専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

たこパー



皆さんご承知のように、御嶽山は大きな惨事になっちゃって、頂上付近には生き埋めになっているような人もいるみたいで、救助も難航しているようです。火山の噴火なんてそう簡単に予知できるもんじゃないでしょうし、突発的な事故としか言いようがないんでしょうね。登山やキャンプのブームになっている今、登っていた人もいつもより多かったのかもしれません。

我が家では、噴火の翌朝には物干し竿なんかに火山灰と思われるざらつきが確認できましたよ。翌々朝には無かったって女房が言ってましたが、いずれにしても甲府あたりまでは降灰したみたいで、噴火ってことの持っているパワーってすごいもんだと思わされます。直接に噴石が飛ぶのは4キロ四方くらいらしいですけどね。安全な事態収束を願いたいです。

さて、前日はK君とのワイン会でしたが、引き続いてその翌日は、これもまた毎年恒例になりつつある『越百(こすも)』でのたこ焼パーティでした。数日前にえっちゃんに「いつやんの?」と打診されて予定帳を見たら、10月なんてほとんど余裕がなかったもんだから、「そんじゃ、明後日じゃダメ?」と急なことを言っちゃったんですけど、さすがは彼女の集客力で、あっという間に例年通りのお客さんが揃いました(笑)。

急な話だったもんだから、私も今年は予備練習を家ですることもできなくてぶっつけ本番で臨みましたが、もう何年も続けてますから流れは分かってますし、えっちゃんとの連携も例年通りで問題はありませんでした。ただ、たこ焼プレートを全く1年振りに使う訳ですから、最初ちょっと馴染みが悪かったですかね(汗)。あ、ちなみに、このたこパーでタコ焼きを焼くのは私ってことです(笑)。

たこ焼のキモは具材よりもタネにあるんです。タネって言うのはたこ焼プレートに流し込むトロトロした液体のことですが、これをちゃんと作っておきさえすれば、焼き方は下手くそでも味だけは美味しいたこ焼になります(笑)。タコをはじめとした中に入れる具材は、毎年えっちゃんが用意してくれてますね。

そして、越百たこ焼の特別メニューは『松たこ焼』とみんなが呼ぶ、贅沢に松茸を入れたたこ焼です。そんなモノ美味いのか疑問に思われるかもしれませんが、美味いんだな、これが!松たこ焼にする時にはあまり他の具材は入れずに焼いて、ソースじゃなくって醤油をちょっとつけて食べるのがお勧めですが、そんなたこ焼きを作っているのは日本全国ここだけでしょう(笑)。松茸は毎年のごとくイサオちゃんが差し入れてくれました、アリガトーアリガトーアリガトー!!!

そんでもって、今年はスペシャルゲストがいてくれて、さっちゃん?りっちゃん?えっちゃん?・・・スイマセン名前を失念しちゃったんですけど(汗)、高校時代に3年間たこ焼屋さんでアルバイトをしていたっていうプロ中のプロ!!!もうねぇ、彼女が焼くと本当に売り物みたいにきれいで、かつふんわり美味しいたこ焼ができるんですよね。

こんなに美味しいのができるんなら、もう私が焼かないでもいいじゃんって感じですが、まぁ、このたこ焼きパーティのいいところは、私の焼き方にワイワイとみんなで難癖をつけながら飲むってところですから(涙)、来年も私が焼くとしても、いい師匠が得られたということで、今後とも精進させてもらいますよ(笑)。


□□□ 私の後ろ姿の写真も珍しいです(笑) □□□
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エシェゾー



御嶽山は大変なことになったようですね。突然に噴火して、今後犠牲者も出ちゃうんじゃないですかね。岐阜県と長野県の県境にある山で、今回の噴火があって私も改めてその位置を認識したような次第ですが、駒ヶ根市から直線距離で40~50キロくらいしか離れていない、実は案外すぐそこにあるような山だったんですよね(汗)。

駒ヶ根のある伊那谷の西側が中央アルプスで、その西側に木曽谷があって、そのさらに西側、岐阜県との境に御嶽山はあるんですけど、名前はしょっちゅう聞きますが実際に行ったことはありませんし、具体的にどの辺にあるかもこれまで気にしたことはなかったんですよね。岐阜県側からだと、麓に有名な下呂温泉があるみたいですね。

最初に女房から「御嶽山が噴火してるみたいよ」なんて聞いた時には「大したことはないんだろう」くらいに思ってたんですけど、ニュースを見たら噴煙に巻き込まれて逃げ惑う登山客やら、灰だらけになって避難してくる登山客の様子が映し出されて、改めて自然の猛威の凄さに驚嘆しちゃいました。救助が迅速に進むことを願うばかりです。

さて、50キロ先で御嶽山が噴火していたこの日の夜、もしかしたら火山灰が降ってるかもしれないなんて話題にしながら、不届きにも密かに岳志家の庭では恒例のワイン会が開かれておりました。毎年恒例、私のワイン師匠K君がセレクトしてくれたワインを飲みまくるいつもの会です。このワイン会にも名前を付けなくっちゃいかんですかねぇ。

数えてみると、今回で8年目になるみたいで、K君家と岳志家で細々と続けてきたにしては息の長いイベントになってますね。私をワイン好きにした一番の張本人はK君だと言っていいでしょうから、今後ともこの会の存続に対してはK君にシッカリと責任を取り続けてもらわなくっちゃならないと思っとります(笑)。

で、今回彼が持ち込んでくれたワインの中の目玉は『エシェゾー』ってやつでした。これは8年前にこの会を始めた時に登場して、私がワインの美味しさに目覚めちゃうきっかけになったワインです。エシェゾーっていうのはどうやらブドウ畑の名前みたいですが、生産者の名前は○×△□で、ワインのクラスは◇▽×◎で・・・要するに、私には分かりまへん(汗)。

でもでも、美味しさはよーく分かるんです。香りもいいし、味もまとまっていて、バランスが良くて飲み飽きない、分かり易い美味しさだと思います。きっと、玄人的な美味しさっていうのもワインにはあるんでしょうけど、これは私のようなド素人にも理解できる味なんじゃないですかね。私のブルゴーニュ好きもこのワインからきてると思います。

他にも出品(?)されたワインはあったんですが、とにかく今回もエシェゾーが鮮明に記憶に残りましたね。エシェゾーはきっと私の中のベストワインのうちの一本になるんでしょう。たぶんひと口でエシェゾーって言ってもいろんな種類があって、正確にこのワインを説明できてないんでしょうけど、私の場合は『K君のエシェゾー』って言っとけば何とかなると思います(笑)。


□□□ 翌朝、物干し竿に少し降灰してました □□□
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駐車場事情

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もう9月も終わっちゃいますね(汗)。この歳になって、なんと月日の流れるのが早いことか。こんなこと言いながらあっという間に老いていくんでしょうけど、そう考えると一生の間にできることなんて限られてますよねぇ。お酒造りだって、もし70過ぎまでやったとしたって50回くらいしか経験できないわけですから、『毎年が一年生』っていう名言にもうなづけますわな。

月日の流れに敏感になれるのは、日々自然の中で暮らしているからなのかもしれません。今朝の中央アルプスはいきなり紅葉が始まったかのように、昨日までの雰囲気とは違って、峰々が紅葉で赤くなり始めてました。私が気が付かなかっただけなのかもしれませんが、なんだかいきなり中腹まで赤くなっていてビックリしましたよ。

そんなアルプスの状況をお分かりいただこうと、なるべく近づいて写真を撮ってみましたが、かえって電線が邪魔になって見づらくなっちゃいましたね(汗)。こんなに離れているのに10メートルくらい近づいたって何の意味もないことは分かっちゃいますが、そこはそれ、読者思いってことでご理解ください(笑)。

観光都市の一面もある駒ケ根市ですが、お盆は全く天候に恵まれずに客足も伸びなかったでしょうから、これからの秋の観光シーズンに負け分を取り戻したいところです。中央アルプスも南アルプスも紅葉の見頃は素晴らしい景色になりますから、皆さんもぜひぜひ駒ケ根観光にお越しくださいね!

・・・って、何が言いたいんだか分からんブログになってきてますが、実は昨日のブログで書き忘れたことがあって、どうしてもお伝えしとうこうと思いますから、チト付け足しをしておきますね。それは、私も恩恵に与った名古屋市内の駐車場事情についてです。ラッキーなことに、土日祝日に無料で路上駐車できるエリアが結構あるんですよ。

私もいろいろ調べているうちに見つけた情報だったんですけど、名古屋城近辺の道って土日祝日に限って路上駐車していいみたいなんですよ。もちろんパーキングメーターなんかなくって完全に無料です。中心部である栄とか名古屋駅までは地下鉄等を使わなくっちゃなりませんが、それでもタダで一日置いとけるんだからラッキーでしたね。

ただし、横断歩道のそばとかはすぐに違反キップを切られちゃうみたいですし、名古屋市民の方もご存知ですから早いうちに一杯になるみたいです。今回は朝の8時過ぎに着きましたが、その時間はまだまだガラガラ空いてました。私は、名古屋城の駐車場の入り口のそばに置いて、その駐車場の管理人さんにあそこに置いていいか確認を取りました(笑)。もしご利用される際には、もう一度自己責任でお調べくださいね。

こんな記事ばっかり書いて、本業は何もやってないんじゃないかなんて思わないで下さいね。本業が忙しいからブログに裂く時間が無くなってるってことで・・・こんな内容でも、もしかしたら皆さんにも有益な場合があるかもしれないし・・・それはそれ、やっぱり読者思いってことで・・・(笑)。


□□□ これがブログネタでいいのか? □□□
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下見

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最近、お酒に関することを何にも書いてない気がしますが(汗)、ちょっと開き直ってどんどんカンケーないこと書きまくっちまいましょう(笑)。昨日の記事の続きになるんですけど、とりあえずどーして祝日に名古屋に出掛けたのか書いておきましょうかね。信濃鶴の取扱店は名古屋にはほとんどありませんし、これといった親戚があるわけでもありません。

実は、娘の入試のための下見に出掛けたんです。名古屋に行きたい大学があるってことじゃなくって、いろんな大学を受験しようとすると、その大学のある場所まで行かなくっちゃならないこともありますが、ある程度の規模になると試験会場を全国に作ってくれて、なるべく居住地の近くで受験できるように配慮してくれるんですよね。

信州の山の中で受験できるわけはなくって(笑)、大抵は東京か名古屋に出ることになるみたいで、東京なら大抵の場所は見当がつきますが、どうやら名古屋での受験もありな様子なもんだから、私も造りに入っちゃえば一緒に行ってやることもできなくなりますし、休みの取れるうちに一回下見をしておこうっていう話になったんです。

受験の当日に出掛けるのはリスクがありますから、前日入りすることを考えるとホテルも考えておかなくっちゃなりませんし、試験会場に行ってみるのはもちろんのこと、そこまでの交通ルートとか、食事ができるお店だとか調べておきたいみたいで、不慣れな名古屋で困ることがないようにと、女房の前々からの計画でした。

それで、せっかく名古屋まで行くんだからってひつまぶしなんか食べちゃったんですけど(笑)、せっかく来たんだからってことで名古屋大学って所にも行ってみたんです。名古屋大学なんて娘の学力じゃ入れませんが(涙)、国立大学のキャンパスっていうのがどんなものなのか見てみたいっていう娘の要望で足を延ばしてみました。

いやー、でっかいですねぇ、国立大学っちゅーのは!構内に地下鉄の駅があって、バス路線もあって、車で通学している学生のためなのか駐車場もたくさんありましたね。上の写真は広場と校舎の一部ですが、ここに写っているのは全体の数十分の一くらいですよ。校舎もたくさんありますが、広場や並木といった緑の部分も多くて素晴らしい環境でした。

私も女房も東京の私立大学で、緑なんて全くないような猫の額ほどのキャンパスにビルを詰め込んだような大学でしたから、国立になるとここまで違うのかとビックリしました。東京と名古屋の違いもあるでしょうけど、やっぱり国立大学はお金があるんですよね。授業料だって安いわけですし、こりゃ国立に行かなきゃ損だと思っちゃいましたねぇ。

っていうことで、急遽国立大学も真剣に目指すように諭すようになった岳志ですが(笑)、どんな大学でも、とりあえず希望するところへ入学してくれれば親としてはひと安心ですよね。私の娘ですから高くは望めないことは重々承知で、最後のラストスパートに力を入れてもらいたいもんです。


□□□ あと半年で家から出てっちゃうんですねぇ(涙) □□□
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ひつまぶし

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えー、休みネタばかりが続いて申し訳ないんですが、酒造りが始まる前の穏やかなひと時ってことで記憶に留めて、仕込が始まってくたびれてきたら、あん時ゃ楽しかったと涙を流しながら読み返すために記事にしときましょう(笑)。先日の秋分の日、長生社は3連休になったもんだから、ちょっと家族で名古屋まで遠出してきたんです。

とは言え、遊びに行ったっていうのとちょっと違って別に目的があったんですけど、それはそれで置いといて、とにかくせっかく行ったんだから街なかを散策してみよう女房と娘にせがまれて、初めて名古屋の中心街をぶらぶらと歩いてみました。名古屋って、どこかへ行く時に通過することはよくあるんですけど、繁華街に入り込んだことはほとんどなかったんですよね。

更に、家族でどこかへ出かけるなんていうことは最近ほとんどなかったもんだから、女房なんて本来の目的そっちのけで観光モードバリバリでこの日を待ち望んでいたみたい(笑)。私も名古屋駅の周辺は少し歩いたことがありましたが、栄(さかえ)とか錦(にしき)と呼ばれる中心部に入り込んだことはなくって、どんな街なのか楽しみにしてました。

私達が歩き回った辺りは三越とか松坂屋とかパルコといった大きなデパートが並んでいて、東京で言ったら銀座とか新宿になるんでしょうけど、休日だったせいもあって大勢の人が歩いてましたね。お店の中にも入りましたが、どこも混雑していて名古屋もやっぱり大都会なんだと思いました。まぁ、東京とかに比べると、どこそこ田舎の匂いがあるのがまたいいですしね(笑)。

こんな時に食いしんぼうの岳志家では、お昼に何を食べるか真剣に考えます。滅多に行かない所なんだからと、結構念入りに事前調査をしてお店を選定しておきますが、この日の第1候補に挙がったのが『いば昇(いばしょう)』さん。名古屋と言ったらひつまぶしが有名で、女房も娘も食べたことがなかったようなので、ひつまぶしの名店を探しておきました。

でも、開店時間にはもう行列ができてるなんてネットに書いてあったり、開店時間までにお店に行けるかどうかもスケジュールが微妙だったりして心配してましたが、ちょうどいい時間に到着することができて待ち行列の前の方に並ぶことができたんです。すぐにお店にも入れてくれて、老舗ならではの風情のある店内でゆっくりとひつまぶしにありつけましたよ。

皆さんもご存知でしょうけど、ひつまぶしは1杯目はそのまま、2杯目は薬味のネギとワサビをつけて、3杯目はお茶漬けにしてっていうのが正式(?)な食べ方だそうで、私達もそうやっていただきましたが、やっぱりとーっても美味しかったですね!ご飯にはタレがかかっていて、細切れのウナギはおひつの下の方にも入ってました。ウナギ自体にはしっかりと味が付いていて、それがお茶漬けにした時にまた美味なわけです。

写真にあるのは見た目よりは大きいおひつで、これで3人分のひつまぶしになってます。ちなみに、お値段は一人前2800円也でございます(汗)。経済的には余裕のない岳志家ですが、こんな時くらいはっていう女房の江戸っ子気質のおかげで予算が下りてまいりまして、気兼ねなく食べることができたような次第でございます(笑)。それでも、肝のお吸い物等のサイドメニューに関しては全て却下されましたけどね(涙)。


□□□ また食べたいです □□□
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高鳥谷山

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秋の訪れが例年より早く感じられる今日この頃ですが、週末に祝日が重なることも多くてちょっと余裕のある日があったもんだから、この秋の気配を感じられる場所に行ってみようってことになって、女房と一緒にプチドライブをしてきました。行き先は、駒ケ根市内の『高鳥谷山(たかずやさん)』っていう山の上。

同じ駒ケ根市内の南アルプス側にある標高1331メートルの、アルプスの峰々と比べればかなり低い山になるんですけど、麓には高鳥山神社もあって信仰の山としても我々地元民に愛着のある山なんです。市内のどこから見ても見えますし、頂上に高い松の木が何本か見えるので、誰にでも認識し易いっていうのもポイントです。

地元の人達がこの山をほとんど知っているのにはもうひとつ大きな理由があって、大抵一度は遠足で登る山なんですよね(笑)。私は確か小学校4年生の時だったと思うんですが、えらく苦労して登った山頂からの眺めが素晴らしくて感動した記憶があります。あれから、たぶん一度も登ってなかったんですけど、いつかまた再び訪れてみたいと思ってたんですよね。

直線距離にしたらすぐそこみたいな場所にあるんですけど、林道を通って行かなくっちゃなりません。頂上までは細くても舗装道路があって、隣の伊那市側からは車で簡単に・・・とは言っても、クネクネの山道ですけど・・・登れるなんて聞いてたもんだから、そのうちにと思っているうちに50歳になっちまいましたが、遂にその機会に恵まれました(笑)。

実は、このブログの読者でもあるZENさんが駒ケ根に遊びに来てくれた時に、そんじゃ高鳥谷山に行ってみようってことになって駒ケ根側から車で登ってみたことはあったんですよね。でも、あの時には道をどこかで間違ったのか、結局たどり着けなかったんです(汗)。と言うか、ZENさんの車は高級外車(?)だったもんだから、あまりヤバい道に入り込むのがためらわれたわけです(笑)。

今回は、駒ケ根市側からじゃなくって伊那市側からが分かり易いって聞いてましたから、教えてもらった道で行ったら難なく着くことができましたね。ちょうどキノコ狩りの季節でもあって、キノコを採りに山に入ってきている人の車にも出会ったりして、心強く先に進むことができました(笑)。

いやぁ、絶景絶景で気持ち良かったですねぇ。写真は山頂から伊那市側を撮ったもので、駒ケ根市の方が眼下に間近に眺めることができましたが、逆光になって上手く撮れてませんでした(汗)。この山の上で、小さなガスバーナーでお湯を沸かしてお昼を食べてきました。こんな所で食べれば、カップラーメンだって美味しいことこの上ありません(笑)。

最初は女房と二人だけだったんですけど、そのうちに下の藪の中から人がどんどんと歩いて登ってきて結構な人数になりました(笑)。下から歩いて登ってくると2時間くらいかかるそうです。山ガールも山ボーイもいて、今ちょっとした山ブームだっていうことが良く分かりましたよ。私は足には自信がなくてダメですが、娘の通った保育園では年長さんが歩いて登るんですから、やってやれないことはない・・・かな(汗)。


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秋祭り



何の写真か分かりづらくてスイマセン(汗)。これは、私が氏子である『大御食神社(おおみけじんじゃ)』の秋の例大祭でのお練りのクライマックスです。私のスマホで撮ってると薄暗くて何が写ってるのか分からないんですけど、ちょうど他の人がフラッシュをたいた瞬間に撮れた貴重な一枚です(笑)。

激しく暴れまわる獅子頭が見えますかね。悪い怪物を笛や太鼓や踊りでおびき寄せて、最後に首を切って退治するっていうストーリーですが、市内を練り歩いてきたお練りの行列が神社に到着して、神社の境内で大暴れした後についにやっつけられるっていう、この日最大の見所なんですよ。

大御食神社に祀られているのは日本武尊をはじめ三柱の神様ですが、メインである日本武尊が西方征伐を終えての帰り道に信濃を通ったっていう記述が古事記や日本書紀にあって、それをいいことに長野県には日本武尊伝説がとーってもたくさんあるんです(笑)。この神社では、村の長の美しい娘をはべらせて大いに美食を尽くし疲れを癒したと伝えられていて、この地のことを『美女ヶ森(びじょがもり)』、神社のことを『大御食神社』っていう訳です。

この日は、最初お祭りは見に行かない予定でいたんです。私は氏子ではあるんですけど、お祭りは年番制になっていて5年に1度の周り順なもんだから、今年は年番でもないし行っても行かなくてもいいやなんていうつもりでいたんですよね。娘もこの歳になると、地元の古くからのお祭りなんてどうでもよくなってくると思ってたんですが・・・。

夕方になって、そろそろあたりが暗くなってきた頃に、どうしたことが娘がお祭りに行きたいと言い出しました。私を連れて行けば何か屋台で買ってもらえるのは確実ですし、彼女自身も私が昔からよく一緒に連れて行ったこともあって、どこかにお祭り好きの血が流れているのは確かです(笑)。

私も決して行きたくないわけじゃありません。来年大学に入学すれば娘とそんなことはもうできなくなるかもしれないと思って、夕飯準備に忙しい女房は置いて娘と二人で出掛けてきました。「娘から男親に連れてってくれなんて頼むことはないんだからね!感謝しなさいよ!」と、まるで私のために行ってやるくらいのことを言ってましたが、私がうれしかったのもまた事実(笑)。

今年年番の下平区は人口が少ないこともあって、見物客も多くありませんでしたから、境内の最前列が陣取れて、しっかりと最後の練り込みを見ることができました。年番の地区毎に少しずつ練り込み方が違っているのもまた一興です。来年は年番ですから、来年のことも考えながら見てたんですけどね。

娘にも地元の歴史、神社のこと、お祭りの舞台裏、いろいろと教えられて良かったです。彼女が将来ここに戻って来るかどうかは分かりませんが、いつまでも秋祭りの夜のことを忘れずにいてほしいですね。


□□□ 応援クリックも忘れずにいてほしいです(笑) □□□
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太閤検地

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さて、上の写真のオレンジ色の細長い板ですが、一体何のために使うものだかお分かりですか?プラスチック製で薄くて細長くて刀剣のような形状ではありますが、当然子供達のおもちゃじゃありません(笑)。これは、現代の『太閤検地』に使われる、土地の境界を判別する時に地面に刺して目印にするための杭(くい)なんですよ。

この際、ハッキリ申し上げておきますが、私は歴史は苦手でした(涙)・・・この際って何の際だか分りませんが(笑)・・・それでも聞いたことがある『太閤検地(1582年~)』ですけど、日本史をしっかりと勉強なさった方にはよくお分かりでしょう。ま、秀吉が行った日本初の全国的な土地調査ってことのようですね。

それ以前には『班田収授法(701年~)』、それ以後には『地租改正(1873年~)』等もありました・・・って、今回読んだ資料にありました(笑)・・・が、こういうのを現代の用語では『地籍調査』って言うみたいですね。その地籍調査が、駒ヶ根でも行われているようで、先日仮の杭打ち作業に親父と参加してきました。

その土地が誰の所有物なのかっていうのは、非常に重要な情報ですよね。隣の土地の所有者とのトラブルだとか、災害後に土地の境界が分からなくなっちゃったとか、固定資産税の算出とか様々な現実的問題が絡んできますもんね。私なんか、自分の家の土地がどうなっているのかなんてよく知らないんですけどね(汗)。

でも、そんなことは昔からどこかにある帳面にシッカリハッキリ記載してあって動かしようのないものだと思ってましたが、実はそうばかりでもないみたいなんですよね。そういう地図は法務局ってところに備え付けてあるようなんですけど、その半数くらいは明治初期の地租改正で作成されたものを元にしてあって、現在の境界を正確に反映してないことも多いんだそうです。

で、今、駒ヶ根市では今後半永久的に使える地籍の図面を作成すべく地籍調査を行っているんですが、これが日本全国でどのような進展をしているのかとかは全く分かりません(汗)。とにかく、駒ヶ根市では今後10年、20年っていう期間をかけて、全面的な調査に取り組むっていうことで、今回の調査対象に我が家の土地が引っ掛かったっていうわけなんです。

とりあえず、今回は仮の杭打ちってことで、何でもいいから自分がお隣との境界だと思われる点にこのオレンジ色の杭を打てって言われました。例えば、3者の土地の境界点が、ピッタリと一致すればいいんですけど、認識が3者ともズレているっていうことになると、次回の正確な実地検査の時にそのポイントを正確に決めなくっちゃならなくなるんだそうです。

今のことですから、一度ポイントが決まったら、GPSとかを使って本当に永久に使えるようなデータを作成するんでしょうね。正確に定まったポイントには、皆さんも路上で見かけるようなバッテン印の付いた赤い杭とかが打ち込まれるんでしょう。それにしても、日本全国を地籍調査やるなんて気の遠くなるような話ですよねぇ・・・。


□□□ 日本の地形が無くなっても所有権ってあるの? □□□
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旬食

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今日は写真整理の意味も込めて、これまで溜まってた美味しそうなモノ写真を全てご披露申し上げましょう。大して意味のある写真はないんですけど、その時々の旬を食べられるのって本当に幸せじゃないですか。そんなのが食卓に並ぶとついつい撮っちゃうんですけど、だからってブログ記事にできるほどじゃないんですよね(笑)。

【1枚目】こりゃ何のジュースだって話ですが、今年のマイブームとなったジンジャエールです。新生姜の時期に作るのが美味しいってことで、女房に何度も作ってもらいました。その度にレシピを少しずつ変えて、だんだん好みの味に近づいてきましたよ。私の場合、トウガラシ少し多め、砂糖少な目、その他香辛料少々くらいがいい感じでしたね。

【2枚目】鰻に旬なんてないんでしょうけど、当然これは土用の丑の日に食べた鰻丼です。かば焼きを2匹分買ってきて、私と娘が4分の3匹、女房が2分の1匹っていうつつましい食べ方でしたけど、十分に堪能できましたよ(笑)。鰻の不作が続いて、もしかしたら今後食べられなくなるかもしれないなんて思うと、ちょっとくらい高くても今食べとこうなんていう気になりますよね(汗)。

【3枚目】これはまさに旬の写真で、ある夜の我が家の食卓ですが、ほとんどが家の畑で採れた野菜で、これほど野菜料理ばかりの日も珍しいかもしれません(笑)。野菜とご飯とみそ汁を食べてれば、太り過ぎも心配ないし、健康的な食生活だと思うんですけどね。今は一年中同じ野菜が食べられたりしますが、やっぱりそれが採れる時期に食べるのが人間の身体にとってもいいことみたいですね。

【4枚目】言わずもがなの秋刀魚です。今年の水揚げは少ないなんて聞きますが、実際のところはどうなんでしょう。秋刀魚の初物だなんていうニュースを聞くと、食べたくてたまらなくなりますが、毎年のカンドーを同じ様に感じさせてくれる味は本当に庶民の魚ですよね。こんなのなら毎日食べてもいいと思いながら、至福の時間を過ごしました。

【5枚目】毎日食べてもいいと思っていたら、その翌々日くらいに気仙沼のO商店さんがとれたての新鮮秋刀魚を直送してくれました(笑)。まだまだ震災からの復興も進んでいない中で気を使わせちゃって、本当に申し訳ありません(汗)。当然の美味しさでしたが、今度はいつOさんと会えるのか、ちょっとしんみりしながらいただきました。Oさん、ごちそうさまで、ありがとうございました!!!

【6枚目】最後の松茸は、つい最近母屋がいただいたもののお裾分けで、我が家にたった一本だけ流れてきた貴重品。チマチマみみっちく食べても面白くありませんから、ざっくりと大きく刻んでお吸い物にして家族3人でいただきました。今年は豊作なのかどうかまだ分かりませんが、もし今度どこかでもらったら、焼いて手で裂いてひとりで一本食べたいというのが私の夢です(笑)。

その時期ならではの物をその時期に食べるってことは、努力しないと案外できそうでできないことかもしれません。そういう食生活が日本の文化だし、人間が生きていく上での適切な営みなんだと信じてますけど、これまで通りの旬食が今後も続けられるのか心配な部分もあるじゃないですか。旬の食材を食べるなんていう当たり前のことも、幸せだと思わないといけないのかもしれませんねぇ。


□□□ 写真のアップが大変です(汗) □□□
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クール便その後

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寒くなってきましたねぇ・・・お盆頃からずっと天気がグズつき気味で、ここへきても雨こそ降らないもののなにか晴天が続かないって感じの信州駒ケ根ですが、読者の皆さんのお住まいのエリアはどうなんでしょうか?この天候のせいなのか、どんどんと気温が下がってきて、あっという間に冬になっちゃいそうな気配ですけどねぇ(汗)。

気温が寒くなってきてあまり気にすることがなくなってきたクロネコさんのクール便問題ですが、とりあえず今年の夏を超えて各お蔵さんでも何がしかの対応ができるようになったってところでしょうけど、発送できる量が減って、料金も上がっちゃって、利用する側とすると実に苦しい対応だったんじゃないですかね。

結局、長生社では6本入れのはっ水性段ボール箱に保冷剤を入れて、クール便じゃなく通常の宅急便として送る方法を取りましたが、これに類するやり方を取り入れるお蔵さんが私の周りでは一番多かったような気がしますね。もう夏には生酒系のお酒は出さないって決めたお蔵さんもありましたが、信濃鶴の場合ちょっとそれは苦しいかなぁ(汗)。

その他で多かったのが、日本郵便さんのゆうパックに切り替えるっていう作戦ですかね。ゆうパックさんだと、クールの扱いで一升ビン10本まで送れるんですよ!これはかなり大きいんですけど、送料やら何やらを考えるとそれほど安価っていうわけにもいきません(汗)。ま、一長一短があるってことなんですよね。

そんな中で、これまで見なかったような一升ビン用の段ボール箱を某酒販店さんで見かけたもんだから、参考までにとりあえず写真だけ撮らせていただきました。通常の発送には大抵6本入りの大きさが使われますし、日本酒の流通では6本単位っていうのがほぼ慣例になっているんですけど、ナントこの箱は10本入りなんですよね。

この箱を使えば、ゆうパックさんのクール便で一気に一升ビンが10本送れちゃうってわけなんですけど、ここまで大きな段ボール箱はこれまで見たことがなかったんですよね。我が社でも一考の余地があるかもしれないと思って拝見しましたが、いろいろな要素も考慮しなくっちゃですから、大きさだけで決めるわけにもいかないんですけどね。

大きな酒販店さんでは地方発送も日々たくさんありますし、当然クール便での対応も必要になってきますから、私達蔵元と同様に生酒の発送に関してはご苦労なさっておられるようですね。そういう酒販店さんは、割とゆうパックをお使いのところが多いような感じでしたが、いずれにしても今年の夏のクール事情はちょっとした混乱ではありました。

今年の鶴に関しては、品質に関しておかしくなっちゃったような報告はありませんでしたから、来年も今年同様の対応にしようと思ってます。先日、クロネコで働いている友人に聞いてみると、結局クールでの取り扱い量はそれほど減ってないんだとか・・・さすがにビッグなだけありますなぁ。


□□□ 一升ビン10本入りは重そうだよね □□□
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フィニッシュラーメン

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ラーメンネタって久し振りですかね(笑)。ラーメン、蕎麦、パスタ、ソーメン等々、日本人は基本的に麺好きだと思うんですけど、私も相当な麺食いで、通常のお腹の状態なら平均的な人の1.5倍くらいは平気で食べちゃいます。麺類っていくら食べても・・・とは言いませんが、お腹いっぱい食べてもそうは太らないっていうところもいいですよね。

ですから、麺類を外食する時に、私が普通盛りを注文することは絶対と言っていい程ありません。「○○の大盛り、お願いします」っていうのが注文の大原則となってます。時として、『大盛り』の前に『中盛り』っていう設定があって、『大盛り』が『特盛り』的な量のことを表していて、出された後にギョッとすることもありますけどね(笑)。

50歳を超えて、今や私はほぼ完全にラーメン小僧は卒業して、小学生以来の蕎麦小僧のみを連綿として継続しているところですけど、それでもラーメンを愛し、大好物であることに変わりはありません。中国由来のものとは言え、現代の日本のラーメンは、もう私達日本人固有の文化だと言ってもいいと思うんですけどね。

それに伴って、以前は飲んだ後に必ずと言っていいほど食べていたフィニッシュラーメンはほとんど食べなくなりましたね。食べたい気持ちはあるんですけど、あまり体が欲しなくなってきたっていうか、翌朝の胃もたれが怖くなってきたっていうか(汗)。フィニッシュラーメンは、確実に体重増加につながりますしね(笑)。

先日、東京でのイベントの日のことです。蔵元懇親会が終了して、ホテルへの道を歩いていたんですけど、懇親会でお酒はある程度飲んだものの、おしゃべりに夢中であまりお料理を食べていなかった私は、何とも空腹状態になってました。お酒が入った後ですから、食欲は増進されてるんですよね、こういう時って。

ここで食べなきゃいいものを、かつて学生時代によく歩いた近辺に差し掛かり、かつて学生時代によく入ったラーメン屋の横を通って、かつて学生時代ほどお客さんがいなくてすぐに座れそうだったもんだから、そのまま突入してテーブルに座ってました。座った後に多少後悔はしたものの、ここまで来たら一生懸命食べるのみ(笑)。

このお店は、私が学生時代に都会の繁華街でお酒をハシゴして飲んで、ヘベレケになりながらフィニッシュラーメンを食べるっていう習慣をつけた頃によく通ったお店で、その頃から良く名の知られたグループの店舗でした。一度倒産したなんて話も聞きましたが、それでも30年前と変わらずに新宿のど真ん中で商売してるんだからスゲーことだとは思います。

きっと、昔ほどの賑わいはないのかもしれませんが、古い馴染み客としたらこれからも残っていて欲しいお店ではあります。自分の古き良き時代を思い出しつつ食べた昔ながらの味は、決して今流行りの味じゃないかもしれませんけど、これからも頑張ってほしいですね。ちなみに、この日の注文は自制心が効いて、『普通盛り』でした(笑)。


□□□ 女房には痩せの大食いと言われとります □□□
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長野県清酒品評会

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今年も取れましたよ!長野県清酒品評会の金賞!!!昨年から、これまで通りの吟醸酒部門に加えて、新たに純米吟醸酒部門を新設してくれたもんだから、信濃鶴も金賞をいただけるチャンスがぐっと増えたんですけど、2年連続で受賞するっていうのはなかなか優秀だと自画自賛しとります(笑)。

吟醸酒部門は54蔵143点の出品酒の中から14蔵が、純米吟醸酒部門は55蔵95点の中から6蔵が選ばれて、計20社に金賞が与えられました。この20って数は固定ですが、純米吟醸酒の部にいくつ金賞が下りるかはその年々で多少変化するようで、今年は6社がこの部門での金賞をゲットしたことになります。

単純に数だけで見れば純米吟醸酒の部の方が狭き門ってことになるかもしれませんが、いずれの部門においても、蔵人たちが心血を注いで造ったお酒であることに変わりはありませんし、もっと言ったら、金賞を取れなかったお酒も全く同様なわけですから、優劣に一喜一憂するよりもお互いの健闘を称えるべきでしょう。

各県において同様のコンテストは開かれていますが、純米吟醸酒の部が新設されているのはまだまだ少数派なんじゃないですかね。新しい動きをすることにはそれなりの抵抗があるはずですが、長野県の醸造指導機関の先生方の英断には、私としてもとても励まされます。個人的には、もっと大きな公的品評会でも純米吟醸酒の部ができると嬉しいんですけどね。

案外難しいのは、『純米酒の部』にするか『純米吟醸酒の部』にするかじゃないですかね。例えば関東信越局の品評会には『純米酒の部』があるんですが、純米酒っていうくくりになると実にバラエティに富んだ酒質のお酒が出品されますから、その判断基準がかなりあいまいになっちゃう可能性が否定できないかもしれません。

『吟醸』っていうくらいのくくりが付くと、もう少し方向性が狭まってきて、物差し的には誰にも分かり易いものができる可能性が高いと思いますが、そういうのは吟醸の部でやればいいんだって議論にもなるでしょうから、簡単に決められる問題じゃないんでしょうね。とにかく、今回の長野県の品評会では『純米吟醸の部』っていうことでした。

鶴に関して裏話をすると、出品対象に考えていたお酒は3種類あったんですけど、出品は2種類までっていう決まりだったので、どれかひとつを外さなくっちゃなりませんでした。A、B、CのうちのAを外したんですけど、出張が重なったりしてあわてて選別したもんだから、私としてもそれで良かったのかちょっと気にしてたんですよね。

後で社内で利き酒をしてみると、Cを外した方が良かったんじゃないかっていう結論になって、もし金賞を取れなかったらそのことを大々的に言い訳にしようと思ってたんですが、取れて良かったです(笑)。いろいろ言い訳を用意してましたけど、めったにできない金賞受賞報告を読者の皆さんにすることができて、神様に感謝感謝です。


□□□ 知事賞っていうのが金賞のことです □□□
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情熱の酒



今回の東京遠征の目的は、狛江市のK屋さん主催のイベントに参加するためでした。以前このブログでもご紹介した『熱き醸造家たちが醸す情熱の酒を味わう会』と銘打った、試飲会と言えばいいのか、お酒を楽しむ会と言えばいいのか、全国約30蔵のお酒を並べて飲むことができる日本酒イベントだったんです。

信濃鶴もこれまで何度か参加させていただいて、お集まりの皆さんにPRする機会をいただいてます。前半は飲食店さん向けの純粋な試飲会、後半が本番で、一般の方向けのお料理も提供される楽しむ会っていう2部構成になっていて、各部とも2時間ずつ、計4時間の長丁場でした。第2部は基本的には飲み放題ですから、6000円の参加費も元は取れるんじゃないですかね。

とにかく、K屋さんは社長さんを始め、跡継ぎの息子さん兄弟、お店の若いスタッフ全てがお酒に対して類い希と言えるほどの情熱家で、本当にお酒全般のことを愛してくれているんだと、お付き合いいただく中で実感しますね。これは、おべんちゃら言ってるわけじゃなくって、私達蔵元も見習わないとならないくらいの熱心さだと思ってるんですけどね。

その熱心さの現れ(?)なのか、今回のイベントで私達蔵元に課せられたのが、開会セレモニーでファッションショーのランウェイよろしく花道を作るから、各蔵の入場を派手に盛り上げろというご指示でした(汗)。毎年お客さんで埋まった会場に蔵元がひとりずつ紹介を受けながら入場するっていうパターンなんですけど、そういう場で踊れって言われても、私には無理無理(笑)。

会場は、今回から場所を新宿に移して、ハイアットリージェンシー東京っていう、私なんかが利用したこともないような高級なホテルだったんですけど、定員の250名が入ったら、会場はほぼ目一杯の状態でしたね。お料理の並ぶテーブルも大きかったですから無理もありませんが、「来年はもっと大きな部屋もございます」とホテルの方から言われたとか(笑)。

こういうイベントでは、やっぱり目立つお酒が注目されますから、鶴のブースでは純米大吟醸と、無濾過生原酒あたりが人気でしたね。他のお蔵さんでは、味のしっかりしたもの、お燗向きのものなんかで評価が高いのがあったようです。私も途中の休憩時間に参加蔵元のお酒を味見させていただきましたが、どれもハイレベルな出来映えのものばかりで楽しませてもらいましたよ。

チト悲しい話ですが、こういうイベントに参加して周りを見回してみると、もう私なんかかなりの年寄りの部類で(汗)、他のお蔵さんは世代交代した若い後継者がバリバリやってるっていう感じになってますね。そういう方々が元気なお蔵さんは、どういう酒質を目指しているにせよ、お酒の売れ行きは好調なんじゃないですかね。

会も無事終了して、蔵元懇親会でお邪魔したのは、本当に新宿のど真ん中の地下っていう場所にある『火魚(かな)』というお店でしたが、社長さんとご挨拶させていただくと信濃鶴のこともご存知で、いかにK屋さんにいろんな飲食店さんにご紹介いただいていることか、改めて感謝感謝でした。これからもこういうイベントに参加できるように、日々精進あるのみですね。


□□□ 写真はオープニングの乾杯の様子 □□□
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あずさ道中膝栗毛



今、東京に向かうあずさ2号の中です。今日は敬老の日の祝日で、それに合わせて開かれる酒販店さんのイベントに参加させていただくんですけど、ちょうど3連休の最終日なもんだから、高速バスで向かうと渋滞するかもしれないと思ってJRにしてみましたが、乗客はかなり少なくて、指定席にする必要は全くありませんでしたね(笑)。

きっと本年最後の東京行きになると思いますが、前回あずさに乗ったのと全く同じ時間にもかかわらず、出発の駒ヶ根駅はまだ真っ暗で、ずいぶんと日が短くなったもんだと思いましたね。飯田線からあずさに乗り換える岡谷駅辺りで、ようやくお日様が顔を出したかなってくらいでした。写真の山の稜線がわずかに赤味を帯びているのがお分かりですかね。

そんな季節の移ろいを反映して、飯田線の電車の中がエッレー寒いんでやんの(涙)。まぁ、この時期に暖房入れろって言っても無理でしょうけど、上着がなかったら凍えそうでしたよ。隙間風が吹いてるってわけじゃないんですけど、車両全体が冷えてる感じでした。飯田線からあずさに乗り換えて、ようやくブログを書き始めることができましたね(笑)。

さて、行きの乗り物の中でどんなブログを書こうかと悩んでいると、神様が天からネタを授けてくれました。東海道中膝栗毛ならぬ、あずさの中のヤジさんキタさんのコンビが私の席のすぐ後ろにいてくれたんです。話の内容も、二人のかけ合いも、まるで漫才師かっていうくらいに絶妙に面白かったんです。もしかしたら、ネタ合わせをやってるんじゃないかと思うくらい(笑)。

曰わく、「この電車の中を無重力にする事ってできるのかい?」「そりゃあ簡単なことよ。車内の空気を全部抜いて真空にしちまえばいいのよ」「それじゃ、空気の抵抗がなくなるだけじゃないのかい?」「そんなこたぁねぇよ」「へぇ」

曰わく、「昔は、筆ペンってのは鼻毛で作ったものよ」「そりゃホントかい?そんなにたくさんの鼻毛なんて集められるのかい?筆の長さだって足りないんじゃないのかい?」「そんなことオメエが言っても、そういうもんだったんだよ」「へぇ」

曰わく、「甲府は豆腐で有名なんだぜ。なにせ、『こうふ』と『とうふ』は発音が似てるからな。岐阜はあんまり似てないからダメだ」「そんじゃ、調布も豆腐で有名なのかい?」「そうだな、少しは有名だ」「へぇ」

多少の脚色はあるとしても、ほぼこんな会話になってました。多くは語りませんが、どのくらい本気の会話だったのかは定かじゃありません。車内にあまり乗客がいないもんだから、誰も聞いていないようなつもりでしゃべってたんでしょうけど笑っちゃいましたねぇ。もしかしたら、私を笑わそうとしてたのかも?ま、皆さんも電車の中での会話にはご注意ください(笑笑笑)。


□□□ 写真は出発前の駒ヶ根駅 □□□
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カブトムシ

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昨日の農園記事の続きになっちゃいますが、こういうヤツを最近見かけなくなっちゃったんですよねぇ。岳志農園の中を、たまたまブーンと飛んでるのを見つけて、後を追って行ったら近くの木に止まったもんだから、ちょっと撮影に協力してもらいました。彼も慌ててるから、硬い羽根の下にある柔らかい羽根がまだ収容しきれてません(笑)。

私の小さい頃は、ベンケイ、マグソ、クワガタ、ハイノウ・・・いろんな種類のカブトムシをそれぞれのあだ名で呼んでましたが、今はそんなのに自然の中ではお目にかかることすらないような子供時代になっちゃってるんじゃないんですかね。一体彼らはどこに行っちゃったんでしょうか?

岳志農園には栗の木がたくさんあるじゃないですか。だから、その樹液を求めてカブトムシが昔はたっくさんやって来たんです。普段はあまり他の男の子より秀でた面のなかった私が、唯一クラスの男子を睥睨することのできたのが、夏のカブトムシの所有数だったんです(笑)。

夏の夕食時。家族でご飯を食べていたり、その後にテレビを見ていたりした時に、不意に窓ガラスがカツンと異様な音を立てるんです。何か硬い物がぶつかったような音ですが、それは石のような物じゃなくって、もうちょっと生き物チックな物(笑)。そうです、それがカブトムシだったんです。

栗の木に夜な夜な集まってきたカブトムシが、我が家の明かりを目指して飛んできて、そこにガラスがあると気付かずにぶつかって、そのまま縁側に落ちてもがいてました。いろんな種類が飛んできましたが、希少性の高いヤツだったりすると小躍りして喜んでその年の自分のコレクションに入れてたんです。

つまり、私は毎年全く労せずしてカブトムシを捕獲して、あんまりたくさんになったら近所やクラスの子達にもあげてましたから、夏は結構なヒーローでしたね(笑)。ベンケイなんて誰でも持ってましたけど、クワガタのでかいのとか、ハイノウっていう肩にエラの張ったような体つきのカブトムシは羨望の的でしたね。

しかし、今やそんな風に窓ガラスを鳴らすカブトムシなんて一匹もいませんよ(汗)。農薬等が普及してカブトムシ自体が減ってきたこともあるでしょうし、卵から芋虫のでっかいような幼虫になって、それが硬いさなぎになって、更に成虫になるまで過ごせるような自然の中の場所が無くなってきてるのかもしれません。

珍しいクワガタが東京のデパートで目の飛び出るような値段で売られているなんて聞いた時には、既に我が家に飛び込んでくるカブトムシはほとんどいなくて、一獲千金の夢は潰えましたが(笑)、自分の幼少期を懐かしむくらいのカブトムシには、時として訪問してもらいたいと思ってるんですけどねぇ・・・。


□□□ こいつはすぐに逃がしてやりました □□□
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農園の一日

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丸ごと一日使える日曜日っていうのも案外少ないんですけど、時間がある限りは家の周りの仕事に追われるのが田舎暮らしのいいところでもあり面倒臭いところでもあります。家の周りの雑務に追われずに済むのならそれに越したことはないんですけど、いつもと違った仕事をすることでリフレッシュできる部分もないではありません。

このブログでも縷々ご紹介しているように、この2週間くらいは栗拾いに追われていた岳志家ですが、ようやくほとんどが落ち終わって、雨の日でも朝晩続いた栗拾いからは解放されつつあります。親父もお袋も女房も私もできる限り手を出して総動員でやってましたが、今年もこれでようやくひと段落ってところです。

ご存知のように栗っていうのはイガに入っていて、木の枝から落ちる時には栗だけで落ちたり、栗がイガに入った状態で落ちたり、残ったイガだけが落ちたりするんです。ですから、栗を拾い終わったってことは、栗の畑はもう何も落ちてない状態なんじゃなくって、イガばかりが大量に転がっている状態だっていうことになるわけです(汗)。

つまり、そのイガを処理しちゃってようやく栗拾いが終わったってことになるんであって、今日は朝からイガを熊手でかき集める仕事に従事してました。広い畑全面をかき集めるのは結構大変ですが、これで全てから解放されるとなればルンルン気分でもあります(笑)。朝のうちに大体終わって、きれいになった畑を見てご満悦ご満悦。

野菜の畑を見れば、先週まいた大根の種が芽を出していて、どれも元気そうに育ってました。まいた所からは全て芽が立ち上がってましたから、発芽率は100%で成績優秀です。ま、今の時代ですから、ちゃんと発芽してちゃんと育つ品種が売られてて誰がやっても同じなんですけど、この畑の栄養がいいからに違いないと私は思ってます(笑)。

暑いんだか寒いんだか分からないような天候ですが、それでも草だけは伸びてきてますから、大根の畝の周りに小さく芽を出し始めている雑草を草かきでゴリゴリと削っておきました。11月の中旬に収穫を迎えるまで、こいつらは大切に育てていかなくっちゃなりません。まだもう少し畑には手がかかりますね。

畑仕事には長靴が必要ですが、私は本当に昔ながらの真っ黒なゴム長靴を愛用してます。今はホームセンターなんかでカラフルでちょっとカッコのいいヤツを売ってますが、なんだか履き心地がよろしくないような気がして、ダサダサのオールドタイプをわざわざ使ってます。こっちの方がゴムが軟らかくてお気に入りなんですよね。

縁側でひと休みしているといつもの山鳩が餌をねだりに来たりして。生のお米をまいてやると一心不乱に食べるんですけど、もうかなり人間になついちゃって相当近くまで寄っても逃げません。でも、手から餌づけさせようとしても、そこまでは来ませんけどね(汗)。そんなこんなで、秋も深まりつつある岳志農園からのレポートでした。


□□□ 明日の朝からはゆっくり寝てられるかな □□□
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バカラ

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社長就任のお祝いにと、古くからの友人のほっちゃんがペアでグラスを贈ってくれました。古くからの友人って言っても、女房の高校時代の親友で、私も結婚以来お付き合いいただいてるっていう感じなんですけどね。女房が高校時代の話しをすると必ず名前が出てくるのがほっちゃんなんです。

私は最近顔を合わせることが全くなくなっちゃってますけど、女房は今年あった高校時代の同窓会で会ってきたそうです。同窓会のために埼玉まで出て行くのをためらっていた女房だったんですが、ほっちゃんが来るって言うんならってことでいそいそ出掛けて行くくらい、彼女にとっては大切な友達ってことでしょうね。

さて、このグラスですが、かの有名な『バカラ』っていう会社の製品ですよ。私もどんな会社なんだかは全く存じ上げませんが、名前だけは知ってます(汗)。どうやらフランスの会社のようですが、高級品ゆえに自分で買うことは当然なかったですし、かつてどこかのバーで一度使わせてもらったことがあったような記憶がある程度です。

その手のウンチクのほとんどない私がそれをネタにして記事を書いても全く信憑性に欠けますけど(汗)、それでも本物を手にしたんですから、その実感だけでもお伝えしたいわけです(笑)。このブログにもご紹介したように、何年か前にはオーストリアのグラスメーカー『リーデル』の当主であるゲオルグ氏ともお会いしたことがありましたから、ホンのちょっとは勉強しましたしね。

今回いただいたのはウィスキーのショットグラスっていう様な形じゃなくって、全く普通のどんなものにも使えるような形のグラスなんです。形状的にも、似たような感じの物をどこかで見たことがあるっていうくらいの一般的な形です。我が家のオンボロな台所に置いてあれば普段使いのグラスに見えちゃいますね(笑)。

どこが違うかって、ガラス自体の輝きって言えばいいのか、キラキラ度ピカピカ度が高い気がしますね。ガラスってひと言で言ってもいろんな成分の配合が違うでしょうから、その辺がきっとどこにでもあるようなガラスとはちょっと違ってるんでしょうね。ま、そんじょそこらのグラスじゃないと思って見るからそう見えるのかもしれませんが(笑)。

持った感じはズッシリと重い気がします。この大きさですから持ってて疲れる程じゃありませんけど、見た目の印象と持った手応えにズレがある感じですね。でも、何かを飲む時には違和感なく使えますから、その辺のバランスはしっかりと考えられているのかもしれません。ま、そんじょそこらのグラスじゃないと思って持つからそう感じるのかもしれませんが(笑)。

いずれにしても、これは家でのお酒飲み専用にするつもりです。グラスの形状でお酒の味が変わってくることは経験済みですが、この形は適さない形じゃないと思います。日本の焼物もまた味がありますが、いろいろと使い分けて味を楽しめればいいんじゃないですかね。いい物をもらっちゃいました。ほっちゃん、本当にありがとーありがとーありがとー!!!


□□□ どういうアングルの写真なんでしょー? □□□
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信州の地酒

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先日、長野市に宿泊した時のことです。会議の後に懇親会があって、更にその後は三々五々勝手に2次会に突入したんですけど、長野市内の居酒屋さんなんてそれほど知っているわけじゃありませんから、仲間の蔵元に連れて行ってもらったんです。『幻舞(げんぶ)』醸造元のT君には、こういう時に世話になることが実に多いですね(笑)。

この日は週末ってわけでもなかったんですけど、行こうとするお店はどこも込んでいるようで、ちょっと考えあぐねた結果、一軒の焼鳥屋さんにたどり着きました。実は、このお店も一杯だったんですけど、もうちょっとしたら空きますってマスターが言ってくれて、とりあえずカウンターの隅に陣取って待ちました。

ま、T君のことですから幻舞と信濃鶴が両方置いてあるお店をチョイスしてくれたんだと思いますけど、このお店にもしっかりと置いていただいてあってうれしかったですね。長野駅前の大通りの角の目立つ場所にあるお店で、初めてお邪魔した・・・と思ったんですが、実は少し前に引っ越してこられたそうで、改めてマスターの顔をよく見ると知っている顔でした(笑)。

以前は、別の場所でもう少し小さな焼鳥屋さんをやられていたんですけど、人気店ゆえにちょっと器を大きくして再出発したってことのようです。前のお店にも鶴は置いていただいてあって、長野市内で鶴を常備していただいているお店なんてそうはありませんから、ご挨拶がてらうかがったことが何度かあったんですよね。

『信州の地酒』と銘打ったメニューにもしっかり名前を載せていただいてました。こんな繁華街の目立つお店のメニューに鶴の名前が並んでいるなんてひと昔前なら考えられなかったことですから、なんだか自分の造ったお酒じゃないような気さえしましたねぇ(笑)。うれしい半面、身の引き締まる思いも同時にするんですけどね。

この目立つメニューに並んでいるラインナップは全て県内産で、信濃鶴はさて置き、県外でも評価の高い長野県を代表する銘柄ばかりと言っていいでしょう。地元の料飲店さんがこういう品揃えをしてくれるっていうことは、地元でお酒を造っている私達とすればとってもとってもうれしいことなんですよね。

長野オリンピックがこれから開催されるっていう機運が高まっていた頃、長野の繁華街で銘酒を売り物にしている居酒屋さんに並んでいたのは、実は新潟のお酒だったりしたんですよね(汗)。こんなことじゃイカンと、長野の酒メッセに力を入れるようになって、自分達の酒造りも外からの視線を浴びて、恥ずかしいものは造れないようになっていきました。

それ以来の地道な努力もあって、少なくともあの頃よりは信州の地酒の評価は上がってきて、地元の居酒屋さんでも胸を張って並べていただけるようになってきた・・・と思いたいですね。豊香、佐久の花、幻舞(麻輝)、大信州、水尾、御湖鶴なんていう代表ブランドと一緒に並べてもらえて気持ち良く飲み過ぎた夜でした(笑)。


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仙台日本酒フェスト(おまけ)

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仙台日本酒フェストに関してちょっと書き忘れちゃったことがあったもんだから、おまけ記事にして締めたいと思います。書き忘れたって言っても、イベント内容とかお客さんの話題じゃなくって極々内輪のお話しですから、そんなのご報告しなくてもいいのかもしれませんが、とりあえず読者の皆さんにもネタとしてご披露しておこうと(笑)。

駒ケ根市の『越百(こすも)』のえっちゃんは、私が最も世話になっている居酒屋店主ってことになりますが、その大切なパートナー(ご主人)であるN君にもいろんな場面でお世話になってたりします。ま、普段は単なる飲兵衛仲間なんですけど(笑)、時として長生社の準社員として働いてくれたりするんですよね。

特に、この仙台日本酒フェスタには、彼の職場である東京からわざわざやって来てくれることが多くて、私と一緒に前日入りして前夜祭をやって、当日はブースに立って接客のお手伝いをしてくれるのがここ数年のお決まりになってたりします。お金を出して入場券を買ってるんだけど、実は中で働いてるんですよね(笑)。

今回も、準備から第2部の終了直前までブースに立って私のサポートをしてくれました。準備もイベント中も片付けも、ひとりでアタフタやるのと2人で手分けができるのでは全く効率が違ってきますし、それに伴って疲労の度合いも少なくて済みますから、本当に助かるんですよね。N君、今年もどーもアリガトーアリガトーアリガトー!!!

ちなみに、越百グループも今年もイベントに参加してくれて、遠く駒ケ根から車で何時間もかけて仙台まで遊びに来てました(汗)。えっちゃん、サトーさん、マコちゃん、黄身ちゃん、T君の5人もいて私もビックリしましたが、会場には終了まではいなくて、早々にどこか仙台の街の中に消えて行きましたとさ(笑)。

さて、もうひとり感謝しなくっちゃならないのが、仙台の居酒屋『鳥心(とりしん)』の店長Yさんです。酒のかわしまのサンセールさんが前職の錦本店におられた頃からのお付き合いですが、仙台に来ればお会いすることも多くて、そんな折にはかつて私が絶賛して食べた『ホヤ塩』なる調味料(?)を作って持ってきてくれたりするんです。

ホヤ塩に関しては、どう説明していいものやら、どんな形状のものなのかっていうこと自体も分かり難いかもしれません・・・ま、上の写真を見といてください(笑)。茶色の顆粒って感じのものですが、ホヤのどこかを使って作るんですけど私には分かりません(汗)。でも、〆サバとかに付けて食べると実に美味なんですよ、これが!

これをかつて鳥心でいただいて、美味しくてベタ褒めしたらYさんがお土産に持たせてくれたんですけど、今年も会場まで作って持ってきてくれたんです。ここ最近は鳥心さんにも飲みに行けなくてご無沙汰しちゃってますが、イベントにはスタッフの方達も来てくれてご挨拶いただきました。Yさんをはじめ、皆さんに感謝感謝です。来年は、お店で飲めるように計画を立てなくっちゃね(笑)。


□□□ 100%天然手作りのホヤ塩です □□□
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仙台日本酒フェスト(つづき)

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今日のお話の内容は、仙台日本酒フェストでお会いしたあるお客さんと、「そんじゃ、お客さんのことブログに書きますからね!」なんてお約束して帰ってきたことで、ま、信濃鶴の自慢話だと思ってお聞きください(笑)。ファンになってくれているお客様のために、しっかりとしたお酒を造らないといけないと感じさせられた話なんですけどね。

『鶴チュー』だなんてこのブログでは書くこともありますが、どのお蔵さんのお酒にもファンになってくれるお客様がいるはずです。そのきっかけはいろいろあると思いますが、嗜好品ゆえに全てのお客さんが一様に同じお酒が好きになるなんていうことはありませんから、いろんなお酒のいろんなファンっていう多様な感じが面白いんじゃないですかね。

これまでも記事にしたことが何度かあるはずですが、私達蔵元が何度言われてもうれしい言葉のひとつに、「私はお宅のお酒で日本酒に目覚めました」っていうヤツがあります。それまで日本酒のことはどうも好きじゃなかったんだけど、ある時あるお酒を飲んだらそれが美味しくて、それから日本酒を飲むようになったっていうのはよくある話です。

でも、そのきっかけになったのが自分の蔵のお酒だったっていうのは、蔵元冥利に尽きるというか、多少は業界の役にも立っていると思えるというか、何よりも自己満足感が高いというか(笑)、とにかく素直に嬉しいお話なんですよね。自分で一生懸命に造ったものが、とても高い評価をいただけたような気分になれるわけです。

で、このイベントの会場でそんなお客様に会えたっていう自慢話(笑)。若い娘さんって程じゃないけど私よりはかなり年下にお見受けした女性が信濃鶴のブースにやってきて、「私、信濃鶴さんを飲んで日本酒が好きになったんです。本当なんですよ!」と力説してくれました。今でもいつも飲んでいただいているそうです。

お話ししていくうちに、「息子にも紹介したら、それまで日本酒を飲まなかった息子も飲むようになっちゃって、家に置いてある信濃鶴を取り合ってるんです」なんて聞いて、とても20歳以上の息子さんがおられるようには見えなかったもんだからビックリ仰天したんですけど、母と息子の親子鶴チューが世の中に存在するとはねぇ(笑)。

まぁ、こういう方は鶴に出会わなくても、いつの日かどこかのお酒で日本酒に開眼するはずです。日本酒の良さを分かっていただける感覚は元々お持ちだったんだけど、それまで自分の好みに合うお酒と出合えてなかったっていうだけで、本来は日本酒好きになる素養はお持ちなんだと思うんですよね。それが、たまたまいいタイミングで鶴を口にしてくれたってわけです。

私もうれしくなって、記念の手タレ写真を撮らせていただいたような次第(笑)。会も終盤でしたから、もうひとりの鶴チューさんと一緒にゆっくりとお話ができて楽しかったです。もしかしたら日本中にポチポチといてくれるかもしれない鶴チューの皆さんのために、これからもより良いお酒を造り続けなくっちゃならないと改めて思いましたね。


□□□ ポイントが下がり気味です(汗) □□□
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仙台日本酒フェスト

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タイトルの『仙台日本酒フェスト』も3回目となったそうで、今回も信濃鶴は参加させていただいて、主催である『酒のかわしま』さんの面々と楽しくイベントをやらせてもらってきました。3回目っていうのは『酒のかわしま』さんがご商売を始めてから3年経ったっていうことで、社長のサンセールさんの前職である『錦本店』さんでも1度開催されてますから、実質4回目ってことになりますかね。

前半300名、後半300名というお客さんのお相手を5時間に渡ってやり通すのは大変なことでもありますが、このイベントを心待ちにしておられるお客さんとお話しさせてもらうのは、私達蔵元としても実は楽しいことで、仙台の皆さんは他県のお酒にも分け隔てなく接してくれるような気がしますね。

まぁ、3回目ともなると所々に見知った顔の方もいらっしゃるようになりますが、このイベントで特に感じるのは、若いお客さんの割合と、それに付随して若い料飲店さん達の来場が他でのイベントより多いんじゃないかっていうこととですね。サンセールさんはもういい歳ですが、その他3名の従業員みんなの若さが客層にも表れているのかもしれません(笑)。活気があって、いいイベントだと思いますね。

酒のかわしまさんのおかげもあって、仙台にはそれなりに鶴チューが生息しています(笑)。この日も、家に常備していると言ってきてくれる若いお客さんが何人かブースに立ち寄ってくれました。鶴のこともいろいろと知っていてくれているようで、ビックリしました。少しずつでもファンの方が増えてくれて、仙台でも鶴の知名度が上がっていってくれると嬉しいんですけどね。

また、別のお客さんは、埼玉出身で仙台にはお仕事でお見えになっておられる方でしたが、地元埼玉の酒屋さんで自分の好みのお酒について尋ねたら信濃鶴を紹介してくれて飲んだことがおありだったようですが、仙台に赴任して自分の好みのお酒を酒屋さんに尋ねたら、なんと再び仙台から遠く離れた長野県の鶴を紹介されたっていうんでエラク驚かれたとか。

各県に1、2店舗しか取り扱い店なんてないのに、たまたま近くで出掛けたお店が2軒とも信濃鶴を扱っていたなんて、とんでもない偶然じゃないですかね。埼玉と宮城で同じ銘柄に出会って何か運命的なものを感じたなんておっしゃってましたよ(笑)。ちなみに、埼玉のお店は杉戸町のN酒店さんでしたから、決して大きなお店じゃないんですけどね。

私が昔からサンセールさん達と仲良くしてもらっているからっていうこともあるかもしれませんが、このイベントで本当に楽しいと思うのは終了後の蔵元懇親会です。「そんなの飲んでるだけじゃねーか」と言うなかれ。他県の蔵元さん達やイベントスタッフの皆さんが集まった懇親会で、あんなにワイワイ楽しく飲めることってそうはないんですよね。

これも、サンセールさんご夫妻をはじめ、コン様、加藤君、ケータ君っていうみんなのチームワークに私達も巻き込まれているからなのかもしれません。日本酒とワインをメインとして売り上げはしっかりと伸ばしておられるみたいですから、今後ともイケイケ状態は続くと思います。私も来年は、もうちょっとみんなと仙台の夜を楽しめるように計画しなくっちゃなりませんな(笑)。


□□□ 手タレ写真は仙台鶴チューの面々 □□□
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リュックサック

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昨日、一日中歩いて思ったこと・・・こりゃねぇ、こういう状況の場合にはもっと考えとかにゃあならんことだと思うんですけどね・・・昨日みたいな日は、大きな手荷物を持たないで行動できるようにしとかないと、いろいろ寄り道しながら歩き回るのはとっても大変になっちゃうから、何か事前に手を打っといた方がいいんじゃないかってことなんです。

私はちょっと一生懸命にお酒を造り過ぎて(笑)肩が痛くなっちゃってるもんだから、スーツケースとか大きなカバンを持ち歩くのはとても苦手なんです(汗)。手に持つのも、肩に掛けるのも後々ダメージが出てきて辛い思いをするもんだから、格好が悪かろうが何だろうが、どっちかって言えばダメージが少ないリュックサックに着替え等を詰め込んで歩いてるんです。

とは言え、それでも一日中リュックを持ち歩くってぇのは、50歳の身体にはこたえる様になってきましたし、肩も痛くなってくるし、何よりも手荷物としていつも傍に置いておかなくっちゃならないのは、長距離を、それも列車やバスやタクシーを乗り継ぎながら移動するのには、面倒臭いことこの上ありません(汗)。満員の乗り物だと置き場にもこまるしねぇ。

昨日も、あれだけあれこれと動き回るとなると、もっと身軽になってた方がどれだけ楽になるか分かりません。ですから、大きな荷物は前日までにホテルに送っておいて、必要な身の回り品だけを小さなバッグにでも入れて持ち歩くように、なんでしなかったのか後悔しきりだったんです(涙)。涼しかったから良かったですけど、気温が高ければ死んでたかもしれませんぜぇ(笑)。

今回のように長距離を移動する場合以外にも、例えば東京方面に出る時なんかは、まずは荷物をホテルに預けておいてから行動開始になってるのが現状で、最初から手ぶら状態でいられた方が行動が規制されないのは確かなんですよね。バスで新宿に着いてホテルに行ってから、八王子の酒販店さんまで戻るなんてことしなくても済むわけです。

ダンボール箱で送るってのもカッコ悪過ぎですから(笑)、ホームセンターで安いキャリーバッグでも買って荷物を前送りすることを考えてみてもいいかもしれませんねぇ。あとは、お金と傘とスマホと予備バッテリーくらいを持ってればいいですもんね。往復の送料がかかっちゃいますけど、必要経費で落としてもらおうかなぁ・・・。


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山形営業

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9月に入って、お米も実ってきて、製造の計画も立てて、これから日本酒業界としたらイベントが多くなってくる時期ではありますけど、それでも、外遊・・・じゃない県外営業の機会は残り少なくなってきました。お呼ばれしている酒販店さんのお酒イベントはあと2つになって、それを一生懸命に務めるのみ。今回は『酒のかわしま』さんの『仙台日本酒フェスト』参加のために東北行脚となりました・・・じゃ、リアルタイムレポートでいきまっせ!

04時00分 起床。今日中に営業しながら仙台に入ろうとすると、早く行動を起こさないとダメだけど、さすがに眠い。

05時00分 高速バス出発。今回は朝一のバスが満員で取れなくて、朝二のバスで新宿へ。土曜日の朝はビジネスマンより、若い人達が遊びに出かける感じ。

08時40分 予定通りに新宿到着。新宿のバスステーションは、これから遊びに出かける風情の人達で一杯。ウラヤマシー!

08時50分 新宿駅から東京駅まで中央線快速電車で移動。土曜日だから乗客も少なくて快適。

09時48分 山形新幹線つばさ177号で山形の手前の赤湯まで。行楽シーズンで人が多いのか、たまたま多いのか、いつでも多いのか。駒ヶ根駅の百倍は人がいるな(笑)。

12時07分 赤湯に到着。東京は曇ってたけど、北上するに従っていい天気に。ここまで2時間以上かかるって、案外ゆっくりな感じ。のぞみとかと比べちゃいけないのかな。

12時24分 フラワー長井線なるローカル線であやめ公園駅まで。JRじゃないみたいだけど、改札を通らずに乗り継げた。この列車でいいのか駅員さんに聞くと「ンダ!」と答えられる(笑)。

13時02分 あやめ公園駅到着。M酒店さんにうかがう。いろいろお話できて楽しかった。業界内部の裏話満載(笑)。

14時50分 再びあやめ公園駅から赤湯駅まで。よくよく見ると電線の高架がない。なんと、フラワー長井線は電車じゃなくってディーゼル車(?)。道理でチトうるさかったわけだ(笑)。

15時47分 JR奥羽本線で赤湯駅から山形駅へ向かう。この間は、新幹線を使っても使わなくても大した違いはないみたい。

16時17分 山形駅到着。M屋さん訪問。ここは駅から遠いので、不本意ながらタクシーを使う。M屋さんでも話が弾み過ぎて、どえらく時間が経っていた(汗)。半分は信濃鶴とは関係ない話題。私がお店に居る間に、お客さん2人に鶴を強引に売りつける(笑)。オマケに、ひとりの方には駅まで送り届けていただいちゃって、本当に感謝感謝!

19時34分 JR仙山線で仙台に向かう。発車までの待ち時間が長くて閉口する(汗)。とりあえず列車に乗り込んだが、何か食べる物を買っときゃ良かったと後悔。隣のお婆さんが食べてるお弁当が羨まし過ぎる(涙)。

21時02分 仙台到着。こんなに時間がかかるとは思わなかった(汗)。駅前で夕食をかき込んで、前夜祭をやってるサンセールさんとは合流せずにホテルで爆睡。今日の分まで明日の懇親会で飲むことを心に誓う(笑)。


□□□ 写真はフラワー長井線の車窓から □□□
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圃場見学(つづき)

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さて、ようやく、今年の圃場見学で教えていただいたことのレポートができます(笑)。とは言え、私のような素人にそれほど難しいことが分かるわけでもなく、皆さんのおっしゃることを聴いているだけなんですけど、そんな見学会に出られる一般人も少ないはずですし、毎年この会を開いて下さっているJAさんには感謝感謝ですね。

とにかく、今年の現段階でのキーワードは『日照不足』ってことにあるようでした。今年は過去に例がないほどの日照不足なんだそうですね。お盆前くらいまでは例年並みで良好だったようですが、お盆あたりからは丸一日晴れてたなんていう日が数えるくらいしかないっていうほどの気候が続いてますもんね。

私もお盆のキャンプではずーっと雨に降られてましたし、お盆が明けたら少し夏らしい気候に戻りましたが、その後は曇り空の日が多かったですね。日本各地に目をやれば、毎日どこかで大雨による災害が起こっているっていう感じだったじゃないですか。最近だって、梅雨のような天気が続いてます。

この日照不足が稲に及ぼす影響は、単純に考えれば想像がつくように、生育が遅れるってことになるそうです。例え遅れたとしても、その分待てば米粒が充実してくれるっていうんだったらまだいいんですけど、もう気温も下がってくるわけですし、農家さんにとってはかなり厳しい結果になるのは避けられないっていうようなおっしゃり方でしたね。

美山錦は早生(わせ:早く熟す種類)ですから、例年であれば9月の半ば頃には刈り取りになるんですけど、今年は2週間、下手をすると3週間くらいは余分に待たないとならないってことでした。刈り取りの計画は他の品種との絡みもあって、どこか一部だけをヒョイと動かすなんてことはできないそうですから、JAさんとしても頭を悩ませるんじゃないですかね。

私の懸念は、ただでさえ美山錦の蔵への入荷は遅いわけで、刈り取りが遅れればそのままその分が後ろへシフトしちゃって、籾の集荷が一カ所に集約されることとも相まって、とんでもなく仕込始めが遅れちゃうんじゃないかってことですね(汗)。その辺はJAの担当者さんと密に連絡を取り合うってことで、携帯の番号を無理やり聞いときました(笑)。

この日お邪魔した伊那市高遠町山室の田んぼは本当に山の中にあって、すぐそばが山裾っていう場所でした(写真1、2)。山から湧き出る清水は冷たくて、その水を使ったいい美山錦ができるそうです。今年の美山錦は穂の長さは短いんだけど、粒が大きい傾向なんだとか。でも、やはり生育が遅れていて、まだ実は充実してないようです(写真3)。ひとごこちの方が遅れが目立たないとかで、こちらは少し安心らしいです(写真4)。

ちょっと分かりづらいでしょうけど、写真5の田んぼ1枚から60%精米のお米が約600キロできる計算です。600キロと言えば小さい仕込ですが、その程度の仕込みでもこれほどの田んぼの面積が必要だと思えば、長生社のような小さな蔵でも、ご厄介になっている田んぼの広さは相当なものになるってことで、改めて伊那谷の自然と農家の皆さんに感謝する気持ちになりましたね。


□□□ 早く刈り取りになりますように! □□□
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圃場見学(蛇足)

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今日のこの記事も、昨日に引き続いて社外で書いてますから、なかなかたくさんの写真のアップができません(汗)。仕方がありませんから、ちょっと蛇足なブログにして場つなぎをしておきましょう。少しでも時間ができるとブログの内容を考えている私が可哀想でもあり、可愛くもあり、毎日ブロガーの習性は恐ろしいもんです(笑)。

昨日記事にした圃場見学の後の懇親会での話ですけど、この懇親会は農家やJAの方々と飲みながら情報交換ができるとても有意義なもので、米作りの苦労話や今年の稲のリアルタイムな状況なんかが聞けて、米作りを自分でやらない私にとっては、とてもいい勉強の場になってます。ですから、例えお酒が飲めなくても出席するようにはしてるんです。

この日もどうしても車で帰って来なくっちゃならなくて、アルコールは御法度でした。そういう場合には、大方の皆さんがそうするように、仕方がありませんからウーロン茶あたりでお茶を濁そうと思ったんですけど、なんとここではノンアルコールビールを用意していただいてあって、私のような参加者がいじけないように配慮してくださってました(笑)。

ノンアルコールビールなんてこれまでほとんど飲んだことはありませんけど、この日は注ぎつ注がれつしてるうちに、写真に写っているビン2本分くらいは飲んじゃったんじゃないですかね(汗)。本物のビールならもっといくらでも飲めるのに、やっぱりちょっとお腹がタプタプ気味にはなりました。

ところが、身体の反応はビールとは違うものの、気分的には何となく気持ち良くなってくるような、若干酔いがまわった時のような、ホンワカした気分になったんです(笑)。雰囲気に騙されてるんだと思いますが、このまま車を運転しちゃいけないんじゃないかと考えちゃうほどでしたよ。口の中もビールっぽい臭いになってるからでしょうかねぇ。

パブロフの犬じゃありませんが、口の中がそんな状態になると、過去の記憶の断片が蘇って、脳内でなんかの物質が放出されて、一時的に酔った様な気分になる・・・正にこの作用こそが、ノンアルコールビールを造っている各大手ビールメーカーの策略であって、私達消費者は思うように手玉に取られているんじゃないか・・・というのが私の推理です(笑)。

冗談はさて置き、こういった飲料がこんなに支持を得るなんて、誰が予想したでしょうか?アルコールのないビール風味の飲み物だなんて説明しても、ひと昔前の人だったら想像もつかないでしょうね。アルコールを飲んだような気分にさせるための飲み物に価値が出るとは、これ如何に?お茶を濁してノンアルコールビールを飲んだっていうお茶濁しのブログでした。チャンチャン(笑)。


□□□ 味もどんどんビールに近くなってる気がします □□□
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圃場見学



今日も忙しい!今日もテンパってる!・・・でも、今日はネタがあります(笑)。でもでも、時間はなくって、写真をたくさんアップできませんから、写真を見ながらの説明は明日に回して、今日のところはとりあえずの速報だけを記事にしとこうと思います。さてさて、これはどこの田んぼでしょう?

これは駒ヶ根市の北に位置する伊那市高遠の山の中、その名も『やまむろ』地区の田んぼです。『やまむろ』ってたぶん『山室』って書くんだと思いますが、正確なところが分かりませんから、その辺も明日に回します(笑)。そのやまむろ地区にある、美山錦が作付けしてある田んぼを見学することができたんです。

毎年JAさんが主催してくれている、酒米の圃場見学に今年も行ってきました。ご自分で酒米を育てている蔵元さんもいらっしゃいますが、一般的には自ら酒米を育てているなんて蔵元はあまりいなくて、どちらかと言うとお米作りに関しては門外漢だったりするわけで、実際の田んぼを見せていただける機会っていうのは、実は貴重なものだったりします。

実際の生産者である農家の方達と一緒に圃場を見て回るようになってから数年経ちますが、これはこの上伊那地域が県内有数の酒米の産地であるからこそできることで、自分達が今季の酒造りで使う酒米の育ち具合を、JAの専門家の説明つきで観察できるなんてことは、なかなか他の地域のお蔵さんではできないことなんじゃないですかね。

長野県内で栽培されている酒米の主力は『美山錦』と『ひとごこち』ですが、この上伊那地域ではその両方ともが作付けされていて、収穫量も県内一になってます。ただでさえ自然豊かな場所に蔵があるっていうのに、そこが酒米の産地だなんていうのは、神様が与えてくれた地の利以外の何ものでもないでしょうね。

JAの米穀部会の中には酒米専門の部門があって、農家さん達も一生懸命に酒米を作ってくれています。そういう方々とお話しできるのも、この圃場見学の素晴らしいところだと思いますね。見学会が終わった後は、今年の稲の生育状況についてJAさんからもご説明を受けることができて、今年のお米の出来の事前情報も得ることができます。

その内容についてはまた明日書きますが、今日はとにかく上の写真で、この田んぼの周りの環境を感じてもらいたいんです。上手く写すことはできないんですけど、とにかくドエリャー山ん中なんですよね、これが(笑)。こんなところに田んぼなんてあるのかと思うような山の中まで入り込んで、ようやくたどり着いた感じでしたね。

上伊那の酒米は、飯米に比べて標高の高いところで栽培されてます。それが、信州の酒米の特性でもあるんでしょうけど、冷涼な気候で病気や害虫の被害が少なく、農薬の量が少なくて済むっていう利点もあるんだそうです。アルプスの山の中で育った酒米っていうだけでもかなり貴重なはずです。そんなお米を使っているお酒なんて、それだけでも売り物になりそうですよねぇ。そんなお米の今年の生育状況は、また明日。


□□□ 写真がたくさんアップできない環境にいます(汗) □□□
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100円ショップ

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さて、テンパった(汗)。余裕がない、ネタがない、時間がないで、どんな記事にしようか考えあぐねることもままならない時ってあるんですよね。朝は栗拾いでいつものように早く出社することもできないし、昼間はなんやら予定が入っていて、夕方からは飲み会だなんてことになると、どう考えても記事が書けないじゃん(涙)。

そんな時には少しの間でも使うしかなくなるんですけど、そういう時に限って適当なネタを持ち合わせてなかったりするんですよね、これが(汗)。仕方がないから取り溜めた写真を眺めてみてもロクなモノがなかったりするんですけど、今日は苦し紛れに上の写真を引っ張り出してみました(笑)。

いつだったかちょっと遠出した時に、たまたま女房と寄った100円ショップで買ったフライパンです。100円ショップに入ったんじゃなくって、入ったお店の隣が100円ショップだったもんだからぐるっと回ってみたんですけど、ああいうお店って、見てるうちに余計な物を手に取って買っちゃったりするんですよね(笑)。

何でフライパンなんだって話をすれば、別にそんなのなくても良かったんですけど、キャンプとかする時に小さなフライパンが前々から欲しかったんですよね。キャンプ使いですから黒こげになったりするし、手荒く扱うからいいヤツ持ってっても困るし、ビール飲みながらちょっと焼肉するなんて男のロマンだし(笑)。

そんなこと考えながらお店に入ったわけじゃないんだけど、手頃な大きさの、ちゃんと焦げ付かない処理をしてあるフライパンが目に入って、そんでもってそれが100円ときたもんだから、思わず買っちゃったと・・・衝動買いと言うにはあまりに値段が安過ぎて、躊躇するなんてぇことは全くありませんでしたけどね(笑)。

でもねぇ、これが100円はあり得ないと思っちゃうんですけどね。材料費だけだってそれくらいして、加工すれば工賃がかかるし、どうせ海外で作ってるんだろうから輸送費だってそれなりの額になりそうなもんなのに、正真正銘の108円(税込)です。使い捨てでもここまでかっていう値段じゃないですか。

ただ、そういう使い捨て感覚での消費っていうのがいいわけはないと思いますから、ちゃんとした値段のものより雑に扱われて、値段が安いゆえにすぐ壊れて、あっという間に捨てられるっていう様なサイクルになっちゃうとすると問題でしょうね。当然、しっかり長く使う人だって多いでしょうけどね。

ですから、私はこのフライパンがどのくらい使えるものなのか、実験的に大切に扱って長持ちさせてみたいと思ってるんです。見た感じでは、普通に扱えば普通に長持ちしそうですが、材質自体が薄いのがチト気になります。道具を大切に扱うのは造り酒屋の得意とするところですから、その精神がどこまで100円製品に通用するか勝負ですね(笑)。


□□□ ランキングも勝負してます □□□
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大根

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昨日に引き続いて、せっかく汗水流して作業した結果の写真もあることだし、今日も農業ネタ(?)でいってみたいと思います。今年はあまりブログには登場しなかったかもしれませんが、農家のDNAを色濃く受け継いでいる岳志家では、休日は遊ぶためのものじゃなくって、畑仕事をするための日だったりしますから、そんな日の仕事の一端をご披露申し上げましょう。

なーんちゃって、実際の農家さんに比べればママゴト程度の仕事ではありますが、それでもあれやこれややることは次々と季節を追って出てきますから、お酒造りが終わった後も自然の中で生き物を相手にしていることは度々あるってことになりますかね。そういう仕事にはあまりストレスを感じませんから、私の性に合ってる部分があるんでしょう(笑)。

先週末に栗を拾いながらもやってた畑仕事は、ご覧の畑の畝(うね)作りでした。写真の撮り方を失敗して何が何だか分からんようになってますが(汗)、上辺30センチ下辺50センチくらいの台形の畝が2本できているのが見えますかね。糸を引っ張ったりしないで作ったにしちゃぁ、結構きれいな直線になっとります。

この畑は我が家のメインの畑とはちょっと離れた所にあって、ここ最近は年に1度、決まった野菜しか作っていない特別な畑になってるんです。その特別な野菜とは・・・大根だんがな。それも、普通に食べるヤツじゃなくって、たくあん漬け専用に作る大根で、我が家のたくあん専用に作ってるってことです。

普通に食べる用とたくあん用の大根に違いがあるのかと聞かれれば、あると言えばあるし、ないと言えばない・・・です(笑)。どんな大根だって食べられるし漬けられるんでしょうけど、たくあんを漬けるには天日で干さなくっちゃなりませんから、どっちかって言うと細めの大根の方がいいみたいなんですよね。

ですから、細いうちに収穫しちゃうとか、多少太くても我慢する(笑)とかすればどんなのでもいいんでしょうけど、それなりに「これはたくあん向け」みたいな品種があるんですよね。そんな種を買ってきて、毎年こんな時期に植えてます。素人野菜ですけど、それなりに成長してくれて、たくあんの出来もいいんですよ。

岳志家にとって、たくあんは梅干しと並んで超重要な食品であって、なるべく妥協なくいいものを食べたいと思ってるんです。この畑も、生ごみを発酵させたものをしっかり混ぜ込んだり、除草剤はまかないようにしたりして大切に管理してるんですよね。ですから、いいものができるのは間違いないんですけど、畝を立てたりするのは面倒臭くて重い腰を上げてしぶしぶやってます(汗)。

一箇所に種を3粒くらいまいて、3本の苗の成長を見ながら2本は間引いて1本に仕立てていくんですけど、二葉が畝に対して平行に開いているのを残すといいんだそうな。あまり科学的な裏付けはない話みたいですが、農協の営農部にいる野菜を育てる天才のオバちゃんが言うんだから間違いがあるわきゃありません(笑)。今年もバッチリいい大根ができるでしょう。


□□□ 3位から動きようがないですな □□□
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栗拾い2014



日曜日の朝。その日は天気も悪くて、娘は受験生だってぇのに学校に行って何かするんだとか言うもんだから、朝7時ごろに駅まで車で送っていくことに。毎度のことながら時間ギリギリになって、私もヤキモキしながら娘をせかして玄関を出たんですが、その目の前に広がっていた光景が・・・。

イヤ、本当は大したことじゃないんですけどね(汗)。近所の人が見ても何も気が付かない光景かもしれませんが、私にとっては実にビックリしたというか、あまりに不意打ちを食らったというか、思わずのけぞった景色だったんです。「えっっっ???」って感じで何度も確認しちゃったその理由とは・・・。

こんなに引っ張って話さなくてもいいですよね(笑)。あのね、栗が落ちてたんですよ。大量にね。何のこと言ってんだかお分かりにならない読者の方もおられるかもしれませんが、岳志家は農家の側面もあって、お米は作ってないんですけど、昔からの財産で栗の畑が家の周りに広がっていたりするんです。そんなに広いわけじゃないんですけどね。

ですから、庭に1本生えている栗が落ちるようになったから拾うとかいうレベルじゃなくって、それなりの装備と心構えを持って取り組まないととてもでき切らない仕事なんです。広いエリアにポロポロと落ちている栗をひとつずつ拾うっていうのは、体力的には大変じゃありませんが忍耐力が必要な仕事ではあります。

で、いつもの年なら、落ち初めっていうのは木の下に数個が転がっていて、「今年もそろそろ始まったなぁ」なんて余裕を持って眺められるんですけど、けどけど、今年に関しては、その量が半端じゃなくってギョッとするほど大量に、最盛期と同じくらいの量がいきなり落ちてたもんだから私もビックリしちゃったってわけです。

ここへきて涼しい気候が続いたのと、雨が降ったりしたのが重なってひと晩かふた晩で、私達が気が付かないうちにドサッと落ちたんだと思います。雨が降ると、栗のイガが揺さぶられるせいなのか、栗の滑りが良くなるせいなのか、晴れの時よりたくさん落ちるんですけど、最初からこんなにまとめて落ちたなんていうことはめったにないことですね(汗)。

私もあわてて拾い始めたんですけど、親父なんか「そんなに大騒ぎするほどか?」とやってきて、「何だこりゃ!」といきなりマジになって拾ってました(笑)。もしかしたら、今年は栗の豊作の年なのかもしれませんが、こんなことこれまであまり経験したことがなくって、今年のちょっと変な気候のせいなんじゃないかと勘ぐっちゃったりしますけどね。

昔は市場へも出していて、お金が入ると、いやいや手伝わされた子供たちにも臨時のおこずかいが入ったものでしたが、今では知り合いの人に配ったり、お菓子屋さんで使ってくれたり、ご近所の方が買いに来るくらいです。苦労の多い割に実入りは何もないんですけど、これまでの歴史は継いでいくしかないようで、これからしばらく朝晩の栗拾いが日課になりそうです。


□□□ 腰が痛くなります(涙) □□□
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改築工事



ここのところ長野市に通い詰めてて・・・通い詰めるって程じゃないか(笑)・・・ちょっと目に付く光景がありましたから、エセ長野県観光大使ということで観光PRも兼ねて記事にしてみましょう。って、そんなに長野市のことに関して詳しいわけでもないんですけどね(汗)。

ご紹介したいのは上の写真『だけ』だったりします(笑)。何の建設現場だかお分かりでしょうかね。これは長野駅の現在の様子です。新幹線の金沢までの開通に合わせて改築工事が進んでます。私が見た感じでは、これまでより相当に大きくなって、かなり商業的なビルに様変わりする印象です。

県内のニュースでは、JRさんではこれから開通する新幹線路線の検査走行やら、新しい車両を入れての試験走行も順調に進んでいるようですから、きっとスケジュール通りに開業できるんじゃないでしょうかね。オープンは来年だったと思いますが、次季の酒造りが終わった頃には乗れるようになってんのかな?

いずれにしても、久しぶりに見たら「オーッ!」とのけぞって見るくらいに大きな工事になっていて、今後の長野観光の拠点になってくれそうな風貌が想像されますが、金沢開通がどれほどの影響を及ぼしてくれるのか、もしかしたら長野は単なる通過点になっちゃうんじゃないかとか、楽観的ではいられない気もします。

私がここ数年日本の各地に行かせていただく機会が多くなって、新幹線もそれなりに使いますが、値段もさることながら、やっぱり新幹線は特別な乗り物ですよね。航空路線と在来線の中間に位置する存在ではありますが、日本の技術の結晶だし、世界に誇れる日本の乗り物じゃないですか。

その基幹駅ともなればさすがに大きくて、地方の中核都市の顔でもあります。その点で、これまで終着駅だった長野駅は、チトその主張が弱かったのかもしれません(笑)。どんな外観になるのか私は分かりませんが、信州らしさを醸し出しながらも観光客のみなさんにアピールできる面構えになってもらいたいもんです。

とは言うものの、私の住む駒ヶ根市から見れば、えっらい遠くの駅の話ですからほとんど関係ないんですけどね(汗)。長野県の南部に関して言えば、いつになるか分かりませんが、超目玉のリニア新幹線の駅が飯田市に建設されることは確定してますから、信濃鶴とすればそちらに目を向けなくっちゃならないでしょうね。

でもでも、この新しい長野駅の中のお土産物屋さんのお酒ブースには信州の地酒を並べる計画で、鶴にもお誘いのお話はいただいてます。信州の顔になるべき駅ですから、そこに並べていただけるならうれしいですね。来年は、私も長野市から金沢まで新幹線に乗って観光できるかな。


□□□ 東京・長野間は2回乗ったことがあります □□□
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