専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

鑑評会生中継



そんじゃ、今日も気合いを入れて生実況中継ブログをかましてみようと思います!リアル全国新酒鑑評会観戦をしていただきましょう。こういう時には、きっとツイッターやフェイスブックが合っているのかもしれませんが、何度もアップする分をまとめてひとつの記事にしたっていう感じでお読み下さいね。こういうことをするのは、実はかなり面倒くさいんですけど、私の備忘録の意味も込めて記録してみます。ま、それだけ待ち時間が長いってことでもあるんですけどね(汗)。

5:00 起床。時間を間違えて、早く起き過ぎ(笑)。ゆっくり朝ご飯を食べて、準備万端。

6:20 ホテルを出て、広島のバスターミナルへ。鑑評会の公開研究会会場になっている東広島運動公園体育館へは、都合のいい路線が一本あって、これを毎年使ってます。

6:55 バス出発。一緒にいるメンバーの中で、昨夜飲み過ぎの連中は爆睡。私はすこぶる快調(笑)。

8:05 会場に到着。もう既に結構な列ができていて、全国のお蔵さんが並んでました。でもでも、これからが忍耐なんです(汗)。開場が10:00なんだけど、それまでの間は、体育館の前の広場でそのまま待つことになって、多少は早く入れてくれるとしても、日が照ってると暑い暑い!今年は建物の脇に並ぶことができて、かなり助かりましたけどね。

9:30 予定より30分早く開場してくれました。くれましたが、その後も並ぶ並ぶ(涙)。上の写真は今の状況ですが、中に入っても待ちぼうけ状態は解消されません。会場内は全国を9地区に分けてテーブルにお酒が並んでいるんですけど、とにかく最初にみんなが特定のラインに集中するもんだから、他はガラガラなのに結局渋滞になって、最初のお酒を口にするまでに相当な時間がかかります。

10:10 ついにお酒にたどり着きました。ちなみに私達が並んだのは、岩手、福島、宮城のラインでした。要するに、今年も東北勢の金賞受賞率が高くて、みんなそのお酒の味を確かめたいわけです。先に見とかなくっちゃお酒もなくなっちゃいますから、しょうがないんですよね(汗)。

13:05 この間、たった3時間ではあるんだけど、ひとつのラインに数十分ずつかけながら、ひたすら利き酒を続けました。もっと細かくレポートしようと思ったんですけど、忙しくてままなりませんでした(汗)。ここで、暫し休憩と昼食。

15:05 残ったお酒を見られるだけ見て、帰りのバスに乗車。腰と足が痛い痛い(涙)。これにて本日の業務は終了です。広島に着いたらお土産買わなくっちゃ!

毎年のことですが、この一日は疲れますね(汗)。ずーっと立ちっぱなしなのと、ずーっと利き酒しっぱなしなのと、ずーっと集中しっぱなしですからね。高いお金をかけて広島まで来てるんですから、しっかり成果を待って帰らなくっちゃならないっていう気持ちも大きいです。もうちょっと具体的な内容については、駒ヶ根に帰ったら報告しますね。


□□□ スマホだと数字の入力が面倒です(汗) □□□
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外食の5月



外へ営業回りに出た時に一番困るって言うか、苦労することのひとつに食事があると思います。誰かと一緒にいれば苦もなく入れる見知らぬお店も、ひとりでだと急に敷居が高くなって、触手は動くんだけど結局入りそびれるってなことが多いんですよね(汗)。まぁ、そんなに高価なものなんて食べる予算はないんですけど、安くて美味しそうなお店だったら入ってみたくなるのは当然でしょう。

で、気がつけば、いつも利用する馴染み(?)のチェーン店みたいなのに入ることが多くなって、変わり映えのない食事を繰り返すことになるんだなぁと、財布の中に残されたレシートを見て思うわけです(笑)。大都市圏ならどこにでも同じチェーンのお店はありますから、何にも考えなくてもいいっていう安心感はありますよね。ま、それがこういうお店のセールスポイントでもあるんでしょう。

でも、同じチェーン店ならどこに入っても味は同じ・・・とも言い切れない面もあるんじゃないかと、最近思うようになりました。当然、基本は同じだし、95%は同一のものだとは思うんですけど、残りの5%にその店補固有の味付けと言えばいいか癖が出ることがあるような気がするんですよね。同じ味なんて出せっこないんですから当たり前の話ですが、その辺りを楽しめるようになれば外食のプロかと(笑)。

写真をご覧になればお分かりのように、完全にどこにでもあるようなチェーン店ばかりですけど、牛丼に、カレーに、パスタに、ラーメンにと、上手いこと食べ分けてる様子がうかがえます(笑)。案外、牛丼は店毎の違いがないような気がしますね。カレーは結構違いがあったりします。パスタやラーメンは、もう茹で加減だけでも変わってきますから、比べちゃいけないのかもしれませんね。

どのお店も関東圏では王道的なチェーンで、当然何を食べても美味しいんですけど、やっぱり同じものは続けては食べられないし、こういう食事はどんなにバラエティをつけても、だんだんとお腹が重くなっていくような気がしますね。それに比べると、女房の手料理なんて、毎日同じ様な物が出てきても、飽きることなく淡々と食べ続けられるのは、一体どーゆーことなんでしょうねぇ(笑)。

なんでこんな話題になってるのかっていうと、またまた駒ヶ根にいないからです。これも恒例ですが、全国新酒鑑評会の公開研究会のために広島に向かっています。今月は、一体どーした事かと思うほど外に出なくっちゃならないんですよね(汗)。それと同時に外食も食傷気味になってきてるんですけど、今回は全国から集まった知り合い杜氏さん達がいるから、きっと美味しい食べ物にありつけることでしょう(笑)。


□□□ 金賞は取れなかったけど(涙) □□□
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健康診断実況



今日は、あまり最近やったことのない、マジリアルブログでいってみましょうか。実は、今病院にいるんです。えーえー、毎年恒例の健康診断で来てるんですよ。社会保険の制度を利用して会社で受けるヤツなんですけど、朝からお昼近くまでかかる半日ドッグっていうタイプです。細切れに検査が入って、その間はとーってもヒマになっちゃいますから、ブログを書くにはちょうどいいって言うか、それしかやることがないっていうか・・・。

6:50 病院到着。受付開始は7時30分なんですけど、そんな時間に行ってたらもう10人くらい並んでて、検査の待ち時間がとても長くなっちゃうんですよね。この時間でも3番目でした。

7:20 受け付け開始。3番目だから早い早い。検査着に着替えます。

7:30オシッコ採ったり、体重測ったり。体重が去年より2.5キロも少ないのはどーして?なんか悪い病気なのかな(汗)。

7:40 血液検査。今はホンの少量の血液からかなりのことまで分かっちゃうんだから、すごい時代ですよね。

7:50 問診。事前に書いた問診票を見て、看護師さんが女房の料理を褒めてくれました(笑)。薬とかも飲んでないし、これから行う検査に別に問題無し。

8:10 レントゲン。これは、痛くも痒くもないし、とっても楽。あっという間。

8:20 一番問題の胃カメラ。これが一番時間がかかるし、身体への負担も大きいですね。麻酔を打って、知らない間に終わっちゃうから、昔に比べて本当に楽になったんだけど、麻酔が切れると頭が痛くなるんですよね、私は(汗)。でも、胃カメラ検査の最初の方だったから、かなり早く終わるはず。

8:40 二番目に呼ばれましたから、8:50には終わって出てきました。この胃カメラ検査を早く通過するために、早朝から出てきたようなもんです。昔より麻酔が強くなって、起こされないと目は覚めませんね。軽い麻酔なんでしょうけど、打つ時には、もうこれで目覚めることがないかもしれないと、腹をくくります(笑)。

9:10 麻酔が切れるまではソファで休みます。他の人は目をつぶっているけど、私はスマホをポチポチ。でもねぇ、麻酔のせいなんだろうけど、打ち間違いが多い多い(笑)。

9:30 心電図。これも、寝てるだけだから簡単簡単。吸盤みたいなのをたくさん体に付ける時がチト冷たい(汗)。

9:40 続いて聴力検査。ヘッドホンをつけて、ピーピー聞こえたらボタンを押します。私はどうも右側の聞こえがちょっと悪いらしい(汗)。

10:00 結果説明。もうこの時間に、かなりのところまで分析結果が出てるんだからすごいやねぇ。これと言って悪い所はないんだけど、一カ所だけ確認のための再検査が必要だと言われました。以前もその再検査はやって何ともなかったんですけど、何年かおきにやった方がいいんだとか。

写真は検査を受けた昭和伊南病気に建設中の、ドクターヘリの発着場。結構デッカイ(汗)。緊急医療にも力を入れようとしてるってことなんでしょうかね。アルプスでの遭難事故も多いですから、直接地元の病院に搬送できるようにするのかもしれません。いずれにしても、病院には検査で来るくらいが、程良い付き合いってもんでしょうねぇ。


□□□ ほとんど(?)健康体でした(笑) □□□
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東北小ネタ

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写真がイッパイありますから、東北に行った時の小ネタをいくつかご紹介してブログにしちゃいましょう(笑)。最初は、昨日も少し書きましたけど、仙台の『もみじ』さんにあった、鶴を使った日本酒ハイボール。炭酸とレモンで割って少し甘みを付けてるっておっしゃってました。アルコール分は半分くらいになっているみたいですが、レモンスカッシュ的にグビグビいけちゃいます。

「これに使うのは信濃鶴じゃなきゃダメです」ってことでしたけど、確かに鶴の香りとサラッと系の純米味がよくマッチして美味しかったです。一時駒ケ根の越百でもブームになってたことがありましたが、爽やかな炭酸に鶴の味が合うのかもしれません。この手タレは、一緒についてきてくれた『松尾』醸造元のT社長。ひとりじゃ寂しかったから、ありがとー!

2枚目は、サンセールさんとハシゴした3軒目、ワインのお店、『ファシュタ』さん・・・たぶん(汗)。なにせかなり酔っ払っている上に聞き慣れないお名前だと、私のような記憶力じゃほとんど覚えられません。とか何とかいう割に、これまでも何回か行ったことはありますから、「あーこのお店かー」っていう感じではありましたが、きっとサンセールさんの御用達なんでしょう。

サンセールさんのお店『酒のかわしま』で週末に行うワインフェスタの打ち合わせをしたり、隣に座った可愛い女の子と乾杯したり、「一杯だけワイン飲もっか?」っていうサンセールさんの釣り文句でしたが、注文したのはワイン1本でしたから、きっと楽しく飲んでたんだと思います。この夜は、この辺から記憶が定かでないし・・・(汗)。

3枚目の写真は全くお酒とは関係なくって、伊達市のN酒店さんに売っていた『すーぱーBIGチョコ』なる商品。こんなに大きいのに1個50円(汗)。この日たまたま来店されていた飲食店さんがお酒と一緒にお買い求めになってたんですが、こんな駄菓子は見たこともないって言ったら、もうお店の中じゅうが大ブーイングになるくらいコケにされてしまいました(笑)。

それほど昔から有名なお菓子らしいんですが、長野じゃ売ってなかったのか、私が知らないだけなのか?とにかく、私の家の近くの駄菓子屋にはありませんでしたよ。かなりバカにされて腹が立ったので、ここはひとつブログに載せて、読者のみなさんの反応を見てみようと思ったような次第(笑)。

そのN酒店さんでは、超有名で簡単に手に入らないような幻銘柄の隣の棚に信濃鶴を置いていただいているんですけど、そのキャッチコピーが『結局、信濃鶴』。その幻銘柄は常に売り切れ状態ですから、棚を見ながら歩いて行って、どれを買おうか迷いながら最後にたどりついた棚に『結局、信濃鶴』って書いてあるわけです(笑)。

幻銘柄は買えないから、あきらめて安い信濃鶴で我慢するっていうお客さんのためのキラーコピーなのかもしれませんが、それで売れてくれるんなら名コピーってもんでしょう。先程のBIGチョコをお買い求めになっていた飲食店さんも、私の顔を立てて、結局、鶴をお買い求め下さいましたしね(笑)。


□□□ BIGチョコなんて知ってた? □□□
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仙台の夜

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よろしいですか、よく聞いていただきたいのは、こういう記事を書くと、「お前は営業と称して飲んでばかりいる」と、何とも根も葉も花も実もない言いがかりをつけられることがママありますが、そんなこたーありっこなくて、私はひたすら信濃鶴のために身を削って売り込みに奔走している・・・ま、ここまで書くとチト嘘っぽいかな(笑)。

誤解を恐れずにご紹介したいのは、今回仙台でうかがった、本当に信濃鶴を扱ってくれている飲食店さん4軒です。たくさんお取り扱いいただいてるっていうことじゃなくって、最近コンスタントに愛していただいているお店で、お店の方達にも突然鶴の蔵元が来たっていうことでサプライズだったんじゃないかと(笑)。

私が一番驚いたのが『街道青葉』さんでした。このお店は、研修旅行初日の夜の宴会場に決まっていたんですけど、私達はコース料理以外のお酒に関してはお店のメニューから選ぶことになっていて、当然宮城のお酒をいただいたんですが、そのドリンクメニューの中にナント信濃鶴が載ってるじゃありませんか。そんなことこれっぽっちも考えていなかった私は、本当にビックリしましたよ(汗)。

県内では明鏡止水さんもメニューに入っていて、それほど数の無い中に信州地酒が2種類もエントリーされていたのは嬉しいことでしたね。たぶん、長野県の酒造組合がお邪魔するっていうことで、お店の方でも気を使っていただいたんだと思いますが、他の蔵のメンバーからすればとても羨ましかったはずです(笑)。

街道青葉さんの次に向かったのが『もみじ』さん。サンセールさんに「毎日コンスタントに使っていただいているお店だから是非行って来い」と言われたもんだから、電話で道を聞きながら慣れない仙台の街中を歩いてなんとかたどり着きました。この日は雨だったんですけど、街から少し外れたところにあるにもかかわらずお客さんで一杯だったことが証明しているように、おつまみも美味しいいいお店でしたね。

ひやとお燗の飲み比べセットにも鶴を使ってあったりして、初心者にも勧めやすいお酒としてお取り扱いいただいてるようでした。面白かったのは日本酒ハイボールで、これに使うのは信濃鶴じゃなきゃダメなんだと、本当にあれやこれやとお使いいただいていて、私としてもとても嬉しい思いをさせていただきました。

つづく2軒は翌日サンセールさんと一緒に回っていただいたお店で、最初に『酒膳ひろ』さん。静かなビルの2階に上がってお店の扉を開くと突然お客さん満杯みたいな、これもとても繁盛している居酒屋さんでした。私達はお刺身系を中心にいただいたんですけど、どれも食べてみたい料理がメニューに並んでいて目移りしましたよ。カウンター越しのご主人とお客さんの会話を聞けば、しっかりとした固定客がいるのがよく分かりましたね。こういうウニは信州じゃ食べられなくて、激ウマでした。

その後にうかがったのは『旨い屋楓』さん。バーのような雰囲気で日本酒や焼酎が飲める、若いオーナーさんがやっておられる落ち着いた感じのお店でした。カウンターの隣のお客さんが鶴を注文してくれて、私が突然ご挨拶したもんだからかなり盛り上がりましたね(笑)。ここでいただいたナントカのお刺身がえらく美味しくてお代りまでしたんですけど、なんてー名前だったかは忘れました(汗)。

サンセールさんが逐一フェイスブックにアップしてましたから、もう全国の鶴チュー諸氏に行動はバレバレだったでしょう(汗)。こういう草の根営業活動も大切ですが、毎晩飲んで、歩いて、フィニッシュラーメンが続きましたから身体が疲れると思いきや、仙台の夜は楽し過ぎて、とてもとてもリフレッシュできましたよ(笑)。


□□□ 仙台の夜は賑やかでした □□□
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美味しんぼ

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今回の研修旅行は宮城県の3つのお蔵さんでしたが、私は途中で一行とは別れて、仙台と福島で営業回りをして帰ってきました。昨日も書いたように、蔵元さんの震災でのご苦労話を聞いたせいもあるんでしょうけど、改めて地震、津波、原発事故の後遺症を実感させてもらった旅行になりました。

1、2枚目の写真は墨廼江さんで撮らせていただいたものですが、1枚目なんか本当にリアルな情景を墨廼江の社員さんがお撮りになった写真だったんです。地震直後に津波に襲われて、社員全員で外に備え付けてあった冷蔵庫の屋根の上に避難して、水が引くのを降り出した雪の中でひたすら待っていた時の様子です。誰も何も考えられなくて、会話なんてなかったそうです。

2枚目は蔵の中の一室ですが、津波によって中がぐちゃぐちゃになっちゃって、新たに建て直してきれいにはなっていましたが、ここに膝上までの水が入って来たら、いろんな物が浮遊して大変なことになるだろうと思いましたね。加えて、外から泥やゴミが入り込んで来るわけですから、私達には実感できない状況だったんでしょう。

そんな場所を見学した後にうかがった福島県伊達市のN酒店さんでしたが、駅に着くと相変わらず放射線量を測定する装置は動いていました。この数字がどの程度のものなのかは分かりませんが、ずっと放射能を身近に感じていないといけない生活も気苦労が絶えないんじゃないかと拝察したわけですけど、これも当事者以外には分からない気持ちでしょうね。

私も若い頃には読んでいた『美味しんぼ』ですが、詳しいことは分かりませんけど、福島に関する内容で関係各所からクレームが付いたとか。当事者の福島の方達からすると、看過できない記述があったんでしょう。原作者にもそんな意図はないとは言え、実際にホテルのキャンセルが相次ぐなんて聞くと、どこか迂闊だったのかもしれないとも思うんですけどね。

福島の原発事故後の復興がまだまだだと、美味しんぼの作者もそこが言いたかったんじゃないかと思わせる、今回一番ビックリさせられた写真が4枚目です。これは福島市内のN屋さんの店舗の入り口の敷居の部分なんですけど、こんな所でなにピースサインしてんだかっていう写真になってますよね(汗)。

実は、この日私がお店にうかがう直前まで、N屋さんの店舗で、私達がよくニュースで耳にする『除染作業』ってヤツが行われてたんだそうです。福島の駅前で今頃そんなことやってんのかって思いましたが、とにかくこれが初めての除染だとか。よく広いフロアーを磨く時に使う、円形のブラシがぐるぐる回るような機械で掃除しながら埃を吸い込んで行ったそうです。

基本的には、建物全てを足場を組んでネットで囲んで水で洗い流すっていう作業をするんだそうです。人件費も含めて、かかる費用は1軒あたり300万円だとか。費用もさることながら、この時期になっても思うように進まない除染作業や、その費用対効果や、風評被害の真偽の見極め等々、残された問題がいかに大きいか考えさせられた営業回りでした。


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宮城蔵見学

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さて、宮城の3つのお蔵さんの蔵見学レポートですが、私達がお邪魔させていただくくらいなんですから、どこも立派なお蔵さんばかりで、見習わなくっちゃならないことだらけだったなんていうことは当然です。ちょっと規模が違ったり、蔵が素晴らし過ぎたりして真似ることもできない部分が多々あったのも確かですけどね(汗)。

今回の見学のひとつのポイントは、どのお蔵さんも彼の大震災でかなりの被害を被っておられたっていうことでしょう。地震自体の揺れによるものよりも、その後の大津波による被害が大きかったそうです。それでも、造りを休むことなく、以前にも増していいお酒造りに邁進しておられる姿は、とても素晴らしいものだと思いました。

見学させていただいたのは、『浦霞(うらかすみ)』醸造元の株式会社佐浦さん、『墨廼江(すみのえ)』醸造元の墨廼江酒造株式会社さん、『日高見(ひたかみ)』醸造元の株式会社平孝酒造さんでした。佐浦さんが別格の大きさで、他2蔵は長生社の数倍っていうくらいの規模でしょうか。いずれにしても、ちょっと追いつけないような製造数量のお蔵さんばかりだったんですけどね。

津波で蔵ごと全部流されちゃったっていう程の被害じゃなくても、どのお蔵さんも膝上くらいの浸水にはなったそうで、海岸から数キロもあるから津波なんか来るはずないと誰もが思っていたような場所で、海水が地面を全て覆い尽くすっていうことがどれほど深刻なことか、皆さんのお話をうかがっていてよく分かりましたね。

例え、もっと水が多かったとしても、海水だけが流れて来て、それがそのまま引けたっていうことなら後の掃除はもっと楽だったはずなんだそうです。津波っていうのは海水だけじゃなくって、海水と泥とゴミの混ざったものであって、水が引けた後には泥とゴミはそこに留まっちゃって、だから後片付けが大変なことになるんだとか。

中でも被害の大きかった墨廼江さんでは、ボランティアの皆さんに手伝ってもらって麹室の床下の泥をかき出したっておっしゃってましたが、いっそのこと全部壊しちゃった方が楽なんじゃないかと思うくらいの作業だったんじゃないですかね。それでも、出来ることからすぐに実行したっていう行動力が、素早い復旧につながったんだそうです。

それにしても、どのお蔵さんもかなりの設備投資を余儀なくされて、以前の経営状態に戻っておられるのかどうかは分かりません。国からの補助金も相当額あったそうですが、それは以前の状態に復旧させる分だけにしか支給されなくて、これを機に何かを新しくしたっていうような部分は大きな借り入れになったそうです。日高見さんの蔵の中なんて、ピカピカの最新式っていう感じでしたね。

それでも皆さん元気にお酒造りに励んでおられるのは、東北復興支援の機運の中で、お酒の注文がたくさん入って、それに背中を押してもらったからだそうです。東北地方のお酒の売れ行きがかなり好調だったのは私も記憶に新しいところですが、それがなければ廃業していたかもしれないなんておっしゃってましたね。

今回見習うべきは、製造設備でも、お酒の味でもなくて、大きな困難にぶつかってもそれを克服してなお進み続けてきた各お蔵さんのご努力でしょう。私もそれに負けない気概を持って酒造りをしなくっちゃと思いました。それから、4枚目の写真はオマケで、日高見さんの蔵で拝見した、私が欲しいと思った洗米機です(笑)。


□□□ 信州のお酒も頑張ります! □□□
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いい話

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宮城県での研修旅行の記事を書こうと思ってたんですけど、昼間は溜まった仕事を片づけるのにテンヤワンヤしていて、夜には出なくっちゃいけない商工会議所の総会があって、総会が終わってから会社に帰って仕事を続けるつもりだったのに会議所の会頭にどーしても懇親会に出ろって言われて、ブログなんて何にも書いてないのに気が付けばもういい時間になっちまいました(汗)。

まだ、写真整理もできてませんから、こりゃ今日は研修レポートはチト無理になっちゃいましたね。駒ケ根から遠征する時には事前に記事を書いて余裕があるようにしておくんですけど、ここまで時間が読めない1日もそうはありません。昨日からバタバタ落ち着かないブログになっちゃって申し訳ありませんが、ま、こういう日もありますわな(笑)。

会頭がなぜ私を懇親会に引っ張って行ったかっていうと、「懇親会のあいさつで信濃鶴のいい話をするから是非聞け」っていうわけです。隣にいた副会頭も、「懇親会に出もしないで信濃鶴で乾杯してもらおうなんて虫が良過ぎる」と妙な相槌を入れてるし、そんじゃっていうことで最初の乾杯までは会場にいたんですけど、ここで時間を見誤りましたね(汗)。

それでも、出席しているメンバーの方々は、私にとっては地元の経営者の先輩に当たる方たちばかりですから、時間があれば当然ご一緒してお話しをうかがいたいばかりなんですけど、こう色々が詰まっているとせっかくの時間を楽しめなくなりますから、そのお楽しみは次回に持ち越して、ある程度の時間で帰ってきました。とーぜん、ノンアルコールです(涙)。

定例の総会ですから、決算の承認が主で全ては滞りなく終わったんですけど、やっぱり商工会議所ですから景気云々という話がメインであって、蔵の中ばかりにいた私の頭には半年ぶりの新鮮な空気っていう感じでした。消費税アップ前後の話も出ていましたが、皆さんの業界についてもっと話が聞きたかったですね。

3月の仮需と4月以降の反動は多かれ少なかれどの業界にもあったようですが、小売業はそれほど反動はなかったみたいですし、自動車屋さんはガタ落ちだったみたいで、設備屋さんは売りたくても物がなくて仮需に対応できなかったと泣いてました(笑)。運送屋さんは忙し過ぎると効率が悪くなって、逆に儲からないんだとか。

こんなこと書いてるうちにブログは一応出来上がりましたから、まぁ良しとしておきましょう。思ったより時間がかからなかったですから、もうひと仕事やって帰りますかね。あ、会頭がおっしゃっていた信濃鶴のいい話ですか?・・・皆さんガッカリなさるといけませんから、ここでは書かないでおきましょう(笑)。


□□□ どんなに時間がなくても何とかなりまっせぇ □□□
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仙台仙台



えーっと、何から話していいのか迷いますが・・・とにかく、今、仙台にいます(笑)。東北営業回りに出たっていうわけじゃなくって、この時期恒例の酒造組合青年部『若葉会』の研修旅行なんです。毎年、全国のイケてる酒蔵を見学させてもらっているんですけど、今年は宮城県のお蔵さんにお願いして、『浦霞』さん、『墨廼江』さん、『日高見』さんで勉強させていただきました。

全行程はバスでの移動のドアトゥドアで楽だとは言え、長野県からは宮城県まではさすがにとーいーです(汗)。今回は私が最初にバスに拾ってもらって、順次長野県を北上しながら参加者を乗せていくっていうルートだったわけですけど、朝の5時半に高速のサービスエリアで私が乗車してから約10時間かけて、最初の訪問蔵である浦霞さんに到着しました。分かっちゃいたけど、長かったー(笑)。

蔵見学レポートはまた後日に回すとして、今日のブログは全体の流れを追ってご説明しましょう。せっかく仙台まで行くんだからと、そのまま帰って来ちゃうんじゃなくて、少しでも営業活動ができないか考えた結果、もう一泊していくつか酒販店さんを回って帰ることにしたんです。だもんだから、研修二日目の最後の訪問蔵の日高見さんの見学が終わったところで皆とは別れて、ひとりで仙台に戻って来ました。

・・・実は、ここから先は帰りの新幹線の中で書いてます(笑)。もうねぇ、こういう旅行の場合には、ブログなんて書いてる時間は全く無いんですよね(汗)。皆さんには2泊3日の行程がいきなりブッ飛んだように思われるかもしれませんが、私の努力の賜物として2日分の記事は書いてあったからそんなことになったんであって、毎日お読みくださっている読者にはチグハグな流れになってるかもしれません。一番チグハグな思いをしているのは私ですけどね(笑)。

さて、仙台に戻ってからの行動は、皆さんのご想像通りかもしれませんけど、飲む気満々のサンセールさんに絡め取られて、仙台の街の居酒屋さんを3軒ハシゴして、最後にフィニッシュラーメンまで華麗に決めて、記憶もおぼろげにホテルまで帰りました(汗)。二日酔いの頭で、翌日はいくつか酒販店さんにご挨拶して、今は新幹線の中にいるわけです。当然、仙台の夜については別稿とさせていただきます(笑)。

もうひとつ、早めにご報告しておかなくっちゃならない結果が、この研修旅行中に判明しました。もうご存知の読者さんもおられると思いますけど、今年の全国新酒鑑評会の結果が発表されて、ま、大方の予想通り、信濃鶴は金賞・入賞は取れませんでした(涙)。これについても近いうちに記事にしなくっちゃならないでしょうね。あー、そう言えば、来週は鑑評会で広島まで行くんですねぇ。今月は大変だぁ(汗)。


□□□ ラーメン美味かったー! □□□
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新酒を飲む会

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昨日のブログに引き続き、日曜日のお話です。娘のピアノの発表会があった後、私はいそいそと蕎麦屋『丸富』さんへ出掛けました。年に一度、この時期の恒例になっている『信濃鶴の新酒を飲む会』があったんです。呼び名は毎年変わっているような気がしますが、とにかく鶴を飲もうっていう会です(笑)。

会が始まると、お酒の説明なんかを私が多少させてもらうんですけど、もうそんなことはどうでもよくって、丸富さんの料理と、静岡から送られてくる魚の刺身と、みんなで持ち寄った諸々で会は勝手に進行していくのが常です(汗)。総勢20名弱の参加者の半分以上は常連さんだから、私の話なんて聞いちゃくれません(笑)。

丸富さんとのお付き合いはもう長いことになりますが、蕎麦業界では知る人ぞ知る丸富さん、そういう場に集まる面々も実に多彩な顔ぶれになります。蕎麦屋っていう職業柄もあるでしょうけど、職人系、芸術家系、物書き系みたいな方が多いですね。ですから、いろんなお話が聞けて、私も毎回とても楽しみにしているんですよね。

昨日初めてお目にかかったのは『鍛金(たんきん)』という職業の方で、どんなお仕事をなさっているのかとても興味深く仕事内容をうかがいました。漆職人、イベント系内装屋、物書き、写真家、蕎麦打ち、エンジニア、学校の先生等々、誰とお話ししても新しい発見があって、とても鶴なんて飲んでられないくらいです(笑)。

もちろん、地元駒ケ根の人達もおられますが、県内県外の遠隔地からの参加者が多いのもこの会の特徴ですかね。いつもお見えになる静岡の漁港で働く漁船用のお弁当の仕出し屋さんは遠洋漁船の船の出航が忙しくて、新潟の農家さんは田植えが忙しくてお越しになれなかったようで、私にも「なんでこんな時期にやるのか!」と抗議のメールが届きました(笑)。

丸富さんのお料理は、蕎麦以外は全て野の物系です。この時期だと、春の山菜が多かったですね。蕎麦はご主人が打ちますが、その他の料理は奥さんの仕事で、彼女のセンスが生かされた野の物料理は実に美味しいですね。私の女房も、ここでいただく料理からたくさんヒントをもらっているようです。

ラストに出てくる蕎麦は言わずもがなの美味しさなんですけど、貴重な上村産の蕎麦粉と、山形の在来種を駒ケ根で育てた蕎麦粉を使った2種類の十割蕎麦が振舞われて、皆で舌鼓を打ちました。そういう食べ比べができるのも、この会の大いなる魅力ですね。味や食感の違いが分かって、とてもいい勉強になります。

こうして、鶴を飲みに来てるんだか、野の物料理を食べに来てるんだか、おしゃべりに来てるんだか、蕎麦を食べに来てるんだか分からない会は無事終了しました。なにせ、丸富さんは山の中にありますから、その後2次会に突入するっていうことが少なくて、健康のためにもいい飲み会になるっていうのも、この集りの素晴らしさではあります(笑)。


□□□ 来駒の際は是非お立ち寄りを □□□
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ラスト発表会

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先週の日曜日は娘のピアノの発表会でした。高校3年の娘にとっては、これが最後の発表会っていうことになります。幼稚園の年長さんから始めて丸12年間、よくも止めずにここまできたものです。通っていたピアノ教室の同年の生徒さん達がみんないなくなる中で、たったひとり残った高校3年生として、発表会のトリを務めました。

小学生くらいのうちは時間があるものの、中学高校にもなれば勉強と部活の両方で手一杯になって、その他の習い事なんてできなくなるのが普通でしょう。また、娘の入っている吹奏楽部は朝も晩もみっちりと練習のある部活で、それに加えてピアノの練習なんていうことは、今だから言えることですけど、ほぼ無理だと思ってました。いつ止めても仕方がないと。

それでも、娘はピアノが好きだったようで、一日のうちにほとんど練習する時間なんてないんですけど、朝起きて学校に出掛ける前のホンの少しの時間、一曲をたった一回ずつ練習するっていう習慣を身に付けていました。一日一回だけの練習なんて屁みたいなもんで、素晴らしく上達するなんていうことは到底望めないんですけどね。

ところが、12年間っていう時間の積み重ねと、多少の音感の良さもあったようで、練習曲は他の生徒さんよりもどんどんと進んで、それなりにピアノの楽しさは理解できるようになっていったみたいです。練習がおぼつかないことも多々あって、「やる気がないなら止めなさい!」と女房にきつく言われて、ピアノの前で泣いたことは何十回もあったなんて話してましたけどね。

一日たったの一回とは言え、継続は力なりを地で行った結果だったでしょう。12年間を締めくくるいい演奏だったと思います。これまでの発表会って、娘の出番になるとドキドキして見守ったものですが、今年は全く心配はしませんでした。最後までやるだけやったっていうこと自体が既に結論であって、多少演奏を失敗してもそれは問題にはならなかったですね。

発表会の後にとあるお母さんがかけ寄ってきて、「素晴らしかったです、感動しました」と言ってくれたとか。ピアノ教室の先生からもお褒めの言葉をいただいたみたいですから、親バカの視点からじゃなくても、恥ずかしくない程度の発表にはなっていたんでしょう。それを会場内で一番うれしく聴いていたのは、私と女房でしょうけどね。

私と私の妹達がかつて練習したピアノが残っていたからっていうだけで通い始めたピアノ教室でしたが、長い時間をかけて娘の生活にはかなりの影響を及ぼした大きな大きな経験だったと思います。私としては、小さな頃の発表会で2人で連弾をした時に、途中で失敗して最初から弾き直したっていうのが、苦くも忘れ得ぬ思い出になってますね。

この12年間は娘にとって非常に大きな財産になったはずです。音楽を自らが演奏できるっていうことは実にいい趣味ですし、何よりもひとつのことを長年コツコツと続けて来られた経験は他では得難いものです。最近気にくわないことだらけの愛娘ですが、今回だけは両手放しで褒めておきましょう。よくぞ最後までやり切ったな、娘よ。


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冷蔵庫



今回の営業回りで何度か耳にした話。それは、冷蔵庫に関することだったんですけど、つまりは冷蔵庫を買ったとか増築したとかいう話題をいろんな所でうかがいましたね。その酒販店さん自身じゃなくても、どこかのお店ではそういう投資をしてこれからに備えているっていうような内容も含めてですけど、どのお店もお酒の冷蔵設備には関心がおありのようでした。

それが何を意味しているのかは明確だと思います。どういうことかって言うと、東京で今売れるお酒は、圧倒的に生酒、もっと言えば無濾過生原酒や微発泡酒の様なタイプであって、そういうお酒をたくさん売ろうとすれば、必然的にその貯蔵のための冷蔵庫がお店に必要になるってことになって、どの酒販店さんもその辺にお金をかけざるを得ない状況になっているようです。

相当な販売力をお持ちの酒販店さんでも、8割が生酒だなんておっしゃいますから、昔は特別な存在だった生酒も、今ではもう当たり前って感じになっているんでしょうね。冷蔵流通が誰でも利用できる時代ですから、かつての大きな障壁はもう完全に取り払われて、私達蔵元も安心して出荷できる状況になっているのは確かだと思います。

お店での生酒系の商品の取り扱いが増えれば、店内のショーケースもリーチインのような物にしなくっちゃですし、ある程度の量を取り置いておこうと思えば、それなりの大きさの冷蔵倉庫も必要になってきます。冷蔵庫だけをポコンと建てられるような立地ならいいでしょうけど、店舗内自体の改装とかいうことになれば、更に出費もかさむことになりますよね。

長生社を振り返ってみてもそうですが、日本酒の流通だけで考えても、蔵元の製造段階、貯蔵段階、出荷段階、酒販店さんへの流通、お店での保管、更には消費者の手に渡ってから以降も、今の時代『冷やす』ってことは絶対的に必要な条件になってますよね。ゲスの勘ぐりですが、冷蔵庫やさんは相当に儲かってるんじゃないかと、容易に推測できます(笑)。

今そんな話がいくつか出てきたってことを考えると、日本酒が調子良く売れ始めている東京の酒販店さんが、その流れに遅れないように、あるいはこの機に次世代へ投資するっていう意味も込めて、冷蔵設備にお金をかけようとなさっているようにもお見受けしました。焼酎ブームの時にはそんなことは考えなくても良かったでしょうけど、もしもっと大きな日本酒ブームにでもなったら泥縄式な対応じゃ手遅れですもんね。

生酒の提供が容易になってなっている背景には、物流業界のクール便の発達があるのは事実ですが、この春にクロネコヤマトさんではクール便の間口をかなり狭くして、全国のお蔵さんでは非常に苦慮されているわけですが、それに伴って生酒のクール発送に関しても話題になりましたし、私としてもいろんなお蔵さんの方法を見て、参考にさせていただきました。

写真は、あるお蔵さんの採用なさっている方法で、アルミ(?)でコーティングされた丈夫なダンボール箱を使って、中には一升瓶6本と、水を入れて凍らせた500ミリリットルのペットボトルを同封して、普通の路線便で送られて来るんだそうです。クール便の値段がバカ高くなっちゃいましたから、長生社でも方策を考えなくっちゃならないんですけどねぇ・・・。


□□□ マネしなくっちゃ □□□
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千載一遇



酒販店さんにご挨拶回りをさせていただいている時って、大抵の場合は店先で立ち話か、店内の椅子にでも座ってお話しすることが多いんです。つまり、お客さんが入ってくれば、目の前でご店主とやり取りをされることになりますし、私も同じ空間にいるっていうことになるわけです。お客さんからは、私もお酒を買いに来ているように見えてるんでしょうね(笑)。

そして、そういう立ち話の中で、お店の方が私達蔵元を喜ばせようと、「信濃鶴しか買っていかないお客さんもおられるんですよ」なんていう話をしてくれることもあって、きっとそんなお客さんはいてもひとりくらいなんでしょうけど、私達からすると、知らないところにも鶴チューがいてくれるんだと、内心は本当に嬉しかったりするんですけどね。

ただ、そんな何百人にひとりしかいないようなお客さんにお会いできる機会なんてあるわけがなくって、どうしても会いたきゃ1週間くらいそのお店に張り込んで待つしかありません(笑)。それほどの鶴チューじゃなくっても、私がお店にいる時にタイミング良く信濃鶴を買いに来てくれたお客さんに遭遇するなんていうこと自体、これまでに数えるほどしかありません。

ところがところが、先日世田谷のA酒店さんにお邪魔していた時のこと、「お宅のお酒には固定客がついちゃってて、信濃鶴しか買わないお客さんがいるんだよ。うちとするとお宅のように安いお酒ばかり売れると、利益率が下がるから困るんだよなぁ」なんて、ご店主のいつもの毒舌を拝聴していたんです。長くお付き合いいただいてますから、私も慣れっこなんですけどね(笑)。

その時、常に店内にお客さんのいる繁盛店に、もうひとり明らかに常連さんっていう雰囲気の方が「ちわーっす」って感じで入ってこられました。ところが、普通のお客さんなら棚にズラリと並んだお酒を、どれを買おうか思案するように見て回るのに、その方は迷うことなく私達が話し込んでいる棚の方に来て、私の目の前の鶴のビンを1本つかまれたんです!

そこで、「おーおー!この人だよ!今話してたの!」ってご店主に言われてビックリ仰天。正に、私が半信半疑で想像していた、未だ見ぬ鶴チュー氏が目の前に現れたわけですからね。「僕は浮気しないで、これ一本ですよ」とおっしゃって、私も喜び勇んで名刺をお渡ししてご挨拶させていただきました。私もですが、その方もお店で蔵元に遭遇するとは思ってもおられなかったでしょうから、お互いにビックリ仰天(笑)。

今回はその他にも、中野のK酒店で、私がそのお店をおいとました直後に鶴をお買い求めにお客さんが来店されて、「今まで蔵元がいたんだよ」なんていう話になったって、実はそのお客さん自身からブログにコメントをいただいて、私もニアミスに悔しい思いをしました。そんな場所でお会いできれば、それこそ完全なるサシでの営業活動になったはずですけどね(笑)。

いずれにしても、信濃鶴を指名してお買い求めいただけるなんて本当に嬉しいことです。お客さんにも、鶴を辛抱強く店頭に並べていただいている酒販店さんにも感謝感謝です。これからも、そんなお客さんをひとりずつ増やしていけるように、地道に頑張っていかなくっちゃ!!!


□□□ こちらも地道にやってます □□□
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苦労話



今回は、東京での酒メッセに合わせて3泊4日の、私にとっては長めの営業行脚となりましたが、メッセで一日中立ちん坊をした後に都会のアスファルトの上を歩き回るのは、今の私にはチトキツかったかもしれません(汗)。思いの外、膝にはきませんでしたが、腰が痛いのなんの(涙)。あれだけ蔵で歩き回ってるのに、何か使う筋肉でも違うんですかねぇ?

それでも、精力的に頑張ったおかげで、多くの酒販店さんにご挨拶することができました。まぁ、お店の方とお話しすることはいつもと大して変わりはないんですけど、今回どういう訳だか、いくつかのお店で同時に、ご店主のかつてのご苦労話をおうかがいする機会があって、とても興味深く、とても感動して、とても勉強させていただくことができたんです。

ここでは、具体的なお名前を出すのもはばかられるほど有名なお店とだけ申し上げておきましょう。「こんな話めったにしないんだ」とおっしゃる方もおられましたからお名前はお出ししませんが、いずれも既に息子さん達が跡継ぎに入られて、家業としては順風満帆のお店だと言ってもいいと思います。今東京では、かなり日本酒に追い風が吹いているみたいですが、そうなる以前から日本酒販売では名を馳せた有名店さん方です。

いくつかお話を聞いて思うのは、「やっぱり苦労なさってたんだ」っていうことです。今じゃ、業界を引っ張るような存在になっておられるようなお店も、30年くらい前までは、本当に小さな、いまいちイケてないお店だったんです。それを、他店とは違った戦略と、ご自身の努力と、多少の運を見方にして今の地位まで押し上げてこられたんですよね。

ビールだって普通酒だってドンドンと売れている時代に、わざわざ地酒に特化して、「アイツは何考えてんだ」と周りの酒屋さんに言われるような転換を図ってきたお店は、今では日本で誰も追いつけないようなお店に成長して、他の酒販店さんのお手本になってなっています。当時は逆風に吹かれながらも頑張ってきて、あの時自分を嘲笑した人達を今になって見返すのはいい気分かも(笑)。

別のご店主は、親からは小さな小さなお店を、それも酒販店じゃないお店を引き継いで、立地の悪さも業界内での不利な立場も設備に回せるお金もない状況の中で、あるものを上手に利用して、この業界の風の流れを読んで、地道に努力してこられたおかげで今のお店にたどり着いたとおっしゃいます。「その苦労を息子は分かっちゃいなうくて自分に反対ばかりする」なんて奥様にグチると、「あなたの方がお父さんによっぽど反目してたわよ」とたしなめられたとか(笑)。

今とは全く別の30年前、それは今後30年経てば現状はどうなっているか分からないっていうことの証左でもあって、いつ潰れるか分からないくらいのお店が信じられないような発展をしたり、今を隆盛のお店が潰れたり、いずれにしても今日と同じってことは有り得ないでしょう。こんなお話が今回聞けたのも、東京の清酒酒販業界の風向きがいい方向へ行っていて、各ご店主の気持ちに多少の安堵感があるからなのかもしれませんね。


□□□ 鶴のビンがどれだか分かるかな? □□□
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長野の酒メッセin東京(つづき)



昨日に引き続いて『長野の酒メッセin東京』のお話です。このイベントは、とにかく忙しいばっかりで、気が付いたら終わってたっていうのが毎度のパターンなんですけど(汗)、それでも印象に残る方達っていうのはいるもんで、お顔まではしっかりとは覚えてなくても、楽しい思い出になっていたりします。今回もいろんな方とお会いできましたが、特に、カワイかった女の子のお話は、男性読者の期待されるところでしょう(笑)。

今回のメッセでは、信濃鶴のブースは会場の奥の方にあって、つまりは会場入りしたばかりのお客さんがいきなり来ることはなくって、少なくとも何件かは回った後にたどり着くような場所だったんですけど、そのカワイイ女の子2人は明らかに「今来ました」ったいうオーラで鶴ブースの方にやって来たように見えました。カワイイって、お上手で言ってんじゃなくって、本当にメンコイお嬢さん達でしたよ。

その時、鶴ブースを賑わせてくれていたのが、ふじみ野市の丸文酒店さんの常連さん達で、もう毎年お会いしているような方々なもんだから、私も気さくにお話させて頂いてたんです。彼女達に気が付いて私がお酒を勧めると、そのオジサン達も一斉に鶴のことを誉めそやしてPRに協力してくれて、その雰囲気じゃとても「気に入らない」とは口に出せなくて、彼女達も「美味しい!」と言わされてました(笑)。

ところが、それからお話を聞いてみると、本当にいの一番で信濃鶴を探して来てくれてたんだってことが分かったんです(汗)。カワイイ女の子のお目当てのお酒が鶴だったなんて、なんと光栄なことでしょうか(笑)。どうやら、ひとりの方が松本市に行かれた時に、どこかの居酒屋さんでお飲みになって、とても気に入って頂けたってことのようでした。

女性のお客さんがいるだけだって賑やかになるのに、丸文常連組御一行様も相まって、もうブースの周りは大騒ぎ(笑)。オジサン達も自分の娘のような子とお酒が飲めて、さぞかし楽しかったことでしょう。彼女達もオジサン達も、会の終了間際にもう一度鶴を飲みに来てくれて、やっぱり美味しいと言ってくれましたから、このイベントで美女鶴チューが2人生まれたかもしれません(笑)。

しかし、どこでいつ誰が鶴を飲んでくれているのか、もう見当がつかなくなって来ましたね(汗)。そういう時に少しでもいい印象を持ってもらえるように、絶対に造りの手は抜いちゃイカンと改めて思いました。でもねぇ、若い子が鶴ブースを探して来てくれたなんて、本当に嬉しかったですよ。カワイイ女の子だったから、嬉しさ百倍だし(笑)。


□□□ 美女と野獣の手タレ写真です(笑) □□□
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長野の酒メッセin東京



今回の出張のメインイベントは、このブログでも以前ご案内してあった、『長野の酒メッセin東京』に参加するためでした。毎年開催を続けて今年で11回目だっていうんだから、私も歳をとるはずですよねぇ(笑)。開催が始まった頃には何回か参加しなかった年もありましたが、近年はずーっと連続して出ていて、長生社としてもなくてはならないイベントになってますね。

実際のところ、このイベントに参加したからって、信濃鶴のお取扱店が増えるなんてことはあんまりないんです(汗)。そんなお話があったとしても一件あるかないかですね。いろんな状況が重なって、お問い合わせをたくさん頂いた年もありましたけど、そんなにどんどんとウマい話が転がり込むなんてことあるわきゃありません(笑)。

現在のこのイベントの意義は、既に鶴を取り扱って頂いている酒販店さんとの顔つなぎだったり、もっと末端の消費者の皆さんと実際にお話させて頂く機会っていう面に重点がシフトしているような気がします。蔵元との会話を楽しみになさっておられるお客様が多いのは、何回も参加してみて実感するところですね。顔馴染みのお客さんもたくさんいらっしゃいます。

もう一点重要だと思うのは、居酒屋系の飲食店さんに鶴の味を知って頂くってことでしょうか。そういう皆さんは、仕入先さえ分かれば、即仕入れることが可能で、かつ、使って頂ける量も多い可能性があるわけです。実際に、居酒屋さんの定番メニューに加えて、とても可愛がって頂いているお店もあって、そのきっかけがこの酒メッセだったこともあったんですよね。

自分のお店で提供するためのお酒をお探しの方々は結構多くて、とても真剣に利き酒をなさるので、こちらとしても気は抜けません。気に入って頂けると、大抵「どこで売ってますか?」っていう話になって、上手いことそのお店の従来の仕入先で鶴を扱ってるなんていう場合には、即日注文が入ったりすることもあるかもしれません。たまーに、メッセの翌日に注文が入るのは、そんなラッキーもあったのかと想像したりするんですけどね(笑)。

入場者数は昨年よりも増えて、2000人くらいになったかもしれません。後半はかなりギュウギュウ詰めになって、来年はあの会場では危ないかも(汗)。鶴ブースでは、たくさんのお客さん相手に、今年もZENさんがしっかりと手伝ってくれて本当に助かりました。A酒店さんや横浜の鶴チューS君も駆け付けてくれて、終了後の打ち上げも含めてとても楽しくやらせてもらいました・・・まだまだ書きたいこともありますから、明日に続けますね。


□□□ ZENさんA酒店さんS君夫妻ありがとー!!! □□□
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渋滞情報



さて、今年も営業回りのシーズンがやってきました。例年だと、造りの切れ目と営業開始がもうちょっと間が空いているんですけど、今年は余裕無く間髪を入れずに始まったっていう感じで、私としては気持ちが追いついていないようなところがありますね(汗)。今回は、長野の酒メッセin東京の開催に合わせて、関東方面の酒販店さんにお邪魔する予定です。

毎度のごとく、営業ブログの初日は行きのバスの中で書き始めてますが、今現在の私の心配事は中央道の渋滞なんです。しばらく前から車線工事をやってるみたいで、事前情報だと絶対に渋滞するっていう予測になってんですよね(汗)。そういう時は時間が読めなくなりますから、いつ新宿に到着できるのか、下手をすると2時間遅れなんてことだって想定しておかなくっちゃなりません(涙)。

道路上の電光掲示板を見れば、10キロくらいの渋滞で、通り抜けるのにかなり時間がかかりそうです。こうなると、バスを途中下車して、別ルートで都心に向かう手段も考えなくっちゃならなくなってくるんですけど、渋滞するのは分かっていて4時30分っていうべらぼーに早い便に乗って来ましたから、かなり遅れても時間の余裕はまだまだあります。

考えられる別ルートは、日野のバス停で降りて、少し歩いて多摩モノレールに乗って、立川で中央線に乗り変えて新宿までっていうルートですけど、そんな面倒くさい手を使うのと、このまま渋滞を我慢するのとで、新宿に到着する時間に大した違いがなければ、このままゆっくりとブログでも書いてた方が楽なんですよね(笑)。

多分、電車を使った方が早いとは思いますけど、運転手さんからの情報では車は動いているようですし、なんとなく小雨っぽいですから、今回は我慢の道を選んでみましょう。車が全く動かないってことになると、果てしもなく時間がかかる可能性が出てきますが、少しずつでも動いていれば、10キロくらいなら何とかなるはずです。今日はこれから夜まで酒メッセin東京ですし、ゆっくりと行きましょうかね。ブログも書けたし(笑)。


□□□ 結局2時間遅れでした(涙) □□□
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レッテル

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信濃鶴の商品アイテムがとっても少ないことは、読者の皆さんであればご承知の通り(笑)。それに伴って、ビンに貼るレッテルに関しても数種類しかないんです。更に、どれもほぼ同じデザインの色違いなもんだから、ほとんど変わり映えせずに、目新しさってことに関しては「全くイケてない」と言われれば、「おっしゃる通り」と返さざるを得ません(汗)。

こういうやり方の利点は、資材に関して在庫不良等のロスがとても少なくて済むことと、レッテルをひと目見るだけでどこの商品かがすぐ分かってもらえるっていうことと、もしももしも今後ちょびっと有名銘柄にでもなった時には、このヒゲ文字デザインのダサさが案外シブ目に消費者に受け取られて、ずっとこのデザインのままでいけるってことでしょうか(笑)。

とは言え、全く同じに見えるようなレッテルでも、ほんの少しだけ違っているようなものもあるんですよ。例えば、普通純米酒と純米無濾過生原酒のレッテルはデザインも色合いも全く同一ですが、アルコール度数とバーコードが変えてあったりするんです。実は、紙質も無濾過の場合には冷蔵庫に入れられますから、少し水に強いタイプになっていたりします。

そんなこんなで、今回もそいう極々些細なマイナーチェンジバージョンを作るべく、レッテルを製造していただいている印刷会社さんと打ち合わせを始めました。それほど大きな変更点はありませんから、若干の打ち合わせをして試し刷りを校正すれば、作成までにそう時間はかからないでしょう。

印刷会社さんも、清酒のレッテルを専門に扱っているくらいの会社ですから、いろいろ細かいことは私達よりも心得ておられます。酒税法上問題のないように、基本を押さえながら仕事を進めてくれるはずです。今回程度の変更は、コンピュータ上のデータをちょこっと変えるくらいでしょうから、実は美味しい仕事なのかもしれません(笑)。

今回と違って、もし全く新しいレッテルを作るってことになると、こりゃ大変なことになってきます。デザインから何からゼロスタートってことになって、打ち合わせにも相当な時間がかかります。こちらの思いをデザインにしてもらうことから始まって、色合いだとか、使用する紙だとか、予算的な部分の話だって重要です。そういう仕事だって、今後無いとは限りませんけどね。

お断りしておきますが、これは別に新しい商品が出るっていうことを暗に言ってるわけじゃありませんからね(汗)。中には気の回る読者もおられますから、遂に鶴の新しいアイテムがリリースされるのかなんて想像を働かせちゃうかもしれません。そーゆーことをしないから石頭だのストーンヘッドだの言われてるわけですから、滅多にそんなことはしませんよ(笑)。


□□□ 明日から出張ブログになります □□□
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母の日

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娘「明日、母の日だけど、どうすんのよ?」
私「どうすんのよって、どーゆーことよ?」
娘「お母ちゃんに、カーネーションよ!買うんでしょ?」
私「あぁ、そうか・・・じゃ、買えば?」
娘「買えばじゃなくって、私にだって考えがあんのよ」
私「なになに?」
娘「買うんだったら買うで、必要なものがあるじゃないの!」
私「なに言ってんだオメーは?話がかみ合わんな」
娘「お金よ、お金!私、お小遣い少ないのよっ!」
私「こーゆー時に使うためのお小遣いじゃねーのかよ」
娘「無いものはないんだから!お父ちゃん、いくら出せるのよ?」
私「えーっ!予算だけはこっち回しかよー」

・・・ということで、私の財布から大枚を引き出していった娘ですが、お母ちゃん側からは、「お父ちゃんからお金はせしめてあるから」と、太っ腹になっている様子が手に取るように分かった模様(笑)。私だって、お母ちゃんにプレゼントする花代をケチケチするつもりは毛頭ありませんが、これが父親の役割かと改めて思ったような次第(涙)。

で、買ってきた鉢植えのカーネーションが上の写真です。たくさんつぼみも付いていて長い間楽しめそうな感じですが、そんなの何本か束になったもっと安いヤツ買ってくりゃいいのに、さすがに太っ腹になっているだけあって、執行に関しては迷うことなく予算の全額をつぎ込んだみたいです(笑)。

街の花屋さんで友達と一緒に買ったみたいですが、そのお店の店主は私と同年の男だったので、予め根回しして安いのを買うように仕向けてもらうようにしとけば良かったと、大人の悪知恵も働かないわけでもありませんでしたが、娘の気持ちの赴くままの買い物ができればそれも悪くはなかったかと、財務省としては快く決算承認をしておきました。

買った後からも私に電話がかかってきて、自分の自転車のかごに入らないから花だけ取りに来いと言います(汗)。「どこまでお父ちゃんをこき使えば気が済むんだ?」と思いながらも迎えに行きましたが、母の日に街角でカーネーションの鉢を抱えて立っている愛娘の姿は、まるで映画のワンシーンのようで、最近では珍しくとても愛らしく思えました(笑)。

高校3年にもなれば自分の考えもしっかりして、後は勝手に生きていけるでしょうけど、とりあえず大学進学はしたいみたいですから、そこまでは親のスネかじりを許すしかないでしょうね。大学ではしっかりと社会勉強もして、父の日にも母の日と同じだけの熱意を持ってお父ちゃんに感謝できる人間になってもらいたいもんです(笑)。

母の日の記事を書こうとして、結局娘の話になっちゃいましたが、もう既に我が家では女房と娘が同じ様な立場と態度になってきていて、私が家の中にいれば女房2人を相手にしているような状況になりつつあります(汗)。刺身に醤油を付け過ぎだとか、早く寝ろとか、朝はトイレにゆっくり入ってられないし、お父ちゃんの気苦労は絶えません(笑)。


□□□ 世のすべてのお母さんに感謝を! □□□
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地酒総選挙

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週末ということもありますし、記事にしなくっちゃと気になっていたことがありますから、ここで書いておきましょうか。これは、東京のA酒店さんから少し前に依頼されていたことなんですけど、とあるサイトの告知をしてほしいってことだったんです。『地酒総選挙』っていう、お酒に関するアンケートを取るためのサイトなんですけどね。

こんなブログでも有難い読者の皆さんがいてくれて、その多くはお酒に関して少し関心の高い方の可能性が高いわけですから、ここで告知記事を書けば、本当に少しばかりはお役に立てるかもしれません。知り合いの方からのご依頼であれば、喜んで紙面を割こうとは思ってるんですけどね。

でもねぇ、いくらブログランキングで2位とか言ってみたって、毎日のアクセス数は200件前後で、私がかつて聞いたことがあるのは、毎日ブログの場合、日々のアクセス数の4倍くらいの読者がいるっていう話でしたから、多く見積もったって800人くらいってことで、告知効果はそれほど期待できないんですよね(笑)。

さて、その地酒総選挙ですが、答えるべき項目はそんなになくって、性別年齢や日本酒と焼酎についてご自分のお好きな銘柄を答えるだけっていう簡単なものです。期間限定じゃなくって、ずーっと続けていかれるようですが、「地酒業界の発展にご協力お願い致します」って書かれていますから、私としても協力は惜しみません(笑)。

どんな銘柄がどんな年代の人に受けているのかを知りたいっていうのは、業界人であれば誰しも興味のあるところだと思いますが、ネット上で上手いことそういう集計ができれば労力もあまりかからずに便利ではありますよね。問題は、どのくらい広く周知させられるかっていうことでしょうか。

ネット上でのアンケートっていうと、かつてはコンピュータに関して知識の高い人が対象になりがちで、ある意味で母集団自体に偏りがあるちょっといびつな結果に陥る可能性があったわけですが、今のようにパソコンやスマホが当たり前の時代になると、そういう心配はほとんどなくなってるんでしょうね。

今日のブログはスマホから書いてますから、リンクが貼り付けられなくて申し訳ないんですけど、『地酒総選挙』でググっていただければ・・・って、今ググってみたんですけど、そこら中の酒蔵ブログでも紹介されてますね(笑)。こりゃ、周知は広がっていくかもしれません。皆さんも、お時間がおありでしたらぜひご協力くださいね!!!


□□□ あっと言う間の2位転落 □□□
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連続写真

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やってみたかったんですよね、これ(笑)。これって言われてもお分かりにならないかもしれませんが、定点観測写真の連続貼りみたいなことです。こんなことやろうと思うこと自体、昨日ラストの火入れが終わって気分が清々している証拠に他なりませんが、別にこれと言って書きたいことがあるわけじゃありませんから、日和見的にフラフラと意味のないブログになることは必定です(汗)。

ま、とりあえずは桜のことを書きましょうかね。この連続写真のためってわけでもありませんが、今年は桜の写真をなるべく同じ位置からなるべく同じ構図になるように撮っておいたんです。アスファルトの亀裂を目印にして、必ずそこに立って桜の全体像と後ろの中央アルプスが入るように気をつけました。

7枚目までは本当に毎日ほぼ同じ時刻に撮ったもので、4月10日から16日までの1週間の記録です。6枚目が満開、7枚目では散り始めっていう感じでしたが、7枚目の方が満開っぽい写り方ですね。最後の2枚は少しずつ時間が開いていて、葉桜になった頃と、完全に緑が濃くなった今日の写真です。

毎日連続してこれだけ写真が撮れることも珍しいと思いますね。つまり、この1週間はずーっといい天気だったんです。ちょっと曇りっぽいのもありますけど、ほぼ晴天っていう日が続きましたね。最後の7日目は天候が少し下り坂になって、翌日からは雨になっちゃったんじゃなかったっけ。だから、それ以降が撮り続けられなかったんですけどね。

こうやって連続して並べて見ると、徐々に変化していく様子が分かって楽しいですよね。今じゃ、カメラやビデオの性能も上がって、決まった間隔で同じアングルからの画像を撮るなんてことは朝飯前なんでしょうからこんなの珍しくも何ともありませんが、ローテクでやっているってこと自体が酒屋らしくていいじゃないですか(笑)。

私が、連続して様子を観察してみたいもののひとつに、麹菌の成長があるんです。酵母菌の成長、つまり酒母やもろみの様子は毎日少しずつ変化していく様子が見て取れるんですけど、麹の成長はたった2日間で完了しちゃいますし、閉ざされた空間で生育させますから、ずーっと見てるわけにもいかないんですよね(汗)。

かなり湿度の高い環境ですから、今のハイテク機械には厳しいかもしれないんですけど、顕微鏡的な視点で、2日間を5分くらいにまとめて見られたらとても興味深いでしょうね。もっと言ったら、蒸米の内部にどのように菌糸が食い込んでいくのかなんて見られたら、学術的にも意味があると思うんですけどね。NHKさんあたりが、麹菌のサイエンス番組でも作らないかな(笑)。


□□□ やっぱり結論がずれました(汗) □□□
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ラスト火入れ

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ついに終わりましたよ、最後の火入れが!!!先日もちょっと書きましたけど、仕込んだもろみを全部搾り終わって、全てのお酒ができた日を『皆造(かいぞう)』って言いますけど、皆造後も、お酒を濾過して、更に火入れ殺菌をしてようやくお酒から手が放せるようになるんであって、全ての火入れが完了した日が本当の意味での皆造と言えるかもしれません。

この段階まで来て、全てのお酒が収まるべきところへ収まったっていう気分に、ようやくなれるんですよね、私達は。つまり、今期作ったお酒が全て貯蔵用のタンクに入れられて、今後はビン詰めの予定に従って、必要量をそのタンクから取り出していく操作だけが続いていく状況になったわけです。

当然、火入れしてないお酒もあるんですよ。信濃鶴で言えば無濾過生原酒として出荷されるお酒は特別に生の状態で低温貯蔵されていますが、それも、既に貯蔵段階に入っているっていうことで、製造部門からすれば既に手が離れているんです。後は、貯蔵したお酒がいい状態に熟成してくれることを望むばかり。

写真は、蔵にあるタンクの中でもかなり小さなタンクなんですけど、最後の火入れって、キリ良く終わらないわけですよ。つまり、火入れに使えるタンクが4000リッターか2000リッターの大きさなのに、最後に残ったお酒の量が6500リッターだと、4000リッター1本、2000リッター1本は使うとしても、残りの500リッターは余っちゃう計算になるじゃないですか。

ちょうどいい大きさのタンクがなければ、仕方がないので、最後の余りはどこかのタンクに少しだけ入れとくってことになります。それがこのタンクなんですけど、半分くらいまでしか入ってませんし、それ用の構造のタンクじゃないもんだから、周りから水をかけるのにとても苦労しているの図なわけです。暗くて分かりづらいでしょうから、勝手にご想像下さい(笑)。

ちなみに、火入れを行うタンクには、お酒は満量入れるのが一般的です。タンクに半分とか、底の方にちょびっととかいう貯蔵では酒質のために良くないからです。基本的には、あまり酸素に触れない方がいいんです。このタンクにも半分しか入ってませんけど、次のビン詰めで使っちゃう予定ですから問題は無いんですけどね。

今年は蔵に人がひとり少ないもんだから、私とすれば、お酒を搾り終わってからここまでがとても長かったですね(汗)。長いって言うか、ずーっと追いまくられてここまで来ましたから、あっという間ではあったんですけど、いつもの年よりやることが多くて、休む間もなく走り続けてきたような気分です。

それでも、ようやくここまでこぎ着けましたから、本当に本当にホッとしてますね。尻を叩かれてやる仕事がなくなっただけでも、精神衛生上すこぶる健康になれるはずです(笑)。でも、片付けはまだまだタップリ残ってますし、外回り営業も計画が入りつつありますから、この山を越えてもすぐに次の山が立ち塞がるんでしょうねぇ・・・。


□□□ 一瞬の一位! □□□
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古今さん

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「専務さんは毎日ブログを書いてるんだよ。今日のこともブログに出るかもしれないぞ」なんて言われちゃったら書くしかありませんね(笑)。いやいや、そんなこと言われないでもネタにはなってたはずの皆さんが、長生社をご訪問くださいました。以前からご連絡をいただいていた、川崎市の『古今』さんのスタッフの方々がお見えになったんです。

失礼ながら私は全くお店のことは存じ上げなくて、信濃鶴を扱っていただいている酒販店さん経由で蔵に来ていただくことになってたんです。うかがったところによると、割烹居酒屋的な大人の雰囲気なお店らしいですよ。そんなお店にも鶴を置いていただいているようで、感謝感謝の気持ちでお迎えしたんですけどね。

知名度のない信濃鶴がそういうお店に置いていただけるのには訳があって、現在古今さんで働いているKさんが、今回のご訪問の連絡をくれた酒販店さん、ちなみに狛江市の籠屋さんなんですけど、で働いておられたっていう経緯があって、日本酒の品揃えの豊富なお店のようですから、鶴も仲間に加えていただけたんでしょう。

今回は連休明けのお店のお休みを利用して長野県にお越しになったそうで、この日は駒ケ根からほど近い中川村にお泊りになるっていうことでした。だったら、ちょっと長生社に寄ってみるっていうのは当然の流れかもしれませんが、新入社員の方も含めた5名様で来ていただいて、信濃鶴について少しご説明させてもらうことができました。

私がうれしかったのが、ただ単に蔵見学に来たっていうよりも、自分達が扱っているお酒の造り手の顔を見て、お酒に対する思いを聞くことで、それを今後のお店での接客に生かそうとして下さっていることでした。どんな所でどんな気持ちでどんな風に造っているのか、っていうことをお店の方の口からお客様に説明していただくほど確かなセールストークはありませんからね。

置いとくだけで飛ぶように売れるような銘柄じゃないわけですから、そういうお店のスタッフの方のひと言は「飲んでみようか」っていう気持ちにさせるキラートークになるはずです。私も居酒屋さんなんかでそういう勧められ方をしたら、まず間違いなく「そんじゃ、それもらうわ」って言っちゃうでしょうね(笑)。

5名おられると日本酒に対する知識の度合いがかなりばらつきますから、何をどういう風にご説明申し上げたらいいのか悩むところではあるんですけど、今回は新入社員の方も含めて3名の方が初心者だっていうことでしたから、話の内容は基本的なお酒の知識っていうあたりに決定(笑)。少しでも日本酒のことがお分かりいただけたなら、良かったんですけどね。

古今さんにはフレンチとイタリアンの系列店もあるようで、グループ会社としては規模も大きいみたいです。今度川崎市の方まで出向くことがあれば是非お寄りしたいと思うんですけど、いったいつのことになるのやら(汗)。営業で飲んだくれてていいんなら、居酒屋さん巡りも精力的にこなすんですけどねぇ(笑)。


□□□ 連休中はポイント激減でしたね □□□
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初Arika

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連休明けの7日は、読者のみなさんも大いに会社や学校に向かう足が重かったと推察申し上げますが、いかがだったでしょうか(笑)。私は、今年初めてのお休みを3日ももらって気分がリフレッシュされたおかげで、実に気持ち良く仕事ができました。ってことで、これを機に普通の生活に戻ろうとは思いますが、諸般の事情でブログの方は今日まで連休モードってことでよろしくお願いします(汗)。

本当は、この休み中に書こうと思って撮ってあった写真を1枚忘れてて、これも一応連休ネタだもんだから、これを記事にしちゃうまでは私にとってのゴールデンウィークが終わらない気分・・・なこたぁありませんけどね(笑)。例によって、酔っ払った勢いのブレブレ手タレ写真ですが、バー『Arika』に今年初めてお邪魔した時の図です。

連休中の女房孝行の一環として夜の街に連れ出したんですけど、世の中に2軒ある、『私がカウンターで寝込んでも大目に見てもらえるお店』の片割れであるArikaに行ったっていうわけです。きっと迷惑をかけてはいるんでしょうけど、ヘベレケの私はそんなこと考えちゃいませんから、マスターのアキラ君が怒っていようがいまいが、結局関係はないんですけどね(笑)。

もちろん大目に見てもらえるもう1軒は『越百』ですが、この日はお休みだったし、女房殿のリクエストは『爛漫』さんでした。でも、彼女は早く切り上げて帰りたかったみたいで、Arikaも行きたかったんですけど、オープンの時間が少し遅いもんだから、またこの次っていうつもりだったんです。「今年になってまだ一度も顔を出さないのもヤバイかな」と頭の片隅で考えてはいたんですけどね。

ところが神様の采配は素晴らしくて、爛漫さんへ向かう目の前の交差点でアキラ君とバッタリ鉢合わせ(笑)。これからお店の準備をするんだって言ってましたが、「Arikaでしか飲めないビールがありますよ」とか誘うし、女房もこれは行かざるを得ないっていう顔付きになったのを横目で素早く察知した私は、「そんじゃ、後で行くわ」と仕方がないふりをしながらも予約確定(笑笑笑)。

後は推して知るべしのいつものパターンと相成りました(笑)。確かに、南信州ビールで彼が仕込を手伝ったっていう、Arika5周年記念特別ビールはとっても美味しかったですね。ハモンセラーノも、タコのアヒージョもナイスでした。女房を連れてハシゴなんてすれば完全に予算オーバーですが、行きたいお店で飲みたいお酒が飲めれば幸せってもんかな。連休中は楽しいことだらけで、本当にリフレッシュできて良かったー!!!


□□□ 今日までスマホで書きました □□□
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GWラスト




ゴールデンウィークもついに終わっちゃいましたねぇ・・・。私もようやく休みがもらえるようになって、4、5、6日と3連休させてもらって、久々に人間らしい生活に復帰しつつあります(笑)。いきなりまとまった休みを取ったので、調子が狂うかと思いましたが、あれやこれややることばかりで、気を抜いてなんていられなかったもんだから、そんなこと全くありませんでしたね。

蔵の仕事にケツを叩かれなくなったものの、やらなくっちゃならない仕事っていうのは、会社ばかりじゃなくって家にも山積しているんだってことにこの期に及んで気が付いて、ほとんどゆっくりはできませんでした(涙)。初日は女房孝行、昨日は味噌造りときて、今日は庭の草取りに精を出しました。畑仕事は親父がやっておいてくれたので、現時点では慌てたことがなくって助かりましたね。

本当は、休みがもらえたらこれをやろうあれもやろうなんて考えてはいたんですけど、あまりに草が勢いよく庭を席巻してきていたもんだから、どうしてもやらざるを得なかったっていうのが正直なところ(汗)。いずれやなくっちゃならないんですからいつやったって同じですが・・・こう、何て言うか、「あー、オレも、ようやくノンビリできたー!」感みたいなのが欲しかったのに、チト肩透かしを食らったかも(涙)。

それでも、外で身体を動かすっていうのは蔵で働くのとは違った気持ちの良さがあって、とてもイソイソと草取りができました(笑)。ま、これから秋にかけては雑草との戦いになるわけですが、これほど清々しい気持ちで草取りができるのは、蔵が明けて最初の今回だけでしょうけどね(汗)。久し振りの仕事を半日みっちりとやってましたから、足腰には結構きましたけど、気持ちのいい疲れでした。

さて、明日からはまた蔵で頑張らないとなりませんが、気持ちもリフレッシュされて、いい仕事ができると思います。ラストの火入れが終われば、残るは片付け作業ってことになりますが、これがまだかなり残ってますから気を抜かないようにいきたいと思います。そろそろ、外回りのことも考えなくっちゃなりませんから、カレンダーとにらめっこして営業の計画も立てなくっちゃ。

写真は、ちょっと実験しようと思ってますから、もしかしたら変なのがアップされてるかもしれませんが、どうかお気になさらぬよう(笑)。この連休中はずっとスマホでブログを書いてたんですけど、写真のアップが上手いことできなくて、本当は昨日も一昨日ももっと小さい画像を表示するようにしたつもりだったのに、なんだか上手くいきません(汗)。ちなみに、使おうと思っているのは、今日我が家の庭に咲いていた藤の花ですから、そのつもりで見て下さいね。


□□□ 小さいのも表示されてるかな? □□□
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味噌仕込




子供の日の今日は、本当に半年振りのことになるんですけど、会社に全く行かずに家にいてみました。いてみましたって言う表現もおかしなもんですが、冬の間は蔵で暮らしていたんですから、すべき仕事がないと分かっちゃいても、何となく心配になって、蔵の中をひと回りくらいしないとどこそこ落ち着かない気分になるってのも人情ってもんでしょう(笑)。

一日雨降りで畑仕事にはなりませんでしたから、女房からのリクエストもあって、午後の半日をかけて、味噌の仕込みをお手伝いさせていただきました。どうやら女房は私の身体が空くのを虎視眈々と狙っていて、この連休中はあれやれこれやれと、人をこき使う計画を立てていたらしいです(涙)。ま、我が家で通年食べるための大切な大切な基本食材ですから、手伝うことには何のためらいもありませんが、女房にアゴで使われるのはいささか癪に障らないわけでもありません(笑)。

これも何度か記事にしてますが、味噌の仕込みとお酒の仕込みはどこそこ似ている、って言うか、日本の食文化としては同じ様な歴史とルーツを持っているわけですから、私とするとあまり違和感のない仕事って印象です。酒蔵の杜氏が造る味噌っていうのも、何となく美味しそうじゃないですか(笑)。実際、自分の手で造れば、どんな人が仕込んだって美味しくなるんですけどね。

手順をざっと説明すると、①麹と塩を混ぜる、②茹でた大豆をミキサーでつぶす、③上の①と②を混ぜる、④空気を抜く様に容器に叩き入れる・・・と、やることは実に単純なことです(笑)。たくさんの大豆をミキサーでつぶすのが大変と言えば大変ですが、プロじゃないわけですから、何も難しいことはしなくてもよくて、時間さえかければ誰にだってできることでしょう。

ただし、やっぱりお酒の仕込みを生業にしている私としては、どこそここだわりが出てくるのも仕方のないところで、女房からするとまどろっこしく見えるみたいです(汗)。麹と塩を混ぜるだけだって、私はしっかり手を入れて均一に混ぜようと時間をかけるんですけど、「後でもかき混ぜることになるんだから、そんなに丁寧にしなくてもいいのよ」っていう彼女からのアドバイスは無視しました(笑)。

仕込みながら考えたのは、味噌は米(米麹)と大豆と塩と水が原料ってことになりますが、お酒って米と水だけですから何とも純粋な醸造物なんだなぁってことと、お酒のもろみを仕込む時には絶対に失敗は許されないっていうつもりで臨んでいるのに、我が家のためだけに仕込むこの味噌の仕込みは、何と気楽にできることかっていうことでした。この気楽さゆえに、今日もとても楽しく仕込みができましたね(笑)。


□□□ 久し振りに麹に触りました □□□
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花回廊なう





ゴールデンウィーク後半の4連休は初日だけはみっちりと仕事をして、残りはほとんど休日にしようと計画してましたが、いざ丸ごとの休みとなると何をしていいのかこれといって頭に浮かばなくって、ぼんやりと畑仕事でもしようかと考えてたんです。ところが、朝起きると女房がせわしなく働き始めていて、こりゃ何事かと思ったんですが・・・。

「オイ、どうかしたのか?」「今日は出掛けることにしたわ」「ことにしたわって、どこに行くつもりなんだ?」「長野市の善光寺で花回廊ってこの連休中にやってるじゃない。あれを見たいと思ってさ」「思ってさって、俺はどうするんだ?」「運転手に決まってるじゃない」「そんな突然なこと言ったって・・・」「高速代もったいないから、行きは下道で行くわよ!」

と、突然の命令が下って、私の今年初めてとも言える休日は、急遽ロングドライブの長野行きと相成りました(涙)。実は、娘は高校の吹奏楽部の合宿でいないし、蔵の仕事も切りのいいところまでは終わったしで、この連休中にどこにも行きませんでしたじゃ女房が許してくれるわきゃないとは思ってました。善光寺の花回廊は一度見たいとは思ってましたから、私も重い腰を上げたんですけどね。

天気も良くってドライブ日和でしたが、長野市までは高速を使って2時間弱、下道を走れば4時間近くかかる道のりです。連休中で渋滞するような道じゃありませんが、結構な体力勝負。途中の松本市内は激混みでしょうから裏道で迂回して、結局3時間半程で長野市に到着しました。連休中の女房孝行とは言え、もうちょっと楽させてもらいたいもんです(汗)。

でも、花回廊はとてもキレイでしたよ。花びらを使って絵を路上に描く、どこか海外の催しを真似しているみたいなんですよね。近くで見ると何がなんだか分からないんですけど、ちょっと遠目に見るとどんなデザインなのか分かります。詳しいことは言葉で説明するより、写真をたくさん載せておきますから、そちらの方をご覧いただくってことでご勘弁を(笑)。

意外なことに、このイベントの中で長野市の酒造協会の方達が、きき酒イベントを実施されていて、お休み中なのにご苦労なことで、お客のふりをして「ビールはないんですか」とか「ワインが欲しいんですけど」と挨拶代わりの嫌がらせをしておきました(笑)。身体を休めるためにゆっくりしたいと思いつつ、なかなかこの連休中はそうもいかない日々になりそうです。


□□□ 写真はクリックで大きくなります □□□
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ラスト濾過

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連休後半戦くらいは少し休みたいと思いながらも、ちょびっと残った仕事をやっつけちゃうために、最後の辛抱だと思って蔵に出てきてます。休みたいとは言え、何か計画してたわけでもありませんし、4日間の連休があったとしても、どう使っていいのか分かんないかもしれない悲しい岳志です(汗)。

この連休中にどうしても終わらせたかった仕事・・・それは『濾過』作業だったんですよね。ここで言う濾過っていうのは、新酒の濾過のことです。つまり、もろみを搾ってお酒と酒粕に分離した時点で一応お酒ができたっていうことにはなるんですけど、そのお酒をさらに精密に濾過することで製品レベルの段階に仕上げる作業のことです。ちなみに、『無濾過』を謳った商品はこの作業がしてないってことです。

そして、その後には私も時々話題にする『火入れ』の作業を行って、ようやくタンクに貯蔵が完了するっていう過程を踏むのが一般的な日本酒の製造工程だと言っていいでしょう。仕込→発酵→上槽(お酒を搾ること)→濾過→火入れ→貯蔵、っていう段階を経て、ようやく私達はお酒が手から離れたような気分になれるんです。

ですから、皆造(かいぞう:全てのもろみを搾り終わること)を迎えてもまだまだ落ち着けないみたいなことをこのブログに私が書くのは、その先にまだ工程が残っているからなんですよね。皆造って言うと、何だが全てが終わったようなイメージを持たれる読者もおられるかもしれませんから、釘を刺すためにも「まだまだ終わってません」的な内容になるわけです(笑)。

で、その新酒の濾過がラストを迎えて、とっても嬉しく最後の作業を完了させました。連休をつぶしてまでもやろうとするのは、ドンドンと気温が上がってくる時期ですから、生酒で長く置いておくのはお酒のために良くないっていう建前もありますが、それよりも早く済ませちゃって清々したいっていう思いの方が強いのが正直なところ(笑)。

精密な濾過は少しずつしかできませんから、製造したお酒の大部分を濾過するのに費やした時間の合計は相当な長さのはずです。それが大団円を迎えてうれしくないはずがありませんよね。あとは、今回濾過した分を火入れしちゃえば、製造面での仕事はほぼ完了です。それは目の前まで来ているんですけど、片付け仕事はまだまだまだまだ残ってんだよねぇ(涙)。


□□□ 細長い筒みたいなやつが濾過機です □□□
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小売販売

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長生社にも一応『小売部』っていう部門があって、営業日であれば事務所でお酒の販売ができるようになっています。でも、基本的には駒ケ根市内のどの酒販店さんでも信濃鶴は売っていますから、ここで売らなくても街で買っていただければいいんですけどね。それでも、「蔵元で買いたい」っていうご要望はあって、特に県外からのお客さんがお見えになることがあるんです。

このゴールデンウィークのような時期には、いつもよりそういうお客さんが多いんですよね。今日も仕事をしながらチラチラと事務所の方を気にしていると、県外ナンバーの車が入ってきては、鶴をお買い上げいただいている様子がうかがえました。10年前なんて、そんなお客さんが来てくれることなんてありませんでしたから、鶴の認知度も少しは上がったっていうことなんですかね。

面白い話を女房から聞いたんですけど、私が直接お話ししたわけじゃありませんから推測の部分もあることをお許しいただいてお話しすると、ある若い男性のお客さんがお見えになって信濃鶴をお求めいただいたみたいなんですが、どうやら県外にお住まいなのに、これまでも鶴を飲んだことがあるご様子だったそうです。

お話をうかがってみると、群馬県にお住まいの方で、お取引きいただいている町田酒店さんで鶴をお買い求めいただいたことがあったようです。ってことは、前橋市近郊にお住まいの方なのかな?わざわざ買いに来ていただけたのかと思ったら、しばらく駒ケ根にいるっていうご返事で、そりゃいったいどーゆーことなのかって話なんですけどね。

ナントこのお客さんは、自動車免許の合宿教習で駒ケ根の教習所にお越しになっていたんです。この春に免許を合宿で取ろうと探したところ駒ケ根市にも対象の教習所があって、「そう言えば、駒ケ根市って信濃鶴の蔵がある所だ」って思い当たって、だったらってことで駒ケ根の教習所に決めて、長生社にも寄ってくれたようなんですよね。

女房が、もう少ししたら無濾過生原酒が詰まりますってご案内したら、「そんじゃ、また買いに来ます」って、もう一度お越しいただいたみたいです。いろんなご縁で県外からもお客さんが来てくれるようになって、私としてはとてもうれしい話でしたね。それに・・・ここからは私の完全なる推測ですが・・・もしかしたら、この方はちょっとした鶴チューかもしれませんしね(笑)。


□□□ 写真は葉桜になった長生桜 □□□
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春の味覚

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特に今年は自分自身に関係がないように思われる大型連休ですが(涙)、こういう時期には確実にブログランキングのポイントが低下してきて、それを見て私も「あぁ、皆さんお忙しいんだろうなぁ」と思いをはせてますから(笑)、これから数日間は連休後のまとめ読み読者のためにっていう言い訳で、ブログを短めにしときましょうかね。

写真は見てお分かりのように、春の美味しい物の図です。先日の我が家の食卓でのショットですが、タケノコの煮物、ウドの酢の物、コゴミのお浸しで、全て私のお袋が作ってくれました。どれも春らしい食材で、どれをとっても実に美味しく仕上がってましたよ。美味しさの理由は、腕が半分、素材が半分ってところでしょう(笑)。

タケノコのコリコリ感と、ウドのパリパリ感と、コゴミのシャキシャキ感はどれも春を連想させるもので、どうやって表現していいのか分かりませんが、どれも読者の皆さんには想像可能な味なんじゃないですかね。こういう時に、料理に関する専門のライターさんなんかはとても美味しそうな表現ができるんでしょうけど、酒蔵ブログの作者じゃ無理です(汗)。

タケノコとウドは我が家で採れたもので、コゴミはうちの庭にも出てくるんですけど、頂き物だそうです。タケノコとウドは全国共通の名称だと思いますが、コゴミって、こりゃ正式名称なんですかね?クサソテツっていう植物の若芽だってことですが、地方地方でいろんな呼び名がありそうな気もします。

クサソテツなんてそこらじゅうに生えていますから、時期さえ逃がさなければコゴミは採れるんですけど、昔私の家のすぐ脇で採れたワラビはいつの頃からか採れなくなっちゃって、私としては非常に残念に思ってるんですよね。道端みたいな場所ですから、目ざとい人達に採られて、いつしか絶えちゃったんでしょう(涙)。

若い頃はこういう野の物に興味はありませんでしたが、この歳になると、本当に美味しいと思えるようになりました。春の芽吹きは、昨年溜めた栄養を一気に発散させようとしているわけだから、とてもエネルギーに溢れているんだそうですが、そのエネルギーをもらって、私もこの連休中に蔵の仕事をひと段落させたいもんです。


□□□ 11連休なんていう人もいるんですか? □□□
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