専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

歯医者(つづき)



昨日の話には続きがあるんです。って言うか、こっちの方が私とすると大変な目を見ているので、いつかネタにしたいと思ってた内容だったんですけどね。ま、喉もと過ぎれば熱さ忘れるで、上の写真がスマホに残ってなきゃとっくに忘れちゃってたかもしれませんが(笑)、吟醸週間の出鼻をくじく事件ではありました。

K先生に治療をしてもらったのが火曜日だったんですけど、詰め物が取れちゃったのは日曜日だったんです。で、月曜日も祝日だったもんだから、丸二日くらいは口の中はいつもと違った状態になっていたんですけど、詰め物がちょっと取れただけだからそんなに大したことないだろうと思うことなかれ。大したことあったんだな、これが(汗)。

詰め物の形が悪かったって言うより、残された歯の形が悪かったって言うか、つまり歯の方に鋭角に尖って突き出たような部分があったんです。で、どういう舌の動きによるものか分からないんですけど、その部分が舌の下側の特定のポイントに当たって、それが二日間続いたもんだから炎症を起こしたようになって、ドエリャー痛くなっちゃったんですよ(涙)。

そりゃ、滅多にそんなことにはならない症状だし、最初は放っときゃ直ると思ってたんですけど、あんまり良くならずに逆に日々痛みが増して、上手くしゃべれないし、物を食べるのもしんどくなっちゃったんですよね。鏡で見てみれば、小さく白っぽくなってるだけのご飯粒くらいのエリアなんですけど、そこに何かが触れると飛び上がらんばかりの痛みなんです(涙)。

食事にも困るし、痛くないようにしゃべろうとするとよだれが垂れそうになるし、常に口の中が気になるし、こんなこと今までになかったんですけど、吟醸週間も始まって疲れもあったってことなんでしょうか。とにかくお医者さんにかかっている時間はありませんから、女房になんかそんなのに効く薬を買ってきてもらって根気よくつけたんですけどね。

それなりに良くなるのに1週間くらいかかったですかね。吟醸週間の一番忙しいような時には気にならなくなってましたから良かったんですけど、もう二度とあんな症状は御免ですね。私の舌に何か問題があるのかもしれませんが、次回歯の詰め物が取れた時には、歯の心配よりも舌の心配をしちゃうかもしれない、変なトラウマを背負ってしまいました(笑)。


□□□ トラウマって虎と馬? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

歯医者



吟醸週間が始まった直後くらいだったでしょうか。朝、蒸した酒米をひねり餅にして口に頬張ったところ、口の中で何かがポロリと脱落した感じが・・・そうです、奥歯に詰められていた銀の塊が取れちゃったんです(汗)。すぐにお米を運んで麹室まで飛んで行かなくっちゃなりませんでしたから、ゆっくり見ているヒマもなかったんですけどね。

結構でっかいヤツでしたから、そのままにしとくのは得策じゃないと思いましたし、とにかくこういうのってすぐに歯医者さんに行ってそのまま詰め直してもらうのが一番手っ取り早いじゃないですか。時間が経つとそのまま詰めてもらえなくなる可能性が高くなるし、ま、すぐに診てもらってもダメなものはダメなんでしょうけどね。

で、こういう時の私の秘密兵器(?)は、長生社のご近所のK歯科さんです。蔵の敷地から道一本と家一件を隔てた場所にある、お隣さん的な距離感の歯医者さんで、我が社の土地を駐車場として少しお貸ししているくらいの間柄でもあります。親父もお袋も女房も家族中でお世話になってるんですけど、とにかく会社から近いのが便利です。もちろん、いつでも患者さんで満杯の腕の良さもあるからですけどね。

今の歯医者さんって、ちょっとした虫歯でも結構何回も通わないと治療が終わらないじゃないですか。でも、造り期間中の私の場合、通うための時間を確保するのも大変ですし、何度もってわけにもいかないんですよね。K先生はそんな私の仕事の事情を理解してくれていて、冬の時期に限って、とにかく応急処置で対応してくれるんです。

「それじゃ、春になったらちゃんと治しましょうね」っていうのが決まり文句ですが、春になったらなったで、やっぱり時間がないと自分を甘やかして、そのうち通うのが億劫になって、気が付いたら次の造りまで放ったらかしの歯もあったりするんですけどね(汗)。とにかく、今回も一回だけ緊急に治療してもらって事無きを得ました。

歯がそれほど丈夫でない私は、虫歯のあまりない方達が羨ましくって仕方ありませんが、こんなに虫歯のことを気にしなくてもいいように、子供の頃に一回はできたことなんだから、もう一度歯が生え替るっていう再生医療技術が開発されないかと心待ちにしてるんですけどね(笑)。


□□□ できそうなもんだけどなぁ □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

現状修理(つづき)



あの日の寒さは、日本全国に思わぬ影響を及ぼしたんですね。突然に寒くなったからっていう部分もあるでしょうし、沖縄でも雪が降ったなんてニュースになってましたから、西日本ではこれまでに経験したことのないような寒波だったっていうことなんでしょうね。長生社の蒸気配管の凍結破損については、気が緩んでたって側面も大きかったですが・・・(汗)。

とは言え、ここ駒ケ根市でもそこら中の水道管やら水に関係する配管が凍結破損して、大変な騒ぎだったみたいですね。例年あのくらいに寒くなる日なんてあるんですけど、それまでが暖かい日が続いていたもんだから、やっぱり長生社と同じく皆さんそれなりの準備をせずに朝を迎えちゃったんでしょう(笑)。

昨日、長生社に修理に来てくれた設備屋のS君は、あの日の朝以来、毎日夜中まで仕事に追いまくられてるみたいです。水が出ないとか、何か噴き出してるとか、ボイラーが動かないとか、全て凍結による破損が原因の修理のようで、夜中に家に帰って寝ようと思ったら電話で呼び出されたなんて、かなりお疲れの様子でしたね。

S君の会社ばかりでなく、設備関係の仕事をなさっている会社では修理が間に合っていかないみたいで、別の業者さんも応援で飛び回っているんだとか。簡単な部品交換程度ならすぐに済みますが、長生社のように面倒臭いことになっている場合には、それなりの対応が必要になって時間もかかって大変なんでしょうね。

水っていうのはライフラインそのものですから、これがないと本当に困るでしょう。市内の大部分が断水しているなんていう地域もたくさんあるようで、皆さん口を揃えて水の有難味が分かったってインタビューで答えてましたし、病院でも、散髪屋さんでも、身近なところではトイレやお風呂でも、水がなかったらヤバいことになるのは必定でしょう。

ひっ迫した状況にならないとその本当の価値が分からないのは、人間誰しも同じなんでしょうけど、ある程度身に沁みたらそこで許してもらって、修理代や部品代に泣かないでも済むくらいのさじ加減を、ぜひ神様にはお願いしたいもんです(笑)。


□□□ 今回の修理代は高くつきまっせ(涙) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

現状修理



さて、そろそろ吟醸週間シリーズのリハビリから復帰しなくっちゃなりませんが、こういう言訳はしたくないものの、とにかく忙しい日々が続いていて、気分が楽になったとか身体が楽になったとか言う感じじゃとてもとてもないんであって、ブログも方もまだまともに復帰できるような気がしません(汗)。

それでも、状況は人を待ってはくれませんから、私も新たな船出(?)をするために記事も目新しくしようと思ったものの、今日の記事は昨日の記事の続きなんです。あの壊れちゃった蒸気配管のパーツですが、まだ試運転はしていないものの、なんとか修理してもらって明日に望みがつなげそうな状況です。

おかげ様なことに、困った時に泣き付く友人はたくさんいて(笑)、今回もそのうちのひとりに会社に来てもらったんですけど、どうも彼の専門では修理できそうもないってことで、もうひとり別の友人も引き込んで検討した結果、何という方法なのかも分かりませんが、割れた配管をある素材でグルグル巻きにして蒸気が外に漏れ出ないようにする修理をしてみることに。

彼らが集まってくれたのが夕方の6時頃で、それから材料を手配したり修理をしてくれたりして、私はちょうど蔵の仕事を終えていったん家に帰る時間になったもんだから、「そんじゃ、岳志さんはいつものように生活してもらって構いませんよ。僕ら仕事終わったら適当に帰りますんで、後は見といて下さい」ってことになって、蔵に帰ってきたら仕事は終わってました。

明日試運転してみないと分かりませんが、とりあえず使えるようにはなりそうで感謝感謝です。調べたところによるととても希少な製品みたいで、新しく買ったら20万円以上するそうです(汗)。この修理が上手くいかなかったら買うしかありませんが、納期も20日くらいかかるそうで、いずれにしても困った状況ではあります。でも、稼働してくれなかった時はその時として、持つべきものは友だと改めて思いましたねぇ。


□□□ 固まるまでは使えません □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(だそく)

IMG_20160126_145942 - コピー

一体いつまで吟醸週間の記事を喜んで書いているのかとお思いになるかもしれませんが、吟醸週間って実際にはまだ続いてるんです。それがどんな意味なのかっていうと、その期間中に忙しくて後回しにしていた仕事とかが実はいろいろと残っていて、いまだに吟醸週間とさして変わらない忙しさが続いていたりするんですよね、これが(涙)。

「吟醸の仕込は終わったのにどーしてこんなに忙しいんだろう?」と不思議に思うのも毎年のことで、忙しさにかまけて手が付けられなかった放置仕事がたくさんあって、それを消化しなくっちゃ普段のルーチンワークもままならないわけで、蔵人みんなで必死こいて飛び回っているの図は、吟醸週間と何ら変わりありません(汗)。

そこへもってきて、泣きっ面にハチで、過日の激冷え込みの日にどうやらビン詰めラインの配管が凍って破損しちゃってたらしくて、どうしても修理が必要になりそうです(涙)。何カ所かおかしくなっちゃったんだけど、そのうちのひとつのパーツがどうやらそんじょそこらにある部品じゃないらしくて、取り寄せられるのか、もしかしたらもう製造してないのか、今問い合わせているところです。

上の写真がそのパーツですが、縦のものを横にして載せてますから光線の加減がおかしいですね(汗)。この写真を資材屋さんにメールで送って、世の中に存在するのかどうか問い合わせてもらってますが、もしないとすると一体どーしたらいいものか、注意を怠っていた代償は高くつきそうです。吟醸週間じゃなかったら気が付いていた・・・ってわけでもないですしねぇ・・・(涙)。


□□□ 修理できそうもないしなぁ □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(おまけ)



吟醸週間のリハビリ中の岳志です(笑)。せっかく週間中の様子を収めた写真がありますから、読者の皆さんにご覧いただかなくっちゃ勿体ないですし、いまだに集中力が欠如している感じですから込み入ったことが書けません(汗)。逆を言えば、今年は知らず知らずに吟醸にのめり込んでいて、気が付いたら精根尽き果ててるような変な気分ですね。

さて、吟醸も終わって、ひと晩くらいは家でしっかり寝ようと計画したんですけど、ちょうどその日に今年一番の寒気がやってきて、結局家には泊まれずじまいでした(涙)。どうしてかって言うと、あまりに寒くなるとボイラー周りが凍結してしまって朝使えなくなっちゃうもんだから、夜中に何回か焚いてやらないといけないんですよね、長生社の場合(汗)。

そんなことしておいて、また家に帰るっていうのもバカみたいですし、その分を蔵で長く寝た方が得策だろうってことで、結局いつもと同じ生活になっちまいました(涙)。でも、この日はマイナス10度を超えて寒くなりましたから、夜中にいろいろ手立てをしておいて正解でしたね。でも、神様、ちょっと意地悪だよねぇ(笑)。

とは言え、現代の利器であるボイラー無しには、お酒造りは成立しないでしょう。今でも和釜をお使いのお蔵さんはありますが、今から新しく和釜になさるお蔵さんはほとんどないでしょうね。長生社でも2台のボイラーを使って吟醸用のお米も蒸して、そのエネルギーのおかげで蔵中がもうもうとなる程の蒸気を発する蒸米が造れてるんですもんね。


□□□ 映画の1シーンみたい・・・でもないか(笑) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(最終回)



ついに、今年の吟醸週間も最終日を迎え、総米600kgの純米大吟醸のもろみ2本を無事立てることができました。ヤキモキしながら見守って下さった皆さん、早くどこかで何か大失敗がないかと期待して下さった皆さん、脈絡のないブログにお付き合いいただいた皆さん、大過なくここまで来れましたことに感謝感謝です。ほぼ順調だった・・・かな(笑)。

夢にまで見るような、地団太踏んで悔しがるような、生きる望みも失いかけるような致命的なミスはしませんでしたね。昔だったらそーとーに気にしたであろう予定外の顛末はいくつもありましたが、これも経験の成せる業なのか、何とかなると開き直って忘却の彼方にやり過ごすことにも成功しました(笑)。

ここのところ、日本中を覆い尽くすような大寒波が襲来して、各地に影響が出ているようですが、駒ケ根も降るには降ったもののドカ雪って程ではなくって、どちらかと言うと寒さの恩恵の方が大きかったですね。毎年必ずと言っていい程この吟醸週間中に大雪に見舞われるんですけど、仕込に問題はほとんど出なくってラッキーでした。

例年の決まり文句ですけど、ここまでで終了したのは仕込み部分だけですから、これから吟醸のもろみが発酵してお酒になるまでには、更に1ヶ月ほどかかります。ゆっくりじっくりと育って、いいお酒になってもらいたいもんです。まだまだ手間はかかりますが、どんな吟醸ができるのか結構ワクワクしてます(笑)。

歳を重ねるにつれ、私も吟醸週間後はゲッソリと疲れてますが、明日からは若手にいろいろやらせて楽をさせてもらおうと思ってはみるものの・・・普段と変わりのない淡々とした仕込の日々が続くだけなんでしょうねぇ・・・(涙)。


□□□ そろそろ定位置か? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その8)



この極寒の最中に吟醸を仕込む大きな理由に、当然のことながら「寒いから」ってことがあるんですけど(笑)、その寒さの恩恵に与る作業のひとつが、もろみの仕込みの際に蒸米を冷やす『放冷』の作業でしょう。吟醸のもろみは温度を低く仕込まなくっちゃなりませんから、蒸米も熱いままタンクに投入するわけにはいかなくて、いずれかの方法でかなり低い温度まで冷やさなくっちゃならないわけです。

そして、長生社のような小さな蔵のとる最終手段が、外気温で冷やすっていう技術も設備も無関係な完全に原始的な方法です(笑)。例えば、蒸米を5度まで冷やしたいとなったら、気温5度の冷気の中に蒸米を広げておけば、そのうちにそのくらいになるってことはお分かりでしょう。時々蒸米をひっくり返す作業をしている私達は、寒いったらありゃしないんですけどね(涙)。

ただし、日中の温度が高い場合だって当然あるわけで、そういう時にはどんなことしても理想の温度までは下げられなくて、長生社の場合には大きな冷蔵庫に蒸米を持ち込んで強制的に冷やしたりもします。でも、あんまり上手くは冷えてくれなくて、やっぱり天然のクーラーによる方が、問題無くこちらの予定した温度まで冷やすことができますね。

要するに、吟醸の仕込の日の気温はかなり重要で、そこでお天道様が味方してくれるかどうかは日ごろの蔵人達の行いによるはずですから、日々精進してお酒造りに邁進していなくっちゃならないわけです(笑)。今日の駒ケ根市はとても冷え込んでずっと氷点下くらいでしたから、苦労することなく目標温度まで下げることができて、ますます今年の吟醸の出来栄えに期待が高まるばかりってところです。


□□□ 結構1位在籍が長いんですけど □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その7)



「こんな写真の一体どこが吟醸週間なんだ?」と思うなかれ。これも、れっきとした吟醸週間中のイベント(?)だったんですよ。中身の写真をとるのを忘れちゃって、つまりはこの写真に写っているお重の中身は空っぽなんです(笑)。『かつ重』っていう特別メニューのお昼ごはんを、この日会社のみんなで食べたんですけどね。

詳しい経緯は省いて、かいつまんで話をすると、長生社では社員の何人かがお弁当を専門の業者さんから毎日取っているんですけど、ある日蔵の若手がどうやら特別メニューとして『かつ重』なるお弁当があるらしいと気が付いて、それを頼んでみたら美味しくて、私も含めてお弁当持参派の面々もいつかソイツを食べてみたいもんだと思ってたんです。そして、そんな雰囲気の中、女房がある企画を思いつきました・・・

「吟醸週間中は誰も彼も体力を使い果たしてクタクタじゃないの。会社としても何もしてあげられないけど、せめて特別に力の出るお昼ご飯をみんなで食べるってのはどう?あの『かつ重』ってのがいいじゃないの。エ?お弁当代はどうするのかって?福利厚生費じゃダメかって?そんなのアンタのポケットマネーに決まってんじゃないの!」

・・・ということで、いつもは400円のお弁当が540円のスペシャル『かつ重』弁当×人数分になって、吟醸週間のとある日のお昼をみんなでワイワイと楽しく食べられました。いつものお弁当配達のオジサンも、「今日は一体どーしたんですか?」と聞いてきたとか(笑)。こんなことやったのは初めてのことでしたが、案外手軽に息抜きができていいアイディアでした。社員のために使うポケットマネーなら、全然全然全然惜しくはないですしね(汗)。


□□□ かなり食べ出がありました □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その6)



吟醸週間中は、もう誰にも会わないし、社長業も放ったらかしだし、メシもいつ食べたか分からないような毎日になりますが、中で1日だけ特別に外部の人と接触する日があるんです・・・接触って大袈裟ですが(笑)、いつもはあれやれこれやれとやかましい女房ですら「今週はしょうがない」とあきらめてるくらいの私が時間を割いて会う相手とは・・・N先生です。

このブログにも過去何度かご登場願っていますが、少し前まで国税局におられて、今は民間の酒造メーカーに入っておられる先生です。そのN先生に伊那谷の酒蔵9社が技術顧問っていう形で指導して頂いてるんですけど、吟醸を造っている真っ最中の蔵の中を見て助言してもらおうっていう巡回指導に毎年来て頂いてるんですよね。

例えば、完成間近の吟醸麹を見て麹室から出すべきタイミングを判断してもらうとか、その日に仕込んだ吟醸もろみの様子を見て明日の方策を聞くとか、今年困っている事に関するアドバイスをもらうとか、現場でなければできないリアルな質問に専門家がその場で答えてくれるっていうチャンスですから、時間がないからとかそんなこと言ってる場合じゃないわけです(笑)。

鶴の純米化も応援してくれてる先生であれやこれや話は尽きませんが、一緒に麹室に入って見て頂いたところでは、今年の吟醸麹はいい出来のようですから、結果は期待できるかもしれませんよ(笑)。どういうわけだか、私がこの業界に入った時からのお付き合いで、何か不思議なご縁を感じるN先生ですが、馴れ馴れしく接しちゃってる無礼の段は平にご容赦を(汗)。


□□□ こういう時に1位なのも何かの縁? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その5)



いつまで吟醸週間シリーズが続くかと思われるかもしれませんが、ただ今吟醸仕込みの真っ最中で、他のネタのことなんて考えてられませんから、もうしばらく続くものとご覚悟ください(笑)。でも、ちょっとブログを書くには時間的にも体力的にも限界が近くて、もう自分で何書いてんだか分かってないくらいです(汗)。

こんな時に無理して書いたって何もお伝えできませんけど、こういう実のない文章をお読みいただくことで、酒蔵の今がどれくらい慌ただしいのか少しでも間接的にお伝えできるものと思って、少しでも寝ればいいものを、こうしてパソコンに向かって思考力ゼロで指だけキーボード上で動かしてます(笑)。

夜中まで寝ないで何やってんだってことですけど、とにかく麹造りの手入れ作業が深夜に及ぶことが多くて、普段の麹造りだったら気にしないで寝過ごしているような部分までこだわろうとしているようなもんで、それが正しいかどうかも定かでない自分の理想を追い求めて悪戦苦闘しているって感じでしょうかね(汗)。

だからって、そんなに素晴らしい麹ができるのかって言うとそうでもないわけで(汗)、下手にいじくってかえって面白くない結果になったりすることもありますけど、そこはもう自分がどこまでやったのかっていう自己満足の世界でもあって、意識が飛んでいても毎日ブログを更新しようとするおバカなブロガーの石頭と似ているような気もします(笑)。


□□□ まだ1位にいるの? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その4)



吟醸の仕込の時に、いつもと全く同じ事をするんだけど手間が変わってくる作業のひとつに、添え桶を立てるかどうかっていう問題があります。日本酒の仕込は3回に分けて行われるのが一般的なんですけど、その一番最初で一番量の少ない仕込のことを『添仕込(そえじこみ)』と言いますが、それ専用のタンクを用意するかどうかなんですけどね。

普通の仕込の場合には、最初から大きなタンクに添仕込をするんです。最終的にはそのタンク一杯のもろみになるとしても、添仕込だけが終わった時点では大きなタンクの底の方にチョビットだけもろみがあるような状態になるんですよね。それは酵母の増殖のためにはあまりよろしくないってことで、できることならそのチョビットの添仕込だけのための小さなタンクを用意してやればベストだと言われてます。

つまり、添仕込はどんなもろみでもやらなくっちゃならないステップなんだけど、吟醸の時だけは専用の小タンクを使って仕込んでるんです。当然、吟醸ばかりでなくって、全てのもろみに添タンクを用意するお蔵さんも、吟醸の時にもお使いにならないお蔵さんもおありでしょうけど、長生社ではその中庸を採って吟醸の時だけ添え桶を立ててます(笑)。

タンクをひとつ用意するだけですが、消毒して準備することから始まって、このタンクに仕込んだものを次の『仲仕込(なかじこみ)』の時には手作業で本仕込みのタンクに移さなくっちゃなりませんし、使った後にはまた洗ってと考えると、相当余分な仕事になってることは確かです。でも、そういうひと手間の積み重ねが、吟醸っていうお酒の価値につながっていくんでしょうね。


□□□ 一位は居心地が悪いです(笑) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その3)



慌てて撮ったので、何だかよく分かんない写真になっちゃいましたね(汗)。室内もそんなに明るくないもんだから妙な雰囲気が漂ってるような気もしますし、ピントも合ってないのかな(笑)。温度計が1本差してあるのがお分かりになるでしょうか。これは、蒸米が薄く広げられて晒してある図です。蒸米の温度を測るための温度計が写ってます。

たまたま電話をかけながら麹室に入る状況になって、そこに蒸米が広げてあったもんだから撮ったんですけど、このブログには仕事中の写真ってなかなか載せてないじゃないですか。載せてないっていうよりも、そんな状況下でスマホを取り出しているような余裕はありませんから、載せようにも載せる物がないってことですけどね(汗)。そういう意味で、この写真は貴重です(笑)。

吟醸用の麹を造る時には、蒸米にいきなり麹菌の種をまくんじゃなくって、麹室の中で薄く広げて少し乾燥させてからまくのが一般的なやり方になってるんじゃないですかね。麹の造り方なんてそれこそ酒屋万流ですが、これに似通った作業をやらないお蔵さんの方が少ないくらいだと思います。長生社では『さらし』なんて呼んでますけどね。

蒸米も温かくて湿度はあるし、乾燥させるために室温もつけてありますから、麹室の中は南国気分です(笑)。今期の吟醸仕込の計画では、この作業が6日連続になる予定ですから、汗だくの仕事が続いて体力も消耗しますが、これがいい麹につながるんだと思えば手を抜くわけにはいきません。この1週間でどれくらい体重が減るのか、チト怖いんですけどね(汗)。


□□□ 吟醸週間中に1位になっとります □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その2)



なんで、吟醸週間って忙しくなんのかな・・・と、今更ながらの疑問を自身に呈してみても、あんまり明確な回答もないんですけど(汗)、とにかく全ての工程が少しずつ手間がかかってくるってことでしょうかね。あったり前の答えではありますが、それが今の長生社では一番正しい表現の様な気がします。

かつての状況を考えると、吟醸造りの時にしかやらない工程ってなものがいくつか存在したような気がするんですけど、現在のようにお酒が売れなくなって(涙)、どのお蔵さんも通常のお酒造りの工程にかつて以上の手間暇をかけてるような状況になると、吟醸造りだからと言って、その時にしかやらない様な作業って少なくなってきてるんじゃないですかね。

つまり、今の日本酒は昔に比べてはるかに手間やコストをかけて造られていて、日本酒史上最も美味しいなんて言われる所以になってるんだと思います。ですから、やることは普段と同じなんだけど、その精度を少し上げるとか、いつもやらない範囲まで作業をするとか、機械任せな部分を手作業にするとか、同じことをちょっと手間をかけてやってるってことです。

今日だって、仕事の流れはいつもとほとんど同じなのに、各工程に少しずつ時間が余分にかかっていって、最終的には普段5時半に大体の仕事は方が付くのに、帳面仕事が残ってたり、麹室の準備がしてなかったりして時間が押してるところに持ってきて、いつもより手間のかかる麹の手入れとかがあって、泣きっ面に蜂みたいな状況になるわけです(涙)。

上の写真は、昨日載せた吟醸の酒母の使用直前の状態です。これを明日タンクの中に投入して吟醸の仕込みが始まります。昨日とアングルが若干違いますけど、泡が落ちてのっぺらな表面になってるのがお分かりかと思います。ブログでお伝えできないのが残念ですけど、スッゲーいい香りが立ってるんですよ(笑)。


□□□ あまりネタが思い浮かばん(汗) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

吟醸週間(その1)



ついに、今期も吟醸週間を迎えました。長生社では約10日間の間に、2本の吟醸の仕込みが完結します。10日間に2本って聞くと何やら不可思議な感じがするかもしれませんが、1本の仕込に数日かかりますし、事前に麹等は造り始めなくっちゃなりませんから、そういう期間が必要になるってわけです。

もっと厳密に言うと、発酵のスターターとなる酒母は更に2週間も前から造り始めてますから、それを加えると仕込みってことだけを考えても1本に3週間くらいかかって、更にそのもろみが発酵してお酒として搾れるようになるまでに、吟醸の場合には1ヶ月くらいかかりますから、全体を通せば2ヶ月近くが必要になるっていう単純計算になりますかね。

このブログで毎年出てくる吟醸週間っていうのは、酒母が既に完成していて、大きなタンクに本仕込を行う週間のことを言ってますからお間違えのなきよう(笑)。吟醸用麹造りやら、吟醸米の洗米やら、吟醸もろみの仕込みやら、とにかく通常の作業とは少しずつ手間のかかり方が違ってきますから、全体とすると相当な作業量のアップとなって、これからの1週間はかなりハードな仕事が続きます(汗)。

既に、私は今日のこのブログの記事を書くのを危うく忘れるところでしたし(汗)、ちょっとブログと向き合っている時間は取れなくなってきますから、これからしばらくは短めの記事になると思います。きっと、読者の皆さんにとっては、長い駄文よりはサックリ読めて楽なはずです(笑)。

写真は、既に完成が近い、今年の吟醸の酒母の様子。今現在の様子じゃなくって、1週間ほど前のものになりますけど、酵母が元気になって湧いてきて、泡がモコモコと立ってきた頃の状態です。問題無くここまで来てますから、まずは心配はいらないでしょう。これから数日は麹の引き込みが大変になってきますが、ここが正念場ってところです。さてさて、今年はどんな吟醸ができますやら・・・。


□□□ 本当に書き忘れるところでした(笑) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

足元グッズ(その3)



今年、足元に投入したおニューなグッズで一番高価だったのが、この靴と言うかスリッパというかです。女房にねだって買ってもらったんですけど(笑)、結構なお値段で8000円くらいしたと思います。デザイン的には実は気に入ってないんですけど(汗)、一番の決め手は暖かいかどうかっていう点ですね。

私は蔵にいる時には、夜中の時間帯でもコタツに入っているなんてことはなくって、布団に入って寝ているか、椅子に座ってパソコンを見ているか、蔵の中にいて仕事しているかのいずれかで、ひとりでいる時にはほとんど机に向かってるんですけど、その時に履いているのがこれですから、とにかく暖かくて快適だっていうことが最重要になるわけです。

これまでも、こういうスリッパ的な形の靴を愛用していて、それも有名スポーツブランドの高級品でしたけど、冬の間毎日履いて15年くらい持ちましたから十分元は取れたってもんでしょう(笑)。今回も、安物買いの銭失いにならないように、多少値が張ってもいいからしっかりしたものを買おうと思ってたんですけどね。

しっかりしたって言っても、キッチリと履くようなタイプだと足も蒸れちゃうし、気軽に履き続けられることが大切ですから、ある程度ゆるめにつっかけられるようなのを探してたんですけど、なかなかないんですよねそーゆーのって。ビニール的プラスチック的なスリッパはよくありますけど、きっとオジサンは足が冷えちゃうと思うんですよね(汗)。

今期の造りが始まる前に、女房と行った某大型量販店にあったのを見つけて、デザインに不服はあるものの、その他は私の要求を満たしていたので買ってきました。雪とか雨には弱そうですが、とにかく暖かくて満足してます。こういう素材の靴がどれくらい長持ちするのかはチト疑問ですけどね。

ひとつ失敗したのは、気軽に履けるようにとサイズをひとつ大きいのにしたんですけど、元々少し重いってこともあって、歩く時にかかとがかなり浮いてパコパコ音はするし、歩きづらいしで、やっぱり自分に合ったサイズじゃないとダメだと思いました(笑)。でも、椅子に座ってる時にはそのくらいの方が楽ではあるんですけどねぇ。


□□□ これにてシリーズ終了 □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

足元グッズ(その2)



昨日ご紹介した5本指靴下の上はこーなってます(笑)。一般的な商品名は分かりませんが、『足首ウォーマー』とか書いてあったような気がします。靴下とは別物で、靴下の上に履いて足首からふくらはぎの付け根あたりまでを包むだけの代物ですが、寒くて足がチンチンに冷えちゃうような気温の時にも、割と暖かくて重宝しますよ。

こんなの靴下の上の部分を厚めにして長くすればいいだけじゃんと思ったりもするんですけど、わざわざ別物にするってことは、何かそれなりの意味でもあるんでしょうかね?ま、どんな靴下を履いていても付けられますから、持ってさえいれば使えるっていう便利さはあるでしょうね。

この筒状の布の内側には絹(たぶん)の裏地が付いていてその保温効果が高いとか、体を温めるツボが足首周辺にあってそれを温めるのがいいんだとか、パッケージにはいろいろと書いてありました。劇的に暖かいってわけでもないんですけど、つま先の方まで冷えることが無くなって、ここ何年もずーっと使い続けてます。

最初は越百のえっちゃんがくれたんだけど、何年か毎日履き続けるうちに(笑)、ビロビロになっちゃったもんだから新しいのを女房に買ってきてもらったら、似通った商品ではあったものの、どこか似て非なる物であまり使い易くなかったんですよね(汗)。上の写真の物よりかなり厚手で、長靴の脱ぎ履きの邪魔になったりしてね。

先日、女房がネットでえっちゃんからもらった物と同じじゃないかと思われるこれを見つけてポチってくれて、履いてみたらとてもいい感じでラッキーでした。色違いでいくつか買ってくれたので、あと数年は困ることはないでしょう(笑)。これは昔からある商品みたいですから、無くなることはないかもしれませんけどね。

それにしても、こんな装備をしてみても、なんとも暖か過ぎの冬って感じじゃないですか。寒いと思った日なんてまだ数日しかないっていうのも言い過ぎじゃないくらい。こういう装備が暖かく守ってくれてる部分もあるかもしれませんけど、こんなに暖かくて地球は大丈夫なのかと、足首ウォーマーを履き続けられる冬が続くことを祈っちゃいますねぇ。


□□□ 明日も続くか? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

足元グッズ(その1)



今年に入って初めてのヒット商品なんです。5本指靴下なんですけど、どこかで女房が一足買ってきてくれて、調子が良いっていうんでいくつか買い足したみたい。暖かいし、履き心地もいいし、足首がちょっとゆるい様な気もするんだけど、きつくて跡がしっかり付いちゃうよりもこっちの方がいいかな。

5本指靴下はもうずーっと履いてますね。何がいいって聞かれても具体的にどこどこと説明はしづらいんですけど、暖かいいことと、なんだかしっかりと地面を踏ん張れるような気がすることの2点ですかね。我が家は女房も5本指で、家の中には普通のタイプの靴下なんか数えるほどしかありません(笑)。

でも、種類がそんなにないんですよね(汗)。つまり、買いに行ってもいろんな商品の中から気に入ったのを買うっていう感じじゃなくって、2、3種類しかない中でどれがベストか見比べるくらいしか選びようがないんです。ま、どれも似たか寄ったかの物が多くて、全部買ってきて履き比べるっていうパターンもよくあるんですけどね(笑)。

今回もいくつか買ってきた中でこれがとても良かったんですけど、私の足に合うか、私の使い方に合うか、私の好みに合うかっていうだけの判断指標ですから、他の方が試したらこれじゃない結論になることだって大いに考えられると思います。こんなの嗜好品と一緒で感覚的なものが作用するでしょうからね。

過去には、同じ様にお気に入りだった5本指靴下もあったんです。でも日本的な商魂の成せる業なのか、買い足しながら何年か愛用しているうちにいつしか姿を消しちゃって、同じタイプのものを探しても無くなっちゃってたりしたんですよね(汗)。それから他の商品に変えてみても、どーもお気に召さないってことを何度も経験しました。

コイツは冬の商品で、何かが織り込まれていて暖かい仕様なんだそうです。来年売ってないと困るから、もうちょっと買い込んどいてもいいと思うくらい気に入りました(笑)。冬の仕事は下から冷えますから、足元を暖かくしておくグッズは必需品です。歳を取ってきたら、更に冷え症っぽくなってきたしねぇ・・・(涙)。


□□□ シリーズ化? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

産地証明書



なるべく夜中には仕事なんてしたくないのが普通の人ですよね(笑)。蔵の仕事はどうしても夜になるものもありますから致し方ない部分はありますし、そのために蔵に寝泊りしてるわけで、最低限そこはやらなくっちゃならないとして、その他の事務仕事なんかは極力やらないでいいようにしたい気持ちは皆さんにもお分かり頂けるでしょう。

ところが、社長業の仕事の中でどーしても残っちゃうものってあるんですよね、これが(涙)。昼間のうちにやり切れなくて、かつ締め切り間近みたいな書類って出てきちゃって、翌日にも時間が取れそうもないとなると、夜中だろうが朝方だろうがやらなくっちゃならないものはやらなくっちゃならなくなるんですよね。

詳しくは書きませんけど、会社の商売の中で相手先が大きな企業さんだったりなんかすると、お取り引きを始める前に信濃鶴のお酒だったり酒粕だったりについて、いろんな証明書や保証書を出してくれってお願いされることがあるんです。そういうのは小さな酒蔵にとっては書いたこともないような内容が多くて、とても苦心しちゃうんですよね(汗)。

お酒の場合には、お米の産地証明だとか、今回求められているのが残留農薬に関する保証書だったりするんですけど、その手の分析検査なんて自社でやってる日本酒メーカーなんて、きっと日本に数えるほどしかないんじゃないですかね。他の分析機関に依頼するなんてことも、やってるお蔵さんは極々少数でしょう。

いろいろと調べて、それに準ずる書類は県の酒造組合で出してくれるそうなので、こちらで作った書類にそれを添付すれば良さそうです。お米の産地証明はいつでもできるようですが、残留農薬云々については全農さんの見解を引用する形になるんだそうです。信濃鶴で使っているお米は全て全農さん経由で県の酒造協同組合で精米してますから、そういう技が使えるんでしょう(笑)。

眠い目をこすりながらいろいろとやってみましたが、おかげでちょっとは勉強になって、次回からは同じ様な書類にはもうちょっと気楽に対応ができそうです(笑)。今回は苦労の割にはあまり大きなお取り引きじゃないんですけど(汗)、この経験を生かして次につなげていければいいんですけどね。


□□□ ついに2位転落 □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

カッチャン



昨年末に、ひとりの男がこの世を去りました。カッチャンは私よりふたつ年上でしたが、既に長野県を代表する杜氏のうちのひとりになってましたね。様々な品評会では常にいい成績を残してましたし、後進の指導にも熱心で、その気さくな人柄も相まって、同業他社の杜氏さん達からもとても慕われてました。

突然、今の会社を退職するとはがきが来て、慌てて電話をすると体調が悪いとだけ。その後に風の噂には聞いてましたから、ある程度の覚悟はあったものの、あっという間に向こうへ行ってしまったっていう感じ。あの人懐っこい笑顔がもう見られないとは、未だに信じられないような気分です。

もう20年も前になるのか、県の醸造試験場が主催していた酒造技能士の養成講座に一緒に参加していたのがカッチャンとの出会いでした。全くずぶの素人だったのに、社長の友達だっていうことで蔵に入って、いきなり杜氏になったっていう経歴で、そんな人で大丈夫なのかと最初は訝ったもんでした。

その講座は3年間続いて、私とカッチャンは授業や実習が終わると必ず一緒に飲みに出かける間柄になって、お酒造りのことから会社のことから家族のことからいろいろと話し合ったもんです。今は駅周辺の再開発でなくなっちゃった、硬いような安肉しか出さない場末の焼肉屋が行きつけでしたね。お互いの家に泊まりに行って、お互いの蔵を見て、お互いの酒を批評し合ったあの頃が懐かし過ぎる。

そのうちに、全国の新酒鑑評会でもどんどん金賞を取るようになって、私なんかよりはるかに優秀な杜氏として名を馳せて、その影響もあってカッチャンの蔵のお酒はうなぎ登りに販売量を増やし、今では長野県のトップクラスの蔵にまで成長しました。そんなサクセスストーリーは長野県にはこれまでなくって、有名杜氏としていろんなメディアにも取り上げられて、私とは違った世界に行っちゃった感すらありましたね。

私の方が彼の栄誉を称えることばかり多くて、造り方のノウハウを教えてもらうことも度々でしたが、鶴が美山の純米で全国金賞を取った時には両手ばなしで褒めてくれましたね。この歳にまでなってあまり技術的な話をすることはなくなってましたけど、まだまだお互いに教え合えることはたくさんあったかな・・・。

カッチャン、あの焼肉屋で待ち合わせしよう。きっと天国にならまだあるはずだよ。有名杜氏としての苦労話はまだ聞けてないし、オレが社長になってからの失敗談もたくさんあるよ。一緒に長野県の酒を造ってきた盟友として、残してくれたものは大きい。オレはそれを受け継いでもうちょっとこっちでやっていくから、しばらくそっちで待っててくれ。


□□□ 安らかに □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

手料理



ちょっと今日はヤバいかも(汗)。ブログのネタも書いてる時間もあまりないんです。日曜日って夕方は案外余裕があったりするんだけど、ちょっと立てこんでて、慌てるもんだからブログネタも出て来ないって状況です。世の中3連休のようですが、そんなの蔵の中には関係なくて、忙しいものは忙しいってだけなんですけどね(笑)。

でもねぇ、本当は頑張って書かなきゃならないんですよ。なぜって、どーゆーわけだかブログランキングはそれなりに1位が続いてるじゃないですか(汗)。幸先の良い新年のスタートですけど、最初ばかりが良くてその後は目も当てられないなんてことはいくらでもありますから、例えそうなったとしても、「あん時は頑張ったのに」と思えるようにしときたいだけですが(笑)。

何か面白い写真が残ってないかとスマホを見るんですけど、こんなのしかなくて・・・。どうしてこんなありふれた食卓の写真を撮ったかっていうと、娘に強要されたからなんです(汗)。なんで強要されたかっていうと、娘が帰省してきていた年末のある日に晩御飯を作ってくれたっていう証拠写真だからです(笑)。

ベトナム風生春巻きとサバのフライみたいなヤツでしたが、自分で下宿で作ってみて、手間がかからずに美味しかったレシピらしくて、年末テンヤワンヤしている女房の代わりに料理してくれたってわけです。作ってくれたはいいんですけど、それを写真に撮っとけと高圧的な態度で親父に迫るとはいったいどういう了見なんだか(笑)。

ま、確かに美味しかったですし、娘に晩御飯を食べさせてもらうなんて受験生の頃には考えられないことでしたから嬉しくもあったんですけど、困った時のブログネタになったのかならなかったのか・・・娘が可愛くて仕方がないなんて今更書けませんから、そのきっかけにはなったのかもしれません(笑)。


□□□ 超あわてて書きました □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

風呂敷



変な注文が舞い込んだんです(汗)。長生社の古くからのお得意様の酒販店さんからだったんですけど、「風呂敷を持って行くから、それに信濃鶴を上手く包んで贈答になるようにしてほしい」って言うんです。どうやら、その酒販店さんもお客さんからそういう依頼を受けて、困っちゃったっていう経緯みたいでした。

包装紙で包むとか、新聞紙で巻くとかはよくやりますけど、風呂敷にカッコ良くパッケージングってどこかでは見たことがありましたが、実際にそんなことやったことはなかったんですよね。和の一升ビンを、和の風呂敷で包んで、和のイベントに使うなんてエラクお洒落ですが、そこを演出してあげられない不甲斐無さ(涙)。

とは言え、今のことですから女房がネットで調べて巻き方自体はすぐに分かったんですよね。そんなに難しい話じゃなくって、図を見て真似れば誰にでもできるでしょう。風呂敷の大きささえ合えば、それなりに格好がつくはずです。上の写真は分かり難いでしょうけど、まぁまぁの見てくれにはなってるんですよ(笑)。

横の机の上に白いのが写ってますけど、小さな一合ビンを小さなハンカチで包んでテストしてみたんですが、こんなので作るよりも大きなビンでやった方が結び目が大きくて楽かもしれません(笑)。いずれにしても、これまで挑戦したこともなかった包装の仕方が分かって勉強になりましたね。

しかし私の場合、この包み方自体よりも『真結び』と呼ばれる風呂敷の正式な結び方が理解できたことの方が嬉しかったんですよね。よく『縦結び』はやっちゃいけないって言うじゃないですか。でも、紐でも何でも普通に結べば縦結びになっちゃうのが私の手癖で、どうして結び目が縦にならないのか不思議に思ってたくらいだったんです(汗)。

ネットで見つけたやり方で結んだら、きれいに横に結び目が広がって、「おぉー、これだこれだ!」と51歳にしてようやく縦結びじゃない結び方が理解できましたよ。こんなこと今頃言ってるなんてお恥ずかしい限りですが、「恥の多い人生を歩んで来ました」な私にとって、この程度のことをブログで開示することに躊躇はありません(笑)。


□□□ 今となれば風呂敷もカッコいい? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

山の日



最近ブログにも書かなくなっちゃいましたけど、私の鍼灸院通いはずーっと続いています。かつての同級生、鍼灸師のE君が私の主治医であって、身体の不調に関しては全て彼に意見を聞いていると言っても過言ではないでしょう。ま、虫歯とかは直せないとしても、鎮痛くらいなら手立てをしてくれるはずです。

私の健康状態から始まって、仕事の内容や、家庭事情まで全て分かっていてくれてますから、主治医なのか友人なのか境界線があやふやですが、これだけ私のことを理解している人間は家族以外にはいないと言っていいでしょう。私もそれだけ頼りにしてますし、冬の間身体が何とか動くのは彼のおかげであることは間違いありません。

当然、苦労してブログを書いていることも知っていて、読んでもくれているわけですけど、今日診療に行った時に「困った時のためにネタを一個やるよ」と言って笑いながら教えてくれたのが、『山の日』っていう祝日についてだったんです。そんな国民の祝日が8月11日にあるなんて皆さんご存知でしたか?

つまり、今年から祝日が1日増えてるんですよ!そんなことどこでもニュースになってないし、誰も知らないんじゃないかと思うくらい寝耳に水的な話なんですけど、確かにカレンダーを見てみるとこの日は祝日になってました。今年は、直前になってこの日のことを知って、小躍りして喜ぶ人が多いんじゃないかなぁ(笑)。

ちょっとググってみると「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」ってことのようですから、もしかしたら山岳観光立県である長野県のためにある様な祝日じゃないかとも思えますが、具体的な経緯についてはちょっと分かりませんでした。お盆前の中途半端な時ではありますが、休みが増えて怒る人はいないでしょうから、決して悪い話じゃありませんよね。

こんな話題、鍼灸師から教えてもらうっていう内容じゃありませんが、友人との会話の中からのこぼれ話っていうことでネタにしておきました(笑)。私の場合、鍼灸院に行くのか友達とだべりに行くのか定かじゃないんですけど、体調管理とストレス発散ができるってことで、これからも私の大切な習慣であり続ける鍼灸院通いなんでしょうねぇ。


□□□ そろそろ2位転落かな □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

新聞写真



知らなかったんですよねぇ、新聞記事の転載には許可がいるんだってこと(汗)。年が明けてから2回も新聞自体を写真に撮ってこのブログにアップしちゃったんですけど、本当はやっちゃいけないんだってコメントにいただいて、自分の認識の甘さを反省しました。これからは気をつけるように心掛けますね。

ブログっていう得体の知れない、誰が読むかも分からない場所に文章を書くっていうことを始めた時には、そんなことにはかなり気を使ってたんですよね。人の名前だとか、顔の写った写真だとか、取引先の店名とか、具体的な取引内容なんかは出さないようにしてましたし、何か法律に引っかかるような事をしでかすんじゃないかと結構ビクビクしてました(笑)。

でも、10年もブログを書き続ける中で、徐々にその辺の感度が鈍くなって、多少の事ならエイヤッと載せちゃうことも多くなってたのは事実ですね(汗)。最近少なくなりましたが、このブログ恒例の手タレ写真も、肖像権とかプライバシーとか面倒臭い事にならないようにっていう配慮からの思い付きだったんですけどね。

特に、新聞なんて公共性が高い媒体ですから、あまり問題になることはないんじゃないかと思い込んでました(汗)。今後使うとすれば、見出しだけとか、写真部分だけとかでも使わせてもらえればうれしいんですけど、厳密に言えばそれだってやっちゃいけない事かもしれませんから、よっぽど気をつけなくっちゃなりませんね。

新聞の話からの流れですが、ここ数日ブログランキングのドリンクカテゴリーで1位になっているのは、もしかしたら朝日新聞の地方版に載ったからかもしれないとコメントに頂きました(笑)。そんなこともないだろうとは思いますが、やっぱり新聞って影響力はあるし、このブログでも引用したい場合も多々あるはずで、なんとか上手いことやりたいもんです。

更に話は飛んで、今日の写真は中央アルプスの拡大図ですが、やっぱりスマホだとズームに無理があるものの、電線さえなければスイスからの観光絵葉書に使えそうだといつも思ってるんですけどね(笑)。アップする写真に困った時のために、山の写真は撮り溜めるようにしてますけど、やっぱり新聞の写真も使い勝手がいいんだけどなぁ・・・。


□□□ この山ちょっと斜め(笑) □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

年始回り



お年始回りは日本らしい風習であって、個人のみならず企業においても年に一度の恒例行事となっているんじゃないですかね。造り酒屋で言えば、お取り引きいただいている酒販店さんや問屋さん等を訪問してご挨拶をするってことになりますが、数がそれなりにありますから結構大変だったりします(汗)。

こういうことはこれまで全て会長である親父任せにしていましたし、生きてる間くらいやってもらおうとも思ってたんですけど(笑)、いつまでもってわけにもいかなくて、今年は私が造りの合間をぬってひと通り回らせていただきました。大体2日かけて、予定した行き先にはご挨拶することができましたね。当然遠くまでは行けなくて、地元の駒ケ根市近郊がメインですけどね。

知らないお店はひとつもありませんから、今更なにも緊張することはないんですけど、これまでやった経験のないことをやるっていうことに関しては、相手の皆さんもこれまでと違った対応になるでしょうし、「ついにお前が来るようになったか」的な話には当然なるわけで、私としても気を使う場面も多かったわけです(笑)。

こういう風習は田舎的なのかもしれませんけど、車で走っていると、ネクタイをつけて「お年始回りをしています」って顔に書いてある様な皆さんと、とてもたくさんすれ違いましたね(笑)。それほど、多くの会社では年始の仕事始めに、こういう外回り営業ともなんとも言いようのない習わしを守り続けてるってことなんでしょうね。

見方によっては面倒臭い慣習ではありますけど、実際に自分の足で回ってみると、年始の新たな気分で皆さんとご挨拶するのは、なんとなくウキウキとして楽しいもんです(笑)。これといった話題があるわけでもありませんし、いきなり商売の話になるわけでもありませんが、全国共通の新年気分がそういう心持ちにしてくれるんでしょうね。

配り歩くのは、お決まりのタオルです(笑)。昔は長生社の名前入りのタオルを作っていましたが、経費節減でどこでも売ってる御年賀タオルを使ってます。そう言えば、信濃鶴の日本手ぬぐいをチーム101で作ったことがありましたよねぇ。ああいうのを1枚ずつ配るっていうのもカッコいいかもしれませんが、高くつくし実用的じゃないかなぁ・・・。


□□□ どーしてこんな時に1位になるの? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

乾杯条例



昨年の末だったか、県の酒造組合からメールで連絡が入ってたんですけど、「長野県議会において12月4日に『信州の地酒普及促進・乾杯条例』が全会一致で可決され、12月17日に公布・施行されました」とのこと。県産の地酒で乾杯をする条例っていうのはこれまでもいくつかの県で可決されてたと思うんですけど、遅ればせながら長野県もってことなんでしょうね。

県によると、「『信州の地酒普及促進・乾杯条例』は、地酒の普及の促進に関し、基本理念を定め、並びに県及び事業者等の取組を明らかにすることにより、酒造業その他関連産業の振興を図り、もって地域の活性化に寄与することを目的として制定したものです」と説明されていて、乾杯するってことだけじゃなくって県内各地の活性化が大きな目的のようです。

日本における地場産業として、これほどその名に似つかわしい産業は他にないくらいですから、地元で造られる日本酒やワインが取り上げられるのはそれほど不思議じゃないんでしょうけど、新年の新聞の一面にもこんなに大きく取り上げられちゃって、かなりの本気度が伝わってきますよね。

インバウンド(外国人観光客)もつとに増加傾向のようですし、2020年に控えたオリンピックも視野に入れれば単なる支援事業じゃあないってことは明々白々ですが、観光利用から技術的側面から農業支援から、相当に手広く対象を盛り込んでいるようですから、焦点がどこに当たってくるのか注視してなくっちゃならないでしょうね。

昨日の記事にも書いた輸出もしかりですが、行政の後ろ盾っていうのは実に大きなものがあります。行政と経済は相性の悪い部分も多々あるわけですけど、せっかく予算が付くことであればしっかりとした成果をもたらしめることができるように、県側も企業側も努力しなくっちゃならないでしょうね。いろいろ言っても、今後どんな展開になるのか、実に楽しみではあります。

昨日今日と新聞ネタですが、今日の写真はきれいで、昨日の写真は見られないくらいですが、自分の手元にその新聞があるのと、手元にある人から写メで送ってもらったのとの違いですから、ご容赦ください(汗)。昨日の写真は元がカラーでもないようですから、余計に何だか分からなくなってますけど、カッコいいんだって、マジで(笑)。


□□□ またまた1位にいましたぜぇ □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

新年特集



なんだか、いろんな人から報告を受けて面食らってますが、どうやら私が朝日新聞の地方版の新年特集に載ってるらしいんですよ(笑)。ありの実さんがブログにコメントくれてますし、ジェトロの方からメールがきたし、妹から電話もかかってきました。全国版じゃないので長野県内のローカルな話題としてですけど、結構大きく写ってるみたいです。

朝日新聞の方から取材の申し込みはあったんです。11月に入っていたと思うんですけど、会社に来ていただいて日本酒の輸出に関して少しだけお話しさせてもらいました。ジェトロ長野さん主催の輸出商談会をきっかけにして輸出を始めた一例として、ジェトロ長野さんからの推薦があったみたいなんですよね。

当然、長生社なんか目じゃないくらいに輸出の実績がある県内のお蔵さんはあるんですよ。この紙面には『クロサワ』さんとか『真澄』さんの名前があって、そういうお蔵さんについても書かれてはいますが、まだ全然量は出て行ってないんだけど、輸出の端緒を開きつつある事例として長生社に白羽の矢が当たったってところでしょうか。

製造全量を純米で貫いている蔵っていう点が、確かに商談会の時にはバイヤーさん達の興味をひいてましたから、そんなこともあって取材対象になり易かったんでしょうね。長生社のことにも結構文面が割かれていて、上の写真じゃ分かりづらいでしょうけど、1枚だけ載ってる写真が私なんだな、これが(笑)。写真の写真で申し訳ないんですけど、拡大すれば記事も読める・・・かな(汗)。

今や、田舎の小さなお酒屋さんにすらフランスやチリ産のワインが並んでいたりするんだから、フランスの小さなお店に日本酒が置いてあっても何にも不思議じゃないはずだっていう様なお話しをしたんですけどね。駒ケ根市にもワインだったらこの店みたいな酒販店さんがあって、所狭しとフランスの高級ワインも並んでますからね。

販売量を増やしたいのは山々ですが、やっぱり海外輸出っていうのは壁が高くて、国内で営業して歩くみたいに簡単な話じゃないんですよね。できることから始めていかないと種はまけませんから、微々たる量でお恥ずかしい限りとは言え、実績もないのにこんなにデカデカと取り上げていただいて、新年から県内向けのいい宣伝になりました(笑)。


□□□ この写真ちょっとカッコ良くね? □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

正月仕事



私の中で、「これって、年が明けてお正月になったらやろう」と思って、毎年その通りになっている仕事がひとつあります。仕事を抱えたまま年を越すなんて気分的には面白くないんですけど、この仕事だけは新年になってからの方がいろいろとスムーズにこなせる部分が多いような気がして、私のお気に入り(?)の正月仕事なんです。

それは、メールの返信です。なぜかっていうと、どれも『明けまして、おめでとうございます!』っていう書き出しで書けるからです(笑)。文章の書き出しって案外難しいもんですよね。ビジネスメールだったら『お世話様になります』とかいうのが一般的ですけど、私的なメールもたくさんありますからそうもいきません。

書くべき内容は相手の人それぞれですが、おめでたい気分のお正月らしいスタートがあると、あとは案外スラスラと書けたりします。返信が遅れたお詫びも書かなくっちゃですが、年賀状代わりのメールだったら大目に見てもらえる部分もあるんじゃないかっていう、ズルイ大人の計略もあったりして(笑)。

仕込が本格化して疲れが溜まってくる12月くらいから、急な返信を要するメール以外はどうしても溜まっていく傾向にあります(汗)。適当に返せばいいメールだったらパッと返信しちゃいますけど、しっかりといろいろ書こうとすればするほど余計に後回しになっちゃって、どこかで「新年になったら」とか思っちゃってる部分もあるんですよね。

今年は年が明けてもそれほど余裕がないんですけど、なんとかたくさん溜まったメールに返信できました。やっぱりこうやって見直すと、ちょっといろいろ書きたい人へのメールが残ってるんですよね。年賀状ってわけでもありませんが、そんな気持ちも一緒に伝えることにも意味があるでしょうから、これからも年末に私に宛てたメールは新年に返ってくると思っていただければ幸いです(笑)。


□□□ おっ、一瞬一位でしたよ □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

酒林2016



「遅れちゃってスイマセン!」と、正に大晦日の日にやって来てくれたタッキーさん。何が遅れたかっていうと、上の写真の酒林です。杉玉とも呼ばれる、造り酒屋の軒先によく吊るしてある、杉の葉を刈り込んで球形にした飾り物のことなんですけど、ここ何年もタッキーさんが自主的に(?)作ってくれていて、それが年内中に間に合って持って来てくれたっていうわけです。

こんなの全て手造りですから、売り物もあるんですけどいいお値段がするんですよ(汗)。長生社では昔から飾る習慣はなくって殺風景なものだったんですけど、タッキーさんに作ってもらえるようになってからは、事務所の入り口に酒蔵らしい雰囲気がそれなりに醸し出されるようになってきました(笑)。

この緑色の玉に神様が宿るとかそういういわれではないみたいですが、その醸造期の新酒ができたら前年の古い物と取り替えて、お客様に新しいお酒があることを知らしめる役割があります。最初はきれいな緑色だったものが、徐々に枯れて茶色になっていくことで、お酒の熟成具合も知ることができたなんて物の本には書いてありますね。

新酒初搾りはもうちょっとだけ残ってはいますが、好評のうちに予定数量を発売できていますから、我が社としても酒林は新しくしておかなくっちゃならないんですけど、ギリギリとは言え年内中に新しい物に付け替えることができて新年気分も一層高まりましたね。本当は、上に小さな屋根をつけたいところですが、まだ実現できていません(汗)。

私も自分で作っているわけじゃないので詳しいことは言えませんが、真ん中に針金等で芯を作って、そこに杉の葉を差し込んでいって、最後に刈り込んで形を整えるっていう手順だそうで、杉の葉を集めることから始まって、手間のかかる仕事を年末の忙しい時にやってもらって、タッキーさんには本当に感謝感謝です。

でも、酒林のない軒先ももう考えられなくなってますから、タッキーさんにはこれからもずっと造り続けるご覚悟をしていただけるように、強力にプッシュしていかなくっちゃならないでしょうね(笑)。山の仕事をしているタッキーさんだからできることでもありますが、持つべきものは友ということで、新年早々気分のいい岳志でした。


□□□ タッキーさんありがとー!!! □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

リアル新年



今、この文章を書いているのが、1月1日の夕方です。昨日の記事は12月31日に書いてあったものですから、本当の本当の新年気分では書いてないわけです(笑)。ということで、新年を迎えてリアルな正月になった今日のブログが本当の初ブログってわけで、実際の今朝の初日の出の写真もアップしておきますね。改めまして、新年明けましておめでとうございます!!!

今年の駒ケ根のお正月は穏やかな晴天で、風もない良いお正月日和(?)となりました。朝暗いうちに蔵の仕事をしちゃって、女房と2人で蔵の物干し場から初日の出を拝むのが恒例となっていますが、仕事が少し早く終わって休憩所でゆったりとストーブに当たっていたら、危うくお天道様が顔を出すのを見逃すところでした(汗)。

皆さんのお正月の過ごし方は様々でしょうけど、岳志家は毎年朝が忙しくて、蔵の仕事を終えたら、神社に行って賽銭をあげ、お寺に行ってご挨拶をし、お墓参りをして帰ってきて、おせち料理を食べて、あとは年賀状を見て過ごすっていう感じです。夕方に蔵にもう一度行きますけど、元旦だけは最低限の仕事しかしませんね(笑)。

今年は、いろいろなめぐり合わせで、私の兄弟家族も駒ケ根まで来ることはなかったもんだから、案外ゆっくりと静かなお正月になってます。その分、帰省している娘がひとりでうるさくて仕方ありませんが、それはそれで良しとしておきましょう(笑)。正月三が日はなるべく仕事の手を抜いて英気を養いたいもんですが、蔵で生き物を飼っている以上なかなか楽はできません(汗)。ゆっくり休むのは、春になってからのお楽しみかな。


□□□ 紅白はそれなりに最後の方まで見ましたよ □□□
■■■日本酒の未来のためにクリックお願いします!人気ブログランキングへ■■■

FC2Ad