専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

1801号勉強会(つづき)

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今回のこの勉強会で良かったのは、やっぱりひとつの酵母についての内容だっていうことで、かなり細かな部分まで教えてもらえましたし、同じ酵母で造ったお酒の飲み比べっていうのもとても勉強になりましたね。あるポイントに特化した勉強会は、かなり突っ込んだ質問も出されますから、私達もそれだけ深いものが得られるんだと思います。

今年の全国新酒鑑評会で最も金賞の多かったのが福島県でした。27場も受賞して、断トツの成績だったと言っていいでしょうね。ここ数年の東北勢の好成績さ加減ときたら、もう長野県なんか追いつけないくらいで、ほとんどのお蔵さんが入賞以上の成績をお取りになっているような状況なんです。

その福島県の技術支援センター醸造科の鈴木先生は、これまでの経緯から見ても現在の吟醸酒造りに置いては日本で一番成果を上げておられる人物なわけで、その先生の講義を受けられたのもうれしかったですね。実は、私は先生のお話は2回目だったんですけど、今年の酒造りに生かせそうな発見もあって、とても有意義だったと思います。

最後の懇親会の時には、先生を捕まえて純米酒造りについても個人的にご教授いただきましたが、歳が近そうなせいもあってか、軽いノリで教えていただけてとても楽しかったですね。「お酒のために良いと思われることは、無条件に全ておやんなさい」的なスタンスが、できそうでできないことなんですけどねぇ(汗)。

Q&Aのコーナーもあって、各杜氏さんの質問に答えるっていう進め方だったんですけど、私も事前に送ってあった質問に丁寧に答えていただいてためになりました。大手のお蔵さんのなさる質問はかなり専門的で、私には部分的に理解不能な答えになったりするんですけど(汗)、その他のお蔵の皆さんは大体私と同じような疑問を持っておられるって分かって少しホッとしたりしてね(笑)。

重要なことは、ここで得られたヒントを基に、それをどうアレンジして自社のお酒の特徴づけに生かしていくかってことでしょう。画一的なお酒を造っても面白くありませんから、自社としての強みを生かせるような酒造りにどう組み込んでいくかが、各お蔵さんの腕の見せ所なんじゃないですかね。

参加者は全国からお見えになってますから、久しぶりに会う顔もいて、それもこういう会の醍醐味でしょう。本当は夜通し飲んで話を聞きたいところではあるんだけど、今回は懇親会で少しお話ししたくらいで帰らなくっちゃならなくて残念残念(涙)。それでも、もう造りが始まっている面々も多くて、そんなに落ち着いてられないかもしれませんね。

『鍋島』は今や飛ぶ鳥を落とす勢いの銘柄になっちゃいましたが、どういうわけだか蔵元のIさんとは昔からの顔見知り。その成功の秘訣を聞きたかったんだけど、それは次回のお楽しみに。『羽根屋』のHさんは奥様の書かれているブログを拝見することがあって、ちょっとしたブログつながり(笑)。両方とも実にいいお酒で、ホントに美味しかったですねぇ。


□□□ 鶴も負けちゃいられません □□□
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1801号勉強会

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昨日は、ブログの記事を書いた後に、結局バスが1時間近く遅れて新宿に到着して、慌てて会場入りしましたが、余裕は見積もってあったので遅刻することはありませんでした。一旦渋滞にハマると時間が全く読めなくなるところがバスの怖いところですね。帰りは予定通りに走ってくれて、日付が変わる前には家に到着できました。

さて、その昨日の東京行きの目的ですが、『きょうかい1801号酵母・市販清酒勉強会』っていうのに参加するためでした。『日本醸造協会』っていう、主に醸造業の技術的な側面を研究して私達をサポートしてくれている協会組織があって、そこが主催の勉強会だったんです。協会が販売している1801号っていう酵母についての知識を深めてきました。

ご存知の読者も大勢おられるでしょうけど、1801号酵母っていうのは吟醸香の成分のうちのひとつであるカプロン酸エチルを非常に多く生成することができる、ある意味で吟醸用の酵母と言ってもいいタイプのものです。数年前から頒布が始まって、今では全国新酒鑑評会での使用率はトップになっているほどに普及している酵母なんですよ。

でも、1801号の性能を引き出すためにはいくつかの製造過程でのポイントもありますし、生成したお酒の貯蔵管理にも気を使わないと評価の高いお酒にはなってくれない面もあるんですよね。そこで、この酵母に特化した内容の勉強会が昨年から開催されるようになったんですが、昨年はもう仕込が始まったような時期だったので私は参加することができなかったんです。

長生社でも1801号は使っていて、特に純米大吟醸は全てこの酵母で造られています。この酵母を使って全国金賞も取りましたし、私もいろんな蔵のやり方なんかも勉強させてもらって、一度しっかりと専門家のお話を聞きたいと思ってたんですよね。ですから、今年は開催時期が早まってくれたので、喜んで申し込みをしたような次第だったんです。

内容的には、講義プラス利き酒っていう感じで、先生方のお話を聞きながら実際にもお酒の味を利いて理解を深めるっていう流れでした。各蔵のお酒を持ち寄ってお互いに評価もしましたが、全て同じ酵母を使ったお酒が80本くらい並んでいて、そんなお酒の飲み比べっていうこともとても珍しいことですから、とても勉強になりましたね。

基本的には品評会に出品するような特別なお酒じゃなくって市販されているお酒が対象ですから、他のお蔵さん達が市販酒レベルのお酒をどんな感じに仕上げているのか興味津々でしたが、さすがにみなさん高品質のお酒ばかりでしたね。信濃鶴の普通純米酒も価格的には最低ラインでしたが、何とか健闘してました(笑)。

写真は、皆さんが持ち寄ったお酒を、銘柄が分からないようにして利き酒している様子です。参加者は100人くらいいらっしゃったので、本当はもっとごった返していたんですけど、これは終了間際の図です。純米酒とアルコール添加酒で区別されてましたが、やっぱり別物のように味が違うのには改めて驚かされましたねぇ・・・もうちょっと明日に続けます。


□□□ やっぱり日帰りは疲れました(汗) □□□
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ハードスケジュール



さて、今日は大変でっせぇ・・・。東京に出ることがとても多いってのはこのブログの読者ならよくお分かりの通りなんですけど、大抵は何泊かするのが常なんですよね。泊まる回数も必然的に増えて、私は東横イン新宿店の上得意と言ってもいいかもしれません(笑)。今年だって、これまで何回東京の往復をしたか分かんないくらいになってますなぁ。

完全に営業回りなら、せっかく行ったんならってなるべくたくさん酒販店さんに顔を出したいですし、お酒の会みたいな場合には、夜まで飲むことになってその日のうちには帰れない状況になるし、居酒屋さんへの営業だってないわけじゃありませんから、結局終バスに乗るのが辛くなったりします。ま、とにかく、極力無駄のないように動いてはいるんですけどね。

ってことで、何が言いたかったかってぇと、滅多に日帰りはないってことなんですよ。いつも、複数の仕事をくっつけるようにしてますし、日帰りなんかじゃ東京で動ける時間も限られますからね。普通に考えて、朝7時の高速バスに乗ったとして新宿に11時。そこから5時間動いて、夕方4時のバスに乗って駒ヶ根に帰って来るのが夜8時くらいです。

このくらいがあまり疲れずに帰って来られる時間割だと思いますけど、5時間じゃ大した仕事にはなりませんよね。営業に回るったって、せいぜい2店くらいのもんじゃないですかね。東京の近場なら3店、ちょっと遠くなれば1店。そんなんじゃやっぱりもったいないですから、マストな予定の入っている日の前後にはいろいろオプションを詰め込むわけです(笑)。

ところがところが、今回は仕事的にかなりタイトな中での東京行きになっちゃって、どーしても日帰りせざるを得ません。ある勉強会が一日あるんですけど、午前中から夕方までに加えて懇親会もちょっとあるみたい。懇親会はご遠慮するにしても、私とすると目一杯に動かないとこなせないハードスケジュールになっちまいました。朝4時30分のバスで新宿8時着。新宿19時30分発で駒ヶ根23時30分着って予定になっとります(涙)。

一日のうちの5時間しか駒ヶ根にいない計画ですが、私的には朝が早いより夜の帰りが遅い方が疲れるような気がしますね(汗)。懇親会で乾杯のお酒をグイッとたくさん飲み干して、帰りのバスではブログも書かずにグッスリと寝てくるつもりです(笑)。でも、今現在、行きのバスも朝の渋滞に完全に捕まっちゃって、いつ新宿に着けるのか分からんのですが、こーゆーのも疲れるんよねぇ・・・。


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酒税法等説明会

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ここ数年、年に1回の割合で、税務署さん主催の『酒税法等説明会』っていうのが開かれるようになりました。『酒税法等』っていうちょっと違和感のある言い方は、酒税法ばかりじゃなく、その他酒税に関するいろんなことも含めて説明しますよっていう意味を含んでいるわけで、まぁ、酒税業務全般が対象になった勉強会っていう感じでしょうかね。

酒税に関わる基本的な知識、商品への記載事項、承認や届け出義務の具体的な内容、税額計算方法、パソコンを使った酒税の申告等々多岐にわたる内容なので、2時間程度の講義はかなり駆け足的になるんですけど、押さえておくべきポイントや、よくある間違いなどを教えていただけるのは、私達の業務に対する意識をリフレッシュさせるためには必要なことだと思いますね。

こんな説明会が開かれるっていうこと自体、いかに酒税っていうのが厳密に管理されているかっていう証明ですし、それに携わる私達酒造メーカーに課せられている税務関連業務がどれくらい複雑かっていうことも示していると言えるでしょう。長年やっていれば分かってはきますが、理解できていても実際の業務では抜け落ちちゃうこともあるんです。

このブログに時々登場する、税務署さんの各蔵に対する年に一度の調査も、その辺が抜かりなくできていて、酒税の申告に誤りがないかを検査するものであるわけです。いくら頭で分かっていても実際の業務の中で見落としてしまっていたり、業務の引き継ぎの際に取りこぼしたりして、正しい酒税の管理が社内でできていない状況もままあるんですよね(汗)。

全ては酒税法をはじめとする法律の定めるところですから、法律にのっとって全ての業務ができていれば問題ないんですけど、長生社でも大きな改善命令はもらったことはありませんが、やっぱり注意すべき点はちょっとずつ指摘を受けたりしますから、こういう勉強会でしっかりとした知識を身につけておくことは重要になります。

今回、大きくこれまでと違った我が社の対応としては、この説明会に女房殿にご臨席賜ったっていう点が挙げられます(笑)。これまでは、この手の会には私ひとりが出席してたんですけど、実際の日々の事務仕事は女房が主にやってくれてますから、彼女にも酒税に関して知識を深めておいてもらいたかったんですよね。

今回は伊那谷と木曽谷の蔵元さんがお見えになってましたが、女房を初披露するお蔵さんもいらっしゃったので、お恥かしながら愚妻をご紹介。こうしてだんだんと彼女にも知識がついてこの業界内でも認知度が上がってくるとなると、ますます私は尻に敷かれていくんでしょうけど、女房の力なしには会社も回っていかなくなるでしょうから、こりゃ致し方の無いことだと考えなくっちゃならんのでしょうなぁ(涙)。

初参加とは言え、これまでも蔵の仕事は長い間手伝ってきましたし、酒税の申告もここ数年任せてきてましたから、話の内容は大体分かったみたいですね。同じ机で講義を受けるなんて学生時代以来でしたが、昔からこういう話の飲み込みは女房の方が頭の回転が速かったんですよねぇ・・・やっぱりかかあ天下・・・になるの・・・かなぁ(汗)。


□□□ ダメダメ亭主に愛のクリックを! □□□
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行列

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これも女房の実家に行った時に撮った写真なんですけど、何だかよくお分かりにならないでしょうね(笑)。とにかくズラーっと並んで何かを待ってるわけですよ。この画面に収まらない行列もまだまだ長くつながっていて、その数は数百人ってところでしょうか。この時点では、千人にはいってなかったと思うんですけどね。これがまた、みんな中高生くらいの若い女の子なんです。

ここは埼玉県の某市の大型商業施設なんですけど、実家の義母を連れて朝の開店に合わせてやって来たら、まだ開いていない入り口の外に長蛇の列ができてたんです。一目で「こりゃ何かあるんだな」ってことは分かりましたが、詳しいことは不明。でも、女の子ばかり並んでいるところを見ると、何かのチケットの発売日なのかなんて最初考えたんですけどね。

その場に立っていた係員らしき女性に聞いてみると、どうやら男の子の人気アイドルグループが、この日ここでサイン会だか握手会だかをやるんだそうで・・・アイドルグループって言っても、まだ卵のレベルらしいんですけどね(笑)。「それで若い女の子ばかりだったのか」って納得がいったような次第。

ドアが開くや否やみんなで駆け込んで、よくは分からなかったんですけど、チケットのようなものを買っているようでした。「握手をされたお客様にはCDをお買い求めいただきます」っていう決まり(?)のようでしたから、CDを買ったら握手券が付いているっていうような感じだったのかもしれません。

彼女達の狙いは、そのチケットもさることながら、ミニコンサートの場所取りに躍起になっているご様子。この写真は2階から撮ってるんですけど、ステージの見える2階部分はシートを広げたり荷物を置いたりして、かなり占領されてましたね。お店側とすれば多少迷惑なのかもしれませんが、この子達もお客さんになるわけですし、こういうイベントの時には大目に見るんでしょうね。

更に驚くのは、コンサートは午後の2時からだっていうことでした。開店の10時前から並んで2時まで待ってるなんて、こういうことに関しては彼女達は相当に忍耐強いってことなんでしょう。一緒に行った娘は割と冷ややかな見方をしていたようですが、ヤツだって嵐が駒ケ根にやって来るなんていったら前の日から並びかねません(笑)。

こういう若い子たちの消費動向っていうのは勢いがあるし、熱烈だし、ある意味一途ですよね。新しいムーブメントを起こしていくのは若い世代だし、消費にしても文化にしても次の時代を創っていくのは彼らだと言っていいでしょう。そういう世代におもねるわけではないにしても、彼らに受け入れられるっていうことは大事だと思うんですよね。

日本酒を飲めるようになるには彼女達はまだまだ若過ぎますが、彼女達が美味しいっていう味も求めていく必要もあるんだと、この行列を見て感じました。ここに並んだ数百人の女の子にいくつかお酒を利いてもらって、どれが一番好きかなんていうアンケートをとったら面白い結果になると思うんですけどねぇ(笑)。


□□□ ブログも女性に受けないとダメ? □□□
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浅草詣で

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この連休を利用して、女房の実家に行ってきました。そして、毎年恒例の浅草参りをして、毎年恒例のどぜうを食して、毎年恒例の入山せんべいを買って帰ってきました。年に一回ずつとは言え、こうして律儀に必ず信州の山奥から訪れているんですから、浅草の神様仏様から何かご褒美があってもいいと思うんですけどねぇ(笑)。

しかし、22日の浅草はとんでもない人の出でしたね(汗)。3連休、お彼岸、スカイツリー効果等々の理由があるんでしょうけど、あんなにどこもかしこも人だかりってこともこれまであんまり経験がないくらいでしたよ。人にぶつからないと歩けないくらいでしたし、どの飲食店も外まで行列ができてましたね。

わが愛すべき『どぜう飯田屋』にも、遅れをとらないように開店時間の15分くらい前には到着してたんですけど、既に店内では順番待ちのお客さんがたくさんいて、少しずつ中に案内されているような状況でした。すぐに女房と入れてもらえましたが、初めて二階の間に通されて、ここにも客間があったのかと大発見しちゃいましたね(笑)。

指折り数えると、既に27年くらいはこのお店に通っていることになりますし、店舗が改装されて15年くらい(?)は経ってますから、初めて入れてもらう座敷があるなんて考えられないんですけど、それ程いつも一番乗りくらいに入店してた私達ですら、2階に回されるくらいの盛況ぶりだったっていうことだったんでしょうねぇ。

どぜうのお味は、もう今更ご説明申し上げるまでもないでしょう。今でこそお高い料理になっちゃってますけど、基本的には庶民の食べ物なんですよね。取り立てて美食と言えるような味じゃないのかもしれませんが、この美味しさは他にはないものだと思います。他にもどぜうを食べさせるお店はありますが、私達はこの飯田屋さんの味が一番のお気に入りです。

若干解説しておくと、1枚目の写真がどぜうの上にネギを山盛りのっけて煮込み始めたところ。この下には2人分のどぜうが入ってます。2枚目の写真はおかわりで、ネギをのっける前のどぜう1人前の様子です。ちょっとグロテスクですが、一度湯通ししてあるみたいですから、温まればもう食べられる状態です。この日は女房と二人で、どぜう鍋だけで3人前食べたことになりますかね(笑)。

この他にビールに、生酒に、どぜうの柳川とご飯をたのんで、合計8000円くらいかな。年に一度の夫婦水入らずのデートにフランス料理のコースを選ぶよりは、かなり安上がりじゃないですか!学生時代に初めてこのお店の暖簾を恐る恐るくぐった若者二人は、今じゃ結構な歳のオジサンとオバサンになっちまいました(汗)。それでも、毎年飽きずにやって来るところを見ると、二人とも結構な石頭なのかもしれません(笑)。

3枚目の写真は、入山せんべいの店先で汗をかきながら職人さん達がせんべいを焼いているの図。ここで1枚焼きたてを買って、食べながら歩くのも一興。雷門は何か修復していたみたいで見ることができませんでしたから、最後の写真はZENさんのお酒の会の打ち上げの時に撮ったものです。外国人観光客の皆さんはとても残念な様子でしたが、私達は来年見られるでしょうから、それを楽しみにまた1年頑張りましょうかね。


□□□ どぜうについては毎年書いてます □□□
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手タレ写真

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土曜日の午後のこと。突然に私を訪ねて来られたお客さんがいらっしゃいました。取り次いだのが社長で、どういうお客さんなのか説明してくれるんだけど、社長自身も理解できていないみたいで全く要領を得ません(汗)。どうやらこのブログの関係の方らしいってことは分かったくらいで、とにかく私もあたふたと事務所に向かって駆け出しました。

私よりは年下と思われるその女性にお話をうかがうと、彼女の知り合いの男性が今年四谷で開催した『大長野酒祭り』に参加してくれて、私も信濃鶴のブースでしばらくお話をさせてもらったようなんですが、その時に名刺を渡し忘れたから、もし信州に遊びに行くんなら私に会って来てくれって言われたってことらしい・・・。

私はその男性と手タレ写真を撮らせていただいたようで、「オレはあのブログに手だけ出演したことがある」とおっしゃっていたそうですが、そんな諸々を社長に説明しても分かるわきゃありません(笑)。何となく私も飲み込めないところもあったんですが、まぁ、要するに、私に会いに来てくれたっていうのが一番の目的ってことでしょうかね。

来てくれた彼女のデジカメに残っていた、手タレ写真の彼の写真を見ると、なるほど見覚えのある風貌でした(笑)。ああいったイベントではお客さんが次から次への流れていきますから、個々のお顔を覚えているなんて不可能なんですけど、手タレ写真を一緒に撮ったりなんかすると、案外忘れないもんなんですよね。

今回のミッションを果たすべく、彼女は彼女とその方の名刺を私に渡してお帰りになりました。群馬の方からこちらに遊びに来られたようで、私と記念写真をお撮りになって「自慢しちゃおー!」なんておっしゃってましたね。私と一緒に写っても何の自慢にもなりませんが、そんなことでも仲間の方との話題にしていただけるのなら、ちょっとはこのブログも役割を果たせているっていうことになるのかもしれません。

数年前までは、そんなお客さんが会社まで来てくれるなんていうことは考えられませんでした。このブログのおかげ半分、県外への出荷を始めてある程度信濃鶴を知ってもらえるようになったおかげが半分ってところだと思いますが、少しずつでも鶴の認知度が上がって、徐々に売り上げにつながってくると嬉しいんですけどね。

ってことで、これまでアップできなかった秘蔵の手タレ写真を一気にご披露申し上げましょう。ちょっと古いのもありますが、ここ数ヶ月間のものです。
【1枚目】松本の居酒屋『厨十兵衛』さんの前で撮った女房の手タレ。昼間だったのでお店はやってなかったんですけど、とりあえずの記念写真。
【2枚目】伊那市の名店『千田』さんにて。ママと漆戸醸造のU社長と私。ここのおたぐりは絶品ですが、この夜は調子に乗って食べ過ぎて翌日お腹の調子が・・・(汗)。
【3枚目】仙台でのひとコマ。多くの蔵元さんと一緒に飲んで、皆さん超ご機嫌の一夜でした。市内の『菊水』さんは、何を食べても美味しかったですね。
【4枚目】これは、サンセールさんとトーコ姉貴と私の記念写真かな?酔っ払ってると、どういうタイミングで写真撮ったのかは覚えてまへん(汗)。
【5枚目】先日の籠屋秋元商店さんのお酒の会にて。「ブログ読んでます!」って言われて撮らせていただきましたが、こういう方は案外覚えてたりします。
【6枚目】今日の話題の主の女性。とってもお酒がお好きな様子で、お酒に関する資格もたくさんお持ちのようでした。今度はゆっくり遊びに来てくださいねー!


□□□ 一気に写真がなくなりました □□□
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フリック入力



今週もいろいろと外回りが入っている岳志ですが、今は長野市行きの高速バスです。毎度のごとく無駄な時間がないように記事を書いてますが、この状況におけるスマホでの入力に関して、最近開眼しつつあることについてお話ししてみましょう。この歳になっても新たに技術を習得しようとしている私って、なんて前向きな生き方を実践している素晴らしい男なんだろうっていう内容なんですけどね(笑)。

それはスマホで日本語を入力する時の方式なんですけど、これまで私は携帯時代からの習慣で、テンキータイプのキーボードを使って、同じキーを何度か叩いて平仮名を打ち込んでいく方法で入力してたんです。要するに、携帯のボタンをポチポチ打つのと同じやり方っていうことです。つまり、『す』と打つんなら『さ』のボタンを3回押すわけです。

スマホになってこのやり方がまどろっこしいってことは、自分としてもよく分かってました。娘にも、指を画面上で滑らせるようにして入力するフリック式の方が早いってことはご指摘を受けるところでしたし、電車の中でそのやり方でサラサラと入力している若い子達を見てましたから、それができるようになればいいのになぁとはずっと思ってたんですよね。

そうは言っても、この歳になると一度身についたやり方を変えるってことにはドエリャー抵抗があるわけで、ストーンヘッドの性格も相まってケータイ入力方式から抜け出せないでいました(汗)。とにかく、文章をたくさん早く打ち込まなくっちゃなりませんから、そんな新しいやり方に時間を裂くよりは、目の前のブログの方が重要ってわけです(笑)。

ところが、この秋からちょっとだけフリック入力にも挑戦してみたら、まぁ私の器用さゆえか、なんとなくそれなりのスピードで文字が入るようになってきたんですよね(笑)。そうなるとチョットばっかし欲が出てきて、もう少し練習してみようと思い始めているところです。確かに、この方法がマスターできれば、ケータイ入力よりは早いと思いますもんね。

でも、今両方のやり方を比べてみると、迷いがない分だけケータイ入力の方がまだ早いかな(汗)。このブログを始めた頃から携帯での投稿はしてたんですから、既に7年くらいはケータイ入力でやってきていて、簡単に宗旨変えしろったって無理ですよね。それでも、新しいやり方にまだついていけるんなら、先々が長くなるように、今の段階で少しくらい苦労しておいても損はないでしょう。

苦労苦労と言うものの、これまで持ちあわせていなかった新しい感覚が自分の中に降りてくるっていう覚醒感は、実に気持ちがいいもんですよね。ある領域に到達するのに要する時間には長短があるでしょうけど、そこを抜けた時の目の前が開けていくような気分は、人間が学習に対して本能的に求める充実感なのかもしれません。ま、本当は、そんなことよりお酒造りに開眼しなくっちゃならんのですけどねぇ・・・(笑)。


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金賞!金賞!金賞!

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ま、久しぶりに品評会で金賞を取りましたから、ちょっと舞い上がってタイトルをつけてみました(笑)。先日行われた『長野県清酒品評会』で、信濃鶴は『金賞』、正確に言うと『県知事賞』を受賞しました。最近、どのコンテストでも金賞からは遠ざかってましたけど、たまにはいいだろうって神様が味方してくれたんでしょう。

ただ、信濃鶴が受賞できたのには大きな理由があって、今年から例年通りの『吟醸酒の部』に加えて『純米吟醸酒の部』が設けられて、その純米吟醸の部でいい成績を収められたってことなんです。これまでのように吟醸酒部門の中で戦っても、鶴のような純米吟醸酒っていうのは、なかなか高くは評価されない運命だってことは、縷々このブログでお話ししてきたところですよね。

ただし、やっぱり狭き門であることに変わりはなくって、全体で20蔵に対して金賞が出されるんですけど、そのうちの14蔵が吟醸の部、残りの6蔵が純米吟醸の部でしたから、吟醸の部よりは競争率が高いと言えるかもしれません。加えて吟醸の部での受賞もこれまでよりは数が少ないわけですから、これまでだったら金賞がもらえるレベルでも受賞に至らないお蔵さんもあったっていうことになりますね。

従来とは違った方向へ歩み出すのは、主催する長野県及び長野県酒造組合としては大きな変革であって、ご苦労なさった部分もあると思うんですけど、新たな純米吟醸の部の開設はとても意義があると思いますし、信濃鶴としては有難い方向への進展だと言えるでしょうね。そんなおかげもあっての、今回の金賞受賞なわけです。

成績的には、純米吟醸の部の中ではかなり上の方だったようですよ。詳しくは分からないんですけど、トップの成績なんてことではないものの、えらく上の方にいたようです。純米吟醸の部ができて、鶴とすると「純米だから」っていう逃げが使えなくなったわけですが(笑)、なんとかそれなりの評価がもらえてうれしかったですね。

私のこれまでの挑戦とすれば、出品酒レベルの大吟醸の中に置いても遜色なく評価してもらえるくらいの純米大吟醸を目指していて、そいつはやっぱり至難の業であるってことは身に沁みて分かってるんですけど、純米吟醸の部がこれからもずっとあるっていうことであれば、そこにも焦点を当てるように少し考え方を変えないといけないかもしれません。

それから、もうひとつ言っておかなくっちゃならないことは、今回の20蔵の受賞の中に我が伊那谷のお蔵さんが4つも入っているっていうことです。喜久水さん、仙醸さん、夜明け前さん、それに鶴と、こんなに多くの伊那組が入選を果たすっていうことは、これまでにそうなかったことなんですよ。それも、ほとんどが純米吟醸の部での金賞でしたから、伊那谷の純米酒レベルは相当に上がっているとうぬぼれてるんですけどね(笑)。

何はともあれ、久しぶりの金賞はめでたいじゃないですか。社員みんなが手を出して造ったお酒がいい評価をもらえたんですから、会社としてもこれからの酒造期間に向けて、いい励みになったと思います。今期も、冒険精神を発揮しながらも、もうちょっと造りの精度を上げて、更なる高みを目指したいですね。


□□□ 何とも不自然な写真だこと(笑) □□□
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このブログでも何度か書きましたけど、岳志家はご先祖様的には農家なんですよね。私の祖父は早くに亡くなったので長生社の社長にはなりませんでしたが、家では果樹をいろいろと作っていて、近所で『農園』と言えば私の家を指すくらいでした。私の小さな頃には、ナシ、リンゴ、ブドウ、クリと、いろんな木が我が家の周りには広く植えられてたんです。

時代が変わって果樹の栽培は縮小していきましたが、どういうわけだか栗の木だけはいまだにいくつも残っていて、しっかりと収穫もできるんです。こう書けば栗だけでも作ることができていいように思われるかもしれませんが、それなりのレベルの栗を作ろうと思ったら、畑の手入れやら消毒やらかなり大変な作業になるんですよ。ま、それをやるのは親父なんですけどね(笑)。

一番苦労するのが栗拾いでしょう。最盛期には一日に何十キロと拾うことになりますから、もう楽しいなんていう要素はどこにもありません(汗)。拾った後も、きれいに洗った後に、虫の食ったもの、形の悪いもの、小さなものなんかを選別しなくっちゃなりません。そして、それを袋に詰めるのだってひと仕事になるわけです。

昔に比べれば木の数も少ないですし、朝と晩に家族で拾いますからそれ程大変な仕事でもありませんが、この時期には出社前と家に帰って来てからは毎日栗の仕事に追われる感じになりますね。まぁ、それが我が家の風物詩であって、とりたてて気合を入れるとかそんなことじゃないんですけど、ちょっと慌ただしいのは確かです。

その栗はどこかへ出荷するなんていうことはなくって、信濃鶴をお取引きいただいている地元の酒販店さんへ全部配っちゃいます。まぁねぇ、栗って食べられるようにするまでに手間がかかりますから、そんなのもらっても困るっていう部分もあるかもしれませんけど、これも長年続けていることですから皆さん織り込み済み(笑)。

今年は出来はいい感じですね。気温が高い方が好条件ってこともないと思いますが、収穫量はある程度ありました。それにも増して、何と言っても虫にやられた栗が少なくて選別するのが楽でしたよ。消毒の種類が変わったせいだって親父は言いますが、この気候で虫があまり繁殖しなかったんじゃないかとも考えられると思うんですけどね。

写真のように3粒がきれいに並んだイガなんてそうはありませんが、こんなのを見ると自然の恵みの素晴らしさを感じざるを得ません。今年の栗拾いはほぼ終わりました。台風一過の後は朝晩の気温もグッと低くなって、秋本番らしい風が吹くようになってきましたし、そろそろ美山錦の手配を本腰入れて考えなくっちゃなりませんねぇ・・・。


□□□ 栗の皮むきが大変なんですが私はやりません(笑) □□□
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スーパーひたち

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いやー初めて乗っちゃいましたよ、『スーパーひたち』っていうのに!!!快適だったですねぇ。水戸で乗車してその後どこにも停まらずに、なんと1時間とちょっとで上野まで着いちゃいましたよ(汗)。スピード的には新幹線よりは遅いんでしょうけど、在来線のことを思えば半分の時間って言っていいでしょうね。

その早さもさることながら、今回の初体験は座席に付いていた電源を使えたことでした。何だか得した気分で、うれしかったですねぇ(笑)。これまでも、新幹線でコンセントが車両の壁側に付いていたことはあったんですけど、その時は通路側にいて窓側のビジネスマンがパソコンを使っていたので、スマホを充電したかったんだけどできなかったんですよね。

新幹線ですらコンセントが付いたヤツにはあまり巡り合ったことはなかったんですけど、このスーパーひたちには全席にもれなくついてるみたいですね(笑)。喜んで使わせていただきましたが、このご時世ですからとっても安心して列車の旅ができた気がします。私は狂喜乱舞してましたが、周りを見回すと案外皆さんお使いになってない様子でしたけどね(汗)。

普段なら、水戸から帰って来る時には常磐線の普通列車を使うんです。2時間くらいかかるんですけど、経費節減のためには仕方がありません。大抵夜遅くになっちゃいますが、寝てきてもいいし、ブログも書けますから頑張るわけです。でも、この日は夜に酒販店さんと待ち合わせがあったもんだから、奢って特急に乗せてもらったっていう次第。

新宿駅→【湘南新宿ライン】→宇都宮駅→【宇都宮線】→氏家駅→【宇都宮線】→宇都宮駅→【湘南新宿ライン】→小山駅→【水戸線】→友部駅→【常磐線】→水戸駅→【常磐線】→上野駅→【山手線】→神田駅→【中央線】→国分寺駅→【中央線】→新宿駅・・・もう何書いてんだか分かりませんが(汗)、ホテルが新宿で、氏家と水戸と国分寺の酒販店さんを回ったっていうだけなんですけどね(笑)。

やっぱし、関東平野は広いですねぇ。でも、私もいろいろと電車で全国を回るうちに、鉄道オタクの鉄ちゃん達の気持が分かるようになってきたような気がしますよ(笑)。今じゃスマホが一番早い乗り継ぎを教えてくれますが、あの分厚い時刻表を見ながらあれこれ考えるのも、きっと楽しいことなんじゃないんですかね。

最後にちょっと言い訳しておくと、写真で私はGパンをはいてますけど、普通はスラックスなんですよ(笑)。台風の中を東京に出てきた時に、ビショビショに濡れてヨレヨレになっちゃったもんだから仕方なくはいてんですからね。でも、まぁ、どこの酒販店さんもお付き合いが長くなってきましたから、もうあんまりしゃっちょこばらなくてもいいのかもしれませんけどねぇ・・・。


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台風試飲会



さて、台風18号の嵐の中を、女房と別れの杯を交わして決死の覚悟で東京までやって来た岳志でしたが、その後観察してみたところ、私が会場のホテルに到着した前後が一番雨風が強かったですね(笑笑笑)。もっと遅れて来れば、雨なんかほとんど降ってませんでしたよ。まぁ、遅く来たら交通機関がどうなってたか分かりませんでしたから、やっぱり早く行動して正解だったとは思いますけどね。

女房からの連絡によると、一時駒ヶ根はかなり吹き荒れたらしいです。ネットのニュースで見たら、なんと台風の目は飯田市の上を通って行ったらしいんですよね!だとすれば、駒ヶ根だってほとんど直撃だったんじゃないですか(汗)。我が家は何も被害はなかったようですが、刈り取り前の稲が倒れたり、収穫直前の果樹落ちちゃたりしてないか心配です。

そんな中始まった籠屋秋元商店さんのお酒の会でしたが、1時からの第一部はやっぱり不参加になったお客さんが多かったみたいでしたね。それ以前に、出展蔵元側も数軒は東京まで来られなくて、代わりにお店のスタッフがブースに入って対応したりしてました。飛行機も新幹線もちゃんと動いてなかったみたいで、当日に出発しようとした蔵元さんは、私を始め皆さん苦労なさったみたいですね(笑)。

多少客入りは少なかったかもしれませんが、会自体は盛況でしたね。熱心に利き酒をされて、いろいろ質問なさるお客さんも多かったですよ。信濃鶴も何度か参加させていただいているので、顔見知りの方もいらっしゃって、突っ込んだお話しができました。お酒に詳しい人も初心者の人もいるわけですけど、あんなに厳選された美味しいお酒ばかり並んでるんだから、楽しくないわきゃありません。

この日は料飲店さんの参加もあつて、その道のプロともお話しできる機会が多くありましたが、私が思ってる以上にたくさんのお店で鶴をお使いいただいているようで、ちょっとビックリしましたね(汗)。それは籠屋秋元商店さんの販売力の強さによるからに違いありませんが、それにしても「うちの店で使わせてもらってます」って何人もの方に言われて嬉しかったです。

この会を主催する籠屋秋元商店さんは、2人の息子さん以下若いスタッフが充実した、これからの更なる成長が有力視されると言っていい酒販店さんだと思います。皆で有るべき姿や進むべき方向を話し合って日々の業務に生かしている姿は、他ではあまりお目にかかれないチームでしょう。信濃鶴も見習う部分が多いですから、今後も長いお付き合いをお願いして参考にさせていただきたいですね。

今回台風には影響されちゃいましたけど、私としては大変に有意義な会になりました。と同時に、懇親会でもご一緒した、例えば山和さん、乾坤一さん、磐城寿さん、写楽さん、澤の花さんなんていう蔵元さん達のひと回り以上も違う若さにはもうかなわないものがあって、私が既に完全にオジサンの部類に突入していることを思い知らされましたね(涙)。彼らから若いエネルギーをもらって・・・なんて年寄りフレーズ、まだ使いたくないよなぁ・・・。


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台風18号



大荒れなんである(汗)。新宿行きの高速バスは中央道を順調に走ってはいるものの、路面に溜まった水を巻き上げて、まるでモーターボートにでも乗っているかのような気分でっせ。台風18号が関東地方を直撃しようとしてるってぇのに、今の私は駒ヶ根から新宿まで雨雲と一緒に移動しているようなもんかもしれません。今回は、ちょっとした決死行だすな。

お知らせしたように、16日は東京で籠屋秋元商店さんの試飲会があるわけですが、時を同じくして台風も日本に接近して来ちゃって、朝早くに出発してお昼前に会場入りしようっていう私の計画は、結構ヤバい状況に。こういう時には通行止めの心配のないJRさんを使う方がいいんですけど、なんとJRさんはちゃっかり前日のうちに午前中の便の運休を決めていて、その作戦は選択不可能じゃん(汗)。

仕方ありませんから、朝6時発のバスを朝イチの4時30分発に変更して飛び乗ったような次第。なるべく早い方が台風より少し先に行けそうだもんだからそうしてみたんですけど、どうやら正解だったみたいですね。キャンセル客もいるみたいで車内はガラガラだし、中央道自体も車は少ない感じですが、とりあえず通行止めにも合わず、定刻からちょっと遅れたくらいで新宿に到着できました。

・・・と、ここまでが、バスの車内で書いた分。今は会場となる調布駅前のクレストンホテルの8階で書いてます(笑)。もうこうなると、いつどうなるか分かりませんから、とにかく会場まで来ちゃいました。12時の集合なのに8時40分頃着いちゃいましたから、まだだーれも来てなくてヒマなことヒマなこと(汗)。でも、ホテルの方が中まで入れてくれて助かりました。

こうやって高い所から下の歩行者を見ると、いかに風が強いのかよく分かりますね。駅から出た時に傘をさしてない人が何人もいたので、風が強くても雨が少ないのかと思いきや、雨はしっかりと降ってたんです(汗)。どうして手に傘を持っているのか最初は分かりませんでしたが、傘をさすと強い風で簡単に壊れちゃうからだってことが、ひっくり返って使用不可能になったのを持ってる人がたくさんいて理解できました(笑)。

私も駅から100メートルくらいしか歩かなかったのに、ズボンがビショビショになっちゃいましたが、とりあえずは最小限の被害でここまでは来れたってもんでしょう。早起きは三文の得ですね(笑)。台風はまだこれからが本番のはずですが、会自体の開催も心配されるほど雨風が強くなってきている気がします(汗)。さて、これからどうなりますことやら・・・。


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初さんま

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もう今日の話題は、上の写真を見てお分かりでしょう(笑)。毎年、サンマはたくさん食べますが、いくら食べても食べ飽きない美味しさがありますよね。もしかしたら、私が無類のサンマ好きっていう部分があるかもしれませんが、そういう自覚はあんまりありませんし、家族を見ても私だけがそれほど特別だとも思えません。

つまりは、サンマは日本人の大好物だってぇことなんでしょうね。ワタの部分は好き嫌いがあるでしょうけど、サンマが嫌いだっていう人にはあまりお目にかかったことはありませんし、本マグロは誰でも好きかも知れませんが、それほど高級魚じゃないっていうところも私達庶民に好かれる大きな要因のひとつでしょうね。

そう言えば、先日塩釜港の市場に行った時に、えっちゃんがお店のオジサンから「ほー、長野から来たのかい。そんじゃ、サンマ好きだろ?」ってひっかけられて、ひと箱大人買いしてましたが(笑)、もしかしたら海無し長野県人が他の県の人よりサンマが好きだなんてぇことがあるんですかね?

このサンマは宮城の気仙沼で水揚げされたものです・・・たぶん(汗)。昨年、私も訪ねて行ったO商店さんが送ってくれたものです。Oさんは先の大震災で家族の命以外のほとんど全てを失ってしまい、未だに地元の復興のめどが立たず、本当に今できるだけのご商売を続けておられる酒販店さんです。

実は、酒のかわしまさんの仙台日本酒フェストに参加する時に仙台で会おうっていう話をしていたんですけど、残念ながらOさんが忙しくなっちゃって約束が果たせなかったんです(涙)。シーズンになるとサンマを送っていただけるのは本当にうれしいんですけど、今でも仮設住宅の避難生活をしてる人からだと思うと、なんとも恐縮しちゃいますね(汗)。

どのくらい、漁港が再開できているのか私には分かりませんが、100%じゃないことは確かでしょう。復興のためにも、本当だったら私たちがお金を出して気仙沼から買わなくっちゃならないくらいですよね。原発の汚染水問題は深刻でしょうけど、日本全体で東北応援の機運はまだ廃れていないはずですから、そういう思いの消費者は多いと思います。

聞くところによれば、今年のサンマは今のところ不漁らしいじゃないですか。地球環境の変化のせいなのか、これまで通りの水揚げが確保できなくなって、値段もあまり下がらないみたいですね。その影響で、東北の漁業者のみなさんが更に困ることがないように祈るだけです。

送っていただいたサンマは、とても大ぶりで脂の乗りも良くって、実に美味でした。上から見て実が厚いのが上物だって聞いたことがありますが、正にそんな感じのサンマでしたよ。社員で少しずつ分けて頂きましたが、みんなも美味しかったって言ってました。これが復興の味ならば、尚更うれしいんですけどね。Oさん、美味しいサンマを本当にありがとうございました!!!


□□□ 背骨だけ残すのが私の食べ方の流儀です □□□
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鳩(つづき)

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さてさて、一昨日の記事の続きです。本当は、今日の内容が本編で一昨日のは付け足しだったんですけど、たまには筆があらぬ方向へ流れちゃうこともありますから、その辺はお許しを(汗)。年間に365本の記事を書くっていうことはやっぱり大変なことで、ある程度内容のあることをなんて思ってると、たまには暴走した筆に任せる時もないとね(笑)。

で、鳩について何が書きたかったのかっていうと、昨日のブログでは害獣じゃないなんて書きましたが、実は害獣になることもあって、長生社でも困っちゃったんだってぇ話なんです。平和の象徴とは言え、人間のために生きてるわけじゃありませんから、ヤツらも私達にとって不利益になる行いも当たり前のようにやってくれちゃったりするんですよね(汗)。

写真は我が社の空ビン倉庫の入り口です。製品のビン詰めに使うための空きビンは近隣の酒販店さんから回収してくるんですけど、そういった回収ビンとか、ビンを入れるためのプラスチック箱とか、粕を入れるための大きなコンテナとかをしまっておく、割に大きめの倉庫があるんです。

その倉庫に鳩が居着いちゃったんですよね、これが(涙)。巣を作ったのかどうかはよく分からないんですけど、どうやら夜な夜なこの中で過ごす連中が4羽くらいいたらしいんです。ある社員の話では、2羽が親で2羽がこの近くで生まれた子供らしいって言うんですよね。いつも全員でいたわけじゃないんですけど、夕方には必ず1羽は入り込んでる状態でした。

経験のある読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、何が困るって糞ですがな糞、糞(汗)。天井のH鋼が止まり木代わりになっていたようで、そのH鋼に沿った形でボトボトと糞が落ちるようになっちゃったんです。これじゃ、衛生的にも良くないってことで、私達も本格的に追い出すことにしました。

元を正せば、この倉庫の入り口のシャッターを夜も空けておいたのが良くなかったんですよね。鳩だって最初は用心して、ずっとそこにいるようなことはないんだそうです。あまり外敵も来なくて居心地がいいと思うと、今度はかなりしつこくそこに居着くようになるらしい。早い段階で追い出しをかけることが重要なのかもしれません。

実は、このシャッターが半分壊れ気味で上げ下ろしが大変だったもんだから、しばらく閉めないでおいたようなんです。そのちょっとした間に根城にされちゃったわけなんですけど、いざ追い出そうとすると今度は中で逃げ回るばかりで外へ出なくなっちゃったりして、本当に苦労しました。たぶんこの入り口ばかりじゃなくって、壁に開いたH鋼の穴からも出入りできたんだと思います。

見ていただければお分かりのように、鳥が嫌うっていうピカピカしたものをつるしたり、入り口にネットを張ったりもしましたが、やっぱりどこからか入っちゃって本当にヤキモキしましたね(汗)。最終手段として、壁の穴をふさいでシャッターを2週間くらい閉めっぱなしにしておいたら、どうやらこの辺にはいなくなったようです。

でも、いつ舞い戻ってくるかもしれませんから、とりあえず厳戒態勢はそのままです。糞の掃除片付けだけだって結構大変でしたから、もうそんな苦労はしたくないですしね。鳩を追い払う専門の業者さんもいるくらいですから、世の中の被害はそれなりのものなんだと思います。あれ以来、チト鳩嫌いになっている岳志ですが、もうこれ以上倉庫に入り込まないって約束するんなら仲直りしてやってもいいです(笑)。


□□□ 家の庭にいるのは可愛いんだけどなぁ □□□
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イベント告知

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昨日の続き記事を書かなくっちゃならないんですけど、それよりも優先順位の高いことに気がついちゃいました!ちょっとばっかしヤバい状況・・・(汗)。何かっていうと、秋は日本酒関係のイベントが多い時期ですから、これから信濃鶴が出展させてもらえるようなイベントをここでご紹介しておかなくっちゃならないんですよね。

こういうことに関しては、各イベントが広告宣伝にお金をかけてはいても、その影響範囲には当然限りがありますから、ブログやツイッターのような草の根的な媒体での周知っていうのも効果が上がる部分があって、それらのイベントの主催者さんサイドから、ぜひ事前告知をお願いしますっていうご依頼を受けたりします。

で、いろいろと宣伝しなくっちゃならないイベントがたくさんあるのに、何だかズルズルとここまで来ちゃって、ふと予定帳を見れば16日に次のお酒の会が入ってるじゃないですか!秋のイベント第1段は『酒のかわしま』さんによる『仙台日本酒フェスト』だったんですけど、こっちはお客さんが満員で宣伝する必要がなかったもんだから、それと一緒に忘れちゃってたっていうのが本当のところ(汗)。

まず、9月16日は東京都狛江市の『籠屋秋元商店』さんの『熱き醸造家達が醸す情熱の酒を味わう会』です。このブログが公開されるのが15日ですから、「前日に何言ってんだよっ!」て感じですが、参加ご希望の方は今からでも間に合うかもしれませんから、詳しくは籠屋さんまでお問い合わせください。調布駅前のクレストンホテルで16時から開会です。とにかく、この告知だけはしなくっちゃならないと、今日このブログになったような次第(汗)。

10月1日にも山形市で酒販店さん主催のお酒の会がありますが、こちらはお客さんを一般募集してないと思いますから、ちょっと宣伝は控えておきますね。お店のお得意様ばかりを100名以上も招いて、毎年3つくらいの蔵元を呼ぶんだそうです。滅多にお呼びがかかることはないわけですから、今年は頑張って参加させていただくことにしました。

お次は恒例になった『中央アルプス山麓美酒フェスタ2013』ですね。10月4日が駒ケ根銀座通りでの飲み歩き、5日が駒ケ根高原味わい工房でのパーティになります。4日の前売り券(1500円)はまだありますが、5日は50名の完全予約(5000円)がどのくらい埋まっているのか分かりません。昨年は瞬殺で完売してたようですから、参加ご希望の方はお早めに。お問い合わせは駒ケ根観光協会までお願いします。

最後に控えているのは『長野の酒メッセ』で、10月17日に毎年のように長野駅前のホテルメトロポリタンでの開催になります。時間が14時~19時30分っていうことで、これまでより終了が30分早くなっていますからご注意くださいね。利き酒の他に、セミナー、酒器販売、コンテスト、お酒の販売等盛りだくさんの内容になってます。入場料は2000円ですが、500円分の割引券が長生社と越百にありますからどーぞ。お問い合わせは長野県酒造組合まで。

これで必要最小限の宣伝義務は果たせたかもしれませんが、籠屋さんには怒られそうです(汗)。ともかく、これからの日本酒シーズンに向けて、これらのイベントが参加蔵元にとって是非ともいいはずみになってもらいたいもんです。長生社の事務所にもこの時期にはいろんなポスターが貼られて、いつもより雰囲気だけは明るくなるんですけどねぇ(笑)。


□□□ ポイントはちょっと低調気味かな? □□□
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鳩が群れをなして飛び立つ姿って、鳩が平和の象徴であるからなのか、とてもイメージがいいじゃないですか。大きな平和記念式典なんていうと、鳩の放鳥が付き物っていう印象があるくらいです。基本的には害獣じゃありませんし、公園で餌をついばむ姿だって微笑ましいものがありますよね。

その鳩が時計台から飛び出してくる公園があるっていうんです。きっと、伝書鳩みたいに飼い馴らしておいて、時報と共に放鳥してすぐに餌場にでも戻ってくるように仕込んでるんでしょう。その噂を聞いて、私達はその公園に行ってみる計画をワクワクしながら立てたんです。その名も『鳩吹公園(はとぶきこうえん)』。伊那市の高原にある公園でした。

その頃はまだ娘も小さくて、そんな鳥の姿は見たことはなかったでしょうし、計画をしたのは蔵の造りが終わりに近づいた時期だったので、何よりも私たち自身がゆっくりとそんな場所で羽根を伸ばしたいと思ったんですよね。私たち家族と、その頃蔵で働いていた私の高校時代の同級生と一緒にピクニック気分で出かけました。

確か、その彼が「鳩吹公園って、本当に鳩が出るらしいぞ」っていう噂を聞きつけてきたんですけど、名前からして鳩に関係がありそうなその公園は、行ってみると親子連れやカップルがたくさんいる広々とした敷地を持っていました。そして、その中心部には大きな時計台がそびえ立っていて、鳩が出てくるための窓もちゃんと付いていました。

ところがタイミングが悪く次の時報までにかなりの時間がまだあったんです。最初に先ず鳩を見て、それからゆっくりしていれば次の放鳥も見られるんじゃないかって計画してたんですが、まぁ1回でもいいかってことでそこでしばらく時間を潰しました。天気も良かったので、時間はあっという間に過ぎましたね。

そして、運命の時刻がやってきました。他の親子連れも時計台を見上げて、その時を待っているようでした。でも、いつも見ているからなのか、私達ほど期待に胸が張り裂けそうなキラキラした眼差しじゃありませんでしたね。私達なんか、その瞬間を見逃すまいと、息をひそめてその窓を指差して見つめていたんです。

ついに、バタンと窓が開いて鳩が出てきました!・・・「ポッポー」って・・・「ヘッ?」・・・それは、大きな鳩の模型・・・私達4人の時間はそこで止まってしまいました・・・確かに『鳩の出る公園』だし・・・誰もウソついてねーし・・・周りの子供たちは手を叩いて喜んでからすぐに遊びに戻ってましたが、私達は笑い出すまでにしばらく時間が・・・。

正確に書けば『鳩の模型が飛び出す時計台がある公園』だったのに、『鳩が出る公園』っていう表現を上のように勝手に解釈して、これっぽっちも疑うことなくピクニックに行った素直な私達(笑笑笑)。こんな昔話書く予定じゃなかったんですけど、鳩のこと書こうと思ったら思わず脱線しちゃいました。本論はまた明日。


□□□ このネタ以前にも記事にしたっけ? □□□
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オリンピック

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オリンピックの東京招致が決定しましたね。仙台にいる時のニュースだったので、ホテルのテレビで見ました。とりあえずは「おめでとうございます!」ってところでしょうか。アベノミクスの第4の矢とまで言われているようですし、安倍さんが投票会場まで乗り込んでいった効果もあったんでしょうね。

事前の報道でも、何となく日本有利の雰囲気は伝わってきてましたよね。世界経済の不安定さやイスラム圏内の政情不安の中にある競争相手国よりも、日本の持っている確実な実行力が評価された結果でしょうし、招致委員会のプレゼンやらロビー活動も功を奏したそうで、私達にも明るい話題を提供してくれたんじゃないですかね。

最後のプレゼンの際に、海外メディアから福島の原発汚染水について質問が集中した時にはチト歩が悪いとも思ったんですけど、裏を返せばそこだけが不安材料であって、他の部分に問題はなかったっていうとらえ方だったのかもしれませんし、それだけ福島のことを世界が気にかけてくれている証拠だったんだと思います。

東京ばかりが良くなって東北が忘れ去られることがないようにっていうのは、日本全体の思いのはずです。東北出身のアスリートの胸を打つスピーチもあって、オリンピック委員会のメンバーもそういう気持ちで一票を投じてくれたんじゃないでしょうかね。日本にオリンピックが来るっていうことは、世界から贈られた震災復興へのエールとも言えるかもしれません。

私はオリンピックにはちょっと思い入れがあるんですよね。ひとつは自分が住む長野県でも冬季オリンピックが開催されたっていう経験があるからです。正直を言えば、会場となった県の北部は潤って私の住む南部はあまり恩恵がなかったのも確かですが、今回のオリンピックの経済効果は3兆円もあるなんて言われているようですから、東北の次に駒ケ根にその効果が及ぶことを期待したいですね(笑)。

もうひとつの理由は、私が1964年、つまり前回の東京オリンピックの年に生まれたからです。56年ぶりの開催ってことは、私も56歳になってるっていうことで、その期間が長いのか短いのか分かりませんが、前回が国としても節目になった一大イベントだったことは確かでしょうから、今回はどのように日本が変わるのか見てみたいと思いますね。

福島をはじめいろんな問題もあるでしょうけど、全てを前向きに受け取って7年後の大会に向けて日本が明るい方向に進めるとうれしいですよね。オリンピックチャイルドの私としても、そこで何かの節目を迎えられるかもしれません。日本酒が日本食と共に脚光を浴びて、バンバン輸出が伸びて大儲けってあたりがとらぬ狸の皮算用でしょうか(笑)。

投票結果の発表は日本時間の朝5時頃だったんですが、実は私はその瞬間のテレビも見てたんですよね。イヤ、それほどまでに気にしてたっていうわけじゃなくって、前日の夜にサンセールさんやトーコ姉貴とかなり飲んでましたから、ホテルでテレビをつけっ放しにして半分裸で寝込んでたんですけど、決定の瞬間にえらくテレビが騒がしくなったもんだからその音で起こされたってだけなんですけどね(笑)。


□□□ その時までブログ書いてるのかなぁ? □□□
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仙台日本酒フェスト(つづき)

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今回は仙台の夜を2晩も満喫しちゃいましたね。自分で行けるお店なんてありませんから、サンセールさん達に連れて行ってもらって、日本酒やらワインやらフィニッシュラーメンやらいろいろと楽しめました。あのラーメンは私的には近年一番の大ヒット的に美味しかったんですが、今となってはお店の位置も名前も覚えちゃーいません(汗)。

そんな仙台からも帰ってこなくちゃならないわけで、フェストの翌日には駒ケ根への帰路についたんですけど、今年はいつもと違って自動車で帰ってきたんです。えっちゃん、マコちゃん、Sさんの3人ははるばる長野県から車で来てくれていて、帰りはそこに便乗すれば交通費がかなり安上がりになるだろうって計算です。

みんなで分担してある程度自分で運転しなくっちゃなりませんし、時間的にも新幹線にかなうわきゃないんですけど、ドアトゥドアで帰って来れることを考えればそんなに悪いプランじゃないんですよね。実際に片道の運賃で考えると、13500円くらいかかるところが4500円くらいで済みましたから経費節約には大助かりでしたよ。

しかし、それだけ自由度が高いんだから、どこかに寄りたくなるのが人情ってもんですよね(笑)。別に私がリクエストしたわけじゃないんですけど、この日は仙台に詳しいSさんの案内で、塩釜港に寄ってくる計画が最初からされてたみたい。仙台ではあまり観光なんてしたことはありませんから、私も喜んで連れて行ってもらいました。

えっちゃん達のお目当ては塩釜港の卸市場だったみたいで、そんな所に入場しちゃったもんだから、私もついついつられて新鮮なお魚をお土産に買っちゃいました(汗)。飲食店の方も買い付けに行く市場のようですが観光客も入ることができて、11時頃にはそういう感じのお客さんばかりでしたね。とっても広くていい雰囲気なんですけど、ありとあらゆる海産物が売ってるもんだから、何を買っていいやら迷いましたよ。

卸市場を出て、ネットで調べて評価の高い回転寿司屋さんでお昼を食べてから、通りすがりに発見した塩釜神社でお参りをすることに。五十鈴神社の宮司のおかげで信心深くなっている私達は、202段の参道階段を物ともせずに登りました(笑)。が、足は結構ワナワナになっちゃいましたし、弱っている膝が何となくおかしくなりましたね(汗)。ま、多少壊れても神様が治してくれるでしょう。

その後は、『酒のかわしま』さんへ。実は、私は実際の店舗には初めてうかがったんですよね(汗)。サンセールさんとの付き合いは長いんですが、新店オープン初年度の昨年は私もいろいろ忙しくてお店にはうかがえなかったんです。写真を見る機会はありましたからイメージ通りではありましたが、念願かなってお邪魔できてうれしかったですね。サンセールさんはおられなかったんですけど、コン様、カトー君、ケータ君とお話しできました。Sさんとえっちゃんはそこでお酒やらワインをどっさり大人買い(笑)。

ってことで、ようやく駒ケ根に向かって走り始めたのが午後の3時前くらい(汗)。社内ではみんなと話ができたし、えっちゃんの新しい車も運転できて楽しく過ごせはしましたが、ひたすら高速道路を走って私が家にたどり着いたのが9時半くらいでしたかね。仙台の遠さと、新幹線の早さを実感する長距離ドライブでしたねぇ。


□□□ これにて仙台レポート終了です □□□
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仙台日本酒フェスト

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ということで、仙台日本酒フェストは盛大に開催されました・・・昨日の続きです(笑)。毎回、この手のイベントの時には後悔するんですけど、本当だったらお客さんがたくさん入った賑やかな会場の写真をアップしたいんですけど、そういう時には私たち蔵元側はシッチャカメッチャカ状態になっているので、とてもそんな余裕はないんですよね(汗)。

まぁ、後で聞いてみると、前夜祭から始まって会場の様子や打上げの醜態までフェイスブックやツイッターってやつでリアルタイムに全世界に情報発信されていたみたいで、このブログで数日遅れに記事にするのが恥ずかしいくらいです(汗)。サンセールさんもトーコ姉貴も、下をうつむいてピコピコやってたと思ってたらそういうことだったんですね(笑)。

当日は2部制になっていて、前後半共に300人ずつのお客様だったようです。各部とも2時間半の開催時間でした。途中に1時間半の休憩が入ったんですけど、私はその間に他のお蔵さんのお酒を利かせてもらっていたのでそれなりに酔っちゃって、後半戦は結構ヨレヨレの思いをして皆さんのお相手をさせていただきました(汗)。

そんな私を助けてくれたのが、ちょっと変な話なんですけど、越百のえっちゃんの旦那のN君でした。今回、えっちゃん、Sさん、マコちゃんの3人が駒ケ根から参加してくれて、その3人は当日に車で仙台まで来たんですが、N君だけは前日入りして当日東京に帰るっていうスケジュールだったんですよね。

だもんだから、前日の前夜祭に飛び入り参加みたいな形になってサンセールさん達と飲んでたんですけど、その場でどうやら当日は信濃鶴のブースに入るっていうことに話がまとまったみたいで、本当に私のことを手伝ってくれてたんです。その辺の流れは、私は覚えちゃーいないんですけどね(笑)。

こういうイベントは一気にお客さんが溢れ返りますから、ブースにひとりしかいないとどうしても手に負えないことになりますし、氷を取り替えるとか、トイレに行きたい時なんかは無人になって、お客様にご迷惑をかけちゃったりするんですよね。今回はN君のおかげでとても余裕が持てましたが、私よりN君の方が落ち着いて見えるのか、お客さんの半分以上は彼のことを蔵元だと思って話しかけてきているようで、私とすればちょっと面白くない気分でした(笑)。

会自体は、昨年に引き続き大盛況って感じでしたね。前売り券の販売状況から言っても、もっともっとお客さんは集められるんでしょうけど、会場の関係やこれまでの流れもあってここで止めてるくらいなんじゃないですかね。仙台での『酒のかわしま』の存在感はますます高まってきていると思います。参加者に若い世代が非常に多いっていうのも、今後にますます期待を抱かせますしね。

始めから社員3人を抱えてお店を立ち上げるなんていう前代未聞のオープンでしたが、それから2年くらいでここまでにしちゃうんだから、チームかわしまの底力恐るべしです。きっと社員同士で同じ夢を持って、それに向かって全員で主体的に仕事ができているんでしょうね。頼りになる面々を擁して、サンセールさんも思いっ切り我儘をやれてるんじゃないですか(笑)。

写真はフェスタの後の懇親会の様子です。これほどたくさんの蔵元の手が写ってる写真も珍しいでしょう(笑)。この会に集まる蔵元さんとも徐々に仲良くなれていて、こういう場もとても盛り上がります。参加していただいたお客さんも顔見知りが多くなってますし、年々仙台の街が好きになっていきますね。来年もお呼びいただけることを楽しみに、私達はこの後、夜更けのフィニッシュラーメンまで突入したのでした。


□□□ 3時にはホテルに帰ってた・・・ハズ □□□
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仙台入り



昨日のブログを読んでお分かりの読者もおられるかと思いますが、ただ今私は仙台に来ています。そうです、『酒のかわしま』さんの『仙台日本酒フェスト』に参加するために、はるばる駒ヶ根から時空を超えてやって来たっていうわけです(笑)。今回で3回目となるこのイベントですが、発売早々に前売り券が完売になる程の人気イベントになりつつあるようですね。

まぁ、3回目っていうのはビミョーな表現で、首謀者のサンセールさんが始めてからは3度目なんだけど、サンセールさんが独立して酒のかわしまを立ち上げてからは第2回ってことになるんですけどね。いずれにしても、奔走しているスタッフに全く変わりはありませんから、私としてはほとんど違和感なく続けてきているっていう感覚です(笑)。

例年なら私の東北方面への営業は年に1回なんですけど、今年は2回になりそうですから、いつものように全ての酒販店さんは回らずに、イベント前日に福島の2軒のお店にお邪魔して、後は酒のかわしまさんのイベントに集中する予定です。東京から新幹線で福島に入って、福島からは在来線で仙台まで来ました。福島仙台間って、新幹線だとたった20分くらいしか乗らないのに、結構な金額になっちゃうんですよね(汗)。

ってことで、この日の夜はどーしてもどーしてもどーしても仙台の街で飲まなくっちゃなりません・・・この手の論理の展開に対して女房あたりはひじょーに不快の感を抱くらしいんですが、こーゆーことは理屈じゃありません。それは仕事であり、視察であり、親交であるわけで、このブログの読者であればよーくお分かりのことであると思っておりますです、ハイ(笑)。

で、上の写真になるわけです。サンセールさんが主催(?)する前夜祭、イヤ事前打ち合わせの会場の様子です。酒屋八兵衛のトーコ姉貴を始め、前日入りしている数軒の蔵元さんたちで熱心に会議が進められていましたよ(笑)。長野県からは木曽の湯川酒造のマルちゃんが参加してました。ほぼ顔見知りの皆さんでしたから、遅れて合流した私も最初からハイテンションでいかざるを得ませんでしたね(汗)。

さすがサンセールさん、翌日の準備は既にバッチリだそうで、余裕で飲めてたようです。1軒目は信濃鶴もお世話になっている『菊水』さん、2軒目はワイン飲みたさで『ヴィーノ』さんを会場にして、みんなで翌日の計画を綿密に立てました。サンセールさんは、社員に「翌日がありますから、絶対にハシゴ酒はしないでくださいね!」と念を押されてたようですが、そうは問屋が卸さないっていうのは、これも理屈じゃないから仕方ありませんな(笑)。


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寝耳に水



ウーム・・・悩む、悩むなぁ・・・こうはならないと100パーセント言い切れなかったにしても、可能性はかなり低いと思ってたんだけど・・・なんとなく寝耳に水みたいな話で、またこれまでみたいなデマかもしれないなんて考えてみたり・・・でも、NHKニュースで流れたくらいだからウソじゃないよなぁ・・・ドコモさん、そんなことして大丈夫かぁ?

って、そう、新しいiPhoneのことでんがな。なんか、最近アップル関連の記事が多い気がしますけど(汗)、朝のニュースでドコモさんからiPhoneが発売になるって言ってて、思わず持っていた朝ご飯の茶碗を手で握り潰して手が血だらけに(ウソウソ)。ドコモのiPhoneは多分ないだろうと思ってましたから、私としてはかなりビックリしましたね。

以前私が心から待ち望んだ製品なだけに、他社製のスマホを買っちゃった今となってはかなりタイミングが悪いし、こちらの使い勝手に慣れてきて、いまさら乗り換えるのも面倒臭く感じられて、なんとも煮え切らない気分です(汗)。iPhoneのことをほとんど知らないっていうんなら迷うこともありませが、私はiPodをかなり使い込んじゃってんだよねぇ。

iPhoneのような超人気製品と、キャリア最大手のドコモさんがくっつけば鬼に金棒でしょうけど、もう他の会社のスマホなんて売れなくなっちゃうんじゃないですかね。ソニーもサムソンも対抗できないなんて言っちゃ失礼ですが、顧客の選択肢は一者択一的になりそうじゃないですか。それじゃ困るからiPhoneの発売はないと踏んでたんですけどねぇ。

とは言っても、iPhone以外の俗に言うアンドロイドスマホだって、今のヤツはよくできてると思いますよ。処理は早いし、画面はキレイだし、バッテリーだって持つしね。特にグーグルとの相性はバッチリで、私もとても重宝してます。私の中では、iPhoneの完成度の高さと、グーグルサービスの利便性とのせめぎ合いってところかなぁ・・・。

最終的な問題は、「そんじゃ、オレは一体どーすりゃいいんだー?」ってことです(笑)。節操なく乗り換えるのも大人としてどーかと思いますし、「スティーブ・ジョブズの置き土産だから」なんて説得しても女房が納得するわきゃーありまへん(涙)。いずれにしても、しばらくは静観するしかありませんかね・・・ウーム・・・仙台に向かう新幹線つばさの中で、あれこれ思い悩む岳志なのでした。


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圃場巡回

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今日は、皆さんに刈り取り直前の酒米圃場の様子を見ていただきましょう。毎年JA上伊那さんの主催で、私たち伊那谷の蔵元と農家さんとJAの関係者の方々を集めた懇談会を開いていただいてます。酒米の栽培、流通、消費までの3者が顔を合わせることはとても大きな意味があるはずですが、他の地区ではあまりこういう会は開かれていないようで、蔵元としてはとても感謝しているんですけどね。

私達も、数年前の初会合の時には、農家の皆さんとお話をするのが少々照れ臭かったりしたもんですけど、今ではお互い知った顔も多くて、あれやこれや勉強になる話を聞かせていただくことも多くなりました。同時に、JAさんからも今年の酒米の生育状況を教えていただけますから、造りに入る前に今年のお米の状態をある程度推測できて大助かりです。

今回も実際の田んぼを見ながらいろいろと解説していただきましたが、今年のお米については全般的にちょっと豊作傾向なんじゃないかっていうお話でしたね。非常に暑い夏でしたが、酷暑の影響で稲の生育に障害が出たっていう報告は今のところないようです。量が採れればいいってもんでもありませんが、少なくとも不作ではなさそうですね。

ただし、昨年同様に、全国的には山田錦と酒造用加工米について絶対量が足りないことは確実な情勢で、要望があるのに作れないっていう、今の農政に対する不満も聞かれましたね。例えば、食用に転化できない酒造好適米については減反の対象から外すとか、輸出用清酒製造のためのお米は減反の対象から外すとか、いろいろな議論がされているそうです。

とりあえずは、撮ってきた写真をご覧いただいて、ちょっと農家さんの気分になってもらいましょう(笑)。1枚目は県産の酒米である『ひとごこち』の田んぼです。かなり実りは充実してきていて、とても一粒一粒が大きいってことがよく分かりました。9月10日頃には刈り取りが始まるようです。

2枚目は『美山錦』の様子です。こちらも同じような時期に収穫が始まるそうですが、ひとごこちよりも少し小粒な感じを受けましたね。その田んぼの植え方や肥料のやり方によっても変わってくるんでしょうけど、品種毎の違いっていうのがとてもよく分かって面白かったですね。ここは南箕輪村の田んぼでしたが、なんと木曽谷から中央アルプスにトンネルを掘って水を引いてきてるんだとか。そんな話は初めて聞きましたが、ビックリしましたねぇ(汗)。

それよりも品種の違いが如実に目で見えたのが3、4枚目の写真です。これは実は酒米の王様『山田錦』なんです。伊那谷でも山田錦はほんの少し作られてます。このお米は奥手ですから、まだまだ実も入ってなくて突っ立っているくらいでしたし、色も緑色が濃かったですね。ただ、長野県の酒米指定にはなっていないので、ここで作っても山田錦は名乗れないんですけど、小野酒造さんではこのお米で美味しいお酒を造っておられます。4枚目を見ると、まだ稲の花が咲いている様子がお分かりになるかもしれません。

最後の2枚は、この近辺のお米が収容されるカントリーエレベータのものです。収穫したお米を籾の状態で保存しておくための大きなサイロを新設して、今年から稼働するんだそうです。サイロの頂上あたりまで登らせてもらいましたが、足がすくむくらいに高くてビビりました(汗)。1本で400トンの籾が収容できるサイロが5本ありました。

実際にお酒にしてみないと何とも言えませんが、とりあえず伊那谷産の酒米に関しては今のところそれほど心配する要素はないようです。お盆前後の暑さには閉口してましたからとても気になってましたけど、ひとまずホッとしましたね。さて、今度は美山錦の入荷がどうなる予定なのかが一番の関心事ですが、飯島産の美山は遅いんですよねぇ・・・(涙)。


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水尾

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もうひとつ、今回の飯山市行きのレポートをアップしておきましょう。上の写真にある田中屋酒造店さんは飯山にあるお蔵さんですが、私と同年の社長のT君は若葉会の会長でもあり、今回駒ケ根への帰り際に蔵見学をさせていただきました。本当に市街地の立地のいい場所にあって、長生社と違って立派な店構えでしたよ(笑)。

このお蔵の銘柄は『水尾(みずお)』っていいます。ご存知の方も多いでしょうけど、水尾は長野県では引っ張りだこの人気ブランドなんですよ。あまり県外への出荷は多くないみたいですが、県内の酒造メーカーの中にあっては、今最も伸びていると言ってもいいくらいなんじゃないですかね。このご時世にあって、実にスゴイことだと思います。

普通、日本酒の場合、売り上げを伸ばそうとすれば地元にはもう伸び代がないっていうのが現実なんですが、水尾さんの場合には、近隣に点在するスキー場や観光地への進出が功を奏した部分もあったんだそうで、販売に関しては各酒販店さんに数量割当でしか商品が回らないほどの品薄状態になっちゃってるようです。

会社の規模とすれば長生社と同じくらいと言っていいでしょう。造り蔵の大きさだけから言えば、我が社の方が大きいくらいでしょうが、毎年着実に成績を伸ばして、たぶん次期の造りでは長生社の1.5倍くらいの製造数量になるんじゃないですかね。10年くらい前だったらそれほど変わらない数量だったかもしれないのに、相当に先を越されてますな(涙)。

そんな状況ですから、造り始めもかなり前倒しになって、既に蔵の中ではその準備が始まってました。当然、造りの数量を増やさなくっちゃならないわけですから、蔵の中はそれなりのポイントに投資がしてあって、伸びてる会社の勢いを感じましたね。社員も若手ばかりになっていて、この日はビン詰め作業に追われてました。

造り手側からすると、商品が足りない状況って売れ残りを考えなくてもいいし、年間の販売計画も立て易いかもしれませんが、更なる需要に少しでも応えていかなくっちゃなりませんから、製造数量をどう伸ばしていくかは頭の痛いところだと思います。たくさん造ったら品質が落ちたなんて言われちゃ、元も子もありませんからね。

水尾さんの場合には、関東信越国税局の品評会で主席をとるほどの技術を持ってますし、社長のT君のしっかりとした製造方針もありますから、その辺がぶれることはないと思います。まだまだこれから業績を伸ばして、きっと長野県を担っていくようなお蔵さんに成長していくであろうことは間違いないでしょうね。

同じ歳で、同じ頃に家業を継いだ私としては何としても追い付きたいわけですが、その力不足は歴然で、もっともっと努力が必要だと痛感させられましたね(涙)。T君は結構態度がでかいですから、私もあれくらいふてぶてしくならないといけないのかもしれませんけどねぇ(笑)。


□□□ ポイントがチト低め? □□□
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人形作家



皆さんは『高橋まゆみ』さんっていう名前に聞き覚えがおありでしょうか?高橋さんは知る人ぞ知る、って言うか、その作品を見たことがある人はとても多いはずだと思われる人形作家です。長野県に住んでいれば、いろんなポスターやなんかにその作品が採用されているのを目にする、もしかしたら日本の人形作家としては最も有名な人のうちのひとりだと言っていいのかもしれません。

毎年若葉会の総会では、会の終了後に勉強会や講演会を行うのが常になっていて、今年は会場のある飯山市にお住まいの高橋さんに講演をお願いしたんです。非常に多忙な方ですし、そういう申し出はお断りになっていることが多いそうですから、最初はなかなかOKが出なかったみたいですが、どういう伝を頼ったのか、今回はラッキーなことにお話をうかがうことができる運びになったんです。

高橋さんのお作りになる人形は、ほのぼのとしてるって言えばまさにその通りなんですけど、見るからに「いるいるー!こういうジイサンバアサン!」っていう感じのリアルな描写の人形で、その表情はまるで生きているかのような豊かなものなんですよね。人形だってことは見ればすぐに分かるのに、その顔つきをもう一度まじまじと見返しちゃうくらいの、他にはないタイプの人形です。

リアルって言っても、微細に人間の顔を表現しているってわけじゃなくって、人形らしいデフォルメはされてるんだけど、その表情は正に人間のもので、怒っているとか泣いているとか分かり易いものから、心のひだを微妙に表しているものもあって、ひとつの精神世界を表現していると言ってもいいのかもしれません。例えば、痴呆のお婆さんの手を引いて散歩をしているお爺さんとかね。それには、どれも実際のモデルがいるんだそうです。

大きく言えば、ひとつの世界観をその人形で表現していて、私もひとりの職人として、そういう思いを自分の作品として形にする時に、どんなことを心を置いているのか質問してみましたが、やっぱりその対象に心から感動してないといい作品にはならないそうで、その感動が作品に乗り移って、その作品を見た人がまた感動するっていう連鎖なのかもしれません。作者に感動できる心がないといけないってことなんでしょうね。

写真は、飯山市内にある高橋まゆみ人形館の入口です。ここは高橋さんの作品を展示してある市営の施設ですが、3年前のオープンから既に、予想をはるかに上回る50万人の入館者で賑わっているそうです。講演会の翌日に見学してきましたが、ご本人のお話を聞いてからでしたから、一層感慨深く拝見することができましたよ。人形の撮影はできませんでしたから、どんな感じの人形なのか、興味のある読者の皆さんはググってみて下さいね。


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南北縦断



さてさて、久し振りに車の中でブログを書き始めてますが、ちょっとテンパった状況ではあります(汗)。駒ヶ根を離れる時には、大抵の場合余分に記事が書いてあって、一日一本書かなくても間に合うようにしとくんですけど、今回はそれができてないってことなんです。そうなると、気持ちに余裕がなくなって、アクセクしちゃうんですよねぇ。

9月に入ったとたんにいろいろが忙しくなっちゃって、ブログ用の時間が余分に取れないんですけど、仕事がなくてヒマだなんていうよりはよっぽどいいですから、張り切って動き回らなくっちゃなりませんよね。これから一週間は、ほとんど外にいるくらいになりますから、ま、ブログ的にはカツカツ状態が続くことになって、精神的には苦しいでしょうけどね(涙)。

今日は長野県酒造組合の青年部である『若葉会』の定例総会で、飯山市まで行くんですよ。飯山市っていうと、長野県の最北端の市になりますから、駒ヶ根からだと県を南北に横断するくらいになって、どえりゃー遠いわけです。まぁ、仙醸のK社長の最新プリウスに、井の頭のU社長と3人で乗り合わせてますから、窮屈でもないし好き勝手できるんですけどね(笑)。

いつもより高速に乗ってる時間が長いですから、みんな多少手持ち無沙汰気味(笑)。それに、K社長が気の利いた音楽なんか用意してあるわけありません(汗)。が、面白いものがあるからって、いくつか録音(?)を聞かせてくれたんです。それは、アップル社が提供しているポッドキャストっていうサービスからダウンロードしたものだったんですけど、案外興味深い話でしたね。

昨日と似たような話になっちゃうんですけど、またまたアップルさんにビックリさせられた感じです。話の内容はちょとした経営講話でしたが、そんなものが無料でダウンロードできるっていうんだから驚きでした。車内の手持ち無沙汰感を払拭するにはちょうど良かったですし、他に無料でどんなのがポッドキャストにあるのか調べてみようと思っちゃいましたね。

車は順調に飯山市に到着して、今現在は若葉会の会議の途中にピコピコ打ってます(笑)。なにせ、ポッドキャストに話題が集中して車中でほとんど記事を書けませんでしたから、思いっきり慌てなくっちゃなりません。夜は夜で飲み会になりますから、時間が全然ないんですよね。写真は、飯山の名店『鰻の本多』さんの鰻です。この絶品のお昼を食べながら、ようやく本日のブログは完了ですけど、中身が何もないブログで誠にスイマセン(汗)。


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iPod

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ついに、iPod-touchの最新版を買っちゃいました!・・・って、娘がね(涙)。私だって新しいのにしたいのに、どうやら自分で自由にできるお小遣いは娘の方が多いみたいで、これまで貯めた分と、お誕生日に爺ちゃんや婆ちゃんからせしめたお祝いとを足して手に入れたみたいです。

もうねぇ、親を説得するためならあの手この手の言い訳を弄してきて、これまでだってもっと小さいヤツだけどiPodは持ってたじゃないかっていうこちらの主張を、何としてでもねじ伏せようとするわけです(笑)。このために少しずつお小遣いを貯めてきたんだし、高校生の主体性は認めなくっちゃならないと、しぶしぶ了承したんですけどね。

これまで使ってたヤツは、メモリが8ギガしかなくってもう一杯になっちゃったとか、操作するパネルがうまく反応しなくなったとか、あれやこれや説得材料はあったみたいですが、基本的にお母ちゃんが買ってもいいっていう方向に傾き出すと、お父ちゃんの意見なんかそっちのけで、岳志家全体の機運はほぼ確定しますね(涙)。

32ギガのタイプで約3万円也。高校生のおもちゃとしては少々高過ぎる気がしますが、買うとなったら行動が早い早い(笑)。私の最終了承を得たその日にネットで注文して、先日アップルから届いたんです。その辺の家電量販店でも買えますが、アップルに注文すると機械の裏側に好きな文字を刻印してくれるサービスがあるんだそうな。

翌日には、娘と一緒に初期設定をさせられましたが、私も自分のiPod-touchを買った時に同じことをしているわけですし、最新版と言ってもそれほど変わったところはありませんから、その辺は難なくクリアできましたね。画面がちょっと縦長になった以外は、全く同じ製品だと思ってもいいでしょう。

問題は、この機械の能力のどこまで使うことを親として許すかっていう点ですね。ネット環境さえあれば通話ができないiPhoneと同じですから、こんな小さな躯体でも相当なことができちゃいます。現に、私はその機能を使ってブログ関係の一切をやってきたわけですが、高校生にそれを全てオープンにするのは危険が大きいと思いますね。

そこで、今回の娘との取り決めは、この機械の音楽プレーヤー部分と簡単なゲームを3つまでインストールしていいことにして、ネットからは一切隔離された使い方に限定するってことにしておきました。親が機能制限できるメニューがあって、こちらの設定したパスコードを入力しない限りその手のアプリケーションは使えないようにできるんですよね。

そんな使い方じゃiPod-touchの能力の半分しか使ってないことになりますが、あまりコンピュータ関係に興味のない娘としても、その方が安心して使えるみたいです。音楽プレーヤーとしては世界最高の製品なわけですから、しばらくは納得して使ってくれるでしょう。まぁ、大学にでも行ったらパスコードは解除してやらなくっちゃならないでしょうけどねぇ・・・。


□□□ 私は古いヤツでも十分満足してます □□□
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防災訓練



9月1日は防災の日でした。ちょうど日曜日でもあって、全国で防災訓練が実施されたようですね。我が駒ケ根市町2区8町内でも訓練があって、私としては初めてそういう場に参加させてもらいました。これまでは親父達がやってくれてましたが、そろそろ私がバトンタッチしなくっちゃってことでね。

全国ではどうなっていたのか分かりませんが、駒ケ根市ではこの日の朝7時20分に地震が発生しました(笑)。家族の安全を確認してから避難場所に避難を開始するっていう流れで、私も集会所に行きました。隣組長が安否を取りまとめて、一応避難の訓練は終了って感じでしたね。

その後は非常食の試食ってことで、炊き出してくれてあった混ぜご飯のようなのをみんなで食べました。美味しいってほどじゃなかったにせよ、緊急時にあれだけのものが口に入れば十分だと思いましたね。元の形状がどんなものかは教えてくれなかったんですけど、アルファ米のようにお湯をかけるだけで食べられるようになるお米だったんじゃないのかな。

前日のワイン会の影響で、朝ご飯は食べずにいましたし、あまり口には入れたくなかったっていうのが正直なところですが、とりあえず手渡されたパックは完食。本当の避難ってことになれば、多少体調が悪かろうが食べられる時に食べなくっちゃならないでしょうから、そういう意味でもいい訓練だったんじゃないかと(笑)。

最後に放水訓練をやったんだけど、お恥ずかしいことに私はこれまで一回も実際の消化腺からホースを使って放水しているところを見たことがなかったんですよね(汗)。消防団に入ったこともなかったし、こういう訓練にも初参加だったし、小学校の時に消防車の見学はしたけど放水まではしてくれなかったですしね。

消火栓がどういう構造になっていて、どうやってホースをつないで、水を出すにはどこを回すのか。いやー、初めて教えてもらっていい勉強になりました。火事の現場に居合わせることだってあるかもしれませんから、もしかしたらどこかで役に立つかもしれないと思ってしっかりと見ておきましたよ。

もし大地震だってことになれば、道が寸断されて消防車が到着できないなんていう事態も想定できるでしょうし、身近な住民が初期消火に当たることができれば効果は高いんでしょう。でも、もっと大きな地震になれば、水道管が壊れて消火栓自体が使えないってことにもなるのかもしれませんけどね(汗)。

私の住む町内には260戸ほどがあるんだそうで、その全ての安否確認なんて大変なことだと思いましたね。反面、こんなに人がいるんだから心強い面だってあるはずだとも思いました。いざとなったらみんなの助け合いがどれくらい大切になるか、なんとなく想像できた防災訓練でした。


□□□ 自分でも放水してみたかったです(笑) □□□
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第2回ワイン会



どーしてこういうことになったのか?よーく考えると、越百の常連メンバーでキャンプをやろうっていう話が出てたんだけど、それが延期(中止?)になったもんだからその土曜日が空いちゃって、私のワイン師匠のK君と「仕方ないからワインでも飲むかー!」って話になったっていう経緯ではあるんですけど・・・。

っていうことで、仕方なく、本当に仕方なく、女房にも頼み込んで、我が家の庭でのワイン会本年第2回目が開催される運びに、本当に、本当に仕方なく相成ったわけであります。ワインの研究に熱心な杜氏っていうのもいただけませんが、杜氏にワインを飲ませようとする師匠も師匠です(笑)。

私はワインと言ったらブルゴーニュと決めていて、K君もその辺をわきまえてチョイスして持って来てくれるんですけど、唯一浮気するとするとスペインなんですよね。ブルゴーニュから浮気するんだったらボルドーにするんじゃないかと思いがちですが、スペインらしい味なんて分かるわけじゃないんですけど好きなんでしょうね。

そう言えば、お盆の時の家族キャンプには私の義理の弟がドイツワインのいいヤツを持って来てくれますから、改めて考えるとドイツ物もよく勉強していることになりますし、量的にも必ず毎年ある程度の量を飲んでることになって、やっぱりドイツも好きですなぁ・・・って、結局何でもいいんだと(笑)。

まぁ、そんな話はさて置いて、ブルゴーニュ2本にするか1本はスペインにするかってK君が聞いてくれたので、この日はスペインをリクエストしてみました。スペイン物って何となく陽気なオーラが漂っていて、これにはピザが欠かせないっていう気になっちゃうもんだから、この日も家で焼けるピザを用意しておきました。

この日はランソンっていう泡物で乾杯してから、コルトンっていうブルゴーニュ、イルボッロっていうイタリアへと進みました。私にはよく分かりませんが、どれもレベルが高い美味しさだと思いましたね。師匠の解説付きだからでしょうけど、とてもいい味わいに感じられて、ワインも本当に美味しい飲み物だと、毎度のことながら思っちゃいますね。

ランソンはビールみたいに飲んじゃ駄目だって肝に銘じながらもグイグイいっちゃうし、コルトンは派手な香りじゃないものの実にいい味で美味しかったし、イルボッロは正に私の求めたスペインそのものでピザとの相性抜群でしたね。これをK君と2人で大体飲んじゃうんだから、ワイン恐るべしです。

ワインのいいところを勉強しようというのが私の建前ですが、本音は美味しいからただ単に飲みたいっていうだけです(笑)。ワインの売り上げが毎年じわじわと伸びていっている理由も、よく分かる気がします。味を真似するっていうことじゃなくて、ワインの魅力がどこにあるのか、それを日本酒造りに生かすことができないか、最近の私のテーマのひとつになってるような気がするんですけどね。


□□□ いいお酒は二日酔いしませんね □□□
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信州清酒研究会

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『信州清酒研究会』、この研究会については昨年も記事にしましたが、今年で2回目を迎える長野県独自のお酒の研究会です。品評会とか鑑評会とか言われるコンテスト形式の飲み比べは数多くありますが、全てを並べて事前情報なしに利き酒をして金賞や順位をつけるやり方じゃなくって、長野県独自の方法でお酒の評価をしようっていう意欲的な試みなんですよね。

例えば、純米大吟醸ってひと言で表現したとしても、品評会向きの香りが高くて味がスッキリしたタイプもあれば、香りは控えめでも柔らかなふくらみのある味のものもあるし、何年か熟成されてよりまろやかな香味になったものもあるでしょう。それをたったひとつの物差しで評価することに無理があるのは当然で、そこに何か工夫をしようっていう実験的な飲み比べをしているって言えばいいですかね。

その基本は『コンセプト審査』です。出品されたお酒のコンセプト情報を基に、酒質のコンセプト達成度を審査するっていう方法です。その他に価格と品質との比較審査、つまりお買い得度の審査、そしてそれらを含んだ総合評価っていう3点が主な対象になってます。これは、他県ではあまり実施されることのない審査方法だと言っていいでしょうね。

他にも評価の対象になる項目としては香りと味があって、その5点について審査員が評価をするんですけど、通常の品評会と違うのはかなりの事前情報が与えられてるってところでしょうね。「香り控え目、ふくよかな味わい、きれいな酸味の食中酒」っていうようなコンセプトと、販売価格、吟醸や純米といった酒類区分が分かっているわけです。

それらをあらかじめ知った上でそのお酒を利いて、コンセプトと合った酒質になっているかどうか、その酒質に対して価格は妥当か、総合評価として問題はないかと審査していくわけです。審査員の半分くらいが業界関係者、後は一般の酒販店さんや消費者の方に入っていただいているようです。

そういう事前情報があると、吟醸酒の品評会では「香りに乏しく、酸が浮く」なんて評価されちゃうお酒が、「香り控え目な、きれいな酸の食中酒」っていうコンセプトに従って高く評価されたりします。そして、それがそのお蔵さんの目指すところであれば、品評会的な成績とは関係なく消費者にもアピールできるでしょうし、市場でも評価を受けられるはずです。

「オールマイティに楽しめる純米酒」なんていう抽象的なコンセプトのものもあるんですけど、飲んでみて「あぁ、そうかも」なんて感じると、それはそれで高い評価をしちゃいますね(笑)。どっちかって言うと、飲む前にそういう酒質に対する的確な紹介があった方が、そのお酒への馴染みが早くて、素直に美味しく感じるような気がするんですけどね。

信濃鶴は、こういう審査法では案外と成績がいいんですよ(笑)。かなり高い評価をいただけて、私もうれしかったですね。コンセプトっていうのと売る時のキャッチコピーとはまたちょっと違った要素がありますけど、こういう試みが功を奏して長野県のお酒がどんどんと売れるようになってくれると嬉しいんですけどね。


□□□ お酒の美味しい季節になりました □□□
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