をしっかりと造り込んでもろみに仕込んでしまえば、後はなるようになると達観しているしかないんです(笑)。

とは言え、できることが全くないわけじゃなくって、例えば温度の管理は皆さんいろいろな手段でおやりになっているもろみの操作法のひとつでしょう。温かめに持っていけばアルコールになるのは早いんだけど雑味が多くなるし、冷ために持っていけば綺麗な酒質になるんだけど発酵期間が長くなるんです。

温度の管理と並んで、追い水の管理もかなり重要なポイントになってきます。追い水っていうのは、読んで字のごとく、もろみに水を加えることなんですけど、お米の溶け具合やらアルコールの出方やらを微調整していく、少しばっかりテクニカルな管理方法と言えるかもしれませんね。

普通純米のもろみではそれほど厳密には考えませんが、純米大吟醸クラスになると、最終的にどのような成分のお酒に仕上げるのか、もろみの初期の段階から追い水操作が必要になってきたりします。私も普段は勘と経験と度胸で追い水してるんですけど(笑)、吟醸だけはそれ用の管理図を使って追い水するか否かを決めてたりするんですよ。

簡単なグラフに成分値をプロットして、その位置関係で判断したりするんですが、普段はやらないもんだから、意外と四苦八苦してたりしてね(汗)。エクセルでグラフを作ってみたりもするんだけど、なかなか面倒臭かったりします。まぁ、最終的にもろみは自然と仕上がるものなんですから、下手な小細工はしないと石頭ぶりを発揮するのも一興かもしれませんけどね(笑)。


□□□ 小細工なしにワンクリック! □□□
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ランキング

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時々ブログランキングの『お酒・ドリンク』カテゴリーで1位になることがあります。2月1日現在もトップにいたんですけど、実力の1位じゃないっていうか、本当の1位の飲み助さんが下に落ちただけっていうか、すぐにまた定常位置の2位になるはずだっていうか、ま、自分の中で1位の気分にはなってないんですけどね(笑)。

かつてはここでの順位にとても価値を見出していた時期もあったんですけど、今は順位っていうよりもここにいるってことが大切であって、皆さんの応援をいただいて頑張っていられる証明っていう意味合いの方が大きいですね。それにしても、このブログランキングのサービスもよく続いてますよねぇ(笑)。

このブログを始めて少しした時にブログランキングにはエントリーしましたから、こんなに長い間上位に置いていただいて、本当に感謝しなくっちゃならないと思ってます。ずっと1位にいられた期間もあったんですけど、4位定着みたいな時もあって、この10年間でいろんなブログがこのカテゴリーを通り過ぎていきました(笑)。

どんな人でも、個人で新聞や書籍や情報誌が手軽に発行できるっていうのがブログに対するイメージで、それに対して、テレビ番組を配信できるのがユーチューブってところでしょうか。そんなことが無料でできちゃうっていうのがいまだに信じられませんけど、現代に生きる人間の受けられる恩恵として有り難く享受してます。

SNSが真っ盛りでブログ文化は廃れつつありますが、それでもこのランキングにまだこんなに元気なブログがたくさんエントリーしているところを見ると、すぐになくなっちゃうってわけでもなさそうですよね(笑)。かつてのブロ友がどんどんいなくなっちゃっているのは寂しい限りですけど、私は今しばらくこの古巣を守っていくことになるんでしょうか・・・。


□□□ 地道な応援クリックありがとうございます! □□□
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階段

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ナント、もう2月じゃないですか・・・ついこの間、「あけましておめでとうございます!」なんて言ってたのに、もうひと月経っちゃいました。私の場合、途中で吟醸週間が入りましたからその間は意識が飛んでいるとは言え、何とも月日の経つのは早いもので、光陰矢の如しを地で行く自分がいと哀れ(汗)。

仕込みの方はまだまだ続きますけど、オジサンなりに疲れが溜まってきたのか、麹室に行こうと蔵の階段を上るのに時間がかかるようになってきた気がします(笑)。ヨイショヨイショと上るわけじゃありませんが、気持ちの中で一気に登り切れなくなっているような、腿のあたりに乳酸が溜まるのが早いような・・・(汗)。

この階段は毎日お米を担いで上りますが、二人一組で布に蒸米をくるんで持つんですけど、もう若い連中と同じスピードで駆け上がれないもんね(涙)。まだまだ仕事じゃ負けないなんて思ってみても、もう体力的には完全に負けてるんでしょう。私とペアになる時には、きっと彼らは手加減してくれてるんだと思います(笑)。

もう100年も前の建物ですから、人間に優しくなんていう概念で作られているわけじゃなくって(笑)、質実剛健というか大雑把というか、この階段だって段差が今のものの倍くらいあるかもしれません。足をしっかり上げないと、とても重い物を持って素早く駆け上がるなんていうことはできません。

両足を早く回転させればいいんだけど、数回転後には足が追い付かなくなって、それに足の持ち上げも間に合わなくなって、確実に転ぶでしょうな(汗)。ま、そういう仕事からは早く手を引くことも考えつつ、それでも一日一往復くらいは若手と一緒に駆け上がって、自分の健在ぶりを確認したいんでしょう(笑)。


□□□ この階段好きなんだけどね □□□
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