専務取締役杜氏の純米酒ブログ

期せずして杜氏になっちまった造り酒屋後継ぎの純米蔵奮闘記

LTE(つづき)

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さて、昨日もお話ししたように、スマホのバッテリーの持ちを良くしようとして、駒ケ根にゃLTEの電波はまだ飛んでないっていう前提で自分のスマホをちょっといじくった岳志だったんですけど、そのいじくり方が正規の方法でなかったが故に、いざ元に戻そうとしたら困ったことになったっていうお話の続きです。

まぁ、要するに、元に戻んなくなっちゃったんだな、これが(涙)。そんなに知識もないトーシローのくせに裏メニューなんか使うからこういうことになるんですが、とにかくいろいろとやってみるんだけど、LTEの電波を拾えるような設定に戻すことができません。壊しちゃったんじゃないかと、内心ヒヤヒヤもんでしたよ(汗)。

でも、私が参考にした裏技についてのサイトにも何だかそんなことが書いてあった記憶がありましたから、ありったけの想像力を駆使してあれやこれや試行錯誤しているうちに、とりあえずは元に戻ったんですよね。ただし、どうしてそうなったのかっていうことに関しては、もう一度やれって言われても無理です(笑)。

その後、改めていろいろと調べてみると、やっぱり細心の注意を払って必要な手順を踏まないといけなかったみたいで、深く深く悩んだおかげでちょっとは理解が深まってますから、今だったらある程度安全にLTEの電波を受けるか受けないかを設定することができます。でも、あんまりそんなことしない方がいいでしょうね。

それに、以前とは違って、LTEの電波が駒ケ根でも飛ぶようになっているんですから、これからは使えるんだったら使うっていう考え方にして、ノーマルなユーザーになった方がいいでしょう。バッテリーの減り具合には常に注意して、こまめに充電するしかないかな・・・1週間くらい放っておいても大丈夫なスマホを開発してほしいもんですなぁ(笑)。

いざLTEを使ってみると、やっぱり早えーんだな、これが。通常の電話をする分には何も変わったところはないんですけど、写真付きのメールを送信したり、パソコン用のサイトを閲覧するような時には、これまでの3倍くらい早いっていうような印象ですね。一旦使ったら、もう手放せなくなるかもしれません(笑)。

駒ケ根のLTEエリアを調べてみると上の写真のようになっていて、まだまだ中心部の赤い地域だけなんですけど、今年中には更に拡大するみたいですからその点も楽しみです。ただし、私の家はかなりギリギリのラインにあって、今後のサポートもちょっと遅れる地域に近いですから、案外微妙なのかも(汗)。

こんな田舎にはまだまだだと思っていた最新の技術も、知らないうちに身近なものになってるんだっていうことに今回は少し驚かされました。そうやって、だんだんと年寄りは世間においていかれるのかもしれません(涙)。ま、なんにしても、最新の技術が使えるんですから、これからは素直にその恩恵に与ろうと思います(笑)。


□□□ 普段使いにはスペックオーバー? □□□
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LTE

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最近、ちょっとばっかしビックリしたことがあるんです。それは、駒ケ根みたいなド田舎でも、NTTドコモさんの新しい通信規格LTEが使えるようになってるってこと。いつの頃からなのか分からないんですけど、とにかく私が気が付いたのがつい数週間前で、内心はちょっと複雑な心境なんですよねぇ・・・。

新しい技術を使えるんだから、当然喜ぶべきことではあるんですけど、私としてはもうしばらくは駒ケ根では使えなくてもいいと思ってたんです。なぜかって言うと、LTEを使うようになると通信の速度は速くなるんだけど、それと同時にスマホのバッテリーの持ちがとても悪くなるっていう事実があるからです。

詳しいことは私にもよく分からないので割愛しますけど、バッテリー寿命が短いのはどのスマホにも言えることで、その寿命を延ばすための秘策として私はある魔法を自分のスマホにかけてありました。それは、「LTEの電波は使わねーから探すんじゃねーぞ!」っていう呪文なんですけど(笑)、そうすることでとてもバッテリーが長持ちするようになったんですよね。

これは、ネット上で見つけたやり方で、スマホの裏モードみたいなメニューに入り込んで、本来ならいじっちゃいけない設定をちょこっと変更するっていう、よい子のみなさんはやっちゃいけない方法だったんです(汗)。でも、試しにやってみると、寿命が何割増しか長くなるのは確かそうだったので、そのままにしておいたんですよね。

それぞれに環境が違いますから一概には使えない方法みたいですが、とにかくLTEの電波がそもそも飛んでないっていう状況であれば、これまで通りに昔の電波を使うってことになるわけです。ところが、スマホとすると、もしかしたらどこかにLTEがあるかもしれないと四六時中探しているんだそうです。そして、それに不要のパワーを費やすんだとか。

ですから、駒ケ根市にはまだLTEは来ていないっていう開き直り(?)があれば、そんな無用の努力をしないで体力を温存しておくってことが賢い方策になります。しかし、そう簡単にはその手の細かい設定はできないようになっていて、どうしてもやろうと思えば上述のような裏コマンドを使わざるを得なくなるわけです。

そんなことをやって喜んでいた私でしたが、先日とあるところで駒ケ根でもLTEが使えるっていう話を聞いて、そんじゃその威力を試してみようとLTEの電波を拾えるように設定を元に戻そうとした・・・戻そうとしたんですが、どーゆーわけだか困ったことになっちゃったんだな、これが(涙)。バチが当たった悲しいお話は、また明日。


□□□ よい子のみなさんは真似しちゃダメよ □□□
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発表会

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写真は地元のとあるピアノ教室の発表会でのひとコマです。音大進学を目指す生徒がたくさんいる教室ってわけじゃありませんから、厳しい指導の下でビシバシ特訓するほどでもなく、発表会はとても和やかな雰囲気の中で進んでいきます。幼稚園児から高校生まで、この日のために練習してきた曲を一生懸命に弾いてくれました。

当然のことながら、技術的には子供のレベルっていうことですし、中には練習不足の子もいるでしょう。しかし、時にはつかえながらも懸命にピアノに向かうその姿には、心を打ち震わせて号泣するって程じゃないにしても、人を感動させる何かがあるんですよね。素晴らしい演奏にっていうんじゃなくて、そのひたむきさに感動するっていうかね。

そして、彼や彼女たちはそのことに気が付いてはいないわけです。自分たちの姿を見て人が何を感じているかなんてことに気を払っている余裕はないでしょうし、とにかくミスなく弾き切ることに集中せざるを得ません。一秒でも早くこのステージ上での時間が過ぎ去ることを望んでいると言ったら言い過ぎでしょうけどね。

しかし、これがプロの演奏家であれば話は違ってくるはずです。自分のことだけじゃなくって、ホール全体にどのように自分の奏でる音が降り注いでいるのか、その音がどのくらい人の心に響いているのか、それを聞いた人たちがどのくらい感動するのかをしっかり把握しながら観客の心をつかんでいくんだと思います。

ふと思ったのは、私の酒造りもまだまだこの子供たちと同じくらいのレベルなんじゃないかってことです。睡眠時間を削って麹を造って、重労働で汗をかきながら一生懸命に仕込みをして、細心の注意を払って製品に仕上げるのは当然のこととしても、まだその先の日本酒の本当の価値みたいなものまで意識が到達してないような気がするんですよね。

たまには言われることもあるんですよ。信濃鶴を飲んで美味しくて感動したとか、信濃鶴で日本酒に目覚めたとか、信濃鶴に出会って地元のお酒の素晴らしさに気が付いたとかね。でも、それは私にとってはビックリするくらいの褒め言葉であって、そんなところまで意識してお酒造りができてるわけじゃないんですよね。

でも、自社の製品が市場で高い評価を得ておられる蔵元さんや杜氏さんだったら、自分が世に送り出したお酒がどのように人の心に届くのかまで、きっとしっかりと見えてるんじゃないかって思うんです。それができている前提での酒造りなり販売戦略であって、大きく俯瞰できているからこそ目標を外すことがないんじゃないかってね。

まだまだだなぁと思うことが多過ぎる私が、この壇上のかわいいピアニストたちに自分を重ねて見たんでしょうけど、どんなに遠い目標だとしてもプロ中のプロと呼ばれてみたいという向上心は持ち続けていたいですね。そして、長生社はそういう会社なんだっていう揺るぎない信用を、いつの日にか築きあげてみたいもんです。


□□□ 写真に写っているのは実は私の愛娘(笑) □□□
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夏川草介さん

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『神様のカルテ』はこのブログにも何度か登場している、医師であり作家である夏川草介さんのヒット小説です。既に第3巻までがリリースされていて、その2巻、3巻に信濃鶴が登場しているっていうことで、舞い上がって記事にさせてもらいましたよね(笑)。映画も第1作に引き続き、続編が来年公開予定になっているようです。

その夏川さんが信濃毎日新聞にエッセイをお書きになってるんですけど、先日女房がその紙面を読んでいてビックリしたって私に持って来たんです。内容的には、読書とは体験であって、速読やあらすじ読みのように情報収集のような読み方はしない方がよいっていう、読書に対する夏川さんの考え方を書いたものだったんですけどね。

「ひとは、物語に没入することで、自分の人生と異なる生を体験できる」っていう書き出しは、ほとんど読書なんてしなくなった私でも納得できる一文でしたが、読書家の女房にどうして本を読まないのかとけしかけられている身としては、またその手のお説教を、この文章を教材にして食らうのかと最初は思ったんですけど、読み進めていくと・・・

------ ○ ------ ○ ------ ○ ------
ショウペンハウエルは、著書「読書論」において、乱読を諭し、名著を繰り返し読み返すことを勧めている。誘惑の多い現代においてはなかなか実行困難な提言であるし、なにより名著と評される作品だけでも無数にある。
「信濃鶴」を飲みに出かけておきながら、「夜明け前」「佐久の花」と無節操に卓上を放浪しているのが私だから、あまり勝手なことも言えないが、しかし一冊を繰り返し読む理屈については同感である。名酒と同じで名著とは、反復して飽きぬものである。最初の一口がいささか当たりが強くとも、投げ出さずじっくりと味わってみることが肝要だ。
------ ○ ------ ○ ------ ○ ------

・・・っていう文章が出てきたんですよね(汗)。まぁ、この流れから考えればいいお酒のうちのひとつとして登場させてもらってるわけで、なんとも有難い内容でした。こんな風に多くの人の目に付くところで起用してもらえるなんて、毎度のことですが、こっ恥ずかしいというか、嬉しいというか、自慢したくなるというかで、本当に感謝感謝です。

こんなにタイミングのいい話になるとは思ってなかったんですけど、実は、先日の長野の酒メッセin東京に来てくれた、これも神様のカルテに名前をちょっとだけ変えて登場する松本の居酒屋『十兵衛』のマスターが、「今度、夏川さんを囲む会をするから来てください」って誘ってくれてたんですよね。

蔵元に会ってみたいとおっしゃってくれているらしくて、他のお蔵のみなさんと一緒に夏川さんとお会いできるのが、ますます楽しみになってきましたね。なにせ、登場する地酒の銘柄だけは実名だっていうのが神様のカルテの特徴ですから、夏川さんご自身もかなりのお酒好きであることは間違いなさそうです(笑)。

そんな話を家でしたら、娘にも「絶対にサインもらってきてよ!」なんて言われましたから、親父の威厳を保つためにも、もし日程が決まったら、こりゃどんなことをしてでも予定に組み込まなくっちゃなりません(笑)。夏川さん、今回も鶴をご起用いただきまして、本当にありがとうございました!


□□□ これでも私もちょっとした物書き?(笑) □□□
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美味レポート

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連休が明けてからというもの、外に出ることが多い岳志ですが、こういう時にスマホの中の画像を見返してみると、使うあてもなく撮った美味しかった料理の写真がたくさん残ってたりするんですよね(笑)。美味しい料理を目の前にしたら、写真の一枚も撮っておこうと思うのは人情ってもんでしょう。

私としても、読者の皆さんにいろいろご紹介はしたいんですけど、そんなに料理に詳しいわけでもありませんし、そんなことよりも、「あーた、こんなにご馳走食べてたのねぇ、へーっっっ」っていう女房の誹謗中傷ともとれるひと言が怖くて、二の足を踏んでいるのが実際のところです(涙)。それでも、貴重な経験ですから、火傷を覚悟で記事にしてみましょう(笑)。

1枚目は、群馬県板倉町の『うおとし』さんでいただいたナマズのお刺身。ナマズなんて食べる機会はありませんから、とても珍しかったです。どうやら、板倉町はナマズや川魚の料理で有名みたいですね。昔からそういうものを食していた土地柄だそうで、どこそこ信州と似ているのかもしれません。そんな関係もあってか、信濃鶴もお店のメニューに加えていただいていて、ご店主にご挨拶させていただきました。

味は多少の泥臭さがあるものの、それが美味しさのひとつになってました。よくフグの刺身に似ていると言われるんだそうです。私はフグだって滅多に口にしたことはありませんから判断はつきかねますが(汗)、ちょっと舌触りが鯉のあらいに似た感じで、歯ごたえはフグっていう印象でしたね。この他にも、川魚料理をいろいろ出していただいて、大満足のお昼になりました。

2枚目は、岐阜市の人気店『楮(こうぞ)』さんでのランチコースの一皿。信濃鶴を置いていただいているってことでご挨拶がてらうかがったんですが、行く1時間前に予約を入れておいたのに店の前で30分以上待った程の、私がこれまでにあまり見たこともないような『超』繁盛店でしたね。お店の前の公園は、さながら入店待ちのお客さん達のための待合室と化してましたよ(笑)。

リーズナブルなコースで、当然何を食べてもおいしくて、ランチってこともあるんでしょうけど、女性率9割って感じの満員店内でした。やっぱり、女性に人気のお店は繁盛するんですねぇ。どうやら鶴もとても可愛がっていただいているようで、お店のスタッフの皆さんにはいろいろと声をかけていただいてうれしかったです。

次は、広島市に行ったらほぼ毎年のように顔を出している『無櫓火(むろか)』さん。『むろか』は『無濾過』にかけてあるようですが字は違います。創作料理と日本酒がメインのお店で、とても満足度の高いコースをいつもいただいてますね。お値段も決して高いわけじゃないので、全国から集まる杜氏仲間達との合流店になってたりします。

最後は、前橋市の『らくだ屋』さんで見つけた信濃鶴メニュー。通常のドリンクメニューの他に鶴専用にデーンと大きく作っていただいてあって、有り難いことこの上ありませんでした。私が行くっていうことで気を使っていただいたんでしょうけど、これを見てお客さん達が鶴を選んでくれて、美味しいからもう一杯ってなことになると、取り扱っていただいているお店にも貢献できてうれしいんですけどね。

どこへ行っても美味しいものがあって、その土地のお酒や、ちょっと遠くから舞い降りた鶴なんかが飲めて、仲間と集えるお店があるっていうのは、なんと日本は素晴らしい国であることかと思いますね。そんな日本文化の少しでもお役にたてれば、蔵元とすれば望外な幸せで、酒販店の皆さんには感謝感謝です。ま、あとこの他にも美味しい写真はあるんですけど、前述のような理由でこれ以上は控えておきたいと思います(笑)。


□□□ 美味しいものを食べ過ぎて体重が増加気味(汗) □□□
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鑑評会レポート(つづき)

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昨日は、全国新酒鑑評会への純米酒での出品が多くなってきたっていう嬉しい話題に触れました。全体の中であまりに少数派だと、どうしても異端児になっちゃいますけど、存在割合が高くなれば外れ値的な評価が変わってくる可能性が出てきます。純米酒の方向で行こうと思うお蔵さんが増えてくれることは、私にとっても心強い傾向なんですよね。

まぁ、金賞率的に見れば、アルコールを添加した吟醸酒の半分にも満たない現実もあるわけで、金賞を取りにいくのなら純米酒は不利ってことに変わりはありませんが、変革を求めるというのであれば多少の困難は乗り越えなくっちゃならないでしょうし、いつ形勢が逆転するかも誰にも分からないでしょうから、今は黙ってコツコツとやり続けるしかないでしょうね(笑)。

逆に、残念だった点をひとつ挙げれば、美山錦での金賞は1点もなかったってことでしょうか(涙)。原料米に何を使うかってことは、造り手にとっては非常に重要なポイントになりますが、やっぱり酒米の王様は山田錦であって、今回の出品酒全体の86%が山田錦だったそうです。成分組成や作業性等を勘案すれば、山田を超える酒米はそう簡単には出てはこないでしょうね。

山田錦以外のお米では、美山錦をはじめとして、越淡麗、五百万石、雄町、千本錦などが数%ずつ使われている状況です。美山錦はその中では使用割合が2%と、多めの方ではありましたが、美山錦を使ったお蔵さんで金賞を取ったところはどうやらなかったみたいですね。ここは、なかなかに克服しづらい部分ではあります(汗)。

元々美山錦は長野県で開発されたお米ですから、当然長野県のお蔵さんで多く使われています。越淡麗は新潟県、千本錦は広島県と、それぞれその県を代表する酒米を積極的に使っておられました。地元の酒米を盛り上げようっていう機運はとてもいいことだと思いますが、それで金賞がたくさん取れると最高なんですけどね。

長野県の成績が思わしくないっていうことイコール美山錦での金賞が少ないってことになるわけで、美山錦だと金賞がとれないのか、長野県で使われているから金賞から遠い酒米になっているのか、チト判断しかねるところではあります(笑)。いずれにしても、県全体のレベルアップが求められていることに間違いはないでしょう。

以前のブログに、今年は多少自身があったようなことを書きましたけど、会場で利いた信濃鶴は、実はそれなりに私の求めた形には近づいていました。金賞酒と比べると、今一歩キラメキが足りないっていう印象でしたが、鶴の特徴をどうやって生かしていけばいいのか、たくさん並んだお酒の中から得るものも大きかったですね。

ってことで、まだまだ挑戦し甲斐のあるテーマはたくさんありますから、また来年も頑張るってもんですかね。全国のお蔵さんと一緒に日本酒の品質向上のための努力を続けなくっちゃならないでしょうから、金賞が取れないからって腐ったりせずに、これからも一生懸命に挑戦したいと思います(笑)。


□□□ 写真は夜行バスで着いた広島の朝 □□□
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鑑評会レポート

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毎年広島まで行く最大の目的、それは仲間と楽しむ広島の夜・・・じゃなくって(笑)、全国新酒鑑評会の製造技術研究会に参加することです。製造技術研究会っていうのは、全ての出品酒を並べて、公開の形で利き酒をする勉強会のことです。体育館ひとつを借り切って、864点のお酒が並んでいる会場は、熱気でムンムンするくらいになってましたね。

今回は対象が製造者に限定されていますから、参加しているのは全て醸造業界関係者ってことになっていて、そのほとんどが製造メーカーなわけです。ある意味で、年に一度の大顔見世会的な面もあって、蔵元同士の交流も盛んに行われているようです。一般向けには、6月に東京の池袋で利き酒会が開催されますから、ご興味のある方は是非ご参加くださいね。

さて、今年の出品酒の傾向ですが、ここ数年の流れのままっていう感じで、東北勢の成績が優秀でしたね。特に福島県はほとんどの蔵元が受賞したんじゃないかと思われるくらいの金賞率で、とてもかなわんって感じ(汗)。県の研究機関による徹底した指導が功を奏しているそうで、香りと味とのバランスのいい軟らかな飲み口のお酒が並んでいましたね。

一方の我が長野県は金賞総数が10場と、ちょっと元気のない状況が続いています(涙)。蔵の数で言えば全国で2番目を誇っているわけですから、数的に言えばもうちょっと金賞蔵が欲しいところですね・・・なーんて言っても、信濃鶴だって金賞になんて手が届かなかったわけですから、大きな顔はできません(汗)。

私が今回最も重点的に見たのは、純米酒で金賞を取ったお蔵さんのお酒です。鶴とどこが違うのか、審査員が重要視したのは何だったのか、アル添酒との垣根はあるのか・・・。具体的な数字は数えてありませんが、全金賞酒が200点ちょっとだと思います。そのうちの純米大吟醸酒による金賞は、少数派ではあるものの12点もあったんですよね。

純米で金賞のお酒をよく利いてみると、やはり純米であることの欠点よりも、まろやかさとか軟らかさとかいった純米ならではの利点が上手く表現できているものが多くて、私としてもとても勉強になりました。ただ、どうやったらそうなるのかってことに関しては、まだまだ分からないことだらけなんですけどね(汗)。

その純米金賞蔵の中に入れなかったのは本当に残念でしたが、とてもうれしく思ったのが、864点の出品のうちで、純米酒による出品が97点と初めて1割を超えたっていうことでしょう。ここ数年で少しずつ伸びてきていて、来年には100点を超えることは確実です。数年後には出品酒の2割くらいにはなるんじゃないですかね。

そうなってくると、審査員の舌も純米酒が極々少数派だった時とは変わらざるを得なくなって、ああいうコンテストでの純米酒の位置付けも大きなものになってくると思います。そして、それが最終的には純米酒での金賞の方が多くなるっていう大逆転劇につながるかもしれないっていうのが、私の描く超SFスペクタクルなシナリオなわけです(笑笑笑)。・・・もうちょっと書きたいことがありますから、明日また続けますね。


□□□ 広島に行っているうちに1位になってた? □□□
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夜行バス



私が今回利用した夜行バスについて、これも貴重な経験ですから、ここに書き記しておこうと思います(笑)。結論を先に言っちゃえば、初めて乗った夜行バスは、思ったより寝やすかったけど、思ったより息苦しかったってところでしょうかね。案外シートの寝心地は悪くなかったんですけど、居住空間の狭さは思いもかけないほどでビックリしましたね。

ネットでのうたい文句では、ゆったりと座れる3列シートで、リクライニングすれば足もしっかり伸ばせるってことでした。確かにその言葉にウソはなくって、3列シートだと隣のシートは離れていて、人のことを気にする必要はないし、リクライニングシートは私の予想外にホールド感が良くって、寝ていてどこか痛くなるようなこともありませんでしたね。

しかし、私がちょっとばっかり意外だったのが、車内の狭さというか息苦しさというか天井の低さというかだったんです。2階建てのバスの2階席でしたから、さぞや眺めもいいだろうとワクワクしてたんですけど、乗車してみると窓ガラス部分には全てカーテンがひかれていて、車内アナウンスでは寝ている人のために開けるなってことでした。

更に、何か変だと思って観察してみると、2階建てバスが故に天井がその分低くなっていて、歩くのに無意識に頭を下げちゃうような空間なんですよね、これが(汗)。夜行バス専用車両なのか分かりませんけど、起きて普通に座っている乗客にとっては息苦しさがあるかもしれません。2階っていうより屋根裏的な印象ですらあります(笑)。

夜の10時30分に名古屋を出発して、朝の7時頃に広島に到着しました。途中で2回、高速道路のサービスエリアで外に出られる休憩があります。その外にも時間調整のためなのか何回か停車してましたけど、そういう時には車外に出ることはできなくって、車内アナウンスもありませんでしたね。一旦出発したら、後は朝まで黙々と走り続けるって感じでした。

往復で使ってみての感想は・・・やっぱし疲れたっていう一言ですかね(笑)。長時間乗っていること自体に加えて、出発するまでの夜の時間や、到着してからの朝の時間にやることがないと、そこがスゲー手持ち無沙汰になっちゃいますし、予定を上手く組まないとビジネスで使うのは苦しいんじゃないですかね。私はブログを書いていられましたけど、それでも時間を持て余し気味だったし(汗)。

そう感じるだろうこたぁ分かっちゃいましたが、もうそんなに若くないってことをしっかりと認識させられましたね(涙)。夜行バスばかり使って宿代を浮かせながらアメリカ大陸を一人旅した時の私はもうどこへやらですが、バスに揺られながらもそれなりにしっかり眠れたのは、昔とった杵柄ってところでしょうか(笑)。


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強行軍



一昨日のブログに、今回の広島行きでは、コメントバックがゆっくりできるような時間が作れそうにないって書きましたけど、その理由をお話ししましょう。なぜその程度の時間をホテルでとれないかは、全て私の移動方法に原因があるんです。今回の予定を組んだ後で、ちょっと後悔し始めたんですけど、もう後の祭りだったんですけどね(汗)。

そもそもの話の始まりは、広島までの交通費をもうちょっと抑えられないかっていう、非常に会社思いの発想からでした(笑)。やっぱり距離があるもんだから、どうしても名古屋から広島までは新幹線を使わざるを得なくなって、それがいい値段になっちゃうんですよね(汗)。片道で1万3千円以上もして、それに加えて駒ヶ根から名古屋までの高速バス代3千円も加算されるスペシャルコースです。

ところが、ある人に聞いたところによると、夜行の高速バスを使うとどえりゃーリーズナブルに遠くまで行けるんだそうな。確かに、調べてみると、名古屋・広島間にはJRバスさんが路線を持っていて、料金も新幹線の半額くらい。チケットを早くに購入すると、更に2割引くらいになって、本当にお得だったんです。これは、トライするしかないと(笑)。

一番安く買うと、名古屋から広島まで5880円なんていう値段を見つけて俄然その気になった私は、あれやこれやと計画を考えて、最終的に1泊4日2夜行という強行軍に行き着きました。それを決行すれと、これまでの2泊3日のノーマルプランに比べてホテル代も半分ってことになって、とてつもない経費削減になります。私の身体を考えなきゃですが・・・(汗)。

具体的には、20日に名古屋へ出て営業回りをしてから夜行バスで広島へ行き、21日の朝広島に着いたら鑑評会に合わせた展示会やセミナーに参加して、22日は一日中鑑評会の利き酒研究会に参加した後で夜行バスに乗り、23日の朝名古屋に着いたらもう少し営業回りをして駒ヶ根に帰るっていう、自分で考えても「そこまでしなくていいんじゃね?」的ウルトラハードな行程と相成りました(笑)。

周りの人たちには引き止められましたが、とりあえずやってみなくっちゃ分かんないじゃないですか。金賞でも取っていれば、新幹線くらい使ってもっていう強気にもなれますが(笑)、ここはイチかバチかの捨て身の挑戦に身を投じることにしたんです。別れの杯を家族と交わして駒ヶ根を出て来たんですけど、やっぱり夜行バスに乗った途端に後悔しちゃったんだな、これが・・・(汗)。


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前橋の夜

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『長野の酒メッセin東京』でせっかく関東まで出て行ったんですから、どんどんと今年の営業活動を始めなくっちゃなりません。今回は、前橋のM酒店さんから「一緒に飲みましょう」っていうお誘いを受けていたこともあって、群馬県を中心に酒販店さん巡りをすることにしてました。巡りなんて言っても、全部で3軒しかないんですけどね(笑)。

M酒店さんとは、実は深い因縁(?)で結ばれてたんです。Mさんは、かつて青年海外協力隊の隊員として海外でのボランティア活動をなさったことがあって、活動の前に行われる訓練を駒ケ根で受けたんだそうです。協力隊の訓練施設は東京の広尾、福島の二本松、長野の駒ケ根にしかなくって、3か月に及ぶ語学を中心とした訓練期間には、しっかりと駒ケ根の夜も堪能されたようですね(笑)。

以前から長野県内の卸会社を通じて信濃鶴を取り扱っていただいていたんですが、今年から直接取引も少し始めることになって、それを機に一度お会いしましょうってことになってたんです。とにかく、群馬県の一部は夏になったら地獄の暑さになりますから、信州人としては早いうちに回っておこうと、営業回りの最初の目的地にしたような次第。

上の状況に加えて、電話でもお話してましたし、ブログも拝見してるし、以前酒メッセでもお会いしたことがあったってことで、最初から打ち解けてお話しすることができましたね。私より少し年上の兄貴分で、その明るいキャラはきっとお店に来るお客さんにも伝わって、M酒店さんの魅力のひとつになってるんじゃないですかね。

夕方前橋に到着して、お店を見せていただいた後は、この日のメインイベントの大懇親会(?)に突入です。この日のためにMさんがメンバーを集めてくれてあったんですけど、濃いー面子だったんだな、これが(汗)。M酒店さんのプライベートブランドである『緑風街』に係わっておられる方たちでしたが、皆さんひと癖もふた癖もある猛者揃いって感じでしたよ、ホント(笑)。

『緑風街』は地元でとれる『若水』っていう酒米を使ったお酒で、これを地元の酒蔵である柳澤酒造さんがお酒にして、レッテルを地元でデザインして、地元の酒屋が売って、地元の飲食店で飲めるっていう徹底的なこだわりの地酒です。私もこの日飲ませてもらいましたが、しっかりと味の乗った、吟醸香とのバランスのいいとても美味しいお酒でしたね。

で、この日のメンバーは、若水を作っている酒米農家、柳澤酒造の蔵元兄弟、レッテルのデザイナー、緑風街を販売するM酒店、それが飲めるお店のオーナーっていうことになっていて、そのまとまりがハンパなく楽しい皆さんでしたね。なんとなく越百のカウンター的なノリの、とても居心地のいい仲間っていう感じでした。

緑風街も信濃鶴もMさんが直輸入されているワインも飲んで、この日の会場になった実にいい雰囲気の『らくだ屋』さんの美味しい料理に舌鼓を打ちながら・・・なんとなんとなんと、私はまるでそこが駒ケ根であるかのごとく寝落ちてました(汗汗汗)。ま、私はよっぽど気心が知れた場所じゃないと寝たりしませんから、それほど安心した雰囲気で楽しませていただいたってことなんですけどね。

皆さん、楽しい夜を本当にありがとうございました!今度は、駒ケ根でお待ち申し上げておりますから、ぜひ遊びにお越しくださいね。写真は、M酒店さんの店頭に出していただいてあった看板です。酒宴の時の手タレ写真は、残念ながら寝てて撮れませんでした(汗)。でもなー、ふつーアウェーで寝込んだりするかー(笑笑笑)。


□□□ 翌日は高崎線が止まって大変でした □□□
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コメントバック



東広島で開催される『全国新酒鑑評会』に向かって駒ヶ根を出発した、金賞にも入賞にも引っかからなかった傷心者の岳志です(笑)。それでも、毎年恒例になっている広島詣でですし、広島でしか会えない友人も多いですから、気を持ち直して出掛けることにしましょう。毎度のことですが、外へ出ると記事の内容が少しリアルタイムとズレるので、その辺はご了承下さいね。

今日は、外へ出た時の特殊事情について、ちょっとお願いっていうか、言い訳をしておきたいと思います。コメントバックについてなんですけどね。毎日コメントをいただいてとても感謝してるんですけど、いつもと違った環境だと、実はお返事を書くのがチト大変なんです(汗)。会社や家にいれば管理者専用のページから、簡単にできるんですけどね。

まず、私が日々コメントバックしている手順をご説明すると、FC2さんが用意してくれているページに表示される各コメントに対する返信ボタンをクリックして、後は文章を打ち込むだけなんです。このパソコン用のページはよく出来ていて、コメントをたくさんいただいたような日でも、ストレスなくドンドンとお返事を書くことができます。

この作業を外でやろうとすると、ホテルにいてノートパソコンでも持っていれば、全く同じようにできるんですけど、パソコンを持ち歩かなくなった今では不可能です。それでも、ホテルにいる、携帯用のキーボードがある、お酒を飲んでない(笑)っていう条件が揃えば、スマホ用のサイトから返信することは、それほど苦にはならないんですよね。

ただ問題は、スマホ用のサイトでは、いただいたコメントを見ながらコメントバックを書くことができないんです。そうなると、書く内容を覚えておくか書き留めておかなくっちゃならなくなって、私的には実にやりづらい状況になるんですよね(涙)。それでも、ゆっくりと時間さえとれれば、ホテルで寛ぎながらコメントバックを楽しめるんです。

困っちゃうのが、バスの中や街頭で、スマホだけを使って書かなくっちゃならないような場合です。これは、なかなかに辛い状況になりますね(汗)。そんなの、駒ヶ根に帰ってから書けばいいと思われるかもしれませんが、コメントバックを溜めると大変だってことは、ブログを書いている皆さんならよくお分かりでしょう(笑)。

今回の広島行きでは、ホテルでの時間がとれそうにありません(汗)。ですから、この数日間は短めのコメントバックになると思いますけど、お許し下さいね。なんでそんな状況になっちゃうのか、それについてはまた明日。


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完敗

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既に多くの方がご存知だと思いますが、今年の全国新酒鑑評会の結果が発表されました。本日のブログタイトルをご覧になればお分かりのように、信濃鶴は今回もまた金賞も取れず入賞もせずの完敗状態でした(涙)。こんな報告はしたかぁないんですが、黙っているわけにもいかず(笑)、こんなことがブログネタになるのは何ともつまんねー気分です。

今だからホントのことを言うと、ちょっとだけ自信があったんですよね、これでも。金賞が取れるとも思いませんでしたが、入賞くらいはしたいもんだとね。一昨年、昨年と鳴かず飛ばずできてましたから、確率的に言ったってそろそろ入賞くらいには引っかかるんじゃないかと。神様もそろそろ情けをかけてくれるんじゃないかと(笑)。

まぁ、そんなマグレ頼みみたいな話じゃなくって、麹を造って、もろみを育ててっていう中で、造り手じゃないと分からない様々な経過もそれなりに良く、お酒を搾った時も一昨年や昨年よりは出品向きだと思えてましたから、これまでよりちったぁいい成績がもらえるんじゃないかという親バカ的な期待があったわけです。

更に言うと、これまで純米大吟醸で金賞を取った時と、いろいろな状況がかなり似通っていて、出来上がりのお酒の成分もほとんど一緒だったもんだから、私の中では「こりゃ、いいかも!」っていうような思い上がりもあったんですよね。ま、やっぱりお酒はデータだけじゃ語れないってことを思い知らされたような次第ではあります、ハイ(汗)。

考えようによっては、もろみ経過やお酒の成分が一緒なだけで金賞が取れるってことになるんなら、全てをそこに合わせさえすればいいってことになって、造る側としての楽しみというか探究欲は半減しちゃうでしょうね。人間の味覚だって数値化できないんですから、その辺のブレを包み込めるだけのお酒を造ってみたいもんです。

まぁ、こうなると鶴は純米酒だからとか、山田錦じゃなくって美山錦だからとか言い訳したくなるわけですけど、最近では山田錦以外のお米の純米大吟醸で金賞を取るお蔵さんもちゃんとおられますから、そんなこと言っても負け犬の遠吠えになるばかりでしょうねぇ(汗)。なんとか、うまいこと言い逃れできる術はないもんか・・・(笑)。

ただ、ここまで箸にも棒にもかからないってことになると、もう鶴タイプの純米酒には受賞のチャンスはないのかもしれないと弱気にもなってきます(汗)。でも、全国の新酒鑑評会は蔵にとっては大きなステータスになりますから、目標のひとつとしてあきらめずに頑張るしかないでしょうね。

5月22日には東広島市の酒類総合研究所で蔵元向けの技術研究会が開かれますから、特に純米酒で金賞を取ったお酒の味をしっかりと利いてきたいですね。コンテストでの金賞ばかりに照準を合わせても没個性になっちゃいますが、ある程度の規定演技がこなせる技術力も大切ですから、その参考になるお酒を見つけてきたいと思ってます。


□□□ 今夜はちょっとやけ酒を(笑) □□□
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酒メッセその後



さて、長野の酒メッセin東京の会場を後にした岳志のお手伝い御一行様が向かった先は・・・まぁ、当然飲みに出掛けたわけですが(笑)・・・何となく品川での行きつけみたいになってる『あかね』っていう居酒屋さんでした。場所は、これが上手く説明できないんですけど、繁華街の入り組んだ小路の奥みたいな所なんです(汗)。

このお店は、最初ZENさんが紹介してくれたんですけど、とても雰囲気のいい、それでいて美味しい日本酒もいくつか置いてあって、更に料理もイケてるお店で、いつもサラリーマンで満席状態なのもうなずける名店と言えるでしょう。今回も、強引に席を確保してもらって、なんとかみんなで入り込むことができました。

この日の面子は、ZENさん、えっちゃん、えっちゃん旦那、アキラ君、鶴チューS君で、少し遅れてA酒店さんとAさんのお知り合いの女性も合流して、総勢8名の結構な大宴会となりました(汗)。それでも、こんなメンバーで東京で飲むこともめったにありませから、とてもいい思い出になりましたね。でも、みんなノリノリでしたから、きっとうるさい客だったと思います(笑)。

お酒には詳しい面々ですから、ある程度の値段を出してもいいってことで、それなりの銘柄を4合ビンでドンドンいってましたね(汗)。おつまみも美味しそうなのが次から次へと出てきますから、出てくる度に「オォー!」みたいな歓声が上がって、ありゃ、中で料理を作っているお店の人達は、作り甲斐があったんじゃないかなぁ(笑)。

えっちゃんとアキラ君は同業者なわけですから、料理についてはかなり観察して、味も分析しながら食べてましたね。面白いものが出てくると、「こういうの駒ヶ根でも作ってよー!」なんて話になりますから、お店のママさんの私たちを見る目が、次第に「こいつらナニモノ?」的になっていったのを、私は見逃しませんでした(笑)。

あかねを程々の時間に出て、飲み足りないメンバーは池袋のモルト侍のお店に行ったようでした。実は、そこが最終目的地であって、ホテルもわざわざ池袋に取ったみたいです。私はホテルは品川でしたし、侍の店で酔いつぶれても誰も送ってくれないし、朝5時の出発で疲れてもいたもんだから、ウィスキーのお楽しみは次回に持ち越しです。それにしても、遊ぶことには徹底的に貪欲な駒ヶ根人たちでしたねぇ(笑)。


□□□ コメントバックが遅れてスイマセンでした □□□
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酒メッセin東京



凄い人出でしたよ、長野の酒メッセin東京!!!昨年、約1000名の入場者だったところに、今年は約1700名もお越しいただいたようで、会場はエラく混み合いましたね。用意されていた、ひとりにひとつずつお渡しする利き酒用のお猪口も途中で足りなくなって、緊急にプラスチックのカップを手配したほどでした(汗)。

後で聞いてみると、執行部の面々の多大な努力があったようで、まずは成功だったと言えるでしょうね。しかし、目標は1300名辺りにあったらしいですから、チト出来過ぎってところでしょうか(笑)。想定外の人数になると、各蔵の用意したお酒も時間前に底をついちゃったりして、お客様にもご迷惑をお掛けすることにもなるんですよね(汗)。

信濃鶴のブースには、例年通りA酒店さんとZENさんが手伝いに来てくれて大助かりでした。特にZENさんには、午後1時から8時までという長丁場のほとんどをブースに立っていてもらいました。展示用の小物も作ってきてくれちゃって、本当に感謝感謝です。でも、毎年経験値が上がって、説明しながらの客あしらいなんて私より上手になってるんじゃないかと思うのは、私のヒガミ根性でしょうか(笑)。

今年の信濃鶴のお客さんへの受けは、まずまず良かったって感じでしょうか。同じ方が何回も飲みに来るとか、自分の友達を連れて来て飲ませるとか、私と記念写真を撮りたいと言ってくるとかなんてことが多い時は、大抵受けがいい場合です(笑)。今回はリピーターの方が多くて、お酒の出がハイペースだった部分もあって、終了時間のかなり前に鶴が無くなっちゃいました(汗)。

写真は、ちょっと見ただけじゃ分からないかもしれませんが、空になった鶴の一升ビンからレッテルをはがしているお客さんの図です。純米、特別純米、純米大吟醸の3種類全てを持って行ったんですけど、そのレッテルが欲しいって言ってご自分ではがしておられました。そんな方が2人もいて、今回のメッセに持ち込んだお酒は全てただの空ビンと化してましたね。ま、中身が無くなってまでも、役目を完全に全うしたってもんでしょう(笑)。

この日は、駒ヶ根からえっちゃんとアキラ君が、横浜からは鶴チューS君が来て来場者数の増加に一役買ってくれましたが、今回のメッセの盛況ぶりが首都圏での日本酒の復権の兆候だと嬉しいんですけどね。イベント終了後は鶴のブースをそそくさと片付けて、夜の品川の街に繰り出した岳志御一行様でしたとさ(笑)。


□□□ 声はガラガラになりました(汗) □□□
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渋滞なう



そろそろ今年の営業回りが本格化してきました。その第一発目は、このブログでもご紹介しました『長野の酒メッセin東京』になります。例年もこんな感じで、私が外へ出るようになる皮切りのイベントなもんだから、しっかりと準備しなくっちゃならないんだけど、今回はホテルをとるのを忘れてたりなんかして、バタバタと出てくる羽目になりました(汗)。

しかし、今年はいつもとチョット違った雰囲気の中でこの記事を書いてます。どう違うのかっていうと、いつもの高速バスに乗ってるんじゃなくって、バーArikaのマスターアキラ君の車の中にいるってことです。同乗者も、アキラ君、越百のえっちゃん、漆戸醸造のU社長、私の4人。こんな組み合わせは今後もうないかもしれません(笑)。

なんでこんなことになったかっていうと、アキラ君とえっちゃんが今回の酒メッセに来てくれることになって、車で東京まで行くから一緒に乗ってけって誘ってくれたんです。ま、5時発でしたから、えっちゃんなんかは寝てないみたいで、今後部座席でぐっすりお休みです(笑)。そんな状況の中で書いてるんですけど、ヤバいことに大渋滞なんだな、これが・・・(汗)。

分かっちゃいたことなんですけど、今中央道は調布辺りで集中工事中なんですよね。ここで渋滞してるってことは、情報はありましたから早めに出発しても来たんですけど、これほどまでだとは思ってませんでしたね。普通の渋滞みたいにジリジリ動くんじゃなくって、どーゆー訳なのかピタッと止まって動きゃしません。府中競馬場の横をすり抜けるだけで1時間かかっちゃいましたよ(涙)。

この渋滞のおかげで、一日分のブログは書けちゃったんですけど(笑)、もうひとつ良かったのが最新ナビゲーションの性能の素晴らしさを発見したことです。アキラ君の車はホンダ製で、そこに付いているナビは常にネットを介して最新情報を取得しつつ、自分がどこをどう走ったかのデータを送信して、それをまた最新の渋滞情報に反映させてくれるみたいなんですよね。

その通信にかかると思われる費用は全てホンダさんが持ってくれてるんだそうで、なんだかいいことづくめじゃないですか!そんなことに驚きながら、ナビが「ここで高速降りろよー」って教えてくれてるのに、それを無視して中央道を走り続けた挙げ句がこの渋滞でんがな(涙)。高性能のIT技術も私たちみたいなボンクラが使えば、ただの地図だってことだすな(笑)。


□□□ まだまだ動きません(涙) □□□
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味噌仕込

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我が家では、毎年自家製の味噌を仕込むんです。昨年は醤油にもチャレンジしたし、本業は酒造りだし、結構いろんなものを醸してますね(笑)。その他にも、梅、たくあん、奈良漬け、野沢菜漬けと、家族で1年間食べる分くらいはこなしますから、案外うちの女房殿は今時のご婦人とするとかなり守備範囲が広い方かもしれませんね。

そんなの買った方が安上がりだっていう面もあるんですけど、原材料を完全に自分で認識できるのは大いなる安心につながりますし、何よりもできたものが美味しいっていうことが自家製醸造物の魅力でしょう。そりゃプロが造ったものには到底及びもしませんが、自分で造ったものの味は他とは比較のしようのない領域にあるように思いますね。

ってことで、味噌を仕込むことになった週末、今年は例年よりたくさん仕込むから手伝えってことになって、私も謹んで女房殿のお手伝いをさせていただきました。ちょっとでも怠けていると叱られますから、まるで蔵でもろみの仕込をするかのような真剣さで味噌造りに精を出してみましたが、とても面白かったですよ(笑)。

お酒のもろみもそうですが、醸造物の仕込なんてやること自体は簡単なんですよね。まず大豆をしっかりと茹でて、それをフードプロセッサーですり潰して、塩と麹を入れて均一にかき混ぜて樽に仕込めばOKです。あとはじっと待っているだけで、いろんな菌がその粘度状の塊を美味しい味噌にしてくれるんですから、人間のやることなんて最初のひと手間程度のもんです。

ちょっと手間がかかるのは大豆をフードプロセッサにかける作業ですかね。なにせ家庭用の機械ですからそんなに一度にたくさん入れられません(汗)。何度も何度も繰り返して、ようやく全部をすり潰し終わりました。私が幼稚園くらいの時には家でもたくさん味噌をを造っていて、大豆を潰す専用の機械からパスタ状ににゅーっとペーストが出てきたのを覚えてますけど、そんなわけにはいきませんね。

原料は全て駒ケ根市内の『米山醤油酒店』さんで調達しました。麹は米山さん自身が造っておられる麹ですし、大豆も地元産のものです。塩もあまり精製してないようなどこぞの塩みたいなやつで、素性のしっかりしたものだと思います。地元でこれだけ調達できるなんて嬉しいことですよね。当然、米山さんでは信濃鶴も取り扱っておられますので、一緒にお買い求めいただければよろしいかと(笑)。

ちなみに、味噌用の麹と清酒用の麹は同じ麹菌ではあるものの若干の違いがあって、味噌用のものは大豆のタンパク質を、清酒用では米のデンプン質を分解する力が強いタイプの菌を使います。生育の温度経過なんかもちょっと違っているようですから、できないわけじゃないと思いますが、やっぱり専用の麹を使った方がいいでしょうね。

仕込む人の手によって味噌の味は違ってくるそうです。また、同じ場所で同じように仕込んだとしても、別の場所で熟成させると違う味になるんだそうです。今回私が仕込んだコイツはどんな味になるのかとても楽しみですね。しばらくして蓋を開けたら味噌じゃなくて酒になってたなんていうと杜氏としての神話になるかもしれませんが・・・それもちょっと微妙かな(笑)。


□□□ 蓋をする前にワンクリック! □□□
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来客

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何となく、何となくなんですけど、最近長生社を訪れてくれるお客さんが多いような気がするんですよね。それは、お酒を買いに来てくれているとか商談におみえになるとかいう会社本来の業務に限らず、個人的用件から地域のボランティアからお弁当配達のオジサンに至るまで、それこそ何となく人が集まってるっていう感じなんですけどね。

ですから、信濃鶴の売り上げが伸びてるとか取り扱いの酒販店さんが増えてるなんていうことは一切なくて(笑)、ただ単に人の出入りが多いだけで会社の業績アップとは無関係なところがチト切なくもありますが、社会の公器としての企業なんですから、人の流れがあるっていうのはいいことだと思うんですけどね。

いつ頃の昔なのかよく分かりませんが、かつて『長生社会談』という言葉が半ば公に使われてた時期があったようです。時の議会に上程される議案はその前日には長生社の会議室で事前に話し合われていて、ある程度の方向性が決められていたんだとか。その頃の酒造業界は勢いがあって、きっと多くの実力者の方が集まっていたんでしょう。

特にお酒は、公共物資とまでは言わないまでも広くどんな人にも飲まれるものであって、そこにかかわる人も多かったでしょうし、さまざまな影響力があったのかもしれません。ま、今じゃその役割が全く果たせなくなっている体たらくぶりで、盛者必衰の言葉が切なく胸に響くばかりなんですけどね(笑)。

それでも、いろんな人に来ていただけるのは、まだ信濃鶴も忘れられていない証拠ではありますし、売上追求ばかりでない酒蔵の使命も感じさせてもらえる機会になります。多くの人が交わる中で、もしかしたら商売につながる話も出てくるかもしれないし、これまで別々だった人の間を取り持つこともできるかもしれませんしね。

ただ、集まる人の種類はかつてとは全く違ってきてるってことは言えるでしょう。昔からの地元の皆さんに加えて、県外の酒販店さんとか鶴チューさんとかこのブログの読者さんとか、結構バラエティに富んでいると思います(笑)。最近、蔵までわざわざ遠くから鶴を買いに来てくれるような若い皆さんは、かなりの確率で「ブログ読んでます」って言ってくれますね。

写真は、ローバー75っていう外車が2台、長生社の裏庭に並んでいるの図ですが、この車に乗っている人は信濃鶴が好きになる傾向が強いっていう説得力の全くないジンクスが語られるくらい、ちょっとこだわりタイプのひとが集まってくるのも特徴ではあります(笑)。手前の車は、皆さんよくご存知の男のものなんですけどね。

多くの人が立ち寄ってくれるような会社に悪い会社はないでしょう。ま、借金の取り立て人が入り浸る様でもカッコ悪いですけどね(笑)。いずれにしても、いろんなみなさんが集まってくれるのは会社にとっても社員にとってもいいことだと思いますから、これからも人の輪ができるような会社を目指して頑張っていきたいですね。


□□□ ランキングの応援にもたくさんの人が集まってほしいです □□□
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来駒来蔵

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週末の日曜日、遠路はるばると山形からお客様がお越しくださいました。ありがたいことに信濃鶴は山形県でも販売されていて、お取扱いをいただいているM酒店さんが以前から駒ケ根に来たいとおっしゃってくれてたんです。実は、この計画は昨年実行される予定だったんですけど、ちょっとした事情で延期になってたんですよね。

今年は何としてもっていうことで、以前から連絡を取り合って計画を進めてました。この日は、朝の6時にお店のある山形県長井市を出発して、6時間半ほどかけて駒ケ根に到着されました。片道450キロの道のりを車でお越しいただくのはそれなりの長丁場ですが、念願かなって長生社の蔵を見ていただくことができました。

自分が取り扱っている銘柄を造っている酒蔵を見学したいと思うのは、酒販店さんなら誰しも頭にあることでしょう。しかし、それを実行に移して、それも遠距離を訪ねて行くなんていうことは、実際にはなかなかできることじゃないと思います。そういう行動力には、私はとても敬意を抱いちゃうんですよね。

本当に顔の見えるお付き合いをしたいっていうのは、私たち蔵元からしてみても全く同じ感度なんです。だからこそ、私もなるべく年に1回くらいはお店を訪ねて行って、鶴が置かれている店舗の中で御主人のお話を聞きたいと思っていて、それが夏の間の大きな仕事のうちのひとつになっているわけです。

さて、そんな長距離ドライブを一人でこなすのはちょっと大変でしょうが、この日は助っ人がもう一人同乗してやって来てたんです。彼の名は、銘酒『若乃井』醸造元のO専務(笑)。O君については、以前奥さんと駒ケ根に来て越百で大騒ぎしましたし、仙台のサンセールさんのお店でも常備されている、まぁ、お仲間の蔵元と言っていいでしょう。

道案内も兼ねてっていうことでしょうし、彼自身、今年は正真正銘の杜氏として酒造りに携わって、そのリハビリ(?)のためにやって来た部分もあるのかもしれません(笑)。前回も車で来駒してましたから、勝手知ったる道を走って来て、それ程疲れることなく運転できたようですね。

お昼過ぎに着いて、まずは玉龍のソースかつ丼でお腹を膨らませてから蔵の中を見ていただいて、私の用意した駒ケ根高原観光コースをぐるっと回って、ホテルにチェックインして、その後はお約束の越百からArikaコースをご堪能いただきました(笑)。えっちゃんには、休日のところ越百を開けてもらって感謝感謝です。

M酒店さんには鶴がどのように造られているのかしっかり分かっていただけて、飲みながら親交も深められましたし、O専務にはうちの蔵の中から何か得るものでもあれば良かったんですけどね。翌日の朝は8時に出て、長野市近辺で信州蕎麦を食べるっていう計画で出発されましたが、予定通りに帰りついたのかな?


□□□ 今度は山形に行きますねー! □□□
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天中殺

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『天中殺』・・・これもう死語かな(笑)・・・人生長いこと生きていれば良くないことが重なる日っていうものもあるもんで、踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目、次から次へといつもだったらあり得ないようなアクシデントに見舞われることって、読者の皆さんにもおありになるんじゃないですか?

こう書き出すと、「また岳志は何かしでかしたな」とウキウキされるかもしれませんが、今回の主人公は私じゃなくって我が愛妻でんがな(笑)。これまで20年以上の付き合いの経験から、彼女にはそのケがあるってことは私も薄々感づいてはいます。つまり、一度ドツボにはまると、その負のスパイラルに完全に飲み込まれるっていうか・・・(汗)。

その日の朝、いつもの時間より少し遅れて女房が出社してきました。ちょっと遅いことはあまり気に留めませんでしたが、車から異様な音がしていたのに私はビックリしたんです。飛び出して見てみると、その音から連想された通りにタイヤが1本見事にパンクしてました。ビスのようなものが突き刺さっているのも確認できましたから、間違いなくパンクだったんですけどね。

問題は、パンクに、と言うかどこかから変な音がするってことに気が付いたにもかかわらず、そのまま1キロ以上の道のりを普通に運転してきたっていうことです(汗)。そんなことしたら、タイヤだってホイールだって傷んでダメになるかもしれないし、重大な事故につながる可能性だってあります。パンクしたことは不可抗力だったにしても、その後の対処についてこっぴどく私に叱られたのは仕方のないところでしょう。

さて、仕事が始まって、この日は月末の締めの書類を作成する予定でした。これは、私と女房の共同作業的な部分もあるので、私もそれとはなしに様子をうかがっていたんですけど、この日に限って全然数字が合いません(汗)。何も問題がなければ30分もあれば終わる仕事なのに、こんな食い違うことは滅多にないっていうくらいに全く計算が合わないんです。

あーでもないこーでもないといろんな帳面をひっくり返して検算をしていきますが、おかしな所が一向に見つかりません。スッタモンダした揚句にようやく発見したのが、1枚の伝票のあり得ない入力ミス。とっても単純なミスが故に意外と見逃し易かったわけですが、こんな大ポカは女房も初めての失態で、私の管轄でなかったもんだからホッとしながらも、女房には厳重注意を言い渡しました。

失意のどん底の女房殿。問題が解決してもムシャクシャしたままでトイレに行きましたが、すぐに半べそをかいて飛んで帰ってきました。どうしたことかと聞くと・・・なんと、携帯をトイレに落したと・・・(汗)。いまだにボットン便所の我が社。救出のしようもありませんし、救出できたとしても誰も使わないでしょう(笑)。

うーん、こんなチャンスは滅多に廻っては来ません。女房にその精神のひったるみをコンコンと説教して、グウの音も出せないようにやり込めたとしたらどんなに気持ちがいいでしょうか(笑)。しかししかし、私はここで必死に考えます。もしここで図に乗ってそんなそんな一時の快楽を求めようもんなら、後々の祟りは一生続くことになるはずです(汗)。後は黙って見守るのが賢明ってもんでしょうな。


□□□ 雨の日のタイヤ交換は大変 □□□
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蔵まとめ

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今週末あたりから対外業務が目白押しになってくる岳志です。5月末くらいまでは外に出ることがかなり多くなることもあって、ここ最近は造り期間のまとめ作業をやってました。まとめなんて言ってみても、やってもやらなくてもいいことから、税法上もしっかりとやっておかなくっちゃならないことまでいろいろです。

自分として一番やっておきたいのは、麹や酒母やもろみを造っていく中で得られた今期の知見をしっかりとまとめておくことですね。例えば麹を造る際にここをこうやったら品質が上がったとか、逆にこうなると上手くいかないから注意すべきだとか、冬の間にたまった気付きメモみたいなものを次に生かせるような形にしておきたいわけです。

私なんて杜氏として見ればまだまだ駆け出しですから、未熟な点ばかりでミスも多いんですけど、それだけ新たな発見も多いってことになるのかもしれません。せっかく自分のものにできそうな技術を、次の造りが始まった時に忘れちゃっていて、結局振り出しから始めなくっちゃならないなんてことになったらもったいないですよね。

特に、私は忘れっぽいところがありますから(汗)、「あれ?これって去年どうやったっけ?」なんて立ち止まることも多くて、前期のノートやら帳面をひっくり返して眺めることがしょっちゅうあります。そんな時に、ちょっとでも昨年の造りのまとめみたいなものが残してあると、精神的にも落ち着いて作業に取り掛かれたりするんですよね。

それに、このブログにもよく書きますけど、出来の悪い杜氏ゆえに人に言えないような実験も密かに実行していて、その結果をまとめておくことで更なる実験にもつなげていきたいわけですから、その辺のこともしっかりと引き継いでいけるようなレポートも残しておきたいんですよね。マル秘の実験ですから人には言えませんが、人に言うほどの実験でもなかったりします(笑)。

ただ、そういう造りの技術的なまとめをしてみても、それを読んで理解できるのって自分だけなんですよね。他人が読んでも、半分くらいはきっと何の事だか分からないでしょう。そういう意味でも、技術の伝承っていうのは人から人へ手から手へであって、文字を読んで会得できるものなんてたかが知れた程度なんだと思います。後進の蔵人にしっかりと技術を伝えていくことも、これから考えなくっちゃならない大きな課題でしょう。

そんなこと以外にも、税法で定められた造り関係の帳面はしっかりと全てを記入して保存しておかなくっちゃなりませんし、お酒の移動簿にも新しく出来上がったお酒の分を書き込んで、今後の出荷作業に使えるようにしておきます。その辺のお酒の出入りを1ccも間違えずに記帳するのも、案外気を使う仕事だったりするんですよ。

やりたいと思っていることがもう少し残ってはいるものの、とりあえず大体のまとめ仕事は予定通りに終わりました。ようやくこれで、完全に杜氏モードから抜け出したことになるのかもしれません。ひとまず安心できましたから、今度は外回りの営業に精を出したいですね。夏になる前にどのくらいのお店を回れるか・・・これもキビシイ挑戦なんですよねぇ(汗)。


□□□ ブログランキングっていうのも厳しい挑戦かな? □□□
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裏道

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このひと月くらいの間に、会議やら買い物やらドライブやらが重なって、何回か松本に行く機会がありました。長野県内の主要都市っていうと、長野市、松本市ってことになるでしょうか。長野市は県の北部、松本市は中部っていうような位置にあって、それぞれ、善光寺、松本城という国宝で有名ですよね。

駒ケ根から長野市までは130キロくらい、松本市が60キロくらいですから、ちょっと遊びに行こうとすると我が家では松本市っていうことになります。距離がそこそこなこともあって、高速道路を使わないで下道だけを使っても行けますから、そんなにお金をかけずに済むっていうことも大きな理由なんですけどね(笑)。

60キロの道のりを高速を使わないってことになると、時間的には1時間半くらいかかるでしょうか。まぁ、その程度だったらあまり長距離の運転が好きじゃない私でも楽にこなせますし適度なドライブにもなりますが、それは道が空いててスイスイと走れる状況の時であって、なかなかそんな時間じゃたどり着けないことも多いんですよね、これが(汗)。

どういうことかって言うと、松本近辺は渋滞が多いんです。一番の幹線道路は国道19号線なんですけど、松本市の手前の塩尻市あたりからの区間はいつでも渋滞しているような状態で、休日なんかに下手にこの道に入り込んじゃうと、ノロノロ運転でニッチもサッチもいかなくなること請け合いです。

となると、私達も必然的に裏道事情に詳しくならなくっちゃなりません(笑)。松本・塩尻間の19号線に沿って走る裏道をいくつか押さえておくことで、状況に応じたすり抜けができて、ストレスなく車の運転ができるっていうもんです。地元の皆さんも、そうやって大きな道を通らずに済むように生活しておられるようですね。

先日、酒造組合関係の会議が松本であって、その帰りにちょうど道の混雑するような時間帯になっちゃったんです。私が知っている裏道とは離れた場所だったもんだから、松本のお蔵の社長さんにいい抜け道はないかって聞いたら、「この道を行くと川があるから、その橋の手前を左に曲がって、ずーっと川沿いの道を行くと塩尻まで行けるよ」っていうかなりアバウトなご回答(汗)。

「途中何ヶ所か分かりずらい所があるけど、ま、迷いながら行ってよ」っていうお言葉通りに、行き止まりに立ち往生しながらも、何とか新しい裏道を開拓することができました。これで、女房や娘に休日に松本に連れて行けと言われても、これまで以上に気持ちの余裕を持って対応できそうです(笑)。

写真は、私がこの日の行きに走った裏道脇の風景です。一度使ったことのある道だったので自信を持ってどんどんと進んで行ったら、どこか変な所を走ってました(汗)。地図を見るために止まったんですけど、畑がきれいだったので一枚撮ってみました(笑)。仕事じゃなかったら、いいドライブ日和だったんですけどねぇ。


□□□ 行きも帰りも裏道三昧でした □□□
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復権

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今日の話題はあんまし書きたくはないって感じなんですけど、私としてもちょっとガッカリする内容だったので、ご報告ってことで記事にしようと思います。まぁ、「やっぱり業界全体としての業績は悪いんじゃん」っていう情けない話ですから、これまで通りって言えばこれまで通りであって、改めて恥をさらすこともないんですけどね(汗)。

震災直後に、かなり東北の銘柄に偏ってはいたものの、日本酒の需要って持ち直すんじゃないのかっていう様な雰囲気があったんですよね。「震災からの復興のためにも日本酒を飲んで下さい」っていう、東北の蔵元さん達からのメッセージが日本中に届いたような形で、震災のおかげで日本酒に目が向いたような部分もあったりしてね。

実際のところで言えば、全体的にはある程度の追い風が吹いたとしても、かなり東北のお蔵さんに集中した需要であって、他県の私達にとっては非常に厳しい震災後の1年間でした。信濃鶴の場合には、県外出荷がかなり低調になりましたし、地元ですら東北の酒応援の機運が高まって、こっちが助けてほしいような状況になったんですよね。

でも、そんな風も1年経過したあたりからはある程度落ち着いて、これまで通りの需要の低迷傾向が顔を出してきて、最近では数字的にもかなり悪い月が続いていると業界紙では報道されてました。組合から上がってくる数字を見てもそれほど良くはないってことは分かっちゃいましたが、改めて言われると気が抜けると言うか、ガッカリすることしきりです(涙)。

「日本酒はちょっと来てるかもしれない」なんていう声も、昨年東京の酒販店さんから聞きましたが、結局、清酒需要の長期低落傾向にはなかなか歯止めがかからないってことなんでしょうかねぇ(汗)。業界としても様々な施策を講じるわけですけど、どれも単発のイベント的な感じでなかなか功を奏さないのも事実でしょう。

アベノミクス効果で円安株高になったはいいんだけど、逆に輸入品は高くなって生活必需品の値上がりだなんて話になると、庶民の家計が圧迫されてお酒のような嗜好品が節約の対象になっている部分もあるのかもしれませんね。歴史的な金融政策が私達のお財布にまで効果を及ぼしてくれるのは、一体いつになるんでしょうか。

更に悪いことに、この業界誌にはこれまで順調だった日本酒の海外輸出も頭打ちだなんていう記事も載っていて、正に踏んだり蹴ったりの紙面でした(汗)。日本酒唯一の伸び代である海外輸出ですが、現政権の『クールジャパン』の中でも日本酒の輸出振興は大きくうたわれているところですから、今後の進展に期待したいところです。

なーんて、ワリーところばっかし目を向けていてもしょーがありませんから、私達はできることをしっかりとやって、来るべき日本酒の明るい未来に向けて邁進しなくっちゃなりません。これから求められる日本の文化や経済の成熟した発展のために國酒はどうしても必要なものでしょうし、私達の日常生活にも欠かせない嗜好品として、みなさんに大切にしてもらえる本物を造り続けなくっちゃね。


□□□ みんなで日本酒を飲みましょう! □□□
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北沢峠(つづき)

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うーん、どうしても蔵の物干し場から写真を撮ると、足場自体が傾いてるもんだから写真も若干斜めになっちゃうんですよねぇ(汗)。頭の中じゃ補正しようとは思ってるんだけど、私はそれ程その機能が優秀じゃないみたいです。とにかく、真ん中に写っているのが仙丈ケ岳、その右横に頭を出している真っ白の山が富士山に次いで高い北岳です。

そして、話題にしている北沢峠はっていうと、仙丈ケ岳のちょっと左側くらいの方向だと思うんですけどね。手前の山の陰で見えない、北岳と同じくらい仙丈ケ岳から反対に離れた所に甲斐駒ケ岳があって、峠は仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳の中間あたりになりますから、おおよそそんな方向だと思って見ていただければいいんじゃないかな。

で、なんでその北沢峠に行きたいかって言うと、今回の造りに入ってくれた若手がひとり、その北沢峠にある山小屋で夏の間住み込みで働くことになったからなんです。冬は蔵人として、夏は山小屋でっていうような働き方をする人って案外多いんですよね。この伊那谷の蔵の杜氏さんでも、そのパターンで働いている方がいます。その彼は、中央アルプスの山小屋なんですけどね。

酒造りは基本的には半年間の仕事になりますから、通常の年間雇用の形で働かない場合には、もう半年は別の仕事をしなくっちゃなりません。これまで当たり前だった出稼ぎの蔵人の場合は、夏の間には地元に帰って農業をやるっていうパターンでしたから、その辺の折り合いは上手くついていたわけです。

ところが、今では出稼ぎっていう形態は少なくなってきて、地元の人間を半期で雇うってことが多くなってますから、現在に見合った方法を模索する必要はあるでしょうね。しかし実際問題として、農家でもない限り夏の間だけできる仕事を定常的に持ち続けるのは、その選択肢がとても少ないのが現状じゃないですかね。

そう考えると、山小屋なんていうのは実に好都合ではあるでしょう。例えば、北沢峠の山小屋は5月から10月までが営業期間なんだそうです。真冬の間でも登山者の避難小屋としてはいつでも使えるようになっているみたいですが、従業員がいて、朝晩の食事の用意をしてくれるのはその半年間だけのようです。ま、冬の間は雪に閉ざされて、普通の登山客はいくに行けない場所ですからね。

それは酒造りの期間とはちょうど正反対になるわけで、お互いを補完し合って1年間働き続けるのにはちょうどいい相手っていうことになりますよね。山小屋ばかりじゃなくって、夏の観光シーズンに盛りになるような職場であれば、大体どんなものとも相性がいいのかもしれません。そんな働き方をするには、信州って割に適地じゃないかとも考えられますね。

っていうことで、せっかく知り合いが働いていて、私ももう一度行ってみたい地であるんなら、是非ともこの夏に行ってみようと思うのは当然の成り行きでしょう(笑)。本格的に山頂を目指すなんていうことはできませんが、ちょっと見晴らしのいい場所まで登るくらいだったら出来るかもしれません。今年の夏の楽しみがひとつ増えましたよ。


□□□ ポイントはかなり下がり気味だす(汗) □□□
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北沢峠

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ゴールデンウィーク中に書こうと思っていた話題がもうひとつありました。昨日のブログに使った写真を見ていて思い出したんですけど、まだまだ大型連休ボケから立ち直れない読者の皆さんに、まだまだ大型連休ボケでブログを書くことをややもすると忘れがちになっている私からの気休め記事ってことで載せておきましょう(笑)。

ゴールデンウィーク中に登山をされる方は多いわけですけど、まだまだ雪が残る山もあって、遭難事故については連日のようにニュースになってましたよね。特に長野県は登山客にたくさん来ていただける県で、全国の中でも断トツに遭難件数が多くなってました(汗)。ま、それだけ山岳が身近にある県ではあります。私の名前も岳志だし(笑)。

皆さんは『北沢峠』っていう名前をお聞きになったことがあるでしょうか。駒ケ根市は『アルプスがふたつ映える街』をキャッチフレーズにしていますが、中央アルプスと南アルプスの間に挟まれている伊那谷の山梨県側が南アルプスっていうことになって、その県境にある峠の名前なんですけどね。伊那市と南アルプス市との境になるのかな。

私達にとって中央アルプスは、ロープウェイもかかり、その裾野には観光施設も多くてかなり親しみのある存在なんです。距離的にも近いですしね。それとは逆に、南アルプスはあまり近寄ることのない、ちょっと遠い存在と言えるかもしれません。山々の懐が深くて、簡単にそばまで行けないっていう事情も大きいと思うんですけどね。

ですから、南アルプス側には馴染みが薄くて、地元でも行ったことがないっていう人も多いと思うんですけど、私はかつて・・・詳しくは省きますが・・・とあるイベントの関係で、その北沢峠に行ったことがあったんです。そこは、とっても気持ちのいい所で、「あぁ、こっち側もとってもいい山なんだなぁ」って感動したことを覚えてます。

実はその時・・・詳しくは省きますが・・・当日の朝の4時頃まで飲んでいて体調的には最悪だったんですけど、そんな状態でも山々の美しさに目を奪われたくらいですから、どれほどきれいだったのかお分かり頂けると思います(笑)。もう15年ほど前の話になりますが、あれ以来、もう一度行きたい場所のベスト3に入るくらいの憧れの地になってるんですよね。

北沢峠は、長野県側からのバスルートと山梨県側からのバスルートの終点になっていて、そこから仙丈ケ岳や甲斐駒ケ岳への登山の出発点になるような場所なんです。マイカーは規制されていて、バスじゃないと行けないようです。その北沢峠に、今年はどうしても行ってみたい理由ができたんですけど・・・

えー、よくあるパターンで、話の前振りが長過ぎて、本論に入る前に本日分の許容紙面に達してしまいました(笑)。連休を期に文章量を減らそうと努力してるんですが、やっぱり無理なのかもしれません(汗)。どうして北沢峠の話なんか持ち出したのか、それについてはまた明日に続けますね。


□□□ 写真は朝の南アルプス □□□
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GW総まとめ

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さー、今日で今年のゴールデンウィークは終了しました。何度もこのブログに書いていますが、私にとっては今年ほどゆっくりと過ごしたゴールデンウィークはこれまであまりなかったっていうくらいに、のびのびと休ませてもらいましたね。この4日間で、会社のことをあまり思い出さずにいられるようになりましたよ(笑)。

5月までもろみを搾っている年だってあるんですから、そのことを思えばいかに楽なことか!一番の要因は、仕込みのやりくりが上手くいって、仕込み作業自体が早く終了したことと、毎年遅れ遅れになる終盤のもろみの経過が順調にいったことと、新人蔵人たちの頑張りのおかげってこともお愛想で付け加えておきましょうか(笑)。

ここまでしっかりと休めるんなら、何かちゃんと計画を立てておけば良かったんですけど、例年と同じつもりでいたもんだから、全くの無計画でどこへ行くこともなく平々凡々に過ごしちゃいました(汗)。まぁ、ゴールデンウィークに渋滞ばかりの高速道路を走る気にもなりませんから、遠出は考えなかったでしょうけどね。

連休の前半も含めて何をやってたのか復習してみると、本当に何にもしてませんでしたねぇ(汗)。でも、それが今の私には一番の贅沢な時間の使い方だったでしょうし、体も十分に休まったと思います。家族とも一緒に過ごす時間が取れましたし、冬の間できなかった片付け仕事をほどほどにこなして、何て言うのかマジでバカンスしてたっていう感じでした(笑)。

天気もずっと良かったですし、庭に出てお茶を飲むだけでも気分が良くって、別に海外に行かなくても十分に命の洗濯ができましたよ。ここまでゆっくりできると、明日からの仕事の再開にも意欲的に取り組めるっていうもんです。蔵のことはもうみんなに任せて、今度はしっかりと鶴を売ることに奔走しなくっちゃなりません。

よく考えてみると、会社には何回か顔を出したものの、4日間も連続でほとんど仕事がないなんて、1年を通して、というか私の場合あと半年間の間に、もうないことかもしれませんね。でも、これでもう思い残すことはありませんから(笑)、明日からはまた全速力で頑張りまっせ!!!


□□□ GW中も応援ありがとうございました! □□□
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プチ花粉症

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プチ花粉症である。どえりゃあ具合が悪いわけでもないんだけど、常時気になってる程度には鼻がムズムズしてるんである。連休に入って気が抜けたのか、この2日間ほど鼻水出っぱなしで、こりゃどー考えても花粉症の症状なんである。くしゃみはあまり出ないんだけど、風邪でもねーのにこーはなんねぇだろーよふつーって感じ(涙)。

毎年、こんな時期にこんな風になるんですよね。そんなことほとんど気にせずに終わっちゃう年と、気になって仕方がない年があるんですけど、一般的な花粉症の人が症状の出る時期とはちょっとズレてるんじゃないですかね。この時期に咲く、何か特定の植物の花粉に反応してるんだと思います。それとも、喉も痛いから、もしかしたら単なる風邪なのかな?

それにしても、この鼻水の出方は落ち着かないもんですね。私のプチ花粉症は、朝少しだけ鼻が詰まってくしゃみが数回、昼間はほとんど気にする症状はなくって、鼻をかむことがあるかないかっていうくらいで、重度の患者に言わせると「そんなもん花粉症なんて言わねーよっ!」ってレベルのもので、私もそれを楽しむ余裕すらあるのが普通なんです(笑)。

ところが、今年は結構ダラダラと水のようなハナタレ状態になっちゃって、実に厄介です(汗)。今のところ何となくおかしいのはここ2日間だけですが、もしこれがひと月とか続いたらかなわんでしょうねぇ。ティッシュは箱で持ち歩かなくっちゃだろうし、鼻のかみ過ぎで鼻がすり切れちゃうんじゃないかと思っちゃいますよ。

ストレスによってそういうアレルギー的な症状がひどくなるなんて聞いたことがありますが、私の場合は、蔵の中の仕事から解放されて清々しちゃったことによる、精神的なたるみが原因かもしれません(笑)。もしこれが、気の緩みからくる風邪だっていうことであれば、まるで絵に描いたような情けなさですが、その側面も否定できません(汗)。

ま、そのくらいに蔵の中の仕事がきれいに片付いたのも確かなんですよね。ゴールデンウィーク前までにここまで仕事がはかどった年も珍しいです。娘にも言われたんですけど、私がここまで連休中に時間的余裕があって清々としてるなんて、これまでなかったかもしれません。でも、来年はどうなるか分かりませんから、今年は花粉症と一緒にしっかりと楽しんでおかなくっちゃ(笑)。


□□□ あまりキレイじゃない話題でスンマセン □□□
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筋肉

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酒造りがオフシーズンになっても、私の鍼通いは毎週1回のペースで続いています。オフシーズンだからこそ体を安静にして、鍼の効果を維持できるように治療に専念できる部分もありますしね。造りの期間はどうしても体を動かしちゃいますから、せっかく鍼を打っても翌日には元の黙阿弥のようなこともあるんですよね(涙)。

私の主治医でもある鍼灸師E君も、冬の間とは違った方針で施術をしてくれているようです。翌日に、もっと言ったらその日の夜にもいつもと同じ仕事をしなくちゃならないわけですから、あんまり強烈に打つと体が動かなくて使い物にならなくなっちゃいます(汗)。とにかく、現状を何とかキープするようにしておいてくれるのが冬の間です。

これからは、次の日には体は動かさない前提で鍼を打つことになります。ですから、私がどんなに痛がろうがお構いなしに、強烈な一発を肩や膝などの壊れつつあるパーツに打ち込んできます。特に現時点では右肩が重傷ですから、本当に急所に入ると鍼灸院からの帰りに車のハンドルが持てないくらいになって危険です(笑)。

私の体がどうしてそんなことになっちゃってるか、先日E君が面白い話をしてくれました。現代人は、ウェイトトレーニングをして筋肉隆々のボディビルダーのような体になりたいっていう意識が強過ぎて、人間本来の体の使い方をしてないって言うんです。確かに、私もきつい仕事をすればするほど筋肉がついて体は強くなっていくっていうようなイメージを持ってましたね。

ところが、本当の体の動かし方っていうのは、いかにして楽をするかっていう点にポイントがあるようなんですよね。つまり、重いものを持つ仕事ならいかに少ない力でたくさんの物を運ぶか、長距離を走るのならいかに疲れずに長い間走り続けるかを考えて、体に負担のないようにしていくのが動物としての在り方だって言うんです。

余計な意識のない動物としては、マッチョな体になんてならなくてもいいんだし、自分の足で早く遠くに行きたい時にもタイムなんて競わなくてもいいわけですから、いかに自分の体をいたわりながら長い間健康に保つかっていうことの方が重要な関心事であるべきだっていう考え方には納得できるものがあります。

ですから、例えばもろみの仕込み中の櫂入れ作業だって、自分の腕力の限界以上にやればもっともっと腕が太くなって筋肉がつくはずだなんて考えるんじゃなくって、どうやったら少ない力で全体をかき回すことができるのか、米をたくさん運ぶ時だったら、体に負担の無い担ぎ方のコツはどうなのかを考えなくっちゃいけないんでしょう。

振り返ってみると、私も筋肉の付いた体にはあこがれもありましたから、がむしゃらに体を使って、その結果壊してしまったような面があるのかもしれませんね。蔵の若手にはその点を十分に言い聞かせて、私の二の舞にさせないようにしようと思います。楽をして適当な仕事をするっていうのとは全然違うっていうことも叩き込まなくっちゃなりませんけどね(笑)。


□□□ やっぱり連休中はアクセスは少ないですね □□□
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酒メッセin東京



えーっと、連休中のブログにこんなお知らせを書いてちゃ、読まれ損なう可能性も大いにあってイカンかもしれませんけど、書き忘れて怒られるよりもマシですから、思いついた日に記事にしちゃいましょうかね(笑)。って、なんのお知らせかって言うと、例年開催してご好評をいただいている『長野の酒メッセin東京』についてです。

今年は5月15日に、昨年と同じ『グランドプリンスホテル高輪』で開催されます。今回で何回目になるか分からないくらいの東京での酒メッセですが(汗)、すでに多くの皆さんに認知していただけて、毎回の来場者数も私たち長野県酒造組合が目標としているラインをしっかりと上回る、私たちにとっては手のかからないイベントに成長してくれました。

ま、実際には、手は十分にかかってるんですけど(笑)、お客さんが来てくれるかどうかっていうのがイベント主催者の最大の関心事ですから、そこにあまり心配がないってことになれば、こちらとしたら半分以上肩の荷が下りたようなもんです。県内のお蔵さんたちの意思統一もしっかりしてますから、あまり隙のないイベントだと言えるんじゃないですかね。

この東京バージョンの酒メッセは弟イベントであって、兄貴の方はもっともっと長い間続いている長野市での酒メッセだっていうことはご承知の読者も多いでしょう。長野でのメッセが十分に成功して、私たちの経験値も上がったところで東京に打って出てますから、イベントを行うこと自体には最初からあまり不安はなかったと思います。

お客さんが来てくれるかどうかっていうことに関しても、実はそれなりの自信があったのかもしれません。長野での酒メッセは、最初のうちは会場も小さくて、それはそれは少ないお客さんを相手に開催してたんです。お客さんより主催者側の人間の方が多いくらいの会場でね(笑)。それを今の規模にできたんだからっていう経験は、私たちにとっては大きなものでしたね。

・・・なーんて甘く考えて、イベント準備に手を抜くようになったんじゃ、お客さんたちにもその心意気は見透かされちゃうでしょう。そんなことにならないように、見て下さいこの気合いの入ったフライヤーを!!!金色をふんだんに使って、よく分からないかもしれませんが、なんて言えばいいのか透かし彫りみたいに模様が浮き出るような細工になってるじゃないですか!!!

イヤー、見るからにお金のかかったものを作ったようですが、実は予算は昨年までと同じでやりくりしてあるんだとか。お金をかけずにここまでやるなんて実行委員も大したもんですが、もしかしたらどこぞの業者関連の印刷屋さんが泣きを見てたりしてね(汗)。蔵元さんの中には押しの強い面々もたくさんおられますからねぇ(笑)。


□□□ 第10回くらいになるのかな? □□□
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経験年数(つづき)

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酒造り歴23年、そのうち杜氏歴15年、そのうち全量純米酒歴13年なんて昨日お話ししましたが、実は、純米化計画は私が杜氏になるはるか前から始まっていました。社長の最終決断はまだまだ先だとしても、「もう、こりゃ、やるっきゃない!!!」という意志は、私の中に不退転の決意として固まっていたからです。

ある年から、いきなりそれまでの方針を変えて全量純米酒にするなんていうことをやっても、酒質の面、経営の面、作業の面から考えてあまりいいことは無いでしょう。激変っていうのは、いろんなところがギクシャクしちゃいますからね。純米路線にソフトランディングするための準備期間は相当な長さが必要でした。

その辺の事情がご理解いただければ、私が杜氏になった時には既に蔵の中全体がそれなりに純米寄りの造りにシフトしていたっていうことはお分かりでしょう。普通酒に対するアルコール添加量を年々減らして、オール純米化する前年なんて本醸造規格の半分くらいしかアルコールは入っていなかったんですから、それはそれでひじょうに特殊な酒ではありましたね(笑)。

皆さんからのコメントには、15年とは言っても純米造りの経験ではかなりのものになっているはずだっていうような内容のものもあって恐縮しちゃうんですけど、私がやってきたアル添酒造りは全て純米化を前提としてきたものだって考えれば、私の杜氏人生は正に純米酒のためにあったと言っても過言ではないかもしれません。

それまで飲み続けてもらっていた普通酒からあまり違和感のない形で皆さんの口を純米酒に慣らしていく過程は、私にとってはとてもいい勉強になったと思います。普通酒からどんどんとアル添量を減らしていく中で、純米造りの難しさもしっかりと味わってきました。でも、そんな流れを体験をした杜氏さんもなかなかおられないでしょうから、とても貴重な経験だったと言えるんじゃないですかね(笑)。

とは言え、私の純米酒造りなんてまだまだ駆け出しであって、気分的には五里霧中ってところです(汗)。アル添酒の良さを認めながらも、そことは決別しちゃったわけですから、これからは岳志流の純米酒を目指して更に精進しなくっちゃなりません。ゴールのないものへの挑戦は苦しくもありますが、楽しさはそれを遥かに凌駕するってことが分かったくらいの経験年数ではあります。


□□□ ブログの経験年数もまだまだ伸びるのか? □□□
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経験年数

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先日、いただいたコメントに返事を書いていて気になったことがあったので、少しご説明しておきますね。私が会社に入って酒造りに携わるようになったのが平成2年の6月でした。酒造年度で言うと『平成2BY』からってことになりますが、今年の6月までが『平成24BY』ってことになりますから、今のところ23回の造りを経験したことになります。

ちなみに、『BY』っていうのは『ブリューワリー・イヤー』の略で、『醸造年度』っていう意味です。一般的に『年度』というと4月から3月の1年間を指しますが、醸造年度は7月から6月のことを言ってるんです。酒造りが行われることがまずない7月あたりで句切れを付けておくのが、業界としてはやり易いってことなんでしょう。カレンダーから半年遅れで年度が進むのも、かなりズレズレ感があるんですけどね(笑)。

で、その23回のうちの最初の8年間は完全に走り使い、つまりは何でもやらされてたわけで、仕込の櫂入れとか、タンク洗いとか、床掃除とか、蔵の若手は私ひとりだったこともあって、重労働ばかりやってましたね(涙)。その後杜氏役をやるようになって、ですから、杜氏歴とすれば15回の経験ができたところなわけです。

そして、ここでウソ言っちゃいけないと思ったのは、その15回全てが純米酒造りじゃなかったっていうことなんです。もうここまで来ると、岳志は純米ばっかり造っているっていうことにはなってますが(笑)、最初のうちはアル添酒も少しだけ造ってたんですよね。だから、これでも普通のアル添大吟醸で全国新酒鑑評会の金賞を2回受賞してるんでっせ!

長生社が純米蔵宣言をしたのが平成14年の春でしたから、先ほどの醸造年度で言うと13BYから完全に純米しか造らない方針になったってことで、そこから数えると12回分は純米杜氏でいいんですけど、その前の3回はアルコールの添加もやったわけで、私の杜氏歴全てが純米ばかりじゃないんです。

読者の中に、その辺を少し勘違いなさっておられる方がいるようだったので、今日はちょっとその辺の流れを説明してみようと思ったような次第です。でも、こういう記事を書いてて感じるのは、「もう23年も酒造りやってんだなぁ」っていうことですね・・・何だか感慨深くなっちゃいましたから、もしかしたら明日続けるかもしれません(笑)。


□□□ ブログの経験年数は6年半かぁ □□□
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