専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

パイプ

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あまり格好のいい写真じゃありませんけど載っけちゃいましょう。接写のような接写じゃないようなアングルですけど、それなりに近づいて撮ったものです。つなぎ目に巻いてある白いパイプシールがビロビロしてみっともありませんが、この辺も長生社らしいと思っていただければ結構かと(笑)。

これは、もろみを搾る機械の一部分で、この中をもろみが左から右方向に流れて機械の中に入っていく入り口に当たる部分なんですけどね。この図からはあまりいろいろと構造的な説明はできませんから割愛しますが、もろみを抜くためのバルブとか、これより手前には圧力調整タンクなんかがついていて、それなりに入り組んだ構造になってるんですよ。

今年のもろみは、このパイプの奥でよく詰まって困ってるんです(汗)。こういうゴチャゴチャした場所で詰まると、それを解消するためには、この界隈のパイプを分解して、細長い木の棒でも突っ込んでやるしかありません。簡単には説明できませんけど、その仕事が面倒臭いんだな、これが(涙)。

その面倒臭さを解消するためにこのパイプ部分の一部改良を思いついて、それが簡単に実現できそうなもんだから、部品を買いに行く時に大体同じ規格の物を間違えずに買えるようにと思って、これで上手くいったらコスパの高いプチ改良だと、ほくそ笑みながら写真を撮ったってわけです(笑)。

元々、長生社のこの機械は詰まり易くなっちゃってるんですけど、それでも、例年よりもその頻度が高い理由は、たぶんお米の溶けが少し悪いからなんじゃないかと思うんですよね。これまで、もろみを10本ほど仕上げてみて、その製造事績からもそれは裏付けられてますから、確かな傾向なんでしょう。

単純には言えませんけど、お米の溶けが悪いとアルコールの収得量は減りますから、今年は少しコストの高いお酒になっちゃうかもしれません(汗)。でも、そういう時には味は良くなる傾向でもありますから一概に悪いばっかりでもないんですけどね。経営的な観点からは痛し痒しってところでしょうかねぇ(笑)。


□□□ 部品を買いに行ったら無かったのよ(汗) □□□
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プレミアム

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『プレミアム・フライデー』なる制度(?)が始まるんだそうで、昨日のコメントにまっちーさんも書いてくれてありますが、月1回金曜日を早上がりにして国民の消費行動を活発にしようってことらしいですね。昔は土曜日が半日でしたから、そこから考えると、1週間の勤務時間が丸一日減るような感じでしょうかね。

たぶん長生社にも私にもあまり関係がなさそうですが(汗)、社会全体の制度になれば定着するのかもしれません。そんなに働く時間を減らしちゃって大丈夫なのかって気もしますが、月1回なら問題ないのかな。金曜の夕方にみんなで街へ出て、日本酒をどんどん飲んでいただけるなら何も文句はありません(笑)。

そんな事よりも、私の場合は、昨日記事にしたように土曜日がプレミアムな日になるかもしれなくて、『プレミアム・サタデー』になるのが楽しみで仕方ありません。別に休めるわけじゃありませんし、溜まった仕事に追われるんだからそんなに楽しいはずもありませんが、今までと違った展開っていうのは何かウキウキするもんです(笑)。

プレミアムついでと言っちゃぁなんですが、私の机のわきに酒粕がたくさん置かれていたので写真に撮っておきました。もう、蔵にもほとんど残ってませんから、信濃鶴のプレミアム商品であることに間違いはありません(笑)。こんな時期に注文があるなんて珍しいんですけど、まとまって20個売れたみたいですね。

こういう板粕状の商品は本当に年末だけのもので、メインは夏の練り粕になりますから、年間を通じてもそれほど数の出る商品じゃないんですよね。年末になると、新酒なんかよりも「酒粕はまだなのか?」っていうお問い合わせが多くて、「うちは酒粕屋じゃないんだけど・・・」とイジケ気味になったりします(笑)。

新年になるとピタッと出なくなりますから、そんなに余分は作っておかないんですけど、上手い具合に残った在庫が売れたみたいです。プレミアムな商品ですから、プレミアムな価格でお売りいただいても構いませんよ・・・こうやって書いてきてみると、『プレミアム』って言葉は、どんな使い方をしても様になる変な形容詞ですねぇ(笑)。


□□□ プレミアムな応援クリックをどーぞ! □□□
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社長デー

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社長に業務上全く余裕がないなんてことじゃ困るのは、どこの会社でも一緒でしょう。社長が仕事をしないとか遊んでるなんてことだったらそりゃ論外でしょうけど(笑)、ある程度余裕をもって社内を見渡していないといけない立場でしょうし、緊急事態にも対応しなくっちゃなりません。

で、酒造株式会社長生社の岳志社長には昼も夜もあまり余裕がなくって、杜氏役に徹してしまっている感が強く、それじゃ困ると事務方の女房殿には叱られてばかりの毎日(汗)。ま、私としてももうちょっと事務仕事に充てられる時間が欲しいとは以前からもちろん考えていて、今期の造りにおけるひとつの宿題ではあるんです。

どっちにしたって大した仕事もできない社長ですが(笑)、吟醸週間も終わったことだし、そういう時間を作る努力をしてみようと、土曜日の仕込みは全て若手連中に任せてみることにしました。これまでもそんな状況はあったし、やればできるってことは分かっていましたけど、私がどういうつもりでいるかっていうのが大違いでしたね。

とは言え、早朝からの丸一日の仕事を全てノータッチってわけにもいきませんから、午前中の仕込みの部分を重点的にやってもらうことに。そうすると、私の土曜日の午後は比較的時間がある日ですから、午前中と合わせてほとんど日中を空かすことができるようになるんです。丸一日とは言わないまでも、そんな感じの一日が出現することになるんですよね。

こりゃとっても革新的なことで、若手が育ってきてくれたからこそ実現可能性が高まった方法です。私とすれば、会社からエスケープはできないにしても、蔵の仕事から離れて少しは身体も休まるかもしれませんし、何よりも日中を社長仕事に割り当てられれば、机の上に積み上げられた書類の整理も、メールへの返信もできようってもんです。

その他の特殊任務がある場合は仕方ないとしても、今後はなるべく土曜日を社長デーにできればうれしいですね。最初は気が気でないかもしれませんが、そのうちに慣れてきてそんなこと気にならなくなるんでしょうかね。余り急いてもイカンでしょうけど、若手の成長を心待ちにしている社長の下心です(笑)。


□□□ 定着するか社長デー □□□
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ZEN中見舞

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ZENさんから、ちょっと恒例(?)になりつつある陣中見舞を頂戴しました。そんじょそこらの卵じゃありませんよ。特別な鶏の卵ですから、特別に美味しくて、特別に栄養価が高くて、特別に精がつく卵のはずです。私は普段はあまり食べませんが、この場合、当然最初の1個はTKG(たまごかけごはん)にしていただきました。

特別な卵だから特別な味がするかっていうと、どっちかっていうと、そんなに濃い味でもないし、大きさが巨大とかいうわけでもないし、見てくれも普通の卵と変わりはありません。ちょっと小さめの普通の卵って感じ。何も言われずに出されたら、いつも通りにかき混ぜて、いつも通りにご飯にかけて、いつも通りに食べちゃうでしょうね(笑)。

でも、それほどの違いはないとしても、味はやっぱり違う気がしますよ。濃いんじゃなくてサラッとした味って言えばいいかな。特別な鶏『烏骨鶏(うこっけい)』の卵は全てこんな感じなのか、ZENさんが依頼している農家さんの烏骨鶏がそうなのか、烏骨鶏の卵をここでしか食べない私には判断がつきませんけどね(汗)。

烏骨鶏(うこっけい)っていう鶏がどんな姿なのかはよく知りませんけど、とっても貴重な姿のはずです(笑)。数も少ないでしょうから、卵だってそんなにたくさんあるわけじゃなくって、きっときっと何かスバラシイご利益があって、吟醸週間を何とか乗り越えた身体に栄養を補給してくれるだろうってことでZENさんも送ってくれたんだと思います。

そう思ってるからってわけでもないでしょうけど、食べた翌日は何だか元気になったような気がしましたよ、イヤ、マジで(笑)。もうしばらく造りは続きますから、他にもなるべく体力のつく物を食べて頑張ろうと思います。ZENさん、いつもいつもお気遣いいただいて本当に本当にありがとー!!!


□□□ 今日もTKGで食べるかな □□□
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期待外れ

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吟醸週間が終わって、さぞや身体が楽になるだろうと大いに心待ちにしてみるものの、実際にはそれほど繁忙の具合に違いはなくって、あれやこれや忙しいことに変わりはなく、ちょっと期待していただけにガックリ度が大きいってのは、この27年間繰り返してきた私の蔵内喜怒哀楽劇場のお決まりのシーンではあります(涙)。

モノを造って社会のお役に立つってことはきっとそういうことなわけで、つまりは、モノ造りの現場はいつでもアタフタしてるってことなんじゃないかと。芸術品ならいざ知らず、人様に使ってもらおうとすれば、やっぱり人に向けたモノにしなくっちゃならなくて、それにはアタフタが必要になるってことでしょう・・・何言ってんだか分かりませんが(笑)。

つまり、何が分かってもらいたいかっていうと、「吟醸終わったのになんでこんなにバタバタなの?」ってこと(汗)。原料米の配送が大幅に遅れるだの、お酒を搾る機械の調子が悪いだの、社長仕事をしようと椅子に座ったとたんに来客があるだの(笑)、思うに任せないトラブルも後を絶ちません。

いつもの仕事の中に、私でなくっちゃできないような仕事なんてものをあんまり作っちゃいけないんですよね。そういう仕事の度にそれには絶対に時間を割いてやらなくっちゃならなくて、そんなことのないように若手を育てることも必要でしょうし、トラブル対応力を持った蔵人になるように、ちょっと特別な仕事もやらせていくつもりなんですけどね。

こんな記事書いてちゃ全くイカンのですが、ゆっくりと何かについて書くっていうような気分に到底なれない私の身辺の落ち着かなさをお察しください。吟醸が終わったらバラ色の生活があるなんて、どこかで甘い考えがあるんですけど、結局のところ造りが終わるまで余裕なんてこれっぽっちもないって今更のように思い知らされてるわけです(涙)。


□□□ 酒造り自体はたのしーんだけどなー □□□
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酒林2017

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本当はずっと前にご紹介しなくっちゃならなかった件なんですけど、吟醸週間が始まっちゃってその機会を逸してました(汗)。私の中では新年ネタにする予定でいたのに、忙しいったらありゃしない日々の中で、気が付いたら吟醸を仕込んでいて、写真だけがスマホに残って出番を待ってたってわけです。

という程の出来じゃなかったこの写真ですが、もっときれいに映ってるはずだったんですけどね(笑)。青空に映える真新しい青々とした杉の玉っていう感じに撮ったつもりだったのに、肝心の杉玉が真っ黒になってます(汗)。カメラの機能も使いこなせてなくて、オート一発で撮るだけだとこんなんになっちゃいますよね。

もう、常連読者ならお分かりの様に、毎年長生社の新年の軒先を飾ってくれているのが、ブロ友タッキーさんが作ってくれる杉玉です。林業関係のお仕事をしているタッキーさんならではの作品ですが、ここ数年ずっと作ってもらっていて、写真じゃ分かりづらいですけど、年々見栄えが良く上手になっていると思います(笑)。

造り酒屋の軒先に杉玉・・・これは、私達の業界では『酒林(さかばやし)』と呼びますが・・・をつり下げる理由は、新酒ができたことのPRだっていうのが通説です。その酒造期間の新酒ができたら1年前の酒林を新しいものに交換して、酒林の色が新鮮な緑色になったのを見て道行く人が新酒ができたのを知るっていうことです。

通な酒飲みになると、まだ緑が真新しいうちはお酒も新しくて味が粗いから、すこし茶色がかかった頃に買いに行くなんて話も聞いたことがありますが、これは昔の貯蔵管理の時代のことで、今はそんなことしてもあまり意味はありません(笑)。長生社の場合は、年末の1号もろみの『初しぼり無濾過生原酒』ができたっていうことだと思っていただいて結構です。

以前は酒林なんて飾ってなかったんですけど、タッキーさんが作ってくれるようになってからは、もうこれがないと何となく格好がつかなくなってます。ご厚意で作ってくれているとはいえ、これがない状況は考えられないってことで、タッキーさんには来年もご覚悟をお決めいただきたいと思います(笑)。感謝感謝のご報告でした。


□□□ タッキーさん、今年もありがとー!!! □□□
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体力回復

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吟醸週間から抜けられまへん・・・(笑)。10日以上も同じタイトルで記事を書いてくると、そこから復帰するのになにがしかのショックがないと元のレールに戻れないかもしれませんな。どこかに面白いネタが転がってないか、そういう目で身の回りを眺める思考回路が復旧してきません(汗)。

更に、まだ体力的には回復してないのかもしれないと思わされるのは、眠りが深いってことです。造りの間は睡眠不足になりますから夏の期間より濃い眠りになるのは当然ですが、その中でも特に寝落ちていくスピードが格段に速いですし、起きる瞬間に吟醸麹の手入れのことが頭をよぎって、ガバッと跳ね起きる時もあったりして(笑)。

でも、体重は今回はそんなに減らなかったですよ。これは、重労働的な仕事を全て若手に任せることができたことが大きかったと思います。もう、こんなオジサンが米を担いで蔵の中を飛び回ってる歳じゃありません(笑)。いろんな仕事を徐々に若手に分け与えながら、少しずつ覚えていってもらいたいもんです。

夏の体重を55キロだとして、53キロを割るようになると、かなりひどい形相になるみたい(笑)。女房は心配しますし、たまにしか合わないような人には「痩せたねぇ」と必ず言われるようになります。身体の大きな人にとっての2キロなんて屁でもないでしょうけど、私にとっては死活問題の領域なわけです(汗)。

スマホを見てみたら、唯一と言っていい吟醸週間中の写真がありましたからアップしておきますね。これは、蒸米をタンクに仕込む前に外気で放冷しているところです。こうやって、手返しをしながら少しの間広げておいてから仕込むんです。昔はエラク特別な作業に思えましたけど、こうやって毎年やってると、楽しいような、懐かしいような、面倒臭いような仕事になってますね(笑)。


□□□ 今日こそ吟醸ネタ最終回かな □□□
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吟醸週間11

吟醸週間シリーズは昨日で終わりにしようと思ったんですけど、昨日家で8時間爆睡したら頭がクリアーになって、いろいろ書きたいことが頭に浮かぶようになりました(笑)。私の場合、睡眠激不足に陥ると、身体は動くんだけど頭が動かくなるっていうか、疲れは感じないんだけど身体をどう動かしていいか、頭から指令が行かなくなるっていう感じになります(汗)。ま、そういう状況もひっくるめて疲労っていうのかもしれませんけどね。

そんな状況から少し脱して振り返ってみると、今回とっても大冒険をして吟醸を仕込んだんですけど、それが一応納得がいく段階に手が届いたのは、蔵の若手がしっかりと洗米やら仕込みやらの仕事をこなしてくれていたおかげで、私がそちらの方に専念できる状況ができたっていう理由が大きかったんじゃないかと思うんですよね。

例えば、米洗いまで私が手を出さないとならないようだと、その分私としては時間も体力も使っちゃうわけですし、挑戦しなくっちゃいけない事への集中力はそがれることになります。大切な指示だけ出して、それを私がいなくても遂行できるようになってきた若手の成長があったように思います。そういう矢面に立って初めて力はついてくるんでしょう。

こんな風に書くといいことずくめですが、そんなバラ色なわけはなくって、まだまだ未熟の塊のような連中です。それでも、伸び代は大きい。頼れる蔵人に成長してくれることを楽しみに、私の隠居生活を夢見ることにします(笑)。ま、ここまでが良くても、出来上がったお酒がどうなのかが問題ですから、今後ドキドキしてこう御期待ってところですけどね・・・。


□□□ これで吟醸週間シリーズは終了の予定です □□□
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吟醸週間10

さぁ、これにて吟醸週間は終了となりました。仕込み自体は1週間で終わるんですけど、その前に麹を造り始めたりしますから、総計で10日間くらいが吟醸仕込みにかかりっきりになるわけで、私ばかりじゃなくって蔵の中で働いてくれるみんなにも激務の10日間だったはずです。ご苦労様でした。

私のお酒造りの大部分は、前任の越後杜氏から教わったもので、そういう意味では鶴の味は越後流を汲んでいると言っていいでしょう。そして、その杜氏が命をかけて吟醸を仕込んでいく様子を一緒に蔵に寝泊まりしながら見てきました。雇われの身なんだからそこまでしなくてもいいじゃないかと、専務の私が思うくらいの献身ぶりでしたね。

徹底して麹には寄り添っていて、今の私が麹から少しでも手を抜くことようなことができないのは、その越後杜氏の影響でしょう。まぁ、吟醸の麹造りで手を抜くような杜氏さんはどこにもおられないはずですから、それを受け継いだっていうのは言い過ぎかもしれませんが、実際に命をかけている姿を目の当たりにしたか否かでは、私の身体に沁み込んだものの重さが違っていたはずです。

その精神を元に、今年はこれまでとはかなり違った挑戦をしてみました。これが吉と出るか凶と出るかはお酒の仕上りが教えてくれるはずですが、私が考えていたよりもはるかに負担が重くなる部分が大きくて、正直言ってこんなにヘロヘロになるなんて思ってもみませんでしたね(汗)。やっぱ、お酒造りを甘く見ちゃイカンって、神様からの大いなる啓示だったんでしょう(笑)。

昨日は麹の面倒は見なくて良かったので普通に杜氏部屋で寝ましたが、1週間ぶりの布団は寝心地が良かったですねぇ(笑)。減りまくった体重を元に戻して、まだしばらく通常のお酒造りが続きます。今一番困っているのは、ここまで写真無しの記事に慣れちゃったブログ生活もまた、元通りにしていかなくっちゃならないってことなんですけどねぇ・・・。


□□□ 写真の撮り方忘れました(汗) □□□
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吟醸週間9

そろそろ吟醸週間も大団円を迎えます。大きな問題もなく、気象にも恵まれて、仕込み自体は成功したと言っていいでしょう。ま、成功とか失敗の基準なんて個人的な基準でしかありませんけど、別の言い方をすれば、まずまず納得できる仕事ができたんじゃないかと今の段階では思えてますね。

私自身とすれば、ここまで攻めた造りをしたのも珍しいってくらいに、積極的な挑戦をした吟醸造りでした。挑戦をしたっていうよりも、挑戦させられたっていう裏話も無きにしも非ずですが(汗)、特に麹造りに関しては大変な苦労をする羽目になった反面、得るものも大きくて、実りの多い吟醸週間でした。

信濃鶴の純米大吟醸については、最高峰のお酒を造りたいっていう感度よりは、一般の純米酒に応用できる技術への挑戦と修得が目的で、その中には伝統的な部分と新時代への対応っていう側面がありますが、いずれにしてもこの時しかできない大いなるチャンスの場ですから、多少命を削ってもやれるだけのことはやってみたいと思ってます。

別の視点で言えば、そんな挑戦ができる状況を作り出せるお酒造りっていう職業に身を置けていることはとても幸せなことでしょう。この歳になって挑戦っていうキーワードを自分の中に持ち続けるってことは、なかなかできることじゃないかもしれません。ま、来年も同じ苦労ができるかっていうと・・・正直、考えたくもありませんけど(笑)。


□□□ 若い時の苦労は買ってでもするべし □□□
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吟醸週間8

さて、夜中の仕事があるのも今日限り。スペシャルなお酒って、夜も寝ないで造ってると思ってる方もおられるかもしれませんが、寝るこたぁ寝るんですよ、いくらなんでも(笑)。時間はちょびっとだったりしますけどね(汗)。夜は寝ないで、昼はハードスケジュールでなんていう生活を普通の人間ができるわきゃありません。

でも、寝ないってことが苦しいっていうよりも、自分のペースで寝られないってことが苦しいんだと思います。眠くなったから寝るとか、何時になったら寝るとか、テレビ番組が終わったら寝るとか、そんな心づもりがちゃんと立てられないのが辛いわけです。大体の時間の枠くらいは設定できても、その枠は2時間くらい簡単にズレたりします(汗)。

要するに、自分のペースじゃなくって麹菌のペースに合わせた生活を送るってことが大変で、いつになったら手入れ作業ができるのかはハッキリしませんし、もっと言ったら、麹を5つの箱で育てていたら、その5つを同時に作業なんかできなくて、進む箱もあれば遅れる箱もあって、5つをひと通り手入れするのに時間差も大いに生じたりするんです。

しかし、そんな非人間的(笑)な生活をすることで、麹菌の特徴をしっかり自分の身体に沁み込ませることができるのかもしれません。個人的には、今年も得るものが多い吟醸週間になりました。後はもう、事故や怪我のないように吟醸週間を終了できるかどうかですけど、気を抜かないで最後の留め仕込みまで突っ走りましょうか。


□□□ 実のないブログでスイマセン(汗) □□□
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吟醸週間7

「去年もみんなで食べたじゃない・・・」と女房に言われて思い出したのは、吟醸週間中に社員全員で栄養をつけようと、お昼の配食サービスでソースカツ丼を取って食べようっていう案でした。実際に、昨年は全員分届けてもらって、みんなでワイワイ一堂に食べて英気を養ったんでした。

ソースカツ丼は駒ケ根市の名物としてつとに有名になってるB級グルメですが、街の食堂で食べるようなわけにはいきませんけど、結構しっかりとカツが入っていて、私なんか少しもたれ気味になるほどの量があるお弁当です。長生社で毎日利用している配食サービスの中での特別メニューで、事前予約が必要な別格品なんですよ(笑)。

吟醸週間も先が見えて、蔵の面々も疲れが出ているこの時期に、このくらいのイベントはちょっとした楽しみでいいと思うんですよね。一番なのは夜飲みに出ることかもしれませんが(笑)、そんなことやってられるわけありませんから、慰労の意味も込めてみんなに精のつく物を食べてもらうのは、私としてもうれしいことです。

吟醸週間も土曜日までです。今のところ大きな失敗もなく、順調に進んでいると言っていいでしょう。美味しいお弁当もみんなで食べられたし、気になることと言えば手のあかぎれがひどくなってることと、今日のお弁当代が一体いくらになるのか・・・くらいですかね(笑)。


□□□ 女房が回収に来ます □□□
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吟醸週間6

今日は珍しいご報告をば・・・私もこれまでずっと蔵の夜の仕事をひとりでこなしてきましたが、そろそろそういう体勢から脱却しなくっちゃなりませんし、何よりも私自身の身体がそういう仕事に耐えられなくなるのもそう先の事じゃなくなってきて、どうしたもんかとアレコレ考えてはいたんです。

通常のサイクルの時に、みんなで変わり順で蔵に泊まり込むっていうことが最も実践しなくっちゃならない課題でしょうけど、いきなりってわけにもいかなくて、どこかで予行演習みたいな形でやってみたいと思ってました。そして、そのチャンスがこの吟醸週間中にやって来て、昨日の夜、若手がひとり応援に出勤してくれたんですよね。

こちらからやれって言ったわけじゃなくって、自主的に出てきてくれたのは助かりましたが、要するに社長の仕事ぶりを見るに見かねての行動だったのかと(笑)。普段、夜中にこんなに仕事があることはありませんから、特に吟醸週間内での特別対応ってことですけど、私にとってはとても大助かりでうれしかったですね。

たったひとりでやる仕事には限度があります。1人で2時間かかる仕事は2人いれば1時間でやり終えることができます。まだ、蔵に泊まり込むってところまではいきませんが、徐々にそんな方向も見据えながら、若手の意見も聞いて方策を探っていきたいと思います。蔵の働き方の今後を占う第1歩でしたけど、大きな前進だったかもしれません。


□□□ ひとりの仕事は寂しいしね(笑) □□□
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吟醸週間5

どうやら、あまりに悲壮感が漂う後ろ向きなブログになりつつありますから、疲れた疲れた、大変大変、忙しい忙しいと言わないように心掛けなくっちゃなりませんね(汗)。私としては、苦しいながらも年に一度の吟醸週間を楽しんでいるつもりですけど、傍から見ていてハラハラさせるようじゃいけませんからね(笑)。

ま、気分的には、超過酷な自分を装って、実際の自分を鼓舞している部分が大きいのかもしれません。数日前にも書きましたが、日本中のお蔵さんで同じような事やってるわけですから、みんなちょっと大変な思いをしておられるはずで、造りが明けてから顔を合わせた時にお互いの大変さを慰労し合うのは毎年の事(笑)。

大変な仕事はどんな職業にだってあるはずですし、それを楽しめるようになって本当のプロフェショナルなんでしょう。何事も前向きにとらえて初めて何かを越えられるんだと思いますから、私も今回の吟醸週間から何を得られるのか楽しみにして、残り半分を前向きに過ごしたいもんです。あまり疲れ過ぎないように注意しながらね(笑)。


□□□ 今年は睡眠時間がうまく取れません(涙) □□□
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吟醸週間4

綱渡りな日々は続いています(笑)。通常の流れの中での仕込み作業なら、過不足なくいろいろな道具やら材料やら小物やらを揃えておけますし、いつものことですから万が一の時の予備だって備えがあるはずです。1個しかない機械のようなものは仕方ないとしても、あれが壊れてもこれで何とかしのげるっていう経験もあるでしょう。

ところが、年に1回の吟醸仕込みの場合には、当然事前の準備は万端にするとは言え、どうしても抜けてるところがあるんですよね、やっぱり(汗)。お酒のもろみを1本仕込むっていうだけでも大変な事前準備ですから、特別な仕込みとなれば尚更の事、いつもは使わないようなモノを使う直前まで気付かずにいるってことはありがちな話です、弊社は特に(笑)。

イヤ、今回そういうモノがあってパニクったっていう暴露話じゃなくて、今のところはないんだけどビクビクしてる部分があるってことです。麹造りだけだっていつもより手間をかけますから、そういう余裕のない時に「社長、あれがありません」とかいきなり言われて青くなる夢をしょっちゅう見る・・・ってわけでもありませんけどね(笑)。

私の経験的には、かつてこの時期に慌てた声で電話がかかってきて、「吟醸用の酵母を注文するのを忘れた!お前のところに余ったようなのはないか?」なんていうとんでもない相談を受けたことがありましたが、私にはどうにもしようがありませんでしたね(汗)。真面目に生きていればそういう不幸には襲われないと信じて日々仕込んでます(笑)。


□□□ まだ先は見えません □□□
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吟醸週間3

結構限界チックです(笑)。麹やらなにやらの世話で手一杯で、ブログを書く時間はほとんど作れません。これまでだってずっとそうやって吟醸を造ってきたんですけど、今年はことのほかいろいろがタイトになっちゃってて、あれこれ施策を練る時間もないくらいです。ここまで忙しいのも珍しい(汗)。

今現在は麹の世話が一番の仕事になってますが、そのうちに米洗いだ仕込みだと、また別の忙しさに変わっていきます。そういう先を読んで仕事を進めていかなくっちゃなりませんけど、なんだかそんなこともままならないっていう慌ただしさです。ご飯ちゃんと食べてるのかと自分で思うくらいです(笑)。

でも、世の中の日本酒メーカーでは、ほぼこんな時期に吟醸に代表されるような高級酒の仕込みをやっているわけで、きっとどのお蔵さんでもこういう忙しさに包まれた毎日になっているんだと思います。みんなも頑張ってるんだからとは毎年思うことですが、みんなはもうちょっと楽なんじゃないかと思ったりもしてね(笑)。

全ては麹造りから始まります。究極の麹なんて私には造れませんけど、いい麹にしようと思えば、麹を造るっていうよりも麹になるのを待つっていうような感じの方が強くて、こちらの思惑なんて全く関係のない作業のスケジュールになるわけです。待ってる間に寝ればいいじゃないかといつもおもうんですが、それができれば苦労は無いってことで(笑)。


□□□ いつまで身体がもつかな? □□□
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吟醸週間2

イヤイヤ、今年の吟醸週間は最初から波乱含みで、分かっちゃいたけど結構タイヘン(涙)。毎年いろんな大冒険をして吟醸を造ってますけど、今年の冒険はだいぶブッ飛んでますから、下手をすると手に負えなくなるかもしれません(汗)。ま、そうならないように安全策も講じてありますけどね(笑)。

『吟醸週間』なんて簡単に言っちゃってますけど、酒造業界にそんな言葉はありませんし、完全にこのブログでしか通用しない隠語ですから、その辺のところヨロシクお願いします(笑)。私にとっての吟醸週間は、仕込み2本分の麹造りからもろみの留め仕込みまでのことを言っていて、約10日くらいの期間になりますかね。

その10日の間に通常の仕込みとは違った吟醸用の仕込みを行いますが、基本的にやることが同じでも、手のかけ方、気の使い方、時間のかかり方が断然違ってきますから、いつもより長く感じるようなアッという間のような、楽しいような疲労困憊のような10日間ってことになりますね、毎年(笑)。

そんでもって、ただでさえ普通じゃないのに、そーゆー時に限って何か起こるのが常です(涙)。大雪が降ったり、滅多に壊れることのない機械が壊れたり、体調を崩す人が出たり・・・ま、やることだけは何としてもやらなくっちゃならないわけですから、そーゆー時は泣きながら仕事をすればヨロシイ(笑)。


□□□ 今日もハプニング続き(涙) □□□
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吟醸週間1

いよいよ今期の吟醸週間が始まりました。特段これといっていつもと違うことをするわけじゃありませんけど、若手も入ってきていることだし、たまにはコンテストでいい成績が取れるようになりたいものです。まぁ、県の品評会では毎年うれしい成績をいただけてますが、全国の金賞っていうのが久しく取れてませんもんねぇ・・・(汗)。

美山錦の純米大吟醸での挑戦にはかなりの困難が付きまといますから、コンテスト用っていうよりは、いかに美味しいこの地ならではの吟醸を造るかってことに腐心するわけですけど、それでも、たまにはマグレがあっても誰も怒りませんから、神様にこの思いが通じて奇跡が起きることをマジで望んでます(笑)。

いつもと違うことをするわけじゃないなんて言うものの、内部的にはかなり冒険をする予定でいますから、結果がどうなるのか楽しみでもあり怖くもあり、おっかなびっくり作業を進めているっていうのが本当のところです(汗)。でも、そういうドキドキ感があるから、年に一度の吟醸週間が楽しいんですけどね(笑)。

これも毎年のことですが、この期間だけは時間が自由に取れなくて、いろいろに追いまくられた生活になりますから、ブログ記事はあまり一生懸命に書けないと思います。裏話的な話題も面白いでしょうけど、とても自分が面白がって書ける状況じゃありませんからどうかお許しください。ま、書いてあったらまだ生きてるってくらいの生存確認ブログのつもりでお付き合いくださいね(笑)。


□□□ 珍しい写真だって撮れるはずなんですけどね(汗) □□□
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USB接続

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さて、明日から吟醸週間が始まりますから、使い損なうことのないように、出し惜しみせずに最後の写真をアップしときましょうか。吟醸週間中は、かなーりバテバテになると思いますから、あまり写真に意味のあるブログにならないかもしれませんし、とにかく一旦ここで写真の在庫がなくなるのは、何かとってもキリのいい気分なんですけどね(笑)。

とかなんとかもったいぶって出してきた割には、どのご家庭にもあるだろう単なるUSBケーブルだったりします(汗)。でもね、これが私的には意外と目からウロコだったもんだから記念写真を撮っておいたわけなんです。こんな簡単な使い方があったのかと、小躍りして喜んだんですよね。

何にビックリしたかって言うと、スマホってUSBケーブルで簡単にパソコンと接続できるってことを思い出したんです(笑)。そんなこと誰でも知ってることでしょうし、私だって知識としてはそういうことができるって知ってはいたんですけど、意外とこれまでやったことがほとんどなかったってことなんだと思います(汗)。

このブログで使っている写真は全てスマホで撮ってますが、いつもその画像ファイルはメールで自分のパソコンに送ってるんです。ご存知の読者の方もおられるでしょうけど、とても粗い写真なもんだから、データ量とすれば軽いわけで、何枚もメールで送っても大してストレスにはならないんですよね。

ところが先日、スマホで動画を撮ってそいつをパソコンに落としたいっていう状況になったんです。きっと重いだろうからメールってわけにもいかないし、ケーブルで直接つなげられるみたいだけど、それが一体どういうことになるのか分からなかったんですよね。ま、論よりRUNでつなげてみたところ、いとも簡単にパソコンからスマホが覗けて感動したってわけです(笑)。

これなら、ブログに使う写真だって直接接続して取り出すのもありでしょうけど、無線環境で送ることにもそれなりに利点もあるわけで、これまでずっと続けてきた習慣は簡単には変えられないと思うんですよね。それでも、この石頭をチョットだけ切り替えれば、いざという時に柔軟に対応できる手段があるってことで、なんだか経験値が上がった気分です(笑)。


□□□ アンドロイドのバージョンにもよるのかな? □□□
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御嶽海

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スゲー男がいるんである。長野県出身のお相撲取りである。御嶽海である。相撲大好きの私としては、信州出身の力士となれば否が応でも応援したくなるですけど、3横綱との3連戦なんていう信じられないようなハードスケジュール(?)をこなして、なんと2勝1敗だってんだから、こりゃもう横綱級に強いってことじゃーあーりませんかっ!!!

吟醸造りも目の前に迫って、そろそろ気分的にはテンパってますから、まともにブログに時間を使えなくなってますけど、それでもこんな大ニュースとなればネタにしたくなっちゃうのが相撲ファンってものでしょう(笑)。ま、他に書くことがないっていうのも本当のところなんですけどね(汗)。

初場所初日に大関豪栄道に勝って幸先の良いスタートを切ったと思ったら、2日目に横綱日馬富士を破って長野県出身力士としては何十年ぶりなんていう金星を挙げて、3日目の横綱白鵬には負けたものの、4日目の横綱鶴竜にも勝利して金星2発目だってんだから、もう舞い上がっちゃうくらいにうれしいわけです。

それに、勝ち方がいいじゃないですか。マグレ的に勝ちを拾ったってんじゃなくって、両金星共にしっかりと勝ってるっていう相撲内容に見えます。五分の試合内容のように私には思えましたが、専門家の目から見ればどうなんですかね。スポーツニュースとかでは見られませんから、その辺のプロの解説は聞いてないんですけどね。

お祝いにお酒でも送っとこうかと思う程ですけど(笑)、これからに期待が持てるって感じで、テレビで流れる金星ニュースを食い入るように見ながら今場所の取り組みが本当に楽しみになってきましたね。期せずして吟醸週間と重なっている初場所ですが、御嶽海の快進撃と一緒に仕込みが進めば、きっといいお酒ができるはずです。私もバテないように頑張らなくっちゃ!!!


□□□ 横綱3連戦なんてあるんだなぁ □□□
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柏手

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冬になると柏手(かしわで)を打つことが多くなります。現代人ですから、あまり信心深い方ではありませんが(汗)、それでも蔵に神棚があり、自分の寝ている杜氏部屋にも小さいのがあり、正月があり、酒造りがありなんていうこの時期には、神様に向かって「パン、パン」とやる機会が自然に多くなるわけです。

『柏手』って『拍手』って書いてもいいみたいで、どっちが本当なのか分かりませんが、『拍手』だと『はくしゅ』って読んじゃいそうですから、とりあえず今日は『柏手』って書いておきますね。どうしても知りたい方がおられましたら、駒ケ根の五十鈴神社の宮司のS君に直接聞いてくださいね(笑)。

そもそも、なぜ柏手を打つのかすら知らないのに、神社では何の疑いもなく手を打っているわけですけど、何かお清め的な意味合いがあるのか、神様へのメッセージなのか、古くからの儀式のうちなんでしょう。ま、これも、今度S君に会ったらゆっくり聞くことにして、ここでは考えないことにしましょう(笑)。

私が悩む(?)のが、上手く鳴らないってことです(汗)。ハッキリ言って、S君の柏手はやっぱり神がかって聞こえます(笑)。ひとつひとつだけでもカッコ良く響かないのに、2つ続けて打つってことは、その粒が揃ってないと何となく拍子抜けする感じになるんですけど、皆さんはそんな事お考えになったことはないですかね。

私なんて、いつになったらこんな単純なことがソツなくできるようになるのか、訓練するために打ってるような面すらありますが、なかなか格好の良い柏手って打てないもんです。音が大ききゃいいってもんでもないでしょうし、どんな音が理想なのか分かりませんけど、響きが大切なんですかね・・・とにかく、お酒造りが首尾良く続くことをお願いするばかりの毎日です。


□□□ 完全なる現実逃避ブログですな(笑) □□□
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七草粥

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「七草粥を女房が作ってくれましたー」・・・なんていうブログじゃないんである。そんなに忙しくもなかった3連休の最終日であったんである。予定より早く仕事を終えて、蔵の若手達は早めに帰ったくらいだったんである。ところがところが、私はいろいろに思いを馳せていて、全く記事を書くことを忘れてしまっていたんである(汗)。

ブログを書き続けるには忙し過ぎる日々なのは事実でしょう。夜中に記事を書いてないことに気が付いて、慌てて書ければいいくらいで、書けない日だってあったりします。振り返れば綱渡り状態で、よくも1日も抜かさずにここまで来れているもんだと我ながら感心せざるを得ません(笑)。

でも、今日みたいに、のほほーんとし過ぎていて書き忘れるってことも珍しいかもねぇ。忙中閑有りの余韻を楽しんでいるようなつもりでいたのかもしれませんが、スコーンとブログの事だけ忘れ去ってましたね(汗)。いずれにしても夜しか書いてる時間はありませんから、精神的に慌てているかいないかってくらいの違いかもしれませんけどね(笑)。

そんな時にスマホに頃合いの写真でも残っていると助かります。別段、七草粥で記事を書こうと思ってたわけでもありませんけど、それでも多少はいつもと違った画像が皆さんの目を楽しませるかもしれませんからね。で、件の七草粥ですが、こうやって大慌てで書いている限り「美味しかったです」くらいしか思い出せませんねぇ・・・(汗)。


□□□ 今日はマジでヤバかったー □□□
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中国茶

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昨年末あたりから、中国とつながりのある人との接触がちょっと多くなりました。ある特定の人っていうわけではなく、数人の全く無関係な人たちですけど、いずれも中国と何らかの関係を持っていて、そんな話をよく聞くようになったんです。別に、中国向けの輸出を始めるなんていう話じゃありませんよ(笑)。

私も学生時代に中国全土をぐるっと一人旅をしたことがあって、とても親近感のある国ですが、こと日本との関係はあまり上手くいってなくて残念な思いをしています。古くからつながりが深い国同士なんですから、何とか良好な意思疎通ができるようになってほしいと願っているひとりなんですけどね。

それでも、私の持っているかつての中国っていうイメージはもうぶっ飛んでいて、上海なんて私が見て歩いた街とは全てが変わっているようですし、日本への爆買いツアーに象徴されるように世界のお金持ちにもなってますし、政治とは離れた部分でのつながりは深くなっているんでしょうね。

そんなかつての思いを蘇らせようとするかのように、先日ある人から中国茶を会社に差し入れてもらいました。ひと言でいえばジャスミン茶系なんでしょうけど、そんなにどぎつい香りじゃなくって、かなり紅茶に近い印象のとても美味しいお茶だったんです。社員の中では好き嫌いがあるようでしたが、私は喜んでお茶の時間にいただいてるんですけどね。

私が行った30年くらい前には、中国で庶民のお茶って言えばジャスミン茶であって、日本で名を馳せていたウーロン茶なんて超高級で普通の人には手が出せないって話でしたけど、今ではどうなんでしょうね。このお茶はお土産物でしょうから、きっと庶民向けのモノじゃないんだと思います。入れ物だけだって高級そうだし(笑)。

日本酒の輸出先としても有望視されている中国ですから、そのうち私がビジネスで訪れるって可能性もないではありません。ピカピカになった上海や北京の街で鶴を打って歩く自分の姿を想像しながら、今日もこのお茶をいただいてます(笑)。


□□□ きっと高級品なんじゃないかと □□□
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吟醸酒母

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蔵では順調に吟醸の仕込みがスタートしました。こりゃもう数日前の写真になっちゃいましたけど、鶴の純米大吟醸の酒母を仕込んでいるの図です。まだ酒母の段階ですから投入するお米の量は大したことなくて、写っている物がその全てです。少し空気にさらして、適温になったら奥に見える小さなタンクに放り込むわけです。

お酒造りにあまり詳しくない皆さんに若干のご説明を申し上げると、『酒母(しゅぼ)』っていうのは、お酒の仕込みの一番最初に使われる発酵のスターターになる原液みたいなもので、この酒母に対して麹と蒸米と水を3回に分けてそれぞれ投入することで仕込みが完了します。投入量は徐々に多くしていくんですよ。

量は少ないとは言え万が一ここで雑菌が混入すると、今後酵母菌の数をどんどん増やしていく工程の中で、雑菌も同じように増えていくようなことにもつながって決していいお酒にはなりませんし、その度合いがとてもひどいような場合にはお酒にすらならないってことにもなりかねません(汗)。

そんな状況は夢にも見たくありませんが、ないってわけではありませんし、科学的な解明が進んでいなかったかつては、蔵の中が大規模に汚染されて全てのもろみをダメにしてしまった例は数多くあったみたいです。そうなると、そのお蔵はやむなく廃業の憂き目を見るっていうことになったんだそうな(汗)。

そんなことになったら困りますし、ましてやコンテストにも出品されるお酒の出発点になるわけですから、みんな慎重に作業している様子はその背中からもお分かりでしょう(笑)。普段の酒母の仕込みにはここまで手の込んだことはしませんから、年に一度の体験です。なるべく若手にもやらせて経験を積んでいってもらいたいと思ってるんですけどね。

この仕込み作業から約2週間ほどで使用可能状態になりますから、その先が本当の仕込みって感じになってきますが、それまで慎重に慎重に見守って少しでも元気な酒母に仕立てたいもんです。酒母の場合は、味よりも酵母の元気さが重要ですから、こっちも毎日パワーを与えるように接しなくっちゃね。


□□□ 応援クリックも復活気味 □□□
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年始回り

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この時期頭を悩ますのが年始回りをいつやるかってことです(汗)。年末から既に酒造りは再開しているわけで、私にそれほど時間はないんですけど、どこかで地元のお得意様に年始のご挨拶をして回るのが恒例になってるもんだから、約20軒の酒販店さんにお邪魔する1日分くらいの時間を作らなくっちゃならないってわけです。

大方の会社の社長さん方も同様の挨拶をして歩かれるでしょうけど、私の場合はとにかく仕込みやら麹の面倒見やらの合間を縫って数日間かけて行うしかなくって、あまり遅くなるわけにもいかず、スケジューリングを綿密に立てておかないと効率よく回り切ることができない羽目に陥ります(汗)。

吟醸も始まって酒造りで頭は一杯ですし、出掛ける前には正直言って面倒臭い気持ちもあるんですけど、いざお店にお邪魔してご店主達と話をし出すと楽しいだな、これが(笑)。内容はいろいろですけど、面と向かって懇意な人と話し込むっていうのは面白いもんですよね。皆さんよーく知った仲ですから、言いづらいこともお互いズケズケ言い合って気持ちが和みます。

年末に店の売り上げはどうだったかみたいな話にもなりますが、そんなにいいお店はないにしても、各店それなりに独自色があって勉強になりますね。ワインに特化した店、ウィスキーに特化した店、生鮮食品もあって年末の御用聞きで例年並みの注文は毎年ゲットする自信のある店。それなりにビジネスモデル的な要素があって、楽しく聞かせてもらってますね。

意外と、時流におもねることなく昔からのやり方を通しているお店が、世の中の景気に左右されずに堅い商売をなさっている場合があります。田舎ですから、よくこんな場所で商売ができるもんだなんて勝手に思っても、実は山の中の村落への入り口的な場所で、地道に人通りがあったりして。ま、そんなに売れるってわけじゃないんですけどね(笑)。

写真は、ウィスキーのいいのを並べているお店で一番高価なのはどれだって話になった時に紹介された一品。19万円ですよ、じゅーきゅーまんえん(汗)。こんなの田舎で売れるわけないって言うと、一回売れそうになったんだけど、このお店ではカードが使えないもんだから売りそこなったんだとか(笑)。田舎もバカにしたもんじゃないかもねぇ・・・。


□□□ もう半日あれば回れるかな □□□
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思い出話(つづき)

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試験醸造の袋吊りは順調に見学できました。目から鱗みたいな発見はありませんでしたけど、自分でやってみようと思えるくらいの収穫にはなりましたね。I杜氏さんにも、センターの職員の方にもいろいろと聞けて勉強になりましたし、実際にやってるところを目の当たりにできたってことが貴重な経験だったと思いますね。

で、とにかく年末の会社には仕事が待ち構えてますから、私とすれば早いところ切り上げて駒ケ根に帰ってきたかったわけで、2回上槽するってことだったんですけど、1回だけ見学して帰路に着いたんです。時間に余裕さえあれば、次も手伝ってきたかったのは山々とは言え、年末にこんな所まで出かけてきてるってこと自体あり得ない話でしたしね(汗)。

ところがところが、工業技術総合センターを出て、高速の長野インターを目指して幹線道路へ出たとたん車がピタッと動かなくなったんです。何の渋滞なのか、とにかく普通の渋滞だったらもう少し動く気配があると思える程の動かなさでした。信号で止まると、わき道からドンドンと車が入ろうとして、その交差点を抜けるのに30分以上かかるような有様でしたね(汗)。

これは尋常じゃないと思ってグーグルマップとかで状況を見てみると、長野市内中が真っ赤っかの渋滞マークだらけじゃないですか。いつもだったら10分で通り過ぎるような区間に2時間半くらいいて、さすがに温厚な私の堪忍袋の緒も切れて別ルートに迂回することにしたんですけど、どう回り道をしても渋滞にぶつかっちゃって、どこへも逃げられない感じでしたね(汗)。

結局いつものインターよりひとつ遠いインターから高速に乗ったんですけど、その時点で既に3時間半のロスでした(涙)。こんな渋滞、東京でもお目にかかったことがないくらいで、何かとんでもないことが原因なんだろうことは予想できましたが、私の予定は完全に狂って、その日1日は棒に振ることになっちゃったんです。

翌日の新聞を読んで分かったのは、長野市内のホテルで殺人事件があって、市内の大きな道路全てで検問をやってたってことでした。あんなにみんなに迷惑をかけてやらなくてもと思わないでもありませんでしたが、ちゃんと普通じゃない理由があったんだって自分を納得させることはできましたね(笑)。でも、やっぱり年末の忙しい時に、遠出なんでしちゃイカンって戒めだったんでしょうかねぇ・・・。


□□□ こっちの方が思い出話になってます □□□
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思い出話

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もう、あれは去年のことになっちゃいましたが・・・って言っても、実はたったの2週間ほど前の話(笑)。つまり、その時っていうのは年末の大忙しの最中であって、仕込みは途切れていたものの、年始の造りに向けて掃除やら消毒やらが目白押しで、そんな頃に私も遠くに出掛けるなんてこれまでないことだったんじゃないかと思うんですけどね。

遠くって言っても長野市の『工業技術総合センター』でしたから当然日帰りで、朝早くに出てお昼過ぎには帰ってくるくらいのつもりで出発しました。そんな時に蔵を空けるなんてあまり考えられないんですけど、どうしても見てみたい作業をやるっていうんで、無理を承知で行ってきたってわけです。

それは、袋吊りでのもろみの上槽(じょうそう:もろみを搾ってお酒と酒粕にすること)作業だったんです。一昨年、センターに巨費を投じて(笑)試験醸造の設備が整えられたことはこのブログでもご紹介しましたし、私が試験的にお酒を造る製造技術委員の役割になっちゃったことも記事にしました。

その設備を使ってこの年末に高天酒造のI杜氏さんがお酒を仕込んで、それが年末に搾れそうだってことは聞いてましたが、とても忙しくて見になんて行けないとあきらめてたんですけど、どうやら上手いこと日が合いそうだってことになったんです。Iさんと言えば県内でも屈指のベテラン杜氏さんですから、その業を少しでも拝見したかったんですよね。

それに、袋吊りでの上槽は長生社では昔からやったことがなくて、いつかはやってみたい技術でしたから、こんなチャンスは滅多にないわけです。センターの試験醸造ですから県内の酒蔵であっても基本的には公開しないようでしたが、私は技術委員っていう立場で見せてもらえることになってラッキーだったんですけどね。

行ってみたら、見学してればいいだけじゃなくって、実際にいろいろと手を出さなくっちゃならなかったんですけど(笑)、いい勉強になって良かったです。今期の大吟醸を袋吊りで搾るかどうかは分かりませんが、せっかく見たんだからやってみてもいいかもしれません。それで、酒質が上がって金賞が取れたりなんかしたら、無理して行った甲斐があったってもんですよね・・・しかし、この後大変な事態に・・・つづく。


□□□ お正月休みはクリックが少ないです □□□
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三が日(つづき)

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昨日のブログに「元旦二日からもう吟醸の米洗いだ」なんてことを書いたら、「正月三が日くらいは休めばいいのに」と、まっちーさんからお気遣いいただくコメントを頂戴しました。ご心配頂いて有り難い限りですが、長生社じゃとんでもない働き方をしていると思われるといけませんから、ちょっとだけ言い訳記事を書いておこうと思います(笑)。

図らずも同じコメント欄に八代目蔵元嫁さんが、風邪ひいて熱があるのにフラフラになりながら吟醸麹の洗米をしたなんて書き込んでくれてありますが、そこからもお分かりの様に、実は正月明けに吟醸を始めるお蔵さんはとっても多いんですよ。年末から始めるっていう話もたまに聞きますね。

どーゆーことかって言うと、私達が大きな目標に掲げる『全国新酒鑑評会』が毎年春に開催されますが、そこへの出品を考えて指折り数えて逆算すると、ちょうど正月くらいに仕込みをスタートさせるのがちょうどいいタイミングになるってことなんですよね。相当な長丁場で考えるわけですけど、どのお蔵さんも同じような計算をなさってるってことでしょう。

正月前後の仕込みがヒマな時期に手のかかる吟醸を始めるっていう考え方もあるかもしれませんし、仕込みに一番適した寒中がこれからだっていうこともあるでしょうが、いずれにしても春の全国に向けた酒造りってことも眼中にあるんだと思います。正月明けから一番手のかかる吟醸に取り掛かるっていうのがトレンディなわけです(笑)。

「そうは言ったって、三が日くらいは空けられるんじゃねーの?」とお思いでしょうけど、長生社では曜日によって仕込みパターンを決めていて、いろいろをズラそうとすると1週間単位でズレてきちゃう部分があって、今年の曜日のパターンでいくと正月二日に米洗いってことになっちゃったってわけです。ふと気になって来年の1月のカレンダーを見てみると・・・元旦に米洗いってか(涙)


□□□ この写真も初日の出の時の一枚 □□□
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三が日

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「正月三が日は決して働いてはならない」みたいな法律でもできれば、こんな時になんでかんで仕込みをしないように計画をして、もっと休みを長く取るんだけどなぁ・・・とか、新年早々に夢みたいなことを考えてますが(笑)、蔵も少ない人数で回してますから、案外ドタバタした正月明けだったりします(汗)。

毎年のことですから、別段めげてるとかそんなんじゃありません(笑)。でも、元日から風邪ひいたなんていう気の抜けた若手と二人での仕事だったもんだから、なるべく早く家に帰してやろうと思って仕事を詰めたりして余計に気ぜわしくなって、帰したはいいんだけど、ひとりになってからあれやこれややらなくっちゃならないことを思い出したりなんかして、甘い顔して帰すんじゃなかったと後悔してるってわけです(汗)。

早々と正月二日から米洗いになっていて、それももう吟醸の酒母麹がいきなりしょっぱなにあるっていうタイトスケジュールになってますから毎年本当に気が抜けないんですけど、そんな生活を27年(?)も続けていると、この忙しさが正月なんだっていう一般の方の感覚からはかけ離れた倒錯の世界に入り込むことができます(笑)。

この歳になると一年が過ぎていくのが本当に早くなってきますが、その一年間の中のほんの短い期間のみ一般とは異なった生活になるだけであって、お正月に一生懸命に働いている人なんていくらでもいるわけで、特別な日だから仕事を楽にあげようとは思わなくなってきましたね・・・とは言え、若手を早く帰したことに関しては「シクッタ!」と思っとります(笑)。


□□□ 吟醸がもう始まるんだもんねぇ □□□
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元日出勤

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皆さん、改めまして、明けましておめでとうございました!!!私も本当の正月を迎えて、実感を持ってご挨拶申し上げる次第です(笑)。この写真も、本当に元旦の朝の初日の出ですよ。毎年、大体7時30分頃にお天道様の頭が見えてきますが、山の位置関係で日が差し始める時間は場所によってマチマチになるってのが山国の特徴でしょうか。

もうこの写真を写した頃には蔵の仕事は終わってましたね。元日は朝からそれなりにやることもあって、意外に忙しいんですよ(汗)。一年の初めからあまり慌てたくありませんから、とにかく蔵の仕事は暗いうちにやっちゃうのが恒例です。仕事を終わらせてから、女房と一緒に蔵の物干し場で初日の出を拝むのも、ずっと習慣になってますね。

その後は、家に帰って着替えてから、神社にお参りして、お寺にご挨拶に行って、お墓参りをするのが一応のルーチンワークです。昼間は年賀状でも見ながらゆっくりして、午後にはまた蔵に戻って最低限の仕事だけしてお仕舞にします。普段は毎日行うもろみの分析も、元旦ばかりはぶっ飛ばしです(笑)。

例年だと、この三が日は、年末にやり切れなかった帳面仕事とか、溜まりに溜まったメールの返信とか、その他パソコンファイルの整理なんかにも時間が取られるんですけど、その手の仕事が割に残ってなくておかげです。いつもよりそういう仕事にも手が回ってるのは、蔵の若手のおかげでしょうか。今日は、このブログだけ書き終わったら、早めに家に帰っておせち料理をゆっくり食べましょうかね(笑)。


□□□ 新年ブログは短めに! □□□
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