専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

超整理法

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もうどれくらい前の出版だったのか定かじゃなかったんですけど、調べてみるとどうやら1993年の初版だったらしい『超整理法』っていう本があったじゃないですか。ノウハウ本の枠に収まらない思想の詰まった書籍として異例のベストセラーになって、かなりの話題になりましたからご記憶の読者の方も多いでしょう。

作者の野口悠紀雄さんは大学の教授で、次から次へと机の上に溜まっていく書類をどう整理したらいいのか頭を悩ませていて、たどり着いたのが、ひとまとまりになる書類をA4サイズの袋ひとつに入れて、それを時系列順に棚に並べて入れておくだけっていう、拍子抜けするほど簡単な方法だった・・・んじゃなかったっけ?

この本があまりに売れて、ここに書かれた方法を実践する人があまりに多かったために、当時文具店からA4サイズの袋が消えて無くなったなんていう笑い話も聞きましたが、後日談として野口さんが、「そんなのは郵送されてくるような袋を再利用すればいいんだから新しい袋なんて買う必要はない」なんてどこかにお書きになってましたけどね(笑)。

私も当時この方法を取り入れて会社の書類を整理してみましたが、私の場合には溜まっていく書類にそれほどの重要性がなくって、後で見返すなんてことも少なかったですし、結局紙袋が溜まっていくだけってことになって、あまりこの方法の恩恵には与れなかったっていう記憶が残ってますね。

じゃ、今は全く超整理法を実践してないかっていうと、やっぱりこの本から得られた考え方には同調した部分も多かったんでしょう、とにかくどんな書類でも時系列に一ヶ所に並べて取っておくっていう基本的なルールだけはずっと守っているところはあります。それほど単純な方法ですから、あれこれ考えるよりそうやっちゃった方が楽なんですよね。

で、最近の私の発明(?)は、この超整理法のミニマム版みたいなもんで、本当に必要なものに関してのみなんですけど、ひとまとまりの書類をクリアファイルに入れて、それを小さな箱に時系列順に並べて入れておくっていうもので、やってみると案外コンパクトにまとまって使い易くて気に入ってるんですよね。

全ての書類をまとめるんじゃなくって、最低限必要なものだけに限ってまとめてますが、それでも数えてみると20件くらいありましたね。何がいいかって、クリアファイルに入ってるから何の書類か一目瞭然で分かり易いし、紙の封筒よりかさばらなくて納まりがいいんです。最初は、いろんな所からもらったクリアファイルがたくさんあったから、廃品利用のつもりで使ってみたんですけどね。

『超整理法』の出版当時はクリアファイルなんて世の中になかったでしょうから、もしかしたら現代の超整理法では活用されているのかもしれません。その辺はチト分からないものの、必要な書類は区別なくクリアファイルに入れて並べておくっていう方法で本を書いて、あこがれの印税生活ができないか画策している今日この頃(笑)。


□□□ それより小説家の方がいいかなぁ(笑) □□□
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四谷イベント告知

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イベント情報の告知がいつも遅れ遅れになっちゃって申し訳ないんですけど、今年も四谷で『大長野酒祭り』が開催されます。私もはっきりとしたことが分からないんですけど、たぶん4回目になるのかな?信濃鶴とすると、3回目の参加っていうことになるんだと思います。年々盛大になってきているイベントですね。

8月3日ですからもうすぐですが、まだ前売りチケットはあるみたいです。前売券の発売状況で当日券を発行するのかどうか決めるみたいですから、当日でいいやと思っていると販売がないなんてことになるかもしれません。ネットでも予約できるみたいですから、参加を予定なさっている皆さんは是非是非お早めにご購入下さいね。

参加費6000円はいいお値段ですが、お酒もおつまみも基本的に制限無しですし、四谷三丁目界隈の22店もの飲食店さんを選り取り見取りなんですから、決してお高いわけじゃないでしょう。各店でこの日専用のメニューが出されますから、それをつまみながら信州の大部分のお酒を楽しんでいただけます。

我々信州の蔵元は45蔵が集まります。数的に言えば全酒蔵の7割近くの数になりますから、もうほとんど全県のお酒が堪能できるってことになって、正に四谷と信州の大コラボ企画と言ってもいいでしょう。『日本最大級の飲み歩きイベント』なんて謳っていますが、あながち嘘じゃないでしょうね。

気を付けていただきたいのは、開催時間が12時30分から17時30分までっていうことで、お天気が良ければドエリャー暑い時間帯だってことです(汗)。よりによってっていう様な日付と時間の設定ですが、汗をかきかきお店を飲み歩くのも、この時期じゃないとできない風情だと割り切って、体調に気を付けてご参加くださいね(笑)。

何店回っても全てのお酒と肴は飲み放題食べ放題っていうことですが、全店制覇なんてほとんど無理でしょうから、ほろ酔いで楽しんで歩けるくらいにとどめておくのが上手な楽しみ方でしょう。まぁ、店内で飲んで外へ出て次の店まで歩いているうちに、汗になってお酒が放出されていくらでも飲めるようになるのかもしれませんけどね(笑)。

信濃鶴は四谷三丁目の『セルフ角打ち・やまちゃん』さんにブースを置いていただきます。各お店に3蔵程度が割り振られていますから、1店だけでも10種類に近いくらいのお酒が飲めちゃうことになって、やっぱりそう考えると全店を回ろうなんて最初から考えない方が良さそうですね。

このイベントは、私達長野の蔵元はどちらかと言うとご招待される側で、企画運営は四谷三丁目の飲食店さん達によるものです。こんなことしてもらっちゃっていいのかと思う程のイベントですから、私達も一生懸命にやらせていただかなくっちゃなりません。当日の様子はまたアップしますが、お時間のある皆さんは是非ご参加いただいて、私達と一緒に汗を流してもらうと楽しいんじゃないかな(笑)。


□□□ 『よつや』って四ツ谷?四谷? □□□
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草刈り



関東での激暑出張を終えて、今日はリハビリのために庭にパソコンを持ち出して優雅にブログを書いてます(笑)。大気の状態がなんだか不安定だそうで、ほとんど晴れてるんだけど、時としてザーッと雨降りになったりして、あんまり仕事にゃならないし、涼しくなったもんだから外に出てきたってわけです。

雨が降らなきゃこんなことにはならなかったんでしょうが、昨日までは暑い中を歩いていたわけですし、この涼しさを楽しみながらブログが書けるんならそれもいいでしょう。けど、あんまりいつもと違う環境でこんなことすると、何もネタは出てこないし、何かを創作しようっていう気にもならなくてキーボードが進みません(汗)。

ちなみに現在は夕方ですが、昨日までの関東の暑さとのギャップでこんなに涼しく感じているばかりじゃなくって、女房もそう言ってますから、やっぱり今日は過ごしやすいみたいですね。こんな日が続いても困るでしょうけど、暑さの中休みがあってもいいんじゃないですかね。こりゃ、夜はバーベキューでもしたい気分です(笑)。

私の休日は、それなりに庭仕事とか畑仕事をしなくっちゃならないわけですけど、私なんかより断然働いているのが社長、つまり私の親父です。田舎の旧家ですから家の周りの土地が広くあって、それはほとんど畑になってるんですけど、そういったものの維持管理は大変なものがあるんですよね。

昔の造り酒屋みたいに、庄屋さん的な存在で財産もあって、かつお酒もしっかりと売れているような時代だったら、誰か人を雇って管理してもらうこともできたでしょうが、今そんな状況じゃないことは読者のみなさんご承知の通りで(涙)、それなりに広い畑や庭の管理を全て自分達でやらなくっちゃならないわけです。

私は日曜日も外に出ることが多かったりしますし、自分の家の周りくらいは草取り等もして、野菜の畑くらいは目を配りますが、その他大部分の畑は親父が面倒を見ています。特にこの時期の草刈りなんかは大変で、今日も一日中草刈り機を抱えて仕事してますね。私にやらせりゃいいんだけど、自分でやらないと気が済まないみたいで(笑)。

今は親父も元気でやってくれてますが、体が動かなくなってきたらその手の仕事は私がひとりでやんなくっちゃならなくなりますから、それを考えるとちょっとブルーですな(汗)。家の周りの畑仕事のためにも、まだまだ元気でいてもらわなくっちゃなりませんが、もう80歳ですからねぇ・・・。

庭には毎年恒例の梅が干してあったり、畑からの収穫物が並んでいたり、こういう光景だけを見れば我が家は農家そのものの風情です。自給自足的な生活にはあこがれるんですが、いざ実際の管理をやってみると、とてもとてもやっていけそうにありませんね。優雅に庭でブログなんて書いてる余裕は、そのうちになくなっちゃうんでしょうかねぇ(汗)。


□□□ 庭でブログを書くとこんな内容になります(笑) □□□
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営業終了



終わりました、激暑の関東営業が(汗)。ちょうど日本中が暑くなるのに合わせたような出張になっちゃいましたが、何も好き好んでこの状況に身を投じたわけじゃありません。これは神様の与えた試練だと思うしかありませんから、ここでとやかく言いませんけど、暑い中で額に汗して働いている皆さんには、心から敬意を表したいと思いましたね、自分を含めて(笑)。

ただ、過信しちゃいけませんが、私は暑さにはそれなりに強いんじゃないかなぁ。なんと言っても、造りの時の麹室での作業のことを思えば、それよりはまだ楽なんじゃないの?って感じだし、駅から結構な距離を歩いてお店にうかがっても、店番のご店主の方がバテてたりしましたから、私には暑さに負けない人一倍の根性がきっとあるはずです(笑)。

ただ、周り中がどこもかしこも暑いですから、逃げようがないんですよね(汗)。道端のコンビニにでも入ればいいんでしょうが、そういうお店はないことの方が多いし、何も買わないのに立ち入るっていうのも気が引けるし、そのたんびに飲み物飲んでたらお腹壊しそうだし(笑)。あまりに暑い時は、やっぱり出歩かないのが賢明かな。

今回、世の中が夏休みに突入してたのはいつもと違うことで、学校に登下校する子ども達は見かけなかったのに対して、お父さんやお母さんと一緒にどこかへ出掛ける姿をどの電車の中でも目にしましたね。同じように、どこかへ出掛けている家族も多いんでしょうから、さいたま新都心の東横インがすいてたのも理解できます(笑)。ドンドン遊んで、いい思い出をたくさん作って欲しいですね。

私だって、苦労して歩き回ったおかげで、酒販店の皆さんと色々とお話ができて、有意義な時間が持てましたよ。ブレークしている銘柄やら、業界裏事情やら、ご家族のことやら、今ハマっている趣味やら、この暑さは何とかならないのかってボヤキやら(笑)。信濃鶴をお願いしますっていう話なんかより、お互いを良く知るための会話が重要なんでしょうね。

こんなに暑くても出掛けて行くのは、売り込みのためっていうよりも、その酒販店さんのことを好きになるためっていう意味合いの方が、私にとっては大きいんだと思います。そういう相手に対しては、鶴をたくさん売ってくれなんていう感情よりも、末永くお付き合いしていきたいっていう気持ちの方が先に立って、いい関係が長続きするんじゃないですかねぇ。


□□□ 今回おうかがいできたのは全8店 □□□
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激暑



やっぱ暑いわ、北関東は・・・(汗汗汗)。そんなこたぁ、私だって分かっちゃいましたけど、分かっちゃいましたけど、暑いものは暑いんだから、どこかにこの憤懣やるかたない私の気持ちをぶつけなくっちゃ収まりませんがな。そういう時には、このブログは存在価値がありますねぇ(笑)。付き合わされる読者の方は、ウンザリでしょうけどね。

まだ38℃とかいうんじゃないんですけど、36℃くらいにはなっていたみたいで、信州人にとっては歩き回る限界でしょう。よくこんな所に住めるもんだと思っちゃいますが、こちらの酒販店さん達のお話をうかがっても、私と同じくらいにバテていらっしゃいますから、やっぱり人間の気温に対する許容範囲はそれ程変わりがないのかもしれません(笑)。

自営業であるご店主さん達は、どうしても暑ければ配達をずらすこともできるかもしれませんが、私がお店にお邪魔している時に宅配便の方達が荷物を汗だくで運び込んだりしているのを見ると、「あー、宅配業が天職じゃなくって良かった!」と思いつつ、「ご苦労様です」と、心から声をかけている私です(笑)。

そんでもって、昼間暑い中を歩いて、いざホテルに戻ろうとすると、いきなりの雷雨になって駅から出られないんでやんの。もう、屋根のあるホームですら歩く場所がないくらいの大雨でしたよ。これ以上になったら、本当にホテルまで帰れなくなるかもしれないと思ったもんだから、無理して歩きましたけど、おかげで今回初めて履いたおニューの靴がびしょ濡れになっちゃいました(涙涙涙)。

今回の出張に女房が持たせてくれたのが、秘密兵器の『梅干し』です(笑)。簡単なる夏バテ防止策ですが、こういうのが以外に効果があったりするんですよ。コンビニで梅のおむすびなんかを買ってもいいでしょうけど、デッカイやつを一個丸ごと食べると、胃もスッキリするし、なんだか身体もシャキっとなる気がします。我が家の梅干しは減塩でもなんでもありませんから、お湯をかけてほぐして飲んでも、塩味があって美味しいです。

大雨の翌日は朝からピーカンの天気で、更に暑い一日になってます(汗)。栃木とか茨城とかを回ってますが、やっぱりこの出張は失敗だったかと後悔しつつ、冬の間あれだけ汗だくで仕事を毎日してもバテないんだから、このくらいのことじゃ何ともないハズだと自分に言い聞かせて、タオルを首に巻いて頑張ってマス!!!


□□□ やっぱりこんな記事になりましたね(笑) □□□
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ズレズレ



突然ですが、昨日のブログの修正をちょっとしておきましょう。普段の記事内容ですら1日遅れなのに、営業に出た時は予備記事が入るから2日遅れになるって書きましたけど、今考えてみると、大抵は行きのバスの中でほぼ1日分はほとんど実のない事を書いていきますから、都合3日くらいは内容がリアルタイムからズレているってぇことになりますね(笑)。

ですから、駒ヶ根にいてこのブログをお読みいただいている読者の皆さんにとっては、今頃どこかで営業しているはずの私がここにいるじゃんってことになって、おかしな感覚に、もしかしたら本当はやってることとブログの内容が違うんじゃないかと疑いたくなる様な感覚に陥るんじゃないかと、私としては心配しているわけです(笑)。

さて、今日はこれから群馬県に向かう予定です。それも、あの日本一暑いと言われる館林市近辺ですから、本当に死ぬかもしれません(汗)。梅雨明けの一番暑い時期にどうしてと思われるかもしれませんが、これには理由があるんです。それは、私がいつも使わせていただいている東横インさんの事情と密接に関係している・・・かな?

今回の出張はちょっと急に決まったようなところがあって、ホテルを取るのが遅れちゃったんですけど、いざ取ろうとしたら空いてないんですよね、どこも(汗)。いつもだったらどこかは空いてるホテルが探せるんだけど、全くなかったんです。もしかしたら、夏休みだからかもしれないなんて考えたんですけど、ビジネスホテルがそんな理由で一杯になるはずないですよねぇ。

で、逆に空いてたのが、いつも満室でよっぽど前から予約しないと取れない、さいたま新都心の東横インさんだったんです。ここはこの時期、新都心の合同庁舎とかの仕事が少なくて空いてるのかもしれないと思いつつ予約したんですが、そうなると埼玉、群馬、栃木辺りが回り易いですから、暑いの承知で突撃することになったような次第です。

かつて、群馬で38度っていうのを経験したことがありましたが、あん時ゃ大変でしたねぇ(汗)。今日はそれ程じゃないみたいですから、バテないようにボチボチいきますよ。でも、この後新宿でバスから降りた瞬間にムッとくる熱気に襲われて、途端にやる気が萎えるかも・・・。


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ズレ記事

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長生社のある関東甲信越地方も梅雨明けが宣言されました。これから夏本番に向かうはずですが、何となく例年よりは暑くないような気がするのは私だけ?もう7月も終盤なんだから、いつもだったらもっともっと暑い日が続くようになってる気がするんだけど、本気で暑いっていう日がまだないような・・・そりゃ、私の働きが悪いから?

ま、梅雨が明けたからってわけじゃありませんが、ここらで一発営業回りをしておこうと思って予定を組んでみました。何も好き好んでこの暑い時期に動き回らなくてもとお考えになるかもしれませんが、私だって同感なんですよ(汗)。でも、やれる時にやっとかないと後が詰まっちゃいますから、暑くても何でも決死の覚悟でやっとかなきゃね。

ちょっと内輪の事情になっちゃうんですけど、今日のこの記事は予備なんです。つまり、例えば2泊3日で外に出るとして、その外出中に3日分のブログ記事を書かなくっちゃならないことになりますが、会社にいるのと違って何が起こるか分かりませんから、1日1本ずつ記事が書けないことだってままあるんです(汗)。

そういう時のために、1本余分に書いておくと道中が安心だっていうわけで、出張に出かける前日は記事を2本書いておいたりします。毎日途切らさずにブログを更新するっていうのは本当に大変なことで、今となっては習慣化してますが、前日に仕事が詰まっているような時には夜中に書いたりしなくっちゃならなくて、そーとーに眠いです(笑)。

なんでこんなこと書いてるかって言うと、先日ある人に「やっぱり、外回りしている時にはブログの記事にもなんとなくズレがあるような気がする」って指摘されたからで、それはこういう訳なんだってことを説明しとかなくっちゃならないと思ったからなんです。私が外回りと称して、どこかで人に言えないことをコソコソやってるなんて勘ぐられないためにね(笑)。

もう少し解説(?)しておくと、このブログの記事は必ず夜中の0時に公開されるようになってますから、8月1日にあったことを記事に書くのが2日で、それが公開されるのが3日ってな状況もよくあって、リアルタイム度からすると元々ズレがかなりあるんです。イベントなんかでは、記事にする前にコメントをいただいちゃったりしてね(笑)。

営業に出ると、この予備記事が1日分間に挟まってきて、ズレがさらに強調されたりしますから、前述の様な指摘を受けることになるんでしょうね。特に、私の行動がある程度分かっておられる方には、違和感を感じさせることがあるかもしれません。読者諸氏におかれましては、その辺の事情をご賢察の上ご理解賜りたいと、伏してお願い申し上げる次第でございます(笑)。

さて、この記事が皆さんの目に触れる日には、私は既に営業2日目に入っているはずです。もしかして暑くてくたばってるかもしれませんが、その辺の苦労話は、きっと帰りのバスの中あたりで書くことになるでしょう(笑)。そんじゃ、恐る恐る灼熱の関東へ鶴を売りに行ってきますね。


□□□ 雨が降っても困るんだよなぁ □□□
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投票

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『楽酒之会(がくしゅうのかい)』っていう集まりがあります。読んで字のごとく、お酒を楽しむ会なんですけど(笑)、これまでお話しをうかがってきて、かなりの酒好きと言うか、なかなか手に入らないような有名銘柄まで集めて、しっかりと利き酒をなさっている皆さんだっていう印象を私は持っているんです。

数年前には、信濃鶴がこの会での年間最優秀酒に選ばれて、会員の皆さんが大型バス1台を仕立てて蔵までお越しになったことがあったりして、それ以来皆さんにはとても可愛がっていただいてるんです。会員の中に、鶴のお取引き先のM酒店さんがいらっしゃるのも大きな要因ではあるんですけどね。

その楽酒之会のIさんから電話が入って、自分達が主催してるわけじゃないんだけど、別の方たちが開いた利き酒会で信濃鶴がとても成績が良かったと報告していただきました。その会に鶴を持ち込んだのはIさん達のようですが、他のお酒とぶつけてどのくらい検討するかご覧になりたかった様子(笑)。

具体名は申し上げませんが、知る人ぞ知る銘柄もいくつも入っていて、私もそんなお酒の味を並べて利いてみたいと思う様なリストになってましたね。店頭には滅多に並ばないようなお酒が入っているところを見ると、どこかに強力なコネをお持ちの会なんじゃないかと。まぁ、出品酒リストを見る限り、信濃鶴は完全なる挑戦者って感じです(笑)。

メールで写真も何枚か送っていただいたんですけど、その中の1枚が上のものでした。写真の写真ですからご覧になり難いところはご勘弁をいただくとして、どのように並べたのか他のお酒については分かりませんが、鶴は1番上のAなんだそうです。投票用のポストイットがたくさん貼られていて、とても好成績だったのが分かります。

知らないところで鶴が頑張ってくれていて私もうれしかったんですけど、Iさん達も自分の持ち込んだお酒が成績が良好だと気分もいいんでしょうね。喜び勇んで私のところにお電話いただいたみたいです。自分のことのように鶴のことを考えていただいて、私とすればそっちの方が感謝感謝の気持ちでした。

ちなみに、この日出された鶴は特別純米の無濾過生原酒だったそうです。その他のお酒もほとんどが無濾過生原酒系だったみたいですね。これから盛夏に向かいますから、その手のお酒が好まれる時期かもしれません。特別純米、純米吟醸クラスのお酒からチョイスされているようでしたね。

まぁ、今回はたまたま流れが良かっただけでしょうし、評価する人が変わったり、一緒に出される料理が変わったりすれば、また順番なんてガラッと変わりますから両手放しで喜べるわけでもありませんが、とりあえず成績優秀だったんだから良かったじゃないですか。鶴にだって超有名銘柄と同じくらいの実力がある・・・かもしれませんぜぇ(笑)。


□□□ ランキングは3位の実力? □□□
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フロッピーディスク

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先日、事務所の整理をしていたら、かつて使った3.5インチのフロッピーディスクがたくさん出てきました。戸棚の奥にしまい込んであったような物ですから、今じゃ全く使っていなくて、何かデータを取り出そうにも、もうフロッピーディスクを読めるドライブの付いたパソコンが会社の中にありません(笑)。

そんなにヤバいデータなんて入ってませんからこのまま廃棄することになるでしょうけど、それでもと思って何に使ったものかラベルを見てみると、何となく懐かしいものもあって、あれこれと見入っちゃいましたね。未使用品もあってもったいなかったんですけど、使いようもありませんからしょうがないでしょう。

もうフロッピーディスクなんて使ってる人はほとんどおられないんでしょうね、たぶん(笑)。何か特殊な事情でもあれば別ですけど、電気屋さんにだって売ってないんじゃないですか?今売ってるパソコンにも搭載したものなんてないでしょう。そういう意味では、ひとつの時代が終わったってところですかね。

フロッピーディスクは私の大学時代に世間で広く使われるようになったと思います・・・もう今から30年も前の話ですが・・・(涙)。記憶媒体としてはそれ以前には磁気テープがあったんですけど、手軽に扱えるもんじゃなかったですね。カセットテープ版もありましたが、私は自分で使ったことはほとんどありませんでした。

最初は8インチのバカデカイやつで、それが5インチになり、3.5インチに小さくなっていったんですよね。8インチと5インチはディスク自体がぺらぺらした作りで、折り曲げたらもうダメって感じでしたが、3.5インチはハードケースに入っていて堅牢性が増した作りになって、出た当初は私も憧れてました(笑)。

私が最初に手に入れたパソコンはNECの9801-Fっていうやつで、5インチのフロッピードライブが搭載されていて、いいお値段でしたがよく売れたんじゃないんですかね。でも、当時の私にはそんな記憶媒体を使いこなせるほどの技量はなくって、完全に宝の持ち腐れでしたね。まぁ、ゲームのためにはよく使いましたけど(笑)。

会社に入った頃には既に世の中は3.5インチがメインの時代でしたから、私もパソコンでいろいろとやってその財産が残っているわけですけど、過去にどえらく苦労したこともエクセルみたいな優れたソフトを使えば簡単に処理することができるようになって、財産っていうよりは、努力したことの証明としてのディスクの体積みたいな意味合いしかありません(汗)。

そう言えば、家の倉庫にも大学時代に書いた論文とか、バイトで作ったプログラムとか、有名なゲームだとかがフロッピーディスクに取ってありますが、今となってはもう何の価値もないゴミと化しているんですよねぇ(汗)。それでも、あの頃の努力は自分の頭の中に残っているっていうことで、そっちも納得して廃棄することにしましょうかね。


□□□ ブログを毎日書く努力はどこに残る? □□□
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初物



気が付けば世の中は3連休なんですね。日曜・月曜で週休2日の長生社にとっては、いつもと変わらない週末ってことになりますが、3日もお休みが続いたらやりたいことがどんどん頭の中に浮かびますよねぇ。行楽に走るもよし、趣味に浸るもよし、家の雑務に追われる人も多いかな。

ちなみに、長生社は土曜日はお休みじゃなくって、月曜日がお休みで、ちょっと変形になってます。皆さんにご迷惑をかけることもあるんですけど、これは駒ケ根市内の商店街の休日に合わせているからなんです。ですから、月曜日のコメントバックは日中の時間になってることが多いかもしれませんが、お休みだからなんですよ(笑)。

連休に遠出するのもいいんですけど、日本全国考えることは同じだから、道は渋滞するんじゃないですか(笑)。実は、日曜日には長生社にも酒販店さんがお見えになったんですが、その方達もこの連休を利用して動いているっていう感じでした。長野県内のお蔵さんをいくつかお回りになるっておっしゃってましたね。

そう言えば、同じ日曜日に市内を車で走ったら、中央道の駒ケ根インターから市内へ入るアクセス道路がすごく混んでましたよ。これは、連休の中日で観光のお客さんが多かったからなんでしょうね。そろそろ梅雨明けも近づいてきて、夏の観光シーズン開幕ってところでしょうか。

ってことで、我が岳志家は外出することは控えて、畑仕事をして、家の庭でのんびりを決め込みました。ま、娘は高校3年生のこの時期までまだ部活命でやっていて家になんかいないもんだから、どこかへ連れてけっていう話にもならないでおかげなんですけど、いつになったら勉強するのか気が気じゃありません(汗)。

で、写真は今年のトウモロコシの初物です。なかなかにいい出来で、お味も良かったですよ。トウモロコシは、ちょうどに成長して明日収穫しようっていう日にハクビシンに食われるっていうはらわたの煮えくり返るような経験を毎年のようにしていて、今年は周りに厳重なネット張り巡らしてありますから、たくさん食べられるはずです(笑)。

ハクビシンはネコ科の動物みたいですが、鼻筋が白いもんだから『白鼻(ハクビ)』っていう名前がついていて、我が家の周りにも生息しているみたいです。ヤツらも正に動物的な勘で美味しい野菜を嗅ぎ当てて、人間よりほんの少し先に食べちゃうもんだから、私達にとっては嫌われ者以外の何物でもありません。見た目は可愛いんですけどねぇ。

今年の畑を見回してみると、キュウリはとてもいいのが収穫できてますし、ナスもこれからどんどん取れそうな雰囲気ですから、今年の野菜類は良作で豊作かもしれません。梅雨が明けて瓜がたくさんできれば、奈良漬け用に酒粕もしっかり売れますからラッキーラッキーなんですけどね(笑)。


□□□ 不動の3位状態です □□□
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懇親会

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昨日、今年の初呑み切りの記事を書きましたが、こういうイベントの集まりがあった後にはとにかく懇親会ってぇヤツが付き物で、その日だって日本中で開かれているであろう懇親会というもののために我々もお酒を造ってるんですから、自分達だって自ら率先して同じことをしなくっちゃならないのは当然と言えば当然の話ですよね(笑)。

今回の場合は、利き酒検査のためにお越し下さった関東信越局や長野県工業試験場の先生方との情報交換っていう側面も大きくて、飲みながらじゃないとできない話があるわけじゃありませんが、打ち解けた雰囲気の中で更なるご教授をいただくっていう、発展形の勉強会ができるわけです。

本音と建前の話や、原理原則ではこうだけど僕はこう考えるっていう話や、難しい理屈を私達レベルに落し込むとどうなるかっていう話が聞けて、勉強会第2部の方が面白かったりします。考えようによっては、むしろこちらの方に意義がある部分もあって、やっぱり懇親会までをセットにして参加するって考えるのがいいでしょうね。

今となってはあまり特別には感じませんけど、今回の初呑み切り後の懇親会は毎度のごとく各社のお酒をいつもお世話になる居酒屋さんに持ち込んでの開催になりましたから、8蔵分のお酒が並びました。北から、夜明け前、仙醸、信濃錦、井の頭、大國、信濃鶴、今錦、喜久水の8銘柄でしたね。

これだけ地元のお酒ばかりが勢ぞろいするっていうシチュエーションは滅多にありません(笑)。大イベントになれば何十蔵のお酒が並びますが、それは腰を落ち着けて飲むことにはなりませんし、こじんまりとしたお酒の会だとそのくらいの種類にはなるでしょうけど、地域は日本全国バラバラってことになるじゃないですか。

ある程度の酒通の方であれば、この伊那谷だけの8銘柄飲み比べっていうのは、それなりに面白い組み合わせだと思うんですけどね。私達だって全ての蔵の市販酒を並べて飲み比べるなんていうことは滅多にできませんから、そういう意味から言っても私達にとっては懇親会はなくてはならない存在なわけです・・・と、ここまで書けば多少の言い訳も立つってもんでしょう(笑)。

さて、上の写真ですが、よくご覧になると、駅の反対側のホームのベンチにかなりメタボ気味のおっさんがひとり寝込んでいるのがお分かりかと思います。横に座っている高校生は、かなり引き気味(笑)。かつての酒飲み達は泥酔してそこかしこに寝転がっていたもんですが、今ではそんな人を見かけること自体少なくなってきましたよね。しかし、ここにはいたんです!!!

ま、誰とは申しませんよ、誰とはね。そういう酒飲みスタイルもあるんだと、そういう飲み方をしても人には迷惑をかけちゃイカンぞと、そういう人も温かく見守ってやってくれよと、様々な思いを込めて酒飲み文化の伝承のためにこの人はあえてこの場に寝ているんだと思います。もしももしももしも、この日の懇親会の後の参加者のどなたかとだとするとチト恥ずかしくもありますが・・・ま、誰とは申しませんよ、誰とはね(笑)。


□□□ この後むっくり起きて電車に乗って帰りましたとさ □□□
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初呑み切り2014

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『初呑み切り(はつのみきり)』は、酒造メーカーとしては年に一度の重要なイベントであって、ひとつの節目となる年中行事となっています。大抵、夏本番を迎える直前のこんな時期に行われることが多いですが、その辺の日程は国税局さんのご都合による面もあるので、地域によって多少前後しているかもしれません。

酒造りに携わるものとして欠かせないイベントってことで、当然このブログにも毎年登場しますから、もうご説明申し上げることはございません(笑)。ブログなんか書いておられるお蔵さんはもう少なくなったでしょうけど、ツイッターとかフェイスブック上で話題になさっている皆さんがいるかもしれませんね。

簡単に言っちゃえば品質チェックをするってことなんですけど、一般的なお蔵さんの場合、春先までにはお酒は全部出来上がって、蔵の中のタンクに火入れ(ひいれ:加熱殺菌すること)をされて貯蔵状態になっています。そのタンク毎に、お酒の品質はどうか、雑菌に汚染されているようなことはないかを検査するわけです。

タンクには『呑み』と呼ばれるお酒を取り出す口が付いていて、その呑みを初めて封切るところから初呑み切りと言われています。ほんの少しずつお酒を採取して、利き酒をして品質検査をして、外見や濁りを調べて雑菌がいないかを調べます。怪しいタンクがあれば、更に詳しく分析をしていくことになります・・・これも、毎年の説明ですね(笑)。

初呑み切りの時に一番問題になるのが、『火落ち菌(ひおちきん)』によるお酒の汚染です。その辺のことに関してはまた稿を改めるとしても、一度タンク全体が汚染されちゃうとその後の処理も大仕事ですし、下手をすると商品にできないような事態になっちゃいますから、常にお酒の管理には細心の注意を払ってなくっちゃなりません。

今では実施方法はいろいろあるようですが、長生社のある伊那谷地方では伊那酒造協会のメンバーが全員一ヶ所に集まって、関東信越国税局と長野県工業試験場の先生をお呼びして、まとめて検査してもらうっていう方法を昔からとってます。当然、それに先んじて各社で自分のところのお酒だけは検査しておくんですけどね。

今年の信濃鶴は、どれも問題がなく、この段階では無事合格点ってところでした。それでも、生酒の貯蔵温度をもう少し下げた方がいいとかいった細かな指摘は受けますから、蔵に帰ったらすぐに適切に処理するようにしています。自分達だけだとなかなか気が付かない点もありますから、やっぱり専門家のご意見をうかがうことは大切ですね。

私の前任だった杜氏は、初呑み切りが無事終わって、ようやくその期の造りが終わったと言えるんだなんて常々話してました。せっかくちゃんとできていたはずのお酒なのに、タンク貯蔵してちょっと置いたら酒質がおかしくなってたなんていうことになれば、結局はまともにお酒を造り切れなかったってのと同じですから、そこまでは気が抜けないってことだったんでしょうね。とりあえず、前期の鶴の造りは成功だったと言えそうです。


□□□ もう2位になんてなれませんな(涙) □□□
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外出多忙

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数日前に暑い日が続いてそろそろ梅雨明けかとも思ったんですけど、これから雨の日も続くようで、まだまだ夏には突入していない信州です。雨上がりの夕方にはとてもきれいな夕焼けになることが多くて、その度に写真に収めるもののなかなかブログで使う機会がなくって、何枚か溜まっちゃってますね(笑)。

こんな日和見的な書き出しとは裏腹に、なんと毎日忙しいことか・・・。私の忙しさなんてたかが知れてますし、造りの期間中みたいに分単位でやることが決まっているなんてことはないんですけど、基本的に要領が悪い私はいくつかの仕事を同時進行することが苦手で、ひとつのことに集中しちゃうのがその後の多忙を生んでるような気もします(汗)。

今週なんだかバタバタしている原因は、毎日どこかへ出かけなくっちゃならなくなってるからなんです。っていうことは毎日ブログネタは取材できているわけで、記事を書くのには事欠かないはずなんだけど、その記事を書く時間が取りづらくなるほどになってるもんだから、先日もブログが途中で書けなくなって、変な終わり方になっちゃいましたよね(汗)。

予定表を見ると、毎日1つか2つしか予定は入ってないんだけど、それがいずれも会社での仕事じゃなくって、どこかちょっと遠くへ行かなくっちゃならないような、それでいてそれなりの時間が取られちゃうような仕事なんですよね。少し遠くへ出かけるとなると時間的にも余裕を見なくっちゃだし、ロスも多くなりますよね。

火曜日が諏訪市でJETROセミナー、水曜日が伊那市で初呑み切り研究会、木曜日が松本市でものづくり補助金説明会、金曜日が長野市で酒造組合若葉会なんて具合に続いていて、県外に営業出張しているならまだしも、こんなふうに毎日連続で出掛けることも珍しいですね。全部県内なんだけど、ちょっとずつ遠い場所なんだよなぁ、これが(汗)。

この間にも他にやることだってありますから、どうしても時間がショートしがちっていうか、落ち着いて仕事できないっていう感じになって、私の様な性分の人間にとっては消化不良的な心持ちの毎日なんですよね。そんなわけで、ブログもあることについてしっかりご報告するような気分にならなくて、こんなこと書いてるわけです(笑)。

来週になればこの状態も落ち着きますが、今日の記事を書きながらよくよく考えてみると、今年は営業回りが例年に比べて後手に回ってるってことに気が付きました(汗)。お盆前に関東方面くらいは営業を済ませておかないと、秋が大変になっちゃいそうです。うーん、冬の間蔵に入りっぱなしの反動が、こういう時期に外に出っぱなしの形になって返ってきてるんですかねぇ・・・。


□□□ 実のないブログでスイマセン □□□
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JETROセミナー(つづき)

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昨日は中途半端な記事なっちゃってスイマセンでした(汗)。とりあえず、続きの分だけは書いちゃいますね・・・JETROさんの行ったセミナーは、今回は入門編っていうことでそれほど詳しい話じゃなくって、概論と大まかな流れっていうくらいの内容だったんですが、いろいろと勉強することができましたよ。

以前から日本酒の輸出については、様々な場所で様々な方からお話しいただく機会がありましたから、全く目新しい内容はなかったわけですけど、これまで漠然と分かったつもりではいたのに、改めて思い知らされることもあって、こりゃ信濃鶴も輸出を視野に入れなくっちゃいけないのかとあれこれ考えさせられましたね。

海外での日本食の好感度は非常に高いものがあって、寿司・刺身・天ぷら・焼き鳥あたりが定番で好まれてはいるものの、最近ではラーメンやカレーも人気が出てきていて、そこへ持ってきて政府が輸出促進に力を入れようっていうんだから、これはもうやるしかないっていう流れの説明でしたかね(笑)。

私が今回のセミナーで一番驚いたと言うか、認識を新たにしたのは、「日本食って海外でドエリャー人気があるんだ」ってことでした。これまでだってそういう説明は受けていましたし、それなりに和食ブームみたいなのがやってきているってことは聞いていましたけど、本当に本当に日本食は人気があるみたいじゃないですか、ホントウに。

いろんな国で「お好きな外国料理はどれですか?」っていう質問をすると、もうほとんどの国・・・まぁ、調査対象になったのは先進国って感じなんですけど・・・で、相当なレベルで日本食が好まれてるそうなんですよね。中華、フランス、イタリア、スペインいろいろある中で、日本食って答える人がとても多いんだそうです。

そんなに好きで食べられてるんなら、当然日本酒だって受け入れてもらえる土壌はあるんじゃないかと思うんですよね。海外では、私が思っている以上に日本食はポピュラーなものになっていて、あんまり物おじしないでドンドンと売り込みをかけるくらいの気持ちになってもいいのかもしれません。で、これはもうやるしかないと(笑)。

セミナーの後半では、実際の体験談っていうことで、諏訪の真澄の社長さんのMさんのお話もうかがいましたが、これもまた面白い話で思わず聴き入っちゃいましたね。真澄さんは売り上げの8%くらいが輸出になっているそうで、そんなの信濃鶴の全販売量を遥かに凌ぐ量なんですけど(汗)、ここまでにするのに長い時間と、相当な経費もおかけになったんだとか。

やっぱり苦しんだ量に比例して成果はついてくるもんなんでしょう。今では、香港やアメリカに年に何度も行って販促営業活動をなさっておられるそうです。当然、売り上げも着実に伸びていて、ようやく「やってて良かった」と社員からも言われるようになったとか。そういうカッコいい話なんか聞くと、10年後くらいにウチの社員にもそう言わせたい気もするんですけどねぇ・・・。


□□□ 真澄さんは長野県の代表銘柄です □□□
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JETROセミナー



日本酒の輸出が好調だっていうのは、ここ数年の我が業界でのハッキリとした傾向になってます。大震災での原発事故後は放射能汚染の懸念から一時落ち込みましたが、今では回復基調に乗って輸出額は順調に伸びているようです。信濃鶴は海外へは全く舞い降りてませんから、私としては実感があまりない話なんですけどね(汗)。

でも、全く考えてないわけじゃなくって、国内需要が頭打ちだっていうことになれば、売り上げを維持するためには海外の市場に出るしかないのは自明の理ですから、頭の中に常にある問題にはなってます。それでも、国内の酒販店さんにお酒を卸すのとはわけが違いますから、どうしても二の足を踏むってことになるんですけどね。

人口の減少は厳然とした事実ですから、国内での売り上げが落ちていくこともほぼ避けようのない現実なんでしょう。そこをちゃんと見越して、ずっと以前から日本酒の輸出に取り組んできたお蔵さん達の努力の上に、今の様々な要因が重なって、この好調さが生まれてきているんだと思います。

海外での和食の認知度が上がってきたこと、加えて『和食』がユネスコの無形文化遺産として登録されたこと、政府がクールジャパン政策の中で日本酒の輸出を大きく取り上げてくれていること等々が大きな要因ですが、やっぱりこれまでの努力があったからっていう部分も大きいんじゃないですかね。

その流れに、例えば長生社のような弱小蔵のケツを叩いて、なんとか乗せようと努力してくれているのが『JETRO(ジェトロ)』さんです。日本語名称は『独立行政法人日本貿易振興機構』とおっしゃるそうですが、詳しいことはググってもらうとして、公の立場で輸出の振興を図るための機関っていうことでいいんでしょうかね。

そのJETROさんの日本酒輸出のためのセミナーが県の中央に位置する諏訪市で先日行われて、私も参加させてもらいました・・・

・・・ってところまで書きましたが、スイマセンスイマセン、ちょっと今日はこれ以上ブログに費やす時間が取れなくなっちゃいました(汗汗汗)。

この言い訳はそのうち記事にしますからお許し下さい。一日のうちの時間の使い方を間違えるとこーゆー事になっちゃいますが、毎日書いてりゃニッチもサッチもいかなくなることだってありますわな(笑)。どっちにしても、一回じゃ終わりそうもありませんでしたから、神様が明日に続けろって私に命じているんでしょう。そんじゃ、セミナーの中味については、また明日ってことで・・・。


□□□ 忙しいわけでもないんですけどね □□□
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フランス料理

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あまり美食には頓着の無い岳志ですが、それでも、こちらが望むか望まないかは別としても、普段はちょっと食べられないような料理を楽しむ機会に恵まれることがたまーにあります。先日はとある集まりがあって、駒ケ根市内にあるフランス料理のお店で珍しくコース料理をいただいて、ご満悦で帰ってきました。

駒ケ根市にだってフランス料理のお店はあるんですよ(笑)。名前は『ボン・コパン』さん。一体どういう意味なのかは聞いてきませんでしたが、たぶん駒ケ根でフランス料理を謳っている唯一のお店なんじゃないですかね。こんな小さな田舎町にも専門店があるんだから、フランス料理っていうのは確かに世界を代表する料理ってことなんでしょうねぇ。

とかくフランス料理はお作法が難しいっていう印象が付き物で、お行儀よく食べないと恥ずかしいっていうイメージもありますが、詳しくは書きませんけど、この日のメンバーもメンバーだったもんだから、それ程気にしないで食べることができました(笑)。高級三ツ星レストランとかいうわけでもありませんし、私でも大丈夫でしたよ。

とにかく、最初からテーブルにナイフとフォークがいくつも並んでいるっていうのが混乱の元ですな(汗)。外側から使えばいいんだと分かっちゃいても、一皿ずつ出される料理のどこかで間違えたら、最後の一皿の時に足りないとか余るとかいう、人間としてあってはならん状況に陥って、人生最大の汚点を残すような恐怖感に襲われて料理の味なんて分からない・・・そんなこたぁないか(笑)。

当然守らなくっちゃならない最低限のルールはあるとしても、美味しく楽しく食べるのが一番の基本でしょうから、あまり固くならずにゆったりと食べればいいんだと思います。食べるっていうことに命をつなぐ以上の目的を持たせられるのは人間だけかもしれませんし、私も食の愉しみを理解できるようになりたいもんです。

とは言え、フランス料理でも日本料理でもスゲー高級店に入ろうと思ったら、かなり気合を入れないと断られちゃうかもしれません。私の知人はフランスの最高級レストランに入った時にはタキシード着用が義務だったって言ってたような記憶がありますが、そこまで行くと私なんかは食べた気がしないでしょうね(笑)。

逆を言えば、日本に来ている外国の観光客の皆さんがちょっと奮発していいお寿司屋さんなんかに入った時には、同じ様に少し緊張なさっているかもしれません。箸を使わないで手でつまんで食べるのがマナーだなんて教えられれば、無理をして不慣れな作法にトライして、味なんて二の次になったりしてね(笑)。

この日はとても美味しく料理をいただけましたし、メンバーとの会話も楽しくて、有意義な時間を過ごすことができました。フランス料理ってことになるとお酒はワインになりますが、このお店では日本酒も置いてくれてあったりして嬉しかったですね。一番記憶に残った料理は、お肉の上に乗っていた、あれは多分フォアグラってヤツだと思いますが、あんなにたくさん食べたのは人生初だったんじゃないかと・・・(笑)。


□□□ こういう記事は女房にウケがよくありません(汗) □□□
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初テント



こんな私的(?)な記事を書いてちゃイカンのですけど、ま、お分かりかもしれませんが、この写真のテントが立っているのは実は長生社の構内ですし、たまにはこんな記事もいいでしょう・・・って、しょっちゅう「たまにはいいでしょう」的な記事書いてるような気がしますが、それがこのブログですからお許しを(笑)。

これは、ある時、会社の若手が持ち込んできたテントなんです。今の若いモンは・・・こんな表現しだしたら私も完全にオジサンかぁ(涙)・・・いろいろ趣味があって羨ましいわけですが、今度どこかへ出かけてキャンプをしたいって言うんで、そんなにいいヤツじゃないんだけどテントを買ったっていう訳です。

このブログでも毎年ご報告しているように、私は毎年お盆には親族一同で大キャンプをやってますし、家の庭でもバーベキューをやったり、これまでもある程度そういう遊びには手を染めていて(笑)、いろんな道具に関しても少しは知識があったりします。そんなに専門的なことは知りませんが、通り一遍のことはやってますからね。

ですから、テントの立て方指南じゃありませんけど、「試し張りするんなら教えてやるぜ」ってことになっていて、この日仕事が終わってからやってみることになったんです。私も彼がどんなテントを買ったのか興味がありましたし、先輩として面倒を見なくっちゃっていう自負もありましたからね(笑)。

ご自分でどこかでキャンプをした経験のある読者ならお分かりかと思いますが、その場に行っていきなり初めてのことってできないんですよね。実際にテントを設営してご飯の準備をしてっていうスケジュールは案外タイトだったりしますから、余計に時間がショートして焦りまくるっていうことになりがちです。

ですから、初めて買ったテントなんて、とにかく1回は立ててみるべきだし、これまでそういうことをやったことがないんなら尚更経験はしておくべきでしょう。最初からフィールドに出てもいいんですけど、とりあえず平らなコンクリート面の上でやってみれば、余計なことを考えずに済みますしね。

ま、この写真は立て終わったところの図ですが、ある程度最初から助言しちゃいましたから30分程度で完成しましたけど、少し放っておいて困らせるべきだったかと、今になると思いますね(笑)。どこか海外のメーカーの製品でしたが、きっと実用に問題はないはずです。

後は実際にキャンプ場にでも行って、1人で困りながら経験を積むしかないでしょう。昨今、割とキャンプや登山は人気が出ているみたいですから、仲間も誘って遊びに行けば楽しいはずです。山ガールでも捕まえて彼女にしてくれれば、私としても心配事が減るんですけどね(笑)。


□□□ ちょっと珍しい話題でした □□□
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祇園祭り



駒ヶ根にも祇園祭りがあるんです。これも毎年のブログネタで陳腐化しちゃってるでしょうけど、今年も週末がそのお祭りで、市内では数多くのお神輿が自分の町内を練り歩きました。午後になると、ピーピードンドンと賑やかな音が長生社の周りでも聞こえてきましたよ。

しかし、漏れ聞いた話によると、年々お祭りに参加する人数は減ってきて、人を集めるのも、お祭りに必要な寄付を集めるのも、役員の方々はご苦労されているようですね。現に、もうお神輿を出さない町内もあって、お祭り自体とすると少し寂しい状況になりつつある側面もあるみたいです。

長生社はちょっと広い敷地もありますし、立ち寄ってもらえればお酒も振る舞われますから、これまでは2つの町内のお神輿が休憩所として使ってくれてたんですけど、昨年からは1つだけになっちゃって、賑やかさとすると半減した感がありますが、それでもとてもウキウキした気分になる1日ではあります。

この日は台風一過のとても気温の高い日になっちゃって、お神輿の担ぎ手はかなり大変だったんじゃないですかね。担ぎ手自体も減ってきている状況でしょうから、あまり休んでもいられなくて皆さん汗だくでした。こうやって見ても、確かに昔より人数が減ってきているのが分かるような気がします。

この日は鶴の一升瓶を冷蔵庫で冷やしておいて茶碗酒で振る舞うんですけど、例年になく皆さんの飲みっぷりが良かったですよ。きっと、お酒を飲むっていうよりも、何か冷たい飲み物でのどを潤したいっていう欲求が強くて、たぶん皆さん水みたいにグビグビやってたんじゃないかと想像するんですが、あの後みんな大丈夫だったのかな(笑)。

夜は商店街には屋台が出て、メイン通りでいくつかのお神輿がワッショイワッショイやってたはずです。私は行けなかったんですけど、女房と娘は二人で出掛けて行きました。娘なんか私と一緒に歩くのはイヤなもんだから、お母ちゃんとだけ予定を組んでたみたいですけどね(涙)。

今は、昔からのお祭りに加えて、地元活性化のためのイベントも多く開催されるようになって、この7月なんて全ての週末毎にいろいろとあるような感じですから、特に中心商店街の皆さんは対応でテンヤワンヤになってるんじゃないですかね。もしかしたら、いろんなイベントに力が分散して、各々が手薄になっちゃう面もあるのかもしれません。

それでも、この短い夏の期間に楽しい思い出を作るチャンスが多いのは喜ばしいことですから、関係する皆さんにはぜひ頑張ってもらいたいと思います。昔からのお祭りには日本酒が付き物で、信濃鶴に出番が回ってくる可能性も高いですしね(笑)。アベノミクス効果はまだ地方には波及してきませんが、地域の活性化を日本の力にしなくっちゃなりませんからねぇ。


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小ビン

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最近、立て続けに同じようなお問い合わせをいただきましたから、ちょっとご案内がてら記事にしてみましょう。何に関してのお問い合わせかっていうと、小ビンの信濃鶴についてなんですけど、これを県外に出荷してもらえるかどうかっていうような内容で、お相手は酒販店さんだったり消費者の方だったりするんですけどね。

一般的にお酒の容器っていうと、1.8L(一升ビン)か720ml(四合ビン)がメインになるんですけど、どのお蔵さんにも大抵はもっと小さな瓶のラインナップもあるはずです。容量的には360ml(二合ビン)、300ml、180ml(一合ビン)っていうところでしょうか。

これは、小さな容量で飲み切りたい場合や、そのままお燗して提供したい場合、あるいは何かの引き出物に付けられる場合なんかに使われることが多いですね。カップ酒っていうのもありますが、これは行楽などに持って行って手軽に飲みたい状況の時にご利用いただきます。小容量での需要は必ずありますから、商品としては必要になってくるんですよね。

信濃鶴には300mlビン、180mlビン、180mlカップがあるんですけど、カップ以外の小ビン商品は、そのほとんどがお燗用だと言っても過言じゃありません。つまり、そのまま湯煎して程よい温度まで温めて、お燗酒として供される場面で使われるわけです。例えば冠婚葬祭とか、どこかの集会場での地区の会合の後の慰労会とかね。

お燗されるっていうことを考慮すると、ビンにはレッテルを張るよりも、信濃鶴のロゴやら必要事項をそれ自体にプリントしちゃった方がいいんです。湯煎しても剥げることはありませんし、そのまま何度でも使えるっていう利点もありますしね。こういうビンをプリントビンとか焼き付けビンとか言ってますが、鶴の小ビンは全てプリントビンになっているわけです。

この手のビンは、ワンウェイで捨てちゃうんじゃなくって、リサイクルして繰り返し使うっていうのが原則になっていて、信濃鶴も必ず回収するっていう前提で出荷しているわけです。ま、いずれにしても信濃鶴でないと使えないビンになっちゃいますから、地元の皆さんにもご協力いただいているんですよね。

で、この小ビン商品を県外に出荷してほしいって言われると、やっぱりチト困るんです(汗)。ビン自体にもお金がかかってますし、回収してリサイクルするっていう前提ですけど、県外出荷はビンだけ送り返してもらうなんていうわけにもいきませんし、量にもよりますけど、今のところお断りしているような状況なんですよね。

お話を伺うと、お寿司屋さんとか蕎麦屋さんでビンのままで提供しているお店に入れたいとか、試供品として配りたいなんていうお話をいただくんですけど、今のところ対応できていないんです。スイマセン。そういう状況ではちょっと鶴カップは使えませんし(笑)、非常に申し訳なく思っていて、今後の検討課題ってところなんですけどねぇ・・・。


□□□ 小ビンの中味は普通純米です □□□
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協力会

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駒ケ根市は中央アルプスと南アルプスという2つのアルプスが映える街として、観光都市っていう側面が大きな特徴でもあります。『海の日』に対抗(?)して『山の日』なんていうのも制定されて、山岳観光にはこれから更にスポットが当たるかもしれませんから、観光業界にとっては追い風が吹きつつあるのかもしれませんね。

山ガールなんていう言葉ももてはやされていて、若い女性の登山ブームがあったり、南アルプスは今年国立公園指定50周年で、加えてユネスコのエコパークに登録されたりと、いい材料がたくさん揃っているような気がします。少し遠くを見れば、東京オリンピックも世界からお客さんを呼ぶきっかけになってくれるかもしれません。

駒ケ根市の観光資源のメインは中央アルプスの裾野に広がる駒ケ根高原エリアであって、その目玉はなんと言っても駒ケ岳ロープウェイになるわけですが、それを運営するのが『中央アルプス観光株式会社』っていう第三セクターの会社なんです。先日、その協力会の総会があって、いろいろとお話をうかがってきました。

協力会っていうのはあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、この会社へ様々な物資を納入している業者の集まりと言えばいいでしょうか。長生社もお酒を使っていただいていますから、協力会員っていうことになってます。業種は多岐にわたっていて、建設業からお土産物屋さんまでいろいろおられますね。

中ア観光さんの最近の一番の話題は、ロープウェイのゴンドラのリニューアルでしょうか。会社設立から昨年50周年を迎えて、それとほぼ同じくらいのロープウェイの歴史があるそうですが、今回で4代目となるリニューアルなんだそうです。ゴンドラは上りと下りの2台がペアになってますから、2台一緒にリニューアルってことになります。

そのお披露目として、地元の方に見ていただきたいってことで、期間限定でロープウェイまでのバス代とロープウェイ代を無料で運行したそうですが、越百のえっちゃんも体験記をブログに書いてたように、かなりの駒ケ根市民が普段は滅多に乗ることのないロープウェイに乗ったみたいですね(笑)。

話とすればいいことばかりじゃなくって、観光のお客さんっていうのは世情の動きに敏感なようで、例えば高速道料金のETC割引が減額されたとか、ガソリン代が値上がりしたとかいう環境変化が起きると、客足はそれに伴って減っちゃうんだそうです。そんなことに負けないように、様々な追い風も自分の物にして、回復を図っていただきたいですね。

今現在見頃なのが、ロープウェイを上った標高2600メートルの千畳敷カールにあるタカネザクラだそうです。「誰もが見られる日本列島最後の桜」・・・ってことだそうで、登山をしないで誰でも行ける場所にある桜とすると、日本で最後に咲いているみたいですよ(笑)。もうこの桜には間に合わないかもしれませんが、駒ケ根は皆さんのお越しをお待ちしてますから、是非遊びに来て下さいね!!!


□□□ 駒ケ根観光協会のサイトをみてねー! □□□
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土石流

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皆さんのお住まいの地方では台風の影響はいかがでしょうか。トップニュースにもなりましたからご存知の方もいらっしゃるでしょうけど、長野県では南木曽町で土石流が発生して中学生が亡くなる事故も発生しました。台風なんてまだ九州に上陸もしていなかったのに、長野県にも大雨を降らせていたんですね(汗)。

南木曽町のある木曽谷と、駒ケ根市のある伊那谷は長野県の南部にあって、南北に平行して走っている隣り合った谷なんですけど、この日伊那谷でも雨はそれなりに降ったものの、土石流なんていう事態になるような降りじゃありませんでしたから、直線距離にして20キロ程度しか離れていないのに大きな違いがあったんでしょうね。

木曽谷と伊那谷は中央アルプスを隔てたあっち側とこっち側になるわけですが、谷の度合い(?)とすれば、木曽谷の方が非常に狭い峡谷っていう感じで、両側に山が迫っている細い谷なんです。「木曽路は全て山の中」と言われるように、平らな部分は全くと言っていい程ないんですよね。

それに比べれば、伊那谷はまだ「伊那の平(たいら)」と見栄を張って言うことがある程度には平地もあって、東の南アルプスと西の中央アルプスに挟まれたエリアに流れる天竜川が削った平らな部分がそれなりにあるんです。どちらかの山沿いから反対側の山を見れば、その間はある程度見通せる大きな空間が存在するっていう感じですかね。

ですから、土石流が発生する様な山際に家屋が密集しているような場所はあまりないと言っていいと思います。当然山沿いにも人は住んでますから、そういう危険性がないはずはないんですけどね。木曽の場合にはそういう場所にも家を建てざるを得ないでしょうから、今回のような災害も発生し易いと言えるのかもしれません。

今回の土石流は国道19号線沿いらしいですから、たぶん19号線はしばらく通行止めになるんでしょう。木曽谷を走る道は唯一この19号線だけですから、う回路として伊那谷に大きな車が流れ込んできて、こちら側も渋滞になるかもしれません。加えて、中央道の駒ケ根付近でも事故があって通行止めとかニュースで言ってましたから、伊那谷も混乱するかもしれませんね(汗)。

日本全国どこで大雨になるか分かりませんから、皆さんにもご注意いただきたいんですけど、実は人の心配なんかしている余裕はなくて、長生社の蔵も雨漏りはするし、強い風が吹くと飛んでいきそうな屋根もありますから、台風には厳戒態勢で臨まなくっちゃなりません(汗)。日本も亜熱帯みたいな気候になって、これからもっと異常気象が起こる頻度が上がりそうで、何となく心配になる今日この頃です。


□□□ 全く引き離されちゃいました □□□
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超7-11

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先日はReppiさんたちの突然の襲撃を受けて慌てふためきましたが、今回は前々からご連絡をいただいていた予定通りのお客様がお見えになりました。現在千葉県で唯一信濃鶴を扱っていただいている、津田沼のK商事のMさんが来駒されて、この日は駒ケ根にお泊りだったので、当然夜の街も楽しんでいただくことができましたよ(笑)。

K商事さんはこのブログにも何回か登場していて、商事だなんて聞くとどこかの卸業者さんのように思えちゃうでしょうが、ここは私が驚愕したってことで記事にしたコンビニの7-11をなさっておられる会社で、今回お見えになったのは息子さんであり専務であるMさんだったんです。30歳をチョイ過ぎた元気はつらつの若者で、お話ししてても楽しかったですね。

県外で鶴を扱っていただいているお店は、基本的に直接のお取引をさせていただいていますが、コンビニ系のお店は唯一このお店だけです。鶴を置いていただけるようなお店は、日本酒に特化したお店ばかりですから、通常の思考回路から言ったら7-11はあり得ない選択肢なんですけど、ここは超特別なお店だと言っていいでしょうね。

店舗の面積は普通の7-11よりかなり広いですし、お店の中の一部と言えばいいのか一面と言えばいいのか、とにかく日本酒がズラッと並んでいて、そこだけ見れば品揃えのいい酒販店さんにしか見えないって感じです。入手困難な日本酒や焼酎が平然と並んでいたりして、とてもコンビニとは思えないんですよね。あまりにスゴイので、知り合いの7-11経営者に見学に行って来いって勧めたくらいです(笑)。

普通だったら、県外のとあるコンビニエンスストアさんから信濃鶴を販売したいっていうお申し出をいただとしても、そんなことはあまり考えられないし、もしそんなことがあったとしても、そういう業態でどんなお取り扱いになるのか未知数なんですよね。でも、このお店は最初からそういう不安の無いお取引き先で、こちらからも是非にとお願いしたくらいでした。

最初は、長野の酒メッセin東京に毎年のように親父さんと息子さんでお越しになって、毎回鶴のブースに立ち寄っていただきました。でも、その時点では取引き云々っていう話は出なくて、利き酒をなさるだけだったんですよね。それが何年か続いて、お酒の味にブレがないっていうことを確かめてからようやくお申し出をいただきました。

「1年だけ良くてもダメなんです」とMさんも言ってましたね。扱うお酒を選ぶ時には、何年にも渡ってそのお酒の味を確かめてから決めるんだとか。そんなふうにして鶴を選んでいただけたなら私としてもとてもうれしいですし、そうして選んだ銘柄が並んでいるからこそ、コンビニの業態でもお酒をしっかりと売ることができるんでしょうね。

夜は当然のごとく越百へ。いつものように楽しく過ごした後、二次会に突入するかと思いきや、Mさんのご要望で市内の7-11視察へ(笑)。飲んだ後でも同業者のお店をつぶさに観察するあたりはコンビニ経営者の鏡ですが、駒ケ根の7-11は全くのノーマル店舗ですからあまり勉強にはならなかったかも。唯一の共通点は、全国でも数件しかない信濃鶴を売ってる7-11ってところかな(笑)。


□□□ Mさん、また来てねー!!! □□□
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雑草管理

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梅雨の晴れ間に草取りっていうのが、ここ10年くらいの私の習慣になってます。何もこんな時期に草取りしなくてもって思われるかもしれませんが、別に雨の中でもやってるわけじゃありませんし、空の様子を見ながらできる時にやってるってだけなんですけどね。でも、この時期にやるってことが重要なんです。

田舎暮らしの読者の皆さんにはよくお分かりのことと思いますが、自分の家の周りにある程度の庭や畑があれば、これからの暑い季節は雑草との戦いになるんですよね。取っても取っても次から次へと生えてくるし、しばらくサボってるとあっと言う間に巨大に成長して存在感ありありになっちゃいます(汗)。

除草剤っていう便利なものもありますが、あんまり頻繁に使うと土がおかしくなっちゃいますし、特に畑は自分の口に入るものを作ってるわけですから、なるべく化学薬品的なものからは遠ざけておきたいわけで、全く使わないってわけにはいかないんだけど、極力その回数を減らすっていうのが私の考え方です。

で、これまでの私の苦労を総合して考えられる経験則として、いいタイミングで除草剤を散布すると、とても効率良く薬が効いて草を退治できて、更にしばらく雑草の発芽が抑えられてきれいな状態が長続きするポイントがあるんじゃないかってことに気が付きました。イヤ、それが正しいかどうかなんて分かんないんですけど、そんな気がするっていうだけ(笑)。

それが、本格的な戦争が始まる前のこの梅雨の間にとにかく一回手で草をきれいに取っちゃって、梅雨が終わって日差しが強くなって一斉に草が大きくなってきた時に、その年初めての除草剤をまくっていう方法なんです。この方法だと、もう1回秋口にまいてやると何とかずっと抑えられちゃう感じになって、実に効率がいい・・・気がするんです(笑)。

ですから、梅雨の晴れ間の休日っていうのはとても貴重な草取りの時間で、とにかく1回は「あー、きれいになった!」って思えるまでにしておくのがコツなわけで、この週末も一生懸命に草取りに励んでました。半分は雨に降られちゃいましたが、それでもとりあえずのラインまでには到達したんじゃないかと。

本当は、1週間前にはきれいな状態になってたんですけど、ちょっと仕事を前倒しし過ぎて、また生えてきちゃったんです(笑)。この仕事に関してはタイミングが問題になりますから、それじゃ早過ぎたと思って、今回のは念のために大きいのだけ抜いたっていうくらいの草取りになりました。効率のいい雑草管理を目指しているはずなのに、チト非効率なことやっちゃいましたね(汗)。

でもでも、これで気がかりはなくなりましたから、あとは今後の仕上げを御覧じろってところです。理想的には除草剤なんか使わない方がいいに決まってますが、これからの雑草の成長スピードはとても手作業じゃ追い付きません(汗)。田舎っていうのは自然豊かで土地にも余裕がありますが、管理するのは大変なことなんですよねぇ・・・。


□□□ 写真が撮れてまへん(汗) □□□
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Reppi(つづき)



松本市の居酒屋『風林火山』のN君が、たまたま遠く離れた飯田市に飲みに出かけて、入ったお店のカウンターの隣に座ったのが、さらに遠くの岩手県からこのお店に飲みに来た女性で、話を聞いてみると自分と同じ同業者で、何と何と驚いたことに信濃鶴をお店で扱ってることが分かった・・・っていうところから続けますね(笑)。

彼女の正体を明かすと、岩手県の北上市で日本酒居酒屋『Reppi(れっぴ)』を営むTさん。Tさんって言うよりTちゃんって言った方がお似合いのかわいい女性で、N君達ももしかしたら最初は隣のちょっとイケてる女性客に声をかけたっていうくらいのノリだったのかもしれません(笑)。

でも、なかなか若い娘がひとりで入るようなお店でもありませんし、普通のお客さんじゃなくってよっぽど日本酒好きだっていうくらいの想像は働いたでしょうね。よくよく話を聞いたら、同じ職業ってことが分かったし、さらに鶴を扱っているっていう共通項も思いがけず見つかったわけです。

それにしても、たとえこの日の偶然とは言え、全国から同業者が飲みに出かけるほど、この『泉』さんっていう居酒屋はスゲー評判だってことですよねぇ。Tさんは友達に飯田市出身の方がいて、長野県に行ったらぜひこのお店に行って来いと言われたんだそうです。N君達は敵情視察かな(笑)。

さて、このTさんは、以前は東京で働いていたんだけど、地元に帰ったのを機に居酒屋Reppiを始めて、どうやらかなりの繁盛店になってるご様子。お店は基本ひとりで切り盛りしておられるようですが、美人女将の店でウケがいいんでしょうね。時として1週間くらいぶち抜きで休みを取って、全国を旅するのが趣味だとか。

その際には気になる酒蔵巡りもしていて、今回もできれば信濃鶴の蔵にも行ってみたいと思っていたところ、飲みに入ったお店のカウンターの隣に座っていた男が、信濃鶴をよく知る居酒屋のマスターだったっていう偶然なわけで、彼女が幸運なのか、N君が幸運なのか、鶴が幸運なのか、とにかくいろんな偶然が重なってますね(笑)。

ちなみに、Reppiさんの鶴は東京のK商店さんから送っていただいているんだそうです。Tさんがそのお店とお付き合いをするようになって最初に鶴をお勧めいただいたんだそうで、どこでどうつながっているか分からないものの、どこに出していただいても恥ずかしくないお酒造りを肝に銘じなくっちゃならないと改めて思いましたね。

ってことで、その翌日、N君ご一行とTさんが長生社になだれ込んできたっていう顛末。蔵をご案内していろいろとお話もさせていただけましたから、突然の訪蔵で私も驚きましたけど、一緒に楽しい時間を過ごさせてもらいました。岩手県には鶴の販売店はないんですけど、北上市には鶴が舞い降りていると思うと一気に親近感がわきましたから、今度はぜひReppiで一杯やりたいですねぇ。


□□□ 岩手に行くぞー!!! □□□
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Reppi



さて、どうやってお話したらいいもんか・・・いろんなところで人はつながってるって思わされることが多いんですけど、その現実を目の当たりにしたり、その渦中のひとりになっていたりすると、案外とそれが特別なことじゃないように感じちゃったりしますが、後から考えて、やっぱりスゲー偶然ってあるもんだと思わざるを得ません・・・。

私の携帯に連絡を入れてくれたのは、松本市の駅前にある居酒屋『風林火山』のオーナーのN君でした。風林火山さんは長野県で2番目に大きな市である松本市にあって5本の指に入るであろう繁盛店で、いつ行ってもお客さんが一杯で入れないって言っても過言じゃありません(汗)。

信濃鶴をとても愛してくれていて、鶴がまだ松本でほとんど売っていないような時から目をかけて頂いてメニューに加えてもらってます。いつだったか、飲み放題企画の中で「日本酒は鶴でいきたいんですけど、飲み放題なんかに使わせてもらっていいですか?」っていう気遣いをしてくれるような男ですが、見た目は決して繊細じゃありません(笑)。

そのN君が友人で安曇野市で居酒屋『花風』を営むTさんと一緒に、敵情視察(?)のためだったんでしょうか、はるばる駒ヶ根よりもさらに遠い飯田市に飲みに来てたんだそうです。飯田市ではつとに有名な居酒屋『泉』さんに行ったそうですが、さすがにいいお店をチョイスしてますね。

泉さんも飯田市で日本酒と言えばこのお店の名前が必ず出るくらいの繁盛店で、もうしばらく前のことになりますが、ご店主に長生社まで蔵見学にお越しいただいたことがありました。お酒については一言ある方で、なかなか厳しいこともおっしゃるので、私もびくびくしてお話しさせてもらった記憶があります(汗)。

本当に敵情視察だったのか、単に飲みに行っただけだったのか、何か別の目的があったのか分かりませんが、お店のカウンターで男2人で飲んでいたんだそうです。N君は自分の身分は明かさなかったそうで、泉さんでは「なんで、チミはそんなに日本酒に詳しいんだ?」といぶかられたみたい(笑)。

と、そこへ妙齢の女性がひとりで暖簾をくぐって入って来て、彼らの隣に座って飲み始めたんだそうです。歳の頃ならまだ20代。とても可愛い彼女とご店主との会話を聞いていると、なんとなくキナ臭い香りが・・・何と彼女は遠路はるばる岩手から来ていると、自分で居酒屋をやっていると、信濃鶴をお店で使っていると・・・つづく。


□□□ なんだか居酒屋紹介みたいになりました(笑) □□□
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田切農産(つづき)

さて、Hさんが作ってくれていたちょっと特別な美山錦がもう手に入らないってことになっちゃったわけで、長生社としても当てが外れて困る部分も出てきたわけですが、そこはソレ、Hさんだって勝手に止めるなんていう人じゃありませんから、とあるところへ話を付けてくれてたんです。それがタイトルにある『田切農産(たぎりのうさん)』さんでした。

よーやく、タイトルの意味がお分かりいただけたと思いますが(笑)、田切農産さんは俗に言う農業法人で、株式会社の形で法人として農業を営んでいる会社なんです。詳しいことはまだ全く分かりませんが、農業法人になるための要件みたいなものもあるでしょうし、ある一定の状況下で成立する株式会社なんだと思います。

農業分野への一般企業の進出は厳しく制限されている部分があるんでしょうけど、この会社の場合にはどこかの企業が農業をやり始めたっていうんじゃなくって、飯島町の田切地区の農家さん全員が出資する形で、耕作ができなくなった家の土地を使ったりして農業を行って収益を得るっていう会社を立ち上げたっていう経過のようです。

私も詳しいことは理解できてませんから、おいおいこのブログでご紹介していけるとは思うんですけど、田切農産さんの存在は昔から存じ上げていましたし、社長のSさんとも面識があって、そのうちどのような形になるか分からないものの、どこかでお付き合いができるんじゃないかっていう期待は持ってたんですよね。

なぜかって言うと、田切農産さんは相当量の酒米の生産を手掛けておられるからなんですよね。これは企業秘密にもなるかもしれませんから具体名は避けますけど、県内の酒造メーカーさんの少し特殊な品種の酒米だとか、県外でも信州の美山錦を謳ったお酒用の酒米なんかを作っておられることは以前から私も知ってたんですよね。

先日うかがってSさんとお話しさせていただくと、私が思っていた以上の作付けをなさっておられるようでビックリしたんですが、今年度分の信濃鶴用の美山錦もこれまでのHさんと同じ方法でしっかりお作りいただけているようでひと安心しました。量的にはまだまだいくらでもあるっていう感じですから(笑)、鶴用にもらえる量も今後増やしていただけるかもしれません。

地元のための農業っていうことを強く念頭に置いておられるSさんのお話は、私としてもとても心強くてうれしかったですね。できたものはできる限り地元で使ってもらった方がいいんだっていうお考えにも共感できました。事務所にうかがった時に、若い社員(?)の皆さんが農作業から戻ってきたところに出くわしたりなんかして、田切農産さん自体についても興味津々です(笑)。

鶴用の美山錦の田んぼも次回には見せていただけるそうですし、更に来年以降の取り扱いについてもこれから前向きなお話しができそうでうれしかったですね。これからどんなお付き合いに発展するのか分かりませんが、今回もいいご縁をいただくことができてラッキーラッキーです!!!


□□□ 農業する人っていい人ばっかり □□□
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田切農産

これまでもこのブログに何度も登場していた、駒ケ根市の隣町、飯島町の農家Hさん。信濃鶴を醸すために使用するお米はこの飯島町産の美山錦が全てだっていうことは縷々ご説明申し上げてきているわけですが、Hさんが作るちょっと特別な美山錦もこれまでずっと使わせていただいてきました。

何が特別かって言うと、農薬の使用を極力控えて、特別に発酵させた有機肥料を使う方法で作付けされた美山錦だったんですよね。この方法で収穫されたお米を使ったお酒を毎年もろみ1本分だけ仕込んでいて、これは長生社とすると試験的な取り組みではありましたが、いろいろと勉強になることも多かったんです。

外見的な印象では、一般の美山錦と比べて粒が大きい時も小さい時もあったっていう感じだったし、心白(しんぱく:酒米の中心部にある白い不透明部分)の入る率も多かったり少なかったりっていう感じだったし、蒸し上げた状態も硬い時も柔らかい時もあったっていう感じで、結局のところ見た目はどこか違うんだけど、毎年こう違うっていう特徴的な傾向は見られなかったっていうのが正直なところでしたかね。

ところが、麹にしたり、もろみにしたりして、お米がその形を変えていくようになるとその違いは結構出てきて、麹なんかは品温の上昇速度が明らかに早くて、いつもと同じようにやってると手入れ作業を慌ててやらなくっちゃならなくなったりして、このお米を使っている期間は麹の温度を見に行く回数が増えたりしましたね。

できたお酒の味は、どちらかと言うとスッキリした感じに仕上がりました。時間が経過すると味がのってくるタイプだったかもしれません。こういう違いは、同じ美山錦とは言え、中に含まれる成分が育て方の違いで変わってくるのは当然で、デンプン質とかミネラル分の含有だとかがお酒の発酵に影響していたんでしょうね。

この特別な美山錦を使った仕込は年に1本だけでしたから、それほど明確な傾向はつかめなかったとしても、私の中ではひとつの面白い原材料としてこれからも研究対象にしていこうっていうつもりが十分ありますね。地産地消をより自然な形にしていくためにも、取り組んでみて損はないテーマだと思うんですよね。

と、ここまで書いてきて話をひっくり返すようなんですけど、ナントこのHさんが諸々の理由でこの特別な美山錦の作付けをお止めになるっていうことになっちゃったんです(汗)。せっかくこれまで顔の見えるお付き合いができていたし、Hさん自身がとてもいい人だったので私も心置きなくお話もできて、良縁を頂けたものだと思ってたんですけどね(涙)。

うーん、今日は話題の核心までたどり着けませんでしたね。もうこのタイプの美山錦は使えなくなるのか、それとも・・・って感じですが、タイトルを見ればこの続きがどうなるのか半分バレバレですかね(笑)。


□□□ 雨続きでいい写真がありません(汗) □□□
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同業見学

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蔵元同士でお互いの製造設備を見学し合うことは良くあることで、「今度見せて下さいよ」的なノリで気軽にお邪魔したりします。蔵の中を見せれば、造り方の手の内がバレちゃって企業秘密が・・・なんてお考えになるかもしれませんが、もう日本酒の造り方は確立されてますから、そもそも秘密なんてないんですよ(笑)。

それでも、自分では使っていない機械とか、製造工程での工夫とか、そのお蔵さんの内部事情を垣間見させていただくと、自分の所でも応用できそうなポイントはたくさん出てきますから、大いに勉強できるんですよね。私もそうやっていくつものお蔵さんを拝見させていただきましたから、同業者の見学もなるべくお断りしないようにしてるんです。

とは言え、長生社なんてそんなに業績を上げてるってわけでもありませんし、イケてるお蔵さんを見たいっていうご要望からして、そんなにその手の申し込みがあるわけじゃないんですよね(汗)。ですから、たまーにそんな話があるっていう程度のことで、ま、だからこそブログのネタにもなるんですけどね(笑)。

先日は、長野県内の2人の蔵元さんがお見えになりました。佐久市と中野市のお蔵さんの若手で、立場的には私と同じ専務取締役杜氏みたいな肩書きの方たちです。2人とも35歳っていうんだから、私より15歳も若いってことで、まだまだこれからドンドンいろんなことができる羨ましいばかりの年齢です。

それに、2人とも県外でのヒット商品をお持ちで、信濃鶴よりも規模は小さいものの業績的にはいいっていうお蔵さんだったんですよね。どちらも彼らが地元へ帰ってきて蔵に入った時には、もう営業的にはどん底みたいな経営状態だったんだけど、そこからある程度売り上げを伸ばして、元の規模の5割増しくらいにしたっていうだから大したもんじゃないですか。

鶴の場合、純米蔵にするっていうところでかなり規模の縮小を余儀なくされた部分があったわけですけど、もともとのスタート時点がどん底だった分、自分の頑張った成果が業績に反映され易かったのかもしれませんね。いずれにしても、まだまだ伸び盛りの若手が県内にもいるっていうのは心強い限り。

そんなんだったら鶴の蔵なんて見学しなくてもいいじゃないかと思うんですけど、特徴的な蔵を見ておくのも勉強ってことで、遠路はるばるお越しになりました(笑)。ま、2人ともいろんなイベント等で一緒になることが多くて以前からよく知った仲ですから、ざっくばらんに話せて私としても気が楽でしたね。

本当の蔵の技術はそこで働く蔵人の腕の中にあって、蔵の中をいくら見ても分かるもんじゃありませんが、お互いのいい所を少しでも吸収して業界全体を伸ばしていければうれしいですね。今度機会があれば私が見学させてもらおうと思いますが、オジさんじゃ若者のやり方にはついていけない部分もあるかもしれませんねぇ・・・(汗)。


□□□ 最近手タレ写真を完全に忘れてます(汗) □□□
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餃子

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「わー!上手にできたから、写真撮って、写真!」と言われて撮ったのが上の餃子です(笑)。我が家で「写真に撮れ」っていう命令は、即「ブログで記事にしろ」っていう意味合いでもあって、「餃子ネタにして一体どんな記事書きゃいーんだよ」と思いながらも、とりあえずきれいに焼けたっぽい様子をカメラに収めておきました。

餃子ってひと口に言ってもいろんな具材もあるし、焼いたり煮たりっていう違いもありますが、この日のは全くオーソドックスな餃子でした。一般のご家庭と同様に、これまでも我が家では普通に作られている餃子ですが、女房がポイントを押さえていないせいなのか、どうもきれいに焼けないっていうイメージがずっとあったんですよね(汗)。

中味は変わらないわけですから、多少崩れて具がボロっと顔を出していたとしても、味自体にそれほど遜色はないんですけど、それでもねぇ、やっぱり目で食べるって部分もあるわけですから、キッチリとそれなりの格好をしてた方が美味しく感じるっていうのは、道理であり人情でありましょう。

その苦手意識が強い中で、今回のは思いの外きれいに焼けたっていうんで写真に撮れって話になったんですけど、きっと、ちょっとしたコツっていうか火加減っていうか上げ時っていうかがあって、そこさえ押さえちゃえば大体は上手くいくようになっているはずですが、我が女房殿は一度決めたら柔軟に対応するっていうことが苦手なようで・・・(汗)。

これはお酒造りにも言えることですし、職人技の現場や、最先端のテクノロジーを駆使する様な仕事でも同じだと思うんですけど、現状を変更するってことはできそうでなかなかできないことなのかもしれませんね。何となく今までと一緒でいいやっていう惰性で仕事を続けちゃうことってあるじゃないですか。

「常識を疑え」っていうのはよく言われることですが、そこまでドラスティックな見直しでなくてほんの少し手加減を変えるだけの変更でも、仕事が日々流れていく中でやってみるってことは実はハードルが高かったりします。これまでだってあるレベルはクリアしてるんだから、あえて危険な道を選択しなくてもいいんですもんね。

それでも、少々のリスクを背負っても、あえてそこに挑んでみることには大きな意義があると思います。「そんなのちっちゃな変更だ」と思っていても、やってみると案外思うようにはいかなくて、成果に結びつく確率は低くても、もしそこにたどり着くことができた時に得るものは意外に大きかったりしますからね。

この餃子にその意識改革と実践があったのかどうかは定かではありませんが、明らかな状況の改善は見られたみたいですから、今後の岳志家の餃子には明るい兆しかもしれません。一回上手くいったからって、次回からも同じ様にできるとは限らないし、何よりも今回ご本人様がそのつもりでやったかどうかすら怪しいですから何とも言えませんけどね(笑)。


□□□ でも、ちょっと焦げ過ぎ? □□□
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濾過

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信濃鶴にもありますけど、『無濾過(むろか)』っていう言葉が付いた日本酒が最近多くなりましたね。これは、読んで字のごとく『濾過してありません』っていう意味なんですけど、そんじゃ普通の無濾過じゃないお酒はいつ濾過するんでしょう?そもそも濾過って何すんのって話になるんですけどね。

濾過っていう言葉からのイメージでほぼ間違いはないんですけど、非常に目の細かいフィルターにお酒を通過させることで、お酒の中に浮遊しているゴミや雑菌やある種の結晶みたいなものを除去する作業のことです。そのフィルターを通ったお酒は、とてもきれいで透明度が上がります。

でも、無濾過っていうのは、多少透明度が低くても、もっと言えば薄く濁っていたとしても、元のお酒の味を損なわないで提供したい場合に、この濾過の作業を一切行わずにビン詰めした商品のことで、無濾過生原酒なんていうのがあるように、もろみを搾った直後のままの状態であることが売りっていうわけです。

そんじゃ、そうじゃない一般的なお酒はいつ濾過するのかっていうと、これは各お蔵さん毎に流儀があるでしょうけど、生酒の時に1回、ビン詰め直前に1回っていうパターンが多いんじゃないですかね。安全を期すれば2回ってことになりますし、なるべくお酒をいじりたくないってことであれば、どちらか1回っていう場合も多いかもしれません。

生酒の時っていうのは、もろみを搾ってお酒と酒粕にした直後に、その状態だとまだ少しオリが絡んでいたりしますから、それを完全に除去するために精密に濾過をするっていう意味です。オリが絡んでいると、見てくれが悪いっていう面もありますし、そのオリによって酒質が変化することも考えられますから、除去するに越したことはないんですよね。

ビン詰め直前っていうのは、できたお酒は様々な処理をしてタンクに保存されていて、ビン詰めをするにはそのタンクから必要な分だけ取り出すことになるわけですが、タンクの中にしばらく保存されていることでお酒の中の様々な成分がオリ様な物質に変化していることがあって、そういうものが多い場合にはやはり濾過をした方が無難ってことになるわけです。

長生社の場合は、通常の商品は生酒の時に1回濾過をかけています。あまりお酒をいじりたくないのでビン詰め直前にはやらないんですけど、いろんな状況でたまーに2回することもあります。例えば、お酒が濁っちゃったとまではいかなくても、何となく薄ボケたような感じに見えるような時には濾過するんですけどね。

今日どーしてこんな話題になったかって言うと、上述のような状況で珍しく2回目の濾過をしなくっちゃならなくなったからです。鶴のお酒は全て冷蔵管理の効くタンクに貯蔵されていて、お酒が濁るなんていうことはないんですけど、冷蔵の効かない小さなタンクにほんの少しだけ取っておいたお酒があったもんだから、万全を期してちょっとだけ濾過したんです。滅多にやらない作業だったもんだから、記念にと思ってブログにしてみました(笑)。


□□□ 美食生活さん1位になっちゃったねぇ □□□
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