専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

精米歩合

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今日で3月も終わりですねぇ。明日から新年度になって、新たな生活をスタートさせる皆さんも多いことでしょう。信州もようやく暖かくなってきて、そろそろ桜の便りが聞かれるようになるんじゃないかな。それでも雪の中央アルプスはまだまだ健在ですから、あまり春一辺倒になり過ぎないように、あえて今日の写真はアップしておきました(笑)。

さて、今日はお答えシリーズってわけじゃないんですけど、読者のTさんから質問メールをいただきましたから、返信メールの代わりに記事にしておきましょう。奥様が旅行に出かけて、日本酒好きのTさんのために『大吟醸』ってお酒を買ってきたんだけど、味にあまり納得がいかなくて、ラベルを確認して疑問を感じられたそうです。

『生酒、精米歩合50%、原材料・米・米麹・醸造アルコール』と書いてあったんだそうですが、「こんな大吟醸って有るのですかね?」っていうご質問・・・どのポイントに疑問を持たれたのかちょっと分かりませんが、見る限りでは酒税法上の問題はないんじゃないですかね。生酒の大吟醸もアリですし、純米大吟醸以外は醸造アルコール入りのはずですしね。

そう考えると精米歩合50%の部分に引っかかっておられるのかと推測されますが、酒税法上は50%まで磨けば『大吟醸』と名乗ってもいいんです。ちなみに、60%以上で『大』のつかない『吟醸』と呼べるようになります。精米歩合だけがこの名称を使えるための要件じゃありませんけど、とにかく精米の歩合だけで見ればそういう規定になってます。

いろんなお酒を飲みまくっているTさん(笑)にとって、50%磨いて『大吟醸』と言ったんじゃおかしいっていう思いがおありになるのかもしれませんが、それは認められている呼称なので問題ないんですよね。一般的に見れば、50%くらいだと『吟醸』って銘打っている場合が多いかもしれませんが、違法な表示じゃないんです。

蛇足的につけ足せば、信濃鶴の純米酒だって精米歩合60%ですから、精米歩合以外の要件も満たせば『純米吟醸』って呼べちゃいますが、そんな自信は毛頭ありませんからフツーに『純米』っていう表示になってます。特別純米は55%で、これくらいは『吟醸』呼ばわりしてもおかしくありませんけど、これも自信がなくってあきまへんなぁ(笑)。


□□□ クリックは自信を持って □□□
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ホース

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先日のこと。「社長、お酒が出て来ないんですよ」・・・蔵の若手がお酒の濾過を始めようとして、首をかしげていました。聞いてみると、濾過をするための準備をして、いざお酒をタンクから出して濾過機を通そうとするんだけど、ポンプを回してもお酒が出て来ないって言うんです。どこかが詰まってるんじゃないかと、あれやこれや調べてたんですけどね。

私が見てみると、タンク→ポンプ→濾過機→タンクっていう流れの中で、ポンプまではお酒が流れ出てるみたいなんですよね。でも、ポンプから先にお酒が行ってないっていう状況のようで、そんなことはあまり経験がないし、私もどうしてそんなことになっているのかすぐには分かりませんでした。

ホースの中に何か詰まったのか、回っているように見えてポンプが壊れているのか、それともその先の濾過機に異常があってお酒が入って行かないのか、あれをやったりこれを試したり考え込むことしばし。お酒の中にホースが詰まる様な物が混入するなんてことはまずありませんから、どこか機械類がおかしくなってるっていう目で検査してました。

そして、ようやくその原因に気が付いた私は・・・大爆笑?・・・ホントは笑ってなんかいられないんだけど・・・(汗)。上の写真は暗くて申し訳ありませんが、この日使っていたポンプです。ポンプにオレンジ色のホースが2本付いてますよね。液体の流れとすると、下側から入って左側から出ていく構造になってるんです。

ハイ、ここまで書けばお分かりの方もおられるでしょう。要するに入口と出口を間違えて設置していたんです(汗)。出口側からお酒を入れて、入口側から濾過機に向かってお酒を送る様なつなぎ方をしてたんですよね。そんなんじゃ当然お酒は流れて行かないわけですけど、機材がいつものようにつながれているとばっかり思っていた私は、これは怪奇現象だっていう結論を出す直前にそこに気が付いたんです(笑)。

若手の名誉のために申し添えておくと、こんなことは初めてのことですし、濾過は彼が担当してこれまでも順調にやって来れているわけで、この日は慌てて準備をしてましたから、彼としても全くいつも通りの仕事をしているつもりになっていたはずです。入口と出口に同じホースを使ってますから、どこかで取り違えちゃったんでしょう。それにしても、ああも完璧に間違われると、なかなか気が付かないもんですねぇ(笑)。


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駅ビル

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長野ネタの最後の一発をいっときましょう。北陸新幹線の金沢延線は大きなニュースになってますけど、これまでここが終点っていう位置付けだった長野市とすると、今後は単なる通過駅になっちゃうんじゃないかって危惧があって、いかに観光のお客さんを集めていくかってことがこれからの大きな課題になっていくようです。

その対応策ってわけでもないでしょうが、先日の審査会に行った際に見た長野駅の駅ビルは、以前からの工事が完成して素晴らしい建物になってましたよ。あまりにも今までと違い過ぎて、長野県って感じがしないくらいでした(笑)。これまで中途半端だった歩道橋もビルに取り付けられていたりして、歩行者にも車にも利便性が向上したんじゃないですかね。

私はこの日は時間がなくて何も見てはこれませんでしたが、いろんなテナントが入っていて、かなり都会的な匂いのするスペースになっているようです。お酒関連では、信州地酒の利き酒ができるコーナーもあって、たぶん信濃鶴もそのうちに置いてもらえるようになるんじゃないかな。とにかく、今度ゆっくりと見学しなくっちゃなりません。

ひとつ驚いたのが、食堂街に入っているお店の中に、駒ケ根の『明治亭』さんがあったことです。ソースかつ丼の普及に努力しているお店ですが、ついにこんな所にまで進出してきたんですね。いやー、スゴイスゴイ!ソースかつ丼を駒ケ根名物じゃなくって、信州名物にできたら私達も鼻が高いんですけどね。

駅ビルばかりじゃなくって、長野県内の北側に位置する場所にお住まいの皆さんにとっては、この新幹線のもたらす恩恵は大きいものがあるでしょう。駅ができた飯山市なんて、これまでなかったルートができたわけですから、観光客誘致にも力が入っているんじゃないですかね。審査会に飯山から杜氏さんは、12分で着いたなんておっしゃってましたから、便利過ぎちゃって面白くないかもしれませんけど(笑)。

来月には、7年に一度の善光寺の御開帳がありますから、いいタイミングでの開通だったはずです。駅前にも、御開帳への観光客誘致キャンペーンのポスターなんかがたくさんあふれてましたね。皆さんも、機会がありましたら北陸新幹線に乗っていただいて、その際にはぜひ長野市でも降りて、いろいろと観光してみてくださいね!


□□□ 駒ケ根市はほとんど恩恵はないです(涙) □□□
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長野県工業技術総合センター

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昨日までの記事の続きになるんですけど、ちょっと長野県の宣伝をしておこうと思います(笑)。私たち県内の清酒、その他ワインやビール等のメーカーが研究を行ったり、教えを請うたりするための機関、それが『長野県工業技術総合センター』っていう長ったらしい名前の組織です。

その中に、材料とか、電子とか、情報とかいった部門があって、そのうちのひとつに食品技術部門があって、更にその中に発酵食品部があるっていう構成になってます。今回の清酒鑑評会なんかはその食品技術部門で行っているわけで、その他技術指導等の様々な活動をしてくれてるんです。

そんなに大きな機関じゃありませんが、それなりの研究設備を持っていて、専門のスタッフが揃っているんですけど、これまでの歴史的な流れもあって、特に清酒に関しては力が注がれている感じが大きいです。ただし、これまで、ちょっと研究のための設備ってことに関してはチト物足りない部分があったんですよね。

そんな状況が続いていたんですけど、どうやら今回まとまった予算が下りたみたいで、しっかりとした醸造設備を揃えてもらえることになって、先日の鑑評会の審査会の合間に少しだけ見学させてもらいました。サイズは小さいですが、確実に長生社よりはいい設備が導入されていて、これからの研究成果が実に楽しみになりました(笑)。

『しあわせ信州食品開発センター』っていう名称で、上の写真にある様なお料理もできる試飲スペースもあったりなんかして、一般にも開放されるみたいです。これからは今回の様な審査会も、このセンターの中の一室で行われるそうです。お酒を醸造するところから飲む場面までが研究できる施設を使えるようになるんですから、ハード面からソフト面まで大いに利用しない手はないでしょうね。

でも、いくらいい設備を取り揃えてみても、それを使いこなせなくっちゃ何の意味もありませんから、職員の皆さんにはこの設備に早く慣れて的確な指導をお願いしたいですね。まずはこの設備でいいお酒が造れるようにならないとなりません。私達にも使わせてもらえるんでしょうから、自分達で何かテーマを決めて研究してみても面白いはずです。宝の持ち腐れにならないように、徹底的に活用しなくっちゃね。


□□□ スゲー予算だったと思いますよ □□□
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長野県清酒鑑評会(つづきのつづき)

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で、肝心の信濃鶴の成績はどうだったかってことですが、それほど飛び抜けて良かったわけじゃありませんが、例年よりは上位に食い込んでましたね。今回の鑑評会では、優秀な成績のお酒に金賞を付けるとか、順位を発表するってことはされません。でも、公の発表じゃないんですけど、各お蔵にはどのくらいの評価だったかってことは知らされますから、大体の見当は付くんですよね。

2本出品したうちの片方は、一審でかなりいい点をもらってましたね。でも、よくあることなんですけど、上位のお酒だけで行われた二審では、良かった方が悪くて、悪かった方が良かったっていう結果でした(笑)。ちょっとした並び順の違いなんかで、評価も少しズレるってのは、審査員の不正確さってわけじゃなくって、嗜好品とはそういうものだってくらいにとらえた方が妥当でしょうね。

そうなるってぇと、「そんじゃ、全国の鑑評会にはどっち出せばいいの?」って迷いが生じるわけで、それをたくさんおられる先生方の中から、何人かの方を選んでご意見を頂戴するってことになるわけです。そのために、いろんな先生に残っていただくって配慮だったんですけど、あんまりたくさんの異なる意見をもらっちゃっても、逆にその全てが悩みの種になりかねませんから、私も全員の先生にはお願いしませんでした(笑)。

それでも、あらかたのご意見は同じ方向でしたから、あまり悩まずに全国用の出品酒を選べそうです。私も、蔵の中で味見をした時に良かったと思った方のお酒が、会場で利いてみたら案外ダレてて面白くなくて、最終的には先生方と同意見になりました(汗)。時間を置くと、お酒の味も変わっていきますから、その辺の見極めは難しいんですよね。

上の写真は、今回の鑑評会とは関係なくって、全国へ出品するお酒のデータを書き込んで提出するためのものです。原材料や製造工程やお酒の成分等、かなり詳しいことまで聞かれるんですよ。いずれにしても、そのお酒が金賞を取ってくれるのは切なる望みですが、今回の流れでいくと、一審はいいけど二審でつまずく・・・つまり、入賞まではいくけど金賞には手が届かない・・・ってところですかねぇ(笑)。


□□□ 入賞しないよりはいいけどね □□□
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長野県清酒鑑評会(つづき)

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昨日は、今回の鑑評会についてのあらましを書いておきましたが、この日、私には重要なお仕事があったんです。成り行きをお読みになってお分かりの読者もおられるかもしれませんが、この日の私のミッションの半分は審査員を務めるってことだったんです。こんな私でも、審査員なんてやらされることがたまーにあるんですよ(笑)。

審査員は全員で15名でした。関東信越国税局の先生、長野県の食品工業技術センターの先生、業界関係の専門家の方々、それに長野県内の醸造メーカーっていう構成だったんですけど、たまたま私は県の製造技術関連の役を受けていることがあって、そのお鉢が回ってきたってことです。決して利き酒能力が特別に優れているからとかいう理由で選定されたわけじゃないってところは、皆さんの予想通りでしょう(笑)。

それでも、こういう立場に立たされれば、公正さを大切にしなくっちゃっていう思いは強いですから、みんなにいい成績を与えたいのは山々ですけど、自分の中でできるだけ正確に評価を出し続ける努力をしなくっちゃなりません。今回は、昨日お話ししたような理由で時間がタイトだったもんだから、出品点数が113点に抑えられていて、審査をする側からすれば楽だったと言えるかもしれません。

あんまり一般の方はご覧になったことがないでしょうから、審査用のグッズ(?)をご紹介してみましょう。審査手帳、マークシート、鉛筆、消しゴムの4点セットです。目隠しをして並んでいるお酒を利いて、その点数と短評を審査手帳に記入しておいて、それが全部終わったら点数だけをマークシートに転記します。手帳とシートは罫線の幅が同じにしてあって、番号を揃えて横に並べれば転記ミスがないっていう配慮付きです(笑)。

集計はマークシートを読み込めばいいだけですから、ミスもなく簡単なんでしょう。集計結果は即座にまとめられて、各お蔵さんに配られてました。審査手帳の短評もコピーされて参考にされる場合もありますが、今回は時間がなくってそこまでできなかったようです。短評を書きながら点数を付けていくって、案外面倒臭い作業なんですけど、これも慣れですから数をこなすしかありませんね。なんだかシリーズ化してますが、明日も続けます。


□□□ 久し振りの利き酒は疲れました □□□
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長野県清酒鑑評会



久し振りにスマホでブログを書いてます。造り期間中は遠くに出掛けることなんてほとんどありませんから、めったにポチポチする機会はないんですけどね。もしかしたら、今年に入ってから初めてなのかな?久し振りってこともありますけど、入力がトロいです(汗)。最近アイフォンをいじり倒している娘の、半分くらいのスピードしかないんじゃないですかね(笑)。

今日は長野県の春の清酒鑑評会のために、遠路はるばる長野市までやってました。ま、遠路はるばるってほどじゃないんだけど、やっぱり久し振りだとそんな気になります。来る途中のバスの中ではずっと爆睡してましたから、気が付いたら到着してましたけどね(笑)。でも、朝からそんなに寝ちゃうなんて、かなり疲れが溜まってるんだと思いましたよ(汗)。

さて、今回の鑑評会は、審査と結果発表が同じ日に行われる、結構な強行軍で開催されました。普通は、審査と結果発表は別の日になるんです。それだと準備から実施から片付けに至るまでに時間がかけられるし、何よりも運営側の事務局だって十分に人員が足りてるわけじゃないんですから、仕事は分散させた方が楽に決まってますからね。

じゃ、なんで今回は無理を承知で同時開催したかっていうと、審査会には各方面から先生方にお越しいただきますから、午前中に審査を終えて、そのまま午後の発表会までいていただくようにすれば、発表会の会場で各お蔵さんが直接ご意見を頂戴する機会を作る事ができるっていう配慮なんですよね。採点結果の集計なんててんてこ舞いだったでしょうけど、いつもは聞くことのできない先生の意見も聞けて良かったんじゃないですかね。

ちなみに、何の意見をもらうのかっていうと、全国の新酒鑑評会にどのお酒を出品するかっていう一点に尽きます。そのために開催されてるようなものですから、数多くの専門家のアドバイスは私達にとって、非常に有り難いわけです。対応していただいた先生方は一日中大変だったでしょうけど、たまにはこんなパターンもいいでしょう・・・長くなっちゃいましたから、明日へ続けますね。


□□□ パソコンで書くより長くなった?(笑) □□□
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オレオレ

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「オレだよ!岳志だよ!ちょっと困ったことになって、お金が必要なんだ!」・・・本当に、我が家にもかかってきたみたいですよ、オレオレ詐欺の電話が(汗)。数日前の夕方のことだったようですが、母屋にかかってきた電話は今流行りの正にソレで、しかし瞬間的に気が付いた母にあっと言う間に撃退されたとか(笑)。

ちょっと気味が悪いのは、私の名前を知っていたってことでしょう。もしかしたら、気が動転した私の母が「岳志なのかい?」とか言っちゃったのかもしれませんが、母に言わせると向こうから名乗ったってことですから、知っていたと考えるのが妥当で、どこまで調べてから電話をかけて来たのか、ちょっと怖くなりますよね(汗)。

私の知り合いの女性の父親は、オレオレ詐欺になんて自分は絶対に引っかからないと思ってたんだそうです。ところが、相手がどこまで調べて電話をかけて来たのか分かりませんが、彼女がある場所に車で出かけた日に、そっち方面の踏切で事故を起こしたっていう電話を受けて、完全に信じちゃったそうです。幸いにして被害には至りませんでしたが、コロッとしてやられたとおっしゃってましたね。

犯人もめくらめっぽうに電話をかけてるわけじゃないんでしょうから、何を手掛かりにしてだます相手を選定しているのか不気味ではあります。今回の場合には、私の名前を知っていて、私の家じゃなくって両親が住む母屋の方に電話してきたわけですから、ある程度のことは調べてあったんじゃないですかね。市内の私の先輩もそんな電話がかかってきたとブログに書いてましたから、今駒ケ根ではそんなのが流行ってたりするのかもしれません(汗)。

状況が犯人に加担していたら、もしかしたら私の母もだまされていた可能性はあるんですよね。今回、なぜ母が一発で詐欺の電話だと見抜けたかっていうと・・・その電話のほんの数分前に私と直接電話で話をしていたからです。その電話を切ってすぐに、全然違う声で、突然切羽詰まったことを言われたら、そりゃ誰だっておかしいと思うわな(笑笑笑)。

とは言え、やっぱり心配なので、電話機をナンバーディスプレーっていうのにしようなんて話をしているところです。ビックリする額のお金がだまし取られているみたいですし、犯人逮捕もそう簡単じゃないみたいですから、今後は自衛の手段を講じなくっちゃならないかもしれませんね。我が家にとってはいい教訓となった、桜のつぼみもふくらみかけてきた、春目前のある日の出来事でしたとさ。


□□□ 皆さんも気をつけましょう!!! □□□
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伊那駅伝

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ついに仕込の無くなった初日に当たる日曜日のこと。ようやく昼間に自分の時間が作れるようになって、蔵の仕事を任せて、チョイと所用で隣の伊那市まで車を走らせました。そんなに時間のかかる用事じゃなくって、2時間くらいで行って帰って来れると考えて、気軽な気持ちで何の気なしに出掛けたんです・・・ところが、そこには大きな落とし穴が(汗)。

ご存知の方もおられるかもしれませんが、長野県ってマラソンとか駅伝とかが強い県なんです。だからってことじゃないと思いますが、伊那市では毎年、全国の駅伝強豪校が集う、ちょっと名の知れた駅伝大会が開かれてるんです。『春の高校伊那駅伝』は、なんでこんな田舎に日本中から強豪校がやってくるのか分からないってくらいの立派な大会になっているみたい(笑)。

で、それはそれで結構なことなんですけど、所用を済ませて蔵に戻ろうと車で走り始めて伊那の市街に差し掛かると、派手な色のジャンパーを着た大会運営関係者が、そこらじゅうで交通規制をしてるじゃないですか。伊那駅伝のことは分かってましたから、何とか迂回しようとしたんですけど、コースになっている道を横切ろうとしたら、ちょうど選手たちが走っているところにぶつかっちゃったんです(汗)。

こりゃしばらく動けなくなると思って、今ここを走ってるんなら、あっちの道は大丈夫だろうなんて小細工を弄してそちらの道に向かったんですけど、今度はそっちの道の交差点で、私の目の前を2台の白バイに先導された飛び切り速そうな選手が走っていくじゃないですか。相当に距離が離れた場所でしたから、どうやら私は、選手の長い列の最後尾あたりを見て迂回して、再び先頭に引っかかったってことだったみたい(涙)。

運の悪いことに、私はその交差点の渋滞の先頭に位置してしまって、引き返すこともできない状況に。後から考えたら、どうやら私は駅伝コースにぐるっと囲まれたような場所にいたんですよね(汗)。どうしようもなくなって、エンジンを切って、その交差点で目の前を選手が走るのを見物することにしました。たぶん最初に見えたのが先頭で、そこから最後尾のパトカーまで30分くらい足止めされましたかね。

でも、考え様によっては、とってもいい場所で椅子に座って見物できたんだから、それはそれで良かったのかもしれません。開き直って見ていると、若い高校生たちの荒い息使いの中に、若さゆえの純粋でひた向きな懸命さがうかがえて、今の自分にそれが幾ばくかでも残っているのか甚だ疑問視しながらも、「イヤ、きっとあるはずだ」と思い込もうとしている岳志だったりします(笑)。


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ラスト留

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ついにこの日がやってきました。今日以降は仕込はもうなくって、お米の蒸し作業をしなくてよくなるもんだから、お米を蒸すコシキっていう道具をを片付けることから『コシキ倒し』っていう言い方が一般的ですが、昨日まで『ラスト』シリーズできましたから、今日もその流れに乗って、ブログタイトルは『ラスト留(とめ)』とさせていただきましょう(笑)。

お酒のもろみは『添(そえ)』、『仲(なか)』、『留(とめ)』っていう3段で仕込むのが通常の方法です。ですから、コシキ倒しの日は最後のもろみの留を仕込むってところでジ・エンドになるわけで、今日がもろみ32号の留でした。昨年中に12本、今年に入って20本仕込んだことになりますが、年が明けてからの約2ヶ月半は長い様でもあり短い様でもあり、私にとっては大変な道のりでした。ブログの文章量が減るくらい(笑)。

私事はさて置いて、もう、うれしくてうれしくて臨んだラストの留仕込でしたが、昨日言われて気が付けば、今日は春分の日で祝日だったんじゃないですか!それは、我が蔵では、普段手を出してくれる営業の社員がいないってことを意味していて、その欠員の手当てを考えてなかったもんだから、若手と私の3人だけで仕事をする羽目に・・・(汗)。

ま、麹とか酒母とかはもうありませんから仕事量はかなり少ないわけで、問題無く仕込はできましたが、今期の造りを終えて、若手2人も徐々に動けるようになってきたように思えましたね。どんどんと仕事が進んでいく様を見れば、頼もしくもあり、頼りげ無くもありで、私もだんだんと親の境地に近付いてきたかもしれません(笑)。

ラスト留の今日、一番大変だったのは蒸米の温度が下がらないことでしたかね。もう、外気温が高くなってきてますから、温度を5℃以下まで下げたかったんですけど、8℃くらいまでが限界でした(汗)。お米を冷ますのにあんまり時間をかけてると、更に気温も上昇しちゃいますから、ダラダラ長引かせるわけにもいかないんですよね。最後まで思う様にはならないお酒の仕込みを楽しめたってこと・・・かなぁ(笑)。


□□□ ブログもよく続けられました □□□
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ラスト出麹

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さぁ、ついに『ラスト』シリーズ3部作の完結編です(笑)。昨日もお話ししたように、1日目に蒸米を麹室の床に引き込んで、2日目に小分けにして棚に移動し、3日目に完成品を麹室から出して麹の製造は完了します。今日は、最後の麹が完成して麹室から出て、麹に関してはこれで完全に造り終わったっていう、麹屋としては最高にうれしい一日なわけです。

昨日、今期は90回麹を造ったって書きましたが、それぞれに3日間かかったとすると90×3で270日必要なことになって、それだけで1年のほとんどが終わっちゃう計算になりますけど、そんなはずはなくって(笑)、それぞれの3日間が重なり合っていて、常に1日目の床、2日目の棚、3日目の出麹が麹室の中に同居している様な形になっているってことです。

ですから、麹屋とすれば、ある意味で3種類の麹を常に管理していなくっちゃならないわけで、あれやこれやと気の休まる間はありません。特に、2日目の棚に置かれた麹は発熱量も一番高く、手入れを何度か必要として、それが夜中の時間になったりしますから、麹屋が睡眠不足に陥る最たる原因になっていると言えるでしょう。

そんな苦労を90回繰り返して今日を迎えて、それだけでも本当にうれしい気分なんですけど、回数をクリアできたからっていう充実感よりも、いくつか立ちはだかった難関を克服してこれたっていう達成感の方が今年は強いような気がします。どんな関門があったのかはここでは書きませんが、ここ数年来の問題も徐々に解決に向かいつつあって、この楽しさは全ての苦労を背負った人間じゃないと分からないんじゃないかと思いますね。

ラストの出麹も気を抜くことなくいいモノに仕上がって、今年の麹造りは満足感と共に終了することができましたね。年によっては、やり残した感が強くて欲求不満で終わることもあったりしますから、今年は幸せだったと言えるでしょう。「ここまで来ると、もうちょっと造りたいと思うんじゃないの?」っていうご質問に対しては、「いえ、もうしばらくは結構です」とお答えしておきましょう(笑)。


□□□ 古い写真の使い回しでスンマセン(汗) □□□
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ラスト棚

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タイトルで『棚』とか突然使われても、よー分からんですよね(汗)。昨日も少し書きましたが、麹の製造過程は、1日目が『床(とこ)』、2日目が『棚(たな)』と呼ばれるのが一般的じゃないですかね。この辺は業界用語って言うか、専門用語って言うか、昔からの呼び方で、そんなに難しく考えないでも、そーゆーもんだと思い込んでいただければ結構です(笑)。

初日は蒸米を引き込んで、広い『床』の上にまとめておきます。翌日に小分けにして箱に入れて管理するようになりますから、それらは『棚』に積まれているっていうような印象で構わないと思います。ですから、昨日ラスト引き込み、つまりラスト床だったとすると、今日はラスト棚ってことになるのは単なる順番ってだけの話です(笑)。

今期は麹を90回くらい仕込みました。そのラストってことになりますから、昨年の美山錦にも慣れて、さぞや上手に造れるんじゃないかと思われるかもしれませんが、そんなこたぁないんだな、これが(汗)。お米以外の条件もたくさんありますし、安定した麹を造り続けるってことはなかなかに難しいことなんですよね。

それでも、ここまでくれば、これまでと違った小細工を弄して、何か実験的なことをしてやろうなんて思いませんから、これまで通りの、今年の集大成になるような麹にしてみたいもんですね。これまで温度が1度くらいずれてても何とも思わなかったのが、最後の1回になるとコンマ1℃の違いに敏感になってるあたりが、私もおバカなヤツです(笑)。

この半年苦労し続けてきましたが、頑張っても頑張っても終わりが見えないところが酒造りの様な職人仕事の醍醐味でもあるんでしょう。麹菌と酵母菌という生き物が介在しているために、理屈通りの結論に至らないもどかしさもありますけど、今年もいろいろと気付くことができて、やっぱり楽しかったっていうのが今の感想かな。


□□□ 応援クリックは理屈道理に加算されます(笑) □□□
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ラスト引き込み

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さぁ、今年の仕込みも残りが秒読み段階に入ってきましたよ。今週の土曜日が最後の留仕込(とめじこみ)で、それ以降はもうお米の蒸しはなくって、晴れて『コシキ倒し』ってことになるわけです。『コシキ』っていうお米を蒸す道具を倒して仕舞うことから、酒蔵の仕込終わりの記念日っていう意味合いの日ですね。

今日は、最後の麹米が麹室に引き込まれました。水曜日に床に引き込まれた蒸米が、木曜日に棚に盛られて、金曜日には出麹になって、土曜日に最後の留仕込に投入されて大団円を迎えるっていう筋書きです。『床』とか『棚』とか『盛り』とか『出麹』といった専門用語の説明は、今日はちょっとカットしておきましょう(笑)。

今期の造りは、私にとってはこれまでにないハプニング続きで、短かったんだか長かったんだか実感が湧きませんが、本当にアタフタと過ごした感が強いです。仕込みが終わるってことは、酒造りをする人間にとっては、それまでの厳しい生活が一変して一般的な人と同じ様なサイクルに戻れることを意味していますから、私ももう少しで人並みの生活ができるようになるわけです(笑)。

もう20年以上も続けている生活ですから、ラストの引き込みだなんて言ったって、それほどの感慨があるわけじゃありませんが、それでも「終わったー!」っていう充実感と「疲れたー!」っていう脱力感が同居したような気分ですかね。イヤ、まだ終わったわけじゃないんですけど、麹米の引き込みがもうないと思うと、イヤハヤなんともうれしいもんです(笑)。

まだ終わってもいないのに舞い上がってたんじゃ、最後の麹の出来が心配されますが、そこは神様もよく分かってくれていて、きっと最後の大失敗ってことはないでしょう(笑)。まだまだやり残したことも多いんですけど、今年の麹造りも得るものが多くて、こんなに長く同じことをやっててもまだまだ学ぶべきことがあるってことが、悔しいやらうれしいやらって気分ですね。

始まった時には終わりが見えないような気分の半年間の酒造り期間ですが、もうちょっとで何とか一息つけるところまで来ました。あとは、事故のないように仕込を終了させて、更にお酒を全量搾り終わるまで無事に行きつけるように進めていくだけですが、とりあえず最後の麹をあまり気負わずに楽しんで造りたいですね(笑)。


□□□ この写真はいつのだったかなぁ? □□□
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春到来

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なんだかスッゲー暖かい一日で、杜氏室の外の日当たりの良い場所では25℃もありましたよ(汗)。いきなり春を通り越しそうな勢いで気温が上がりましたが、これを称してポカポカ陽気だなんて喜んでられないかもしれませんね。3月中旬でこれなら、真夏に気温50℃とかになってもおかしくない気がします。そんなことになったら命の危険さえ出てきますが、地球の温暖化はどうなっちゃうんでしょうか・・・。

私が以前から不思議に思っていることのうちのひとつに、外の気温が上がってくると、たとえ麹室の室温を同じにしてあったとしても、真冬の頃より麹の品温の上がり方が早いっていう現象があります。こっちは全く同じ経過をたどらせようと、麹室の温度もいつも通りに持っていってるつもりなのに、麹の品温がドンドンと上昇していくんですよね(汗)。

なに言ってんだかお分かりにならないかもしれませんが、同じ条件だと思われる中で育てているのに、結果が違うってことなんです。その理由を探求したくなるのは技術者として当然なんですけど、理由は気温が上昇したってこと以外に考え難いんですよね。暖かくなると麹菌も元気になるとかいうのは、ちょっと子供だまし的だしねぇ(笑)。

気温が上がったんだから、麹室の中の温度だって上がるんじゃないかっていうのは当然の考え方ですが、麹室っていうのは蔵の中の温度的には隔離された部屋であって、その中の室温はヒーターで設定するんです。ですから、外気温が室温に影響を与えるような構造にはなってないんですよね。

ひとつの考え方は、外気温が上がると湿度も高くなるでしょうから、空気が持っている水分量が増えて、それは麹室内の空気でも同じことで、その湿度の差が麹菌の生育にも影響を及ぼす・・・の・・・かも・・・しれない・・・と・・・今考えたんですけど(笑)。ま、20年以上麹を造り続けてきても、まだまだ分からないことだらけってことですね。


□□□ この写真はわざわざ真冬の時のもの(笑) □□□
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ネジネジネジ(つづき)

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ハイ、これが昨日のネジが付いていたレールです。こうやって、硬くて細い板状のプラスチックを下の金属に留める役割をしているんですけど、バタつきを抑えるためにとぉーっても念入りにいくつもネジを使ってあったんです。レールを外したのは、この写真と反対側の側面で、それはそれはドライバーが突っ込みにくい構造になってるんです(笑)。

この機械を使うのなんてあと数回なんですよ。ですから、この期に及んでどこか整備するとか掃除するとかってことは普通はしないんですけどね。使ってて大問題があるってわけじゃありませんし、通常通りに毎日使ってるんです。でも、どーしてもこのレールをめくってきれいにしたくなっちゃったんですよね。どーしても。

なぜかって言うと、何となく気になる臭いがこのレールの下からするような気がしたからです。そんなにプンプン匂ったわけじゃありませんし、麹の仕上がりが悪いってわけでもなくって、そのまま放っておいても大丈夫だとは思うんですけど、このレールの下に汚れが溜まっているとか、最悪何かに汚染されていたとすると、あとたった数回とは言え気に入らない出麹になる可能性もありますからね。

1週間に1回ずつ消毒は拭きかけて丁寧に拭いてはいるんですけど、この目で確かめて、もし汚れているようなことがあればきれいにしておきたいと思っちゃって、思っちゃったら実行あるのみになっちゃったってわけです。やると決めたからには、夜中の時間も使ってネジを取ってレールを外したんです。で、そんなに苦労したんだから、せめてブログネタくらいにはしないともったいないじゃないですか(笑)。

結果的には、思ってたより汚れていたけど、問題になるほど汚れてはいなかったってところですかね。でも、消毒してきれいに拭き上げて、気分的にはスッキリしました。気になった匂いも全くなくなりましたし、最後の数回の麹はきっといいものが出せると思います。もう、こうなりゃ自己満足の世界ですから、寝不足を解消するほどは無理ですが、更に美味しくなった信濃鶴の夢でも見て寝ましょうかね(笑)。


□□□ 1位にかなり近かったんだけど □□□
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ネジネジネジ

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おびただしい数のネジなんである。まぁ、おびただしいって程じゃないかもしれませんが(笑)、大体100個くらいあるかな。頭の直径が8ミリくらいのステンレス製のネジなんですけど、これをはずすのに2日かかりましたよ(汗)。ここまで来るのにとっても苦労しているから、余計におびただしい数に思えるのかもしれません。

2日っていうのも実は大袈裟で(笑)、いろんな仕事の合間にやるからそういうスパンになるんであって、実働で3時間くらいかな。でも、3時間で100個じゃなくって、ネジの数は全部で160個あって、まずはそれを全部外してから、60個はもう一度付け直して、その残りの100個がここに写ってるってことなんです。

麹を造る機械の中に、麹を入れた箱をスライドさせるための硬質プラスチックのレールが20本付いていて、その1本毎が16個のネジで止められているんです。今回、そのうちの10本を取り外したもんだから、160個のネジと格闘したってわけなんですけど、外したレールはまた仮止めで付けましたから、それに60個使ったっていう、まるで小学校の算数の様な数合わせでスンマセン(笑)。

これねぇ、単に160個って聞くと、「やりゃぁ出来んじゃね?」とか思われるかもしれませんけど、何が大変って、まずレールが機械内部の壁面に沿って付いていて、上手く説明できませんが、ドライバーがすんなりと差し込めないような位置関係なんです(汗)。ですから、ネジを回すのに1個ずつエッチラオッチラ指先を使って回すしかなくって、ひっじょーに効率が悪かったんですよね。

更に悪いことに、このネジ、普通のネジに見えてなんだか特殊なヤツみたいで、とーっても固いんです。このネジの上を箱が行き来するんですけど、そういった振動で簡単に外れてこない様になってるタイプだって機械屋さんが言ってたのを思い出しました。つまり、1個外すのにもそれなりの時間がかかるし、指先への力の入れようが変なもんだから手がつってきちゃって難儀しました(汗)。さて、そんな苦労して何がしたかったかって言うと・・・明日へつづけましょう。


□□□ 久し振りに写真が撮れました(笑) □□□
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応援クリック

最近、ブログランキングで1位のブログに肉薄してるから言うわけじゃありませんけど、諸事情で時間が取れなくて、文章も短くなっちゃってるし、写真も貼り付けてない様な近頃の拙ブログに、これまで同様の応援クリックをいただけていて、本当に感謝感謝です。そんなこと読者の皆さんからすれば些細なことかもしれませんが、書いてる本人にとってはとっても心強いもんなんですよ。

決して適当には書いてないつもりなんですけど、時としてつじつまが合わないような文章になってるんじゃないかと心配してますが、そんなブログにも温かい応援をいただけていることが、私にとっても今の唯一のブログ的楽しみなのかもしれません。1日のうちでホッと気が抜ける時間が、もしかしたらブログを書いてる時間だったりするし(笑)。

もう最近はブログネタを探そうなんていう意識はどこかへ消し飛んでいて、「さて、ブログ書かなくっちゃ」と思い立ってから全てを考え始めますから、文章量は以前に比べて少ないかもしれませんが、意外と前後で時間を食ってるような気がします(笑)。でも、ここまで短いと、本当にあっという間に書けちゃいますから、とーってもおかげではあります。反面、内容が以前にも増して薄いという、ヤバいことになっとりますが・・・(汗)。

現在の私の日常は、淡々と平々凡々にいつも通り進行しているわけじゃなくって、ハプニング続きで、いつ何を踏むか分かんないような状況が続いてますし、期限を切られてやり終えなくっちゃならないこととか、重要な決断やらもあって、お酒造りだけだってテンテコ舞いしてんのに、息つく間がブログを書いてる時しかありません(笑)。

それでもなんでも、書き続けることだけを虚仮の一念で守っていきたいと思ってますから、ぜひぜひ皆さんも虚仮の一念でこれからも応援クリックよろしくお願いします(笑)。ちなみに、このくらいの文章だけなら15分で書けますが、前後の時間を入れて30分もかかりました(汗)。やっぱしアイディアを出すってのが、一番労力を必要とすることなんでしょうねぇ・・・。


□□□ たまには1位にならんかなぁ □□□
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ソロキャンプ

さぁ、ヤバい時間になっちまいました(汗)。ただ今、夜中の1時過ぎになっておりますが、もうこの時間までブログが書けてないと、焦るというより開き直ってしまって、何か実のあることを書こうとかいう意識からは遠ざかって、どうやって紙面を埋めたらいいもんかをひたすらに考えるようになっちゃいますが・・・。

ただ、ブログが通常の文章と違うのは、当然文章を創り出してはいくんだけど、常にそれを聞いてくれている相手が目の前にいるような気分でいますから、ひとりじゃないって言えばいいか、孤独な作業ではないってことでしょうか。だって、こんな夜中にひとりでキーボード叩いてて、そんなに寂しい感じしないもんね(笑)。

私がかつて驚いたことなんですけど、キャンプ用品の使い方が知りたくてユーチューブを見ていた時のこと、そこに厳然と『ソロキャンプ』っていうキーワードが存在していて、ひとりでキャンプ場なりどこか山の中に行って、テントを張って、料理を作って、お酒を飲んで、寝てっていう一連のキャンプ生活をビデオに撮って、それを投稿するっていう動画がいくらでも出てくるんですよね。

ひとりでキャンプしても面白くないんじゃないかと思いつつも、投稿している皆さんは、常に視聴者に向かって話しかけていて、リアルタイムに一緒にいるわけじゃないにしても、世を捨てて、世間から隔絶されて、孤独になろうとしている人達じゃないんだろうとも考えたりしてね。見ているこっちも一緒にキャンプしているような気分になって、結構のめり込んで視聴しちゃいました(笑)。

そう考えると、世間様に対してオープンにしているブログって、いつも読者の皆さんと一緒にいるってことが本質にあって、書いている本人には多少の労力が必要ですが、それを補って余りある『友達と一緒にいる感』みたいなものをもたらしてくれているんじゃないですかね。それがみんないい人達ばかりだから、このブログも止められないんでしょうなぁ(笑)。


□□□ 今はブログを続けるだけで手一杯(汗) □□□
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ラストスパート

この1週間くらい親バカブログとして娘の話ばかり書いてきましたが、フト、そんじゃこの1週間蔵の中では何やってたんだろうとか考えてみるんですけど、あんまりこれと言ったことはやってないような記憶です(汗)。「お前、ちゃんと酒造ってんだろうなぁ?」なんて聞かれたら、「たぶん、大丈夫です」くらいの答えになるかな(笑)。

冗談はさて置いて、だんだんと終盤も押し迫ってきたお酒の仕込ですが、変化がないのはあまり面白くはないものの、長生社の蔵の中では毎年この時期になされる作業が、毎年のように行われていて、これをブログ記事にして何度も同じ話題を提供したんじゃ読者の皆さんに怒られるんじゃないかと思うくらい(笑)。

あぁ、そう言えば、純米大吟醸のオリ引きとか火入れを数日前にやりました。通常の純米酒では行わない作業ですから、これでもかってくらいに毎年記事にしてましたよね(笑)。やってることは毎年同じでも、今年は気分的に追いまくられるようにしてやってましたから、ブログにアップする精神的な余裕がなくて、写真も撮れてません(汗)。

せっかくのブログネタをスルーしてしまって、私としてはもったいないことをした気分ですが、こんなにいろいろなことが同時進行している年も、私の人生の中ではないんじゃないかと思いますから、例年だったら特別な作業も、本年に限っては大して特別なこととして目に映らないくらいだっていう面もありますね。ま、読者の皆さんには、何言ってんだか分からない部分の方が大きいかもしれません・・・スイマセンスイマセンスイマセン(汗)。

とにかく、あとは気力を振り絞って、仕込作業を無事完了することを目標にします。もう1週間もすれば夜の作業もなくなって、念願の毎日8時間睡眠ができるようになるでしょう(笑)。少しは気持ちの余裕もできて、こんな訳の分からんブログを書かずに済むかもしれません(汗)。それまでは、事故や病気のないように頑張らなくっちゃ!


□□□ なんだか1位と近いですね □□□
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ラスト棚

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タイトルで『棚』とか突然使われても、よー分からんですよね(汗)。昨日も少し書きましたが、麹の製造過程は、1日目が『床(とこ)』、2日目が『棚(たな)』と呼ばれるのが一般的じゃないですかね。この辺は業界用語って言うか、専門用語って言うか、昔からの呼び方で、そんなに難しく考えないでも、そーゆーもんだと思い込んでいただければ結構です(笑)。

初日は蒸米を引き込んで、広い『床』の上にまとめておきます。翌日に小分けにして箱に入れて管理するようになりますから、それらは『棚』に積まれているっていうような印象で構わないと思います。ですから、昨日ラスト引き込み、つまりラスト床だったとすると、今日はラスト棚ってことになるのは単なる順番ってだけの話です(笑)。

今期は麹を90回くらい仕込みました。そのラストってことになりますから、昨年の美山錦にも慣れて、さぞや上手に造れるんじゃないかと思われるかもしれませんが、そんなこたぁないんだな、これが(汗)。お米以外の条件もたくさんありますし、安定した麹を造り続けるってことはなかなかに難しいことなんですよね。

それでも、ここまでくれば、これまでと違った小細工を弄して、何か実験的なことをしてやろうなんて思いませんから、これまで通りの、今年の集大成になるような麹にしてみたいもんですね。これまで温度が1度くらいずれてても何とも思わなかったのが、最後の1回になるとコンマ1℃の違いに敏感になってるあたりが、私もおバカなヤツです(笑)。

この半年苦労し続けてきましたが、頑張っても頑張っても終わりが見えないところが酒造りの様な職人仕事の醍醐味でもあるんでしょう。麹菌と酵母菌という生き物が介在しているために、理屈通りの結論に至らないもどかしさもありますけど、今年もいろいろと気付くことができて、やっぱり楽しかったっていうのが今の感想かな。


□□□ 応援クリックは理屈道理に加算されます(笑) □□□
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合格発表(おまけのおまけ)

ここんところ、娘に関する親バカブログが続いていて恐縮至極なわけですが、私にとって子供の受験の記事はもうこれで書けないってことになりますから、できるだけ引っ張っておきましょう(笑)。やっぱり、どこの大学に受かったのかはお知りになりたい読者もおられるようですが、今度お会いした時にお教えしますね(汗)。

模試を受けると、志望大学の合格可能性みたいな指標が出て、AからEくらいの範囲で、A:たぶん合格できまっせ、B:大丈夫じゃおまへんか、C:半々だんな、D:チト苦しゅうおます、E:本気で言ってるんだすか・・・くらいの格付けみたい(笑)。そのD判定しか出なかった大学に受かったんだから、我が娘の強運たるやスゲーもんです。

でも、その気配がなかったわけでもないんですよね。センター試験・・・共通一次試験とは言わないんですね(汗)・・・の模試っていうのもあって、娘もいろいろと受け続けてきたみたいですけど、それまで受けたどの模試よりも本番の試験では点数が取れたんだとか。最後の最後で最高のパフォーマンスを叩き出せたのは、地道な努力をし続けられたっていう証明だったのかもしれません。

何度も言いますけど、私の娘の出来なんて大したこたぁありません。飲み込みが悪くて、理屈がスラスラと頭の中に入ってくるタイプじゃないんです。やっぱり、私の娘ってことなんですよねぇ(笑)。でも、学校の先生もおっしゃっていて、私も娘を見ていて思ったのは、浪人生は途中で伸びなくなる場合も多いけど、現役生は試験の前日まで伸びるって言うんですよね。

娘の場合には、苦手にしていた科目に最後までかじりついてましたけど、ギリギリのところで階段を一歩登れたのかもしれません。試験直前の集中力は、ようやく本気度が上がってきたことをうかがわせてましたからね。その結果、本番のセンター試験の後では、D判定がC判定に上がったんだそうで、だったらイケイケドンドンってノリで突撃したらマグレで受かっちゃったっていう次第(笑)。

大学の合格がゴールじゃありませんし、大学へ進学することが全てじゃありません。もし、浪人生活を余儀なくされたとしても、更なる高みを目指して、そこで得られるものだって十分に大きいでしょう。それでも、今、道は開けたんだから、大いに青春を謳歌して、得るべきものを得て、知識は裏付けとして、まずは優れた人間性を育んで欲しいもんです。


□□□ 親バカブログはこれにて終了 □□□
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合格発表(おまけ)

えー、読者の皆様方には、我が不肖の娘に対しまして合格のお祝いのお言葉を数多く頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。娘に変わりまして、この場で御礼申し上げます。今現在の私の心境は、合格の嬉しさ3、もうすぐいなくなる寂しさ2、金銭面での気苦労1といった内訳でしょうか(笑)。

私自身はまだ造りの真っ最中ということもあって気ぜわしくしてますから、諸々は女房にやらせちゃっていて申し訳ないんですけど、とにかく合格発表後に全てが具体的に動き出してみると、入学金から下宿代から必要な生活用品から、とにかくお金が必要なことばかりで、世の親御さんたちの御苦労がようやく分かってきたところです(汗)。

そう考えると、国立大学に行ってくれるってことは、ある面では親としてとっても有難いことだと言えるでしょうね。生活費はいろいろな条件で変わってくるとしても、学費だけで考えると、私立よりはかなり安く勉強させてもらえますもんね。今回、学費について女房から話を聞いて、ちょっと胸をなで下ろしたんです。

よくしたもんで、我が娘の場合には、第1志望から第3志望まで、順位が下がるごとに学費は高くなっていたようです(笑)。年間の学費で見ると、
【第1志望】国立大学: 50万円台:模試での合格判定=D(ヤバい)
【第2志望】私立大学: 80万円台:模試での合格判定=B(行けそう)
【第3志望】私立大学:100万円台:模試での合格判定=A(たぶん大丈夫)

という状況で、「なんとか第1志望に行ってくれ!でも、無理だろうなぁ」と言いたくなる、私の気持ちもお分かりいただけるんじゃないでしょうか(汗)。でも、第3志望だって行くことになれば親とすれば頑張るしかないわけで、学費が高いから親不幸だって話じゃありませんし、立派な人間になるための費用に安いも高いもないはずです・・・とは言え、親孝行な娘で良かったー(笑)。


□□□ セコい話でスイマセン □□□
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合格発表

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我が愛娘は、本命第一志望の国立大学に受かったんだそうな。第一志望って言うだけあって、本人の実力からは少し上を目指して頑張ってきて、何度か受けた模試でも合格可能性は低くて、本人も私達両親も「ラッキーだったら受かるかもしれない」程度に考えてたんですけど、どうやら受験の神様が微笑んでくれたみたいで、でたらめに書いた答案がいくつか偶然に合ってたりしたんでしょう(笑)。

お断りしておきますが、国立大学ったって東京大学とか京都大学とかそんなスゲー大学じゃありませんからね(笑)。私の娘なんですから推して知るべしで、数ある国立大学のうちのひとつってだけですけど、本人の一番行きたかった大学でもあり、両親としても私立よりも学費がすこぶる安いわけですから、行ってもらいたい大学でもありました。いい結果で終われて、岳志家一同安堵安堵ってところです。

半ばあきらめかけてたもんだから、合格の連絡を受けた時には大声で叫んじゃいましたよ(笑)。今の時代ですから、合格発表はネット上でされて、そのサイトに見に行くと、合格者の受験番号がズラズラと載ってるだけの味気ないページのようです。でも、ネット上での発表は仮のものっていう建前で、本当の合格通知が来るまでは信用できないんだそうで、もしかしたらこれは誤植なのかもしれません(笑)。

よくやったと思うのは、第一志望に合格したってことです。その学校の偏差値が高いとか低いとかじゃなくって、自分の実力からはちょっと背伸びをしないと行けない、けど自分の行きたいと思う大学があって、それを目指して一生懸命に努力して、多少結果がついてこなくてもあきらめずに最後までやり切ったってことです。共通一次もあって、勉強しなくっちゃいけない科目も多いわけですが、滑り止めもあることだし、合否はどうでもいいと思ってたんですけどね。

これで、進学する道はこの国立大学に決定で、ようやくいろいろを本格的に準備し始められます。入学金を振り込んで、仮押えしてあった下宿にも連絡して、もうすぐ入学ガイダンスもあるそうです。忙しさにかまけてますが、もうすぐ娘はいなくなっちゃうんですねぇ。小さい頃にあんなに可愛がってやったのに、今の父親に対する態度は何たることかと嘆きつつも、その日が現実に近づいてくるのも寂しいなぁ(涙)。


□□□ おめでとう!よくやった! □□□
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iPhone5

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実は、私の欲しいのは、iPhone5なんである(笑)。ガラケーからスマホに替えて3年くらい経ったと思うんですけど、どうしてもしっくりこないっていうのが私の感想なんですよね(汗)。こんなにデカくなくていーんです。電話機として使い易い方がいーんです。スマホでネットにつなぐことなんてたまーにでいーんですって。

ポケットに入れておけば作業の邪魔になるし、電話がかかってきて下手に画面に触ると変なモードに入っちゃうし、ユーチューブも見ないし、ゲームもしないし、SNSもやんないし、唯一スマホが便利だと思えるのは、外出した時にブログの記事を書いて投稿する時くらいのもんです。マジでガラケーでいいんです、マジで(笑)。

スマホで何を使ってるのかよくよく自分のを見てみると、まずは電話機能、もっぱらブログのため用のカメラ、ブログの原稿を書くテキストエディタ、最近はあまり使わなくなったメール、グーグルと連動しているスケジュール帳、道に迷った時用のグーグルマップ、あとは電卓と時計くらいのもんじゃないかな。典型的なオジサンの使い方かもしれません(笑)。

ですから、ちっちゃくていいんですよ、ちっちゃくて。コンパクトに手のひらに収まるくらいのサイズのスマホが欲しいんです。ブログの原稿は書き難いかもしれないけど、その時だけの苦労だからいーんです。昔から、小さくて、性能が高くて、電池の持ちがいいっていう三拍子が揃ったスマホを切望してるんですよね。

かつてiPod-touchっていう機械を使って、アップル製品の素晴らしさはよく分かりました。あのくらいの大きさで使い易ければ多少古くたって構いませんから、今私が狙っているのは、ひと世代型落ちしたiPhone5なんです。やっぱり、娘がiPhone6を買ったのがチト羨ましいもんだから、本当に買い替えるかもしれません(笑)。


□□□ 仕込が終わったら考えます □□□
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iPhone6

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言わずと知れた、iPhone6ですよ。遂に岳志もアップルに寝返ったかと思われたかもしれませんが、私ンのじゃないんだもんね(汗)。「受験が終わったら買ってやる」とずーっと言わされ続けていた代物です。そう、言わずと知れた(?)、私の娘の大学入学祝いのiPhone6なんであります。

高校時代にそんなもの必要ないと、ずーっと娘にはスマホを持たせてきませんでした。さすがに大学生ともなれば利用したい状況も出てくるでしょうし、 約束を違えるわけにもいきませんから、先日ガラケーから機種変更してきたってわけです。もうねぇ、狂ったかのようにいじくってますよ、我が馬鹿娘は(笑)。

iPhone5に比べるとサイズがえらく大きくなって、でも、これよりもっとでっかいバージョンもあるんだそうで、そんなのポケットに入んないじゃんと思うんだけど、時代の流れは大画面なんですね。比べてみると、私が使っているアンドロイドスマホとほぼ同じ大きさでしょうか。私的には、こんなに画面が広くなくてもいいんじゃないかって思ってるんですけどねぇ。

やっぱりこれまで使ってきませんでしたから、分かってない点も多々あるようですが、娘がiPhone6を触っている様子をうかがっていると、どうやらこれまでもかなり友達のを使ってたんじゃないかと思わせるフシがあります(汗)。アプリなんかすぐに必要なものをダウンロードして使い始めてましたからね。どうやら、LINEってヤツが一番重要らしい(笑)。

外出すると、スマホで必死にブログを書いている身としては言いづらいわけですが(汗)、大きくなったとは言え、こんなに小さな画面の中で物事が完結するはずはありませんから、過剰に没入することなく、便利なツールとしてうまく使いこなしてくれることを望んでいます。この際だから、お父ちゃんもiPhoneに乗り換えるかと思わないでもないんですけど・・・つらつらと思案中(笑)。


□□□ ちゃんと買ったら高いんだよねぇ(汗) □□□
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卒業(つづき)

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ちなみに、今日アップした写真は昨日のものとは違います。続き記事になることを想定してませんでしたから、もうちょっと別のアングルで撮っておけば良かったんですけど、仕方ありませんから、失敗ショットを使っておきます(汗)。娘の手タレ写真なんか、これから滅多に出て来なくなるでしょうから、お許しください(笑)。

卒業は卒業でおめでたいことなんですが、まぁ、今の高校生の卒業式事情はそれなりに見栄っ張りな部分が大きくて、ご覧いただいている様に、女子は袴をはくのが当たり前くらいになっているようですね。まぁ、娘の通っていた高校が私服だもんだからっていう事情もあるかと思いますけど、華美な向きにいっている感じ。

一生に一回だと言えばそれまでですが、もう何ヶ月も前から貸衣装を予約して、女房とあれやこれや画策してたみたいです(汗)。私は学ランで3年間通して着る物には無頓着でしたから、そこまでしなくてもという思いがないわけではありません。娘の晴れ姿を見て、女子の卒業生がみんなこんな格好かと思うと、卒業式もかつてとは様変わりっていう印象なのかもしれませんねぇ。

着物自体は女房の物を使っていて、袴だけレンタルしたようですが、もうその手の業者さんも心得たもので、着付けの会場まで娘を送っていけば、気付け後にバスで学校まで送迎してくれるっていうサービスぶりです。その日はその格好のまま家まで帰ってよくって、翌日までに返すようになってるんだそうで、当日は時間を気にせず着たままでいられるっていう寸法です。

娘も朝早くから着付けてもらって、夕方に写真館で撮ってもらうまで着っぱなしだったようで、かなり疲れてましたね。卒業式があって、クラスの懇談会があって、部活動の追い出し会があっての長丁場で、腰が痛いって嘆いてましたよ。私もくたびれ果てた娘の姿しか見てませんから、娘の袴姿に感激するとかいう気分でもありませんでした(笑)。

ヘアメイクもこれでもかってくらいにやってくれてあって、家で私にほどいてくれっていうもんだから悪戦苦闘して壊して(?)みましたけど、よく結婚式なんかで女性が髪をアップしているのを見かけますが、あれって中味はスゲーことになってるんですね(笑)。増量用のダミーが入っていて、その周りに自分の髪の毛をピンでぐちゃぐちゃに留めてあるって感じでした。30本くらいのヘアピンを取るのに15分くらいかかりましたよ(汗)。


□□□ お疲れ様でした □□□
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卒業

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ついに、我が愛娘も卒業の日を迎えました。高校3年間なんてあっと言う間・・・というか、生まれてからあっと言う間にこんなに大きくなっちまいました(汗)。小さな頃はあんなに可愛くて「お父ちゃん、お父ちゃん」となついてたのに、いつの頃からか世のお父さん方と同じ扱いをうける様になって、年を追う毎に自分の娘だけは特別だなんて言えなくなっていきましたね・・・(涙)。

小・中・高の12年間を、たぶん皆勤で過ごしたんじゃないかな。私も、12年間皆勤でしたから、一応、親の根性は受け継いでくれたみたいです(笑)。勉学もそれなりにはこなしていたみたいですが、そんなことよりも吹奏楽部の方が大切なようで、受験勉強なんかそっちのけで部活ばっかりやってましたね(汗)。ま、それなりに、高校時代を謳歌したんじゃないのかな。

幼稚園の頃から一生懸命努力するタイプであることは、三つ子の魂で変わりませんでしたね。運動神経のいい子がどんどんとできるネズミ渡り(ウンテイって言うのかな?)がいつまでもできずにいて、でも、最後の最後まで何週間もあきらめずに、手をボロボロにしてやり切った姿は、小さいながらも「コイツやるな」と思わせました。ただ、努力はするんだけど、勤勉っていうタイプじゃないってところは、私の子らしい気はしてます(笑)。

一応の区切りを迎えたとは言え、まだどこの大学に行くのかは決まってなくて、親としても全然落ち着いた気分になんてなれないんですけど、とにかく浪人はしないことだけは決まってますから、新生活に向けてできることから準備してるって状況です。学費相応分だけはチマチマ貯金してきたものの、これからの仕送りのことを考えると、世の親御さん同様なかなかに頭が痛いですが(汗)、金の心配はせんでもよろしい・・・と言ってあります(笑)。

もう、父ちゃんからも母ちゃんからも卒業です。まだ成人するには日がありますが、親元を離れて暮らすようになれば、自分の考え方で生きていくようになるでしょう。親の手から遠ざかっていくのは寂しい限りですが、いつまでも手元にいてもらっても困るし、学問を修め、視野を広げ、友人を得て、早く人のために生きられる人間に成長してほしいものです。もう、父ちゃんは何にも言わん。勇みて進め、小さき者よ。


□□□ なんだ、このツケ爪は・・・(笑) □□□
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春陽(おまけ)

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頂いたコメントによると、今回のブログタイトルに使った『春陽』っていう言葉は実在する様ですが、実際に目にする機会はあまり多くないんじゃないですかね。かと言って、完全なる私の造語でもなくって、そんな話題になったもんだから、この言葉をどこからパクッてきたのか種明かししときましょう(笑)。

ホントは、ちょっとプライバシーにも関係しますから書かない方がいいのかもしれませんが、本人が特定できなきゃいいでしょう。それに、ちょっと私の硬派なイメージ(笑)からは外れるので、信濃鶴のイメージ戦略的にマイナスになりはしないかと考えたりしますが・・・ま、この後を読んだら皆さん笑うだけでしょうな(汗)。

実は、これは私のかつての同級生の女の子の名前だったんです。イヤ、女の子ったって、今となっては50歳のオバサンですが(笑)、当時はキャピキャピした(死語?)可愛い女の子だったんですよ。『春陽』と書いて『はるひ』っていう名前だったんです。最初は変な名前だと気にも留めてなかったんですけど、そのうちにとてもいい名前じゃないかって思うようになったんですよね。

きっと、暖かい春の日に生まれたんでしょう。明るい女の子に育つようにっていう御両親の願いも感じられますし、文学的センスもあるような気がして、自分に女の子が生まれたら同じ名前を付けてもいいとさえ考えてました。残念ながら私の娘は夏の生まれでしたから、そういうことにはなりませんでしたが、とにかく私の中ではグッドネーミング大賞のうちのひとつって感じだったんですよね。

彼女についてはいずれ記事にするつもりでした。なぜかっていうと、彼女が飲食店の経営を始めたからです。そのうちに訪れようと思ってて未だ機会に恵まれませんが、その店の名前も『haruhi』だったんじゃないかな。いつかレポート記事を書きますね。え?彼女に惚れてたんじゃないかって?イヤイヤ、私の初恋の相手は『浩・・・って、そんなのこの記事にカンケーねーじゃん(笑)。


□□□ これじゃy本人が特定できちゃうな(汗) □□□
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春陽(つづき)

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記事が短くなって以来、『つづき』モノの記事が多くなりましたね(汗)。文章が少ないから言いたいことが言い切れずに終わっちゃうって感じで、ちょっと消化不良的な面もありますが、今の私には時間を捻出することが一番苦しい仕事であって、長い文章をお望みの読者の皆さん(そんな人いねー)には申し訳ない思いでいっぱいです(笑)。

何気なく書き始めた昨日の記事ですが、春の陽射しはいろんな所に感じられて、今日の写真は蔵の休憩所の入り口にニョキニョキ伸び始めた水仙の芽です。かつて記事にしたことがあったかもしれませんが、とにかく毎年毎年退治しても退治しても出てくるって感じで、植物の生命力を感じさせてくれる春の花ですね。

イヤ、数本出てきて可憐に咲くってな具合だったら退治なんてしないんですよ。もうねぇ、ドッサリ芽を出して、そんなに人口密度が高かったら自分だって生き辛いだろうにっていうほど密集して生えるもんだから、一度除草剤をまいたこともあったんですけど、そん時には枯れたように見えても、やっぱり球根植物だから下の方までは死なないみたいですね(汗)。

付近のアスファルトをめくり上げちゃうほどの力強さで手を焼いてはいますが、どんなに寒くても毎年同じ時期に芽を出してくるあたりは本当に良くしたもんだと、毎年感心してるんですよね。暖かくなってきたから芽を出しているっていう感じじゃなくって、ちゃんと時間というか季節を読んでんじゃないかと思っちゃうくらいなんですけど、違うのかな?

毎日同じ仕込を続けている私達に、そろそろ春も近いんだって気付かせてくれるのがこの水仙です。適度な量で生えて来ないから花もきれいには咲かないんですけど(笑)、とにかくもうちょっとで仕込の終わりが見えてきますから、私達にとっては希望の花であることも確かです。この花が咲く頃には清々してられるといいんだけどなぁ・・・。


□□□ 咲くまでにはもうちょっとかかりそうです □□□
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春陽

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なんだか、最近グッと日差しが強くなってきた気がしますね。信州ではまだ寒い朝もありますけど、日中は暖かいと感じる日の方が多くて、最高気温が氷点下なんて日は今年はもう来ない気がします。最高気温が4月の下旬並みだなんていう場所もチラホラ天気予報に出てきますから、日本中が春に向かって動き出してるんでしょうね。

先日、蔵の濡れたコンクリートで反射する午前中の日の光がとても眩しくて、仕込中にもかかわらず写真に撮っておきました。これからドンドンと暖かくなっていくんだろうっていう気配を感じさせて、キャンディーズ(古っ!)の歌じゃありませんが、重いコートを脱いでウキウキと出掛けたくなりました。蔵の仕事は投げ出してね(笑)。

でも、気分的には暖かくなってくれるのはいいんだけど、こっちの本業たるお酒の仕込みに関して言えば、まだまだ寒い方が作業がやり易くて有難いんですけどね(汗)。この日も、蒸米を冷やすのに時間がかかるようになってきたってことも同時に感じてましたから、その辺は痛し痒しの部分ではあります。ま、どっちか取れって言われたら、寒い方を取るかなぁ。

知り合いのお蔵さんなんかからは、そろそろコシキ倒し(蒸しが全て完了してコシキを片付ける、つまり仕込が終了した日)を迎えたような話も聞こえてきて、長生社もあんまり暖かくなるまで仕込が続かないようにするべきなのかと考えたりもします。まぁ、長年慣れ親しんだ仕事の流れからは、そうそう簡単には離れることはできないんですけどね(汗)。

とは言え、あと3週間で仕込は終わります。今回の造りは、私的には私事がドタバタの連続で本業以外でもクッタクタっていう状況ですが、とりあえずコシキ倒しまで乗り切れば身体が楽になって何とか息がつけるでしょうから、それまでの辛抱を自分に言い聞かせてます(笑)。先が見えてきたと、気を抜いた酒造りにならないように、もうちょっと頑張りまっせ!


□□□ 青息吐息とはこのこと □□□
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