専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

県内酒

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この写真、実は、何気なくスゲー写真なんですよ。ここに写っているお酒やワインは全て長野県内で生産されたもので、他県で造られたものは1本もないんです。付け加えれば、この写真を撮っている私の後ろにある棚にも、全て県内産のアルコール類がびっしりと並べられていて、実に壮観でしたし、ありがたいことだと思いましたね。

ここは上田市にあるM酒店さん。これまでも信濃鶴を扱っていただいてはいましたが、一度もお店に伺ったことがなくて失礼しちゃってたんですけど、今回、ちょっと近くまで行く機会があったので、足を延ばしてお邪魔してきました。店主のMさんはほぼ私と同年代の、県内の酒販店を引っ張る注目株と言っていいでしょう。

お店のホームページを見て見ると、商品がとてもきれいに整然と並べられている写真が載っていて、「こりゃホームページ用に撮ったに違いない」なんて思ってたんですが、お店に入った途端に、いつもそのくらいきれいに陳列されてるんだってことが分かりました(汗)。写真を見れば一目瞭然ですが、いつでもこんなに整理整頓された店内なんです。Mさんは、「自分の性格なんです」なんておっしゃってましたけどね(笑)。

それにしても、県内のお酒だけでこれだけ棚の埋まったお店は、私はこれまで見たことがありません。どこかに県外の商品だってあるはずだと思って聞いてみたんですが、棚の裏側のひっそりとした所に、料理酒用のパック酒が1種類置いてあるだけだっておっしゃってました(笑)。本当に本当に、それだけが県外産のお酒なんですよね。

Mさんが家業に入られた頃には、ビール主体でお酒以外もいろいろ扱う普通の街の小売店だったんだそうです。お店の立地が菅平高原に近いもんだから、夏も冬も観光施設にビールやお酒を届けておられたんですが、いつのころからか日本酒に目覚めて、日本酒をメインに売るお店にしたいと考えるようになったんだそうです。

ところが、その時代には、もう他県の有名銘柄を取り揃えるには時期を逸していたし、余計な苦労が多いと考えられたんだとか。だったら、県内にもいいお酒はたくさんあるんだから、それに一点集中して商品を構成しようっていうのが、Mさんの戦略だったんでしょう。今では、菅平高原に遊びに来ているんだか、M酒店に信州清酒を買いに来てるんだか分からないようなお県外の客さんもいるんだそうです。

一点に集中するっていう意味では、信濃鶴に似た感じを受けるんですよね。純米酒しか造らない、地元の酒米しか使わないっていう割り切りは、アイテムのバラエティには限りがあるものの、あまり多くを追わなくていいっていう心の平穏があるわけです。きっと、Mさんも、穏やかそうに見える人柄の半面、かなりのストーンヘッドじゃないかと・・・(笑)。

改めて店内を見回してみると、確かに以前はコンビニだったんじゃないかっていう感じの造りなんです。そこ直射日光が当たらないように壁を付けて、表側にはデカデカと主力銘柄のロゴを書いて、店の前の幹線道路をぶっ飛ばしていく車からでも目を引くようなお店作りになってました。こんなお店で鶴を売っていただけるなんて嬉しい限り。これからも、是非是非よろしくお願いします!!!


□□□ 信州人って石頭なのかな? □□□
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蔵見学

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時として、奇特な酒蔵さんが信濃鶴の蔵を見せてくれって、駒ケ根までお越しになることがあります。一般のお客様には蔵はお見せしてないんですけど、同業者とあれば考えざるを得ません(笑)。ことに、同じ長野県内のお蔵さんっていうことであれば、一緒に伸びていかなくっちゃならない同志ですから、参考になることがあるんなら見てもらおうと思ってるんですけどね。

まぁ、同業者だからあまり見せたくないっていうお蔵さんもあるでしょうけど、我が社の場合は、特別な企業秘密なんてあるわけじゃないですし、他のお蔵さんと比べて特段違ったやり方をしているわけじゃありませんから、本当は見ていただいても大して得るものなんて無いかもしれませんが、私もこれまでいろんなお蔵さんを見学させていただいていろいろと勉強させてもらってきましたから、お断りする道理はありません。

ただ、実際の造りの部分よりも、地元産美山錦の取り扱いとか、純米蔵にした経緯とか、どうしてヘッポコ杜氏でもやってられるのかとか(笑)、他よりもちょっと面白く聞いてもらえる部分もあるかもしれませんから、なるべく皆さんが聞きたいことにしっかりとお答えするようにしてるんですけどね。

今回お越しになったのは、諏訪のH酒造の皆さんでした。まぁ、実名を出しても問題はないんでしょうけど、とりあえず伏せておきますね(笑)。以前からそんなお話は頂戴してたんですけど、メールで時間調整を取り合って、蔵元杜氏のM君、奥さん、1歳になるお子さん、蔵人I君の計4名でお見えになりました。

製造量は長生社の4分の1くらいってことでとても小さなお蔵さんですが、家族みんなで手を出し合いながら、蔵人I君を中心に酒造りに励んでおられます。ですから、ガキンチョも一緒ってことなわけで、ちょっとお熱があるようでピーピー泣いてましたが、泣くのがヤツらの仕事ですから、子供好きの私は全然気になりませんでした(笑)。

今の時代とても珍しいことだと思うんですけど、H酒造さんでは本醸造酒の売り上げが伸びてるんだそうです。M君が蔵に帰ってきた数年前に比べれば、仕込数量も倍増しているんだとか。売り上げが伸びてるんなら、長生社なんか見に来なくてもいーじゃんとイヤミのひとつも言ってやりたくなりますが(笑)、これからは純米酒にも力を入れていきたいってことで見学のお願いがきたようです。

どこかでお買い求めになった信濃鶴の純米がとても気に入ったようで、このお酒がどうやってできているのか見てみたかったなんておっしゃってましたね。最初の頃は、純米酒造りが思うようにいかなかった年もあったそうで、純米造りの難しさを肌で感じておられましたが、私としてもまだまだ発展途上であって、教えてあげられるようなことは何もなかったんですけどね(汗)。

どこのお蔵さんに行っても思うことですが、その蔵の中にある目新しい機械とか、自分では使ったことのないような装置とか、造りの手順ばかりに目がいっているうちは、得るものは少ないでしょうね。何を実現するためにそれを使っているのか、こだわっている造りのポイントは何なのか、自分の蔵でどう工夫するか、やっぱり盗むべきは造り手の頭の中ってことでしょう。

いつもの蔵見学に比べると、何だかかなり時間がかかっちゃいましたが、私もいろいろなお話をうかがうことができて楽しかったです。今度は私がお蔵を訪問して、売れてる本醸造の秘密を盗んでこなくっちゃなりませんな(笑)。


□□□ 手タレ写真を取り忘れました(汗) □□□
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酒米作り(つづき)

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昨日のブログとは全く関係ないんですけど、ちょっと気になる話を聞いたので書いておきましょう。昨年度の酒造りでよく耳にしたんですけど、「酒造用の米が不足している」っていうんですよね。それも、『少し』って感じじゃなくって『かなり』っていうレベルだったらしいんですけど、全国のお蔵さんでは非常にご苦労されたところもあるとか。

この『酒造用の米』っていうのがポイントですが、美山錦とか雄町とかの俗に言う酒米じゃなくて、私たち蔵元が比較的安価に購入できる『加工用米』って言うヤツが大幅に足りなかったようです。酒米の王様である山田錦も相当な不足傾向だったようですが、これに関しては今日の話題の対象からは外して考えて下さいね。

まぁ、加工用米にしても山田錦にしても、美山錦しか使っていない長生社とすると全く関与のないお米ですから無頓着でいたんですけど、加工用米は近隣のお蔵さんでも多くお使いになってますし、数量が足りなくて値段も例年より上がっちゃったもんだから、普通酒レベルのお酒のコストに影響したなんていう話は聞いてたんですよね。

最初は、原発事故の影響で福島県での作付けが減って、福島では加工用米の栽培が多くて、その分が不足したなんて聞いたことがあったんですけど、何だかそうじゃないみたいなんですよね(汗)。私もしっかりと勉強してこの記事を書いてるわけじゃありませんから、「そんなこともあるんだ」程度に聞いておいてほしいんですけど・・・。

よく『減反政策』とか『戸別所得補償制度』とかって聞くじゃないですか。その趣旨や制度については込み入った部分も多くて私にはよく分かってないんですけど、政府が農家さんに対して、補助金って言うのか、奨励金って言うのか、補償金って言うのかを出すことで様々な生産調整を行って、農業や農家や主食なんかを保護することを目的にした農業政策がいろいろとあるんですよね。

そういった補助金のうちの一部が飼料用米に対してとても多く出されていて、酒造りに必要な加工用米を作る人が減っちゃってるっていう話を聞いたんです。農家さんにとってはその方が収入が上がるっていうことなんでしょうけど、それだけで作るものがコロコロと変わっちゃうっていうのも、私とすればちょっとビックリするような話なんですけどね(汗)。

同じ米なんだから融通が利きそうなもんですが、きっと飼料用に作付けしたお米は食用に転用できないんでしょうね。当然、加工用米の収穫量が減って、結果として販売価格も上がっちゃったようです。量は少ないわ値段は高いわで、一部のメーカーさんは価格に転嫁することも考えておられるなんて聞きました。

おかげ様で、長生社では全製品で価格のもともと高い美山錦を使っていますから(笑)、この件に関しては我関せずでいられましたが、原料米の価格はコストにいきなり響くので、美山錦でもそんなことにならないように祈るばかりです。それにしても、こうやって改めてお米の値段を比べて見ると、どうして信濃鶴はこんなに安いんだろうと、我ながら思わざるを得ない・・・かな(汗)。


□□□ この時期はポイントが低いんだっけ? □□□
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酒米作り

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タイムラグが発生するといけないので、今日は慌ててこの写真を使いますね。どーゆーことかっていうと、この写真を撮ったのがもう10日ほども前のことになっちゃってるもんだから、あまり掲載が遅れると現状と全く違う状況を読者の皆さんにお見せすることになりますから、それじゃ何のための毎日ブログなんだか分かりませんもんね(汗)。

これは、毎年このブログでご紹介している、飯島町で信濃鶴のための美山錦を作っていただいているHさんの田んぼです。当然田植えなんかはとっくに終わってるわけですが、先日ちょっとお話を聞きに行ってきたので、その帰りに様子を見てきたんです。稲の丈も20センチくらいになって、元気に育っているようでしたね。

ここのところそれらしくはなってきましたが、少し前まで梅雨だっていうのにほとんど雨が降らなくて、いまだに関東方面では渇水傾向なんじゃないんですか(汗)。最近では聞き慣れた感のある「観測史上初の○○○」みたいな、どうも地球環境が変わってきていると思わざるを得ないような状況で、私もしょっぱなから今年のお米の出来は心配になってたんです。

でも、Hさんにうかがうと、この伊那谷っていう場所は、冬の間にアルプスに降った雪解け水が豊かで、水が不足するっていうことはまずないんだそうです。確かに、田んぼの水が枯れたなんてニュースで聞くことはあっても、この辺でそんな状況を目にする機会はめったにありません。川から取り入れる水の取り合いでケンカになったなんていうことは聞いたことがありますけどね(笑)。

ですから、Hさんのおっしゃるには、水不足よりもこれからの気温の推移がどうなるのかが問題になるんだそうで、稲の生育途中の重要な時期に、例年に比べて極端に暑いとか寒いとかになると、秋の収穫に大きく影響するようなことになるようです。とにかく、例年通りの気候っていうのが一番の望みなんだとか。

もし異常な気象条件になったりなんかすると、たとえ収穫量が例年並みでも、お酒にしてみたら全然上手くいかなかったなんてことはよくあることで、そんなことになると私たち造り手としては、半年間非常に苦労する羽目に陥ります。特に、お米が硬い傾向になると、もろみにした時に非常に溶けが悪くて、粕の多い味薄な酒になっちゃうんですよね(汗)。

今の段階では、そこまでヤバい状況じゃないみたいですし、ここ数日は梅雨っぽい天気にはなってますが、まだまだこれからどうなるか分かりませんから、農家の皆さんは気が抜けないでしょう。でも、このHさんの田んぼは有機肥料が豊富に使われていて、そのせいかどうか分かりませんが、米質は毎年安定している方だと思ってるんですけどね。

Hさんはお米の他にも、アスパラとスイカをメインに作っておられます。アスパラはまずまずの出来のようですが、雨の量に左右される部分が大きいスイカについては今後の成り行きがとても心配の様子でした。自然相手の仕事っていうのは、農業も酪農もお酒造りも、結局はお天道様には敵わないってことなんでしょうねぇ。


□□□ なんかポイントが低いですね □□□
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踏切

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この写真は長生社の目の前にある踏切です。私のブログでもその遠景はよく登場してますが、今回は大写しになってます。長生社は『JR飯田線』沿いの、駒ケ根駅と小町屋駅の間に位置していて、常に電車の行きかう音が聞こえているわけです。って言っても、1時間に1本くらいずつしか走ってないんですけどね。単線だし(笑)。

ご覧になるとお分かりのように、この踏切はちょっと変形な踏切なんです。線路のこちら側とあちら側の高さが違っていて、真ん中が一番低くなってるもんだから、一旦谷に下りてまた上るような格好になっているわけです。向こう側の登りの傾斜がかなりきつくなっているのがお分かりでしょうかね。

っていうことで、この形状ゆえ、ここは事故頻発踏切なんです(汗)。そのまま直進できないっていうイメージもあってか、慌てて渡ろうとするドライバーさんが多くて、脱輪したり、雪でスリップして登れなくなったり、大きなトラックのお尻が引っ掛かって動けなくなったり、乗用車同士の追突事故もよくありますし、かつては列車と乗用車の接触事故もあったりしたんです。

先日、長生社は定休日だったんですけど、ここのところ会社にいないことが多かったもんだから、出社して少し雑務をこなして帰ろうとすると、遮断機が降りていて何台か車が停車している状態でした。私の家に帰るにはこの踏切は渡らないんですけど、会社の前まで車が並んでいて私は会社から出られずに待ってたんですよね。ところが、なかなか電車がこないんだな、これが(汗)。

そのうちに、一人の男性が現れて交通整理を始めました。どうも、並んでいる車に引き返すように言っているみたいでしたが、よくよく見ると、それは地元で自動車販売会社を経営する知り合いのM君じゃないですか。仕方なく、私も車を降りて出ていったんですが、それと同時くらいに、JRの職員と思わしき人もやってきて、M君は事情を話し始めたんです。

聞けば、彼がこの踏切を車で通りかかると、遮断機に前後を挟まれて踏切で立ち往生しちゃっている車がいたんだそうです。このままじゃまずいと思ったM君は、車から降りて遮断機を押し上げて、その車を救出したんだそうです・・・が、その車を運転していたおばあさんは「ありがとうございました」と言って、スーッとそのまま立ち去っちゃったらしいんですよね(汗)。

でも、そのおばあさんは踏切から出られなくなった時に、緊急通報ボタンを押してたらしくて、JRさんの方では列車をストップさせてたんですよね。だから、いつまで経っても開かずの踏切になって、周囲が混雑しちゃってたわけです。仕方なく、M君は交通整理をしていたんだけど、自分が何か粗相をしちゃったみたいに思われたんじゃないかと、内心穏やかじゃなかったみたいです(笑)。

今回みたいに、電車が遅れたくらいで実害が何もなきゃいいですけど、毎回ヒヤヒヤさせられる踏切です。簡単に道路や線路の高さなんか変えられないでしょうから、今後もこのままでいくしかないとは思うんですけどね。以前よりは踏切の勾配もなだらかに改良はされていますが、社員のみんなにも今一度の注意喚起をしとかなくっちゃなりませんなぁ。


□□□ お酒と全く関係のない話題でした(汗) □□□
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言い訳



イヤー、失敗しましたねぇ(汗汗汗)。私が気付かなかったのがいけなかったんですけど、2日前のこのブログがうまく更新されてませんでしたね。どうやら、写真だけアップされて、記事の部分が抜け落ちたような状況になってたようです。要するに、この間、私もまともに自分のブログをチェックしてなかったってことだし、コメントバックもできてませんでしたよね。

先週1週間ずっと社外に出ているような状態で、まともに駒ケ根にいなかったもんだから、普段やっているようにパソコンで自分の記事を見てませんでしたし、ブログも慌ただしく更新してたもんだから、ちょっとした手違いで記事の部分がアップできてなかったみたいです。まぁ、私が勘違いしてたってことなんですけどね(汗)。

スマホのアプリで記事を投稿する場合にはいろんなやり方があるんですけど、記事を書くのにiPod-touchを併用するような場合には、写真のアップと記事のアップが別々になるんですよね。そこの部分で、ちょっと手違いがあったっていうか、アプリが思ったように動作してくれなかったっていうか、私がボケてたような次第(汗)。

当然記事は書けてたし、投稿もしてあったんですけど、それがうまく反映されないようなアップの仕方だったわけで、やっぱりパソコンの広い画面でいつものように操作しないで、スマホの小さい画面の中でやりくりしていると、老眼の進み具合が激しい私の目だと、思わぬミスもするっていうことなんでしょう(涙)。

毎日投稿されているこのブログが、もしある日突然更新されてなかったら、かなりの人が心配してくれるはずです(笑)。特に、造りの間なんか、何かあったんじゃないかと過大な妄想をしてくれる人もいるでしょう。ある友人は、以前更新が遅れた時に「死んだかと思った」なんて言ってたくらいです(笑笑笑)。

ま、今回は写真だけはアップされてましたから、そこまでのご心配はかけずに済んだと思うんですけど、ちょっとだけネタばらしをしておくと、長期出張になる前には、無理をしてでも数日分のブログは余分に書いて投稿しておくもんだから、どこまで記事がアップされてたのか段々分らなくなって、私の頭が混乱してた部分もあったんですよね(汗)。

こんなのは私にとっても珍しいことですから、次回からは気を付けますね。でも、1週間ずっと社外にいて、半分は東京で電車移動、半分は県内で自動車移動なんてことになると、本当にこんがらがっちゃいますよ。余分に記事なんて書いておかない方が、絶対に毎日書くっていう強制力になっていいかもしんないなぁ・・・。

とりあえず、何にも関係ないですけど東京で食べたラーメンの写真を付けておきましょう。このラーメン、今風の味ではないんですけど、私の青春時代の味で今でも好きなんです。いつかブログ記事にしようと思って写真だけは撮ったんでしょう。酔っ払って覚えてませんけど(汗)。こういう努力の積み重ねが、毎日ブログにつながってるんですけどねぇ(笑)。


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セブンカフェ



例えば、1日に数軒の酒販店さんを訪問したとして、その全てのお店でお茶を出していただく場合が時としてあります。長い距離を歩いたりなんかして喉が渇いていることが多いですから、とても有難く頂戴するんですが、通常の生活をしていてそんなにお茶やコーヒーを飲むことはありませんから、気が付くと飲み過ぎ状態になってるんじゃないかっていう日もないではありません(汗)。

毎晩アルコールで鍛えているおかげで、胃腸の調子はすこぶるいいですから、お腹の具合が悪くなるなんてことはありませんし、我慢して飲んでるなんていうこともないんです。ないんですけど、おしっこがたくさん出てチト困ることはありますね(汗)。駅でトイレに駆け込むことが結構多かったりしますが、利尿促進効果があって身体にはいいのかもしれません(笑)。

先日お邪魔したセブンイレブンさんで、最近私が飲んでみたいと思っていたモノを、念願かなって出していただく機会があったんです。それが、セブンカフェっていうヤツです。100円で挽きたてのコーヒーが飲めるっていうことで、最近は他のコンビニさんでも始めて、そのテのお店に入るとどこでもいい香りがしてるようになってるじゃないですか。店内に専用の配管をしなくっちゃならなくて、簡単に始められる商品じゃないそうなんですけどね。

値段と品質とのパフォーマンスってことに関しては、あまりコーヒーを飲み慣れない私には分からない部分もあるんですけど、あのサービスが始まってからコンビニで缶コーヒーを買うことがなくなったなんて言っている友人もいますし、挽きたてだったらきっと美味しいはずだって思ってました。いい香りを嗅ぎながら、いつか飲んでみたいとは思ってたんです。

たまたまそのセブンイレブンさんで出していただけて、アイスでお願いしたんですけど、確かに挽きたてはとても美味しかったですね。ホットとアイスとは使ってる豆も違うんだそうで、ちゃんとこだわりのある戦略新商品ってことでしょうか。缶コーヒーとは競合しないっていう読みだったようですが、やっぱり缶は売れなくなったなんて、ご店主はボヤいておられましたけどね(笑)。

お話をうかがうと、そのお店では他のセブンイレブンさんに先駆けて、モニター店舗的にセブンカフェを始められたそうですが、最初のうちはいくら宣伝しても、いくら試飲をさせてみても売上は伸びなかったんだそうです。ところが、他のセブンイレブンでも取り扱いが始まってからは、どんどんと出るようになったんだとか。全体的な認知度が上がらないと、こういう商品も買ってもらえないってことなんでしょうね。

どうして県外のコンビニさんに信濃鶴が並んでいるのか不思議に思われるかもしれません。まぁ、それくらい特殊なお店だっていうくらいの説明にしておきますが、「セブンイレブンでこんなことやっていいのかぁ?」っていうくらいの工夫をなさってますし、「どうしてこんな銘柄がセブンイレブンに並んでるんだろう?」ってビックリするくらいのお酒の品揃えです(汗)。今回も、いろいろとお話をうかがって、またまた勉強させて頂きました。


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晩酌(仕事編)



東京にいる状況で、昨日書いたみたいに、自分の意志で飲みに出られるなんてことはめったにありません。どこぞの居酒屋さんに出没する多くの場合は、仕事っていう側面が実に実に大きくて、「このお店は信濃鶴をたくさん扱ってくれているから、一度飲みに行ってマスターに挨拶して欲しい」なんていう依頼を、酒販店さんから頂くことがとても多いんです。

私のような蔵元でも、鶴をドリンクメニューに加えていただいているような居酒屋さんに顔を出してご挨拶すると、お店の方はとても喜んで下さるんですよね。私としても、駒ヶ根でもない場所で鶴が可愛がられているなんてこの上もない喜びですし、間を取り持っていただいている酒販店さんにとっても、蔵元を連れて営業に行けば、効果は大きいモノがあるんだと思います。

ところが、そのテのご依頼は、酒販店さんを訪問したその日に打診されることが多くて、夜にどこかで誰かと待ち合わせをして飲むなんていう計画は立てられないのが正直なところです。ま、結局私は飲めることになるからいいんですけど(笑)、常に仕事だという使命感を持って、頑張ってお店に向かうわけです・・・つまり、ここまでが今日の言い訳用の前振りです(笑)。

で、この日、国分寺のA酒店さんとお邪魔したのが『魚串居酒屋太郎右衛門』さん。実は、このお店は2度目の訪問で、まぁそれくらい信濃鶴をご贔屓いただいているわけなんですけど、今回初めてオーナーさんと板長さんが奥から出てこられて、いろいろとしっかりお話することができました。話が弾むうちに、結局4人で飲み始めちゃって、結構へべれけに・・・(汗)。

このお店での鶴の役割は、食中酒的にぬる燗か冷やでご利用いただいているようです。いろんなお客さんに勧めても、それなりに飲んでいただけて、お店のお役に立てているようでうれしかったですね。板長さんは「魚と日本酒には命懸けてます」なんておっしゃってましたが、出していただいたお刺身は確かに美味しかったですし、日本酒にも相当こだわっておられるようでしたね。

このお店でしっかりといただいて、飲むことが仕事につながるとはなんていい商売だろうと、そこはかとない充実感とほろ酔い気分を味わいながらホテルのある新宿に戻ってきました。よく考えるとお腹にたまる物を食べてなかったもんだから、何か食べようと久しぶりにフィニッシュラーメンに突入したのは良かったんですが、あわてて食べて口の中が火傷状態に(涙)。仕事の上での怪我ですから労災・・・じゃないか(笑)。


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晩酌



東京に何泊かして営業回りをするような場合、時としてヒマを持て余すのが夜の時間帯です。昼間は歩き回ってくたびれてるんだから、早くホテルに帰って寝りゃいいんですけど、それでもせっかく東京にいるんだから、ちょっと美味しい物を食べてみるとか、粋な居酒屋にでも顔を出してみたいなんて思うのは人情ってもんでしょう。

私の小遣いですから、そんなに高級なモノ食べられるわきゃないし、あんまり高いお酒を飲めるはずもありません(涙)。それでも、家にいれば女房のつまみと信濃鶴で晩酌してるんですから、一日の疲れを癒やすくらいのささやかな贅沢は、きっと許されるはずです・・・と、ここまでが、これから書くことに対する、私のはかない防衛策です(汗)。

で、どこに飲みに行ったかってぇと、池袋のモルト侍のお店だんがな(笑)。このテの記事を書くと、どうしても「お父ちゃんばかりいい思いをしてる」っていう論調が家庭内を支配しがちになりますから、最初の段階から自己防衛本能が働くわけですけど、記事の半分が言い訳ってのも、いかに私の家庭内での地位が低いかを如実に物語ってますな(涙)。

侍のお店『ジェイズバー』は2年前に場所を移してて、ずっと顔を出さなくっちゃと思いつつも、昨年は結局一度も訪れずに済んじゃってました(汗)。友達甲斐のないブロ友にならないためにも、今回は時間ができた日の夕方に行こうと思ってたんです。営業回りの時ってなかなか時間が読めないんですけど、上手い具合に余裕ができたんですよね。

前から義理の弟と打ち合わせてあって、一緒に行けたら行こうって話で連絡はとり合ってましたが、この日は急用が入ったようで、結局は私一人で池袋に向かうことに。あんまり一人で飲みに行ったりしないんですけど、まぁ、侍の店だったら大丈夫だろうと、ぶらっと晩酌(?)しに向かいました。

大体の場所は分かってたんですけど、その辺まで行ってみると、何ともいろんなお店が密集したエリアで、あっちでもないこっちでもないとウロウロする羽目に(汗)。ちょっとばっかしいかがわしそうなお店もあって、呼び込みのお兄さんやお姉さんに声をかけられましたが、何やら物欲しそうな顔をしてたのかもしれませんな(笑)。

ジェイズバーは以前のお店より少し狭くなってましたが、雰囲気はそのままって感じで、落ち着いてカウンターに座ることができましたね。駅から近いのも楽です。マスターも相変わらずで、いろいろと無駄話をしてくつろげましたよ。普通にえっちゃんとかありの実さんの話が出て、まるで地元にいるような雰囲気(笑)。

程良く酔っぱらって、ホテルに帰ってグッスリ寝ることができて、いい息抜きになりました。いつでも顔を出せる行きつけのお店っていうのは、やっぱりちょっとは必要でしょうね。もう場所は分かりましたから、今度はへべれけに酔っぱらっていてもたどり着けるでしょう(笑)。


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キテる?



どうやら、日本酒はキテる・・・らしい・・・ですぜ(笑)。なんとも唐突な書き出しですけど、今回の営業回りで私がいろんな方とお話しして感じた印象なんです。東京を中心に何軒かご挨拶してみましたが、どの酒販店さんでもご主人がそんなことをおっしゃるんですよね。日本酒の売り上げがなんとなく伸びてきているようで、皆さん実際の現場でそれなりの手応えを感じておられるようです。

現実的に考えれば、一時の焼酎ブームが去って、焼酎から離れたお客さんが、同じ和酒である日本酒に流れたっていう構造なんだろうとは容易に想像できますが、少しでもいい傾向があるんであれば、大いに歓迎すべきだと思うんですよね。本当に本当に、全体としてその傾向なのかどうかは、私としてそんなに実感があるわけじゃないんですけどね(汗)。

焼酎の減少と引き換えだとすれば、ちょっと気の引ける部分もあるんですけど、今では消費量としても完全に追い越されちゃってるわけですから、少しくらいこちらに取り戻したとしても怒られることはないでしょう(笑)。もしも、日本酒の消費量全体として改善の傾向が見られるようになれば、私達にとっては久し振りの朗報になるんですけど・・・。

ただし、これは東京っていう特殊な市場での話であって、即座に全国に通用するはずはないし、実際に信濃鶴の売り上げが伸びてるなんてことは、全く全く全くありません(涙)。一過性のものかもしれないし、本当はそんな状況じゃないのかもしれませんけど、ちょっとでもいい風が吹いているんなら、前向きに受け取った方がいいに決まってます(笑)。

確かに、例えば埼玉の酒販店さんなんかにうかがうと、それ程の事はないっていう話っぷりですから、もろ手を上げて喜べないとは思うんですけど、東京を皮切りにして、何年か後に影響が広がっていくことは十分に考えられる流れですから、5年後くらいに長野県でもそんな風向きになってくれるのを期待しましょう(笑)。

とは言え、俗に言うブームみたいになっちゃうと、ある一瞬だけウナギ上りに人気が出て、少し経ったらあっという間に見向きもされなくなっちゃうなんていう、ありがちな盛衰の悲劇に遭遇する羽目に陥りそうですから、じっくりと売り上げが伸びるような息の長い動きになってくれたらいいと思うんですけど・・・ま、今日の話は『とらぬ狸の皮算用』ってことで・・・(笑)。


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朝イチ



朝4時30分駒ヶ根発新宿行き高速バス。これが、公共交通機関を使って駒ヶ根から最も早く東京へ出る方法でしょう。通常の降車場所をいくつかすっ飛ばして、8時ちょうどに新宿に到着します。と言っても、朝の渋滞に巻き込まれて、時間通りに着かないこともよくありますね。特に、週の始めは東京方面に向かう車が多くて、相当遅れるのを覚悟しておかなくっちゃなりません(汗)。

ま、今もその状況に陥って、仕方なくブログを書き始めたんですけど(笑)、この時間が読めないっていうのが、バス利用の最大のネックでしょうねぇ。到着が遅れるなんてことはめったにありませんが、いざ渋滞にはまると1時間くらい簡単です(汗)。今日は、俗に言う交通集中による自然渋滞のようですが、徐々にでもバスが進んでいるだけ、それ程ストレスにならずに済んでいる方です。

こういうことがあるもんだから、朝イチのこのバスを使うことが多いんですけど、本当なら、もうちょっとまともな時間に家を出たいと思うのが人情ってもんでしょう。今朝は3時45分頃起きて、準備して出てきたんですよ(涙)。乗り場まで車で送ってもらうために、女房にも一緒に起きてもらわなくっちゃだしね(汗)。

でも、早出の一番の理由は、せっかく遠くまで行くんだから、一軒でも多く効率良く営業回りをしたいってところにあります。経費を使って出てくるわけですから、もったいないことはできないですもんね。1日で何軒にご挨拶できるか、ノルマがあるわけじゃありませんが、ノンビリやってるセールスマンなんていないでしょうねぇ。

私の目標は、1日で4軒ってところでしょうかね。お店の開くのが10時として、その時間から夕方の5時くらいまでに4軒っていうのは、それ程楽なペースじゃありません。近場にお店が固まってあるならいざ知らず、いくつか電車を乗り継いで、駅からそれなりの距離を歩いて一軒一軒ってことになると、その辺が限界ですかね(汗)。

で、東京に向かう日にもそのくらい頑張ろうと思うと、やっぱり朝イチに行動を起こさないと無理ってことになるわけですが、もう少し楽をさせてもらえるようになる日は、私に訪れるんでしょうか(汗)。ま、これで1日分のブログも書けたし(笑)、お天気も良さそうですから、今日も張り切っていきますかね!


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囲む会(番外編)

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夏川さんを囲む会の様子については、もう充分に記事にして満足しました(笑)。しかし、この日はそれだけじゃ済まされなかったもんだから、その様子もちょっと書き足しておきましょう。いろんな方との出会いもあって、囲む会が終了してからも、それはそれはロングランで飲み続けた夜だったんです(汗)。

この日、私は厨十兵衛で夏川さんにお会いするのが一番の目的で松本まで行ったわけですが、その他に、もしかしたらこの人にも会えるかもしれないと楽しみにしていた御仁がいたんです。その人の名は『92(クニ)』さん。当然、ネット上でのハンドルネームなんですけど、私のブログにもコメントをいただいてますし、どうやら夏川さんともお知り合いの様子だったので、囲む会にもお見えになるんじゃないかと期待してました。

92さんのブログを拝見していて分かっていたのは、どうやら東京と松本を往復するような生活をされていて、週末には松本のいいお店を何軒もはしごしていて、当然ながら相当な飲み手らしいってことでした。そんな92さんは、やっぱり今回の囲む会にもお見えになって、初めて会ったとは思えないほどに打ち解けてお話しすることができました。そして、やっぱりいくら飲んでも酔わない男だってことも分かりましたね(笑)。

囲む会が終盤に差し掛かった時に、92さんがお店に呼びつけたのが『ありの実』さん。彼女もこのブログにコメントをくれる人で、以前にもご一緒したことはあったんですが、92さんとお知り合いだとは思いませんでした。いろんな人がどこでつながっているか分からない世の中ですが、お酒の取り持つ縁っていうのは不思議なもんですよねぇ(笑)。

更に、この日私は松本に泊まる予定にしてあったので、以前から一緒に飲みたいと言われ続けていた昔からの知り合いノブさんに連絡して、もしかしたら時間が取れるかもしれないと伝えてありました。そして、囲む会が終了したのが夜の8時。それからあれやこれや考える間もなく、どこでどう話がまとまったのか、92さん、ありの実さん、ノブさん、ノブさんのお連れさん、私の5人で二次会に突入と相成りました(汗)。

二次会の会場は松本駅前の『風林火山』さん。このお店でも信濃鶴は非常に可愛がっていただいていて、松本で飲む場合には厨十兵衛さんと並んで、私の中のマストなお店になっています。マスターに無理を言って席を開けていただいて、5人でなだれ込みました。そしたら、何のことはない、92さんとノブさんは旧知の仲で、私が紹介するまでもない飲み友達だったんです(汗)。付け加えるなら、ノブさんのお連れさんは駒ケ根市の看護大学で働いておられる方でした。

人の縁ってすごいものだってことなのか、やっぱり信州の山の中は世界が狭いってことなのか、ここでも結構な量の日本酒を飲んで大騒ぎになりました。続いて三次会は『ノンド』さんっていうフレンチと日本酒を楽しめるお店に行って、ここでもワインなんかじゃなくって日本酒を飲みまくり、結局気が付けば夜中の12時になってました。実に実に12時間も飲み続けるという、私らしからぬ暴飲をしちゃいましたね(汗)。

お世辞抜きに、私は松本っていう街が大好きなんですけど、こんなに知り合いやら懇意な居酒屋さんができちゃうと、もっともっと居心地が良くなっちゃって、何度でも来たくなりそうです。松本って、いい居酒屋といい飲兵衛が揃った街なんですねぇ(笑)。それにしても、あれだけ飲んで、この私がよく寝落ちないでいられたよなぁ・・・。


□□□ 遂にシリーズ終了です □□□
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囲む会(最終回)

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飲んでいる最中に、誠に失礼かとは思ったんですけど、夏川さんにサインをお願いしました。気の置けない仲間との飲み会の時に無粋なことはしたくなかったんですけど、女房と娘に何が何でもとせがまれて、わざわざ忘れたふりをして家に置いてこようとしたのに、「アナタ大事なモノ忘れてるわよ」と目ざとく見つかって、カバンに押し込まれて持ってきてたんですよね(汗)。

きっと、お勤めになっている病院でも、あの先生が夏川走介だってことはある程度バレてていろいろと気を遣われることも多いでしょうから、好きな酒を飲んでる時くらいって思ったんですけど、女房は全巻読んで感動してますし、娘は大好きな嵐のメンバーが主人公として出演している映画の原作者だってことで、両名とも今回の飲み会には多大なる期待を抱いていた模様(笑)。

それでも、お話を聞くと、東京に住んでいるならいざ知らず、信州の田舎にいて、常日頃は全く時間的余裕のない医師の生活をしているってことで、いろんな所に引っ張り出されることが少なくて良かったなんておっしゃってましたね。売れっ子作家になったら、なんやかんやと本業とは違う仕事が入ってくるんでしょう。

とにかく時間のない生活ですから、小説を書くのなんて1日に1時間程度のものなんだそうです。一冊書き上げるのにも、かなりの時間がかかるんだとか。長い時間が割ける時には、神が降りて来たようになって一気にはかどることもあるそうですが(笑)、副業でミリオンセラー作家をやるのは並大抵じゃないでしょうね。

この日一番ギクッとしたのは、夏川さんもちょっとこのブログを読まれることがあるって聞いた時ですかね(汗)。きっと、見たことがあるっていう程度なんだとは思いますが、物書きのプロフェッショナルに読んでいただくにはあまりに稚拙な文章ですから、お恥ずかしいことこの上なくって、恐縮するばかりでした。

でも、お話の中で共感したのは、夏川さんも小説を書くっていうのは本業じゃないんだけど、書くことが好きで、書くことで気持ちの休まる部分があるなんておっしゃっていたことですかね。私の場合にはちょっと本業に関係する部分もありますけど、書くこと自体は全く苦痛じゃありませんし、本業とは違う息抜きの時間っていう意味合いにもうなずけるものがありましたね。

最後に、もし『神様のカルテ4』が出版されるとしたらどういうシナリオになるのか、この日出席していたほろ酔い参加者で考えた内容を、ほんの一部だけ極極極秘にお知らせしましょう・・・どうやら、その巻には手に負えないほど石頭な蔵元杜氏が患者として登場して、何とかお酒を造り続けさせようとする主人公の治療もむなしく、最後には末期の頑固な癌で死んでしまうらしいです・・・ウソウソ(笑笑笑)。

今回の囲む会は、とてもいい経験をさせていただきました。楽しい飲み会にお邪魔させていただいた夏川さんにも、いいチャンスに声をかけてもらった十兵衛のマスターにも心から感謝申し上げます。ご一緒いただいた皆さんにも、今度は松本のどこかでお会いできるのを楽しみにいたしております。本当にありがとうございました!!!


□□□ これにてシリーズ終了? □□□
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囲む会(つづきのつづき)

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ここでちょっとお恥ずかしい内輪話をしておきましょう。私は、この20年以上、まともな文学小説をほとんど読んでませんでした(汗)。各種の啓蒙書や、経営の指南書や、コンピュータ関連のノウハウ本なんていうのは読み漁ってきましたが、まともな文学からは遠く遠く離れていたんですよね。

小学校の頃には学校の図書館にしょっちゅう通ってましたし、若い時分にも毎日単行本1冊っていうくらいのペースで読んでいた時期もあって、小説を読むことは決して嫌いじゃないんですけど、社会に出てからは積極的にその機会は求めてこなかったんです。読書家の女房や娘からは、「あれ読めこれ読め、あれが面白かったこれに感動した」としょっちゅうつつかれてはいたんですけどね(汗)。

で、この『神様のカルテ』シリーズが登場したわけです。2巻と3巻に信濃鶴が出てきたっていうんで、私の周りでも多くの人が読んだようですし、当然私の家にも全巻揃ってはいました。揃ってはいたものの、私としては鶴が登場するシーンの前後を読んだくらいで、全てに目を通してなんていませんでした。もう小説を読み通すことなんてできないんじゃないかと自分で思ってるくらいでしたからね。

で、で、今回、作者の夏川さんに直接お会いするっていう段になって、「こりゃ、読んどかなくっちゃヤバイ!」と焦り始めたわけです(笑)。「いろいろお話していて、本の内容が引き合いにでも出た時に、チンプンカンプンなことを言ってちゃ失礼だろー」と思ったんですよね。だから一生懸命に読んどきましたよ。結局、3巻の真ん中くらいまでしかいけませんでしたけどね(汗)。

夏川さんにも正直に打ち明けておきましたが、「そんなこと気にしないでください」なんて、笑って許してくれました(笑)。でもでも、久しぶりに文学小説を読んで、実に気分のいい日々を過ごせたんですよね。「あぁ、本読むのもいいよなぁ」なんて20年ぶりに思いましたね。自分とは別の人生を、片手間でトレースすることがこれほど簡単にできる手段は他にはないでしょう。

この20年間空白だった私の心の中の本棚に、『神様のカルテ』だけが3冊並んでいて、つまりは、今の私にとって文学っていうのは『神様のカルテ』のことであって、その作者の夏川さんは私にとって唯一の作家であって、その当人と信濃鶴を酌み交わすなんていう、なんとも夢のようなチャンスが得られて、私の文学熱は一気に燃え上がる・・・かもしれません(笑)。

この小説がいかに優れているかはその売り上げが証明しているわけですから、私がここで言うことは何もありませんが、私が読んでいてとてもうれしかったのは、全てが地元の風景の中での話であって、地酒ならぬ地小説的な親近感が感じられたことです。かなり忠実に松本の街の中の様子が描かれてますから、自然体でストーリーに入り込み易かったですね。

また、物語に登場する様々な泣けるエピソードも、実際に夏川さんが現場で向き合っている事象の中から出てきたことだからこそ、あるレベルのリアル感を持って、ほんのりと人の心を打つんだと思います。まぁ、今回の囲む会への参加は、いろんな意味でいい経験をさせてもらえました・・・で、次回最終回かな。


□□□ この写真はもう二次会に行ってますな(笑) □□□
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囲む会(つづき)

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夏川草介さんを囲む会の会場となった『厨十兵衛』さんは、世の中にありそうで滅多にない日本酒しか飲めない居酒屋です。生ビールもあるにはあるようですが、お店の入り口には「日本酒しかないから、他のお酒が飲みたきゃ他所へ行きな」・・・っていう表現ではないものの、日本酒のお店だってことがハッキリと書かれています(笑)。

時として、その貼り紙を見落として入店されるお客さんもおられるようで、席に着いてから日本酒以外のお酒を注文しようとされる場合もあるようですが、ボディビルダーのようなマッチョなマスターに「ウチにゃ日本酒しかありません」とボソッと言われると、それ以上に反論してくるお客さんはいないんだとか(笑)。

あえて顔付写真をアップしておきますが、一升ビンの陰で分かりづらいものの、マスターの腕にいかに筋肉が付いているかがお分かりでしょうか。自らもおっしゃってましたが、入ってきたお客さんにもそれほど愛想よく接するわけでもなくって、初めてのお客さんはちょっとばっかしビビるかもしれません(笑)。でも、本当はすごく気さくで面白いマスターなんですよね。

この日取り揃えられていたお酒のテーマは、『神様のカルテに登場した日本酒』っていう、この小説を読んだことのある読者なら、いやが上にも興味を持たざるを得ないラインナップでした。今日のお酒はこれって感じでカウンターにドーンと並べて、あとは自分で飲みたいのを勝手にどんどんと飲みまくるっていうスタイルでした。マスターのお眼鏡にかなうお酒ばかりで、どれも美味しかったですねぇ。

夏川さんはとても信濃鶴のことを気に入ってくれているみたいで、私としてもとてもうれしかったです。私は十兵衛のマスターから、夏川さんの奥さんが鶴のことをお好きみたいだって聞いてたんですけど、「家で買う信濃鶴の95%は自分で飲みます」なんておっしゃってましたし、この日私が持ち込んだ鶴の純米大吟醸も非常に喜んで飲んでいただきました。

いつ救急患者が搬送されるか分からない、いつ入院患者が急変するか分からないっていう状況の病院に勤務するお医者さんは、私達の想像がつかないようなハードワークのようで、電話1本で大阪から夜通し車で飛んで帰って来たなんてこともあったそうです。この日だって、連絡が入ったらいつでも病院に行かなくっちゃならないっておっしゃってましたしね。

そういう苦しい日々を乗り越えるためにも、夏川さんにとってお酒はいい気付け薬になっているんだそうで、小説の中の主人公もそうですが、飲むことも居酒屋の雰囲気も大好きなご様子でした。「これまで何度も日本酒に苦しいところを救ってもらいました」なんて、医者として口にしていいのかどうか微妙な話も・・・(笑)。

夏川さんのご要望ってことで信濃鶴の杜氏としてお呼ばれしたわけですが、私ばっかり夏川さんとお話ししているわけにもいきませんから、あとは他の参加者の皆さんと楽しく飲ませていただきました。十兵衛さんの美味しい料理と、小説に登場したお酒をたらふく飲んで、結局昼の12時から夜の8時までお店に居座ってたんですけどね(汗)・・・で、まだまだ続きます。


□□□ 定位置は居心地がいい(笑) □□□
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囲む会

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「夏川さんを囲む会をウチでやるんだけど、岳志さんも参加してくれますか?」って、『厨十兵衛(くりやじゅうべえ)』のマスターから電話をいただいたのが、もうひと月も前のことになるでしょうか。大体の候補日を教えてもらって、私とすればその日の予定を何があってもいいように丸ごと空けて、遂に、念願の『神様のカルテ』の作者である夏川草介さんにお会いする機会を得たんです!

十兵衛のマスターとはお酒のイベントなんかで何度も顔を合わせてますし、一度お店にうかがったこともあって、気に留めてくれてたんだと思います。ただし、お店に飲みに行ったとは言え、入った途端にカウンターで寝込んじゃって、ほとんど何も覚えてないっていう体たらくをご披露申し上げただけの顛末だったんですけどね(汗)。

十兵衛は、神様のカルテでは『九兵衛』として登場する居酒屋のモデルとなっているお店ですが、本の中での描写は正に実店舗そのものって感じで、主人公の栗原一止にいろんな日本酒を勧める筋骨逞しいマスターっていうのも、実際のマスターであるIさんをそのまま登場させていると言っても過言じゃないでしょう(笑)。

作者の夏川さんが十兵衛のお客さんだっていうことは当然知ってましたし、あれだけ本の中に頻繁に出てきて、よっぽどお気に入りの居酒屋だってことは推測できましたから、私はマスターにお会いする度に、いつか十兵衛で夏川さんにお会いしてみたいもんだと常々お願いしてたんですよね。

夏川さんの本業(?)はお医者さんです。それも、人手の全く足りていない病院の勤務医っていう、たぶん小説の主人公とほとんど変わらない環境でお仕事をなさっておられるようですから、実際のところはあまり外に飲みに出るなんていう時間はないような生活で、今回の囲む会も本当に貴重な時間を割いての参加っていうことだったみたいですね。

参加メンバーは、私以外ほとんどが昔からの夏川さんのお知り合いの面々っていうことだったようです。小説を書き始める前からの飲み友達っていう方もいて、まさか一緒に飲んでいたお医者さんがこれほど有名な作家になるとは思わなかったって、冗談交じりにおっしゃってましたね。そりゃ、飲み友達がミリオンセラー作家になったら、誰だって仰天するでしょう(笑)。

お会いしての第1印象は・・・シャキシャキと明るい好青年って感じでしたね。関西ご出身で、言葉の端々にそんなイントネーションも見え隠れする、作家というよりはやっぱり医者っていうイメージの方でした(笑)。奢った様子も全くなくって、自分の周りにいたとしたら、とても付き合い易いタイプの人だと思いましたね。

小説の中での主人公は、言葉つきの古めかしいちょっとした変わり者なんだだけど、患者さんからは好かれる仕事熱心な青年医師。これもきっと夏川さん自身が投影されているんでしょう。いや、言葉づかいは全く普通でしたけどね(笑)。お昼から始まったこの会ですが、延々と皆さん飲むこと飲むこと・・・で、続きはまた明日。


□□□ 夏川さんの手がどれだか分からん(汗) □□□
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特純無濾過

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緊急の・・・ってわけでもないんですけど、もう駒ケ根じゃ発売になっちゃってますから、お知らせブログを書いとかなくっちゃならないでしょう。昨年は、ちょっと試験的にっていう感じで商品化してみた無濾過生原酒の特別純米バージョンでしたが、今年は本格的に発売っていう運びになりました。

無濾過生原酒タイプの商品は、商品アイテムが極少数の信濃鶴にあっては、かなり貴重な特殊商品になりますが、純米、特別純米、純米大吟醸しかない商品構成の中で、純米と特別純米には季節限定で無濾過生原酒が発売されるっていうことになりました。純米は年3回、特別純米は年1回の無濾過タイプのリリースになります。

かつて私の個人的な考えの中に、濾過もしないで、かつ生の状態で保存しても品質は保持できないんじゃないかっていう気持ちがあったんですが、この数年、蔵の中でいろいろと実験してみて、温度調整のできるタンクでマイナス貯蔵することで、品質の劣化っていうよりも適度な熟成が進んでいい感じに美味しくなるっていうことが分かってきたんですよね。

醸造試験機関の先生方にもお褒めをいただいた経緯もあって、徐々にタンク貯蔵の無濾過生原酒を商品化する方向になってきました。これまでは、貯蔵っていうことはしないって前提でしたから、搾った直後のお酒を直接ビン詰めすることができる造りの期間中のみの発売だったんですけど、昨年から6月と8月にも出荷するようになったわけです。

これまでは試験的な取り組みだったものが、ちゃんと商品にするってことになると、必要な数量だけは無濾過生原酒の状態でタンクに別取りしておかなくっちゃならなくなります。今年は、事前に酒販店さんから注文をいただくようにして、必要な数量分を特別なタンクに冷蔵貯蔵しておいたわけです。

一番気を使うのは、生の状態のお酒ですから、ビン詰め、レッテル貼り、荷作り、出荷までをいかに即行で仕上げて、クール宅急便に流しちゃうかっていう点ですね。ビン詰めした翌日にはほぼ全ての出荷を終えちゃいたいんですけど、それなりの数になりますから、社員総出で作業に追われることになります。私も1日中ビンと格闘してました(汗)。

作業を短時間で効率よく終わらせる目的もあって、6月の特別純米、8月の純米の無濾過生原酒は一升ビンのみの発売になります。4合ビンも欲しいっていうお声も頂くんですけど、とりあえず長生社の対応能力の範囲内でやっておかないと、結局はお客様にご迷惑をおかけすることになっちゃいますからね(笑)。

今回は全てが大体予定通りに完了しました。ホッと一息ってところですが、苦労して出荷した信濃鶴がいろんな方に飲んでいただけて、楽しいひと時のためのお役に立つのかと思うと、とても充実した気分になります。いつも鶴を置いていただいているお店には大体舞い降りてますから、もし見かけたら、買うかどうかとりあえず悩んで下さいね(笑)。


□□□ まだ1位? □□□
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ランキング

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ようやく、落ち着きを取り戻しつつある岳志の日常ですが、外に出かけなくていい日は社内が忙しいっていう状況もあって、相変わらずのドタバタ生活です(汗)。しっかりと書きたい記事もあるんですけど、こういう時には気もそぞろで集中できませんから、今日はとても書き易い内容のブログにしてみます。

どういうことかっていうと、ブログランキングで1位が続いているっていう陳腐な話題なんですけどね(笑)。なぜだか分かりませんが、ここのところトップに居座ってますね。一瞬だけかと思ってたんですけど、常に私の上にいるはずの飲み助さんブログが、ちょっと元気がないのが原因でしょう。

皆さんのおかげで、ブログランキングにエントリーしてからずっと『お酒・ドリンク』カテゴリーで上位に入れてもらってます。常に安定した得点をいただけていて、それ程浮き沈みも激しくありません。まずは、この場をお借りして、読者の皆さんには心よりの御礼を申し上げます!!!

1位って聞くと、とてつもなく応援クリックをいただいているように思われるかもしれませんが、私の得点は1日に平均すれば20~30人くらいの方にクリックしていただいているくらいの計算ですから、拙ブログの100倍以上もの得点を稼ぎだしているブログとは、売れ筋週刊誌と学校の文集ほどの違いがあります・・・って、訳の分からん例えだこと(笑)。

ブログランキングにエントリーしてからもう6年以上は経過したと思うんですけど、これまでにもいろんな変遷があって楽しかったですね。上位に食い込むブログもいろいろと入れ替わってきましたし、拙ブログにコメントをいただく読者の皆さんも少しずつ変化がありました。ずーっとコメントくださる人が多いのも、このブログの特徴ですけどね(笑)。

一時期は、本当に不動の1位を独占していたこともあったんですけど、やっぱりずーっとトップってことは難しくて、その後は2位から4位くらいまでを行ったり来たりして、たまーに1位になることがあるって感じで過ごしてきました。順位に固執するつもりはありませんが、自分の努力って言うよりも、読者の皆さんの応援の指標としてとらえてきたんですよね。

そんなブログランキングでしたが、あまり気にしないでいると1位が続いたりするんですかねぇ(汗)。ま、すぐに飲み助さんブログが本領を発揮するはずですから、私の三日天下も崩壊の日は近いでしょうし、1位になったって喜んで記事にすると、すぐに引きずり降ろされるっていうことの繰り返しでしたから、明日あたりがたぶんその日になるんでしょう(笑)。

あと、今日の写真は記事には全く関係ないんですけど、ありの実さんが先日なぜだか泊まることになった某ホテルのエグゼクティブルームが見たいっておっしゃるので、一応ご披露申し上げておきますね。部屋の間接照明が写り込んじゃってあまり高級そうに見えないかもしれませんが、本当にいい部屋だったんだって!


□□□ とにかく感謝感謝です! □□□
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笠取峠

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社外に出ることが多いと、ブログを書く時間っていうのは当然取りにくくなるってことは、読者のみなさんも私のボヤキ記事をお読みになってよくお分かりのことと思います(笑)。どんなにテンパってもキーボードを打つ習慣はつきましたが、やっぱり足りないものは足りないってことに変わりはなく・・・(汗)。

営業に出ても、高速バスで東京まで行って、都内は電車で回るっていうパターンの時には案外時間は作れるんです。つまり、乗り物に乗っている間は全て自由に使えるわけで、時間を効率的に使うっていう意味では理想的なヒマつぶしと言えるかもしれません(笑)。その間ずっと文章を打ち込むなんてことは、とてもできませんけどね。

ところが、営業は営業でも、県内営業ってことになると話は違ってきます。県内の場合には移動は全て自家用車ってことになりますから、移動時間は自分で車を運転しているわけです。っていうことは、移動時間を有効利用してブログの記事を書くなんていう芸当は当然できなくなって、そうなると非常に苦しい状況に陥ります(涙)。

実は、この数日間がそうでした。ひどいことには、前日に佐久から帰って来たのに、翌日にまた小諸まで行かなくっちゃならないスケジューリングだったんですよね。県外の方にはお分かりにならないかもしれませんが、佐久と小諸とは隣同士ですし、駒ケ根からは最も行きにくいエリアにある市ときたもんだ(汗)。

高速道路だけ使って行くこともできるんですけど、それはかなり遠回りなルートになっちゃうんですよね。時間的にはもしかしたらそれほど短縮にはならないのかもしれないんだけど、高速道路が3角形の2辺を進むような所を、下道を使ってショートカットする峠越えをするのが一般的な選択肢になります。

それを2日で2往復ってなことになると、運転がそれほど好きってわけじゃない私なんかは少しゲンナリしちゃうわけです(汗)。前後に車がずっといないような状況で走れれば気持もいいんですけど、ちょっと遅めの車が並んでいて追い越しもかけられないなんていうことになると、時間が倍くらいかかってんじゃないかと思われるほどストレスになったりもしますしね。

そんな峠越えのルートですが、走っている最中に時として私の気持ちが癒されるのは、その街道は昔の『中山道』であって、その名残みたいなものが感じられて、かつてこの道を歩いて旅をした先人のことが思い起こされるような時ですね。そのひとつが『笠取峠(かさとりとうげ)』って言うんですけど、なんともらしい名前じゃないですか。

この峠には往時を思わせる松並木が残されていて、いつも車を止めてみようっていう気にさせられます。今回も、最初はウキウキしながらその界隈を走りましたが、この2日間で3回も通れば、いくら歴史的史跡でも目がいかなくなりますね(汗)。先人達も、自分の子孫がそんな風に自らが踏み固めた轍を軽視するようになるとは思わなかったでしょうけどねぇ・・・。


□□□ だからまともなブログが書けないっていう言い訳です(笑) □□□
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エグゼクティブフロアー

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ここのところ出歩くことが多くて、落ち着いて記事を書いていられないもんだから、今日はちょっとした小話でお茶を濁しておきましょう。そんな時はもうちょっと手を抜いて書きゃいいじゃんと思われるかもしれませんが、私だってそう思ってんですけど、勝手に手が動くんだから仕方ありません(笑)。

先日、松本に泊まらなくっちゃならない状況になったんです。松本っていうと、駒ケ根まで車で1時間ですし、少し時間はかかるものの電車を使っても帰れますから、めったに宿泊する機会はないんですよね。ま、その辺の経緯は追々お話しするとして、とにかくホテルを予約しようと探してみたんですけど、なかったんだな、これが(汗)。

どうやら、その日の前後は松本市内でいろんな大会やらイベントやらがあったみたいですし、聞いたところによると、あの小澤征爾さんで有名な『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』の前売り券の発売日の前日だっていうような要因もあったようですが、とにかく街中のホテルはどこも満室状態で予約できなかったんです。

ところが、最後にダメモトで、松本の高級ホテルである『ホテルB』さんのホームページを見てみたら、素泊まりの一番安いプランに空きがあったんです。「ラッキー!」と思って、その6800円の部屋を押さえておきました。駐車場も、24時間で1050円ってことだったので、まぁ私の泊まれる許容範囲ではありました(笑)。

その夜、またこれも記事にしますが、某所でたらふく飲んだ揚句、夜の8時過ぎにチェックインしようとホテルに行くと、フロントで「本日は、○○○で×××の変更がございまして、ダブル□□□のエグゼクティブ△△△にご案内させていただきます」とのこと・・・酔っていたので、何を言ってたんだかよく分かんなかったんですけどね(笑)。

値段さえ変わんなきゃ問題はないですし、ちょっとグレードのいい部屋に変えてもらえたようだったのでウキウキと部屋に向かうと、エレベータの中での表示はその階だけ『エグゼクティブフロアー』って書いてあって、エレベーターを降りたところにはその階に宿泊する人だけがカードキーで通れる特別なドアまであったんです(汗)。

フロアの廊下はご覧の通り高級感あふれる感じ。部屋を探しながら歩いていくと、ある部屋から身なりのいいカップルが出てきましたが、エグゼクティブな密会かもしれないと、目を合わせないようにうつむいて通り過ぎておきました(笑)。当然、室内も広くてシックな感じの、これまで私が泊まったことのないエグゼクティブな部屋でした。

もったいないことに、その後もまたホテルを出て松本の夜を満喫していたもんだから、結局寝るためだけに帰ったような形になっちゃいましたが、きっと私がこういう部屋に泊まってもふさわしい人間に違いないとフロントの係が判断して私をこの階にまわしたんだろうと、さすがに高級ホテルの従業員は目が肥えていると納得したような次第(笑)。


□□□ こんな写真撮ってるようじゃエグゼクティブじゃねーし(笑) □□□
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青息吐息



全くもって忙しい日っていうのはあるもんです。何気なく時間を過ごしちゃうような日もあるのに、何だか次から次へと仕事に追いまくられて、終業時間になってもあと半日分の仕事が残っているような気になる日もあって、今日がちょうどそんな一日だったって感じ(汗)。明日からまた外へ出なくっちゃならなくて、忙しくなるのは分かってましたが・・・。

1日のスタートには、大抵は「今日はこの仕事をここまでやろう」なんていう心づもりは誰にでもあると思います。蔵に入っている時にはそんなスケジューリングは全くできなくて、毎日同じ仕事を同じようにコツコツこなしていくだけになりますが、そうでなければ、やるべき仕事にプライオリティをつけて順番に片付けていくことになります。

「今日は忙しそうだぞ」なんて予想される日って、つまりは事前に想定された仕事だけでその日の持ち時間が終わりそうな日であって、私のようなボンクラはそこから更に想定外の仕事が飛び込んできた時の対応は何も頭にないわけです(汗)。で、そういう状況に陥ると、すべての歯車がかみ合わなくなって「ここはどこ?私は誰?」ってことに(笑)。

ま、同じ商売を20年以上もやってんですから、それほどお恥ずかしい結果にはならないにしても、あの余裕のない造りの時期の方がまだ楽だと思えるような日って、ある程度仕事が詰まっている状況に加えて追加的な仕事が入って、かつ、その仕事をその日のうちに仕上げなくっちゃならないっていうようなシチュエーションに追い込まれた場合ってことになりますかね。

それがまた、今日のように出張の前日だなんていうことになると、落ち着かないことこの上ないってことになって、ひとつの仕事に別の仕事が割り込んできて、それが終わらないうちに次が入って・・・そんなことを繰り返しているうちに、どれひとつとしてまともに完結してないことに気が付くっていう憂き目を見ることになっちまいました。こういう時って、電話一本かけるのも手間な気がしちゃうんですよね(涙)。

ま、それでも、なんとか今日の鍋には入りましたから、いろいろな危険を考えて、この記事もスマホで書いときましたけど、そんな心配しなくても良かったかな(笑)。明日からの出張もなんとかなりそうです・・・って、ここまで書いといて気が付きましたけど・・・まだ、肝心の出張の準備ができてねーじゃん(汗汗汗)。


□□□ なんで松本城の写真? □□□
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メール連絡

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例えば、「もうそろそろ無濾過生原酒をビン詰めしますから、近日中に発送になります」っていうような内容を取引先の酒販店さんにお伝えしようとした時、その手段とすると、電話する、FAXを流す、はがきを送るとかの方法が考えられると思うんですけど、何十軒もお店があったりしたら、こりゃ結構な仕事になります。

時には実際にお互いの声を聞きながらお願いすることも必要でしょうし、込み入った内容になればしっかりとした文章にしてハッキリとお伝えするべきですよね。でも、本当に単純な連絡事項のみのような場合には、もうちょっと簡単で手軽な方法が、このご時世だからあるはずだって考えるのは至極当然のことでしょう。

そうですそうです、その程度の業務連絡であればメールを使わない手はないじゃないかっていう考えは昔から私の頭の中にもあったんですが、なかなか実行に移せませんでした。いざやろうとすると、それはそれでクリアしなきゃ問題もあって、利用可能な環境にたどり着くまでが大変なんですよね(汗)。

つまり、一斉にメールを送るなんていうことは本当に簡単にできることではあるんだけど、そのためのパソコン環境を整備したり、1軒1軒にメールアドレスを聞いて回るっていう作業がひと苦労だってことです。その辺をウジウジと考えてこの数年足踏み状態だったんですけど、ようやくトライしてみようっていう話が社内でまとまりました。

ま、実際には、事務に女房が入ってくれたもんだから、ようやく事務所でパソコンを使える人間がひとりできて、私一人で管理をしなくても誰かに任せられる状況になったっていうことなんですけどね。当然これまでもパソコンは会社で使ってはいましたが、ネットだメールだなんていう話を理解できる人間はいなかったもんねぇ(笑)。

それに、今やメールのアカウントも、グーグルとかヤフーのサービスを使えば無料でいくらでももらえるようになっていますから、経費負担についてもほとんど考える必要がないんですよね。なんでここまでのことがタダでできるのか不思議に思うことがかつてはありましたが、それも今ではアタリマエと化しているのがスゲーところです(汗)。

ってことで、グーグルのGメールで会社用のアカウントを作って、酒販店さんからメールアドレスも教えてもらって、それを苦労して打ち込んで、最近ようやく運用の運びになりました。ここまではチト苦労しましたが、いざメールを送る段になれば何と簡単なことか!それほど使い倒す予定じゃありませんけど、こりゃ本当に使わない手はないって感じですね(笑)。

それでも、全てをメールだけで済ましちゃったらとても顔の見えるお付き合いとは言えないでしょうし、使うのは極々簡単な連絡だけにして、多少手間はかかってもご注文をいただく電話越しに近況をご報告することはこれからも続けたいですね。でも、メールを送った後で、そのメールが届いたかどうか電話してんだから、実は大マヌケだったりするんですけどね(笑笑笑)。


□□□ 毎日このブログを送ったりして(笑) □□□
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準備

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最近蔵の中では、時間がある時にちょっと面白い仕事がされるようになってきました。みんなで椅子に座ってテーブルの周りでやってる、なんて言うか内職みたいな感じの仕事なんですけどね(笑)。上写真がその様子なんですけど、信濃鶴と書いてあるビニール袋をなんかしてますけど、さてこれは一体どんな作業なんでしょう?

もうちょっとよく見るとお分かりのように、この袋は『酒粕』を入れるための袋ですが、実際に今酒粕を詰めているわけでもなさそうですし、何やら1枚ずつ手にとってやっています。その仕事がされたものが、今度は段ボール箱の中に溜め込まれていきます。もう何をやっているかお分かりですかね。

これは、粕詰めのための準備作業なんです。元のままの状態のビニール袋だと酒粕が詰めにくいもんだから、袋の口を幾重か少し折り曲げて袋の深さを浅目にしておくことによって、粕詰め作業が楽になるわけです。他のお蔵さんではどうなさっているのか分かりませんが、長生社では昔からこんな準備を事前にやっておくんですけどね。

粕詰め作業が始まると、みんなで一斉に袋に詰めて、それを6個ずつ箱に入れるっていう流れ作業になって、その場で袋を折っているわけにゃーいきません。事前にできるだけ折り曲げて準備しておこうって算段なわけですが、それほどパッパパッパと折れるわけでもないので、ある程度前から造り溜めておくことになるんです。

昔は、って言っても今から数年前の話ですが、ひと袋が1貫目(=3.75kg)っていう単位で長いこと商品にしてきました。しかし、現代において尺貫法でモノを言っても誰も分かっちゃくれませんから、今ではひと袋にちょうど3kgっていう内容量になってます(笑)。スーパーさんなんかで売るにもその方がいいみたいですね。

酒粕を売り切ることができるのは、奈良漬けを漬ける習慣のある奈良県と長野県だけだなんて話も聞いたことがありますが、今では信州でもご家庭で漬物を手作りするってことが少なくなってきて、瓜の出来が悪い年には酒粕がダブつくことがあるようです。今年の天候はイマイチ安定してないような気がしますから、夏がどうなるのか今から心配ではあります。

それでも、鶴の粕は毎年いい評判を頂戴しますから、余すことなく皆さんの胃袋に収めちゃっていただきたいですね(笑)。日本酒って、お酒を搾り終わった粕の方までも有効利用できるんだから、なんとエコな食品なんでしょうか。私達も、自分のやった仕事に無駄がないってことを、本当にうれしく思ってるんですよね。

今から準備を整えて、今月の末頃には地元で酒粕の販売を開始する予定です。基本的には街の酒販店さんに置いていただくことになりますが、県内ではツルヤさんっていうスーパーでも取り扱っていただいてます。その店頭に並ぶ日もそうは遠くないと思いますから、もし目についたら「オーオー、これこれ」って思って下さいね(笑)。


□□□ やっぱり定位置に戻りそうです □□□
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お土産

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このところ日々忙しくあちこちに出掛けて行ってる割に、ふとブログネタに窮した岳志です(汗)。ケツを叩かれながら現在進行中の仕事もあるんですけど、そういうことに関しては、テンパっている現段階ではなかなか記事にはしづらいですし、後で結末が変わるようなことになってもいけませんから書けない場合が多いんですよね。

そんな時には目先を変えることがいい骨休め(?)になりますから、ふと目についた写真から記事を捏造するのが私の常とう手段です。もうひとつ、目の前にある物なんでもいいからその物自体を強引に記事にするっていうテクニック(?)もありますが、今日はそういう物が目につかなかったっていうわけです(笑)。

これはかなり前の写真になっちゃうんですけど、広島風お好み焼きを我が家で作った時のもの。当然、全国新酒鑑評会の公開研究会に広島へ行った時のお土産ですが、以前ここにも書いたように、今回の広島行きはえっれーハードな出張でしたから、お土産を選んでいる余裕もなくってバスターミナルで慌てて買ったようなものだったんです。

広島のお土産物売り場にはどこにももみじ饅頭とお好み焼きが売ってますが、このお好み焼きっていうのにはいろんな種類があって、半分出来上がったものをレンジで温めるだけのタイプから、必要な材料が全て入っているんだけど、作り方自体はちゃんと本格的にやらなくっちゃならないものまであるんですよね。

本当は、私としては前者を選んで手に取ったつもりだったんですけど、実際に家に帰ってパッケージを開けてみると、ちゃんと自分で作らなくっちゃならないヤツで、女房にも「うわっ、これ面倒臭そうー」という暖かいお言葉を賜り、泣く泣くお好み焼き作りに手を出さざるを得なくなったような次第(汗)。

説明書通りにやってみたんですが、確かに面倒臭いことこの上ないと言うか、細かい材料まで全て整えてくれてあるからできるようなものの、作る手順も結構複雑で、ひとりじゃ制限時間内に完成しないんじゃないかくらいに思われましたね。実際には、家族3人総出で、1枚ずつ作りながら1枚ずつ食べていくっていう作業を3回繰り返したって感じ(笑)。

確かによくよく思い返してみると、広島のお好み焼き屋さんでも、注文を受けてからの店員さんの動きを見ていると、生地を焼き始める人、麺をゆで始める人、キャベツの準備をする人、いろんな人が同時に動いてたなぁって気が付いたんですよね。1枚それなりのお値段がする広島で食べるお好み焼きですが、人手をかなり使わなくっちゃならないってことなんでしょうね。

家族でワイワイやりながら作るお好み焼きはすこぶる美味しくて、女房も娘もかなり満足した様子でした。たまにはこんなお土産もいいかななんて思いながらも、食べるんだったらやっぱり手濡らさずでいただきたいもんだと、来年はどのお好み焼き屋さんに行こうか今から考えあぐねている岳志でした(笑)。


□□□ また1位? □□□
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レッテル

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先日『黒龍』さんの作業場で撮らせていただいた面白い写真が残ってましたから、ちょっとご紹介っていうか、「やっぱり、大きなお蔵さんでもそんなことやってんだー」的な発見をレポートしておきましょう。私達だって滅多に見られないような場面に遭遇して、ちょっとビックリしたんですよ。

「蔵の中の撮影はご遠慮ください」っていうことだったので、醸造設備なんかは写真に収めることはできなかったんですけど、製品の梱包をやっている作業場では皆さんパチパチやってましたから、私も1枚だけ撮らせていただきました。これは知る人ぞ知る、黒龍さんのフラッグシップ商品のうちのひとつである『石田屋』のレッテルです。

ちょっと具体的な価格は分からないんですけど、私達が気軽に手を出せるような値段じゃないことは確かです(笑)。大吟醸酒の最高峰で、とても高価でも更にプレミアがつくくらいの人気商品っていうかレア商品だと思います。私もかつて一度だけ口にしたことがありましたが、あまりに昔のことで記憶が定かではありません(汗)。

私達がビックリしたのは、こういうレッテルは黒龍さんですら手造り、手貼りだっていうことです。この日作業場で何をなさっていたかっていうと、この石田屋のレッテルを造っていたっていうことになるんですけど、このレッテルに押してある朱色の判子は全て手で押していて、この写真はそれを乾かしているの図なわけです。

このブログで、信濃鶴も無濾過生原酒の肩貼りレッテルを私が手作りして、社員総出で手で貼っていることを記事にしたりしますが、そんなことは鶴みたいな弱小メーカーのやっていることだと思いきや、黒龍さんでも全く同じことやってらっしゃるんですよね。ちょっと安心したようなビックリしたような気分で拝見させていただきました(笑)。

この手の高級レッテルは、分厚い和紙でできていて、縁がカッターで裁断したようにはなってなくて、何て言えばいいのか手でちぎったように毛羽立ってたりするんですよね。そういう形状のものは機械じゃ上手く貼れませんし、より高級感を出すための印も、実際に手で押さないとウソモノっぽくなっちゃうってことなんでしょうね。

そういう手作業があるってことにも驚きましたが、この整然と並べられたレッテルにも感心しちゃいましたね。もし私がやったら、判子の部分だけはちゃんと表面に出るようにするにしても、きっともっと雑然と並べちゃうと思います(汗)。黒龍さんが一本一本のお酒をいかに丁寧に作っているかがよく分かりますよね。ちなみに、隅の部分が少し乱れているのは、私達が手で触ったからです(笑)。

この商品がどのくらい出荷されているのか分かりませんが、いずれにしても天下の大メーカーさんでもこういう手作業があるっていうことなんですね。最終的には、どんな仕事も手でやるのが確実なのかもしれません。私達も、面倒臭がらずに無濾過生原酒のレッテルくらいは一生懸命に手で貼ろうと思ったような次第(笑)。


□□□ ついに2位転落 □□□
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健康診断

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毎年5月は長生社の健康診断月間になっています。社会保険を使っての健診ですが、これまでの流れで、いつもこんな時期に受診するように連絡がきます。私的には、蔵が明けてしばらく経って、疲れた体がひと落ち着きした頃になるので、そのメンテナンス的な意味合いもあって、いいタイミングだと思ってるんですけどね。

駒ケ根市にある昭和伊南総合病院には健診専用のセンターがあって、俗に言うドックっていうヤツを専門にやってくれます。設備も整っているので、とても快適に診てもらうことができて、いつでもお客さん(?)で一杯ですね。いろいろなタイプがあるみたいですが、会社で受けるのは半日ドックっていうことになるのかな。

ある同じ日に社員全員が検査を受けるってことになると会社が大変ですから、指定された日に1人か2人ずつ診てもらうってパターンです。受付が遅れると、いろんな検査の待ち時間が長くなって大変ですから、私は受け付け開始の30分以上前に行くんですけど、それでも先客が何人もいて、今回私は6番目と、チト後塵を拝してしまいました(汗)。

私が健康診断を積極的に受ける最大の目的は、「あんさん健康やさかい、なに食べはってもええし、どんだけ飲んでも大丈夫だっせ!」っていうお墨付きを得ることです(笑)。どこかの項目に引っかかったりすると、日常生活でどこを気を付けろとか、なにを食べちゃいけないとか面倒臭い話になってきますが、そういう制約無しで生活してもいいっていう免罪符が欲しいわけです。

まぁ、要注意項目が発見されれば、当然その点については節制した生活を送ることになるんでしょうけど、もしそうなったとしても何に気を付けてお酒を飲めばいいのかっていうその1点に問題が集約されると言っていいでしょう。お酒が飲めないんじゃお話になりませんから、どう飲めばいいのかっていうことが重要です。「飲んだらあきまへん」っていう状況は、基本的には考慮してません(笑)。

今回も例年同様に検査は進行していったんですが、これまでとなんか違うと思ったのは、胃カメラを飲む時の麻酔の強さでしたね。ここの健診センターでは、胃カメラ検査の時にちょっとした麻酔を注射して、知らないうちに検査が終わっているっていう夢のようなやり方をしてくれて、この検査に皆さんが持っているような苦手意識を全く感じないで済むんです。

麻酔と言っても数分間だけ気を失ってりゃいいんですからそんなに強いものじゃないとは思いますが、今年はよく効いたんだな、これが(汗)。いつもだったら、胃カメラを抜く頃には意識が戻ってたんですけど、今回は看護士さんに抱えられる様にして検査室から出て、外のソファでもしばらくウツラウツラしてましたからねぇ。途中で起きたら騒ぎだしそうなヤツは、強いのを打つのかもしれません(笑)。

結果は良好良好!これと言って悪い所もなく、これからも安心して好きなだけお酒が飲める身体だっていうことが証明されました。塩分の強いつまみを食べても、脂っぽい肉を食べても、どんなに夜更かししてもOKです。健診の直後に行った福井の研修旅行では、チト暴飲暴食気味でしたが、とにかくあと1年間は何をやっても大丈夫ってことだぁね(笑笑笑)。


□□□ 写真は福井の魚市場のスペシャル海鮮丼 □□□
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早瀬浦

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昨日の『黒龍』さんに続いて、今日は先日お邪魔した福井県の『早瀬浦』さんのお蔵の様子をレポートしましょう。正確性を欠いちゃいけないので書いておきますが、黒龍さんの会社名は『黒龍酒造株式会社』、早瀬浦さんは『三宅彦右衛門酒造有限会社』っていう由緒のあるお名前で、ご当主は代々三宅彦右衛門を襲名されるようですね。

早瀬浦さんは信濃鶴が県外出荷を始めた7年くらい前には、既に地酒専門店には並んでいるような、知る人ぞ知る銘柄になっておられたと思います。日本酒関係の専門雑誌にもよく登場していて、私もそのお名前だけはよく目にしていました。つまりは、小規模地酒メーカーとしての成功事例として、私の頭の中にインプットされているくらいのお蔵さんなわけです。

こういうお蔵さんを見学させていただく時には、どういう風にお酒を造っているのかっていう点と、どんなふうに売り上げを伸ばしてきたのかっていう2つのポイントに、同じくらいの規模の蔵としては興味が湧くわけです。小さいながらもサクセスストーリーをお持ちなわけですから、同業者としてでなくても聞いてみたい話じゃないですかね。

実際の蔵の規模とすると、長生社とそれほど変わらない製造数量だと思います。お話を聞いたところによると、長生社よりも仕込み本数は多いんだけど、一仕込みの量が小さいそうなので大体同じくらいになる計算です。各設備のサイズの制限もありますが、1本1本丁寧に仕込んでおられるご様子でしたね。

仕込みが小さいからこそ可能な手の掛け方っていうものがあって、その辺を上手くやりくりなさっておられるように感じました。少しずつ蔵も大きくしておられるようでしたが、全てはいい仕込みになるような方向での設備投資でしたし、やっぱり蔵の中もきれいに片付けられていて、いいお酒を醸せる雰囲気がしっかりとありましたね。

息子である専務さんが帰って来られたのが15年前。その時に、昔からあった銘柄を全て廃止して、新銘柄の早瀬浦を立ち上げたんだそうです。初年度は8本の仕込みだったんだとか。それが、有力小売店さんに認められたってこともあって、グングンと販売量が増えて、今では40本の仕込みにまでなっているんだそうです。15年で5倍にもなってんだからスゲーですよねぇ。

そのお味はっていうと、お蔵のある早瀬浦の自然をしっかりと表現した、こだわりのコクを感じさせる、味のしっかりとしたお酒でしたね。海沿いの水を使っているためなのか、なんとなく磯の雰囲気が漂うようないいお酒でした。吟醸系のお酒も、ちゃんとツボを押さえた、造りの技術の高さをうかがわせる逸品でしたね。

実は、社長さんと専務さんには、広島の全国新酒鑑評会の利き酒会場でお会いしていて、ご挨拶は済んでいたんですが、15年で目覚ましく成長なさっている早瀬浦さんと、23年かけても鳴かず飛ばすの信濃鶴ですから、情けない思いながらもこの日はしっかりとそのエッセンスを吸収させてもらいました。やっぱ一番の違いは、専務の出来ってことでしょうなぁ(涙)。


□□□ そろそろ定位置に戻るんじゃね? □□□
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黒龍

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先日、長野県酒造組合の青年部会である『若葉会』の研修旅行に行ってきました。この研修の一番の目的は、私たちのお手本になるような全国のお蔵さんを見学させていただいて、自分たちの酒蔵経営の参考にしていこうっていうことです。今年は、福井県の『黒龍』さんと『早瀬浦』さんの蔵を拝見することができました。

まずは黒龍さんですが、この銘柄はお酒に興味のない方でもその名前を聞いたことがあるってくらい有名ですよね。私がこの業界に入った頃には既に名をはせておられましたし、今でもそのブランド力は衰えるところを知りませんから、長期にわたって成長を続ける日本酒業界の超優良企業と言っていいでしょう。

初めて黒龍っていうお酒を飲んだのは、もう20年以上(?)も前になるでしょうか。地元のお酒好きの先輩が、どこからか買い込んできて飲ませてくれたんじゃなかったっけな。とても香りが高くて、本当にスッキリとした酒質のお酒にビックリとしたのを覚えてます。その方向性は今でも変わっていないんじゃないですかね。

かつての吟醸酒ブームの時には、一升で万単位もするようなお酒も売れて、そんな時代から幻的な銘柄になっている私にとっても憧れのお蔵のうちのひとつですが、普及品である本醸造から極レアものの大吟醸まで、どれを飲んでも「これぞ黒龍!」っていう共通した1本の線があるっていうところが、私が最も尊敬している点ですね。

さて、お蔵を拝見しての第一印象は、とにかく隅々まで清掃されていて米粒ひとつ落ちていない蔵のきれいさでしたね。優れたお酒を造り出している蔵っていうのはどこも清潔にされていますが、これほどまでにきれいな工場も珍しいんじゃないですかね。設備が新しいっていう面もありますが、こりゃいい酒ができるに違いないと、ひと周り見せていただいただけで理解できましたよ。

一緒に回っていただいた若い杜氏さんにもいろいろ教えていただきましたが、徹底的なこだわりと、そのこだわりを形にするための設備が整ったうらやましい環境でしたね。造りの細部では、こちらが驚くほどの作業内容もあって、黒龍の味の秘密にもほんの少し触れることができました。

造り蔵から少し離れたビン詰め工場にも行って最新の製品管理も見学させていただきましたが、小さな蔵では真似できないことばかりで、まるで別の食品産業のラインを見せてもらっているような気分ですらありました(汗)。全国や海外にまで一定した品質の製品をお届けするっていうことは、私たちには分からない大変さがあるんでしょうね。

製造数量でいったら、悠に長生社の10倍以上はお造りになっておられると思いますが、それも長い年月をかけて少しずつ増やしていったっていう社長さんのお話でした。市場で認められて時代の先頭を走るようになるまでには、やっぱり一朝一夕にはいかないってことなんでしょう。長生社もまだまだ頑張らなくっちゃなりませんなぁ(笑)。


□□□ いつまで1位が続くんでしょう? □□□
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入力デバイス(つづき)



昨日は余計なこと書いてるうちに終わっちゃいましたが、これからが本題です(笑)。携帯をスマホに変えてから約半年間、外出時にはスマホでブログを書くようになったんですけど、ソフト的にはいろいろ種類もあるし使い勝手も悪くなくて、それなりに満足はしていました。日本語入力に関しても、ATOKとかを購入して使い込んでたんです。

今のスマホは、能力的には十分であって、その点に関して文句はなかったんですが・・・がしかし、以前にここにも書いたように、やっぱしでっかいんですよね、これが(汗)。どんなに集中して書けたとしても、30分くらいはかかりますから、この程度の重さの物でもそれなりの腕への負担になりますし、この大きさの板を持ち続けるってことも、案外大変なんですよね。

それに、いろいろやってみて気が付いたのは、いくら画面がデカくても指が届く範囲には限界がありますから、両手で入力するのでなければ画面の幅がこんなにない方が入力はやり易いってことでした。電車の中で立っていても片手で入力ができるっていうのがスマホのいいところですから、とにかく片手の親指で入力するベストな状況を作らなくっちゃなりません。

で、結局行き着いたのが、かつて使ったiPod―touchの再投入でした(汗)。私の愛して止まないiPod―touchですが、スマホの登場以来、私の朝の目覚まし時計代わりになり果ててたんです(笑)。それを、文章の入力のためだけに持ち出そうと思い立ったんですよね。で、やってみると実に調子が良くって肩凝りも半減って感じなんです。

画面の面積は半分程度ですが、薄さも重さも半分くらいの代物なので、持っていても疲れないし、片手への収まりもいいんですよね。肝心の日本語入力についてもスマホと同じATOKが使えますし、画面タッチのフィーリングはiPod―touchの方が良かったりしてね。iPhoneよりは遙かに薄くて軽いですから、カバンの中に入れておいても邪魔になりません。

「こりゃいいや!」なんて喜んだものの、よーくよーく思い返してみると、スマホを買う時には、「これで、iPod―touchと携帯の2台持ちから解放される!」なんて言ってたんだいねぇ・・・そうやって女房を説得したような記憶もありますから、今更逆戻りしたら何だか本末転倒のような気が(汗汗汗)・・・ま、いっか(笑)。

それほどiPod―touchは素晴らしい機械だっていうことでご理解いただきましょう。文章の入力だけ別の機械でやることで、スマホのバッテリーもかなり節電できますし、たぶんしばらくはこの構成で外出することになると思います。昨日のニュースで、円安のおかげでアップル製品が値上げだなんて言ってましたから、このiPod―touchをまだまだ愛し続けなくっちゃ!


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入力デバイス



さてさて、またまた駒ヶ根を離れて遠くに来ちゃってる岳志ですが、バスの後部座席を横に並べてサロン化されてる中にいるもんだから、周りがうるさくて思うように筆が進みません(笑)。今回は、長野県酒造組合の青年部会である『若葉会』の研修旅行ってことで福井までお邪魔してます。ですから、あまり神経を使うってことはなくって気楽なんですけどね。

研修先についてのレポートはまた後日書くことにして、今日は最近の私の旅先での記事の書き方についてご紹介してみましょう。って、まぁ、やってるこたぁこれまでとそんなに変わんないんですけど、ちょっと応用を利かせたらとってもやりくりが楽になったもんだから、うれしくなって記事にするような次第です(笑)。

スマホの出現によって、外出先でのネット接続に関しては劇的に利便性が向上しました。読者の皆さんの中にもその恩恵を享受されておられる方も多いでしょう。iPhoneやアンドロイドといったハードの進歩もめざましいですし、ソフトの面でも今後ますます便利なサービスが開発されてくることは間違いなくって、私も大いに期待してるところです。

私がスマホに切り替えたのが昨年のこと。一番の要因は、電気店で熱心に勧めてくれたお姉さんがとてもきれいだった・・・んじゃなくって(笑)、私の使い方をした時の通信費がどえりゃー安くなるっていうことに気が付いたからでした。ある程度自由にネット接続をしようとすると、当時の私の携帯の契約ではそれなりの出費が必要だったんですよね。

加えて、スマホにしたらあれができるこれもできるっていう誘い文句にも抗えなくて、サックリと衣替えをしたもんでした(笑)。使ってみると、やっぱり便利なことも多いし、スマホ自体の性能も高いもんだからいろんなことに使えてうれしかったですね。アプリをインストールすれば次々と新しいこともできるようになるのが、また魅力的ではありました。

スマホ使用で一番期待したのが、当然このブログの原稿書きでした。それまでの私の外での文章入力デバイスは、携帯電話からiPod-touchへと変遷してきていましたが、スマホがあれば文章の入力からブログへの投稿まで1台でできちゃうので、やっぱり便利なことこの上なくって、とても満足してました。満足はしてたんですけど・・・この続きはまた明日。


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